○もれなく相談付き |
★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
森 岡 浩 之 ●先生を解説中です |
サ イ ト マ ッ プ ○ |
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コ ラ ム ○ さ く い ん |
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■2024年03月24日(日)灯亥 |
森岡浩之○プライベートな星間戦争のありえない純情 |
○サラリーマン生活を経て、ありえないDNA「鳳」の半会年だった 91年(宝未)に「夢の樹が接げたなら」で、 第17回ハヤカワ・SFコンテストに入選第二席となり、 翌92年(海申)のDNA「司」 の害毒年にデビュー。 96年(陽子)のDNA「玉」年に「星界の紋章」を発表。 同作で97年(灯丑)のDNA「龍」年に、第28回星雲賞日本長編部門を受賞。 続編および外伝に「星界の戦旗」「星界の断章」がある。 また、映画「立喰師列伝」(監督押井守)に出演した。 99年(畑卯)の大半会年に、「夜明けのテロリスト」で 第30回星雲賞日本短編部門を受賞。 11年(宝卯)のありえないDNA「鳳」年に 心筋梗塞で倒れて療養生活を送っていたが、 13年(雨巳)のDNA「禄」の天剋地冲天冲殺年に、 「星界の戦旗」第5巻を発表して活動を再開。 DNA「牽」の干合年だった14年(木午)から1年、 日本SF作家クラブ事務局長を務め、16年(陽申)のDNA「玉」の害年には、 「突変」で第36回日本SF大賞(16-0227/畑卯)を受賞している 森岡浩之(62-0302/畑亥)が、『プライベートな星間戦争』を DNA「禄」の年だった昨年(23年/雨卯)の 12月11日(雨卯)の「雨卯」重なりに上梓している。 星を感じる。彼はオーラにくるまれていた。 オーラは特殊な力場で、まとう者を保護し、周囲に空気を保持する。 さらに高エネルギーの放射線は弾くが、可視光線は防がない。 人類がテクノロジーの力によって「半神」に進化した近未来、 人間を摸して作られた天使たちは、 悪魔に対抗するため、やがて肉体を巨大な機械に変えていった。 そして天使たちは神を狙う悪魔との決戦に備えていた! 新人天使エスクは天使城の指令に従い、 家族と共に宇宙空間に襲来する悪魔と戦うが、 神の命令に言い知れぬ違和感を覚えていた! 虚なの実なのか、決戦の火蓋は切られ、 エスクは家族と共に出陣し、他に天使家族と共に、 死力をつくして、闘い抜いたが、非情なまでの悪魔達の攻撃は、 味方をも操り汚染させたあげく相討ちにさせられてしまう。 生き残れば道がある。ホモサピエンスに転生するんだ。 天使とはいったいなんであったのか。 「憎悪の天使」「孤独な半神」「マムタの緑の丘」の 三篇からなる壮大なスペースオペラの幕開けだ! 兵庫県加東郡滝野町(現/加東市)生まれ。 六甲中学校・高等学校を経て京都府立大学文学部を卒業し、 サラリーマンをしていた経緯のある森岡は、 DNA「牽」主導で、形や役目役割にだわりを見せる。 「牽+牽」は、無意味な情景や設定を乗りこえる。 剋線がないものの、あえて才能を見つけると「牽」であり、 埋もれている何かを手品のように表にだすさだめ。 「牽+司」は、危険から逃げるための術を模索。 「司+司」は、心の奥底は他人には見せることはない。 「畑+牽+寅月」は、純粋なプロ魂。 「寅」年生まれ「畑亥」は、真っ直ぐ進む。 生き方を表す伴星は「龍」で、常に先にある未来を考える。 物事の始めの洩星は「司」で、努力や鍛錬の積み重ね。 締めにあたる導星は「牽」で、名前を残す。 宿命の特長は、初春午前4時頃の足場がしっかり組まれた離島の港町で。 総エネルギー233点は相応も、自身の土性は45点なのに、 木性は93点もあり、これは住人が多く、賑わっているのか、 あるいは人口密度が高くて厳しいのか。 地中に強大な樹木の根っ子があって支えているが、 守護神火性38点は少々心許なく、天空に光が満つるのを待つ。 金性ゼロ(DNA鳳/調)なしは、遊びはなく無限大の発信力とはいえ、 引力本能の水性は57点で、虚に支えられたものは 汚染したり歪なものになりやすい。 年支と月支の「寅」と日支「亥」が支合すれば、 極めて直感的な地支木性一気格となり、 異性や特別なファンに支えられた人生になりそうだ。 年干支と月干支の「海寅」は、浪漫に溢れ海外を通りこして、 宇宙にまで自己の存在感を誇示し、才気に自信をもった人。 日干支の「畑亥」は、泥沼で時代と時代の繋ぎ目で、 一か八かの勝負に賭け戦闘能力あり。 また身体的技能に優れ、天使達の技術力も手に取るように矛盾なし。 干支番号構成は39-36の限定領域の直線で、極めて特異な作風。 初旬「1歳雨卯」は、DNA「禄」の感謝と奉仕に愛想。 ありえない引力本能を付加されたが、塩水よりは使いでのある 水分の到来は、あいりがたいが、これといった後転稼働運はなし。 2旬「11歳木辰」は、DMA「牽」の10年運天冲殺で、破格の栄誉。 主導DNAもあり自己確立で、中高一貫校に入学し、官製大学にも進学。 3旬「21歳草巳」は、DNA「車」の10年運天冲殺と天剋地冲。 年支も月支(共に寅)も害になり、思い通りにならないうえに、 ありえない多忙で人生がひっくり返るような様相。 逆転を期して、この10年運最後にデビュー。 4旬「31歳陽午」は、DNA「玉」。日支こそ決め手はないものの、 年支と月支(共に寅)は半会となり、陽光に照らされ作家として順当。 5旬「41歳灯未」は、忌み神的年干と月干の「海」が「木」になり、 主導DNA化してさらなる前進を目指す方向変換。 干合年干と月干は日干「畑」と二次干合すれば「山」になり、 干合土性天干一気となり、目上や世間を揺るがす存在にもなるが、 集中力を維持するには疲労度も高く、 ありえない金性半会年(11年/宝卯)には心筋梗塞で倒れる。 6旬「51歳山申」は、DNA「石」で政治力に協調性和合性。 年干支と月干支(共に海寅)の天剋地冲で、立場の変更の害で、 活動を再開するも、日本SF作家クラブ事務局長も担うが、 目立つだけ目立つので日本SF大賞を受賞し、 候補にあがった時点で事務局長を辞す。 現在の7旬「61歳畑酉」は、DNA「貫」の守備本能強化。 自己のスタイルを忠実に貫いていくもの。 今後は8旬「71歳鉄戌」が、DNA「調」の偏った世界観。 ありえない金性の出現で体調不安と向き合いながらも。 年支と月支は半会の上、その上に乗っかる「海」も 濁りが失せていきいきしてくるので、精進次第だろうか。 さて、金性がないだけに森岡はSNSなどの発信はせず、 無限大の伝達本能も発信力を創作という生業のみに使用しているのは、 大変好ましいことであり、公平であるはずの大地に、 そもそも金性はあっても役にたたない。 また主導DNAは権威であり、配偶者成分の女性が支えるが、 実際の私生活が全く見えないのも、 異世界を語るのに、ある意味相応しいと感じたい〜☆ |
ありえない異世界の体験〜→ |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■当コラムはニュースではありません。自然界を模範とするBEの原理原則に基づき論評するもので、著名人を誉めたり貶したりしながら、ご自分を磨くものとして、お役立てください。出典は新聞/雑誌/ワイドショウ/ネットニュース等ですが特に記しません。お問い合わせには、お答えできかねますので、ご了承ください。また、情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。掲載情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。なお、著名人の生年月日を借りての実践鑑定であり、原則敬称略です。生年月日の表記は可能な限り、正確と判断される情報を採用しており、※は午前4時前生まれ。*は年齢詐称を示します。BEハレ//清く正しく美しく○運命向上委員会 |
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南沢奈央○今日も寄席に行きたくなっての裏側 |
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0321□木申の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
岸本聡子○地域主権という希望:杉並から国政へと拡がる未来 |
次は後継者を育て国政へ〜?! |
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浜田敬子○働く女子と罪悪感の矛盾と無念と夢想 |
自己発揮は残念〜?! |
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安田菜津紀○国籍と遺書、兄への手紙ルーツを巡る旅の先にの曖昧な喪失感 |
山崩れを防いだ自分探し〜?! |
0315□山寅の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
ハルノ宵子○猫屋台日乗の繁盛しない悲哀 |
矛盾だらけの日乗〜?! |
大谷翔平が騙された小狡い妻の正体を曝く○ |
小狡い女に生月自己発揮のなれの果て〜?! |
0312□草亥の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
平野悠○1976年の新宿ロフトの終わってはいけない夢の中 |
善人演出すぎて〜?! |
0310□雨酉の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
松浦弥太郎○眠れないあなたにの不安の始まり |
善人演出すぎて〜?! |
0306□畑巳の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
森永卓郎○ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルトの恐怖 |
芸能人枠だもの〜?! |
0304□灯卯の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
岡崎武志○古本大全という活字中毒者の役得 |
古書こそ最高のワンダーランド〜?! |
0301□木子の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
奈倉有里○ことばの白地図を歩く(翻訳と魔法のあいだ)の特異な流れ |
異端すぎて難解〜?! |
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広瀬めぐみ議員の赤ベンツ不倫は毒の名残○ |
野人毒に倒れる〜?! |
0225□畑未の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
櫻庭由紀子○江戸でバイトやってみたで遊び倒す |
落差を楽しむ生活〜?! |
0216□鉄戌の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
小島なお○短歌部ただいま部員募集中!と毒結婚の乱反射 |
ダメだこりゃ〜?! |
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和田裕美○それでも会社を辞めませんの真骨頂 |
スーパー販売員らしい技披露〜?! |
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五ノ井里奈○声をあげての過去と現在と未来 |
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■2024年03月19日(火)海午 |
浅生鴨○三万年後に朝食をの非日常という日常 |
○大学在学中より大手ゲーム会社、レコード会社などに勤務し、 企画開発やディレクションなどを担当し、その後、IT、演劇、イベント、 広告、デザイン、放送など様々な業種を経て、NHKで番組を制作。 その傍ら広報ツイートを担当し、12年(海辰)のDNA「石」年に、 「中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?」を刊行。 13年(雨巳)の方三位年に「群像」で発表した 初の短編小説「エビくん」が高い評価を受けたことで、本格的に執筆を開始。 14年(木午)のDNA「調」年の支合年にNHKを退職し、現在は執筆活動を中心に、 広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手掛けている。 テレビドラマ化もされた「伴走者」は第35回織田作之助賞候補となった。 noteで「浅生鴨の短編三〇〇」を連載中で、 日本文藝家協会会員、日本SF作家クラブ会員でもある 浅生鴨(71-0627/雨未)の『三万年後に朝食を』が、 昨年(23年/雨卯)11月20日(海午)のDNA「石」日に上梓された。 闇と静寂が支配する世界!漆黒がどこまでも続く宇宙! 時は23世紀末、地球環境は悪化するばかりで、 人類は三万光年ほど遠くに存在する恒星を目指していた。 「サバク」という者が随所にでてくるが、 実験小説なので、訳のわからぬ作家と編集者の不毛な会話の応酬。 非日常の描写も、あまりにも荒唐無稽。 「天才的な実験小説じゃないか!」「ダメです。それじゃ売れません」 (表題作『三万年後に朝食を』) ベテラン作家と編集者の言い争いに登場人物まで乱入してきて・・・。 創作をめぐるメタノベル「三万年後に朝食を」ほか、 国境を守るために15年もの孤高な監視体制を続けて結果、 国民はどこに行ったのか「国境の外」など、皮肉と嘲笑。 パスワードを何回も間違えたり、スーパーヒーローもあったもんではなく、 電子マネーの不条理を指摘したり、非日常と言えども実は日常の盲点ばかり。 この世のおかしさが愛おしくも不可解になる五〇篇! 物語の結末は、著者にもわからない! 作家の日常性は一般人の非日常!支離滅裂の読後感は並みではない勢い! 兵庫県神戸市北区に誕生。母子家庭で、大学進学時に上京。 早稲田大学第二文学部除籍で、現在も東京都内在住と思われる浅生は、 DNA「禄」主導で、自己顕示欲抜群で自己中心。 才能は「禄」で、温い愛想が全ての感謝と奉仕。 「禄+石」は、周囲にあるもので利用できれば何でも使って活かす。 「禄+車」は、規則の呪縛には嫌悪感あらわす。 「禄+龍」は、視野は広いようで小手先で闇雲。 「禄+調」は、発想は他者の追従は許さない独創性。 「雨+禄+午月」は、自分の居場所を見つけるのに時間がかかり、 存外、異性にその気にさせられるが成就せず。 「亥」年生まれ「雨未」は、まとまりに欠け明後日の方向に飛ぶ。 生き方を表す伴星は「司」で、様々なものの積み重ね。 物事の始めの洩星は「石」で、組織の中で始める。 締めにあたる導星は「車」で、マイペースでたった一人で終わる。 宿命の特長は、仲夏正午頃の異境の木陰から脇いづる水源。 総エネルギー202点は、一見見過ごしかねないほど穏やか。 水源地は異様でも守護神金性は僅か19点のため、 持続力が求められるが、夏の水は相応に好かれるために、 ついつい寄り道をしてしまうが、言い訳はせず。 最終目標地点に到達するのに時間を有するのが「雨」なので、 その時々の器により、なんでも変身は可能だが、実験と称して、 あらゆる挑戦を行うのが、くどいほどであったり、 あっさりしているようであったり型にはまらないのが売りで、 本音が見えるようで見えない。人を喰ったような筆名もそれ。 年干支の「宝亥」は、勘が研ぎ澄まされた繊細な発想。 月干支の「木午」は、心優しいが犠牲がつきもの。 そして日干支の「雨未」は、穏やかで逞しくはないが、 純粋で打算のなさから、異性難にも陥りかねない。 後天運は、初旬「7歳雨巳」は、DNA「貫」の自己保身。 母子家庭なりに何が何でも自分を守る術を、経験から身につけたはずも、 本とレゴに囲まれる幼少期を経て、テレビとは無縁の生活を送るが、 これといった後転稼働運はなく、 月支「午」に日支「未」に「巳」の出現で夏の方三位が完成し、 想念の拡がりがでてきて、いわゆる夢想家との質を確保。 2旬「17歳海辰」は、DNA「石」の妥協屈辱狡猾な人間関係。 塩水に汚染されぬように、必死に自己の立ち位置を確保し、 交流関係の影響から、学業ではなくなし崩しに社会に出てしまう。 3旬「27歳宝卯」は、守護神DNA「龍」の半会で救いばかりか、 年支「亥」に日支「未」にからむ三合会局で、発信力も強化され、 次第に自己のポジションを確保しつつ、貪欲になる。結婚もしたが、 世界が拡がりすぎて、バイク事故を起こし、生死を彷徨う。 TV漬けになるのも、このあたり。 4旬「37歳鉄寅」は、守護神DNA「玉」の支合で、 旧い体質、大袈裟で利用し甲斐のある環境を手中に、 流れを強固なものにしてゆき、一般的に認知もされだす。 現在の5旬「47歳畑丑」は、DNA「車」の天剋地冲で、 月干支「木午」の干合支害は、不安を感じながらも、 進み行く方向を変えていき、過去の自分とは全く異なる。 作家や物書きとしての流れを試みる。 今後の6旬「57歳山子」は、DNA「牽」の干合支害と、 月干支「木午」の天剋地冲で、その気になると裏切りや不名誉。 体調不安も顕著となり、異性に騙されたり、評価は下がるが、 その苦悩が才能を磨くことにもなる。 7旬「67歳灯亥」は、DNA「禄」の主導DNA半会で、ようやく自己確立で、 権力の保持に腐心したり感謝や奉仕活動をしてみたり、 試行錯誤しながら、自分を高めていきながら、才能を極める。 8旬「77歳陽戌」は、DNA「司」の刑で、忌み神で苦しい状態0も、 妙な自信はあるので、吝嗇家となれば心は苦しいが、 同様にその方面の才能は磨かれる。 さて、敵は多くはなく一定の支持層もあろうかという浅生だが、 その才気という器を活かす後天運の勢いはなく残念なところ。 初旬条件や10年運天冲殺でもあれば、もっと名前を売っていただろう。 なので、組織にあって異質を極めれば良いものを、 たとえばNHKでこの人ありまでになったのに 制約を嫌い辞してしまうのだから、流れが良いとはいえない。 また、早いうちに結婚はしているようだが、 配偶者成分の「山」はなく、陰陽の「畑」は、自身の水性38点に比して、 48点も身強扱いで、妻には頭が上がらない可能性もあり。 また、どの土性が生みだす金性は守護神になるが、 僅か19点しかないので、こちらも存在は確認できず。 そして最後の母子家庭のくだりも、正規の母親成分の「鉄」ではなく、 年干の「宝」が守護神で格別変わった思考の持ち主。 そして幼い時に出ていった父親は、「宝」の配偶者成分「陽」がなく、 陰陽の「灯」では、母親の忌み神扱いになり、持続できなかったと考える。 とはいえ、浅生鴨という人は面白い。 クラスには一人くらいはいる変化球の人気者。 そんな立ち位置でどこまで行けるか未知数も、 突拍子もないホラ話を吹いていれば、ひとまず安泰〜☆ |
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★3 |
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■2024年03月13日(水)陽子 |
乙川優三郎○クニオ・バンプルーセンと編集者の光と影 |
○外資系ホテル勤務などを経て、96年(陽子)の主導DNA「玉」年に、 「藪燕」で第76回オール讀物新人賞(96-0402/畑巳)を受賞し、作家デビュー。 同年「霧の橋」で第7回時代小説大賞(96-1023/雨巳)を受賞。 01年(宝巳)のDNA「鳳」の対冲年には 「五年の梅」で第14回山本周五郎賞(01-0517/鉄辰)を受賞。 02年(海午)のDNA「司」年には、 「生きる」で第127回直木三十五賞(02-0717/陽戌)を受賞。 04年(木申)の60年に一度のDNA「牽」の干合支害年には、 「武家用心集」で第10回中山義秀文学賞(04-1126/畑酉)を受賞。 13年(雨巳)のDNA「禄」の天剋地冲天冲殺年には、 「脊梁山脈」で第40回大佛次郎賞(13-1220/鉄申)を受賞。 16年(陽申)のDNA「玉」の主導DNA害年には「太陽は気を失う」で、 第66回芸術選奨文部科学大臣賞(16-0309/鉄寅)を受賞。 17年(灯酉)のDNA「龍」年には「ロゴスの市」で、 第23回島清恋愛文学賞(17-0216/木戌)を受賞している 乙川優三郎(53-0217/畑亥)が、22年(海寅)のDNA「禄」の支合年に、 小説新潮に連載していた「ロゴスの海のジプシー」を 『クニオ・バンプルーセン』と改題加筆訂正を加え 昨年(23年/雨卯)のDNA「禄」の半会年の 10月20日(宝亥)のDNA「鳳」の刑日に上梓した。 米兵の父ジョンと文学少女だった日本人の母真知子を持つクニオ。 父の死で日本に帰った彼の「日本語」に魅せられた生涯! 「ニッケル(5セント硬貨)」は「安い命」を意味し、 枯葉剤噴霧作戦の囮になっていった人々。 父の相棒のパイロットはベトナム戦争参戦国のフィリピン人だった。 横田、グアム、福生といった米軍の基地の中で育った クニオ・バンプルーセンが太宰や谷崎より面白く思い、 三島や川端より身近に感じたのは 石坂洋次郎(1900-0125/山戌)の「青い山脈」だった。 やがて父は戦争の恐怖に耐えられなくなり自死を選び、 母親とクニオは基地の街福生で孤高をしのぐ。 秀才の集まる大学で近現代文学と文芸時評を学んだクニオは、 出自に負けず、奨学金の返済もあるため、贅沢は言えず 就職先は東京の飯田橋にある、社長を入れて社員数人という文芸出版社の泉社。 主力商品は海外文学の翻訳で、日本文学を愛するクニオは、 入社当初は心ならずも翻訳を手がける、 ここでの同じくミックスの女性翻訳家アニーとの出逢いが 紆余曲折を経由しながら、本物のパートナーとなっていくが、 やがて新人作家の発掘と育成や業界内恋愛、大物作家との伴走、 日が当たらず苦労した味のある作家を世に出す行程。 そして老作家から託された未来と10数年の歳月をかけた大作に取り組む。 編集者と作家、出版社の実像と理想像が描かれ、 格調に充ちた成長小説は、鮮烈な恋愛小説でもある! 東京都に誕生するも、千葉県市川市育ちで、 千葉県立国府台高等学校卒業。ホテル・観光業の専門学校を卒業し、 外資系ホテル勤務、会社経営や機械翻訳の下請を経て作家業につき、 現在は千葉県鴨川市在住と思われる乙川は、 DNA「玉」主導で、温和な学びの精神の人。 才能も「玉」で、ひとつのテーマに腰を据える。 「玉+調」は、繊細で一見気難しいが自己の専門にはやたら詳しい。 就業経験者らしく、やたらホテル内の描写は確か。 「玉+司」は、生きるための知恵はいくらでも湧きあがる。 「玉+禄」は、計算し尽くされた所作で、教えるは上手。編集者の顔もあり。 「玉+牽」は、勝負にいけない冒険心で、辰巳天冲殺でも商いは不向き。 「畑+玉+寅月」は、純粋な人で幸運と不運が同居。 「巳」年生まれ「畑亥」は、内外シーソー。 生き方を表す伴星は「石」で、人脈の拡がる人生。 物事の始めの洩星は「調」で、別れが契機。 締めにあたる導星は「玉」で、若い人を見守りながら。 宿命の特長は、初春午前四時頃の川の流れる 立派な森に囲まれた公園都市や、作物豊富な畑。 総エネルギー225点はまずまずの存在感を誇示するし、 守護神火性42点は地支が支えるもので地熱と考えれば、 創造力をいかんなく発揮できるうえ、 宿命内干合月干「山」は年干「雨」と二次干合して、 「陽」と「灯」の火性になるので申し分ない。 木性72点の稼働力は見栄え良く、多くの賞を受賞する名誉成分。 自身の土性は59点だから、本質があらわにならず。 金性14点は伝達本能で、実生活は寡黙。遊びの少ない人生。 全力に近く注ぐ力の結果、水性38点はそこまで実入りはないかも知れず、 補填するために、海辺に居を構えるのは納得済み。 年支「巳」VS月支「寅」の害は、一見付き合いづらい日常。 作家という目標に到達するまでに紆余曲折。人生もしかり。 月干支「木寅」VS日干支「畑亥」は、素晴らしい刺激的な女性を求めるが、 未着すれば相手は「山」の陰陽で劣勢ばかりか、 「巳」年生まれ「畑亥」の内外シーソーや、 生年冲殺で年干支「雨巳」VS日干支「畑亥」の天剋地冲を考えると、 仕事最優先で持続出来ぬ苦悩もまた当該作品に投影される。 年干支の「雨巳」は、異質異様な猜疑心の塊。 月干支の「木寅」は、どっしりとした調整能力。 そして日干支の「畑亥」は、泥沼の勝負師で時代と時代の狭間に出番あり。 干支番号構成は、30-51-36で西方北方領域で明るさの作品ではない。 後天運は、初旬「4歳雨丑」はDNA「禄」の感謝と奉仕に愛想。 年干支「雨巳」を大半会する後天成功運型だが、 優しい気持ちはあくまでも表向き、仕事に発揮され、 引力本能は仕事運の成長をもたらすもので内側にはやってこない。 少年期はつかみ所のない子供であったはず。 2旬「14歳海子」は、DNA「司」で生活感強調。 そこは辰巳天冲殺で、まずは社会にでて生き方を磨く。 真面目というよりは、地道な工程で派手さなく。 3旬「24歳宝亥」は、DNA「鳳」の刑。特別意識の強い息抜き。 宿命害切れもあるので、気合いが入り、若者らしい向き合い方。 4旬「34歳鉄戌」は、DNA「調」という偏りに反発反抗。 硬派な姿勢が、この最後の最後で作家デビューにまでこぎつける。 5旬「44歳畑酉」は、DNA「貫」の地力強化に、 月干干合で進み行く方向の変化は、火性が強化され作家道を選択。 6旬「54歳山申」は、DNA「石」の害で、周囲との不協和音やすれ違い。 仕事世界は年干支の干合支合で火性強化で申し分なく、 月干支「木寅」の天剋地冲は、結婚していれば離婚だろうし、 仲間の離反もあろうし、体調の不安も露見した。 現在の7旬「64歳灯未」は、DNA「龍」の改良改革気分一新ばかりか、 成果も伴う守護神なので、絶好調とでも言うべき時期で熱い目標。 海外にも縁ありで、この国でMIXの成功世界を描ききったのは素晴らしい。 今後に控えるのは8旬「74歳陽午」のDNA「玉」の安定。 守護神ばかりか主導DNAで自己確立にもなり、 落ち着いた旧き良き時代に添う作品を磨いていくことだろう。 さて乙川は「そもそも編集者には自信家が多く、小うるさい。 押し並べて人当たりがよく、押し並べて底意地が悪い。 見識はあるが、他業種での経験がないせいか、意外に考え方が狭い。 海千山千の作家から見ると、知的な凡人といった印象が強い。 しかし、よい目を持ち、よい仕事を選んだ人たちでもある。 若くして鬼籍の人になった編集者に佐野久男がいる。 (略)編集者を書くことは作家を書くことでもあり、 私の属する文芸を書くことでもある。どう書くかと考えていたとき、 これも加齢の仕業かと思うが、突然フィリピンの知人のことが思い出された。 私よりひとまわり年上の人で、酒がたっぷり入ると横田基地のことを話した。 当時の私は若く、ベトナム戦争も終わっていたので、 その場ではピンとこないところがあったが、 ひとりのときに整理すると、彼はニッケルと呼ばれた 二人乗りの戦闘機に乗って日本からベトナムへ 毎日のように出撃していたのだった。 根っからの軍人ではないから、おそらく金のために志願して 横田基地に配属されたのだと思う。命を拾う出撃を繰り返しながら、 生きて母国へ帰ることができたのはまさしく幸運であった。 (略)そのとき、またなんの前触れもなく アメリカ人のミスター・バンプルーセンを思い出した。 一時期私の上司だった人で、外部からきたマネージメントの 専門家であったから、弁が立つ。 こちらのブロークンイングリッシュも真剣に聞いてくれる。 彼のような人に日本文学を語ってもらう方が、 日本人同士でごちゃごちゃ言い合っているより すっきりするのではないかと思い、 クニオ・バンプルーセンというバイリンガルを創造した。 フィクションだが、私の小説にはどこかにそうした体験が息衝いている。」 と本作について語っている。長い引用をご容赦いただきたいが、 乙川の人となりを表すと共に、この作品への愛着が感じられ、 創作者の内側と作品成立の思いを読者に提示してくれたのは親切心だろう。 わたしたちは、あたかもクニオが実在の人物のように思えてくるし、 この時代の表層的な商業主義への警告ではないか。 売りやすい作品は並べるだけで一定層には売れるだろうが、 厚みのある質の良い作品を現場が売るべきではないか〜☆ |
熟成された大人の語らい〜→ |
★5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年03月08日(金)宝未 |
蓮見圭一○美しき人生は純粋な場所 |
○雑誌編集者や新聞記者を経て、01年(宝巳)の主導DNA干合年に、 大阪万博をテーマにした「水曜の朝、午前三時」で作家デビュー。 その後「ラジオ・エチオピア」「悪魔を憐れむ歌」 「そらいろのクレヨン」「かなしぃ。」「心の壁、愛の歌」 「誰の中にでもいる彼」「八月十五日の夜会」 「別れの時まで」「夜と朝のあいだに」などを刊行したが、 12年の沈黙の後、書き下ろしで ジョージ・ハリスン(43-0225/木寅)の 「What is Life」にインスパイアされた『美しき人生』を、 昨年(23年/雨卯)の04月30日(山午)に上梓した 蓮見圭一(59-1001/陽辰)を解説する。 フリーライターの阿久津哲也は、書くことに喜びを感じ、 中伊豆にある妻・仁美の実家の旅館業を継ぐことが出来ずに、 継父より離縁を言い渡されて、今では息子の哲ともなかなか会う機会がない。 そしてヘミングウエイではないが「何を見ても何かを思いだす」。 愛車は息子が幼稚園の時に「かっこいい」といったラシーンで 四万キロ走った中古車を衝動買いし、既に走行キロは10万を越し、 車検のたびに「買い換えたほうがいい」と言われ続けてきたが、 不具合を直し、息子を乗せてあちこちいった思い出がいっぱいつまった車だ。 そんな息子の高校の卒業式にようやく招待された阿久津は、 そこで、フェンダーミラー付きの綺麗に手入れをされた 64年(木辰)製の淡いブルーのダットサン(現NISSAN)ブルーバードに乗る 話が面白くどこか訳ありな学校長の真壁と親しくなり、 彼の半生をルポとして取材することになった。 両親を知らずして北海道岩内町で育った真壁純(67-0501/草丑)は、 14歳のときに、転校してきた美しく聡明な明子に恋をする。 クリスマス・イブの吹雪く日、初めて二人はデートをするが、 純はその後静岡へと転校することが決まっていた。 それから6年、ようやく二人は再会したが、 明子は変わり果てた姿になっていた―。 そして20年と6ヶ月の短い命は閉じられた。 切ない恋とほろ苦い青春、新聞配達をしながらの受験勉強。 親代わりに大学生活を支えてくれた町医者への恩返し。 そしてその後の人生の奇跡を見事に描かれた 秘められた切ない恋と愛の奇跡と深み。 RHマイナスの血液型を所持し輸血の御礼に 35年ぶりに譲り受けた絶品(マッコイ)な車にまつわる話で、 肝心の高校生の息子は地元で浪人するという。 秋田県秋田市出身で、立教大学を卒業後に新聞社や出版社に勤務。 大学進学時に上京したはずだが、現住所はおろか、 私生活は全く不明な蓮見は、DNA「司」主導で、地道で純粋な思考の持ち主。 「司+車」は、目前の役割を優先し、私的感情や理屈は通用せず。 才能は「車」で、孤軍奮闘の行動力。 「司+鳳」は、忍耐力あり。 「司+調」は、競争意識ありで負けることは想定外。 「司+牽」は、保身術はあるが、あるだけ。 「陽+司+酉月」は、風雅だがどこか持病あり。他人の犠牲になりやすい質。 「亥」年生まれ「陽辰」は、老獪で孤立しやすい。 生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化を求める旅人。 物事の始めの洩星は「鳳」で、なんとなく始める。 締めにあたる導星は「車」で、マイペースで終わる時は突然自然に終わる。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の雨に烟る街の夕陽。 見目美しいが、はかなく消え入りそうで、 目上剋しの子丑天冲殺でも、力強さは感じられず 総エネルギー169点という身軽さは、気は強いが力量はいまひとつ。 水性は守護神で本人を際立たせるが、 そのわりには、習得本能の木性は33点とそれなりも 自身の火性が僅か13点なのだから、なんとかなってしまうのだろう。 表現力の土性は33点で、年中無休とはいかず、 金性23点の引力本能は、主導するから格好がついているのだろう。 生日冲殺なので、生きて行くには苦悩がつきものだろう。 年干支の「畑亥」は、泥沼みたいなもので、湿地帯。 時代の変遷のなかで、一発勝負をもくろむ。 月干支の「雨酉」は、頭脳明晰世渡り巧みも品性を磨く必要あり。 そして日干支の「陽辰」は、表面温厚深部辛辣。 変動浮き沈みをくりかしながら、段階的に上昇していく典型的遅咲き。 干支番号構成は、36-10-53で西方東方北方の相応の領域で疲労困憊。 後天運は、初旬「8歳海申」は、DNA「車」の半会。 子供らしい幼年時代を送ったのか、 危険で救いのあまりないが目立ったものだったのか。 年支「亥」の害もあり、子丑天冲殺らしく 親の状態はあまり恵まれたものではなかったはずだ。 2旬「18歳宝未」は、DNA「司」の主導DNAで自己確立。 上京と大学生活と就職という社会参加を経験した。 年支「亥」の半会もあり、初旬の燻りに比すれば、 充実した時期であっただろうと推認可能。 3旬「28歳鉄午」は、DNA「禄」のありえない引力本能も、 これといった決め手はなく、転職などの繰り返し。 4旬「38歳畑巳」は、年干支「畑亥」の納音を伴う DNA「調」の際だった才能を活かす時期でデビュー。 5旬「48歳山辰」は、月干支の干合支合で進み行く方向性の変化。 月干は「灯」に10年運は「陽」の火性強化は、 がんじがらめの役割からは解放されるも、人付き合いが大変。 現在の6旬「58歳灯卯」は、DNA「石」の害で、周囲との不協和音。 協調性和合性政治力の害は、編集者との折り合い悪く、 月干支の「雨酉」の天剋地冲は、立場なし。 年支「亥」の半会はあったので、糊口はしのげたはず。 今後は7旬「68歳陽寅」は、DNA「貫」の独立独歩。 自身は強くなれるが、復調は派手とは言えまい。 8旬「78歳草丑」は、DNA「玉」の10年運天冲殺。 過去の再評価で見直されたり、老境でも創作意欲は湧きでて、 初旬条件がないとはいえ、とてつもないものに動かされる可能性もあり。 ところで、念のため学校長の宿命をだしてみたが、 身強の四土格でなかなかのもので、若年の苦労が報われている格好も、 10年運天冲殺と四土格入格の変剋律が同時終了するもので、 このまま何事もなくとはいかぬ気配を感じるが、 この一瞬は輝いているのだからこそ美しいのかもしれない。 また、蓮見は「司」主導で、地味であり特筆するものがない純粋さが売り。 おそらくは、なんらかの取材で知り得た断片に 自分の思いを乗せたのがこの作品だろう。 私生活など構ってはいられない屈折した10年の集大成は、 苦悩に向き合ったからこそ「美しい」のかもしれない。 良い話の裏には、毒もあれば苦節もあり、 それを乗りこえて世のため人のために役立てるなら、嘘も方便に違いない〜☆ |
美しさの裏に陰影あり〜→ |
蓮見圭一○59-1001 |
陽雨畑海 辰酉亥-8 調牽鳳司車(司主導) 木性(33)火性(13)土性(33)金性(23)水性(67)/総合169 子丑天冲殺/生日冲殺/天冲殺(78歳草丑/88歳木子) 主導DNA(18歳宝未)/害(58歳灯卯) 火性脆弱/金性脆弱/水性過多 -8歳海申/18歳宝未/28歳鉄午/38歳畑巳/48歳山辰/58歳灯卯/68歳陽寅/78歳草丑〜 |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年03月02日(土)草丑 |
九段理江○東京都同情塔にある成長なき倦怠 |
○21年(宝丑)の主導DNA金性天干一気強化天剋地冲年という大逆転時期の、 「宝」重なりの同じく主導DNA金性天干一気強化成果日に、 「悪い音楽」で第126回文学界新人賞(21-0304/宝亥)を受賞しデビュー。 「Schoolgirl」で第166回芥川賞の候補となり、 ありえない水性年に蘇生するように入ると、 第73回芸術選奨文部科学大臣新人賞(23-0301/山午)を受賞。 同年「しをかくうま」で第45回野間文芸新人賞(23-1106/山辰)を DNA「司」の天冲殺日に受賞。 その流れで同年最終の納音月(草丑)の金性天干一気強化干合支合天冲殺日に、 第170回芥川龍之介賞(24-0117鉄辰)を受賞している 『東京都同情塔』が01月25日(山子)の DNA「司」の害日に上梓された九段理江(90-09278/草未)を解説する。 2030年(鉄戌)、米国帰りのアラフォーの新進建築家の牧名沙羅は、 表参道の高級イタリア被服専門店の完璧な接客をする 15歳年下の最盛期のBTSメンバーと見紛う 美青年・拓人をナンパして交際に持ち込み、 そして彼が何気なく口にした「東京都同情塔」という名称にヒントを得て 浸透させコンペを勝ち取り犯罪者達に存分な衣食住を与え 二度と外界にでてありふれた不運な生活を経験させぬような完璧にも近い リゾートホテルみたいな犯罪者収容施設(シンパシータワートーキョー)を、 東京は新宿御苑の中に建設させた。 やがて拓人は施設のマネージャーとして就職して 確固たる地位につくようになるが、 建築家は自由に施設に入場できわけもなく途方にくれる。 通俗的に言ってしまえばそんな話で、 小難しい部分は生成AIに作成させたという作品は 「日本人の欺瞞をユーモラスに描いた現代版・バベルの塔! 寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所が建てられることに。 犯罪者に寛容になれない建築家は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と、実のない正義の関係を 豊かなフロウで暴く預言の書」というフレコミだが、 成熟したとは言い難い実のない抽象性が全編を支配する 退屈なママ活小説で「あなたは犯罪者に同情できますか」が虚しい。 埼玉県浦和市(現/さいたま市)生まれ。幼少期は県内を20カ所ほど転居しつつ、 県南部の高校〜大学時代をさいたま市内で過ごしたものの、 出身校については好印象を抱いていないという事情から非公表。 卒業後は大学職員として勤務も持続出来ぬ理由がありそれも非公表。 知人の勧めで14年(木午)から3年半石川県金沢市に居住。 専門学校で就職用の小論文の指導をしたり、 古書店の「オヨヨ書林」でアルバイトをしたりしながら、本格的に執筆。 同県能美市移住後は、北陸先端科学技術大学院大学の 図書館に一日中こもることもあり、文学界新人賞の最終候補に 残ったという連絡を受けたのも同館だったという。 当初は滞在1年の予定が、居心地がよく約3年半に及び、 17年(灯酉)のDNA「鳳」年には金沢を何らかの事情で退去し 現在は千葉県内に居住しているという九段は DNA「車」主導は、戦闘的で単純明快。 「車+禄」は、束縛を嫌い一般的なルールに縛られることを嫌う。 表面的には愛想はいいが、それは生きる術。身内にも同様で、自己主張。 「車+牽」は、手段行動不得手で他者への気づかいなし。 「車+貫」は、強い気持ちで他を圧倒し自我を通す。 才能は「貫」で、頑固一徹自説曲げずに敵味方を徹底区別する。 「草+車+酉月」は、根にもつような陰湿な衝突。 「午」年生まれ「草未」は、スケール大。 生き方を表す伴星は「貫」で、マイペース人生も波が少ないのが理想。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。 締めにあたる導星は「車」で、無に帰しなかったことにする。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃のビル群を飾る造花で、 造花でなかろうと設置してそのまま放置されると、 総エネルギー220点とまずまずの存在感があるにもかかわらず、 水性ゼロ(DNA龍/玉なし)は野人的なため、 安穏としていれば、一切の成長をとげることはなく、 親次第、学校次第、学びの指導次第だが素直でないため、 創造力の欠如はAIに頼るという便利な人。 自身の木性は48点で守備本能はまずまずも、 群れるのはごく僅かの信頼をよせる自己を甘やかす同胞。 発信力の火性は60点もあるが存分に自己宣伝をしないのは、 水性による生成される情報や自己の習得本能に自信がないからだろう。 土性の引力本能は60点もあり、努力は金銭物質なり感謝や奉仕に 容易く変換可能なのだろうが、意固地なため快しとしない。 稼働力・闘争本能・名誉の52点は相応で派手さあり。 目上の引き立てでその気になるが、恩を仇で返すわけでもないが、 年干支「鉄午」VS日干支「草未」は、想念優先の開拓者で、 仕事は嫌いではないが、異性も同様であり、 その異性に影響されやすいうえに、 月干「草」も自己と似た成分で、異性や名誉を奪い合う。 年干「鉄」に月干と日干「草」の並びは、干合金性天干一気を誘発し、 「草」は「宝」となるため、芥川賞受賞など栄誉があるたびに増長し、 目上ばかりか世間を闘争により敵に廻してしまうのが災禍のもと。 同じ物言いでも、数倍強い印象は損をしているのが気づけない。 まるで主人公の建築家の未来をみるようでもある。 造花が造花として生涯建造物に依存していくのか 水という蘇生を繰り返し成長していけるかは本人次第だが、 当初は物珍しさもあるが、変人や後天運の助けがあろうと、 初旬条件はないので(後述)、未知数でしかないのは事実だ。 年干支の「鉄午」は、苦労しないと乱暴狼藉をはたらく暴力装置。 月干支の「草酉」は、若年で芽がでる早生で、完成されて成長はなし。 そして日干支の「草未」は、比較的誰にでも好かれる凡庸さがあるが、 言わば業界のドラ娘みたいなものである。 干支番号構成は、07-22-32で東方南方西方の領域で理性はいまひとつ。 後天運は、初旬「6歳木申」は、月支「酉」VS日支「未」の隙間を埋める 変則方三位の完成で、年支の「午」から始まり日支の「未」へ ここに後天運の「申」を経由して月支の「酉」まで横拡がり。 「巳」や「戌」を迎えると小学校高学年に何かあったろうし、 志は高くも、DNA「石」なのでどこか狡猾で、 仲間を利用したり、都合の良い解釈ですませることもあり。 初旬で与えられるものは生涯ものなので、 AI利用も含めて、一言で言えば「なんでもありの小狡い人」。 2旬「16歳雨未」は、DNA「龍」のありえない改良改革気分一新と放浪。 ありえないことなので、生き方ひとつで、良き事も悪しきこともあったろうが、 ありえないだけに、放浪の末金沢まで流れ着いたことになる。 凝り固まったものが、動きたくて仕方なかったもので、 同時にありえない想像力も与えられ、執筆も可能になったもの。 現在の3旬「26歳海午」は、DNA「玉」の支合で、 さすがにハミダシ運の辰巳天冲殺らしく埼玉とは行かぬが首都圏に凱旋。 塩水でもありがたく、金性強化で栄誉をたぐりよせたものの、 年長者の受けは良かろうと、その年長者や年長のご婦人を大切にせねば、 メッキもはがれかねいばかりか、編集者泣かせにもなる。 今後は4旬「36歳宝巳」は、DNA「車」の主導DNA10年運天冲殺で、 己の正体を知りながら、、論争の最中に放り込まれるので 流れに乗れればいいが、拒絶の連続では、絶えるのみ。 また、水性はなくなると、取材頼りの通俗小説や 連載でしのぐもので、生きて行かねば作家としてはもたない。 むろん作家でなくなっている可能性もないとは言えず。 5旬「46歳鉄辰」は、DNA「牽」の10年運天冲殺で、 進み行く方向の変更や生きて行くための変節は本人次第で、 前旬で消えた水性も「辰」内に「雨」があるので、 活かせないことはなく、ここで大変身として大御所も夢ではないが、 10年運天冲殺も締めにかかるので、より一層の感謝と奉仕が必要だろう。 6旬「56歳畑卯」は、DNA「禄」の半会で、 それまでの感謝と奉仕が充分ではなく、やりたい放題であれば、 出入りが激しい以前に何でもなくす可能性あり。 私財なげうって何かのために生きられるか。 7旬「66歳山寅」は、DNA「司」でせせこましい生活感。 8旬「76歳灯丑」は、DNA「鳳」の対冲で緩みで、晩年は未知数だろう。 さて、九段の人生は霧の中ではなく、派手でわかりやすい宿命。 なのに、自己宣伝はおろか、頑なに護りに入っている。 授賞式では指輪をしていたそうだが、気が強く単純だと、 肝心なところでは抜けがでてしまう。 おそらく年干支VS日干支干合支合なんていう結構な宿命を持ちながら、 結婚も事実婚もしていないのはありえないので よほど表にだせない相手なのだろうと推認する。 派手な宿命で野人なみなら目立ってナンボ。 それを出来ないのが水性ゼロ(DNA龍/玉なし)の 思慮の無さと思えばそれまでだが成長できないと未来はない〜☆ |
成長も瑞々しさもなく息がつまる〜→ |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年02月23日(金)灯巳 |
井町さとる○ヘデラの花の逆襲の夢の中 |
○友人の「50歳超えたら新しい事したくなってバイクの大型免許取った」 に触発され50歳を過ぎ一念発起し、小説執筆の世界に挑戦し、 出版社にもちこみ共同出版という形を実現させた 井町さとるの『ヘデラの花』が、 01月15日(山寅)のDNA「石」の天冲殺日に上梓された。 ヘデラは、一般的にアイビーと呼ばれる植物で、ヘデラは学名。 壁や木に絡みついて成長する特性は、しっかりつかまって離れない姿から 「永遠の愛」「不滅」「誠実」などの花言葉を持つが、 強い執着心から「死んでも離れない」という恐怖の言われにもなる。 優子は、超がつくほど真面目な銀行員の父洋介と、 おっとりした母由紀子との三人家族。 高校進学を控えた優子は、パパ銀行へのこづかい値上げを交渉するため、 母から父の弱みを聞き出そうとしたが、ただ惚気を聞かされただけだった。 「(イジメにあうと)いつも洋介くんが助けてくるんだ」とか 通学電車の痴漢から護ってくれたりとか、 学生時代はアンナミラーズと思わしき店でアルバイトしながら 交際相手を紹介されたりしたりしても、もやもやは吹っ切れずに、 自ら告白し結婚に持ち込んだというが、子供はなかなか出来ずに、 不妊治療の末、優子が誕生したという(それはそうだろうね)! ところが、そんな仲睦まじい両親が初恋を成就させた裏には とんでもない秘密が隠されていて・・・・・。 まあ想像どうりの悪辣さだが、悪いことはできない、 かつての手下を非情にも切り捨てたところ逆襲に遭い、 厳しい生活に送ることになり、母親は復讐に走り、 自分の人生を取り戻そうとする! 軽快な文章でダークな世界を描き切った、ユニークなサスペンスは、 あっという間に荒唐無稽な笑いの世界にいざなう。 東京都武蔵野市または三鷹市または調布市出身と思われ、 都内某大学付属高校中退のち、現在は静岡県静岡市内で 何らかの商いをしていると思われる井町は、 DNA「司」主導で、純粋な吝嗇家。 「司+鳳」は、一見柔らかいムードも個人主義者で耐える人。 才能は「鳳」で、観察力と中庸心。 「司+貫」は、冷静だが意外にスピード感なし。 「司+車」は、猪突猛進、はた迷惑。 「畑+司+亥月」は、動乱期に強く、見てくれより中身の激しさ。 「酉」年生まれ「畑酉」は、王道を極める。 生き方を表す伴星は「牽」で、面白いものを発掘してきて人に喜ばれる。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動一人で始まる。 締めにあたる導星は「車」で、マイペースで無に帰す。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の街並みで、 大方の人々は寝静まっているが、そんな暗がりで何かをしている。 総エネルギー144点はフットワークあり、軽快でノリ良し。 自身の土性の守備本能は42点とそれなりだが、 闘争本能の木性は僅か19点で商いの相手も特定され 火性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人は習得本能皆無で、 勉強するより社会に早く出て力を試すもので、 創造力に関しては無限大の力を使ったものと考える。 伝達本能の金性は58点とそれなりにで、自己宣伝。 とはいえ引力本能の水性は25点なので、 本業は本業であり、こちらは余興で本業を盛りあげるなのだろう。 年干支と日干支同一は原則表裏なし。 表のことも裏のことも一緒くたで、自営業に向く。 住居=事務所=店舗など、同一ではなかろうと至近距離で人を呼ぶ。 年干支と日干支の「畑酉」は、見栄え重視。 外見は美しく華やかだが、内実は何があるか不明。 貧困であれば、それをバネに伸びて行く体質。 親や親代わりの後見人に庇護されながら新天地で一旗あげる。 月干支の「草亥」は、度胸で未来を予測しながら、 仲間を募って、異様な雰囲気を醸しだし人々を引き付ける。 世渡り巧み話題も豊富だが、異性の気に触れすぎると、 相手を不幸にしたり、自身の運気を極度に落とす、さげ▼▼でもある。 陰の日座冲殺は、まさに「ヘデラ」以外のなにものでもない(笑)! 干支番号構成は、46-13で直線で鋭い切れ味ある領域。 後天運は、初旬「8歳木戌」は、DNA「牽」の不名誉で、 特別条件付10年運天冲殺で、異性問題や品行不良で大いに騒がず。 さらに日支と年支の「酉」から月支「亥」まで連なる変則方三位で、 妙な横道にそれるので、高校中退も折り込みずみだが、 野人で純朴なら、勉学は好きではなく、実業の世界へ入りこむ。 干合支害でもあるので、生涯その気になると騙されたり、 梯子を外されたり、異性にはその気になってとんでもない目に遇う。 2旬「18歳雨酉」は、DNA「禄」の愛想がすべての「酉」重なりの刑。 衝突も少なかったが、持ち前の行動力で押しの一手で生活基盤を作る。 3旬「28歳海申」は、DNA「司」の主導DNAで、自己確立。 自分はだいたいこんなものだなあという気持ちになって、 月支「亥」の害で不安があろうと、人生をやりとげる覚悟をする。 4旬「38歳宝未」は、DNA「鳳」の豊かな発信力で趣味に走る。 月支「亥」の半会は自信満々。 現在の5旬「48歳鉄午」は、DNA「調」で風変わり。 進み行く方向の変化で、若い女性に縁ありで、 うら若き女性を主人公にすえるような小説を 出版社に正面から持ち込んで本まで刊行してしまう。 今後は6旬「58歳畑巳」は,DNA「貫」の大半会。 精進・研磨もあれば作家なのか商いなのかはともかく、 大きな成果を期待できそうな時期。 7旬「68歳山辰」は、DNA「石」の支合で何でも屋。 妥協厳禁で、周囲の仲間を如何に巻き込むかにかかっている。 85旬「78歳灯卯」は、DNA「龍」の対冲10年運天冲殺。 志あれば、ありえないような発想で何かをなしとげる。 さて、話を温めていたのはコロナ禍であろうが、 出版社に突撃して勢いで出版にまで持ち込んだのは、 明かに22年(海寅)と23年(雨卯)の条件なしの天冲殺の最中。 感謝と奉仕さえあれば、野人だけに簡単に突破してしまうものだが、 今年(24年/木辰)は、その夢からさめてのDNA「牽」の 60年に一度の干合支合年で、その気になれば叶うこともある。 夢からさめずに、そのまま行ければしめたものだが、 正気に戻って、地道に何かに役立てようでは通用しない。 これを名刺代わりに何かができると、これからの人生も輝けるはず〜☆ |
毒に侵された宿命の荒唐無稽な逆襲〜→ |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年02月20日(火)木寅 |
北川悠○嗜食に凍てつくほどの戦慄を感じろ |
○DNA「禄」の半会年の稼働力強化の04月(木辰)の表現力の支合日に、 投稿小説サイト電遊浮游都市を自認しているアルファポリスの 第5回ホラーミステリー大賞(22-0428/宝亥)にて特別賞を受賞した 北川悠(64-0130/山寅)が、 DNA「司」の干合年だった昨年(23年/雨卯)の10月30日(宝酉)の DNA「調」の発信力強化天冲殺日に、 受賞作のカニバリズム小説の『嗜食』を刊行した。 「どうしてわたしはこの女を選んだのだろうー美味そうだからだ」 選ぶ基準は、そこそこの美人で健康的な若い女。新鮮な女が好きなのだ。 千葉県下で、若い女性を狙った連続猟奇殺人事件が発生! 被害者は皆、内臓が抜き取られていた! 本部からの圧力に抗いながら、事件を追う若手とベテランの所轄刑事。 臓器売買の疑いかと思いきや、解剖を執刀した法医学者から、 犯人はカニバリズムではないかという突拍子もない意見を聞かされる。 彼等は法医学者の協力の元、犯人像を推察するが、 全く手がかりが無いまま捜査は難航する。 そんな時、犯人しか知り得ない事実がネット上に拡散された。 はたして犯人の意図は、その目的は何なのか! 世間にはナンパより怖いものはいくらでもある! 行方不明者の数も国内だけでも10代20代限定でも年間3万人と半端がない。 逆恨み、SMにはじまり、SEXより至極な趣向の披露! 妙な意味ではなく、こよなく女性好きと思われる作者の 趣味と実益を兼ね備えた創作の場は、犯罪を忌み嫌いながらも、 安っぽい生き方をする被害者たちへの どこか皮肉をこめた嘲笑が見え隠れするが、上品なばかりとは言えず。 戦慄ミステリーが苦手な人には回避すべきか否か自己判断してもらいたい。 決して映像化には向かないミステリーはカニバリズムだからではない! その意味では文字で表された小説は自由で楽しいものだが、 気になったことがひとつある。 最後のエピローグで「移動になるらしいな」というセリフがある。 これはどう考えても「異動」だろう。そこが残念すぎる。 長野県出身で、獣医科のある大学卒業。 再受験組とのことなので、大学は入り直ししているが大学名は不明で、 現在は長野県佐久市周辺などの寒冷地で 動物病院を開業していると思われる北川は、DNA「石」主導で、 なんでもありで、好き嫌いなくのみ込む。 才能もこの「石」で、争いを好まぬ政治的かつ和合の人物。 「石+牽」は、一見自尊心が高く懐疑的で事を荒立てない。 「牽」×2もあり、役割意識や権威に弱い。 「石+車」は、有無を言わさぬ実行力。 「石+司」は、日常生活は華美でなく大器晩成。 「山+石+丑月」は、他人から受け継ぐ。 顧客ばかりか、引き取り手のない猫も飼育。 模倣も得意で、読書をしていてこれなら自分も書けると決意したりもする。 「卯」年生まれ「山寅」は、自己愛の象徴。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない順風な人生が似合う。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「牽」で、善し悪しではなく名前を残す。 宿命の特長は、晩冬深夜二時頃の雨降りしきる 鬱蒼とした草木樹木に覆われた「山」で、 総エネルギー234点とまずまずの存在感で、 うち木性95点は稼働力があり深夜なのにざわめく。 木性は臓器でいえば肝臓なので大いに納得! 守護神火性は日支「寅」内にある陽光で、「灯」ではないのでやむなしも、 日の出を待つ状態だが、習得本能として22点は弱く、発想は庶民的で、 干合すれば、年干は「灯」に日干は「陽」にもなるので、 生年冲殺でなかろうと、仕事一筋没頭が好ましい。 自身の土性は55点で遥かに上回る木性95点に覆われ 本質がなかなか見えない状態なのは、 気配を消している身としては得策だが、 検索しても北川悠ではヒットせず「ゆず 北川」がでてきてしまう(笑)。 そのあたりが金性10点という発信力の弱さだが、 それを金性方向の猫飼育で気を紛らわすのはどんなものか。 筆名はもう少し工夫をすべきではなかったか。「じゃっく」でもなく。 動物病院には恐らく自著は置かれてはいないのだろう。 また、おそらくは時計好き。バイクも好きで金性を補填している。 また引力本能の水性は52点。 作家として喰っていく気持ちはなく、本業で充分なのだろう。 なお、地支は月支「丑」→日支「寅」→年支「卯」の、 変則方三位で「辰」を迎えれば春の方三位になり、 受賞したのが「辰」月の04月もうなずけるが、 勝負は木性強化の今年(24年/木辰)であることは間違いない。 年干支の「雨卯」は、責任感あり几帳面で地道で平均的で子煩悩。 月干支の「草丑」は、マイペースで堅実で一発勝負より持久戦。 そして日干支の「山寅」は、人情味溢れ他人の話に耳を傾ける。 大器だが恥や外聞を気にするところがあると伸びきれず。 自らは動かず、人を呼び寄せるようならば、雄大で存在感でる。 干支番号構成は、40-02-15で西方東方の相応の領域を支配する。 後天運は初旬「8歳木子」は、DNA「車」で活動的。 少々危険も厭わぬ少年時代で、 月支「丑」→日支「寅」→年支「卯」を内側から支える 冬へと向かう矛盾も少なくない変則方三位で、 このあたりが、一度大学入学を果たすも再挑戦して獣医を目指したところか。 2旬「18歳雨亥」は、DNA「司」の干合支合で、願えば叶う。 なので獣医にも向かえたのだろうし、おそらくは伴侶にも出会っている。 また、ここからはターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、何をやっても目立つ。 地域の獣医として、力をふるう名物先生なのではあるまいか。 3旬「28歳海戌」は、DNA「禄」の半会で、感謝と奉仕で成果あり。 愛想をふりまきながらも、人たらしとして人気を博す。 4旬「38歳宝酉」は、DNA「調」の10年運天冲殺で、 初旬条件がないものの、独創性溢れる手法を用いれば多いに繁盛。 5旬「48歳鉄申」は、DNA「鳳」の10年運天冲殺で、 豊かで冷静中庸心溢れる表現手段で、進み行く方向の変化。 現在の6旬「58歳畑未」は、DNA「石」の主導DNAで自己確立。 自分の本当の姿を知ることになり、まさかの嗜食か。 今後は7旬「68歳山午」は、DNA「貫」の大事件大成果。 いったい何が起きるのかは、生き方次第。 8旬「78歳灯巳」は、DNA「玉」の害毒でありえないような古傷発覚。 原則ありがた迷惑には違いないが、さすがに歳を考慮すれば、 身体のガタがきている状態で、無理はできまい。 さて、北川は自身の多くは語らず、SNSでも開業場所も明かしてはいない。 それは木性に覆われているのだから、本質が見えないのだから、 さすがに主導DNA10年運らしく、自身をわきまえているに違いない。 また、配偶者は年干の「雨」で実はとびきり目立つ存在かもしれないが、 その生じる木性は月干「草」で近しい存在で、木性は強いのだから、 二人でツーリングにでかけてなどの記述は微笑ましく、 妻も息子の同格でそれぞれの人生を認め合っていることなのだろうが、 北川は弱くないとはいえ、「山」なのだから、 そろそろ年齢的に、ひとつ間違えば転倒の危険もあるバイクではない。 あえていえば、そこが心配なところだろう〜☆ |
表紙はゾクゾクする〜→ |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年02月13日(火)灯未 |
新馬場新○沈没船で眠りたいにある愛の化石と渇きの断片 |
○20年(鉄子)のDNA「石」の夢の中で「月曜日が、死んだ。」で、 第3回文芸社文庫NEO小説大賞(20-0428/宝丑)を受賞し作家デビュー。 22年(海寅)のDNA「調」年に、第16回小学館ライトノベル大賞で、 「サマータイム・アイスバーグ」にて優秀賞を受賞。 23年(雨卯)のDNA「鳳」年に、「月面ホームレス」「タイムマシンのレシピ」が 週刊少年マガジン原作大賞奨励賞(23-1222/木寅)を受賞。 一般小説ライトノベルばかりか、ゲームシナリオライターとしても活動する 新馬場新(93-1007/宝酉)が、昨年(23年/雨卯)の守護神対冲年の 08月21日(宝亥)の主導DNA「貫」日に、 『沈没船で眠りたい』を上梓している。 2040年代ーほとんど現金を使わない世界! 機械の発展ばかりか移民の増加により、職をなくしていった日本人。 「労働を人の手に取り戻しましょう」「機械の労働力は増えすぎました! いまどれほどの職種が人の手にあるでしょう!」 「科学の発展は人を救いませんでした」 加速度的に発展するAIによって、人間の就く職が減少することを憂いた人々が 機械の打ち壊し運動を起こす最中、首謀者の有村泰生と関わりを持つ 奥平千鶴という一人の女子学生が、機械を抱いて海に飛び込んだ。 彼女はなぜ、機械と心中まがいの行動に至ったのか――。 千鶴は孤独で特殊な育ち方をし、顔に傷があり友人と迎合することはないが、 不用意に接近してきた三住悠という典型的資本家の娘に戸惑いながらも、 友情を育んでいった、誰にも気づかれずに! 二人で出かけたミュージシャンのLIVE会場近くで、 「反機械活動団体・嘆きの葡萄」のロボット攻撃に巻き込まれ、 悠は肉体の一部を失う重篤な事故に巻き込まれるが、 悠の両親が経営する先端医療機器企業のおかげで、一命をとりとめるばかりか、 その成功例として、どんどん身体を作り物のロボットに置き換えられて行く! それは唯一無二の友情を守るため、永遠の存在として葬りさるためか。 遺伝子情報のコピーは神の世界を冒涜するものではないのか。 科学の飛躍的発達で、人間の器官はその気になれば全て、 生身でないものに置き換えられて良いものだろうか。 絵描きは絵柄を、小説家は文体を、歌手は歌声を、 声優は声質そのものを奪われ、AIに芸術性を支配された近未来は、 人に幸せをもたらせただろうか。学ぶことすら意味をなさなくなった教育! 奥平千鶴は齟齬が生じていた妹を大学にやることが出来たのか! 絶えず変化していく世界を、その中に生きる人間を、 苦学生は裕福な者を変わらずに愛することが出来たのか。 「私が全部私じゃなくなる前に殺して」という慟哭のシスターフッドSF! 再生医療の限界と愛について、あなたはどんな気持ちになるのだろうか。 一部生成AIが作成した文章により構成されている意欲作は悲壮だ! 神奈川県横浜市出身も詳細不明。明治大学法学部を卒業。 現在地は出生地ではない京浜運河地帯の東京都品川区内近辺在住と思われ、 大学卒業後はゲーム会社に勤務し、 企画職やゲームプロデュースを担当している新馬場は、 DNA「貫」主導で、特別意識の強い強固な守備本能の持ち主で、 自分から攻撃することより攻撃されたりや刺激されることに徹底抗戦。 「貫+貫」は、用心深く利己的で自己本位。 「貫」×3もあり、複数の自我を所有するようなもので、 才能も「貫」とすれば、好き嫌い厳しく、情況や環境により変化するも、 世間に容認されぬ情況であれば、より頑なになり、ピュアとも言える。 「貫+鳳」は、時代に迎合することはない。 「宝+貫+酉月」は、生き方を変えずに苦難の連続で人間性をあげ、 論理的批判を適確にするようになり、職業も自ら変化させない。 「酉」年生まれ「宝酉」は、他力運で何かを有効利用する。 生き方を表す伴星は「牽」で、埋もれたり隠れているものを表に紹介。 物事の始めの洩星は「貫」で、ほぼ単独行動。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わる。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の雨にうたれる 極めて特異な利用方法がある鉱物群の採取現場。 総エネルギー177点だけをとれば身弱だが、 本体の日干支が気が強い子丑天冲殺ばかりか、月干支も子丑天冲殺。 さらには年支も月支も日支も「酉」という地支金性一気格は、 木性ゼロ(DNA禄/司なし)で、感謝と奉仕に愛想も慈しみもなし。 火性ゼロ(DNA車/牽なし)で、責任感稀薄で配偶者成分も皆無。 土性ゼロ(DNA龍/玉なし)で、地頭には期待できない剥きだしであらわ。 ないものは全て無限大に生成可能だが、その気になるか否か。 守護神で発信力の水性は12点で、自身の金性が165点という、 大変偏屈で身強扱いは、まさに血も涙もないロボットのようであり、 地支一気格は目下を利用しつくするもので驚愕。 年干支の「雨酉」は、頭脳明晰世渡り巧み。 不快感は与えないが品性には若干欠けるところあり。 そして月干支と日干支の「宝酉」は、努力の人も世渡り下手で融通効かず。 どちらかというと地味な部類で、うちに攻撃性を秘めており、 博学だが世間には疎く、ある意味毒にも薬にもならない傾向。 干支番号合成は10-58の直線で、当方と北方になるが、 あちこち出歩く事なく、仕事をしていたら職場と寝場所の行き帰りのみ。 後天運は、初旬「10歳鉄申」がDNA「石」の仲間頼り。 「申」は金性なので、地支金性一気格の強化も 生涯ターボ運(子丑天冲殺廻り)みたいなもので、 なにをしても目立つ人だが、後転稼働運型には非ず。 2旬「20歳畑未」は、DNA「龍」の庶民的改良改革。 きっかけを掴みデビューに至る。 現在の3旬「30歳山午」は、DNA「玉」の落ち着きに伝統を掘り下げる。 年干「雨」と干合すれば、10年運は「陽」年干は「灯」なるが、 干合10年運と元からある月干と日干の「宝」が二次干合すれば、 10年運は「海」に変化し月干と日干は「雨」になるため、 元からある年干「雨」をいれて変則干合水性天干一気入格で、 地支の金性一気格に生じられ、潔くも勢いがまして、 あたかも金性が水性に沈んでいく作品で注目される。 今後は4旬「40歳灯巳」は、DNA「車」の危険な事件。 5旬「50歳陽辰」が、DNA「牽」のありえない栄誉の戴冠に、 進み行く方向の変化で、月干と日干が「雨」になれば、 年干「雨」とともに、水性天干一気入格となり、 ふたたび地支の金性一気格から生じられ、 水性の勢いが増して、目上をその才気で一気に追い込む。 6旬「60歳草卯」が、DNA「禄」のありえない木性の天剋地冲で、 ありえない金性的成功や引力本能の逆転による不可解な衝撃。 180度ひっくり返すような、攻撃的出来事も、ぼろぼろか・・・ 7旬「70歳木寅」が、DNA「司」のありえない困窮か地道な対価。 8旬「80歳雨丑」が、DNA「鳳」の守護神10年運天冲殺で、 年干支が大半会、地支と日支が半会と超晩年で全てが動き、 なにがなんだかわからぬうちに、祭り上げられたり、 落とされたりと、先のことととはいえ、到達すれば尋常ではない 無茶苦茶な日常が繰りひろげられていくであろう。 コロナ災禍の条件なし天冲殺の夢の中で、リモート勤務となり、 通勤などの浮いた時間をその気になって執筆にあたり、 小説の世界に入ったもので、極めて変わった宿命の者にしては、 納得できる道行きだし、どこまでも青い青春のありえない夢の中を 生きていけないとは断言できないし、この宿命で功成り遂げたいのであれば、 浮世の交流やら結婚や恋愛と距離を置いて無機質な生活を心がけること。 それが出来てしまったとしても、後天運は何度も彼を試すだろう。 偏りきったバランスを維持出来れば相応な曲者にもなるだろうし、 その逆もあって作中にあるような扇動者や近未来の犯罪者たる 素質も持ちあわせている、不思議でただならぬ人なのだ〜☆ |
人を救えないと悲観すれば為政者喜ぶ〜→ |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年02月09日(金)雨卯 |
本岡類○聖乳歯の迷宮と絶海の孤島で最後に笑う |
○大学卒業後出版社勤務を経て、DNA「車」年だった 81年(宝酉)の金性強化年に「歪んだ駒跡」で、 第20回オール読物推理小説新人賞(81-0701)を受賞しデビュー。 社会派ミステリーなどの分野で活動し、 93年(雨酉)の「真冬の誘拐者」は第109回直木賞(93-0715)候補になるが、 次第に失速し小説から遠ざっていたが、温めていた原稿が 文芸春秋の編集者の手に原稿が渡り、文庫書き下ろしで刊行が決まった、 16年ぶりの小説再デビュー果たした本岡類(51-0224/草未)の 『聖乳歯の迷宮』が、ありえない水性の成果年であった 昨年(23年/雨卯)の11月10日(海申)に刊行されている。 発掘は時間と忍耐を要する作業だ! 日本人考古学者・夏原圭介は心が折れそうになって一年半、 キリスト生誕の地・イスラエルのナザレで、小規模だが興味深い遺跡から、 さも大切そうに羊皮紙に包まれた「イエスの乳歯」と思われる歯を発掘した! しかも、その乳歯からはゲノム配列が ホモサピエンスとは異なるミトコンドリアDNAが検出された。 ネアンデルタール人でもデニソワ人とも違う46本の染色体を確認した! (類人猿は48本)僅か世界人口の0.2%にすぎないユダヤ民族が、 ノーベル賞受賞者のうち20%も輩出しており、 何か特別異能なものを所有しているのか!? 12部族中で神事にしか携わってなかったレピ族の末裔なのか! 大工(石工とも言われる)ヨセフと聖母マリアの間に誕生した (養子として神人類から送り込まれた) イエス・キリストは現生人類とは異なる「種族」だったのか! イエスの乳歯はセンセーショナルな話題を呼び、 神の実在が証明されたとして世界中で キリスト教をはじめとした宗教ブームが湧き起こる! もう形だけのクリスチャンの時代ではなく 雨後の筍のように、キリスト教系の新興宗教まであらわれた! 日本人とユダヤ人は共通の祖先を持つ!? 夏原の旧友で新聞記者の小田切秀樹は夏原のインタビューに成功する一方で、 妻の夕海が勢いを増した新興宗教に取り込まれてしまい苦悩する。 そんな折、夏原と同じく大学の同じサークル仲間(昔ものがたり探究会)だった 沼修司が亡くなったとの知らせが届き、 教師のかたわら源為朝の鬼退治伝説を調べていた沼は、 東京都の南方に浮かぶ孤島の青ヶ島で調査中に事故死を遂げたらしい! 沼の妹から兄の遺品整理をして欲しいと頼まれた小田切は、 彼ら三人の恩師の娘で、やはり同級生だった 難関の医学部出身者で外科医の秦野牧と一緒に青ヶ島へ赴くが、 そこで思いがけない事態に陥るのだった! イエス・キリストの正体とは何だったのか! 「人はパンのみにて生きるものではない」「なんじの敵を愛しなさい」 「神は九十九匹よりも迷い出た一匹の羊を探しにでる」 ポリネシアのイースター島の巨人達の思惑は!? 先端科学の知識と作家的想像力を駆使し 色仕掛けにも負けない緻密に組み立てられ傑作ミステリ! 日本版「ダ・ヴィンチ・コード」登場なのか、科学者の矜持か! 千葉県我孫子市手賀沼出身。早稲田大学政治経済学部を卒業後は、 講談社で月刊誌、週刊誌の編集部に在籍していたが、 83年(雨亥)のありえないDNA「龍」の改良改革年に退職し専業作家に。 93年(雨酉)のありえないDNA「龍」年から2年間は、 日本ジャーナリスト専門学院非常勤講師。 08年(山子)のDNA「司」の害年には、 某特別養護老人ホームに非常勤介護職員として勤務(週2回、5カ月間)などの 経歴をもつ本岡は、DNA「石」主導で、何でも受け入れる反面、 妥協したり、屈辱的感性に陥ることもあり。 「石+貫」は、集団の中での個人行動。組織内の自由人。 「石+禄」は、他人に触発されての行動力や利用する力。 「石+車」は、目的遂行のためには何でもあり。 才能はこの「車」で、単独行動で反撃素早く犠牲的精神で思い立ったら吉日! 「石+牽」は、打算的な組織人でもあり。 「草+石+寅月」は、誉められたりおだてられたりに弱い。 「卯」年生まれ「草未」は、狭視で異性理解不能。 生き方を表す伴星は「調」で、感性鋭い奇異な人生。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにかつがれる。 締めにあたる導星は「牽」で、相応の名前を残す。 宿命の特長は、初春午前四時頃の都会の人工的花園。 総エネルギー221点はそれなりも、自身の木性は115点もあり、 身強で尊大も重厚感ある木性の根っ子があろうとはいえ、 その質は群れて蔓延る雑草魂のようなもので、 冬枯れから春の開花を待つ状態で、発信力表現力の火性は40点、 引力本能の土性は40点なのに、天干に陰陽があろうといえ闘争本能の金性は、 僅か26点では稼働力稀薄のうえ、水性ゼロ(DNA龍/玉)の野人のため、 開花しづらいものがあり、原則想像力皆無の野人で、 無限大の習得本能を使用しないと活躍は困難。 しかも月干の「鉄」に干合されると日干は「宝」になり、 年干「宝」と両天秤にもなる金性天干一気になり、 担当編集者とモメやすく、兼業が望まれるのに、 専業作家になってしまうと戦闘的なのに鈍化してしまう。 異性の存在は少なくないものの、扱いが難しい相手であったり、 その相手に感化されたり、束縛も強いので、 仮に結婚しても、婚姻状態が永続的保証はなく、異性理解不能まで付加され、 水性ゼロからも子供の存在は稀薄となり 生日冲殺でもあり、孤独な家庭や人生になりやすい。 干支番号構成は、28-27-32の南方2点の西方1点で、 極めて狭い範囲で濃厚な活動が望まれる。 後天運は、初旬「6歳畑丑」は、日干支「草未」を天剋地冲するので、 私的面のDNA「禄」的な案件で能動的破壊があれば、 後転的に社会にでた3旬4旬あたりでの活躍が見込まれる。 2旬「16歳山子」は、DNA「司」の害で、生活優先吝嗇に走ると害毒。 堅実さが損なわれ就職や進学ても、本人の本当の希望か否かは不明。 なんらかの危惧があり、実際に問題も露見したはず。 とはいえ変剋律の30年間も始まるので、 生活苦や地道にやっていくことで苦悩すれば才能も磨かれる。 3旬「26歳灯亥」は、DNA「鳳」の半会で発信力強化。 しかも年支「卯」を含めた三合会局まであり、異次元の如く世界が拡がる。 新人賞を受賞してやっていけると勘違いしたのか、 害毒10年運を否定するがごとく退社も、 本来は組織に属してこそのなので、事務所入りや転職が吉だった。 4旬「36歳陽戌」は、DNA「調」の刑で目上との衝突やいがみ合い。 方針変更は年干「宝」の干合で出版社側の変化もあろうが、 「宝」が「雨」になるため金性天干一気の破格で失速気味。 5旬「46歳草酉」は、DNA「貫」の意固地に、 月干「鉄」の干合は、進み行く方向の変化で劣勢の極み。 6旬「56歳木申」は、DNA「石」で主導DNAで自己確立。 月干支「鉄寅」の天剋地冲は立場の破壊で、 己を知り、作家以外の仕事へもシフトをきる。 現在の7旬「66歳雨未」は、ありえない水性のDNA「龍」。 改良改革気分一新で、斬新な発想で怒濤の復活を勝ち取る。 今後は8旬「76歳海午」は、ありえない水性のDNA「玉」。 さすがに体調不安は否めないが、良い晩年を過ごせるに違いない。 さて、本岡は水性ゼロで成長しないのか無限大なのか。 そこらのポカを含めて巧みに物語を展開している。 今回のようにイスラエルや日本の南海の孤島の青ヶ島まで登場させ 縦横矛盾にありえない世界をあたかも歴史の事実のように 語っているのは無限大の賜物! ただし、異性理解不能らしく、その結末も読者の想像に任せるのは、 少々ズルくはないか、最後はいいとこ取りだし、 妻のスマホは覗き見するし、離婚して独身の同級生には鼻の下を伸ばすし、 細部の描写も含めて、あまりにも都合の良い猥雑さは女性蔑視ではないのか。 丹念な話運びも含めて大変面白い発想は常人のものではなく褒め称えたいが、 「究極の勝者は俺だぜ」という「石」主導の厭らしさも、見え隠れする! そこらも含めて、若干浅ましさを感じるのは、 給与生活者を30歳で諦めてしまったからだろうし失速も経験した。 本作の「石」主導らしい仲間を意識にしても、 僅か数人の関係者だけの流れで、組織人としてもう少し社会貢献していれば、 もっと成功の美酒に酔いしれたかも知れず残念なことだ〜☆ |
野人のありもしない卓越発想〜→ |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年02月05日(月)畑亥 |
伊多波碧○名残の飯 家族の飢えた寂寥 |
○01年(宝巳)のありえない金性の引力本能年に作家デビュー。 05年(草酉)のありえない木性の守護神天冲殺年に、 文庫書き下ろし時代小説集「紫陽花寺」を刊行。 主たる著書に「ささやき舟 六郷川人情渡し」 「純情椿 公事師喜兵衛事件綴り」「恋桜」「うそうそどき」、 「リスタート! あのオリンピックからはじまったわたしの一歩」、 「父のおともで文楽へ」などがあり。 昨年(23年/雨卯)の主導DNA年の、ありえない引力本能で金性の干合支合日に 「名残の飯」シリーズで、 第12回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞(23-0805/宝丑)を受賞している 伊多波碧(72-1211/陽子)の『名残の飯 家族』が、 同年07月20日(畑卯)のDNA「調」の刑日に上梓されている。 誰だって泣きたいときはある。 「ちょっとだけ優しくなれる」物語が詰まったシリーズ第四弾! 「こうして無事にまた会えてよかった。生きていてくれてありがとう。」 橋場の渡しの近くにある一膳飯屋「しん」。 飛脚問屋の雛人形を思わせる元美人女将「おしげ」と その娘で色白ふっくらの「おけい」という二人が 季節の物を老練の料理人がと共にもてなす、垂涎の家庭料理の数々。 特に賄いの生姜の天麩羅には注目。 「辛い生姜は天麩羅にすると甘みが出る。熱々のところを塩で食べるのも良し、 甘辛いつゆにどっぷりつけても良し。 ご飯ともあうから、つみれ汁と一緒にだせば、 いくらでも箸が進むことが請けあう」そうだ。 そして、その店の近所で火事が起きた。それまで支えあってきた 橋場町の住人たちの間に不穏な空気が漂う。 同じ頃、奥州から訳ありの一人の女が江戸に戻って来た。 犬に詳しいその女の正体が明らかになった時、人の心が揺れ出す――。 人情が染みる。 訳ありで、千住大橋を回避して、渡し船を使う人々の心情が泣かせるが、 飛脚問屋で苦労知らずで暮らしてきた母娘が、 優しさからくる刃傷沙汰で日本橋瀬戸物町にいられなくなり、 九年間江戸十里四方払いとなった息子の新吉といつの日か会える日を 願いながら「しん」という一膳飯屋を橋場で営む話は、 この時代の庶民生活や苦悩を丹念に取材した、ありえないほど美しい物語。 新潟県三条市出身で、信州大学を卒業。 日頃から新国立劇場でバレエやオペラ、半蔵門の国立劇場で文楽を楽しみ、 おそらく東京都台東区内に在住と推認できるが詳細不明の伊多波は、 DNA「牽」主導で、形を重んじる傾向で、責任感あり。 「牽+牽」は、無我夢中で突っ走る傾向。 「牽+車」は、忍耐力あるようにみえて、集団行動不得手。 「車+車」は、本能的に動く計算された行動力。 才能はあえていえば主導する「牽」で、栄誉を得てこそ輝く。 「陽+牽+子月」は、機敏で攻撃精神あり。男女の関わりには淡泊な傾向だが、 だからといって、なにもない訳でもない。 「子」年生まれ「陽子」は、自己愛の象徴。 生き方を表す伴星は「石」で、人脈の拡がる人生。 物事の始めの洩星は「牽」で、目上の引き立て。 締めにあたる導星は「牽」で、名を残す。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の海に沈みきった残光。 美しいには違いないが、実体は不明なのは、 総エネルギー180点のうち、木性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人。 原則は習得本能皆無で頭の中身は空っぽだが、 経歴からみて無限大の想像力を発揮していると思われる。 自身の火性は僅か9点で、一見生命力に欠け存在感皆無に思えるが、 残光が大海の水平線に僅かに輝く、希有な美しさ。 土性ゼロ(DNA鳳/調なし)は、ある意味ワンパターンなので、 シリーズものという枠を設定したり、細部に拘らぬ時代物を得意とする。 金性ゼロ(DNA禄/司なし)は、さめていて距離のある人情。 温もりのない情愛になるが、これも無限大と考えれば、 美しさを武器に、主導DNAを活かしたものは形成できぬものではないし、 援助者という割り切った存在は否定できない。 稼働力攻撃本能の水性は実に171点もあり、なんでもあり森羅万象の源海や、 海底から湧きでる清水のようなものであり、 水性じたいは習得本能の極みなので、これが作家の存在を支える。 年干支と月干支の「海子」は、小悪魔のような魅惑で翻弄するとはいえ、 怒ると運気を極端に落とすので、無言の威圧感が上等。 そして日干支の「陽子」は、移り気でお天気屋。 あらゆるものが不安定で決断力には、いまひとつの破調の美。 干支番号構成は、49-13の北方と東方を結ぶ直線で、 広域に動き廻るのは得手とはいえない。 後天運は、初旬「1歳宝亥」がDNA「司」のありえない金性で、 早熟で異性を意識したり、堅実な家庭も視野にないことはない。 日干干合になれば、初旬干合水性天干一気入格にもなり、 一見利発に親にはうつっただろうが、知恵で親を凌駕することにもなり、 干合後の10年運は「雨亥」で主導DNA「牽」的でもあるので、自己確立。 2旬「11歳鉄戌」は、ありえない金性の引力本能DNA「禄」で、信州大学にへ。 3旬「21歳畑酉」は、DNA「調」の10年運天冲殺で、初旬条件はないものの、 極端の運の稼働が起きているので、大卒後金融機関で3年勤務のちは、 あっさり退職しているので、持続したかはともかく、 ここは10年運天冲殺の威力もあり、すんなり結婚と考えるべきだろう。 また、この最後でデビューも飾る。 4旬「31歳山申」は、DNA「鳳」の10年運天冲殺半会で趣味に明け暮れる。 相応の作品を発信していけたわけだろう。 5旬「41歳灯未」は、DNA「石」の害で、10年運天冲殺も抜け 妥協や仲間の裏切りは、年干と月干の干合で、進み行く方向の変化。 とはいえ変化後の「木」×2は、ありえない守護神になるので、 体調不良はあったとしても、ありがた迷惑と考えれば、 配偶者との惜別もあったが、その結果に莫大な財を得て、 とてつもない害の消化とも推認できないことはない。 現在の6旬「51歳陽午」は、DNA「貫」の納音で、 年干支と月干支は天剋地冲もあり、大きな変化は因縁解脱。 本格的開き直りで作家として精進する態勢は整った。 この後の7旬「61歳草巳」のDNA「玉」のありえない木性守護神で、 8旬「71歳木辰」は同じくありえない木性のDNA「龍」の守護神なので、 安定した役割発揮と名前を残せる何かがあるはずである。 さて、守護神木性なのに木性ゼロらしくもある貪欲な伊多波は 「東京にも進出している燕三条Bit。メインはもちろん、野菜がおいしくて サラダだけでも毎日食べたい。気づけば三条がオシャレなことになってて 出身者としては嬉しい限りです。」と 故郷の野菜を褒め称えているのは、素晴らしいことだ〜☆ |
泣かせる江戸の庶民事情〜→ |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
■2024年02月01日(木)草未 |
柴田祐紀○60%の持つ数字の魔力 |
○コロナ禍の単身赴任中に、県外ナンバーでの移動がはばかられるようになり、 家族の待つ仙台や実家のある秋田にも帰るわけにはいかず、 時間のあった時期にたまたま読んだ高村薫(53-0206/山子)の 「太陽を曳く馬」に刺激され、 アパートの一室にこもり、しばらく書いていなかったという 小説の執筆に向き合い、満場一致で『60%』で, 第26回日本ミステリー文学大賞新人賞(22-1019/草巳)を 受賞した同作が同年(22年/海寅)の02月28日(灯巳)に刊行された 柴田祐紀(74-1210/草酉)を解説する。 定年間近の銀行員の後藤喜一は、交通取締りの点数稼ぎの帳尻あわせで 前夜の微々たるアルコールの残留検出を摘発され家族も未来も失った! 警察組織の腐敗や刺激の無さに飽きてきたマル暴刑事の高峰岳は、 彼を助けたふりをして、闇の世界に誘い、善意の代表者に仕立て、 仙台市内で新時代の暴力団のフロント企業としてマネーロンダリング専用の 投資コンサルティング会社「60%」を立ち上げた。 通常は30や40が相場のところなのに、「あなたの資産を60%増しに」! ここが扱うのは裏金、隠し資産、麻薬の売上・・・。 容姿端麗、頭脳明晰のカリスマ極道若頭の柴崎純也は、 従来の反社会組織とは違う不思議なコミュニティを形成し、 強い絆で勢力を拡大していくが、やがて絶体絶命の破滅が訪れる。 柴崎の上にはまるでジョン・レノンを思わせる風貌の 洗練された殺戮のプロの田臥和彦組長が控える! 信ずるべきは誰なのか?ハミダシ者たちの苦悩の選択が始まる! 地上の人間に地下の人間!背乗りに中国共産党の工作員! 中華系マフィアに潜入捜査官、彼らは夢を語り文学青年風情だ。 「中国人の考え方では、百年前はつい最近です」 「アジア諸国を衰退させるなら(アヘン戦争の)復讐はイギリスにしろよだ!」 そして、裏切り者は誰だ!60%は換金率ではなく人道支援だと! モンゴルの高原で映画を撮影に行く連中の未来などわからない! 秋田県内の出身で、高等学校卒業後に秋田から出て、 宮城県仙台市内で一人暮らしを始め、同市内で結婚し自宅を建て30年。 転勤で八戸市に行ったり秋田市に行き単身赴任を経験している柴田は、 DNA「龍」主導で、庶民的で外地への憧憬のようなものをほのかに持つ。 「龍+司」は、用心深く出処進退をわきまえるが、自己の領域内では冒険。 「龍+車」は、瞬間判断力あり、行き会ったりばったりで閃き鋭い。 「龍+石」は、経済感覚やや疎く、言い訳をしない実行力。 「龍+調」は、不平不満を向上心に置き換える。 才能はこの「調」で、繊細で丁寧な他者との交流。 「草+龍+子月」は、他者とは脳波のサイクルが違う。 「寅」年生まれ「草酉」は、まとめ下手でなりゆきあるいは人任せ。 生き方を表す伴星は「禄」で、感謝と奉仕もつかみどころなし。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷を離れて本拠地離れて始まる。 締めにあたる導星は「車」で、マイペースで破壊もあり。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の森の木々に潜む宿り木みたいなもので、 総エネルギー146点の身弱なのに、木性59点と冬生まれにしては弱からずで、 それが仲間を交えてアウトローの世界を描いた理由。 年干月干の「木」に日干「草」の木性天干一気は、 組織に依存するようで利用もするだろうし、 仲間を意識しながらだしぬいたり、重宝されたり、 一目はおかれているが、飾り物であったり、柔軟に変貌する。 火性の伝達本能28点は寡黙で仲間がいようと孤独な独白。 土性14点の引力本能は強権発動と主導DNAに呼応する外地への逃亡。 金性23点の闘争本能はそれじたいは強からず、 描かれる世界に夫婦生活や愛を感じる余裕なし。 水性22点は冬の時間帯にブレずに完成された意識。 年干支の「木寅」は、どっりとした組織内の調整役。 月干支の「木子」は、少々打たれ弱いがロマンチックなな理想主義者。 発想はユニークで孤高のため、波乱上等で組織を利用する。 そして日干支の「草酉」は、完成された盆栽の花のように完璧。 自己の考えを徹底して貫き通し、信じた道は決して曲げない。 干支番号構成は51-01-21で北方東方南方の鋭角地帯で鋭く世界を切る。 後天運は、初旬「9歳草丑」は、DNA「貫」の木性天干一気強化の大半会で、 後天成功運型ばかりか、頑固な守備本能が付加されたうえ、 月支「子」年支「寅」の鬼門を埋める「丑」で変則方三位完成は、手堅い。 庶民的な頑固少年だが、稼働も極端で、この最後の最後で社会には飛び出し、 自動車ディーラーの営業職という、ごく普通の就職をし、 お客様に喜ばれ、一人暮らしを始め、結婚相手に出会っている。 2旬「19歳陽寅」は、DNA「調」の才能強化の守護神火性で、 ある意味とんがっているので、主導DNAとの関係により転勤多し。 3旬「29歳灯卯」は、DNA「鳳」の守護神対冲で、 それなりに英気を養い成長もして将来を考えるようになる。 4旬「39歳山辰」は、DNA「司」の堅実志向の支合で、 ブライダルサロンのアドバイザー。 自社の式場にお客様を多く呼ぶための営業やPR活動が主な仕事。 現在は「ノートルダム秋田」の支配人を務める。 現在の5旬「49歳畑巳」は、DNA「禄」の半会で感謝と奉仕。 月干干合は進み行く方向性の変化で、転勤で妻子を残し八戸へ。 コロナ禍で制約のあるなか、木性天干一気の破格は、土性の引力本能強化。 高村薫に刺激を受けて一念発起!3回の投稿履歴で受賞。 今後は5旬「59歳鉄午」が、DNA「牽」の名誉で干合10年運天冲殺。 年支「寅」の半会に月干支「木子」の天剋地冲もあるので、 作家業に精を出していれば、栄誉でさらなるSTEPUPだろうし、 本業でもさらなる上に行くが、「龍」主導が破格の成功が拡がる 10年運天冲殺なので、作家としての栄誉を期待したい。 6旬「69歳宝未」は、DNA「車」の10年運天冲殺で、多忙。 7旬「76歳海申」は、DNA「玉」でひとつの流れに入る。 さすがに店仕舞いはしているだろう。 さて、柴田の総エネルギーは少ない身軽な午未天冲殺で、 運気は相応で、人に好かれる質もあり、早くに社会にでており、 同僚との結婚ならば、おそらく相手は年上と推認できる。 それが今の成功の一因なのだろうが、 子供が生れたとはいえ密着せず単身赴任になれて 作家業に邁進したことを思えば、今後はそれを維持出来るか。 家族に何かあれば飛んで行くだろうが、普段は60%の連中のように、 果てない夢を見ているのが似合っているからな〜☆ |
午未天冲殺天干一気の鮮やかな手口〜→ |
★4 |
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