□1997年は「灯丑」年のため、まず「海」が化学変化をおこし水の成分が変質した。
そして、8月は「山申」月。今度はこの「山」が、さらに化学変化をうながし、
真水にあたる「雨」の成分を、この地球より消してしまった。
故ダイアナ元妃は、1961年7月1日生まれで、夏生まれの「草未」。
夏の草花のラッキーカラーは、雨水だ。
水がなければ生きていけない。
まして、未日生まれは、故可愛かずみさんの例を持ちだすまでもなく「対冲」で、
過去を壊すがキーワード。
では、ツキのない夏生まれを代表し、なぜダイアナ元妃が、
あの世にめされたかをバースディ・エナジー的に検証する。
ここには、運転手が飲酒運転だったとか、パパラッチが執拗だったかは、
無関係な整然とした理由が浮上する。
ひとつは、草の天敵は鉄。ダイレクトに考えると、クルマは鉄の塊。まさに動く棺桶。
なのに、クルマが好きな人が多いのも、草の人。
そして、草の人のなかでも、宝の年(1951年、61年、71年など)生まれは、
特に事故死が多いという因縁。
そして、ラッキーカラーのキーワードが頭を使うことなのに、
ダメージカラーのキーワードは、男性。要するに色恋沙汰は、身を滅ぼす。
つぎは、王室制度の正否はともかく、(故人をとやかく言うのもなんだが)ダイアナ元妃が、
器以上の物を手にいれ、生き急いでしまったこと。
王室のメンバーの一員として、また皇太子妃として、
まず求められるのが、つぎの国王を産むこと。
そして、やはり国の象徴としては、フツーの人ではない物を求められる。
(大変なことは、はじめからわかっていた筈)
ところが、彼女は、ある意味でフツーの生きかたを選択してしまった。
皇太子も皇太子との意見もあるが、母親としての役目役割は、一般人の比ではない。
それを放棄して、愛人とイチャイチャでは、
世間はともかく運のバランスは崩れても仕方がない。
出自は別にし、なかばフリーターのような立場だったダイアナ元妃が、
チャールズと出逢ったことにより、
みるみる運が伸び(相性は別にして、チャールズはラッキーカラーの雨の人)たのだが、
これは悩みと引換に手にいれた幸運。
精神安定を悪魔に売り渡すことと、引換に伸びるものだった。
ところが、昨年の立場の変更の年を利用し、
離婚するや莫大な慰謝料を得てしまった。
そして、運を休める暇もなく次々に浮き名を流すでは、いくらなんでもやりすぎ。
チャールズはともかく、ウィリアム・ヘンリーの両王子には酷ではないか。
(少し、お休みしなきゃ、ネ)
たしかに対人地雷撲滅運動はじめ、立派かつ一般受けするパフォーマンスのため、
絶大な人気があったらしいが、やってることは×××と変わりない。
ところで、地味ながら、普段頼りがいない皇太子としては、
異例のスピードある行動力により、役目役割をみごとに果たした。
いったい、これはなんだろう。
英国民の感情はともかく、今回の一件でもっともトクをしたのは、女王はじめ王室だ。
これ以上、ダイアナ元妃に好き勝手な振る舞いをされて王室が晒し者にされないために、
ダイアナ元妃はこのうえないタイミングで亡くなってくれた訳だ。
もしも、相手が誰であれ、散々マスコミの餌食にされたあげく、再婚でもされたら・・・。
それが、英国民でなければ、なおさらチャールズの顔に泥を塗ることになる。
チャールズ皇太子は、1948年11月14日生まれで、冬の「雨卯」。
冬の冷たい雨にとり、ダイアナ元妃とは正反対に、今年の灯火の年はラッキーカラー年。
いくらなんでもガマンの限界に達していたのは、チャールズとて同じ。
今年は、どちらに運が味方するかと言えば、当然ラッキーカラーの年の人。
となれば、早速空軍機をフランスまで飛ばしたのは、納得。
日頃優柔不断な皇太子も、やる時はやるのだ。断腸の思いだろうけど・・・。
ひとつの考えとして、ダイアナ元妃が再婚すれば、
王位を放棄した皇太子としても再婚はしやすくなる。
しかし、それでは潔くないとも彼は考える。
ダイアナ元妃が亡くなり、ある意味で神格化され、
チャールズの再婚は絶望となったのだが、
これも皇太子が自己を犠牲にしてまで、王室のプライドを保った結果と見れないだろうか。
それを証拠に、昨年48歳からの10年運は、「害」。
ズバリ結婚しづらい10年間に突入している。
来年は一瞬、「将来の国王に母親が必要」との論議が浮上してくるだろうが、
カンジンのウィリアム王子は拒否するだろう。
皇太子には必要なカミラ(皇太子のラッキーカラーになる灯火の人)さんも、
王子はダイアナ元妃の血をひくように、夏の「草」のため、ダメージカラー。
カミラさんを受け入れるわけもない。
今後心配なのは、離婚は遺伝すると言うこと。
両親が離婚したように、ダイアナ元妃も離婚した。
王子は結婚に問題がでやすい「草亥」の生まれ。
親の悲劇を見れば、結婚に対して慎重になり消極的になるか、
自分は頑張ろうと思うのか、どちらか。
本来、異国の血を導入すれば、これを避けることは可能だが、
英国教会がその頃にどの程度改革されているかにもよる。
いずれにしろ重要なのは、今回のヒロインがダイアナ元妃でなく、
芸能人だったらどうだったかと置き換えて見ること。
同じ人間なのだから。そうすれば、答えはおのずとでる筈。 |