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★★★幸せ発電所→BEは実践的運命改良を提唱します○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する BEハレ○ |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く頁です☆ |
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白 石 睦 月 ●先生を解説中です |
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サ イ ト マ ッ プ ○ |
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コラム総合○目次//茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
コ ラ ム ○ さ く い ん |
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※「移動祝祭日」は著名人を誉めたり貶したりしながら自分を磨く頁です○ |
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■2021年03月08日(月)草卯 |
白石睦月○母さんは料理がへたすぎるの尤もらしい理由 |
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○夫の仕事の関係で10年間在住した群馬県で、 独学で小説を書きはじめ、おもに長編を執筆したが、 夢の中に突入直前がDNA「龍」の半会年だったために、 思い切って新たな挑戦をした結果、 18年(山戌)のDNA「石」年のDNA「龍」日に、 第1回「おいしい文学賞」(18-0316/灯未)を受賞した 白石睦月(82-0814/畑巳)の 『母さんは料理がへたすぎる』が、 「asta*」18年07月号に掲載され、 これに6本の書き下ろしを加えられ、 19年(畑亥)の最後の最後の01月(草丑)の、 20年01月12日(木寅)の干合支害日に 上梓されているので、解説する。 3年前に事故で父親を亡くした15歳の山田龍一朗。 あだ名は「シェフ」。 うっかり調理実習で本気をだしてしまったからだ。 会社勤めの母を助け、幼い三つ子の妹の面倒を見る高校1年生。 父親(武蔵)と母親(琴子)は学部が違う同級生で、 卒業して二年後に結婚。 その頃、父親の会社が倒産して、必然的に専業主夫に。 不器用で世渡り下手で、 ようやく惣菜屋を出店しようとしていた矢先に 交通事故で亡くなってしまった。 料理好きだった父にしこまれて、龍一朗も料理上手。 一家の食事担当はもちろん、 スーパーの安売り広告をチェックし、家計簿もつけるしっかり者。 とはいいながら、慌ただしく過ぎる日々に、 友達関係や将来への不安など、青春の悩みはてんこ盛り。 そんな龍一朗を中心に、三つ子それぞれの成長や、 再婚話が持ち上がろうと、亡き夫への思いを断ち切れない 母の日常が丁寧に描かれる。 そして向こうの世界で惣菜屋「キッチンハープ」を開いた父。 「ふろふき大根たべたいんですけど」。 それさえ言わなかったら、夫は事故に遭わずにすんだ。 高校二年になって一人称を「おれ」に変えた息子。 シマウマが「ワン!と鳴く」ことも知った、あっという間の三年間! 料理のシーンも臨場感たっぷり。 誰もが未熟だからこそ、助け合って生きていく。 母さんは料理がへたすぎる!? 明日への勇気が湧いてくる家族と青春の物語! 昨年(20年/鉄子)の06月(海午)には、 同作が日能研全国模試の問題文として 一部が二次使用された経緯があり 山口県防府市出身で、山口大学人文学部美術史専攻卒業。 おそらくはいずれかに就職するも、 ほどなく9歳年上の夫と結婚した白石は、 DNA「石」主導で何でもあり。 妥協しながらも、少しずつ高みに上がっていく。 「石+鳳」は、細やかな気づかいはやや苦手な普通の人。 「石+調」は、自尊心は強いがこだわりもなし。 「石+司」は、大器晩成家庭重要。 才能は「司」で家庭的。 「石+石」は、家族の中で異質を極める。 「畑+石+申月」は、上下感覚に疎い。 「戌」年生まれ「畑巳」は、動きは派手に非ず。 生き方を表す伴星は「龍」で、探究心あり変化を求める。 物事の始めの洩星は「石」で、家族などの協力に励まされて 締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で結論づける。 宿命の特長は、初秋午後四時頃の険しい山に囲まれた 小さな湾に面した港町だが、商いの中心ではないが、 貯蔵施設に適した気候風土となる。 生年冲殺は仕事や親の犠牲だが、 仕事で燃焼しきったところの結婚が最適も、 木性ゼロ(DNA車/牽なし)で配偶者成分皆無は、 真面目に見えれば良しであり、異性を見る目はなく、 目の前に出現した相手が、即座にそれだと思い込む。 口腔顔面痛の原因はこれで、野菜をたくさん摂取しないとね! 本来仕事に生きるはずの生年冲殺も 機動力がないに等しく、結婚に気持ちが向く。 もとからない存在なので母子家庭の物語も難なく書ける。 また、総エネルギー270点もあり、 うち自身の土性は105点もあるため、 人を惹きつける魅力に優れていようと、 配偶者や組織を蝕む傾向があるため、 結婚後07年(灯亥)には、夫が群馬県に転勤になってしまう。 ありえない配偶者成分には振りまわされる質。 年干支の「海戌」は、挑戦者。困難を承知でも励む。 月干支の「山申」は、不屈の要塞。 そして日干支の「畑巳」は、家や組織を蝕む。 気弱だが開き直った時の力は侮れない。 干支番号構成は、59-45-06で北方と東方の狭い領域。 10年運初旬「2歳灯未」は、DNA「龍」の庶民性。 年干「海」を干合すると、年干は「木」に10年運は「草」になり、 虚とはいえ作物がおぼろげに見えて生きながらえる。 本質は「畑」なのに稼働力はなし。 また、干合後年干「木」と日干「畑」が二次干合すれば、 年干は「山」になるので、月干「山」と日干「畑」を加え、 土性天干一気も成立するが、 底力はあっても埋もれやすい雰囲気もでる。 2旬「12歳陽午」は、DNA「玉」の学び。 奨学金で大学に進む。 3旬「22歳草巳」は、DNA「車」で社会にでるが、 ありえない木性の出現で迷わず結婚。 現在の4旬「32歳木辰」は、DNA「牽」のありえない名誉で、 見栄えが良くなりデビューする。 今後は5旬「42歳雨卯」は、月干「山」の干合で進み行く方向の変化。 忌み神的な「山」が「陽」になるので、旧いものに縁ありで、 DNA「禄」の引力本能を発揮する。 6旬「52歳海寅」は、DNA「司」の地道。 年干支「海戌」の大半会があるので、 世界は拡がっても、日支「巳」は害になり、 空振りや体調不良の懸念。 7旬「62歳宝丑」は、DNA「鳳」の半会で、 力が萎えるのを防ぐために、冷静で豊かな見聞を広める。 8旬「72歳鉄子」は、DNA「調」の偏りで、 愚痴も増える老境の心境。 さて、白石の結婚は、恐らく04年(木申)なり05年(草酉)の ありえない木性年に出会った相手と、 06年(陽戌)のDNA「玉」の天冲殺あたりに結婚し、 07年(灯亥)のDNA「龍」の天冲殺対冲で群馬県に夫が転勤。 18年(山戌)のDNA「石」の天冲殺年に山口に戻っているが、 相応の時間があったのに、子供が出来たのは遅く、 第一子女児(18-0527/畑未)は、羅状で2共通干支もあろうとも さすがに通称「女王」だけあって、 目上剋しの子丑天冲殺が誕生する背景は、 結婚に整合性なかったのではないか。 共通干支の存在は救いであろうと、 総エネルギー301点もあり、 欲深いじゃじゃ馬みたいな「畑未」は、 向き合うには重すぎるが、 それが自然界から与えられた枷。 苦労はこれから枚挙に暇がないほどやってくるだろうが、 それを書き留めていくのが定めで、 「直感を信じて結婚した20代前半の私を褒めてやりたい(笑)」ではなく 「結婚してはじめて離婚の二文字がよぎりましたけどね」と、 さすがに子丑天冲殺の子を授かるだけある。 仕事命の生年冲殺が早期に結婚をしすぎたことは 謙虚に受けとめてほしいが、話は面白い☆ |
女王は夢の中で保育園は辛いかな〜→![]() |
白石睦月○82-0814 |
畑山海木 巳申戌※-2 司石調石鳳(石主導) 木性(00)火性(45)土性(105)金性(80)水性(40)/総合270 戌亥生年冲殺/変則干合土性天干一気(2歳灯未)/害(52歳海寅) 木性ゼロ(配偶者成分皆無)/土性過多/金性過多 -2歳灯未/12歳陽午/22歳草巳/32歳木辰/42歳雨卯/52歳海寅/62歳宝丑/72歳鉄子〜 |
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★3.1 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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各10干の説明は下記を○クリックしてください |
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あ な た の 運 命 を ハ レ に す る● |
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■当コラムはニュースではありません。自然界を模範とするBEの原理原則に基づき論評するもので、著名人を誉めたり貶したりしながら、ご自分を磨くものとして、お役立てください。出典は新聞/雑誌/ワイドショウ/ネットニュース等ですが特に記しません。お問い合わせには、お答えできかねますので、ご了承ください。また、情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。掲載情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。なお、著名人の生年月日を借りての実践鑑定であり、原則敬称略です。生年月日の表記は可能な限り、正確と判断される情報を採用しており、※は午前4時前生まれ。*は年齢詐称を示します★ BEハレ//清く正しく美しく○運命オンラインサロン |
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0307□木寅の裏移動祝祭日話題の一部![]() |
元乃木坂46 生駒里奈のありえない不名誉生告白という恥○ |
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緩すぎて気合い入れぬと危うい〜?! |
あ な た の 運 命 を ハ レ に す る● |
□上記をお読みになるには権利取得が必要です。詳しくは、こちらをごらんください。 □大好評の三柱表示システム「し ら べ ●」も通常版とは異なりエネルギー計算と宿命特長が一括表示されひとつのIDとPASSで一括ダイレクト入場が可能です。お申込みお問い合わせはこちらへどうぞ★ |
清 く 正 し く 美 し く ○ 実践改良ハレよう運命 |
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0306□雨丑の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
佐伯日菜子の娘の成海花音は因縁を乗りこえられるのだろうか○ |
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父親を電柱激突死させた激しい母親の遺伝子は〜?! |
0305□海子の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
平野ノラが第一子出産も共通干支なしの夢の中○ |
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子丑天冲殺は年上は絶対にダメなんだから〜?! |
0304□宝亥の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
福原愛が過ちに気づくも時既に遅し夢の中で不倫はアウト○ |
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国際結婚だろうと何だろうと共通干支なし〜?! |
0303□鉄戌の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
ユウキロックが約29年所属の吉本興業退所しYouTuberなんでも屋になる毒の名残○ |
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この世界では厳しい〜?! |
0302□畑酉の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
伊東楓 TBS退社とドイツ遊学渡航の無謀○ |
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推薦者が作者より目立つ不可思議〜?! |
0301□山申の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
笑福亭鶴瓶の息子の駿河太郎の法廷闘争と芸能界に縁稀薄○ |
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親の七光り害毒10年運始まりのツケ〜?! |
0228□灯未の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
SKE48 竹内彩姫が運営会社に就職する表裏○ |
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0227□陽午の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
遠藤舞 若いカワイイからの卒業はむしろ序曲、都議選へ行け○ |
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アイドリング!!!時代はこんなこともありました〜?! |
0226□草巳の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
Juice=Juice金澤朋子が天敵水道橋博士にディすられたありえない毒の中○ |
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金澤害毒年で縁なし年上午未天冲殺に屈す〜?! |
0225□木辰の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
高安と杜このみに害毒日女児誕生で大関復帰は絶望的な夢の中○ |
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共通干支×2でも同じ干支では悲劇も倍増〜?! |
0224□雨卯の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
元E-girls 藤井萩花の新婚夫の今村怜央の闇発覚で離婚が見えた○ |
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何の希望も見いだせない文春オンラインからの警告か〜?! |
0223□海寅の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
コロッケが「ころっ家」オープンするなら地元目黒区の町おこしでないと×○ |
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去年が人生の折り返し地点で緩く落ちるのに〜?! |
0222□宝丑の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
千鳥 ノブと大悟にそろそろ翳りが見えて失速寸前の理由○ |
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今までは出来すぎの夢始まり〜?! |
0221□鉄子の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
元乃木坂46 中田花奈が麻雀と投資に迷走(笑)で実は全盛期○ |
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笑えるのは害持ち両天秤だしね〜?! |
0220□畑亥の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
大原櫻子は害毒父親を切り捨て最凶猛毒年を生き延びられるのだろうか○ |
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父親とは共通干なしの猛毒関係〜?! |
0219□山戌の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
橋本聖子は東京五輪・パラリンピック組織委員会会長就任に内心はご満悦○ |
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内心は嬉しくて嬉しくてたまらないのしてやったり〜?! |
0218□灯酉の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
NON STYLE 石田明の妻が財布から現金だけ抜かれた理由○ |
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結婚が結婚だし、他にも決定打があったよ〜?! |
0217□陽申の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
クリープハイプ 尾崎世界観が芥川賞落選のありえない屈辱○ |
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一月いっぱいはろくでもない年だった〜?! |
0216□草未の裏移動祝祭日話題の一部![]() |
KinKi Kids 堂本剛がジャニーズ事務所から六月に逃げだす!?○ |
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ずっと屈折も今年から解放される〜?! |
0215□木午の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
松本まりか 決して嫌われない奇抜な笑顔○ |
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善し悪し別に環境に順応するのが「畑」だね〜?! |
0214□雨巳の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
餅田コシヒカリは凄まじい毒気なので遠目に眺めるに限る○ |
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この人には似ていない〜?! |
0213□海辰の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
元AKB48 内田眞由美と焼肉IWAはなぜ苦境に立たされるのか○ |
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どっちつかずは害毒年に弱いヨ〜?! |
0212□宝卯の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
優里とJuice=Juice 高木紗友希が半同棲で失速確定○ |
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志が低いと文春オンラインもやってくる〜?! |
0211□鉄寅の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
酒井美紀が不二家の取締役に就任する夢の中○ |
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初グラビアまでやって、まさか〜?! |
0210□畑丑の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
TOMOROが持続化給付金詐欺の疑いで逮捕された毒の中○ |
安倍昭恵の友人で加藤紗里の元交際相手〜?! |
0209□山子の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
谷花音の開店休業と語学留学の大間違い○ |
芦田愛菜にも鈴木福にも周回遅れ〜?! |
0208□灯亥の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
元E-girls 山口乃々華はもっと貪欲になれ○ |
石井杏奈にいつまでも負けている訳はいかない〜?! |
0207□陽戌の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
横峯さくらが第一子男児出産も共通干なし○ |
夢の中で始めたことだもの〜?! |
0206□草酉の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
かが屋 賀屋壮也がFRIDAYされたお知らせ現象○ |
相方は哀れ療養中で浮かばれない〜?! |
0205□木申の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
井上理津子の「絶滅危惧 個人商店」が熱い○ |
説明不要の名もなき老舗の渋い商いに迫る〜?! |
0204□雨未の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
小川彩佳の夫の豊田剛一郎の夢の中失墜はそもそも小川の自己発揮にあり○ |
共通干支なき害毒関係で結婚なんか普通しない〜?! |
0203□海午の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
ザブングル 松尾陽介が廃業追放の驕りという悲愴な事情○ |
こちらも顔芸だけでは失速間近〜?! |
0202□宝巳の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
スーパークレイジー君 西本誠が戸田市議選に当選と素顔○ |
次は本拠地か故郷に貢献してほしい〜?! |
0201□鉄辰の裏移動祝祭日話題の一部 コラムを読むには● |
田中将大がヤンキースから放出され帰国の夢の中は復興につながるのか○ |
海外生活なら問題回避も夢の中で帰国は心配〜?! |
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□裏移動祝祭日(茶房ハレシステム)は、表サイトでは取り扱わない危ない話題や、B級ニュースへの論評と、BEならではの世相の見方、皆さまの素朴な疑問や感想にお答えしています。また「宿命判定一覧表」「運命★シリーズ/★これがあなたの生きる道」「旧コラム(1996年〜)」「コラム総合●目次(1996年〜)」「運命語録○」「誰にも負けない○仕事力」「DNA○性格改造論」「結婚できない理由//女子道○絶対最強運命論」「H○」「dna_d」に、大好評の三柱表示システム「し ら べ ●」も通常版とは異なり、エネルギー計算と宿命特長の一部がワンタッチで表示されるなど秀逸で、ひとつのIDとPASSで一括ダイレクト入場が可能です。お申込みお問い合わせはこちらへどうぞ★ |
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あ な た の 運 命 を ハ レ に す る● |
■2021年03月06日(土)雨丑 |
谷村志穂○りん語録で商う作家の立場と結婚の現在地 |
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○大卒後、神田神保町にある小出版社勤務後、フリーライターとなり、 90年(鉄午)の年支「寅」VS月支「戌」のからむ三合会局で、 日干支は納音になるという因縁解脱年に、 雑誌に寄稿したものをまとめた初エッセイ集 「結婚しないかもしれない症候群」を刊行しデビュー。 同作は翌年ドラマ化(日本テレビ系)されたり、 現代用語の基礎知識(92年版)にも収録されて話題となる。 翌91年(宝未)の害年には、小説「アクアリウムの鯨」を発表。 03年(雨未)のまたしても害年に「海猫」で、 第10回島清恋愛文学賞(03-1004/鉄戌)を受賞。 現在は、七飯町観光大使(西洋りんご発祥の地)、 函館市観光大使、函館野外劇大使を務める 谷村志穂(62-1029/鉄子)が、 「青春と読書」に18年(山戌)の主導DNA「龍」年から、 19年(畑亥)のDNA「玉」年に連載された作品を加筆訂正し 人生の折り返し地点だった昨年(20年/鉄子)の 10月31日(灯未)の守護神害日に、りんごを愛でる 『り ん 語 録』を刊行しているので紹介する。 同作は16年(陽申)の守護神半会年に出された 「ききりんご紀行」の続編になるもので、 りんごに魅せられた小説家が、りんごを巡る旅で 出会った味と香りと言葉をふりかえる。 りんごを追いかけて6年。 「青森りんご勲章」受章後、 山形、茨城、群馬などの農園や研究所も訪ね、 伝統あるりんごのお菓子を味わいに京都や神戸へ。 さらには文学作品中のりんごにも思いを馳せ・・・。 島崎藤村の「初恋」や宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に 出てくるりんごは、一体何りんごかに迫る。 摘花という優れたりんごをつくるための花の選別や また果樹園の敵である野生化したハクビシンとの攻防。 同じく天敵ネズミ駆除のために活躍するフクロウとの共生。 豪華なりんご風呂の紹介。入浴後のりんごジュースもいける。 そして、11月5日は知られていないが、「いいりんごの日」を紹介。 「星の金貨」「ぐんま名月」「はつ恋ぐりん」 「トキ」「こうとく」「旭」「さんさ」「恋空」 「ピンクレディー」「陸奥」などなど。 りんごオールスターズを作家が愛でる幸せなお話。 北海道札幌市白石区に生まれ、 北海道大学農学部卒業(応用動物学を専攻)。 その後の華々しい活躍はバブル時代の一角を担い、 現在は品川駅近くの港区高輪在住の谷村は、 DNA「龍」主導で好奇心旺盛で、才能は流れ者(笑)。 「龍+禄」は、肩肘はらない社会常識は備え、 「龍+調」は、貪欲で不満を明日に持ち越したい。 「龍+鳳」は、新しい様式や決まり事をこさえる。 「龍+貫」は、さすがに若い頃のような、 乗りの良さは潜めるがやりたいようにやる。 「鉄+龍+戌月」は、静かなハシャギっぷり。 「寅」年生まれ「鉄子」は、わがままで誰にでも甘えられる。 生き方を表す伴星は「牽」で、特別な何かを世に問う。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷を離れて。 締めにあたる導星は「禄」で、他力的な終わりよう。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の港に停泊する遊覧船で、 似たような二隻が渓流されており、 時折軽く衝突しながら、張り合っている。 総エネルギー180点とアイドル的で 海の水性が52点で発信力あり。 次位が自身の金性で44点で守勢。 その他の木性24点火性26点土性34点にしても 際だったものがあるわけでなく、 まるでない成分も存在せず、ごく一般的な風情。 年干支の「海寅」は、自分が一番にならないと満足出来ず。 月干支の「鉄戌」は、拭えない野暮ったさも負けん気の強さを補填し、 家系の力の濃厚さはうかがわれるが 日干支の「鉄子」は異常干支で家系との関わりがあれば、 それだけひ弱になりかねず、大卒後の上京でも致命的。 にもかかわらず郷土愛が半端ではないのは、 それが商いにもなると踏んだ辰巳天冲殺らしいところか。 干支番号構成は、39-47-37で西方2点北方1点。 これで東京からあちこち出かけるのでは疲れやすいかも。 後天運は初旬「7歳畑酉」がDNA「玉」。 月支「戌」の害で不安定さを付加されるにもかかわらず、 母親との縁が深くなり、函館への特別な思いが加速。 今でも夏は涼しい函館で仕事をするというのだから執着も相当。 2旬「17歳山申」は、DNA「龍」の主導DNA半会で自己確立。 才能開花の時でもある。 学びは地元だったが、年干支「海寅」の天剋地冲もあり、 大学院に進学希望も担当教官に、 別の道に進むことを提示され、 危機感が募り、上京して人生が変わり、 探究心旺盛で実地で学び腕を磨く。 3旬「27歳灯未」は、DNA「牽」の守護神で名誉。 年干「海」が干合で「木」になり引力本能も増大し、 稼働力があがりデビューも、日支「子」は害のため、 ありがた迷惑となり、これが「結婚しないかも」という 時の流れに乗ることになりもてはやされる。 当時は世田谷区下馬に居住していたという。 女性が一人で生きる老後の示唆。 4旬「37歳陽午」は、DNA「車」の守護神天剋地冲。 年支「寅」VS月支「戌」のからむ三合会局で、 害明けの勢いもあり、結婚と出産。 5旬「47歳草巳」は、DNA「司」の干合10年運天冲殺で、 円熟期に入り、引力本能も強くなり活躍も、 初旬条件がないところなので欲深すぎぬかが心配。 月干とも干合して方向転換もあるが、 自身は変化せず、周囲を変えるという荒技。 りんご好きから、七飯町観光大使まで拝命。 現在の6旬「57歳木辰」は、DNA「禄」の感謝と奉仕の 10年運天冲殺と半会で、月干支「鉄戌」の天剋地冲は、 意を決して立場も変化し結果をだす。 今後は7旬「67歳雨卯」のDNA「調」の刑は、 極めて繊細で独創的なものに固執するが、 急速に弱まっていく。 8旬「77歳海寅」は、DNA「鳳」の緩み。 さて、谷村は10年運害も明けた00年(鉄辰)の大半会天冲殺年に、 誘われていったお台場のクラブイベントで、 バイクで千葉の幕張からやってきていて、 一人で居心地の悪そうな雰囲気でポツンとしていた 実家が検見川神社の神官の息子で中古車販売事業に従事する 宍倉直武(75-0527/雨酉)と出会い、元来車好きでもあり、 夢の中らしくすぐに意気投合して、 01年(宝巳)の同じくDNA「石」の条件なし天冲殺夢の中2年目の 05月(雨巳)で相手のDNA「龍」の半会年に結婚している。 しばらく下馬と幕張の二重生活が続くが、 谷村が妊娠したので07月(草未)の干合支害月に 本人曰く中間地点の品川区内に引越をして 第一子女児(宍倉秋穂・01-1111/山寅)を出産するが、 干合して共通干支もある夫とは違い共通干なし。 さらには、その娘は年支「巳」VS日支「寅」の害持ちで表裏あり。 役者修業中ということだが、売りはその害毒持ちなだけで、 勢いはなく動けない「山」ばかりか、 谷村がしょっちゅうあちこちに連れだしているようで、 夢の中で出産した娘に関わりすぎて厳しいものがある。 そんな谷村は今月03月26日(雨酉)に新刊「半逆光」を上梓する。 内容は「長年連れ添った夫のPCで見つけたのは、 若い女との親密なやり取りだった。 人を好きになってしまうことに、解などないのだ――。 恋愛小説の名手が描く大本命不倫小説!」が売りだが、 大丈夫か妄想と現実が交錯していないか。 夢の中で始めたことを21年も続けていればズレも生じる。 子供がいようと共通干もなければ、心底理解できることも難しい。 夫と女性の21年に渡る不倫の証拠。 不倫小説ではなく、ホラーでないことを願いたい☆ |
夢の中のツケが大きかった〜→![]() |
第一子女児(宍倉秋穂)○01-1111 |
山畑宝陽 寅亥巳+9 調石貫車貫(車主導) 木性(48)火性(42)土性(80)金性(26)水性(16)/総合212 申酉天冲殺/主導DNA(49歳木辰)/害(59歳草巳) 年支VS日支害(表裏)/土性過多/金性脆弱/水性脆弱 +9歳鉄子/19歳宝丑/29歳海寅/39歳雨卯/49歳木辰/59歳草巳/69歳陽午/79歳灯未〜 |
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★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年03月01日(月)山申 |
佐野広実○わたしが消えると昭和の残像 |
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○大学卒業後、高校教諭、業界誌編集者などを経て、 99年(畑卯)の天剋地冲年の「畑」重なりに、 島村匠名義で幕末の残酷絵師月岡芳年を描いた 「芳年冥府彷徨」で第6回松本清張賞(99-0507/畑未)を受賞し、 作家デビューし、その後も、歴史・時代小説などの発表を続けたが、 昨年(20年/鉄子)のDNA「牽」年のDNA「玉」の天冲殺日に、 第166回江戸川乱歩賞(20-0608/海午)を受賞し、 再デビューとなった佐野広実(土橋孝/島村匠・61-0422/草酉)の 『わたしが消える』が、昨年09月28日(木戌)の DNA「石」の害日に上梓されている。 訳あって詐欺や偽造、選挙違反などを取り締まる刑事の職を辞して、 京王線の中河原駅まで徒歩10分にある6階建て50部屋135人が暮らす マンションの管理人を20年ほどしている藤巻智彦は、 スーパーに食料を買いだしに自転車で出かけた際に交通事故に遭い、 自分に軽度認知障碍の症状が出ていたことを知り、愕然とする。 離婚した妻はすでに亡くなっており、 18年もの間別れて住んでいる 相模女子大に通っている大学生の娘の祐美にも迷惑はかけられない。 途方に暮れているところに、 当の娘が藤巻を訪ね、相談を持ちかけてくる。 介護実習で通っている稲城市南多摩にある施設に、 身元不明の老人がいる、というのだ。 その老人は、施設の門の前で放置されていたことから、 「門前さん」と呼ばれており、 認知症の疑いがあり意思の疎通ができなくなっていた。 面倒に巻き込まれたくないというのと、 自身の認知症を娘に悟られたくないという思いから 断ろうと考えるが、 行きつけの理髪店の店主の競馬予想が的中すれば、 それを活動資金にあてようと考え勝負をかけたところ 結構な配当の馬券(70倍を1万円購入)が的中し、 これは、自分に課せられた最後の使命なのではないかと確信し 娘の依頼を引き受け、老人の正体を突き止めるために たった一人で調査に乗り出す。 刻一刻と現れる認知障碍の症状と闘いながら 門前さんを施設前に放置した老婆を偶然みつけだし、 さらに、過去に確執があった元上司経由でその息子に 門前さんの指紋照会をすると 当初は該当者なしという答えだったが、 直後から身の危険を感じるような事件にさらされる。 門前さんの過去に隠された真実とはなにか。 序盤の展開は極めて地味ながら、 中盤から大詰めにかけては 映画か漫画かというような派手な大捕り物もあり、 あっけなく殺人があったり荒唐無稽! 最後には娘の真意にも触れるお涙頂戴物語になっている。 神奈川県横浜市神奈川区出身。 横浜国立大学教育学部卒後、 港北区にある清心女子高等学校非常勤講師として 現代文を週2日教え、 一時は歯科医師向けの業界誌編集者もしていた佐野は、 DNA「司」主導で、地味である意味真面目一徹な人。 「司+禄」は、目先の現実や目に見えるものに 惑わされやすい傾向。 「司+車」は、突っ走るばかり。危険極まりない。 少々危なくても、目的遂行のためには、やりとげる。 「司+玉」は、喰うための最低限の確保には怠りない。 才能は「玉」で落ち着きのある知恵。 教育者というよりは、生活のために教える。 「草+司+辰月」は、実際は行動するより言葉で扇動。 「丑」年生まれ「草酉」は、休息なし。 生き方を表す伴星は「調」で、他人にはおいそれと 理解されない偏屈さ。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。親や組織の助力。 締めにあたる導星は「玉」で、目下と共に終わらせるので、 主人公は娘とのわだかまりを解く。 宿命の特長は、晩春午前十時頃の汽水域の海浜に はびこる浮き草のようなもので、 生きているのか死んでいるのかわからぬような 冷ややかさは総エネルギー204点中 直向きにやりたいことをする金性が66点。 教えたり生みだす水性が60点と多いのに比して、 自身の木性は僅か38点なうえに、 成長をうながす火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人のため、 趣味の良い豊かな表現力はなく、 慌ただしい闘争に筆は滑らかになるが、 衝突や謀略は色濃く描けても、 描写はある意味、単純明快であったり暴力的短絡的となる。 刑事の頭脳や情報を駆使するのではなく、 古くからあるような足で稼ぐようなもので、 わかりやすさはあり。 年干支の「宝丑」は、マイペースで、 冷静ななかにも冗談を言える神経の図太さ。 月干支の「海辰」は、冷静な芸術力。 そして日干支の「草酉」は、最初から形が決まっている 盆栽のようにわかりやすい展開。 悪者はあくまでも悪者であり、 わだかまりのある元上司に辛くあたりつつ これを最後と思い利用したり、 いわゆる犯人像や門前さんの描写も 過去に取材してはいるのだろうが、 ある意味使い古された発想。 ただし、成功したのは認知症と介護施設を 使ったからに他ならない。 干支番号構成は、38-29-22で西方と南方の限られた領域で、 何から何までわかりやすい図式には、安心感あり。 後天運は、初旬「6歳宝卯」は、DNA「車」の強化と、 日干支「草酉」を天剋地冲するため、後転成功運型。 地味だが、危険な若年時代。 2旬「16歳鉄寅」は、DNA「牽」の日干干合で栄誉。 地元横浜の国立大学に入る。 3旬「26歳畑丑」はDNA「禄」の半会で、 教員生活に業界紙記者。 4旬「36歳山子」はDNA「司」の主導DNAで自己確立と 30年間に渡り苦悩すれば才能が磨かれる 変剋律の始まりで、松本清張賞。 5旬「46歳灯亥」はありえない火性の DNA「鳳」で思いもよらぬ仕事や戸惑い。 スランプだったと述懐しているが、 気が抜けてしまったと解釈したい。 現在の6旬「56歳陽戌」はありない火性の DNA「調」の害ながら、繊細な苦痛を受けたために 江戸川乱歩賞にたどり着く。 ありがたくも迷惑なという意味は、 真っ新な新人ではないという詮索や疑念。 ここからどこまで巻き返せるか、そして上積み可能か。 今後は7旬「66歳草酉」が律音。 DNA「貫」は、力強くなるのか、ただの頑固か。 8旬「76歳木申」は、DNA「石」の妥協で、 さすがに自力で何かは厳しいかもしれない。 さて、選評にもあったが圧倒的支持を得たものではなく、 前年にも応募しており、「司」主導らしい努力が、 栄誉の年(20年/鉄子)で報われたのは、 それはそれで喜ばしいことだが、 これもまた選評にあったが、 警察組織への誤解もさることながら 内側のDNAが「車」であることもあり、 後半部分の大捕り物がまるで、 昭和の刑事ドラマのようであったこと。 そして肝になる挿入エピソードが、意外にあっけなく、 同世代の作家でいえば、同じ横浜市在住作家の 伊東潤(60-0624/雨未)が18年(山戌)に発表した 「ライト マイ ファイア」に似通った雰囲気なこと。 門前さんの無念や失望も、言葉がないので薄かったし、 元刑事の認知症に対する焦燥感に緊迫感もないところは、 好意的に解釈すれば、暗くなくて良いのだが、 都合が良すぎて、どこか2時間ドラマのような読後感を憶えた。 そこもふくめて作家の生真面目さが伝わってくる。 過去の挫折は「最後まで走り切れるようなテーマや 題材に出会えていなかったのかもしれません。」としているが、 そこもふくめて地味さは否めないが、 あとは目上縁命なのに、 若い人に教えていることも実は苦痛なのが 判っているかのか否か。 また、自力で何かをするという性癖ではないので、 年長の編集者にテーマをふられるように、 柔軟でいられると、もう一花咲かせられるはずである。 生き直す?! 私が消えるでは、自虐的すぎる☆ |
消える寸前まで精一杯生きなくちゃ〜→![]() |
★3.1 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年02月25日(木)木辰 |
矢野隆○とんちき 耕書堂青春譜の周到さ |
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○08年(山子)の大半会年に、 「蛇衆」で第21回小説すばる新人賞(08-0922/草丑)を DNA「鳳」月のDNA「牽」日に受賞しデビュー。 この作品はコミカライズされ。 歴史・時代小説の著作以外にも、 ゲームやコミックのヒット作品のノベライズなどを精力的にこなし 18年(山戌)の主導DNA年の、DNA「牽」の天冲殺日は 第42回福岡市文化賞(18-0324/草卯)を受賞している 矢野隆(76-0426/山申)が、 「小説新潮」に17年(灯酉)から20年(鉄子)まで、 四回にわけて発表した「耕書堂モンパルナス」を 『とんちき 耕書堂青春譜』として改題し、 昨年(20年/鉄子)の12月15日(海辰)の DNA「禄」の半会日を上梓しているので取り上げる。 「好きでもないことを銭を稼ぐのは、まっぴらだ。 洒落や滑稽本だけではなく、もっと堅苦しいものも書きたい!」 日本が世界に誇る天才たちの青き黎明期は面白い! ここは蔦屋重三郎の店、耕書堂。 いわば江戸時代の「トキワ荘」。 のちの十返舎一九に滝沢馬琴、東洲斎写楽に葛飾北斎。 才能の開花を待つ、まだ何者でもない天才たちが集い、 悩み、妬み、笑って、泣いた聖地。 金はないけど、夢はある。元気もある。 怖いものなし。 だが、ひとつの「死」によって暗雲が――。 痛快歴史エンタメ長編! 江戸最強の出版人、蔦屋重三郎の器の大きさ、 そして、才能の開花以前の、若き天才たち。 古今無双の自分がなりたいものになるために、 見も心も捧げる日々。 ある事件を境に、夢追人の目の色が変わった! 幾五郎・鉄蔵・瑣吉・斎藤十郎兵衛。 彼らは後に、それぞれ別の名前で広く世に知られるようになる。 現代でも多くの人が、当たり前に知っている有名人なのだ。 矢野隆の新刊は、この四人の、 まぎれもない元気になる青春時代を描いた快作! 「己のやりたいことを気ままにやって、 毎日楽しく過ごす」ことを望みとする幾五郎は、 侍を辞めて浄瑠璃の作者を目指す。 しかし湿っぽい話ばかり書かされ、うんざり。 滑稽本に出会い、これだと思った彼は江戸に出ると、 地本問屋「耕書堂」に転がり込む。 そこで主の蔦屋重三郎から、絵師の鉄蔵と一緒に、 瑣吉という男を捜すよう頼まれる。 阿波蜂須賀家のお抱え能役者で、 絵が好きな斎藤十郎兵衛を加え、幾五郎たちは瑣吉を探しだす。 自分の作風が時代に受け入れられな瑣吉の苦悩が、 彼の根暗な性格と共に、鮮やかに表現されていた。 以下、商売を始めとして多様な才能を見せる幾五郎の心底が暴かれる。 彼が何事にもきちんと取り組めるのは、 それがすべて創作の糧になると思っているからだ。 現実は戯作に昇華させるためのものという幾五郎の在り方から、 創作者の業が浮かび上がってくる。 作者が巧みなのは、そこに幕府から手鎖の刑を受けてから やる気を失っていた山東京伝の再起を重ね合わせていること。 耕書堂に集う四人だけでなく、 その周囲にいる名を成した人々も、重要な役割を担う。 そして、娯楽を締めつける幕府の政策に反発する重三郎が、 東洲斎写楽を生み出した理由があるかと思えば、 引き受けた十郎兵衛が、自分の内面をぶちまけ、 新たな役者絵を誕生させる。 いつも仏頂面で理屈屋の十郎兵衛は、 幾五郎たちとは微妙に距離があったが、 苦悩の果てに、創作者として覚醒する。 だが写楽の絵を、認めない人もおり、 当代一の人気浮世絵師の喜多川歌麿が、 写楽の絵を激しく嫌いながら、その正体をつかもうとする。 その心の奥にあるのは、 自分にない世界を持つ創作者に対する嫉妬。 漫画の神様といわれる手塚治虫は、 新たな才能を持つ若い漫画家を、常に意識していたという。 功成り名を遂げようとも、創作者の業はなくならない。 多角的に捉えられた業が、本書の読み味を深いものにしているのだ。 創作の場に入りこむまでの市井の人が、 いかに江戸文化の創造者に変貌していったか。 江戸一番の出版社ともいうべき耕書堂に、 戯作者や絵師が集まったのは偶然ではない。 作家ははその事実をベースにしながら、 四人の男の魅力的な物語を創り上げてしまった。 自分の才能に対する自負と不安。 どうなるか分からない未来への期待と恐れ。 時代も場所も関係なく、若者ならば誰でも抱くであろう感情が、 ここに刻みこまれ、あっぱれ! 「こんな定まりきった世の中なんざ、ちっとも面白くねぇ。 だからよぉ、面白ぇ物でも書いてなけりゃ、やってらんねぇよな」 十返舎一九、滝沢馬琴、葛飾北斎らの若かりし頃! 江戸に学ぶ成功者たちの若年期が魅力的に描かれる! 「この世は戯作でやすよ戯作。愉しんだ者勝ちだ」である。 福岡県久留米市生まれ。高校はデザイン科。 福岡市にでて日本デザイナー学院を卒業し、 フリーターでいたが、親に30歳迄はと頼み込み、 25歳の時に実家に戻り、その後は腰を据え、 著作に励み、現在は福岡県太宰府市在住と思われる矢野は、 寅卯天冲殺でもあり「貫」主導の「山」なので、 早期にユーターンしたのは正解の頑固者。 「貫+貫」は、用心深く利己的も革新的。 全ては戯作に通じるである。 「貫+鳳」は、人生急がず。 「一字でも多く、一作でも多く書いてりゃそのうち」は、正に。 「貫+龍」は、堪え忍び地道。 「郷には入れば郷に従えって言いやすからね。 習うより慣れろでさ」 「貫+禄」は、素直に非ず、時に悪漢ぶる。 勝手に店に転がりこんで、面白がられ飼われてるし(笑)、 斎藤という苗字が東洲斎写楽にも化ける。 才能は、この「禄」で人を惹きつける魅力! 「山+貫+辰月」は、用心深いがその気にさせれば大仕事。 ゴネれば面倒なのは、写楽の性癖につながる。 大物の上に行けるならば、禁則も犯す。 喜多川歌麿なんぞは目にない。 「辰」年生まれ「山申」は、正直者で志あり。 生き方を表す伴星は「調」で、感性鋭くキラリと光る人生。 物事の始めの洩星は「龍」で、一度は外気に触れるので上京。 締めにあたる導星は「禄」で、他者により終わる。 これも写楽が仕官先の都合で引退につながる。 宿命の特長は、晩春午前八時頃の海辺近くの山で、 寄せては繰り返す波ばかりか、 地下水の侵蝕を受けながらも持ち堪える 断崖絶壁のようなもので、 危険だが勇敢であったり、頼りがいあり。 総エネルギー255点中土性96点は立派も、 水性66点は堅実で地味な印象。 守護神火性が僅か24点と心許ないが、 直火を使いたいところも、 天空にある太陽の恵みしかないため、 距離感を感じるが、冷静さは使用出来る模様。 むしろ木性46点はすべて「辰」内「草」であり、 刺激的な栄誉には違いないが 山肌を覆う樹木はないので、判りやすい所作。 年干支の「陽辰」は、一見柔らかいムードも中身は辛辣。 月干祖の「海辰」は、冷ややかな芸術性。 そして日干支の「山申」は守りの要で要塞。 誰よりも弱いから、誰よりも厚い鎧を着る。 辛抱に辛抱を重ねて本物になる。 干支番号構成は、53-29-45で北方南方西方で東方欠けで、 現実性が色濃く、若くして未来へはばたくものではなく、 時間をかけて実績をつくっていく。 後天運は、初旬「3歳雨巳」は、日干支と干合支合のため、 堅実性が強化され後天的に成功運型を与えられ、 その心は水性強化が泥濘みやすく懸念はあるが 少しずつでも積み重ね、真面目に成果をだしていくこと。 当初は漫画家になろうと考えていたのは、 守護神ではなく変化しきらねばという条件付きなので、 少なからず影響あり。 江戸時代のトキワ荘物語と比喩するのは、そこ。 2旬「13歳木午」はDNA「車」で、少年らしい傾向のゲームや漫画。 いわゆるジャンプ世代で「キン肉マン」「北斗の拳」であり、 高校はデザイン科でその気充分。 3旬「23歳草未」は、DNA「牽」でスタイル構築。 漫画では、「山」のような壮大なテーマを 尺に押し込むことが困難と悟り一転作家を目指し、 最後に近くなり、実現する。 4旬「33歳陽申」は、守護神DNA「龍」の強化で挑戦。 宿命も温まるばかりか、年干支「陽辰」の大半会と 月支「辰」の半会で絶好調。 現在の5旬「43歳灯酉」は、さらに使いでがある 守護神DNA「玉」で、歴史を掘り下げればなおのこと燃焼。 年支は 半会、忌み神月干「海」の干合は進み行く方向の変化で、 月干支は「木辰」、10年運は「草酉」になり稼働力が上がる。 この後は6旬「53歳山戌」は、主導DNA「貫」で自己確立。 同時に30年の変剋律も始まり、 苦悩すれば才能はさらに磨きがかかり、 まずは身を護ることで試される。 7旬「63歳畑亥」は、DNA「石」の害で仲間や一族との確執。 妥協すれば、病。 8旬「73歳鉄子」は、DNA「鳳」の三合会局で、 豊かな趣味のような人生というよりは、 表現力への疑念で成長は続く。 「死ぬまで書くしかねぇんだよ俺たちは。 書いて書いて書きまくるんだ。 銭になるかどうかなんか関係ねぇ。 書くしか能がねぇから書く。それだけだろ」である。 さて「山」の母親は「灯」だが、これは宿命になく 陰陽関係の「陽」が母親になるが、これは年干にあるので、 やたら目立つうえに、守護神! 母親が横溝正史(1902-0524/灯未)の大ファンで、 本が身近にあり、初めて観た映画は「八つ墓村」で、 「まだ小さくて何もわからないぼくの頭の中に、 『八つ墓村』のあの祟りが入り込んでしまったんです(笑)」だが、 この原体験は、寅卯天冲殺だけに貴重で母親様々。 また、矢野の小説の作り込みは、まずはスゴロクを作るという。 「振り出しからのコマからあがりのコマまで、ざっくりと。 その中には色々なコマがあって、そのつどイベントが起きるわけです。 二コマ進むだったり、一回休みだったり、何かダメージを食らったり。 そうすると、そのコマとコマの間にある空白が気になってきますよね。 振り出しではこの状況だったのに、 次のコマでは違った形になるんであれば、 その間で何かが起こっているはずで。 そこを頭の中でキャラクターに動いてもらいながら、 筆に落としていくんです。」というが、 これもまた宿命を活かしきった所作で理に叶っている。 だから、矢野の作品はRPGのように人々を引きつけているのだろう。 こうして応用が聞けば、漫画家を志したことやゲームに 明け暮れたことも無駄にはなっていない。 「面白ぇ本でも読んでなけりゃ、やってられねぇよね」という 江戸の出版社の再生物語! 読者の期待に応えている嫉妬しあう若き天才達の 滑稽ではない真摯な覚醒を描いた意欲作☆ |
トキワ荘というよりトキワ荘前夜かな〜→![]() |
★3.3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年02月22日(月)宝丑 |
比嘉智康○あの夏、僕らに降った雪を忘れない |
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○07年(灯亥)のありえない火性年に、 「地方都市伝説大全」で、 第3回MF文庫Jライトノベル新人賞(07-0825/宝卯)優秀賞を受賞し、 同年これを改題した 「ギャルゴ!!!!! 地方都市伝説大全」でデビュー。 「ギャルゴ!!!!!」シリーズ、 「神明解ろーどぐらす」シリーズなど ライトノベルのレーベルから作品を刊行してきた 比嘉智康(84-0122/草卯)が、初の一般文芸レーベル作品 『あの夏、僕らに降った雪』を 60年に一度の干合条件あり天冲殺だった昨年(20年/鉄子)の 12月25日(海寅)のDNA「玉」日に上梓している。 きみのことが好きなわたしは、明日消えちゃってるかも―― 切なすぎる恋物語は、高校2年の夏休みのことだった。 地下鉄の終着駅からバスの初乗り運賃ですまない場所に、 年齢を偽り、治験のバイト (三泊四日で7万円)に潜り込んだ組木湊は、 深夜の病棟で、BUMP OF CHICKENの 「天体観測」が好きな世永莉子に出会う。 そして鼻セレブを落とした暇を持て余す彼女と 深夜の互いの発表会という逢瀬を重ねて行く。 「キミは16歳なのに治験に参加している。 未成年って露見したらマズイよね?」と脅され、 色々付き合わせられることになるのだ。 1日1つ(あるいは1つ以上)無関心なことが増える 難病「無関心病」を患う彼女の、余命は1ヵ月。 湊は彼女の闘病ドキュメンタリーに出演することになり、 まだ興味があるものを全力で楽しもうとする莉子と共に 北海道の夏を満喫する。 自分とは真逆の明るくアクティブな莉子に惹かれる湊。 しかし病は進み、莉子が湊への関心を失う日が来てしまう。 奇跡のように舞い降りた一瞬の恋の物語は、 これぞ令和のボーイミーツガールの決定版! 普通だと思った物語も、実は普通ではなかった! 高校生にしては、言い淀みもせずに流れるような 洒落た会話の応酬は まさに「芸術は爆発」状態で、とりあえずそれだけでも 作者の副作用に酔わされる 札幌在住の恋人たちの最新デートマップの決定版! 君の涙に微笑みを! あの夏は二度とやってこないのだ! 北海道札幌市在住で、北星学園余市高等学校中退という事以外は、 全く謎に包まれた比嘉は、DNA「禄」冲殺主導で、 愛はいくらあっても足りない! いつでも切ない愛情に距離をおきながら飢えている。 「旅行しても、外食しても、 それって結局何も残んないでしょ。 つまりそういうことにお金をかけるのは もったいないことなのよ。 お金の使い道は、いつだって物がいいの。 物は残るのだから」と 主人公の実母のシングルマザーに哲学を語らせているが、 それは作家の本音。 「禄冲+玉」は、計画性のある奉仕も、呆気ない。 「禄冲+貫」は、素直になりきれないもどかさしさ。 「禄冲+龍」は、ハチャメチャな恋愛事情で趣味も幅広い。 「草+禄冲+丑月」は、落ち着かず異性の失敗少なくない。 「亥」年生まれ「草卯」は、リアリティなし。 生き方を表す伴星は「禄」で、感謝と奉仕ありきの人生。 物事の始めの洩星は「龍」で、放浪から始まる。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わる。 宿命の特長は、深夜午前二時の草木も眠る丑三つ時の そのまさに「草」で、総エネルギー203点中 水性83点の土砂降りの「雨」に打たれる 雑草のようなもので木性94点はしぶといが、 火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人は、 深夜なのに眠りにつけず、騒々しく動くが、 それでしか存在感を見せつけることは不可能で、 非常に難しいが、 ひたすら文章を作成し発信し続けるばかり。 また孤独ではなく、仲間と寄り添っていないと雑草はもたない。 年干支の「雨亥」は、自己のペースに相手を引っ張り込む。 難病を抱えた莉子だってそう。 忍耐強いが、実は小心者。 月干支の「草丑」は、コツコツと努力を積み重ねる。 そして日干支の「草卯」は、どこか鈍さがつきまとうが、 朝の連続テレビ小説の主人公にもなれる大胆なのに純で、 根っこは真面目で、湊そのもの。 干支番号構成は、60-02-52で極めて狭い領域なので、 子丑天冲殺でも故郷から出られぬのはやむなしか。 後天運は、初旬「5歳木子」がDNA「石」の10年運天冲殺で、 周囲や仲間に翻弄される人生。 2旬「15歳雨亥」は、DNA「龍」の放浪。 ここで高校を中退したのだろうが、その後の足取りが不明。 とはいえ、野人ながらターボ運(子丑天冲殺回り)が始まり、 何をしても動きは派手になり、デビューも早い。 3旬「25歳海戌」は、DNA「玉」の地元での挑戦。 現在の4旬「35歳宝酉」は、DNA「車」の逆転。 それまでの生きざまを180度変えることにより突破口。 冲殺月支「丑」は半会で自信過剰でも良し。 今後は5旬「45歳鉄申」が、自身と目下の変化で、 何らかの変化をもたらすことにより、名誉運向上。 6旬「55歳畑未」は、年支「亥」と日支「卯」のからむ 主導DNA「禄」の三合会局で、自己確立と成功実感。 7旬「65歳山午」は、DNA「司」の蓄積。 特に年干が「灯」に10年運が「陽」にとなりきれば、至福。 8旬「75歳灯巳」は、ありえない火性の到来で、 我が世の春をようやく堪能か。 さて、昨年(20年/鉄子)が、月干と日干の「草」が、 干合でDNA「牽」の栄誉という 条件あり天冲殺で、60年に一度の節目で、 一般文藝に挑戦して読者を泣かせてくれた。 やれば出来るのが比嘉なのだが、 問題は子丑の生月冲殺なのに、 いくら乗り物酔いをしやすいとはいえ、 いつまでも故郷に留まっていることか。 また、札幌で治験の事前検診に行く場合は、 紹介欄に「比嘉智康」と書けば何らかの恩恵があるそうで、 本人も隙あらば、参加しているということで、 ある意味立派な心がけ! 「恐縮です!」 これが作品に活かされたのは言うまでもないことだが、 野人だからできることで、一般人は無理をしないほうが良い(笑)☆ |
快活で哀しいボーイミーツガール〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年02月19日(金)山戌 |
蒼月海里○モノノケ杜の百鬼夜行 疫病退散の噺に潜む毒 |
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○詳細不明もいったん作家デビューしたもののまるで売れず リーマンショックと体調不良もあり再就職も叶わず、 書店員のアルバイトを始めた頃、 日本ホラー小説大賞の落選作からの拾い上げで、 14年(木午)のDNA「鳳」年08月(海申)の律音月に 「幽落町おばけ駄菓子屋」で再デビュー。 同作品は9巻までシリーズ化され、コミカライズされた。 小説の他に、漫画原作や文庫解説なども手掛ける。 作家生活7年で60冊に迫る著作を刊行している 蒼月海里(83-0812/海申)の 『モノノケ杜の百鬼夜行 疫病退散の噺』が、 昨年(20年/鉄子)の12月25日(海寅)の 納音害切れ日に上梓されているので解説する。 上野や浅草に近い台東区の一角だが 主立った観光地もなく最寄り駅からも微妙な「御森」で、 繰りひろげられる二人の少年と モノノケ達のぬくもりのある ホラーミステリは、マスクも登場!? 「家にはケガレを持ち込ませてはいかないのだ!」 結界をはるにも、弱まる神木! さあ、どうする!腐ったオニギリの臭いには勝てるのか! 強い霊感を持つ少年・潤と、 御神木に嫁入りした巫女の末裔、一華。 二人はクラスメイトの芳沢に、 怪我をした猫を助けてから妙なことが起きるとの相談を受ける! 原因を探るべく、五徳猫の菊池春乃、ムササビ妖怪のノブ、 用心棒の黒坊主ことイケメンの与一らを従え 一華と潤は「猫の集会」に出ることに。 数日後、正体は狐狸という宿敵の千影に 御神木を汚され、一華が倒れてしまう。 一華を助けることができず焦る潤の前に現れた、 まさかの救世主とはアマビエ!? 少年とモノノケ達の友情に心を打たれる、 今だからこそ手にとりたいライトホラーミステリ! 宮城県仙台市生まれ、千葉県育ち、 日本大学理工学部卒業し、製造業に勤務するも リストラにあい、三省堂書店に一時勤務し現在は作家専業で、 東京都心に住んでいると思われる蒼月は、 「車」主導でフットワークは良さそうだが 深く考えて時間をかけるよりは、 即座に結論をだして動きたい。 「車+鳳」は、財力形成に目なし。数多くだして発信する。 才能はこの「鳳」で、工夫した発信力でヒネリあり。 「車+車」は、集団行動が苦手。 「車+石」は、手抜きとは言わないまでも強引な人間関係。 「車+龍」は、湧き出すように、ひらめき多数。 「海+車+申月」は、大人になりきれないので、 若い人に絶大なる人気。 「亥」年生まれ「海申」は、困ると固まる。 生き方を表す伴星は「車」で、一人で動く。 物事の始めの洩星は「車」で、たった一人で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、趣味のような人生。 宿命の特長は、初秋午後四時頃の「海」で、 あいにくの「雨」降り。 総エネルギー239点はそれなりも、 自身の水性は132点で大海原。 表現力の木性は僅か11点で、 良き意味でのワンパターン。 火性ゼロ(DNA禄/司なし)は、 冷静で実は優しさ皆無で、配偶者成分も皆無。 これを逆手にとれば、無限大の引力本能を得て、 公的面や私的面のいずれかに偏るので、 仕事面に使用しているに他ならない。 とはいえ主導DNAになる土性は18点で、 重くはないところが嫌われぬ理由。 金性78点は、相応の創作能力で、引出は多い。 最大の売りは、年支「亥」VS月支+日支「申」の害で、 私生活を隠した表裏ぶりは、顔写真すらない徹底ぶり。 リストラにあったトラウマもあろうが、 もとよりそういう構造が、 実はリストラにも抵抗できなかったに違いないが、 そもそも仕事が合わなかった可能性もあり。 就職は06年(陽戌)のありえない天冲殺年の可能性もあり、 ありえない仕事が性に合わなかったのだろう。 年干支の「雨亥」は、忍耐力ありも小心。 月干支の「鉄申」は、マニュアル重視の公務員体質。 そして日干支の「海申」は、確証あってこその人生だが、 原則気楽で悩んではいけない。 干支番号構成は、60-57-09で北方2点に東方1点の 極めて狭い範囲での語り。 後天運は、初旬「1歳畑未」は、DNA「牽」の役目役割だが、 後転稼働条件はなくとも、 ドップリ浸かれば浸かるほど良い生年冲殺で 60歳まではターボ運(子丑天冲殺回り)で何をしても目立つ。 2旬「11歳山午」は、DNA「車」の主導DNAで自己確立。 年干「雨」を干合すると、年干は「灯」に10年運は「陽」の ありえない火性の守護神になるが、 あまり深刻になりすぎれば、年干と日干の干合で、 年干支は「草亥」の日座冲殺干支となり不安定で、 さらに月干「鉄」と干合すれば年干は「宝」にまで変わるので、 金性過多気味になり、策に溺れる可能性。 3旬「21歳灯巳」は、DNA「司」の干合支合で、 宿命内害毒切れで迷走。 特に年干支「雨亥」は天剋地冲で仕事が不安定なのに 日干支は、ありえない火性の干合支合で、 似合うことのない まさかの一時的な私生活の充実がなかったとは言えまい。 とはいえ、最後の最後で格好はつけられた。 現在の4旬「31歳陽辰」は、DNA「禄」の半会で、 月支も半会で自信もみなぎり、出すそばから売れ絶好調。 あとは感謝と奉仕が伴うか否か。 今後は5旬「41歳草卯」は、DNA「調」の偏り。 年支「亥」の半会はあろうと、月干「鉄」と干合し、 進み行く方向を変化させられると「宝卯」は、先祖返り。 火性の恩恵で売れに売れたことが嘘のような過去になるが、 独特の作風で持続させるのみ。 6旬「51歳木寅」は、宿命害切れのDNA「鳳」で、 才能強化ばかりか「寅」内火性で一瞬の救い。 7旬「61歳雨丑」は、DNA「石」の妥協。 8旬「71歳海子」は、DNA「貫」の大事件。晩年である。 さて、蒼月は17年(灯酉)のありえない火性年の最後から 18年(山戌)のDNA「車」の天冲殺年にかけ、 右手首と左肘を故障している。 生年冲殺が私生活に逃げたツケか、 売れに売れたのに感謝と奉仕がないための警告なのか。 いずれにしろ、売れるのは40歳まで。 23年(雨卯)までが限界である可能性あり。 それ以上売れたいならば、売れっ子を鼻にかけずに、 徹底した奉仕の気持ちが必要だが、 世知辛い時期に売れているのは、お試し以外の何物でもない。 害持ちは表裏ありで勘違いしやすいが、 蒼月は気づいて何かを出来るかだが、 「有り難う」はくどいほど必要で、そろそろ危うく心配だ☆ |
冷たいお気楽もたまらない〜→![]() |
蒼月海里○83-0812 |
海鉄雨陽 申申亥※-1 石龍車車鳳(車主導) 木性(11)火性(00)土性(18)金性(78)水性(132)/総合239 戌亥生年冲殺/ターボ運(〜60歳)/主導DNA(11歳山午) 干合支合(21歳灯巳) 年支VS月支+日支害(表裏)/害切れ(21歳灯巳/51歳木寅) 木性脆弱/火性ゼロ(野人・配偶者成分皆無)/土性脆弱/水性過多 -1歳畑未/11歳山午/21歳灯巳/31歳陽辰/41歳草卯/51歳木寅/61歳雨丑/71歳海子〜 |
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★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年02月11日(木)鉄寅 |
宇佐見りん○推し、燃ゆの野放しの毒はネバーランドに行くしかない |
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○ 19年(畑亥)の年干支「畑卯」の大半会を伴う夢の中で、 「かか」で第56回文藝賞(19-0822/宝卯)の DNA「調」の「卯」の害毒重なりに受賞。 明けて、同作で史上最年少で三島由紀夫賞(20-0917/雨亥)を、 DNA「司」の干合日に受賞している 宇佐見りん(99-0516/山辰)が、 昨年(鉄子)の09月30日(陽子)の DNA「龍」の半会日に上梓した『推し、燃ゆ』で、 第164回芥川龍之介賞(21-0120/山辰)の 律音日に受賞しているので解説する。 12歳だった推しはそのとき、ピーターパンを演じていた。 あたし、あかねは4歳だった。 劇中何度も「大人になんかなりたくない」と繰り返す。 16歳になったあたしは、上野真幸を発見する。 男女混成のアイドルグループ「まざま座」のメンバー。 男の子は頬が落ち、落ち着いた雰囲気のある青年になり、 輝いて見えた。 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの逆だ。 推しが炎上した。 ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。 そんなある日、推しがファンを殴った。 そして推しのグループは解散し、 推しは一般人になって、誰かと結婚するが、 ネット上の情報を頼りに推しの住まいをのぞきにいくが、 そこで目にしたものは、何とも普通の光景だった。 静岡県沼津市生まれ。中学の頃より現在まで神奈川県在住。 「かか」の主人公が住む、横浜市内と思われる、 慶應義塾湘南藤沢中学高等学校で一年留年し、 現在慶應義塾大学文学部国文学専攻に在籍中の宇佐見は 「鳳」主導の冷静な表現者。 表出されるのが「鉄」からなので、 硬派で変質しないものがあり、 その気になれば一気に生産する。 「鳳+牽」は、何か拠り所が望み、 それが権威ある先達の作家になっている。 才能は「牽」で、賞をとることが励みで目標で、 格好をつけるられるようになる。 「鳳+司」は、耐久力あり、多少根をつめても乗りこえる。 「鳳+石」は、周囲を受け入れる姿勢あり、 特異な活動をしようと、知らなければ一般人にしか見えず。 「山+鳳+巳月」は、想像するより破壊活動を好むが、 暴力的ではなく、外周からじわじわ追い込むようで、 自らの手を汚さずも、推しを仕留めるような迫力。 「卯」年生まれ「山辰」は、平時は温厚も動乱時は先頭に立つ。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「石」で、周囲の影響なり刺激。 締めにあたる導星は「牽」で、名を残す。 宿命の特長は、初夏午前十時頃の平地に突如出現した 人工的にも思える盛り土のような「山」で、 年干と月干が「畑」で日干が「山」の土性の天干一気は、 地震のような災害が起きれば、周囲を全部吹き飛ばすだろうし、 平時でも近寄りがたさは、まるで古墳のようだが、 まるで神聖に見えるようで、不穏な正体は、 年支「卯」VS日支「辰」の害持ちで表裏ありの病的ながら、 月支「巳」を加え変則方三位で、中身は濃厚凝縮で風格あり。 「寅」がくれば春の季節の完成だし、 「午」はきても燃焼するだろうから、 不器用に見えて相応に対処可能。 「触れあえない地上より触れあえる地下」という発想はこれ。 総エネルギー252点中、その土性は132点で迫力十分で、 同列に並んでいれば、選者は皆引きよせられる恐怖で逃れられず。 とはいえ表現力の金性は僅か18点だし、 守護神の水性の堅実さなりも18点で、 後天運頼りのところがあるのは否定出来ず。 年干支の「畑卯」は、通常は穏やかでも気短で強い闘争心。 月干支の「畑巳」は、威圧さなしで庶民的ながら、 倒柱と呼ばれ一家の大黒柱を根本から腐らせるような成分。 推しも倒した! そして日干支の「山辰」は、制約多く力づくで前進する。 制約が多ければ多いほど、達成したときの喜びも多大。 自分を追いこむだけ追い込めば能力を発揮する。 干支番号構成は16-06-05で一部南方にあるが 東方の比較的狭い領域からでることはない。 後天運は、初旬「7歳鉄午」はDNA「鳳」で主導するため自己確立。 日支「辰」月支「巳」に連なる変則方三位で、 なおかつ弱い表現力を得て内容を濃くした。 小学校の授業で話作りの面白さにふれ、作家を目指す。 現在の2旬「17歳宝未」は、年支「卯」の半会を伴う 同様に少ない金性の表現力に、 特別な意味合いを付加させ、内面の充実を図りデビュー。 今後は3旬「27歳海申」は、DNA「禄」の半会で、 僅かしかない水性の強化で、売れる要素を習得する。 4旬「37歳雨酉」はDNA「司」の支合で内側の充実。 土性の天干一気はなくなり、 「山」は「陽」的に10年運の「雨」は「灯」にもなり、 これまた多くはない火性強化。 とはいえ、迫力はなくなろうと、 害は消えるわけではなく新境地。 5旬「47歳木戌」は、DNA「車」の10年運天冲殺と害切れ。 初旬条件がないだけに戸惑いもあろうが、 進み行く方向ばかりか、表向きの顔全てが変化するばかりか 強力な引力本能を発揮し稼働力があがるため、 大物の仲間入りなのか、別の世界に向かうかは その時点の社会情勢や本人の立ち位置次第も、 スイッチが入って闘争的。 6旬「57歳草亥」は、DNA「牽」の才能強化10年運天冲殺。 善し悪し別に、栄誉か不名誉か、派手に存在感を誇示。 7旬「67歳陽子」は、DNA「龍」の半会も、力は萎えて下り運。 8旬「77歳灯丑」は、DNA「玉」の重鎮という場所を得る。 推しのデータもある。 上野真幸(92-0815/雨亥)。 宇佐見とは干合関係で、大半会を持ち合う。同じく害持ち。 年支と月支が「申」で、日支が「亥」。 表裏ありというよりは、どちらかというと悲惨。 これは宇佐見にも言えないことではないが、キレやすい。 そして、月干支「山申」VS日干支「雨亥」の干合支害は、 ろくでもない異性にばかり好まれ、 火性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人は家庭運なし。 生後三ヶ月で子供モデルになるが、 それがそもそも害か。 ありえない火性年だった07年(灯亥)には、 母親が姉を連れ、出奔。 害持ちの子丑天冲殺が生まれるぐらいだから 両親の関係も無茶苦茶だったろう。 16歳(08年/山子)でファンクラブが出来るも夢の中。 18歳(10年/鉄寅)でアイドルデビューというものだ。 そして事件。 「ありがとう、今まで。おれなんかについてきてくれて」と 解散を機に芸能界を引退。 「ただの一般人として、静かに見守ってくただけると幸いです」は 「牽」主導らしく格好をつける。 さて、宇佐見のデビューは、 条件なし天冲殺夢の中だった19年(畑亥)。 年干支「畑卯」を大半会し、土性天干一気強化なので、 大いに目立つ。 そして、明けて主導DNA「鳳」の半会年で、 芥川賞受賞(01月は主導DNA年の最後の最後)となったのは、 同時に文藝賞を受賞した遠野遥(91-0822/木子)と 似たり寄ったりの部分があるが、 ただの害持ちの彼よりは、 土性天干一気もあり迫力満点の宇佐見のほうが目立つし、 後天運も恵まれているが、 夢の中で世にでたのは同様で、 害持ちだけに、大物になった気分になり、 自己発揮してしまえば、一気に夢からさめる。 調子に乗って言えるかな。 「ネバーランドに行きたいな」は、 夢からさめてはいけない宇佐見の本音かもしれない☆ |
毒が決め手に気づこうよ〜→![]() |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年02月08日(月)灯亥 |
久永実木彦○七十四秒の旋律と孤独の回り回る畏怖 |
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○17年(灯酉)のありえない火性のDNA「鳳」年に、 「七十四秒の旋律と孤独」で、 第8回創元SF短編賞(17-0417/木戌)を受賞。 同年、同作が「行き先は特異点(年刊日本SF傑作選)」に 収録されデビュー。 19年(畑亥)のDNA「禄」年より、 RRJによる朗読音源配信サイトの Webラジオ「読んで実木彦」にてパーソナリティをつとめる 久永実木彦(75-0409/草酉)が、 書き下ろし作品などを加えた 『七十四秒の旋律と孤独』を DNA「牽」の干合年らしく 昨年(20年/鉄子)12月25日(海寅)の DNA「玉」の方三位日に上梓している。 宇宙船を警備する人工知性「紅葉」の葛藤と、 宇宙空間で物体がワープする際に生じる、 空白の七十四秒間の事件を描いた 第八回創元SF短編賞受賞作「七十四秒の旋律と孤独」をはじめ、 人類が滅亡したあとの宇宙で、野生動物化した ヒトの遺した教えと掟に従って宇宙を観測し続ける 高度な人工知性のロボットたちの日々を綴る 連作「マフ クロニクル」の全六編を収録。 七十四秒を短いと思うか長いと感じるのか。 とはいえ七十四秒の間は、無防備な人間は、 高度な人工知性に防備されていないと、 未確認物体から襲撃されてしまうのだ。 そんな永遠の時を生きる美しいロボットたちと、 創造主である人間をめぐる鮮烈なデビュー作品集は、 一気読みに値する人類の叡智への賛美と警告にあふれ、 まるで創造主が作家に乗り移ったかに思えるし、 ロボットの視点から描かれた 創造主である人間とのファーストコンタクトが、 切なすぎて切なすぎて、 そこに猫をこよなく愛する作家の気持ちが感じ取れる。 これは永遠の時を生き抜けるはずのロボット達の 壮大な物語であり、祝祭を行う野外劇だ! 埼玉県生まれ。佐賀県、福岡県などを転々としながら東京都へ。 西東京市を経て現在は板橋区在住で経歴は一切謎。 映画とアイドルと猫をこよなく愛する久永は、 DNA「貫」主導で、強情で意志が強く、 孤独な環境で敵と交戦している状態で、 敵が手強ければ、自身も強くなり、 集中力ありも、身を傷めやすい。 「貫+貫」は、個人主義で挑戦者で不器用。 「貫+車」は、正直で邪気なし。 惜しみなく感情のままに呼吸をする。 「貫+牽」は、目的遂行のためには打算もあり。 仕事をするのは生活のため。 時間は歴史さえも揶揄する。ヒトが人間であるために。 「草+貫+辰月」は、言葉による知恵を使った攻撃も、 情けに弱く、冷静なばかりではいられない。 葛藤があるからこそ、ロボットたちも成長した。 「卯」年生まれ「草酉」は、拡がりすぎる懸念も、 自然は回り回り、物語も回るのだ。 生き方を表す伴星は「牽」で、裏方で 陰に潜むものを密かに表にだす。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。 締めにあたる導星は「車」で、破壊の末に無に帰す。 宿命の特長は、晩春午前八時頃のビル群の狭間に咲く花。 総エネルギー164点とひ弱で、自身の木性は88点もあり、 成長発芽する気持ちは充分でも、 火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人のため、 種子のままで待つのみ。 年干支「草卯」VS月干支「鉄辰」の 干合支害は不穏で不安定で病的。 年干支「草卯」VS日干支「草酉」の納音は、正体不明。 月干支「鉄辰」VS日干支「草酉」の干合支合は、 配偶者とは仲が良いものの、 年干にも同格の「草」があるため、ライバルがいたはず。 月干「鉄」に年干と日干の「草」が干合されると、 年干と日干は「宝」になり、金性の天干一気が成立するが、 干合支害もあり、根っこが腐りやすく、 宿命を温め冷やさぬようにする必要もあるが、 木性であろうと金性であろうと 火性がやってくれば一気に成長できるなり目立つので 17年(灯酉)の受賞は何ら不思議ではなく、 あらかじめ用意されていたもの。 とはいえ通常は火性がないので、 意図的に発信力を強めていくために Webラジオを行うのはプラスも、愛猫は仲間であっても、 気は乱れやすいので、そこは作品にもあらわれており、 猫ばかりか猫鹿まで登場するのは象徴的。 年干支の「草卯」は、真面目だが少々鈍く、 ロボットたちの一挙一動は微笑ましい。 月干支の「鉄辰」は、過去を振り返らず前進あるのみ、 だから未来の話を語る。 そして日干支の「草酉」は、盆栽の花のように完成され、 それは作品の緻密さにもあふれているが、 成長をするはずもないロボットたちに通じるが、 火性の恩恵で一気に化ける場面は圧巻である。 干支番号構成は、52-17-22で北方南方を結ぶ鋭角領域は、 人々の進む方向を示しているのかもしれない。 後天運は、初旬「1歳畑卯」は、DNA「禄」の天剋地冲で、 自己犠牲あっての初旬成功運型。 引越は親によるものだろうが、 母親成分が月支「辰」内の「雨」。 父親は同じく「山」で月支に集約されるが、 害の中であることは否定できない。 2旬「11歳山寅」は、DNA「司」の方三位で 地味に真面目に堅実に。 3旬「21歳灯丑」は、DNA「鳳」のありえない火性の半会で、 社会にでて、キーワード活かす形らしく オンラインゲームの会社で働く。 結婚をしたのはこの時期で、同僚なり、同好の士か。 4旬「31歳陽子」は、DNA「調」の ありえない火性も決め手なし。 とはいえ、独創的感性は磨かれ、 アイドル好きにも拍車がかかる。 現在の5旬「41歳草亥」は、DNA「貫」の 主導DNAで自己確立のうえ、 異常環境であれば大きく運が稼働する 特別条件付10年運天冲殺ばかりか 年干支「草卯」の大半会を伴う 金性天干一気強化もあり、デビュー。 単行本化されたのも、 金性天干一気強化のDNA「牽」年という おまけ付きで至極当然。 今後は6旬「51歳木戌」は、協調性和合性の毒を伴う 同様に特別条件付10年運天冲殺と害。 前旬で上がり過ぎた反動で、体調不安をきたすのか、 仲間の離反や離別など、人付き合いもままならぬ時期だが、 救いの方向は、優柔不断であること。 残念かもしれないが、 人間ではなくロボットにでもなったつもりなら 難を逃れることも可能だろう。 7旬「61歳雨酉」は、DNA「龍」の刑。 20年間の10年運天冲殺を抜けたあとの改良改革で、 やや脱け殻的な印象も、流れに逆らわず新たな挑戦なり、 未来に希望を馳せていれば、衰えることもないか。 8旬「71歳海申」は、DNA「玉」のありえない塩水では、 さすがに火性なしの野人には厳しいだろう。 意識は遠いところ、故郷のような場所へ向かうのだ! さて、電気がないと人間は無力なのか。 未来人は電気を消費するだけで、 失ってしまえば野蛮なのか、 あるいは発見できないのかと考えてしまうようでは、 久永のとんでもない発想には追いつけないのか。 間違いないのは金性天干一気だから、 ロボットの気持ちにもなれるのだろうということだし、 164点中木性88点という重厚さは、 盆栽としての美しさに脱帽だ。 最後になるが久永は、 04年(木申)のクリスマスイブ(04-1224/灯丑)の ありえない火性重なりに結婚した妻(74-1109/木寅)に対して 「いまの実木彦があるのはすべて奥さんのおかげです。 ありがとう。これからもずっとよろしくね」とか、 「奥さんがいなければ、ぼくはいまだ愛を知らず、 小説も書けていなかったでしょう。」と妻への感謝を忘れない。 内側「車」持ちの身としては、仕事以外に目標を持つ 久永を支えてきた、強い強い木性の子丑天冲殺で、 総エネルギー276点の地支まで木性の全木性格は、 陰陽関係で頼れる姉御みたいなもので、 うち木性は181点もあり、久永の164点を上回る包容力で、 午未天冲殺の久永を護ってきたことがわかる。 そんな妻の60年に2年だけある、 ありえない金性の天冲殺の夢の中に単行本化されたのも感慨深い。 通常なら推奨出来ない相性と斬って捨てるところだが、 妻の月干支「草亥」は久永の年干支「草卯」を大半会するし、 久永を世に送りだすための同志愛のような結婚だと理解したい。 何より「七十四秒の旋律と孤独」を産みだすには、 母船の存在は不可欠だし、見えない命綱が必要だものね☆ |
こんなに哀しい話を読んだのは久しぶり〜→![]() |
久永実木彦○75-0409 |
草鉄草陽 酉辰卯※-1 貫牽車貫貫(貫主導) 木性(88)火性(00)土性(19)金性(38)水性(19)/総合164 午未天冲殺/天冲殺(41歳草亥/51歳木戌) 初旬条件あり(日干支を天剋地冲)/方三位(11歳山寅) 主導DNA(41歳草亥)/害(51歳木戌) 干合金性天干一気/年干支VS日干支納音/月干支VS日干支干合支合 年干支VS月干支干合支害/害切れ(51歳木戌/61歳雨酉) 木性過多/火性ゼロ(野人)土性脆弱/水性脆弱 -1歳畑卯/11歳山寅/21歳灯丑/31歳陽子/41歳草亥/51歳木戌/61歳雨酉/71歳海申〜 |
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★5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年02月05日(金)木申 |
支倉凍砂○それをAI(アイ)と呼ぶのは無理があるとも決めつけられない |
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○05年(草酉)のDNA「石」年に「狼と香辛料」で、 第12回電撃小説大賞銀賞を受賞し、 翌06年(陽戌)に同作品でデビュー。 同作品はシリーズ化され「このライトノベルがすごい!2007」では、 新人にして作品部門第1位を獲得されたり、 コミカライズされ、アニメ化、ゲーム化と展開され、 漫画原作やVRアニメーションの開発・制作にも携わる 支倉凍砂(82-1227/木申)の 「小説BOC2」「小説BOC6」に掲載された二篇に、 書き下ろしを加えた 『それをAI(アイ)と呼ぶのは無理がある』が、 昨年(20年/鉄子)のDNA「車」年の 11月25日(海申)のDNA「龍」の半会日に上梓されている。 私だけの完璧な相棒を端末にダウンロードできたら、 友達なんていらない!? 映像擬態化した極めて賢いAIが スマホにDLできて、なんでも検索で解決できるけど、 でも現実の恋や夢は万能AIにも計算不能で・・・・・。 つまり、あっても良いはずの自動告白機はなく、 「お前には積極性がない」とまで言われる始末。 自動失恋なぐさめ機すらない、近未来の生まれたときから AIに囲まれて育ってきた若者たちを描く。 そのAIとは電話にネット機能が装備され 大きさは掌サイズで、画面は空間上に表示され そこには完璧だけど、少しイジワルな召使い付の品! 支倉凍砂が初めて挑む青春ストーリーは、 ありそうでなさそう、なさそうでありそうな話で溢れている。 千葉県千葉市出身。高校中退。 一浪し立教大学理学部物理学科に入学するも12年頃中退し、 一時は愛媛県松山市土手内に居住も、 現在は、池袋に仕事部屋を借り、 文京区の護国寺または江戸川橋近辺在住の支倉は、 「玉」主導で、好きになったら一直線で、愛好する。 変えるのは苦手も、逃げるというより流されるのは嫌いではない。 AIに惹かれる一方、どこかでそこれから逃れたい思いあり。 「玉+禄」は、計算し尽くした仕掛け。 AIは親代わりにも友人代わりにもなり話相手だし、 仮想恋人にもなりうる。 才能はこの「禄」で、引力本能であり攻撃本能。 得意分野に特化した工夫で、 それ以外は理不尽が服を着たようなもの。 「玉+車」は、隠し事が苦手で、思い立ったら行動。 整理整頓には縁なく、散らかし上手かと思えば、 衝突を繰り返し、落ち着きはなし。 「玉+龍」は、思いなり考えがストレートに伝えにくく 誤解されやすいので、AIの代行は大歓迎。 ひょっとしたら既にAIクローンに、 創作させているかも知れぬ(笑)。 現在のAIはどこかでバカにしている筈。 「木+玉+子月」は、頭は良いのに勉強は苦手。 「戌」年生まれ「木申」は闘争心旺盛な働き者も、 無意味な闘争本能で不完全燃焼もあり。 生き方を表す伴星は「調」で、女性的感性強い。いわゆる少女趣味。 物事の始めの洩星は「車」で、何もないところから始める。 締めにあたる導星は「玉」で、若い人と集おうとする。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の真っ暗な海に面した 防風林で、総エネルギー218点はともかく、 水性114点は結構厳しい寒さもたたえており、 守護神の熱源火性は年支「戌」内にある「灯」で、 それを自身の木性と助け合いながら維持する。 遊び道具が身を守るという図式か。 創造力の金性が52点というのは立派だが、 律していかないと悪知恵にもなりかねず。 情緒的に解釈したい。 とはいえ、本作品も若者達の身近な生活が もしもAIと親しく過ごしたらという設定になっており、 将来的には、いかにもありそうなだけに、 抵抗なく入っていけるのが救い。 とはいえ発信力は稀薄なので、 さすがに文庫でもないのに、 装画者の自信の無さが忍ばれ少々残念! あくまでもマッチングに難があったに違いない! 午前四時前生まれなら、小栗旬になっていた危うさは、 それでも年長者を意識した午未天冲殺らしい それらしい未来に仕上がっているのは、秀逸。 本当にこういう世界が10年後には実現しそうだ。 年干支の「海戌」は、出自旧くもチャレンジャー。 月干支の「海子」は、怒らすと怖い知恵者。 そして日干支の「木申」は、理想郷の企画。 干支番号構成は、59-49-21で北方2点に南方1点で この作風なら理想的か。 後天運は、初旬「3歳雨丑」は、 「玉」の主導DNAで、大人びた子供。 どこか冷めていて、若々しさはなく、 将来の自分の趣向や進み行く道は意識していたはず。 2旬「13歳木寅」は、DNA「貫」の納音。 ここからターボ運(子丑天冲殺廻り)が廻り、 何をやっても目立ってしまう。 既に作家への未来は描き投稿は始めるが、 現実に気持ちがついていかず、学校を辞めたりと、 持続力はなかった。 3旬「23歳草卯」は、DNA「石」の復活。 壊れきった木性が修復されデビューも、 後半は一時的に屈辱や妥協もなかったわけではないが、 あえて触れることもあるまい。 現在の4旬「33歳陽辰」は、月支「子」と日支「申」のからむ 守護神三合会局で、DNA「鳳」は絶好調。 得意芸の範囲を拡げて、本書のような領域まで進出。 今後は5旬「43歳灯巳」が、DNA「調」の刑で、 衝突や争議も懸念されぬ事はないが、 さらなる独創的発想で絶頂。 特に進み行く方向性ばかりか仕事まで変化する可能性あり。 それは、年干と月干の忌み神水性「海」が、 「木」に変化すれば干合木性天干一気になるためで、 強情にはなるが、変化することで、 さらに存在感は誇示できるはず。 6旬「53歳山午」は、DNA「禄」の10年運天冲殺。 感謝と奉仕で、また謙虚であれば大いに財を築き、 さまざまな投資を行い、人々にもありがたがられる。 7旬「63歳畑未」は、DNA「司」の10年運天冲殺。 蓄積も相当なものになるが、 前旬に続き感謝と奉仕がないと老化は顕著。 「木」は自己中心で世のため人のためにたたぬと、 劣化して材木にすらならない恐れで、 下手をしたら、少しの火性で炎上して消滅もしかねない。 それは冬生まれだからといって無縁ではなく、 自然界の範疇。 8旬「73歳鉄申」は、DNA「車」で老いて盛んなのか さすがに斬り倒されていくのかというところ。 さて、午未天冲殺は崇高な夢を見たり、実現する使命あり。 その道筋を支倉は自分の生業のなかで、なしとげようとしているが、 単純な仕事もそうじゃない仕事もすっかり自動化され、 就職現場は理系にあらずんば人でなし! そうでない人種はぬくもりある職場に殺到するが、 人間力を問われるありさまで、 生きにくい時代というのもどうなのだろう。 そうはいっても就業するまでは 国の手当は充実しているという不条理もあるそうだが(笑)。 そういう時代だからこそ、対応力のある若者は、 AIと親和性があり、新たな価値観を産みだしていくのだろう。 とはいえ、AIは空気を読まないので、 有効利用しないと学校生活も日常生活も破綻する! げんなりもしていられない。 情熱と合理的は相性が悪いなんてばかりでもない。 合理的な世の中になればなるほど 情熱の評価基準は高くなるのではないか☆ |
愛ある相棒AIのとの近未来〜→![]() |
支倉凍砂○82-1227 |
木海海灯 申子戌+3 龍龍車玉禄(玉主導) 木性(14)火性(14)土性(24)金性(52)水性(114)/総合218 午未天冲殺/天冲殺(53歳山午/63歳畑未)/主導DNA(3歳雨丑) ターボ運(13歳〜)/納音(13歳木寅)/三合会局(33歳陽辰) 干合木性天干一気(43歳灯巳) 木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/水性過多 +3歳雨丑/13歳木寅/23歳草卯/33歳陽辰/43歳灯巳/53歳山午/63歳畑未/73歳鉄申〜 |
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★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年02月01日(月)鉄辰 |
塚本はつ歌○世界から守ってくれる世界の特別な場所 |
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○99年(畑卯)の条件なし天冲殺夢の中ばかりか、 ありえない土性のDNA「玉」年に初めて物語を書き、 高校生になった頃には投稿生活に入り、 実に20年近く挑戦を続けてきたところ、 「第7回暮らしの小説大賞(20-0528/宝未)」に、 DNA「石」年ながら主導DNA「貫」の納音月(05月)の 主導DNA大半会日に 『世界から守ってくれる世界』が選出され 同作で昨年10月14日(鉄寅)の 「鉄」重なりの天冲殺日にデビューした 塚本はつ歌(83-0920/宝亥)を解説する。 私は近藤薫子。清楚な響き。父がつけた名だ。 誰かに認められたい。でも自分は自分?! 父はニコチン中毒で、母親はスイカ狂い! 何かあると三鷹のママンのもとに逃げる父。 母は地方出身者なので、行く場所がないのに。 不仲な両親の間で、体と心が2つに裂かれるような痛みを味わう私。 同じ空間に人間が二人以上いれば、戦争は起きるのだって。 違う。ここが世界のすべてじゃない。 知らないことがまだまだある。 性的違和を感じ、ある日突然姉のセーラー服で登校し始める クラスメイトの中鉢章雄。両性具有の天使みたいなヤツだ! 私のまゆ毛を切らせろとウルサイが、 (中鉢は)父親に知られてしまい壮絶な暴行をうける。 それぞれが抱える戸惑いに互いにシンパシーを覚え、 心友となった2人は「居場所」を見つけた。 ひいじいちゃんの残した場所。 私が十五歳になるまでの次元付きの贈り物だった。 練馬から飯能への青春の荒波を乗りこえる冒険。 その気になれば、一歩踏みだすことは容易い! 勇気をだして声をだせば、出来ないことはないんだ! 岐阜県瑞浪市出身。大阪芸術大学を卒業後、 現在は神奈川県在住ということだけで詳細不明。 朝起きて最初にすることはJ-WAVEをつけるのが日課で、 著作のバックに舞う金木犀の花に喜ぶ塚本は、 DNA「貫」主導で、特別な目標さえあれば根性据えて持続する。 「貫+司」は、決して焦りを見せない冷静な意志。 そして家庭的で堅実。 「貫+貫」は、用心深く頑丈だが、 壊れぬようにケアはしている。 「貫+鳳」は、時代整合性はあるとはいえない歩み。 「宝+貫+酉月」は、生き方を変えぬのが吉で、 長く続けていれば説得力が増すが、 それが何かの役に立つかは別の話。 「亥」年生まれ「宝亥」は、真っ当が好き。 生き方を表す伴星は「玉」で、いつでも学習。 物事の始めの洩星は「貫」で、自力で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、ある意味趣味の人生。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の 河口近くの運河の川面をキラキラ輝かす装飾品で、 総エネルギー203点中火性ゼロ(DNA車/牽なし)なので、 ライトアップはしたくても、なかなか出来ぬので、 受賞の順番がなかなか回ってこないが、 自身の金性は75点なので、辛抱強いチャレンジ。 とはいえ、ちりばめられた宝石類はライバル多く 群雄割拠しているもので、 土性ゼロ(DNA龍/玉なし)は、母性に目覚めた妊娠を目指すと、 無限大には利用できぬのが弱点。 いまいちど景色を眺めると、 運河なので金性でつくり、水を流したものでも、 鉄で大々的に製造したものではなく、 豪華な宝を敷き詰めた小舟が通れるかどうかの小川並みで、 なんとのことはない、木性42点と水性86点を活かした 海浜公園のようなものという定義だろう。 年干支の「雨亥」は、比較的目立たぬ所で勝負をする。 人付き合い悪くないのに小心者で疑念持ち。 月干支の「宝酉」は、博識も毒にも薬にもならない、 文部科学省推薦的。 そして日干支の「宝亥」は繊細さの極みで、 感覚的に産みだす。 干支番号構成は、60-58-48で北方の限定領域で、 冒険は辛いかもしれない。 後天運は、10年運初旬「6歳海戌」は守護神DNA「調」の 繊細さが否応なしに強化され、 精神性の勝った、人生を歩むことになる。 素地は与えられたところ2旬「16歳雨亥」も 守護神DNA「鳳」の広く発信する「亥」重なりで、 自然と投稿生活に足を引きよせられるのも理解。 3旬「26歳木子」は、DNA「司」の地道。 ありえない家庭を夢見てか、若さで突き進むが 子はなかなか授からぬ焦り。 現在の4旬「36歳草丑」は、DNA「禄」の感謝と奉仕で、 娘(19-XXXX)を授かり、ようやく安心して、 全身全霊の気をこめて、受賞。 この後は5旬「46歳陽寅」は、ありえない火性の10年運天冲殺で、 感謝と奉仕さえ認められれば、一気に運が稼働して DNA「牽」の栄誉は、さらなる賞などにも引きよせるに違いない。 月干も日干も火性の恩恵を受けて、暖かくはなるので、 作風も暗さは微塵もなく、明るい世界を描くようになる模様。 これが世間に求められる方向転換。 同時に月干と日干は「雨」にもなり、年干「雨」を入れて 水性の天干一気にもなるので、勢いを止めねば、 これまでの価値観や目上を吹き飛ばす成功の道。 次旬6旬「56歳灯卯」は、同様にありえない火性の10年運天冲殺で、 DNA「車」の多忙につぐ多忙。 とはいっても初旬条件はないので、 前旬を入れて実質都合15年ほどのものになりやすいが、 そこは謙虚に感謝をしていけば、作家寿命は伸びないことはない。 7旬「66歳山辰」は、ありえない土性のDNA「玉」で、 過去を振り返るなり、古典に親しむ。 8旬「76歳畑巳」は、同じくありえない土性のDNA「龍」の対冲。 改良改革で破壊なので、不可思議な今生とも決別が順当か。 「宝」の火性ゼロ(DNA車/牽なし)は栄誉なし。 スポットライトがあたりにくいから、 投稿生活も長かったわけだが、 土性ゼロ(DNA龍/玉なし)は無限大の創造力。 出産で母親になったら、そこでクリアされて 意欲が失せたかと思えば、かえって引力本能が強化された。 さすがに継続は力なりである。 これからの20年のほうが、充実できる素地もあり、 世界はひとつなんかじゃないはずであるが、 ひとつだけ気になったのは、 薫子の父親は中鉢の父親に「飯能」という ヒントを与えてしまっている。 作家は気づいてないのだろうか、そこが心配だ☆ |
生活感なき爽快感演出〜→![]() ![]() |
塚本はつ歌○83-0920 |
宝宝雨雨 亥酉亥+6 鳳貫司貫司(貫主導) 木性(42)火性(00)土性(00)金性(75)水性(86)/総合203 寅卯天冲殺/天冲殺(46歳陽寅/56歳灯卯)/干合水性天干一気(46歳陽寅) 木性脆弱/火性ゼロ(配偶者成分皆無)/土性ゼロ/金性過多/水性過多 +6歳海戌/16歳雨亥/26歳木子/36歳草丑/46歳陽寅/56歳灯卯/66歳山辰/76歳畑巳〜 |
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★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年01月25日(月)雨酉 |
斜線堂有紀○楽園とは探偵の不在なりの最強の証しと未来 |
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○「面白い小説を書きます」を売り文句に活動し、 大学在学中であった、 ありえない守護神火性の半会年だった16年(陽申)、 「キネマ探偵カレイドミステリー」にて、 第23回電撃小説大賞(16-1007/海戌)の 「メディアワークス文庫賞」を受賞。 翌17年(灯酉)の同じくありえない守護神火性の干合年に、 同作で作家デビュー。 話題作を立て続けに発表する他、 漫画原作や、ボイスドラマの脚本も請われるまま 今や絶好調としか形容ができない 斜線堂有紀(93-0401/海子)が、 初のハードカバーにして本格ミステリに挑戦した 『楽園とは探偵の不在なり』を、 昨年(20年/鉄子)のDNA「龍」年の 08月25日(鉄子)のDNA「龍」の「鉄」重なりに 上梓しているので解説する。 二人以上殺した者は「天使」によって 即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。 細々と生きたインテリアのように探偵業を営む青岸焦は 「天国が存在するか知りたくないか」という 大富豪・常木王凱に誘われ、天使が集まる常世島を訪れる。 そこで青岸を待っていたのは、 起きるはずのない連続殺人事件だった。 かつて無慈悲な喪失を経験した青岸は、 自分を慕ってくれた仲間との 思いにとらわれながら調査を始めるが、 そんな彼を嘲笑うかのように事件は続く。 犯人はなぜ、そしてどのように 地獄に堕ちずに殺人を続けているのか。 孤島×館のミステリを決してありきたりと侮ってはならない。 なぜならば、そこには異様に角砂糖を好む、 表面は鏡のように輝いている、そこには何も映らない、 光すら反射しない傷ひとつない 普段は人間たちの作った文明の間をふわふわ飛び回るだけ 顔のない「天使」が存在しているからである。 連続殺人事件が起こらなくなった代わりに、 その「権利」を用いて人を殺す人間が増えた。 ほぼ現代に近い時空間。 登場人物は11人。果たして何人が生還できるのか。 「そして誰もいなくなった」にはなるまい! 人を裁くのが天使の役割なら、 探偵の役割は真実を求めることだし、 青岸は正義の味方かはともかく、不死身だからね。 秋田県仙北郡出身。上京後は埼玉県南部に居住し、 一浪して上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業も デビューは在学中という斜線堂は、 DNA「調」冲殺主導で、他人が羨むようで、 他人が出来ぬような生き方をするが、 そこには庶民の生活感と懸け離れた 現実を超越した精神性の際だった象徴的な 一点豪華主義のようなものがあり、 現在の住まいは東京都新宿区新宿という都心も都心。 紀伊國屋書店新宿本店徒歩圏内というのだから、 虚実皮膜の隙間にうごめく、まるで天から遣わされたようだ。 住まいも小説の設定も限定空間というのも 生月冲殺としては好ましい。 「調冲+玉」は、生活臭なく世間ずれせずというよりは、 庶民には馴染めない世間知らずな面もあり。 まるで、探偵青岸そのもの。 せいぜい明後日の方向に行かぬように、 見えないロープで固定されている。 才能は「玉」であり、本格であり古風であり、 執事や家政婦まで登場させる濃さで、 井戸も掘れば深いうえに、 不変なので料理人は、いつも同じ出で立ち。 「調冲+石」は、必要最小限の場さえあれば、 それ以上は望まないので、いわゆる必需品という概念すらない。 あればあっただろうが。 この逆に汚部屋になるほど何でもありにもなりかねないが、 そこまでは覗けまい。 「調冲+調」は、いちいち哲学的で、探偵ばかりか役者達は、 一家言あるかと思えば、適当に表面をかじりそれらしく見せる。 「海+調冲+卯月」は、人嫌いで感覚的。 一般人と同じでは発想も鈍ると、探偵気取り。 「酉」年生まれ「海子」に、非現実性世界で スマホも使えない孤島のようなもの。 生き方を表す伴星は「車」で、一人で解決するから、 仲間を失う探偵の如く、孤独が性に合う。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内や仲間の応援。 締めにあたる導星は「調」で、口ウルサイ老い。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の靄のかかる「海」。 あるいは視界良好ではない荒れた「海」で、 モーターボート程度では脱出も不能。 火性ゼロ(DNA禄/司なし)は情け容赦のない殺戮と 燈台すらなく付近を航行させぬ拒絶した「海」。 配偶者成分も皆無だから、探偵も作家も異性の匂いを感じさせず、 登場してもパターン化されわかりやすく、どこかやさぐれている。 温かくないので、温かいはずの料理も、 極上のシェフがこさえようと、それは舌には伝わらない。 だからこそ、血塗られた館でも、食は進むという不可思議。 熱気はないので起床出来ずに、留年というオチ。 土性ゼロ(DNA車/牽なし)は、 天使の出現で仕事が細くなった探偵で、 のっぺりした何の装飾も機能もついてない天使の顔に、 声なき彼ら。生き物なのに機械のようであり、 真っ当な労働はしたくないから、探偵であり小説家だ。 土性ゼロなのに孤島の話とは、 あの島は存在しないという暗示でもあるのかもしれない。 総エネルギーは122点しかなく、自身の水性は69点とはいえ、 勤め人には向かない身弱で、まるでアイドル。 年支「酉」月支「卯」日支「子」という 最弱12支だけで構成される四正格で、 「午」で入格し何かがあるのだが、直近では留年した模様。 ないものを無限大に無意識に使用しているので、 なんとか生きながらえているが、 そこはひとつのことに没頭すればよりよい成果があるので、 ろくに勉強はしていないが、 導かれて、まるで短編小説を仕上げるように 卒論もなんとか間に合わせ作家の側にたって正解。 しかし脚本や漫画原作にまで手をだして、 本業がおろそかにならねば良いが、 「不純文学」のような、 ある意味瞬間芸のような分野も似合うが、 最新刊は「才能を失っても、生きていていいですか?」と いいながらの「ゴールデンタイムの消費期限」とは大丈夫なのか。 AIと青春小説を考察しながら、 まさかの未来に思いを馳せてはいないことを願う。 年干支の「雨酉」は、頭脳明晰ながら不快感なしも、 露出過多は足元すくわれる危機。 月干支の「草卯」は、鋭敏ならず真面目であり 異性をなかなか肯定出来ぬ面あり。 そして日干支の「海子」は、知恵を使うので推理で謎解きだが、 怒らすと運気が下降するので、破綻させるには痛いところを突く。 干支番号制は、10-52-49で東方と北方の限定領域。 探偵も行動しているようで、現場にでるより書斎派が似合う。 後天運は、初旬「1歳陽辰」はDNA「禄」の引力本能半会で、 ありえない火性が早くに補填され、 辛うじて限界なしの生きる術を与えられる。 またターボ運(子丑天冲殺廻り)でもあるので、 何をしても目立つので、流れに乗って勢いあれば、 ファンばかりか卒業証書やデビューまで引きよせるような 貪欲さも用意された。 むろん最初は「青い鳥文庫」ということか。 2旬「11歳灯巳」は、DNA「司」のありえない火性の積み重ね。 年支「酉」の半会もあり、まずは上京。 3旬「21歳山午」は、年干「雨」を干合で「灯」に変え、 この干合年干「灯」は日干「海」と二次干合して 年干は「草」日干は「木」となり月干の「草」をいれて 木性天干一気が成立するので、強靱な神経で目立つ。 ありえない土性で稼働力もでて、 DNA「車」の天剋地冲は、勢いが増し世界が大反転し、 デビューの機会を与えられる。 この後の4旬「31歳畑未」は、DNA「牽」の害で、 月支「卯」の半会で自信はあるのに、 残念ながら不名誉となり、探偵の腕が鈍ることがなければ、 極端な宿命から、無理がたたっての体調不良。 ありえない土性で干拓の恐れ。 一般人なら女性特有の病と思われるが これだけ宿命が偏り身弱ならば、 何が起きようと驚かない。 身体を温めて妙な動きはしないが、 探偵の不在は周囲の温情でどれだけ持ち堪えられるか。 なんとか生きながらえれば、5旬「41歳鉄申」は、 DNA「龍」の新たな試み。 進み行く方向の変化であり、挑戦という変節は吉凶別も、 若い人に認められるかで決まる。 6旬「51歳宝酉」は、DNA「玉」の古典への回帰も、 際だったものを使えるようでないと鈍る。 7旬「61歳海戌」は、DNA「貫」の守り。 8旬「71歳雨亥」は、DNA「石」の本格的な薄まり。 さて、この生年月日は後天運こそ違うが、 男性はHey!Say!JUMPをお休みして 留学している岡本圭人で、 ジャニーズタレントとしての成功を放棄して、 役者に方向転換では応援はない。 また、女性なら条件あり天冲殺(10年/鉄寅)から活動して、 16年(陽申)に卒業後にフリーアナウンサーとして 当初は競馬番組のキャスターを始め、 それこそ飛ぶ鳥を落とす勢いだった 元SKE48の柴田阿弥がいるが、 組織で始めたことを中断しては分が悪い。 斜線堂も作家一本であれこれ手をださねば、 なんの心配もいらぬのだが、期待と心配が同居する! せっかく小学生から目標にしてきた 売れっ子作家の地位を手に入れて絶好調なのに 黒歴史をこれから作るのでは叶わない! 賢く長持ちしたければ、芝居や映画には目をくれぬことだけど 大丈夫なのか☆ |
王道向きでマルチ活躍は作家寿命縮める〜→![]() |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年01月22日(金)鉄午 |
瀬尾まなほ○寂聴先生、ありがとう。の厳しい人生 |
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○将来の目標や計画などになく(後述)、 就職先がなかなか決まらなかった大学4年の秋に、 祇園のお茶屋さんでアルバイトをしている高校時代の友人から、 店の常連だった 「寂聴先生がスタッフを募集しているから、 受けてみない?」と言われ、 当時瀬戸内寂聴(1922-0515/雨未)について 全く知識がなかったにもかかわらず、 その場で寂庵への採用が決定したのは、 「自分のファンの文学少女は料理も掃除もできないから、 秘書にはしない」という単純な理由(笑)。 大学卒業のありえない条件あり守護神天冲殺(10年/鉄寅)に、 京都で瀬戸内が開く「寂庵」に就職。 多忙な瀬戸内に話しても意図が伝わらない時は、 手紙に書いて渡していたものの、 その中の文章を瀬戸内が「死に支度」 という小説の中で使用したため、 編集者の目に留まり、文章を書くことになり 「まなほの寂庵日記」(共同通信社)は 15社以上の地方紙に掲載されている、 瀬尾まなほ(88-0222/灯未)の 『寂聴先生、ありがとう。』が、 一昨年(19年/畑亥)のDNA「鳳」の半会年の 06月30日(山戌)のDNA「調」の刑日に刊行されている。 事務職を希望していた瀬尾が何故か秘書になり 「先生は私の道しるべです」と語るようになり結婚までも。 「先生は私に、いつも自信を与えてくれる。 怒られることも多いし、 先生にしたら見ていてイライラすることも多いと思う。 でも見捨てずに私のことを見てくれている。」 「まなほってほんまに先生のこと大好きなんやな。 先生の話ばっかりやもん。 そんな大好きな人のそばで働けるって幸せなことやな」と 友人に言わるまでになった瀬尾の 66歳差の瀬戸内の老いに寄り添う覚悟のありかを解明したい。 兵庫県神戸市東灘区出身。旧出石町(現豊岡市)や朝来市で育ち、 高校時代に1年間カナダ留学を経験。 京都外国語大学英米語学科卒業の瀬尾は 「玉」冲殺主導で、年長者のトラブル肩代わり。 妙に旧いさまざまなものに翻弄される。 (まさにそのまんま) 才能も「玉」で、実際に旧いのに海外留学したり、 外国語大学にいったりするものだから、ブレブレ。 「玉冲+調」は、知っているようで、 何も知らないに等しいから学習できる。 「玉冲+鳳」は、冷静ではなく感覚的。 「玉冲+玉」は、無理ばかりする。 「灯+玉冲+寅月」は、純粋だが好運と災禍が同居。 出産は身を傷めやすく生命の持続には困難さがつきまとう。 「辰」年生まれ「灯未」は、何があっても王道。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「調」で、別れから。 締めにあたる導星は「鳳」で、精神世界に向かう。 宿命の特長は、初春午前四時頃の 山間の木々に囲まれた灯火で、 燃料は充分にあるため、燃え尽きることは原則ないものの、 その燃料を刈り取る金性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人のため、 流れ任せで冷徹になりやすく、いわゆる家庭的風情なく、 結婚しようと内側世界に固執することはない。 とはいえ総エネルギー290点もある存在感は、 知らずのうちに瀬戸内に利用されながらも 利用しつつ成長していく姿で、 無限大に使用すれば、果てしなく燃焼もする。 発信力の土性も101点あり、 ない金性は無限大に使えるとして、 水性18点は、そこまで異性に興味なく、 また役割意識もないところが、 型破り好きでマイペースの「玉」主導の瀬戸内に 好かれたのは間違いではない。 年干支の「山辰」は、制約多く自由がなかなかない。 自由奔放に見えて、見えるだけ。 月干支の「木寅」は調整役の器で、 無意識のなかで信頼を勝ち取る。 そして日干支の「灯未」は、旧いものに代わって何を実現する。 クールに振る舞おうとしても、中身の熱さが透けている。 干支番号構成は、05-51-44で東方北方西方で南方欠けで、 未来を憂える余裕などなしか。 10年運初旬「6歳雨丑」は、DNA「車」の行動力強化。 日干支「灯未」の天剋地冲があるので、 自己犠牲の先に成功も見える。 2旬「16歳海子」はDNA「牽」の干合支害。 役目役割が格好つかずなので就職も思いのままにはなならず。 恥を忍んでの就職活動を通し、犠牲になるが、 年支「辰」の半会があるので、仕事のみに生きれば何とかなるが、 「海」も水性としてはないほうの成分で、ありがた迷惑。 締めくくりとして、自分以外の60代のベテランスタッフ3名が 一度に辞めてしまう「春の革命」まで引き起こした。 現在の3旬「26歳宝亥」は、DNA「禄」の本来は年季奉公明け。 ありえない金性の守護神半会で、無限大の引力本能増大。 月支「寅」の支合もあり、本来は存在しない結婚も意識し、 成就させてしまうのだから、完成という状態。 今後は4旬「36歳鉄戌」が、DNA「司」のありえない堅実さ。 冲殺月支「寅」の半会で自信は揺るがないが 年支「辰」の対冲は、前進力は損なわれかねない。 5旬「46歳畑酉」は、月干「木」の干合で、進み行く方向の変節。 準守護神の木性は弱くなり「木」は「山」化すれば、 隠れ蓑なりがなくなり、極端な状況にさらされ立場危うし。 6旬「56歳山申」は、年干支「山辰」の大半会を伴う DNA「調」の反抗反転で、復調か更に純化。 7旬「66歳灯未」は、DNA「貫」の律音。 強くなれるというよりは意固地。 8旬「76歳陽午」は、DNA「石」の和合性なり妥協。 真っ当すれば金性20年を抜ければ下るが、 ありえない成分でもあり、20年はそっくり使用できない見込み。 ところで、そんな瀬尾と瀬戸内の関係だが、 瀬尾の10年運害で出会っただけに、共通干なし。 しかも年干支同士は天剋地冲で端から衝突。 春の「灯」が夏の「雨」に良き訳でもなく、 瀬戸内の衰えも目立つが、 そこは只者ではない瀬戸内の「雨」が、 「水」剋「火」と瀬尾を刺激する。 「戌」年生まれ「雨未」の瀬戸内は自己愛の塊だけど、 金性ゼロの瀬尾には堪えない。 そんな瀬尾も10年運害が明け、 瀬戸内の知らぬ所で、ありえない土性年だった 18年(山戌)に、おそらくは何らかの仕事上のかかわりがあった 1歳年下男性関係者として親しくなり、 結婚をするわけだが、関西在住のため もちろん秘書の仕事は継続するのはともかく 誕生した第一子男児(19-1203/木戌)は、 ありえない土性年の賜物か、 私的面で周囲を災禍に落とし込む 日座冲殺になってしまった。 しかも、年干支は異常干支で 月干支も日座冲殺干支というオマケ付き。 さらには「亥」年生まれ「木戌」は、内外シーソーで、 おそらくは夫の年干支「畑巳」を、 子供の月干支「草亥」は天剋地冲するのだから、 瀬尾が干合支害で社会生活で始めた 延長戦上にある結婚はすぐれない可能性もあり。 しかも、瀬尾は前述どおり好運と災いの同居で、 出産は短命ということならば、 全て瀬尾が背負い込むことになりかねない。 やれやれ。秘書が先に倒れてどうするんだ! そちらが心配☆ |
毒の年季奉公明けの婚姻も辛い〜→![]() |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年01月18日(月)陽寅 |
佐川友彦○東大卒、農家の右腕になる。の才覚と気弱 |
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○09年(畑丑)に大学院終了後、 外資系化学メーカー(デュポン株式会社)にて主に 太陽光発電パネル素材の研究開発に従事。 13年(雨巳)デュポン退職後、メルカリ勤務を経て、 DNA「禄」年だった14年(木午)の 「幸水」の収穫量が最もハードだった 09月01日(草亥)の干合日より当初は 栃木県宇都宮市にある阿部梨園にインターンとして参画。 代表阿部の右腕、農園のマネージャーを務める。 生産に携わらず、農家が苦手とする経営管理、企画、経理会計、 人事労務などのオフィス業務だけでなく、 ブランディングやPR、接客販売など営業面も担い、 3年間で大小500件の業務改善を実施し、 小規模ながらスマート経営と、直売率99%超を達成。 17年(灯酉)のDNA「牽」の夢の中で、 阿部梨園の改善実例300件を公開する クラウドファンディングを実施し、 330人から450万円の支援を集めて話題を呼ぶ。 その成果はオンラインメディア 「阿部梨園の知恵袋|農家の小さい改善実例300」として無料公開。 現在は全国各地で講演等を行い、 農家の経営体質改善と実務ノウハウのオープン化を旗振り。 19年01月(18年/山子の最後の最後)より個人事業である FARMSIDE works(ファームサイドワークス)を立ち上げ、 経営コンサルティングや 企業のアドバイザリー、講演活動を担い、 20年01月(畑亥年の最後の最後)にFARMSIDE worksを法人化し、 ファームサイド株式会社を設立し代表取締役に就任している 昨年(20年/鉄子)の大半会年には 「第3回とちぎ次世代の力大賞」を受賞した 佐川友彦(84-1212/鉄辰)が、 その手法と軌跡を『東大卒、農家の右腕になる。』を 「すべてが新鮮で手探り感がありました」としながら 09月01日(灯未)のDNA「牽」日に上梓している。 農家の「経営」を改善し、 今までのやり方を守りながら、変えていく。 「何が問題なのかわからない・・・」 「誰に聞いていいかわからない・・・」 「変わりたいけど、どうしたらいいかわからない・・・」 そんな悩みを抱えるすべての農業生産者の方々へ、 今日からできて、すぐに効果が出る、 小さな100の「課題解決ドリル」を手渡します。 「孤独に悩む農家に寄り添い、励まし、道しるべになる本」 クラウドファンディングで440%の支持を集め公開された 「阿部梨園の知恵袋/農家の小さい改善実例300」の中から、 多くの農家に共通し、すぐ着手できて、すぐに効果が出る、 100のノウハウを凝縮した内容と佐川の反省が明かされた。 外資系企業でビジネスの経験を積んだ著者は、 まったくの農業未経験の立場で農家に就職し、 3年で500件を数える業務改善を地道に実行したが、 内容は噛んで含めたように明解で 農業以外にも実践できるような内容になっている。 群馬県館林市出身。 長閑な地方都市に、公務員の父と専業主婦の母の長男として生まれ、 07年(灯亥)のDNA「牽」年に、 東京大学農学部地域環境工学を卒業。 09年(畑丑)のDNA「玉」年に、 東京大学大学院農学生命科学研究科を卒業し 社会にでた佐川はDNA「調」主導で、偏り激しく、 独創的だが病みやすいという特性を持つ。 才能も「調」で活かしやすいが、その方向は忌み神水性なので、 溺れやすく、疲労困憊になりやすい。 「調+調」は、一般人にはあまりにも突拍子もない発想なので ついていくことが難しいが、課題の山は可能性の山でもある。 「調+司」は、負けず嫌いだが、 組織には向かぬため寸前のところで融合出来ず。 「調+禄」は、発想は極端で究極は組織に採用されづらい。 「調+車」は、落ち着きなし。必死になる希望と勇気。 「鉄+調+子月」は、直感力に優れるが、 「子」×2もあり、それと引き替えに持病はつきもの。 「子」年生まれ「鉄辰」は、自分のなかでは矛盾がない。 だからコンサルタントではなく農家の右腕なのだ。 生き方を表す伴星は「玉」で、生涯勉強が似合う。 物事の始めの洩星は「調」で、離別から始まる。 締めにあたる導星は「車」で、マイペースで無に帰す。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の夜なべをする機械。 材料もあるし白夜のようでも僅かな光りもあるので、 必至に工夫するが、年支も月支も「子」で日支も「辰」で、 半会で水性が増えれば、総エネルギー166点の身弱な (水に浮かぶ)小舟の上で鍬や鋤を用いて 何らかの作業をしているようで、 自身の金性は僅か10点という脆弱さを露見すると あっけなく沈んでしまうので、 力を抜いて水面に浮かんだ状態を維持せねばならないが、 木性40点を頼りにしがみついても、 水性84点でどこまであがなうことは出来るかは疑問。 ちなみにその水性が才能になっているので、 活躍すればするほど立場はなくなるという矛盾。 実際、佐川は梨農園を建て直したには違いないが、 効率化を実現するために自分の給与をだせないという どうにもやりきれない結果を招いてしまう。 守護神は火性の「陽」だがこれは多忙。 本来は「灯」の熱気で支えたいが、 資格を活かして組織で 息をひそめることが出来ぬのだからやむなし。 年干支の「木子」は、困ったらリセット。疲れるけどリセット。 月干支の「陽子」は、なんとなく好かれて祭り上げられていくが、 持続力がないため、それも叶わない。 日干支の「鉄辰」は後ろを振り返らず前に進むだけ。 後退をしたら、終わり。 干支番号構成は、01-13-17で東方と南方の限定世界。 都会は似合わぬということか。 後天運は、初旬「8歳灯丑」が、DNA「牽」の権威が付加されるが、 これは後に東大に入るなどで消化されていくが、 初旬での稼働条件がないため、 役割意識が強いとか自尊心が高いというイメージ。 92年(海申)の条件なし天冲殺夢の中では、環境問題に目覚め、 中学校では冴えない卓球部の一人部長となり、 充実感に目覚め高校時代は受験勉強に捧げ東大を目指した。 2旬「18歳山寅」は、DNA「龍」で学問を究め、 庶民的とまではいかぬが、 環境問題クイズ王の携帯端末コンテンツを 環境省内公式サイトで一般向け配信にかかわる。 ひとまず普通人なみに就職を試み、 相反する環境と経済を活かす企業に無事入社も、 気負いすぎて挫折して、鬱病発症。 現在の3旬「28歳畑卯」は、DNA「玉」の害。 日本固有の古くからの習わしのある産業で、 自分の力量を最大級に発揮するが、 結果的には良き事もそうでもないこともあり、 最後は目論見どおりに行かず独立を果たす。 今後は4旬「38歳鉄辰」が律音で人生の折り返し地点。 10年間に渡る試行錯誤の末に、 さらに新たな自分の力の発揮場所を見つける。 これが叶わぬと、前旬の害毒を引きずることになりかねない。 5旬「48歳宝巳」は、DNA「石」の妥協。 進み行く方向を変化させる時期だが、 あまり変わりすぎると守護神火性が、 忌み神の水に変わってしまうので厳しいので 難しいところで、屈辱もあり。 6旬「58歳海午」は、年支「子」の対冲に、 月干支「陽子」の天剋地冲を伴うDNA「鳳」で、 本格的息切れの懸念。 7旬「68歳雨未」は、年支と月支(共に子)の害を伴う 主導DNA「調」で自己確立。 8旬「78歳木申」は、年支と月支(共に子)に 日支「辰」のからむDNA「禄」の三合会局天冲殺で、 よほど精進してケアしていないとたどり着けたとしても ボロボロになっている恐れ。 さて、佐川は最初の就職で鬱病を発症し、 休職退職などを繰り返しているが、 それは07年(灯亥)あたりに出会った妻(85-1213/陽戌)の 60年に一度の干合支合年ながら、 自身にとってはDNA「石」の屈辱と妥協の 11年(宝卯)の害年の結婚であったため。 私生活は理想通りも 仕事に悪影響をだしてしまったのは皮肉か。 これは、決して過労や仕事が合っていなかった訳ではない。 しかも失業給付をうけて 全寮制の英会話学校へ通ったり、 一年間は海外旅行までして、 満を持して創生期のメルカリへ。 カスタマーセンターで働くも、 茨城県のつくば市から片道2時間かけて六本木まで 通うなんて言うのがそもそもの間違いで またしても体調不良で挫折。 そして農家へもぐりこんで、 力を発揮したはいいが、10年運害では、 体調はともかく、自分の居場所をなくし、 流れで起業になったものだが、 これらの成功体験はすべて毒の中で おこなっているので、そのまま順調とはいくまい。 昨年(20年/鉄子)にしても頭角を現し、大きな仕事に挑めたが、 害毒の最中であるには違いないのだ。 なぜなのか。 やりがい基準でなぜ仕事を選べないのか? むろん「調」主導は「独創的であれ!」である。 独創的な後方支援マネージャーとなったが 接客仕事はちんぷんかんぷん。 学生時代にアルバイトひとつしてない。 身弱なので、その気持ちはわかるが、微妙だ。 しかも10年運「28歳畑卯」の害の起業は、 いずれリセットをせまられる。 害もあける来年(22年/海寅)の忌み神DNA「鳳」では、 疲れもでてくるだろうし、 さ来年(23年/雨卯)の 主導DNA「調」の60年に一度の害年には、 体調を崩しかねないので、もう少し肩の力を抜いてほしい。 また妻とは共通干支があろうと日干支は天剋地冲の関係。 だからだろう。 第一子男児(16-0229/宝巳)は、 佐川自身の月干支「陽子」が子供の年干支「陽申」を大半会するも、 自身の天冲殺年に誕生しており、 生年冲殺で親の犠牲で害持ちになった。 つまり才覚はあっても、TOPより補佐役に徹してこそ、 良さのでる宿命なのだから、 キャリアを活かしながらもいつか違う形に発展していくこともあり。 それが判れば、楽になるし社会貢献もできると思ってほしい☆ |
篤志家の農家には必須〜→![]() |
妻○85-1213 |
陽山草草 戌子丑+8 玉鳳司牽牽(牽主導) 木性(17)火性(26)土性(40)金性(50)水性(58)/総合191 午未天冲殺/天冲殺(58歳木午/68歳草未)/干合支合(28歳宝卯) 天剋地冲(38歳海辰)/主導DNA(48歳雨巳) 木性脆弱/火性脆弱/金性過多/水性過多 +8歳畑丑/18歳鉄寅/28歳宝卯/38歳海辰/48歳雨巳/58歳木午/68歳草未/78歳陽申〜 |
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★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年01月07日(木)草卯 |
方丈貴恵○孤島の来訪者の鮮やかで鋭利な騙しの手口 |
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○大学在学時は京都大学推理小説研究会に所属。 18年(山戌)に「遠い星からやって来た探偵」が、 第28回鮎川哲也賞(18-0403/草丑)最終候補作品になり、 19年(畑亥)の律音で人生の折り返し地点の、 「畑」重なりの納音天冲殺日に、 「時空旅行者の砂時計」で、 第29回鮎川哲也賞(19-0402/畑巳)を受賞し、デビューした 方丈貴恵(84-1231/畑亥)が、 同作の関連作で長編第二作となる『孤島の来訪者』を 11月27日(山辰)のDNA「石」の 群像劇的天冲殺日に上梓している。 幽世島(かくりよじま)! この島、普通じゃない! 一見ありふれた連絡手段を封じられた孤島に、 とてつもなく恐ろしい特殊設定が練り込まれた本格ミステリで、 不可解な殺人の謎!読者への挑戦! 秘祭伝承が残る幽世島に集う9名に、 45年ぶりに予兆を告げた雷は、何をもたらすのか・・・。 74年10月08日(海午)の惨劇は、 19年10月16日(陽戌)にどのように関わっていくのか。 18年12月13日(畑卯)に謀殺された幼馴染みの復讐のため、 大阪の特許事務所を辞し、コネを使ってテレビ局のADとなった 著名な企業の創業家一家の一員である竜泉佑樹。 ターゲットの3名を含む9名で曰くつき無人島のロケに参加したが、 初日からターゲットの一人が殺されているのを発見する。 自らが手を下すはずが、一体何者の仕業なのか? しかも、その犯行には人ではない何かが絡み、 佑樹たちの中に紛れ込んでしまっている!? 正体不明のクリーチャーを暴かねばならない。 疑心暗鬼の中、またしても佑樹のターゲットが殺害され・・・・・。 手を汚さずに本懐を遂げたのは幸か不幸か。 つくづく呪われた竜泉家の一族は、孤島の謎を解けるのか。 SF的設定をミステリーに持ち込んだ 非日常的予測不能な戦慄は読み始めたら朝を迎えられるか心配だ。 高度な騙しのテクニックで読者は混乱しそして楽しみ 黒猫の秘密も想像の上を行って満足はするが、 犬猫好きは、残虐なので、手に取ってはならない! 兵庫県生まれ。京都大学卒。在学時は京都大学推理小説研究会に所属。 卒業後はゲーム会社の営業と法務系の部署に所属し、 東京都内に4年住んでいたが、 その後退社し受賞時はフリーターだった可能性があるも、 現在は実家で母親と祖父母と共に暮らしている方丈は、 DNA「禄」主導で、自己顕示欲が強い。 真の居場所を見つけるために作家となった。 「禄+禄」は、不器用で頑固だが、 思うがままに単独行動をとることにより良さがでる。 「禄+司」は、現実重視で先を読ませないよう仕向け、 その場限りの仕掛けで仲間を煙に巻く。 仲介能力は優れているので、 自分を犠牲にして他人を浮上させることも可能。 「禄+牽」は、スピード感ないが折り目正しい会社員の鑑。 「禄+玉」は、計算されつくされた表現術。 才能はこの「玉」になり、伝統性。 なので竜泉家の設定も、旧家。 静かに落ち着いた感覚を好むが、 「畑+禄+子月」は、適職を見つけるのに時間がかかり、 異性の徹底した裏切りに遭い、 結果的にはジタバタと慌ただしくなる。 「この世界は不思議に満ちている。 どんなにあり得ないことでも起こり得る」が家訓だ。 「子」年生まれ「畑亥」は、孤独であることを自ら強調する。 生き方を表す伴星は「貫」で、波乱ある人生は似合わず。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。 締めにあたる導星は「牽」で、名誉にたどりつく。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃に、 弱い夕日の残光が不気味に原生林のある孤島を照らす状態で、 孤島といっても総エネルギー161点中僅か5点しかなく、 これは引き潮の時に現れる、心もとない海の砂利道で 本島と神域をつなぐ道である。 とはいえ木性46点に覆われ、僅かな守護神火性07点に、 残光に照らされながら、ほぼ水性103点の水に浸かった土地は、 孤島と言われればそのもので、擬態も納得だし、 誘い込んで罠をしかけて、人々を試しにくる。 どっぷり浸かれば水没するので、 その前に謎を解いて脱出せねばならない。 なお、金性ゼロ(DNA鳳/調なし)は岩場がなく、 水性の水源地がないという状態で、 溺れぬ為には悪くはないが、 本人にとっては、努力しないと伝達本能は輝かない。 また原則休息なしで、何もしない状態などないので、 よく働くが、ひとたび遊びを覚えると際限がないので、 出来れば、それは創作で使用したい。 それが、この作品に登場する案内人か。 マイスター・ホラだもの(笑)。 それに財宝の正体も金性関わりというも至極当然だ。 年干支の「木子」は、初心に還る。 困ったら原点に戻れば謎も解けぬわけもなし。 初動も重要だが、注意深くいれば問題なし。 月干支の「陽子」は、お天気屋で状況は映ろうが、 本質を抑えておけば、戸惑うことはない。 そして日干支の「畑亥」は、一発勝負型の天性の勝負師も、 身体的霊感の持ち主なので、手先が器用など、 随所にプロなみの技が隠されている。 泥濘んでいる土性は、 こちらの世界からあちらの世界へのつなぎ目。 開拓心旺盛な探偵役で度胸もあるので、 平凡には縁のない、救いの神になり、 その意味では、45年だって待てるし、 現実最優先の辰巳天冲殺としては、 主人公は訳ありの資産家の一族の道楽とまではいかぬが、 余裕のある奮闘には安心してみていられるのだろう。 干支番号構成は、01-13-36で東方2点に西方1点。 心許ないが際だって偏りのある宿命は 成功するか否かなので、方丈の成功は疑うものではない。 後天運は、初旬「8歳草亥」が、 DNA「車」の危険で一風変わった 環境に置かれる異常環境10年運天冲殺で、 男性的なのか単に危機にさらされるのかはともかく、 善し悪しともかく刺激こそが全ての成功に通じる。 2旬「18歳木戌」は、DNA「牽」の名誉の異常環境10年運天冲殺で、 京都大学入学でクリアし、しかも内側から「戌」が、 日支「亥」と月支と年支の「子」を押し上げる変則方三位で、 内面にある異才も、磨かれたはず。 就職で上京したのは、守護神火性年あたりだったはずだが、 理由はわからぬわけではないが、ユーターンは残念で、 早期の稼働するはずが、多少の遠回りとなった要因。 現在の3旬「28歳雨酉」は、主導DNA「禄」の感謝と奉仕というより そのものズバリ介護補助なのではないか。 高齢の祖父母をかかえた守護神方向の母親の助太刀も、 大いに残念だが、デビューできたのは地力のなせるもの。 来年(22年/海寅)から始まる4旬「38歳海申」は、 家庭内の害毒で裏切りであり、介護によりどうにもならぬ日常。 苦悩することは後年役立つであろうが、 幻の10年になるのでは悲しすぎる。 自身の体調不良にもつながりかねない。 5旬「48歳宝未」は、月干「陽」の干合で水性過多は嫌だが、 進み行く方向性の変化は、ありえない金性の出現と半会もあり、 遊び心溢れた、妙ちくりんな世界観を構築できれば蘇生。 6旬「58歳鉄子」は、ありえない金性の偏りで、 前進力に翳りがでて、立場も良くはないが、 独創性ある仕掛けでも出来れば、面白い。 7旬「68歳畑巳」は過去の因縁解脱を伴う 10年運天冲殺で晩年なので覚悟があれば、 過去を否定しつつ新たな需要もあり。 壊れねば、体力勝負という条件つきだが。 8旬「78歳山辰」は、年支と月支の「子」の半会を伴う DNA「石」の政治力際だつ10年運天冲殺。 仲間と何かが出来れば稼働しなくもないが、 原則はさすがの加齢で、妥協ではないか。 さて、方丈がデビュー作に挑んだのは、 身内が急性間質性肺炎になったことだというが、 おそらくは一人娘である彼女が実家に帰ったのも 東京に疲れただけではなく広義な意味で介護だろう。 「畑」の母親成分は月干にある「陽」で、 食の趣味は異なろうと、近しい存在であるのは間違いなく、 この「陽」を生じる木性は祖父母で、 方丈を剋する関係だが、「畑」に作物は悪くない関係。 むしろ火性の母親の配偶者成分になる金性がゼロということは、 実際はともかく、作家の父親は初めからいなかったか、 後天的に幼少期にいなくなった可能性あり。 そこで頃合いを見て祖父母の介護もあり、 実家に戻ったと推認できるが、 ハミダシ運の辰巳天冲殺としては、 これが生活の安定につながろうと一過性で、 大きな成功の芽は摘む。 そこが残念なのだが「禄」主導としては、やむなしか☆ |
犬猫好きは読んではならない〜→![]() |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2021年01月01日(金)畑酉 |
浜島直子○蝶の粉は熱すぎて火傷するが隠している夢の跡と毒 |
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○94年(木戌)の条件なし天冲殺夢の中と宿命害切れ年に、 地元であったイベントで婦人画報社「mc sister」の 編集長に直々にスカウトされ、モデルデビュー。 その後「MORE」「BAILA」「MAQUIA」 「anan」「spring」「LEE」などのモデルのほか、 02年(海午)のDNA「牽」年以来、 TBS系土曜21時「世界・ふしぎ発見!」に、 ミステリーハンターとして多数回出演したり、 テレビ番組出演、雑誌でのコラム執筆など多彩な活動をする ハマジこと浜島直子(76-0912/灯卯)の 初の自伝的随筆集『蝶の粉』が、 昨年(20年/鉄子)の10月02日(畑卯)の DNA「鳳」日に上梓された。 今の浜島直子が紡ぐ瑞々しい言葉の数々。 デビューから今に至るまでの軌跡。 書き下ろし18篇を掲載。 「どうしてだろう、私は正しかったはずなのに」 「初めて随筆集を出すことになり、 真剣に『書くこと』に向き合った二年間でした。 特に趣味も特技もない私には書くべきことがなく、 日常を綴っていったのですが、 私にとっては日常こそが発見であり試練であり財産だと 『書くこと』でわかりました。 これといって事件もおきない平凡な日々の話ですが、 読んだ方が自分の家族や故郷の匂いを思い出してくれたら、 とても嬉しく思います。 一人でも多くの方に読んでいただけますように。 ―浜島直子」と本人は記すが、 夢の中だからこそ、出来たこと。 しかし、果たして彼女はそんな単純なのだろうか。 趣味も特技もないといいながら、 東京砂漠にたった一人ででてきて 勝ち取った夢のような25年間を振り返る! 「正義は必ず勝つ!」と思い込んだあの時! 常にダイエットと隣り合わせ!(宿命は物語る!) その生きざまは、私たちに何故か感動を与えてくれる。 スカウトされて高校の担任に相談して 「浜島、人生は出会いによって決まるんだぞ」と 言われたあの時! その担任の未来も(笑)! その秘密にせまってみたい。 北海道札幌市西区出身。一時は富良野市で暮らし、 高校卒業後上京し、 95年(草亥)のDNA「龍」年よりモデルとして活動。 99年(畑卯)のDNA「鳳」年に CMプランナー(64-XXXX)と結婚。 現在は新宿区神楽坂に居住していると思われる浜島は、 DNA「禄」主導で自己満足のための感謝と奉仕。 加齢と共に内容も変化するが、それは両親に教えられた。 「禄+龍」は、教養に冒険心なので ミステリー・ハンターは適役も、 その無謀さは、ヨレながらも 真っ直ぐ進もうとする姿勢が応援された。 「禄+石」は、何をおいても行動力で動くのが好き。 「禄+貫」は、ひとひねりした破壊的な演技力。 「灯+禄+酉月」は、順当。 「辰」年生まれ「灯卯」は、自身に矛盾を感じず。 生き方を表す伴星は「禄」で、一言で表せない人生。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷離れ一人になって。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わりたい。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃のネオンサイン。 夕日も健在ならば、似たような電飾看板や街灯が乱立し、 これぞモデルの世界か・・・。 年干は「陽」、月干と日干は「灯」という火性の天干一気で、 業界全体で目立ってはいるが、 少しだけ違う世界、たとえばTVや書き物などの世界に 片脚でも踏みこめば、やたら熱く燃えさかり目立ちに目立つ。 月干支「灯酉」VS日干支「灯卯」の納音は、秘密あり。 人には言えないことばかりか、言いたくないことまで、 怪しげな雰囲気が、人を誘う。 また年支「辰」VS日支「卯」の害持ちは、表裏あり。 持続するのが億劫なので、仕事好き。 特に旅にでて異なる世界を体験すると救われる。 表も裏もあるので、表のつもりで裏に触れると激昂。 許容範囲があるので、ある一線を越えて侵入されると、 キレ気味に、そして貝のように閉ざすので要注意。 蝶の粉とて、全てであるわけはないが、 総エネルギー160点は、アイドル的様相で軽やかさもあるので、 気づかれねば、あるいは気づかぬふりをするならば、 これといった問題もないので、上辺だけに限定される。 年干支の「陽辰」は表向きは和やかだが、内面は辛辣。 月干支の「灯酉」は浪花節的な意外に旧式な発想。 だから安心できる。 そして日干支の「灯卯」は、準備万端なら見事な探究心で、 世界を変える熱い焔。 干支番号構成は、53-34-04で北方西方東方で、 実は何でもどんと来いではなく苦手もなくはない 後天運は、初旬「2歳陽申」は、 DNA「石」の人付き合いの良さ強化。 むろん辛抱するときは辛抱する、たしなみも教え込まれたが、 父親に賞与がでた年二度あるお買い物を楽しみにしていた。 また年干支「陽辰」を大半会するので、後転成功運型持ちで、 環境異変を越こせば、大きな飛躍もあり。 2旬「12歳草未」は、DNA「龍」の半会で、 まさに新たな挑戦で、上京して仕事世界に入る。 むろんそのための資金作りにアルバイトに明け暮れた! コンビニにウエイトレスに塾の教材の電話オペレーター等々。 そして憧れのお洒落さと雑多さを混じり合わせたような 「下北沢」に少しでも近くと、 住宅街特有の安心感のある井の頭線の「久我山」に居を求める。 3旬「22歳木午」は、DNA「玉」で ひとつの流れに入るから結婚。文化の違いに驚愕する! 4旬「32歳雨巳」は、DNA「車」の多忙と変則方三位で出産。 モデル以外の世界で「テッペンを目指そうとする」。 現在の5旬「42歳海辰」は、DNA「牽」の干合支害。 進み行く方向性の変化。 役割の終了、または異性の裏切り。または自分の心変わり。 害持ちで馴れたものとはいえ、特に後半が危険。 天干一気も破格になるので、辛抱できなくなる可能性もあり。 今後は6旬「52歳宝卯」が、同じく天干一気の破格で、 仕事は足踏みも主導DNA「禄」で自己確立。 干合年干「海」は、月干と日干の「灯」と二次干合し、 年干は「木」に月干と日干は「草」になり、 干合木性天干一気入格で幾分爽やかさがでて、 世界ががらりと変わる。 新しく好きなものもでてくるだろう。 7旬「62歳鉄寅」は、DNA「司」の方三位で堅実。 さすがに歳を重ねて地味になるのか。 8旬「72歳畑丑」は、DNA「鳳」で息切れなり、 もう気を張るのをやめて、ゆっくりする。 さて、浜島は14年(木午)に母親になっている。 結婚が20代前半のわりには、さすがに高齢出産だ。 仕事が楽しかった忙しかったという理由もあるのだろうが、 期を逃したというより、 実のところ無理にでも作らないと出来ないのが 夫(64-XXXX)との関係なのではないのか。 だからだろう。 第一子男児(14-1014/山午)とは共通干支がないばかりか、 おそらく男児の月干支「木戌」は、 父親の年干支「木辰」を納音するであろうから、 遅かれ早かれ家庭内には厳しい風が吹き荒れる。 昨年(20年/鉄子)は、浜島が夢からさめて商売一直線。 そろそろ育児も一段落して一気呵成の大勝負! なのに男児は夢の中で、年干支「木午」は天剋地冲で、 日干支「山午」はDNA「鳳」の対冲でぶっ壊れ、 今年(21年/宝丑)は、DNA「調」の害で孤独の底。 本書の結びは「ありがとう」で、 甘くてしょっぱいお菓子を噛みしめるのが、 いかにも浜島らしいが、 いつまでも最強の夫に感謝とはいくまいか☆ |
さすがに間違えたのかも〜→![]() |
浜島直子○76-0912 |
灯灯陽草 卯酉辰-2 石貫龍禄龍(禄主導) 木性(44)火性(61)土性(19)金性(17)水性(19)/総合160 戌亥天冲殺/初旬条件あり(年干支を大半会)/変則方三位(32歳雨巳) 干合支害(42歳海辰)/干合木性天干一気主導DNA(52歳宝卯) 方三位(62歳鉄寅)/月干支VS日干支納音/年支VS日支害(表裏) 火性天干一気/天干一気破格(42歳海辰/52歳宝卯) 火性過多/土性脆弱/金性脆弱/水性脆弱 -2歳陽申/12歳草未/22歳木午/32歳雨巳/42歳海辰/52歳宝卯/62歳鉄寅/72歳畑丑〜 |
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