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○もれなく相談付き |
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★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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幡 大 介 ●先生を解説中です |
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サ イ ト マ ッ プ ○ |
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コラム総合○目次//茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
コ ラ ム ○ さ く い ん |
ever since BE 1994〜●BEHP 1998〜 |
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BEHPは書体設定を明朝体にしてご覧になられるのを推奨しています○ |
※「移動祝祭日」は著名人を誉めたり貶したりしながら自分を磨く頁です○ |
○03月20日(木)〜28日(金)付は休載です。本日は裏コラムと復刻版をお楽しみください☆ |
■2025年03月19日(水)灯亥 |
幡大介○大富豪同心 漂着うつろ舟が沈まぬ理由 |
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○テレビ局嘱託職員を経てCM制作会社で イラストレーターとして広告に挿画を作成。27歳でフリーライターとして活動。 時代劇の脚本家を目指したが、TV局の時代劇制作が激減し、 書き下ろし時代小説が活況となり、出版社の要請に応え持ち込んだところ、 とんとん拍子に採用され、08年(山子)のDNA「牽」の干合天冲殺年に 「天下御免の信十郎」で時代小説家デビュー。 18年(山戌)のDNA「牽」の月干支天剋地冲年に 「騎虎の将 太田道灌」で第1回細谷正充賞を受賞し、 19年(畑亥)よりNHKのBS時代劇「大富豪同心」シリーズは、 中村隼人(93-1130/草丑)を主演に迎え大盛況で、 原作本の累計発行部数115万部を突破。 また、歌舞伎版「大富豪同心(影武者 八巻卯之吉篇)」も上演された 幡大介(68-0423/雨亥)の『大富豪同心 漂着うつろ舟』が、 昨年(24年/木辰)の12月24日(海戌)のDNA「石」日に上梓された。 とある大店の若旦那こと卯之吉は曲がりなりとも町奉行所の同心。 太鼓持ちの銀八をお供に唐渡りの禁制品の商いに 顔をだすような粋な御仁で滑稽にみえて洒脱! 今回はアメリカの大統領は相場をしらない日本人の豊富な金(小判)を狙い、 三千丁もの銃を薩摩に売りつけようと、提督を派遣。 そんななか、卯之吉は将軍に見込まれ、八巻大蔵という名を与えられ 御側御用取次役という重職に就いて登城していた。 老中の政策も突き返せるかなりの要職である。 銀八は公儀お庭番となり、本当に庭掃除までさせられる(笑)。 もっとも卯之吉には全く変化なく、喜々として貴重な外国の本を読み漁っている。 アメリカの黒船が大嵐に遭い、提督の娘が乗った救命船は常陸国に漂着。 異国の奇怪な舟が現れたと江戸まで大騒ぎに。 御城を離れられない卯之吉の頼みで、荒海一家が現地に向かう! 蘭学を学ぶ役得に浮かれながらも不安も恐怖もなく、 いつもにこにこ、周囲を煙にまきながら卯之吉は行く。 栃木県鹿沼市に誕生。一浪して入学し、アルバイト三昧で卒業まで6年。 94年(木戌)、武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科を卒業し、 テレビ局嘱託職員、CM制作会社でイラストレーター、 フリーライターとして活動後、時代劇の脚本家を目指すも、 TV局の時代劇制作が激減し、書き下ろし時代小説が活況となり、 旧知の編集者から請われて時代小説に挑戦し作家になってしまったという幡は、 東京都内在住と思われるが、わけあって詳細明かさず。 DNA「牽」主導で形にこだわるため、 シリーズもの、侍や同心など役人気質が似合う。 「牽+玉」は、伝統的な和心を重んじつつ、巧妙に工夫する用心深い冒険心で、 企てに長けるも商いに活かさずは、まるで卯之吉。 「牽+石」は、事なかれ主義で長いものに巻かれるのは、 そういうふりもできるという処世術。 才能はこの「石」で、政治力で誰でもまるめこんでしまう。 「牽+牽」は、とりあえず考えるより動き、あるいは動きながら考える。 「牽+司」は、保身術優秀で、感動するより実をとる。 「雨+牽+辰月」は、子供のような純な自尊心。 「申」年生まれ「雨亥」は、現実離れした性情。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終わる。 宿命の特長は、晩春午前十時頃の日に照らされた山間の麓を流れる大川で、 総エネルギー204点はまずまずも、 うち自身の水性は90点と年支「申」や月支「辰」にも根っ子があるため、 春生まれであろうと雪解け水ようなもので身強。 次位は稼働力の土性で45点は、名誉の土性ばかりで、 何をしても格好をつけられるし、卯之吉のようにさまになる。 伝達本能の木性は33点でシリーズものなら充分対応可能。 引力本能の火性は15点で存外倹しい。 習得本能の金性は21点で歴史は作家には優しい。 年干の「山」と日干の「雨」が干合すると、 それぞれ「陽」と「灯」になるため月干の「陽」とあわせ 干合火性天干一気が成立するため、集中すると火の玉のようで 火性15点は俄に活気を帯びて、引力本能も強化されるだろうし、 目上をやんわり成敗してしまう卯之吉らしいといえばらしい。 また、年干支「山申」VS日干支「雨亥」の干合支害は、 究極の表裏になり、これが卯之吉のように、常ににこやかでも、 腹の内はしたたかという形になり、猛毒なりの魅惑で濁り水というより発泡水。 朝令暮改だったり、ある時は商家の若旦那かと思えば、 ある時は小役人どころか御用取次まで仰せつかり、 上様の名代で老中をも牽制してしまう技はこれ。 卯之吉ようにいくつかの顔をもたねば、一般人ならば発狂しかねないが、 仕事が不安定であったり、締切さえ守れば自由の作家には好都合で、 精神世界のなかで表も裏をも活かしていると思えば良い。 常ににこやかにふるまい、知らない人がみたらとても良い人に見えるが、 その実物事を斜にとらえ、腹の中はみせずで世間とは一線を画す。 ネタ帳は手書きでも執筆はパソコンだし、 集中力がないため、規則正しく無理しない程度にそれなり。 X(twitter)も更新頻度は頻繁だが、自分が楽しむためのものであり、 私生活は明かさずという表裏人間の鑑のような人物。 年干支の「山申」は、天然の要塞で守備本能強固で、 容易く白旗をあげずに城を守りきる武士の矜持あり。 月干支の「陽辰」は、段階的に進む。 裏切ったり裏切られたりは慣れっこで、それが人物を大きく見せる。 日干支の「雨亥」は、知謀。自己の領域へ引きずり込むのが得手で、 相手が殿様であろうと悪党であろうと如才なく交流。忍耐強いが小心者でもある。 干支番号構成は、45-53-60で北方領域のみで、 「玉」持ちを思えば、時代物は性に合う。 後天運は、初旬「6歳灯巳」が、DNA「禄」の天剋地冲で、 害切れまであるので、意を決して流れにのれば後天成功運型。 物言わずとも存在感があり、守護神火性強化で引力本能抜群。 小学校入学時あたりからターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、 何をやっても目立つ存在は、子丑天冲殺でもあり威圧感抜群。 2旬「16歳山午」は、DNA「牽」の干合。 天干一気破格もあり、日干火性化で、稼働力あがったか。 周囲を圧倒威圧しながら勇躍上京も、決め手はなく一浪。 とはいえ主導DNA「牽」でもあり、自己確立。 87年(灯卯)のDNA「禄」の半会年に入学し、卒業まで6年。 ここらは時間がかかる「雨」ばかりか、害持ちらしく、 即座に結果をだせなかったと思われる。 3旬「26歳畑未」は、DNA「車」の半会で、猛烈に稼働。 勤め人を僅かに経験した形跡はあるが、持続せずにフリーとなる。 4旬「36歳鉄申」は、DNA「玉」の害。 害持ちらしく、金性強化もあり、編集者の奨めで時代小説デビュー。 5旬「46歳宝酉」は、DNA「龍」の新たな流れ。 月干干合は進み行く方向の変化となり、 「陽」は才能のDNA「石」強化の「海」となり、 第1回細谷正充賞を受賞し、箔をつける。 現在の6旬「56歳海戌」は、DNA「石」の才能強化。 濃くならず汽水域のような賢さで、絶好調。 今後は7旬「66歳雨亥」は、DNA「貫」の律音。 自己主張が強くなると年支「申」の害で、 前進力を失いかねず危ういが、心配は病魔か。 8旬「77歳木子」は、DNA「調」の10年運天冲殺。 年支「申」VS月支「辰」のからむ三合会局もあり、 途轍もないものと戦ったりしかねないが、 年齢が年齢だけに、周囲が騒ぐだけにとどめておきたい。 さて、私生活が全く見えないが、見えないのは優れており完璧に近く、 干合支害持ちが私的面をさらけだしたら、 仕事にならぬので、そのあたりは処世術としては立派。 そして干合支害持ちが、結婚していて家族もいて幸福なら、 ここまで派手に売れることもないだろうから。 おそらくはそれだろうし、あとは見合った感謝や奉仕ができるかだけ。 できねば長くは続かないだろうし、ファンもがっかりする〜☆ |
猛毒というより希有な発泡酒〜→![]() |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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0221□宝酉 裏移動祝祭日話題の一部![]() |
眞邊明人○もしも豊臣秀吉がコンサルをしたらの表と裏 |
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霊が見えるの裏を探る〜?! |
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0207□灯未 裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
安達茉莉子○臆病者の自転車生活という夢の続き |
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毒に翻弄されてはならない(笑)〜?! |
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伊藤亜和○アワヨンベは大丈夫じゃない毒の図式 |
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古谷経衡○シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのかの毒と夢の中 |
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あ な た の 運 命 を ハ レ に す る● |
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■2025年03月11日(火)畑卯 |
笹目いく子○独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖 仲間と恋と侠気と |
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○21年(宝丑)のDNA「貫」の独立独歩大半会年に、 第101回オール讀物歴史時代小説新人賞(21-0924/草亥)にて、 「東風吹かば」(筆名/崎いく子)が最終候補作に選出され、 22年(海寅)のDNA「調」の守護神害年には、 アルファポリス第8回歴史・時代小説大賞(22-0729/雨未)にて、 「調べ、かき鳴らせ」が、大賞を受賞。 「深川あやかし屋敷奇譚」が、同賞特別賞受賞。 昨年(24年/木辰)のDNA「司」年の、05月31日(草未)のDNA「禄」日に、 「調べ、かき鳴らせ」が 『独り剣客山辺久弥おやこ見習い帖』と改題され上梓した 笹目いく子(80-0905/宝巳)を解説する。 鬼も逃げだす剣豪かと思いきや、魂を抜くような糸と声で音曲を弾く! 本所・松坂町に暮らし、三味線の師匠として活計を立てている 齢二十四の岡安久弥は、ひとたび刀を握れば、 壮絶な戦いぶりを見せる一刀流の使い手だ。 大名家の庶子として生まれながら、度々刺客に命を狙われ続け母も討たれ 市井に身をひそめ孤独に生きてきた久弥だが、文政の大火の最中、 虐待された疑いのある幼子を拾ったことが転機となり、人生が大きく動いた。 名を持たぬため、(久弥に幼名に当たる)青馬を譲られた、 居場所をなくした迷い子との出会いは、暮らしをすっかり変え、 思いがけず穏やかで幸せな日々を過ごしたが、 幼子の出自がわかりながらも、その訳ありさと本人の望みから守りぬき、 また生家・小槇領内に政変が生じ、正室の子が亡くなり、 支藩から迎えられた義兄と妾腹ながら直子の久弥をおす 後嗣争いの渦へと巻き込まれていき、父の名代で領内に斬り込む。 一世一代の勝負にでる久弥は朱引への凱旋が叶うのか。 留守中に幼子を託した鉄線花を散らした着物に滂沱に濡れた 思い人の芸妓の真澄が待つ、懐かしい地には帰れるのだろうか。 欲垢煩悩には、ほとほと疲れるので知略縦横も時には必要。 血は通うわずとも家族は家族。 文武両道に長け、仲間や家族思いの久弥の八面六臂の立ち回りに心躍る。 東京都生まれながら、神奈川県鎌倉市と神奈川県藤沢市にて育つ。 中央大学を卒業後、東京大学大学院修了(博士)。 現在アメリカ東部地域に在住と思われる笹目は「石」冲殺主導で、 仲間や周囲、そして仕事に翻弄されやすく、巻き込み事故に遭いやすい。 家族思いでもあるが、なんでも丸呑みするか、 意にそぐわない案件からは優柔不断を通すのか難しいところ。 「石冲+石」は、変わり者と思われたくないために筋を通そうとして、 誰にでも善い顔を見せているという誹りもうけかねないので、 それが苦痛になったり、そうさせじと必死に生きるため人脈が頼り。 才能も「石」になり、妥協せぬ政治力と協調性和合性。 「石冲+牽」は、長いものにまかれるかと思えば、仁義を通す。 「石冲+司」は、日常生活に派手さはなく家族大切で大器晩成。 「宝+石冲+申月」は、狭い世界のみに落ちつくことなく、 統率力もあり敵はつくらない。 そして、おだてにのりやすく、簡単には挫折せず死ぬこともない。 「申」年生まれ「宝巳」は、まとめるのは得手とは言えず。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「牽」で、名前を残す。 宿命の特長は、初秋午後四時頃の僅かな街路樹のある工場群の目印。 行き先案内版なのか信号なのか、はたまた司令塔のようなものか。 総エネルギーは冲殺されているとはいえ270点を要し さらに自身の金性は150点もあり、身強も身強で頑丈で、 剣士としても腕前も、免許皆伝なみの技を持つ。 隙をみせているようで、騙し討ちのような小技も使う。 守護神の発信力の水性は38点。 才能の役割意識の火性は19点で、徹底的に相手の息はとめない。 時代小説を好んで手がけるのは、陽の土性が冲殺されているからであり、 海外に生活するだけに、よりその気持ちは強く土性57点は存分。 不足しているのは、木性の引力本能で僅か6点。 優しいようにみえて、そうでもない主人公の葛藤はここ。 年干支の「鉄申」は、基本やマニュアルに忠実。 史実は曲げずに、徹底した取材なり文献にあたる。 月干支の「木申」は、容易く実現できないような目標をかかげ、 それに周囲を巻き込むようなところあり。 そして日干支の「宝巳」は、品質高貴な姫君や幼君の化身。 偏見や差別はもたず、とてつもなく優しいのだが、 それは自分のためでもあり、直観ばかりに頼り過ぎると苦しくもなる。 干支番号構成は、57-21-18で北方1点に南方2点の鋭角領域。 あれもこれも手はだせないか。 後天運は、初旬「10歳雨未」が、DNA「鳳」の冷静で中庸精神あふれる守護神も、 これといった後天稼働条件はなく、遅咲きのうえに、そこまで強くはなくとも、 多くの救いがあったであろう黎明の時代。 学びが深まるので、教師や先輩や書物によりゆっくり自己が磨かれた模様。 2旬「20歳海午」は、DNA「調」の深みのある独創的な守護神。 なにかに特化して、専門的な磨きがかえられたはず。 3旬「30歳宝巳」は、DNA「貫」の律音、より強くなって結婚。 そして現在の4旬「40歳鉄辰」は、主導DNA「石」の自己確立。 年干支「鉄申」の大半会に、月支「申」の半会で自信満々。 なんでも受け入れ、家族や仲間を形成、そしてデビュー。 今後は5旬「50歳畑卯」が、DNA「龍」の改良改革で新たな挑戦。 月干干合は進み行く方向の変化。確実な子離れ。 6旬「60歳山寅」は、DNA「玉」の害毒で、 年支「申」の対冲、月干支「木申」の天剋地冲もあり、 過去の案件、母国や故郷の問題ですこぶる苦難。 体調不良も加齢だけではないことを知る。 7旬「70歳灯丑」は、DNA「車」の半会で、現実面ではさらに金性強化。 危険にさらされたり、自らも闘争の戦列に加わるなど。 8旬「80歳陽子」は、DNA「牽」の名誉。 年支も月支(共に申)なので、おおいに世界も拡がるばかりか、 立場も解放されて、役割意識は濃厚になり、おそろしく頼りにされる晩年。 さて、笹目は生年生月冲殺で、生家生地に縁無し。 しかも総エネルギー270点の身強なので、ただものに非ず。 全てが運命的に流れて行くので、通俗的は似合わず。 だからだろう。結婚相手はベネチア生まれのイタリア人学者(トリエステ)。 経産しており、一人息子は在米(東部)ながら剣道を習わせる。 それも闘いより、和を学ばせるためであろう。 世界が拡がったのが守護神年(22年/海寅)も害毒を伴いありがた迷惑。 なので刊行は木性強化の24年(木辰)になったわけだが、 課題は主人公にも通じる、心強くて頼りになりそうだが、 慈愛の精神や引力本能には課題あり。 本人は身強ということもあり、三味線と剣の両刀遣いで無敵になるが、 周囲に求めるスケールは広大も、自身以外はそこまで頑丈ではない。 ゼロなら無限大に活かせるかもしれぬが、僅か6点では欲が薄く努力が必要。 水性守護神ためヴェニスに憧れるうえに、 語りの随所に水なり橋や川渡りを配置するのは理解するが、 野菜も果物もふんだんに摂取し、森の中にでも棲息したいのが本則。 新人とは思えぬ重厚な筆致も売れねば仕方ない。 そこに望まれるのは互助ではなく、無心の感謝や奉仕だから〜☆ |
痺れる侠気〜→![]() |
笹目いく子○80-0905 |
宝木鉄海 巳申申-10 石司牽石石(石冲殺主導) 木性(06)火性(19)土性(57)金性(150)水性(38)/総合270 申酉生年生月冲殺 律音(30歳宝巳)/主導DNA(40歳鉄辰)/害(60歳山寅) 地支支合金性一気格/木性脆弱/火性脆弱/金性過多 -10歳雨未/20歳海午/30歳宝巳/40歳鉄辰/50歳畑卯/60歳山寅/70歳灯丑/80歳陽子〜 |
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■2025年03月01日(土)畑巳 |
金城一紀○友が、消えたで失うものなどない |
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○98年(山寅)の主導DNA「車」の天剋地冲年に、 「レヴォリューションNo.3」で第66回小説現代新人賞を受賞。 00年(鉄辰)のDNA「龍」の半会年に「GO」で第123回直木賞を受賞。 同作は映画化もされベストセラーに。 その流れを組む『友が、消えた』が、 昨年(24年/木辰)のDNA「鳳」の半会年の12月16日(木寅)の 「木」重なりの対冲日に上梓されている。 あなたが動けば世界が変わる。ザ・ゾンビーズ・シリーズ最新作! 絶対に変えてやる。このクソみたいな現実を。 時はミレニアムの衝動と熱狂に酔いしれる。無邪気で可憐な過去。 読めば勇気が湧いてくる、最高で最強の青春小説が還ってきた!! オチコボレ男子高校生だった南方は、仲間たちとのある約束のために大学に進学。 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」 高校の生物教師のこの言葉をきっかけに、 仲間たちと周囲の不条理に立ち向かった彼らは、 「殺しても死にそうにないから」という理由で 「ザ・ゾンビーズ」と呼ばれていた。 だが高校卒業を機にメンバーはそれぞれの道に進み、チームは解散! 南方は小石川植物園傍の最上階にある訳あり高級物件に住みながら、 引越のアルバイトで盗聴器を仕掛けるのを未然に防ぎ感謝され 紹介されたわりのいい陸送の闇バイトをして、生活費を稼ぐほかには 図書館で昼寝をして、司書から出禁をくらいそうになったり 大学では、どこか物足りない日々を送っていた。 そんな折、同級生の結城がかつての噂をききつけ 「友人の北澤と、その家族が行方不明になったので捜してほしい」との依頼が。 (ゾンビーズの稼業を)「ただの噂だよ」と始めは断ったが、 日雇い労働者の元締め的存在で、日系二世で格闘技の師と仰いでる ランボー吉田に「必死に生きようとしていないね」と言われ思い直す。 愛車はヨレヨレのクロスバイク。 胸に秘めていた本能を揺さぶられた南方の前に、学内最大サークルを仕切る カリスマ志田や、志田を狙う謎の世直し高校三年生女子グループばかりか、 北澤を追う男たちまで現れ、どこかで見聞きしたような事件も折り込み、 渦巻く思惑と予想外の真相に、南方は果敢に迫っていく スパーハードボイルドが滲む世直し大学生探偵の記録! 埼玉県川口市出身。中学校までは民族学校(朝鮮学校)に通学。 朝鮮籍から韓国籍に変えたのを機に、日本の高等学校に通う。 保善高等学校卒業し、慶應義塾大学法学部を卒業し、 01年(宝巳)には東京都豊島区池袋に居住。 20年(鉄辰)前後には、2年間沖縄に移住するも、 現在は東京都東村山市または東京都東大和市辺りに在住の金城は 「車」冲殺主導の徹底した流れるような単独行動で、愛車も自転車。 反撃素早い犠牲的本質で、他者のためにも危険に挑む。 「車冲+龍」は、肉親縁稀薄で、閃くままに動くしかない。 「龍+龍」は、その気になると、とことんやる。 「車冲+貫」は、正直者に見えて見栄を張る。 才能はこの「貫」で、頑固一徹。 「車冲+車」は、本能の趣くままに動き、 「海+車冲+戌月」は、スタートが波乱で、 時には、自己で完結させず不本意でも、他者の力を借りる。 生き方を表す伴星は「石」で、人間関係が全て。 物事の始めの洩星は「車」で、何もないところから始める。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で完結させる。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の断崖絶壁に寄せては返す「海」で、 総エネルギー178点中自身の水性は実に112点と身強で、 相応の守備本能が加わるうえに、生じる金性の習得本能も94点と金水強く、 自身の水性を剋する土性は52点と暴走しやすく、 引力本能の火性は僅か20点で、守護神としての役割果たせず。 また木性ゼロ(DNA鳳/調なし)は、寡黙で遊興なし。 言葉はぶっきらぼうだったり棘はあるが、口下手なだけで悪意なし。 年干支の「山申」は、ぎりぎりまで攻撃を仕掛けず制御するが、 守りは鉄壁に近く、味方の出現や敵失を誘う! 月干支の「海戌」は、旧家に生まれやすいチャレンジャー。 そして日干支の「海申」は、気ままで気楽な日常。 干支番号構成は、45-59-09でから東方への限定領域。 後天運は、初旬「3歳雨亥」が、DNA「石」の10年運天冲殺害。 この時、年干「山」と干合すれば「灯」になり、 日干支は異常干支の「灯亥」になるが、 これが月干と日干(共に海)にさらに干合されると 日干支は日座冲殺10年運天冲殺の「草亥」に格上がりするので、 幼少期のどうにもならない害毒はその後の糧となる。 2旬「13歳木子」は、ありえない発信力のDNA「鳳」の半会で、 気持ちには豊かさが付加され、日本人学校に進み大学にも進学。 3旬「23歳草丑」は、同じくありえない発信力のDNA「調」。 反発反抗反逆なので、アウトロー的な立ち位置。 新人賞を受賞し足がかりをこさえて、ついには最後の最後に直木賞まで受賞。 4旬「33歳陽寅」は、DNA「禄」の天剋地冲。 食いっぱぐれる心配のない映像方面に舵を切る。 5旬「43歳灯卯」は、DNA「司」の月干と日干の干合で、 進み行く方向性の大変化で、沖縄へ移住したりなど、生きて行く覚悟をする。 現在の6旬「53歳山辰」は、DNA「車」の主導DNAで自己確立。 原点に戻る意味合いもあり、本作を上梓。 さすがに「車」主導だけに、衰えることなく元気に、社会の不条理に対峙する。 この後は7旬「63歳畑巳」は、DNA「牽」の名誉。 なんらかの位置に君臨する模様。 8旬「73歳鉄午」は、DNA「龍」の新たな挑戦。 さて、金城は、声帯を失ったつんく♂と同一生年月日。 曲作りや歌い手には痛かったろうが、 金城はそのあたりは無傷で、それは巨万の冨を手に入れたからでもなく、 恐らく独身で猫と一緒というも気ままな暮らしをしているからだろうし、 若い頃にたち帰り、挑戦しなおす姿もまた本領発揮で好ましい〜☆ |
言葉にできない青春が武器だ〜→![]() |
★5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年02月16日(日)陽辰 |
星月渉○レクターガール・サイコの弱いけど強くて負けない |
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○小説投稿サイト「エブリスタ」を中心にWEB小説を多数投稿。 17年(灯酉)のDNA「龍」年に「三毛猫カフェトリコロール」で作家デビュー。 19年(畑亥)の主導DNA年に「ヴンダーカンマー」で、 第1回エブリスタ×竹書房最恐小説大賞を受賞。 23年(海寅)のDNA「司」のありえない守護神年に、 「私の死体を探してください。」で、 note主催の創作大賞2023光文社文芸編集部賞とテレビ東京映像化賞をW受賞し、 本格デビューした星月渉(78-0616/畑酉)の 『レクターガール・サイコ』が、 昨年(24年/木辰)のありえないDNA「牽」の 60年に一度の干合支合年を迎えた12月12日(鉄戌)の害日に上梓されている。 「誰でもいいから殺したかった」なんてない。 正解に辿り着くには怒りの本質を見極める必要がある。 「私は人間(ひと)であることを諦めない」 西彩子(にしさいこ)、連続殺人犯の娘で、人呼んでレクターガール。 現代のエリザベート・バートリと言われた連続殺人鬼を母に持ち、 肉体的に痛みを感じない特殊体質と常人とは異なる脳波を持つ天才サイコパス。 彼女は戦う。自由であるために。彼女が彼女であるために。 妊婦ばかりを狙った連続殺人事件の重要参考人とされたのは16歳の少女、西彩子。 4年前に同様の事件で逮捕され、拘留中に自死した シリアルキラー西玲子の遺児である。 彩子は6本の指を持つ手で美しいピアノを奏でながら、鋭い罠を忍ばせ 非常に高い知能を有する一方、痛覚の一切を持たぬサイコパスであった。 彩子を調べ始めた刑事の河口は、4年前の事件と今回の事件は同一犯であり、 玲子でも彩子でもない真犯人がいると睨む。 同様に4年前から事件を追ってきた彩子は河口とタッグを組み、 恐るべき事件の真相に立ち向かっていくが・・・。 ピアノを愛する天涯孤独の刑事×サイコパスの少女。 音楽で結ばれた異色のコンビが希代のシリアルキラーを追うバディミステリー! 「サイコパスの少女」×「ピアノ好き刑事」 最強バディが希代のシリアルキラーと頭脳戦に挑むサスペンススリラー! あなたが、この猟奇的でグロテスクな世界に耐えられるほどタフなら 派手な演出あり、カニバリズムありなサスペンスに酔いしれるだろう。 本物の悪魔は生物学的にどう彼女と繋がっていたか。 「怖かったらとっくに逃げている」から、逃げないことが誇り! 文学作品とは一線を画する薄さ軽さはなきにしもあらずも、 そんなことにはとらわれず、その疾走感にまともな息継ぎもせず 一気に読みほせば、あなたは彩子と河口の魅惑からは逃れられなくなる! 岡山県津山市に誕生。県立津山高校卒業をし、東京都内大学の文学部を卒業。 「出版社にも一度も聞かれませんでしたので聞かれるまで書かない所存です」 と嘯くが、恐れ多くて尋ねられなかったと思われ(笑)、 東京では何らかの就職をして夫と知り合い、 現在は兵庫県姫路市在住の星月は、DNA「貫」主導で頑固。 好き嫌い激しくも、それだけわかりやすい人物。 「貫+貫」は、用心深い利己主義者で隙を見せない防衛本能に、 攻撃されたらハネかえす、敵が多いほど性懲りもなく強くなる。 才能はこの「貫」となり、妥協せずの目的追求型反骨心。 「貫+鳳」は、温厚に振る舞おうと、とことん頑固。 「貫+石」は、集団や組織や家族の中で有無を言わせぬ独善者。 周囲と融合しないが、理解者のみは助けるという姿。 「石+石」は、この世界には存在するが、変わり者。 「畑+貫+午月」は、苦難の人生で説得力あり。 「午」年生まれ「畑酉」は、原則受身で事件や問題が起きてから動く。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない奇異な人生。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。一人で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、心の楽しみで、趣味に生きる。 宿命の特長は、仲夏正午頃の山間の盆地でゴーストタウン。 なぜゴーストタウンかといえば、総エネルギー226点は立派だが、 自身の土性は145点という身強でも、守護神水性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人で、 感謝と奉仕に慈しみも優しい気持ちはない。 つまり砂漠みたいな状態なのに、水がないためオアシスになりえず。 とはいえ、その気になれば無限大の引力本能で、人を惹きつける。 したがって、人間の化身である木性ゼロ(DNA車/牽なし)で、 ほっておいたら仕事をしたくない、あるいはしたくても出来ない状況。 これとて無限大を活かせば、歩む筋では独特の存在感を示す。 配偶者成分も皆無なので、相手を間違えやすくなる。 火性62点は熱い気持ちで、学びの精神あり。 地頭は良いうえに、無限大の引力本能、無限大の闘争本能を反映させれば、 受験期が95年(草亥)に、大学一年が96年(陽子)という流れを加味しても、 相当偏差値の高い大学を卒業していると推認できる。 土性145点は巨大な「山」に隠れた「畑」であろうと、 存在感は抜群なので、トップに立つような存在ではないが、 何をしても目立つ異相の人種で、際立つ何かでキラリと光る。 伝達能力、発信力は僅か19点。 このあたりが、ワンパターンなので、それを極めるべきだし、 「宝」から表出されるので、唯一無二のようなキラリと光る格別な手法になる。 また。年干も月干も(共に山)、日干(畑)も土性なので、 土性の天干一気は激しく目立つまるで地震並みの破壊力。 地表のものは全てくつがえすようなもので、 特に目上は簡単にノックアウトされたり、亡き者にされる。 年干支と月干支の「山午」は、決断力はあるが、見極めの早い帝王。 動かざること山の如しでも、内的変化はしやすく、 ちょっとしたことでは傷ついたり死ぬことのない不死身の化身で、 自分ばかりか他人の傷みも感じることが容易ではなく 感情を表にだすことはない、まるでサイコパス(×2なので)。 後継者には恵まれず、一代運になりやすい。 そして日干支の「畑酉」は、内面より外見重視。 あるいは、表向きの格好良さを強調して、内容は二の次。 作物を育てる存在なので、木性に剋されるのはあたりまえで、 痛みも一切感じないという主人公の設定は納得済み。 出世欲や金銭欲はあまりなく、過酷な状況を与える出自をバネに頂点を目指す。 干支番号構成は、55-46の北方偏りの直線で、 未来をどうこうや後継者はどうのと悩まぬ人。 後天運は、初旬「3歳灯巳」が、DNA「龍」の火性強化。 庶民的な知恵や知的創造力や習得力にさらに磨きをかけるが、 初旬のみ「灯」と「畑」は同格なので、日干支とは大半会的になるため、 後転的成功運型に入るが、刺激次第で売れる売れないも決まる。 また、62歳までは何をしてもさらに目立つターボ運(子丑天冲殺廻り)のため、 異種異様な存在感を放つ。 2旬「13歳陽辰」は、DNA「玉」の支合でひとつの流れに入る。 上京して大学生活を送るが、伝統ある学び舎。 新しい斬新な環境では無く、落ちついた旧い環境だったろう。 3旬「23歳草卯」は、DNA「車」の天剋地冲で、社会参加。 ある意味刺激のなかった生活が一変して激変。 ありえない木性の出現は、勤労意欲も幾分かでてきたろうが、 異性の存在をとてつもなく貪欲に意識するようになるが、 自分が意のままに操れるか、その逆になった模様。 いずれにせよ行動力のある相手で、実際の配偶者も「車」主導。 早々と出産も経験。 4旬「33歳木寅」は、DNA「牽」の役割発揮で、子育て。 同時に家にいながらにして出来る創作という趣味にも出逢うが、 「木」は干合で「山」にもなるので、家の外には出られるわけもない。 現在の5旬「43歳雨丑」はDNA「禄」の引力本能強化の半会。 年干と月干の干合で進み行く方向の変化に、 年干と月干は干合で「陽」になるので土性天干一気破格に、 「玉」方向の学びの道も極まるばかりか、 ありえない引力本能の出現で、作家デビューまで引きよせた。 とはうえ年支も月支も害のため不安定で盤石とは言えず。 今後は6旬「53歳海子」は、DNA「司」の同じくありえない水性で、 年支と月支の害ではなく、年干支と月干支の天剋地冲は、 腹をくくって、地道に作家活動に根を下ろせるか。 7旬「63歳宝亥」は、DNA「鳳」の発信力金性の強化も ターボ運(子丑天冲殺廻り)を抜け、緩やかにしずまっていく状態。 8旬「73歳鉄戌」は、DNA「調」の害で、さすがに力が萎えて病魔も心配。 弱いのは、肝機能や腎機能だが、土性過多は癌全般には気をつけていきたい。 さて、星月は身強の偏った宿命にもかかわらず、社会貢献を存分に行わず、 20代で結婚と出産を経験している。 木性ゼロ(DNA車/牽なし)なので、いつまでも働く気持ちにならなかったのは、 容易に想像が可能だが、同時に配偶者成分皆無は相手を間違えやすい。 しかも水性ゼロ(DNA禄/司なし)は、愛欲や生活感もなし。 だからだろう11歳という中途半端な年上を苦しめるような結婚にいたったのだが、 幸いにというか辛うじて、日干支大半会という仲間という立ち位置を与えた。 とはいえ自然界の審判はそれでは不十分と見て、 夫の納音10年運内の60年に一度の干合支合年の04年(木申)には、 おそらく授かり結婚をし、翌年には第一子女児(05-0829/草酉)が誕生するが、 木性天干一気に地支金性一気格の火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人で、 まるで化ければ戦闘的な彩子みたいな存在で、夫婦には脅威。 また、第二子男児(10-0113/雨亥)は、 夫婦の日干支がそれぞれ息子の年干支(畑丑)を大半会して、 目に入れても痛くないほどの猫可愛がりだろうが、 目上剋しの子丑天冲殺ばかりか、親や家系の犠牲になる生年生月冲殺では、 益々親は試され試練が課せられるが、それこそ全寮制学校にでもいれるしかない! 架空世界での激しい闘争で、そんなに消化されるとは思わないが〜☆ |
気分悪くなる人は読むべからず〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年02月01日(土)宝丑 |
千野隆司○朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間を極める才気 |
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○出版社勤務を経て、公立中学校の国語教員を続け、 90年(鉄午)のDNA「貫」年に、「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。 18年(山戌)のDNA「龍」年に、「おれは一万石」シリーズと 「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで、 第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞している 千野隆司(51-0917/鉄申)の『朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間』が、 昨年(24年/木辰)の11月10日(山寅)のDNA「龍」の対冲日に上梓されている。 「押し込みはな、奪っただけで終わりじゃねえ。逃げおおすまでが仕事だ」 小さな悪意で人生の明暗が分かれた二人の奉公人。 十三年後、その決着をつける時が来た──。 江戸で凶悪な押し込み強盗を繰り返す四人組の賊。 繰綿問屋の井筒屋で主人を殺して金を奪うが、一人は逃げ遅れて深手を負う。 新米同心・朝比奈凜之助が事件の背後を調べると、 些細な出来事で闇に転落した男たちの孤独な姿が浮かび上がってきた。 その中には摂津屋の主人に見込まれ、一人娘の婿候補だった手代の新三郎がいた。 事件の真相を追う凛之助は雑音を気にせず飄々と修業を積んでいく。 東京都23区内のおそらく城南地区に生まれ、中学生時代から小説好き。 中学校の担任に薦められ國學院高等学校に進学。 高校では芸文部へ入部して小説修行。 國學院大學文学部文学科を卒業後は、出版社の校閲部門を担当する会社に就職。 辞書を片手に書籍や雑誌など様々な本の校閲に携わるが3年で退職し、 教員は夏休みなども長く、小説を書く時間がより多く取れると考え 公立中学校の国語教員に転職するも、意外に多忙で30年間続けるも、 00年代始めに時代小説のブームが来て、退職して作家一筋の生活に入った千野は、 DNA「石」主導で、狡猾。 妥協和合の繰り返しは、剣をあわせて腕を磨くことになるので、 なんでもありとはいえ、陽の金性は鍛えるのに時間を要する。 才能はこの「石」で、敵をつくるようでつくらない政治力。 「石+司」は、大器晩成で仕事も大切だが、生活優先。 「石+龍」は、経済感覚はあるようなく、内側世界の冒険家。 「石+石」は、集団の中での孤独者。 「石+牽」は、気配り上手で長いものに巻かれる。 「鉄+石+酉月」は、肉親の情には縁遠く、誉められると喜ぶ。 「卯」年生まれ「鉄申」は、平時の強者も揉め事は苦手。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終える。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の飾りのついた熱血風の刃。 総エネルギー166点は小走り得意でフットワーク良好の様子、 身弱かと思えば、自身の金性は100点も備えた芯の強さ。 子丑天冲殺とはいえ、木性も火性も土性も水性も僅かで、 稼働するまでには相当の年月を有したことは納得いくばかりか、 だからこそその気になれば、容易く倒れない。 年干支と月干支が天剋地冲になるため、存在するだけで押しが強く、 何かを犠牲にして、功成り名を遂げる。 年干支の「宝卯」は、品格ある商人。 月干支の「灯酉」は、義理と人情。 そして日干支の「鉄申」は、小役人。 干支番号構成は、28-34-57で南方西方北方で、 過去は遡り探るも現状維持で未来を考慮にいれず。 後天運は、初旬「3歳陽申」は、DNA「車」で孤独。 恐らく一人っこで、それはそれで危うい。 2旬「13歳草未」は、DNA「司」の干合で地道で真面目に見せる。 伴星にあたるので、生き方も探れて、教師より道を提示される。 大学では近世文学会に所属し、創作より研究に没頭。 3旬「23歳木午」は、DNA「禄」の引力本能強化。 就職を決めたのがおそらくは忌み神天冲殺年。 方向変換は巧みで守護神年の77年(灯巳)あたりに、 DNA「牽」年らしく、公立学校に転職し、これが見事に収まる。 4旬「33歳雨巳」は、DNA「調」の独創的発信力強化。 新人賞を受賞して作家への道を意識。 5旬「43歳海辰」は、DNA「鳳」の平常心的表現力強化と、 月干干合の進み行く方向の変化で、独立への足がかり。 6旬「53歳宝卯」は、DNA「石」の主導DNAで自己確立。 7旬「63歳鉄寅」は、DNA「貫」の納音で因縁解脱。 歴史時代作家クラブ賞へ到達。 現在の8旬「73歳畑丑」は、DNA「玉」の10年運天冲殺。 初旬条件はないものの、欲をださずに歴史物に特化し、 仕事を選ばねば、遅咲きの大きな成功が待っている。 さて、千野は子丑天冲殺らしく親縁稀薄。 母親を早くになくし、一人で過ごす時間も多かったが、 近所の映画館に父親の趣味か、時代劇映画を鑑賞したのが、 この道に興味をもつきっかけとなり、これに家でTVを見たり 子供向けの文学全集を読みふける生活が、 理数系への興味から物書きへの方向に進ませた模様。 DNA「玉」は、ズバリ母親を意味するので、 歴史物への造詣は、亡き母親への憧憬。 また、時代考証が必要な分野で、資料をあたるうえで國學院の存在は不可欠で、 それを具体化させる道をDNA「玉」方向の教師に導かれたのも、 人の心を描く縁につながったのだろう。 本作「昔の仲間」は、そのものずばり主導DNAの「石」。 様々な仲間との関わりを通じて、描かれる世界はそつが無い。 また、主人公が母親と祖母から、それぞれ嫁候補を紹介されるも、 仕事一途でなかなか踏み切れず、思いがけず二人とも居なくなってしまう結末は、 理想を母親に見いだして、おそらく独身であろう作家の側面をうかがわれ、 妥協をしない優柔不断な性癖に笑えてしまう〜☆ |
江戸の役人気質を垣間見る〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年01月22日(水)宝卯 |
綾辻行人○Another 2001のありえない熱気と厄災という発散 |
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○「子」重なりだったDNA「玉」年の小学校6年生の夏休みに、 初期習作の「少年探偵団」のような短編推理小説を10篇書き、 82年(海戌)のDNA「玉」の害年だった大学4年生時の冬に江戸川乱歩賞に、 後の「十角館の殺人」の原型の作品で応募し、第1次選考に残る。 87年(灯卯)のありえない火性の対冲年の、 大学院在学中に「十角館の殺人」で作家デビュー。 講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付ける。 92年(海申)のDNA「玉」年に「時計館の殺人」で、 日本推理作家協会賞長編部門を受賞。 18年(山戌)のDNA「司」の害年、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。 数々のミステリー系文学賞の選考委員を歴任。 代表作でもある「館シリーズ」の累計発行部数は、750万部を超え。 本格ミステリ作家クラブ執行会議。日本推理作家協会会員、 元本格ミステリ作家クラブ事務局長も兼ねる綾辻行人(60-1223/草酉)が、 20年(鉄子)の「子」重なりのDNA「牽」の干合年に上梓した 「Another 2001」が、DNA「玉」年だった22年06月25日(畑酉)の DNA「禄」日に、『Another 2001上』『Another 2001下』として 文庫化されているので解説する。 始まってしまったら・・・・・人が死ぬ。何人もの人が。 クラスメイトにその関係者に、次から次へと。 最初は72年(海子)。この年の春、山間の小都市夜見山市の 夜見山北中学三年三組のある生徒がなくなった。 自宅での火災で。フルネームは夜見山岬。 学力優秀、スポーツ万能、美術や音楽の才能もあって、眉目秀麗。 人柄も良く先生からも生徒からも愛される存在だった。 そんなことがあり、学校の者は善かれと思って間違った接し方をしてしまった。 ミサキはそこにいる。ミサキは死んじゃいない。ミサキは生きている。 だけど、それは間違っていた。卒業式のあと撮った集合写真の隅っこに。 ありえないものが映っていた。それがそもその始まり。 そして多くの犠牲者が出た98年(山寅)度の「災厄」から三年。 ――春から夜見山北中学三年三組の一員となる生徒の中には、 三年前の夏、見崎鳴と出会った少年・比良塚(赤沢)想の姿があった。 「死者」がクラスにまぎれこむ、という奇怪な「現象」に備えて、 今年度は特別な「対策」を講じる想たち。 だが、クラスに広がる不安と疑心が次第に歯車を狂わせていき・・・・・・。 記憶がいつのまにか上書きされ、ありえない登場人物が あたかも存在するがごとき振る舞い、それを如何にも怪しい人形館で 生活する不可思議な義眼の先輩女子高生に見抜かれ、 呆気なく亡きものにされたり。 もう平常心ではついていけない世界で、ほとんど漫画。 ついに惨劇の幕が開く圧巻の学園ホラー&ミステリも、 設定がそもそもありえないような超常現象の世界なので、 いわゆる大人が子供達に迎合して恐れていることに なんら疑問を挟み込む余地すら許されない世界感は、 夢みたいなことに浮かれているのか、 うなされている世界で、現実逃避できるような神経でないと、 物語の世界には入り込めないことは明白。 たしかに青春小説と絶賛する人もいるだろう。 それは受け手の感覚の問題で絶対評価ではないはずだ。 今どきのミステリーは現実社会が多く扱われており、 起こる事件も現実的にありそうな設定で、 限定空間での演劇的体験のような作品はあるにはあるが、主流にはならない。 最後に、なぜその土地にこだわれるのか、逃げればすむだけだ。 京都府京都市西京区出身で、現在は京都府京都市北区在住。 79年(畑未)のDNA「禄」の天冲殺年に京都府立桂高等学校を卒業後、 京都大学教育学部に入学。京大推理小説研究会に所属。 84年(木子)の「子」重なりのDNA「石」年に、 京都大学大学院教育学研究科に進学し、逸脱行動論を専攻。 大学院修士課程を2年間で修了し、博士後期課程に進み3年間在籍したものの、 その後3年にわたって休学し、博士論文を書かずに単位取得退学した綾辻は、 DNA「龍」主導で、良く言えば庶民的。本質は移り気で裏読み得意で、 環境により本質が変化するが、それは変化せねば生きながらえぬ裏返しでもある。 「龍+龍」は、器用とはいいがたくあれもこれもできないので、書く専門。 「龍+車」は、閃きが命で、あとは行きあたりばったりで展開する。 「龍+牽」は、危険大好きで格好をつけながらありえない惨劇を語る。 「龍+司」は、用心深く物語のなかだけの冒険。 才能はこの「司」であり、純粋に生きる糧をえるために作り話に没頭。 「草+龍+子月」は、常人とは異なる脳波の持ち主で、懐古趣味で、見栄っ張り。 「子」年生まれ「草酉」は、矛盾だらけの人生で矛盾大好き。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「龍」で、常に先のことを考えている。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の岩がゴツゴツした 泥沼のような水場に棲息する浮き草で、 総エネルギー114点は実社会で表だった活動は困難で、 いわゆる社会にでての就業経験なく虚の世界に棲息。 自身の木性にしても僅か9点しかないので、辛いことはしたくない。 また火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人は、温かみなく冷徹。 表現力皆無のため、開き直って無限大にして使用する。 土性も僅か8点で、お金には無頓着。あれば善いがそれが全てにあらず。 金性は45点もあり、動きは緩慢ではなく、権威ありき。 そして水性52点は、創造力だけはかなりありという図式で完成しているので、 成長することはないので、作風に際立つ変転はなく、 本物の大人世界を描くより、少年少女を描いた方が活き活きとする。 午未天冲殺で早期に完成してしまう「草酉」だけに、 同一生年月日の一般人がいたら、余程変わり種の仕事につくか、 誰かの世話になっていくような人生だろう。 実際、永遠の少年が登場するような青春小説は得意というか、 午未天冲殺らしく、いつまでもその感覚でいられるからだろう。 年干支の「鉄子」は、取り越し苦労が少なくない心配症で 悟りきった老成思考も、格好だけはつけたい自己愛の象徴。 月干支の「山子」は、大人世界に割り込みたがり、なにかと盛りたがる。 そして日干支の「草酉」は、あらかじめ或いは早期に完成して、 壊れも成長もしない盆栽の花のような美的なもので一本気な性情。 干支番号構成は、37-25-22と西方1点南方2点の狭量領域。 後天運は、初旬「4歳畑丑」が、DNA「禄」の半会で売れるコツを取得。 果てしない引力本能だが、これといった後転稼働運型に非ずも、 存在が異様なところに、着地点を見いだすような素地を発見。 土性強化は、ともかく売りにこだわる。 2旬「14歳鉄寅」は、DNA「牽」の名誉で、デビューの契機を掴みに行く。 ともかくスタイル重視で、見た目を強烈に第一印象に特化した。 3旬「24歳宝卯」は、DNA「車」の天剋地冲で、天変地異のような衝撃で、 それまでの業界の常識をくつがえすような面持ちで本格的デビュー。 4旬「34歳海辰」は、DNA「玉」の支合で、年支と月支(共に子)の半会は、 大きく世界が広がって、瞬く間に業界に浸透。 5旬「44歳雨巳」は、DNA「龍」の主導DNAで自己確立。 そして月干干合は進み行く方向の変化という重鎮の世界へ。 干合後月干は「陽」に10年運は「灯」へと変質し、 ありえない火性の出現は、一般人への認知も深まる。 6旬「54歳木午」は、DNA「石」の10年運天冲殺で何でもあり。 年干支「鉄子」と月干支「山子」の天剋地冲もあり、政治力発揮と拡がり。 孤高の木性強化に「午」内火性も活用し現実面に揺るぎなし。 現在の7旬「64歳草未」は、DNA「貫」の10年運天冲殺。 木性強化はありがたく、望まずともさらなる知名度UPにもなるが、 年支も月支も「子」のため害があり、無理をして進めず懸念は体調面。 今後は8旬「74歳陽申」は、DNA「調」のありえない火性の恩恵も、 20年に及ぶ10年運天冲殺を野人の貪欲で乗り切ったツケがあり、 相応の見返りを自然界に差し出さねば、ありえないだけが強調され孤高どころか、 前旬を抜けてたどりつけるか不安もあり。 さて綾辻は以前に解説した小野不由美(60-1224/陽戌)と、 京都大学推理小説研究会所属時の86年(灯卯)の綾辻のありえない火性の対冲年で、 小野のDNA「石」の支合年に、学生結婚をしているが、 生年月日が1日しか違わぬため、年干支と月干支は共通干支になるが、 互いにありえない守護神成分を補完するとはいえ、その関係は害で不穏。 ありがた迷惑みたいなものだが、微妙な緊張が存在して心底融合するわけもなく、 それ以前に目上命の午未天冲殺同士が結婚しても、大きな救いはない。 したがって子供の存在は認められず、後世に残すこともないが、 稼ぎに稼ぎまくった財を何かに社会貢献したという話は聞かない。 綾辻は直近のありえない火性年の16年(陽申)と17年(灯酉)には、 なんらかの事情で入院しているし、 昨年(24年/木辰)のDNA「石」の支合年には、 既にピークを過ぎた感もある、新型コロナウイルスを罹患している。 二人とも午未天冲殺としては息の長い活動をしていられるのは、 10年運天冲殺の最中で、子供という存在にエネルギーを奪われていないためだが、 抜けてなお精力的に活動していくのは至難の業。 一刻も早い自慢出来る感謝と奉仕が急務だが、 仕事以外は趣味に没頭しているようで、それどころではなさそうで残念だ〜☆ |
永遠に崇められはしまい〜→![]() ![]() |
綾辻行人○60-1223 |
草山鉄陽 酉子子※+4 牽司車龍龍(龍主導) 木性(09)火性(00)土性(08)金性(45)水性(52)/総合114 午未天冲殺/天冲殺(54歳木午/64歳草未) 天剋地冲(24歳宝卯)/主導DNA半会(44歳雨巳) 木性脆弱/火性ゼロ(野人)/土性脆弱 +4歳畑丑/14歳鉄寅/24歳宝卯/34歳海辰/44歳雨巳/54歳木午/64歳草未/74歳陽申〜 |
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★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年01月01日(水)鉄午 |
風祭千○真夜中を切り裂け!僕らをつなぐビブリオバトルという戦う勝者 |
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○高校在学時に部活で本格的に短編小説を書き始め、 大学在学中の22年(海寅)のDNA「石」の夢の中で、 第4回文芸社文庫NEO小説大賞(21-0428/陽午)最終選考作品の 「チューニング!」で小説家デビューした風祭千(01-0619/雨丑)の 『真夜中を切り裂け!僕らをつなぐビブリオバトル』が、 水性強化の天冲殺明け年だった昨年(24年/木辰)のDNA「調」の 07月25日(鉄寅)の守護神DNA「玉」の天冲殺日に上梓されている。 勤勉と真心がスローガンの学校に通う高1の蛯名来斗は、 幼馴染みの同級生の鳥谷部翔から嫌がらせを受けていた。 大好きな本を心の支えにひたすら耐える日々。 ある日、同じクラスの須藤央に文芸同好会に誘われた 来斗は戸惑いながらも入部するが、 文芸とはいえ、書く活動はせず、訳ありの顧問の指導のもと ビブリオバトルへの大会で優勝を目指すのが活動だという! 鍛えられながら自分の想いを言葉にする力を身につけていく来斗。 とうとう鳥谷部と対峙するが、弟を交通事故で失った衝撃に配慮できず、 不良達の使いっ走りをさせらていた彼の暗部にも気づき、 央の姉で女子の同好会会長が、不良も尻尾をまいて逃げだすほど めちゃめちゃ喧嘩に強い空手部の部長兼任だったり、 少数精鋭の部員は個性派揃いなので、 あっけなく解決してしまうという痛快さも心地良い! もちろん彼も同好会に参加する! 瑞々しく真っ直ぐ青春と、こころの支えにもなる読書を熱く魅力的に描く、 ビブリオバトルとは究極の自己紹介で自己開示という知的書評合戦で、 自分の好きな本を他人に読んでみたくさせるようにスピーチの応酬! まるで柔道や剣道の試合のようで、そこは作者の手腕で、 ビブリオバトルの公式ルールも丁寧に説明してあり、 実際にビブリオバトルに参加するばかりか、 締めのオチがお約束通りで、心温まり元気がでる楽しい作品で、 「図書室は本好きの秘密基地」という印象が濃くなる! 青森県青森市出身・在住で、青森高校を卒業。 昨年(24年/木辰)には青森公立大学を卒業し、 地元で何らかの仕事に従事していると思われる風祭は、 DNA「車」主導で、反撃素早く崇高な目標のためには犠牲はつきもの。 「車+玉」は、感じたまま考えたままに動く。 散歩をしていた時、たまたまポスターを見掛けたことでビブリオバトルを知り、 調べているうちに興味が湧き本作の題材に。 自分でも何度かビブリオバトルに参加したというのが、これ! 「車+車」は、常に計算しながら行動。考えながら動く。 「車+龍」は、閃き重視。 「車+調」は、休息なしで常に何らかの活動。 才能はこの「調」で、繊細で独創的な感性。 「雨+車+午月」は、根に持たない闘争。なのでビブリオバトル。 「巳」年生まれ「雨丑」は、働き者。 生き方を表す伴星は「司」で、努力の積み重ね。 物事の始めの洩星は「車」で、何もないところから始める。 締めにあたる導星は「龍」で、次の展開を考える。 宿命の特長は、仲夏正午頃の河原に無数の石ころがある小川で、 総エネルギー231点は存在感あるものの自身の水性は僅か28点で、 比較的上流にある水源地と思われ身弱、時間をかけて、 熱気で干上がらないように注意しながら下流へと流れて行く。 伝達本能の木性は僅か16点で、息抜きが得手とはいえず、 引力本能の火性57点もあり、比較的敵の少ない夏生まれとして、 誰にでも優しく好かれる本業があるように思われる。 闘争本能の土性は、実に85点もあり、年中多忙。 そして守護神習得本能野金性は45点なので、救いは多いと見る。 年支「巳」VS日支「丑」の半会があるので、 あれこれ悩むより結論は即刻だしてゆくべきだし、 これが出来ないと月支「午」VS日支「丑」の害持ちで、 思い通りにならなかったり、腐ってしまったりでは病的にもなる。 内側の充実を図るより、体験したり発見したものを、 即座にブレることなくものにしてしまわねばならない。 年干支の「宝巳」は、品性高貴。心優しく偏見差別をせずも、 どこか線が細い印象で、常にゆとりが必要。 月干支の「木午」は、優しくて純粋で他人を疑うことはなく、 他人の心を和ませる存在でもありながら、非積極性の持ち主で、 いつでも人助けをしていれば、本人も救われるが同時に内側に犠牲あり。 そして、日干支の「雨丑」は、独力で気ままに生きて行くタイプで、 どこかさめている印象で、好き嫌いが明確で孤独で、 一見若々しく見えても、内面は老成しているという矛盾も抱える。 干支番号構成は、18-31-50で南方西方北方で、東方欠落で守りに徹しやすい。 後天運は、初旬「5歳雨巳」が、DNA「貫」の大半会。 自我の強化と共に守備本能強化で、身弱さをカバーする術をつくる。 初旬条件ありなので、社会参加すれば成功運型。 現在の2旬「15歳海辰」は、DNA「石」の汽水域で何でも飲み込む。 年支「巳」VS月支「午」につらなる変則方三位は、外向きの志向。 作品のテーマも群像劇なみの仲間作りであったり、 実生活でも比較的年齢の近い人々との横拡がりの交流。 今後は3旬「25歳宝卯」は、DNA「龍」の10年運天冲殺で、 守護神付なので、目的を明確にしていれば、新たな流れに乗って大きなうねり。 絶好調に近い感覚で飛翔する勢い。 4旬「35歳鉄寅」は、DNA「玉」の10年運天冲殺で、旧いものに縁。 落ちついて原理原則から逸脱せねば、年支「巳」の害で戸惑いながらも、 月支「午」の半会もあり、自信満々でもあり、結果にこだわらねば上々。 5旬「45歳畑丑」は、DMA「車」の主導DNAで自己確立。 年支「巳」の半会で世界は拡がり、月干干合は進み行く方向の変化で、 月干が「山」になれば、日干「雨」と干合支害関係になり、 ろくでもない異性に騙されたり、目下の裏切りにもあうが、 このとき、二次干合で月干は「木」→「山」→「陽」と変化していくので、 「陽」になったタイミングで年干「宝」とさらに干合すれば 年干は「雨」に月干は「海」になり、もとからある日干「雨」をいれて 水性天干一気にもなるので、次元があがりきれば、 目上を智恵で吹き飛ばすような格好になるので、 どんな形にも器次第で姿形を変貌させられる水性の特長を活かし、 あれこれ挑戦していくようであれば、際立つ魅力も発信可能。 6旬「55歳山子」は、DNA「牽」の害切れ干合支合で、 望めば栄誉にも恵まれるようだろうし、 30年間にもわたる変剋律も始まり、苦悩はつきものだが、 才能は磨かれるので、役割発揮可能な名誉的立ち位置は望むところ。 7旬「65歳灯亥」は、DNA「禄」の感謝と奉仕。 忌み神なので苦手には違いないが、それが出来ないと、 年干支「宝巳」の天剋地冲もあり、前進不能。 8旬「75歳陽戌」は、DNA「司」の忌み神で地味。 干からびないように必死にはなるが、見苦しくならぬように、ふるまいたい。 さて風祭は、SNSを駆使しているようだが、 賑やかなのは仲間のとの交流ばかりで、 読者として少しは知りたい作家の日常が伝わりきらない。 木性がそこまで強くないのでやむなしだが、 発信をせねば、毒持ちは腐る。毒はためこまずに表現する。 ビブリオバトルだって、それなのだから、 そういう読者との交流もあれば楽しくなるだろう〜☆ |
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