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○もれなく相談付き |
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★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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秋 谷 り ん ●先生を解説中です |
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サ イ ト マ ッ プ ○ |
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コラム総合○目次//茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
コ ラ ム ○ さ く い ん |
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■2025年06月11日(水)宝亥 |
秋谷りんこ○こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆんの危険な道行き |
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○横浜市立大学看護短期大学部(現・医学部看護学科)卒業後、 看護師として10年以上病棟勤務。 DNA「牽」干合年だった20年(鉄子)より執筆活動を開始。 23年(雨卯)のDNA「龍」の夢の中で「ナースの卯月に視えるもの」が、 note 主催の「創作大賞2023」(23-1027/山午)で「別冊文藝春秋賞」を受賞。 夢からさめた24年(木辰)、同作でデビューしシリーズ化している 秋谷りんこ(80-1128/草巳)の 『こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん』が、 03月11日(畑卯)のDNA「禄」の天冲殺日に上梓された。 潜入心理師、人の心の「核」に触れる、横浜みなと大学病院で働く月野ゆんは、 精神疾患をかかえた人の心の「核」に潜入し、治療をおこなう潜入心理師。 日本で初めて人の心に潜入した潜入師で、ゆんの憧れの先輩である本城京と、 精神科の看護師経験を持つ、同じく潜入師の先輩の蓮まこととともに、 ゆんは今日も患者の記憶のなかへと潜っていく。 ゆんには、患者の心の「核」がどこにあるかがわかる不思議な力があった。 幼いころに母親から「あんたなんか、産むんじゃなかった」と言われた記憶、 いじめに加担してしまった記憶、夫の不倫発覚など、 ゆんたちが対峙する患者の心の「核」は様々だ。 まだ新しい資格で成り手が少ないなか、ゆんが潜入心理師を志した背景には、 深い個人的な理由が隠されているおり、自身の「核」と向き合い成長しながら、 彼女は希死念慮を持つ患者の心を救うため奮闘する。 物語は、人の心の傷の複雑さ、生きることの尊さ、 そして「役に立たなくたって、生きていればそれでいい」というメッセージを、 医療ファンタジーの枠組みで描き出している。 元精神科看護師の著者が、13年の勤務経験と強い願いを込めた作品は、 あなたの絡みをほどくことは可能だろうか。 神奈川県川崎市に誕生。横浜市立大学看護短期大学部を卒業し、 看護師として横浜市立病院精神科閉鎖病棟で6年、 結婚を機に精神科の専門病院に転職し7年半勤務。 自律神経失調症のため退職し、現在は作家活動に専念しており、 神奈川県横浜市都筑区在住と見られる秋谷は「玉」主導で、 生まれ育った環境に左右され、気分転換不得手。 「玉+牽」は、新しいものには興味があろうとおっかなびっくり。 極力旧いもの伝統的なものに寄せていく。 「玉+調」は、自分が詳しい領域にしか興味なく、いわゆる世間知らず。 才能は「調」で偏った独創性で、品性良くにはならない(一人称もオレ)。 「牽+牽」は、無意味にじたばたしやすい。 「玉+鳳」は、自己を棚上げしてあれこれ意見する。 「草+玉+亥月」は、霊感のようなものがおりてくるが、 幸運になると災いも起きて、子供を産むと短命になりやすい。 「申」年生まれ「草巳」は、老獪になり孤立しやすい。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生が似合う。 物事の始めの洩星は「牽」で、目上などの引き立て。 締めにあたる導星は「玉」で、目下や若い人やペットなどと共に終了。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の都会の街路灯に照らされた草花で、 総エネルギー210点はまずまずも、自身の木性は僅か26点と身弱で、 守護神表現力の火性は38点に引力本能の土性は32点と そうそう頑張るわけにはいかない。 また闘争本能の金性は72点もあり、役割意識が重く、 また異性なり夫の存在感も濃いがある意味重荷。 主導する習得本能の水性は42点だが、 塩水しかなくあまり力が入ると、身体を傷めやすい。 また、年支「申」VS月支「亥」の害は皮膚疾患、 出だしがつまづきやすかったり、内面を何か妙なもので覆い隠す。 年干支VS日干支干合支合は、それでいて仕事は嫌いではなく、 立場を気にせず、没頭できるならともかく、 作家稼業ですら、打ち合せは出来ればリモート。 年干支の「鉄申」は、自意識高くマニュアル重視。 月干支の「灯亥」は、喜怒哀楽激しく、 自分は土足で相手の中に入っていくが、自己の領域に踏みこまれるのは苦手。 そして日干支の「草巳」は、外見華麗で煌びやかも内面不安定。 情けにもろく、他人を助けるために自己犠牲を強いやすい。 また、恋愛の達人で完璧な相手に出会うまで放浪することもある。 干支番号構成は、57-24-42で北方南方西方の鋭角領域も、 身強ではないため、無理はできない。 後天運は、初旬「7歳陽戌」が、DNA「調」の守護神火性強化。 宿命内干合で日干「草」は「宝」になるが、 この「宝」と10年運が干合すれば、10年運は「海」となり、 この「海」が月干「灯」とさらに干合すれば月干は「草」になるため 変則干合金性天干一気が完成し変化に飛んだ集中力が身につくが、 それを落ちつくことのない空想癖と言えばそれまで。 集中しても、年支「申」VS月支「亥」の害や、 月支「亥」VS日支「巳」の対冲があり、身を傷めやすくなる。 2旬「17歳草酉」は、大半会であり、読書習慣がつき看護師に進む。 20歳からは一人暮らしも始めた。 3旬「27歳木申」はDNA「石」の仲間作りで、結婚。 月支「亥」の害が重なり体調不良。 現在の4旬「37歳雨未」は、DNA「龍」の改良改革で、作家デビュー。 今後は5旬「47歳海午」が、月干干合で進み行く方向の変化に。 主導DNA「玉」で自己確立で本当の自分を意識。 干合金性天干一気も成立しながら、地支も不安定なため、健康に充分注意したい。 6旬「57歳宝巳」は、DNA「車」の危険で害切れ。 なんらかのスイッチは入るだろうが、正に危うい。 7旬「67歳鉄辰」は、DNA「牽」の役割強化に名誉。 8旬「77歳畑卯」は、初旬条件のないDNA「禄」の感謝奉仕がないと、 あらゆる上がり下がりに翻弄される10年運天冲殺。 さて秋谷は98年(山寅)の宿命害切れ条件なしDNA「司」の家庭的な天冲殺害年に 高校時代は単なる友人でしかなかった 現在の夫(工学関係でレースエンジニア?)と再会し、 「お互い同時に突然好きになりました笑。 それですぐ付き合いはじめて、一緒にいます笑。」ということだが、 これは完璧な恋愛を目指す草巳らしいが、 夢の中ではじめたから、ずっと夢の中の延長で、夫は出張で長く不在でも、 それこそ夢の中みたいな作家稼業で子供はもたず。 もともと身強ではないから看護師の仕事も長続きはしなかったが、 だからといって忌み神金性方向の猫二頭を愛玩しているのは厳しい。 長生きしたければ、孤独に耐えねばならないだろうし、 仕事漬けも身を傷める可能性大。そこが心配〜☆ |
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★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年06月08日(日)山申 |
霜月透子○祈願成就に隠された毒の行き着く先 |
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○14年(木午)の主導DNA「禄」年より、投稿サイトで創作活動開始。 (05月24日なので害切れ月の草未の干合日) 友人に投稿サイトの存在を教えてもらいPCとインターネットがあったので、 とりあえず一番上にあったサイトに登録し、 読むより先に童話の投稿を始め、数日で相互ができて。 「あれからずっと楽しい」と発言し、 18年(山戌)のDNA「龍」年に、「ぬか床ラヴァー」で、 第3回ショートショート大賞(18-0514/陽午)優秀賞を受賞し、 23年(海寅)のDNA「鳳」の宿命害切れ年に「祈願成就」で、 note主催の創作大賞新潮文庫nex賞(23-1027/山午)を受賞している 霜月透子(74-1115/鉄申)が、受賞作『祈願成就』を大幅改稿して 昨年(24年)の主導DNA「禄」年の06月01日(陽申)のDNA「車」日に上梓している。 かつては雑木林で、子供たちの遊び場になっていたという。 神奈川県横浜市郊外とおぼしき岩倉台のディサービス施設建設用地。 開発当初よりいわくつきで放置されてきた土地だが、 ここにきて豪雨の影響による土砂崩れ、隣接する階段の劣化に伴う転倒事故、 雑木林からの飛来物を原因とする交通事故、 視界不良による不審者の潜伏の可能性、 それらの問題解決のため、自治会は本腰を入れて土地所有者を特定して、 福祉事業者に売却して、ようやく木々は伐採され、 敷地内にあった防空壕や土砂崩れも跡形もなく整地され、 昭和の残像や因縁が消されたかのようになっていった。 現場近くで目撃されて消息ををたった行方不明者(実希子)の消息はしれぬまま。 それは、子供の無邪気な遊びのはずだった―― 「兄ちゃんにバチがあたりますように」「修くんのお嫁さんになれますように」 「弟の目が治りますように」「大きな生き物を傷つけられますように」 「お父さんがいなくなりますように」もしそれらが叶ってしまったら・・・・・。 不自然で凄惨な事故死を遂げた郁美。 その葬儀を機に、大人になった幼なじみ四人が再会した。 小学生の頃の郁美は、仲間たちそれぞれの願いを叶えるため、 雑木林でおまじないの儀式を行なっていた。 彼女の死を境に、儀式に参加した四人は不気味な影に悩まされ、 おぞましい事故や原因不明の災厄に見舞われる。 無邪気な遊びに潜む恐ろしい罠とは・・・・・ 平穏な日常が暗転する、絶望に満ちたオカルトホラー。 四人の視点が交互に描かれ、それぞれの心理や記憶が物語を立体的に構築。 読者は断片的な情報から真相を推測せねばならず厄介だが、 日本の地方都市の日常的な風景に、雑木林という不気味な場所が対比され、 得体の知れぬ影に迫られながら彼らの罪悪感や人間関係の軋轢が、 不穏な雰囲気を増幅しているイヤミスの典型。 影は猫だったのか・・・・、それとも森に棲む無国籍者のような怪人だったのか。 五人のうち三人が亡くなって、一人が重体、一人が消息不明、 そんな偶然が起こりうるものだろうか。 なお構成は以下のとおり。 プロローグ(叶わぬ願い)/1忍び寄る影(瀬尾実希子)/2ドワーフと魔女(進藤絵里) 3願いの代償(岩本健二)/4まじないの儀式(刈谷徹) 5魔女が残したもの(瀬尾実希子)/6祈願成就(坪内圭吾) エピローグ(坪内郁美のノート) 神奈川県横浜市金沢区出身、在住。専門学校の演劇科俳優コース中退。 短期大学文芸科国文コース卒業 (ゼミ/近世文学研究・中世文学研究)も詳細不明で、 印刷会社事務、大学研究室秘書などを経験し、 05年(草酉)に5歳年下の夫と結婚し、現在は専業主婦という霜月は DNA「禄」主導で、戦闘的な自己顕示欲抜群。 「禄+龍」は、視野は限定されており、大袈裟。 才能は「龍」になり、裏読み深読みに長ける。 「禄+禄」は、世渡り下手で器用とは言い難く、 自己の中で睨みあいのようなもので時間がかかり消耗する。 「禄+司」は、自制心より仲介橋渡し能力。 「龍+龍」は、没頭するとブレーキなし。 「鉄+禄+亥月」は、気分屋。 「寅」年生まれ「鉄申」は、揉め事に強く平時は裏に引きこもり主婦らしい。 生き方を表す伴星は「玉」で、静かな環境で学ぶ。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。 締めにあたる導星は「司」で、自己の意志で終える。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の森の中に秘匿された武器。 総エネルギー205点中自身の金性32点は、ごく普通に見えるが、 主導する引力本能木性が80点と覆い隠しているばかりか、 年支「寅」VS月支「亥」の支合で、強固な木性の根っ子があるため 全容はたやすくわからず不気味。 守護神闘争本能の火性は僅か14点で勤労意欲はなく、 才能になるとはいえ習得本能の土性にしても28点で意外に軽やかで、 伝達本能の水性は48点とほっておいたらだらけるのだが、 工夫さえできれば、それなりに評価可能。 その工夫にしても月干支「草亥」VS日干支「鉄申」の干合支害は、 ろくでもない異性にたぶらかされたり、 まともな異性を早仕舞いしかねない究極の猛毒持ちで その毒にしても、年干支「木寅」VS日干支「鉄申」の 天剋地冲で程よく害も切れ、語弊はあるが適度な露出さえあれば努力せずとも、 才気を活かすことも可能なので、精神世界で悪だくみをしているならば、 なんら支障がないばかりか、楽しい人生。 年干支の「木寅」は、仲裁仲介能力で集団行動の要。 月干支の「草亥」は、世渡り巧みなうえ、 感性鋭く度胸の強さと未来予測をするような印象。 そして日干支の「鉄申」は、自意識高く、粘り強くマニュアル遵守。 干支番号構成は、51-12-57で北方2点に東方1点の暗くて明るくない世界。 良く言えば陰湿な暗さが凝縮しているさま。 後天運は初旬「2歳木戌」が、主導DNA「禄」の早くも自己確立なばかりか、 特別条件付き10年運天冲殺に加え、年干支「木寅」を大半会するもので、 干合支害持ちの危うさを差し引いても、その気になれば後天成功運型。 それこそ、結婚をせずずっと同じ仕事でも持続させているなり、 感謝と奉仕の経済活動に明け暮れていれば、 とんでもない金銭物質的な恩恵を受けることになる。 中にはそういう人もいただろう。 2旬「12歳雨酉」は、DNA「調」のありえない少女性や丁寧な感覚も、 これといった条件はなく、なんらかにのめり込むようなもの。 3旬「22歳海申」は、DNA「鳳」の使い勝手の良い冷静さ。 就職体験も宿命の害持ちもあり、なんでも知ってやろう気分で持続せず。 のめりんだのは芝居の世界。 4旬「32歳宝未」は、DNA「石」の協調性和合性。 ここで結婚をしているのだから、知り合ったのは仲間の縁。 紹介なのか職場の同僚なのか、そして創作の場へのめり込む。 現在の5旬「42歳鉄午」は、DNA「貫」で、守備本能強化。 月干干合は進み行く方向の変化で、創作も本腰をいれて、受賞に至る。 今後は6旬「52歳畑巳」は、DNA「玉」で落ちついた習得本能強化。 年干支「木寅」の干合支害は、簡単に前進はさせてくれないが、 木性過多の解消と、宿命害切れで気合い入る。 配偶者に何らかの変化をもたらすはず。 7旬「62歳山辰」は、DNA「龍」の半会で新たな方向性の提示。 習得本能強化で使い勝手良く、人生の中で初の手応えを得る。 8旬「72歳灯卯」は、ありえないほうの守護神火性の強化で役割意識。 名誉の方向が輝いてくるだろう。 さて霜月は、好んで専業主婦で子供なしを選択している。 それは子丑天冲殺の発揮を夫を子供のように扱い、 さらに内側方向が干合支害なので、その消化。 また「くじにも当たりますが」は主導DNA「禄」らしいが、 「自転車やバイクにも当たって救急車お世話になったりと、 とにかくよく当たります(^_^;)その割に入院経験ゼロという頑丈さ」は、 干合支害持ちの「鉄」=武器らしいところか。 猛毒を上手に変換できているのは、笑えるところだろう〜☆ |
一筋縄でいかない猛毒〜→![]() |
★3.5 |
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■2025年06月01日(日)宝丑 |
南海遊○パンドラブレイン 亜魂島殺人(格)事件にお手上げ |
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○14年(木午)の年支「寅」VS日支「戌」のからむ大半会三合会局年より、 投稿サイト「小説家になろう」で活動を開始。 18年(山戌)のDNA「禄」年に、同サイトに投稿していた「傭兵と小説家」を 星海社FICTIONS新人賞に投稿したところ、 第24回星海社FICTIONS新人賞座談会で受賞が決定。 翌19年(畑亥)のDNA「司」の干合年に、 「傭兵と小説家」として刊行、作家デビュー。 25年(草巳)のDNA「石」の月干支「畑亥」の天剋地冲年には、 「永劫館超連続殺人事件 魔女はXと死ぬことにした」で、 第25回本格ミステリ大賞(小説部門)候補となる 本格ミステリ作家クラブ&変格ミステリ作家クラブ会員の 南海遊(86-1126/木戌)の 『パンドラブレイン 亜魂島殺人(格)事件』が、 02月17日(灯巳)のDNA「玉」の守護神日に上梓された。 「理解しろ、名探偵。密室で生まれし者は、密室で死ぬべきなのだ」 災厄から希望など掴めるのか。 それ以前に人間の尊厳を否定する、自然界の司どる領域に真っ向勝負なんて、 尋常ではあるまいに、呑気に探偵なんぞやってる場合か。 いかにもな登場人物詳細と惑いも生まれる見取り図。 非陳述獲得形質高次移植技術・Pandora‐Brain(パンドラブレイン)。 他人の人格を上書きし、まったく別の人間にしてしまう禁忌の技術の実用化に、 天才・紅澄千代(くずみ・ちよ)博士は成功した。 名探偵・霧悠冬真(きりゆう・とうま)と 史上最悪の連続密室殺人鬼・O(オー)の対決があった 「亜魂島(あこんとう)連続殺人事件」から3年後に、 茂由良伊月(もゆら・いつき)たちミステリ研究会メンバーを 中心とした大学生5名は、亜魂島を訪れる。 過去の事件の考察を楽しんでいた一同を 島の紅澄脳科学研究所で待ち受けていたのは、密室で首を切断された死体だった。 クローズド・サークルと化した亜魂島での過去と現在が繋がったとき、 驚愕の真相が浮上するーー災厄(パンドラ)から希望(未来)を掴む、 「孤島」×「密室」×「別人格」の青春本格ミステリ。 迎えが来るまでに脱出可能なのだろうか。 逃げたい、逃げてはいけない。逃げても意味が無い。 普通の私立探偵なんぞ、この国には存在しないぞ。夢のようだ鬱陶しい愛の雨。 秋田県横手市出身。盛岡大学文学部英語文化学科を卒業。 大学進学時に盛岡市に移住し、現在も岩手県盛岡市在住で、 盛岡文士劇にも出演しているという南海は、 DNA「龍」主導で庶民性溢れるも懐疑的。 現実的な案件に恵まれれるほど精神苦。 才能はこの「龍」で疑念の塊は、実親以外への強烈なコンプレックスが、 行動の礎になっていく。 「龍+貫」は、忍耐力ありも、他者を寄せつけない凄味あり。 なので容易くは心を開いて融合するわけでもない。 「龍+禄」は、あらゆる方向に気配りするより、何かに一辺倒。 精神力を一点に集中するため、視野は拡がらない。 「龍+鳳」は、内面の葛藤は濃密。 「龍+司」は、用心深く領域内で激しく燃焼。 「木+龍+亥月」は、品良く芸術の才あり。 「寅」年生まれ「木戌」は、異性理解不能で、ある意味従わせるだけ。 生き方を表す伴星は「牽」で、隠されているものを暴く探偵気質。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷や組織を離れて。 締めにあたる導星は「禄」で、他人により終焉。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の残光が未だ不自然に残る街の街路樹。 総エネルギー205点は鬱蒼とした森にはならずに、 あえていえば孤高でそれぞれ独立した似ているようで異なる樹木の集合体。 守備本能の木性は78点と冬生まれとしては身強で、 一致団結して集合体となったり、身を守るために一部を犠牲にすれば、 あらたな器や環境で生きながらえることも可能。 守護神伝達本能の火性は41点で、もったいぶる。 引力本能の土性は同じく41点で、これもまずまず。 ところが闘争本能の金性は僅かに20点で、 これではなかなか栄誉に結びつかぬがと心配してしまうが、 冬の木性を傷めても仕方ないのか。 また習得本能の水性はも僅かに25点。主導するだけに杞憂に終わればいいが、 新たな創造力を駆使するというか既存を掘り下げたり、 使い回しするのだが、これがとんでもない好結果を生む。 冬生まれでも、年支「寅」VS月支「亥」の木性強化に、 年支「寅」VS日支「戌」の火性強化は無駄がなく、 あえて難点をあげれば日座冲殺の異常干支なのに、 月干支「畑亥」VS日干支「木戌」が干合支合しており、 手をの伸ばせば異性ありが際めて懸念材料。 年干支の「陽寅」は、そつなき明るさで周囲を明るくする。 月干支の「畑亥」は、天性の勝負師で、異様な身体的霊感。 そして日干支の「木戌」は、感受性豊かで引力本能抜群。 内容より地位や栄誉や異性優先だと失敗どころか事故に遭遇する暗示。 干支番号構成は、03-36-11で東方2点に西方一点の鋭角領域で、 あれもこれもと出来るわけでもないだろう。 後天運は、初旬「4歳鉄子」がDNA「車」の稼働力。 危険ともいうが安定感を感じるには、 地支は月支「亥」に日支「戌」のからむ変則方三位のおかげ。 2旬「14歳宝丑」は、DNA「牽」の権威に僻みに言い訳。 守護神年干「陽」が「海」になり、主導DNA方向とはいえ、 ろくでもない体験は、文章に向かわせた。 進学は実家をでる口実で、近すぎるのは難点とはいえ、 距離をとれたので、ひとまずの災禍は逃れ、就職へ。 3旬「24歳海寅」は、主導DNA「龍」で自己確立。創作への意欲が、甦る。 同棲していた洋菓子店勤務パティシエの女性と入籍。 現在の4旬「34歳雨卯」は、DNA「玉」のひとつの流れを極める。 その気になったのでデビューはできたが忌み神なので、一般的には弾けない。 今後は5旬「44歳木辰」が、DNA「貫」の納音。 過去を否定するような大事件があれば、進み行く方向性の変化で、 大きく名前を売っていくか、挫折して終わりかのいずれか。 6旬「52歳草巳」は、DNA「石」。 月干支の天剋地冲は立場の変化で、仲間が救いで裏に徹するか。 7旬「62歳陽午」は、DNE「鳳」の半会で発信力強化。 年支「寅」に日支「戌」のからむ三合会局で、我が世の春。 8旬「72歳灯未」は、DNA「調」の刑で、専門分野特化で相応の晩年。 さて、異様な着想には脱帽だが、 それは異常干支の「木戌」が、限定空間でありあまる力を実現しているから。 とはいえ月干「畑」と日干「木」の存在があり、煮詰まれば精神苦。 「もう一度、私に小説を書く勇気をくれた妻に」に感謝するのは良いが、 いくら憎悪と逃避が創造力の源といっても、 私的面を充実させると瓦解するのが、しぶといとはいえ「木戌」だろう。 となると、それなりにはやれても、究極の上昇は厳しいか。 もし、南海の筆力がさらにあがり高みに言った場合は、 妻をはじめ私的面の災禍があったと見なされる。 むろん子をもてば、事件や事故は回避出来ず大成はしない。 そういう立ち位置でいることをふまえ、 奇妙奇抜で発狂しそうな発想を料理してもらいたい〜☆ |
日座冲殺なのに家庭持ちが不穏〜→![]() |
南海遊○86-1126 |
木畑陽陽 戌亥寅+4 鳳司禄龍貫(龍主導) 木性(78)火性(41)土性(41)金性(20)水性(25)/総合205 申酉天冲殺/変則方三位(4歳鉄子)/主導DNA半会(24歳海寅) 納音(44歳木辰)/三合会局(64歳陽午) 木性過多/金性脆弱/水性脆弱 +4歳鉄子/14歳宝丑/24歳海寅/34歳雨卯/44歳木辰/54歳草巳/64歳陽午/74歳灯未〜 |
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★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年05月24日(土)雨巳 |
坂本葵○その本はまだルリユールされていない猛毒の犠牲 |
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○中学生のとき、落語が好きで「桂文珍の新作落語大賞」に応募し佳作に選ばれ、 13年(雨巳)のDNA「調」の害年に、 義父が亡くなるまでの1年間の介護生活を知人に話したところ 「その経験をファンタジー小説にしたら」と勧められ、 猫が主人公の恋愛小説の構想が浮かび執筆。 これが長編小説「悪党華伝」で、 第25回日本ファンタジーノベル大賞(13-0730/灯酉の最終候補作になり、 翌14年(木午)のDNA「禄」の天冲殺年に、 「吉祥寺の百日恋」と改題されてデビューし、 その後「食魔 谷崎潤一郎」より、谷崎の研究をライフワークにしている 坂本葵(83-0502/鉄寅)の 『その本はまだルリユールされていない』が、 60年に一度の干合支害年を迎えた03月24日(海辰)のDNA「鳳」日に上梓された。 「わたしの本は、まだリユールされていない。 それどころか、表紙も用意されていないし、題名すら決められていない。 わたしの本には顔らしい顔がない。 実を言えば、本文すらまだ真っさらの白紙なのである。 (中略)それでも、本を作りたいという意志だけはある。 この世にたったひとつだけの本を___。」 30歳を目前にし非正規の小学校図書館司書の中島まふみは、 父が司法書士であり、合格へのプレッシャーが半端ないなかで 司法書士を目指して猛勉強に励んでいたが、 試験に何度も落ち諦めざるを得なかった。 そして、大学卒業して以来、非常勤の派遣司書として首都圏を転々としていたが、 東京都杉並区内のかつて自身が通学していた桃園小学校に赴任することになり、 実家に帰って毎日両親と顔合わせしたくないために、 新しい生活の拠点として選んだのは、 偶然見つけた釣り堀(南魚庵)の隣にある長屋みたいなシェアハウス「リーブル荘」。 このアパートには、通称親方と呼ばれ世界的に評価される 製本職人の綺堂瀧子が運営するルリユール工房が併設されている。 小学生時代に顔をだしており馴染みともいえなくない 静かな釣り堀が併設された製本工房が併設されたアパートに暮らすなかで 大家さんの孫娘で、小学校六年生で交通事故で両親をなくしてから、 相貌失認を患いひどく引っ込み思案になりながら、 祖母の弟子として辣腕をふるう同い年の女性(由良子)との 運命的な出会いをはじめ、さまざまな人との交流を経験する。 製本の世界に触れ、本が人の心を救うことを学ぶ本好きに贈る心温まる物語で、 職場として15年ぶりに訪れた桃園小学校の小さな図書室。 かつては、隣接する区立図書館と行き来ができたが、 刃物を持った乱入者に子供が幾人も犠牲になった痛ましい事件以来、 それは叶わなくなっており、小学生六年生の時に児童書コーナーの一角で 向かい合って本を読む時間を共有した私立校在籍と思われる 名前すら知らない女の子との不思議な想い出が湧きだしてくる。 リユールとは、単に本を修復するだけでなく、 その本が持つ物語や持ち主の想いを未来につなぐ作業だと気づく。 たとえば、ボロボロになった本に新たな命を吹き込む過程で、 依頼人の心の傷も癒されていく様子を目の当たりにする。 まふみ自身も、ルリユール工房での経験を通じて、過去の挫折と向き合う。 工房の不思議な国際スミレ協会の菫の香りに、スクールカウンセラーの榊の存在。 そしてフィナーレは古本カフェ・トーカ館の 村上オーナーの依頼による本と本の結婚! (銀河鉄道の夜とアンダルシア出身詩人のプラテーロとわたし) それはオーナーと若くして亡くなった婚約者との想い出でもあったのだ。 「完璧でなくても、壊れたものでも、意味がある」 「本は人の人生を映す鏡であり、どんなに傷ついていても新しいページを開ける」 まふみが過去を受け入れ、未来に向けて一歩踏み出す姿で締めくくられる。 愛知県岡崎市に誕生。両親はともに高校の国語教師。 愛知教育大学附属岡崎小学校、愛知教育大学附属岡崎中学校、 愛知県立岡崎高等学校卒業。 東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程を卒業し、 東京大学大学院情報学環教育部研究生修了。 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。 19年(畑亥)のDNA「牽」の支合年には、博士号(文学)を取得。 明治大学和泉キャンパス職員を経て 桜美林大学と帝京科学大学の非常勤講師であり、 東京都杉並区和田堀近辺在住の坂本は、 DNA「龍」主導で、落ち着きなく庶民的。 自分を追い込んでいきながら成長していく。 才能は「龍」で何でも疑問に思うところ。 「龍+鳳」は、気安そうで内面の葛藤濃厚。 「龍+禄」は、視野は広くはなく、目前案件に闇雲に動く。 「龍+調」は、不平不満は少なくないが向上心に変換できれば輝く。 「龍+車」は、瞬間的衝動的な行動で、無形世界への理解はいまひとつ。 「鉄+龍+辰月」は、先祖の恩恵は受けやすく、 正確おおらか他人の子には好かれるが、自身には縁なし。 「亥」年生まれ「鉄寅」はスケールが大きい。 生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化が必要、 物事の始めの洩星は「調」で、離別から始める。 締めにあたる導星は「龍」で、常に先のことを考える。 宿命の特長は、晩春午前八時頃の陽光に照らされた 強い流れにかかった、いささか心許ない鉄橋で、 総エネルギーは241点もあるが、自身の金性は僅か11点で、 腐食が進めば呆気なく水に流されてしまうので、 頼りは陽光と大地の存在で、稼働力は積極的につくりだしていかねばならない。 とはいっても年支「亥」と日支「寅」の支合をふくむ 土性とは言え春の「草」ふくみの地支は木性一気格的にもなり 足元は揺るがないのだから、生きて行くには困らない。 年干支の「雨亥」は、自己のテリトリーに周囲を引きずり込んで勝負する。 月干支の「陽辰」は、表面温厚内面辛辣で裏切られて強くなっていく。 そして日干支の「鉄寅」は、変貌自在だが自尊心もって常に前進。 干支番号構成は、60-53-27で北方2点と南方1点の鋭角領域で得意分野のみ輝く。 後天運は、初旬「1歳灯巳」は、DNA「牽」の害。 常に不名誉と隣り合わせで、すべからくありがた迷惑の様相。 とはいえ年干支「雨亥」を天剋地冲しており、 親を乗り越えて行けば、後転的成功運型入格。意識は強い。 また70歳迄はターボ運(子丑天冲殺廻り)で、何をしても目立つ存在。 2旬「11歳山午」は、DNA「龍」の主導DNAで自己確立し、上京。 3旬「21歳畑未」は、DNA「玉」のひとつの流れに入るで、早くも結婚。 4旬「31歳鉄申」は、DNA「貫」の納音で、作家デビューに博士号取得。 現在の5旬「41歳宝酉」は、DNA「石」で進み行く方向の変化。 守護神月干「陽」は「海」になり、発信力の強化も微妙。 仲間であり集う事からシェアハウスであり群像劇になった。 今後は6旬「51歳海戌」は、DNA「鳳」の半会。 月干支「陽辰」の天剋地冲もあり、作家として没頭なら良い結果。 7旬「61歳雨亥」は、DNA「調」の支合。 孤独と闘いながら、独創的な事案に丁寧に対処も、 ターボ運もここまでで集大成へと向かう。 8旬「71歳木子」は、DNA「禄」の引力本能強化も、 感謝奉仕次第で楽なのか苦しいのか。ただし勢いはなし。 さて坂本は学生時代に、希代の反骨者で禁煙ファシズムと戦う会元代表にして、 愛称猫猫先生。恋愛の比較文学的研究から出発し、 「もてない男」を出版しベストセラーになり、 「新近代主義」の提唱を展開している小谷野敦(62-1221/雨巳)と blogを通じて心を交わし、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程在学中の 07年(灯亥)のDNA「牽」の支合年に結婚しているが、 「小谷野さんのことが好きです」と僅か2回目のデートで愛の告白をしたところ、 瞬く間に本名を調べ上げられ、(小谷野は)以前ストーカー小説を書き上げており、 恐怖でガタガタ震えを覚えたいうエピソードがあるそうだが、 そもそも目上運の命の午未天冲殺同士が結婚するなんて自殺行為だし、 実際、小谷野の日干支「雨巳」は坂本の年干支「雨巳」を納音しており、 義母の世話で大変だったが(とはいえ作家デビューできた)、 午未天冲殺なのに水性の天干一気という扱いづらさばかりか、 年支「寅」VS日支「巳」の害持ちで表裏ありで無茶苦茶な相手のお護りは とことん疲れるようで(そもそも害の関係)、 出産しない選択は芳しいだろうが、DNA「牽」の支合年には 交通事故に遭って2度の手術とリハビリを経てようやく完治したり、 ありえないことだらけのハイリスクなことばかり。 あまり詳細を突っ込んでも仕方がないが、 坂本の感性は素晴らしくテーマも心震わせるが、 作家として大成は難しいのか、まとまりにかけるばかりか、 出版が60年に一度の干合支害年では、売れる訳もない。 二人してスケールはでかいが、お笑い芸人ではないのだから、 永遠に最高の製本はされないだろうし、いいのか、心配の種はつきない〜☆ |
言葉にできない美麗物語〜→![]() |
★5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年05月10日(土)畑卯 |
大谷朝子○がらんどうに潤いはなし |
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○22年(海寅)のありえない水性のDNA「調」の害年という、 妙な力を目一杯発揮してしまった守護神害年に、 新型コロナ感染症が蔓延していたなかでルームシェアする女性二人を描いた 「空洞を抱く」で、すばる文学賞(22-0902/山午)を受賞。 これを改題した「がらんどう」で、 23年(雨卯)のありえない水性のDNA「鳳」年にデビューした 大谷朝子(90-0317/宝巳)が、引力本能強化の主導DNA「禄」年を迎えた 03月25日(雨巳)のありえない水性のDNA「鳳」日に、同作を文庫化し刊行した。 「ルームシェアっていうの、やらない? もっと広い部屋に住めるし、生活費も節約できるし、家事も分担できるよ」 「若い人たち同士ならわかるけど・・・・・本気なの?」 「四十過ぎた女二人が同居しちゃいけないって法律はないよ」 「でも、普通はしないよ。あと、わたしまだ三十八だよ」 意を決してマッチングアプリに登録しても、 ロマンス詐欺みたいにマルチ商法に誘われそうになったり、 人生で一度も恋愛感情を抱いたことがない 横浜駅徒歩15分にある印刷会社の経理部の古株として働く平井と、 副業として3Dプリンターで死んだ犬のフィギュアを作り続ける菅沼。 二人組アイドルグループ「KI Dash」の推し活で繋がったが、 同担ではなく推しは異なるので争議にはならない。 鶴見駅から徒歩10分になる二人のコロナ禍での2DKの共同生活は、 心地よく淡々と過ぎていくが――。 恋愛、結婚、出産、家族・・・・・どんな型にもうまくはまれない、 でも、特別じゃない。 今を生きるすべての人へ、さまざまな属性を越えて響く「わたしたち」の物語。 38歳の平井は結婚や出産を望む気持ちと、それを諦めきれない葛藤を抱えている。 一方、42歳の菅沼はシステム会社から平井の職場に派遣されていた際に知り合い、 二人組アイドルグループの推し活を通じて親しくなった友人同士だ。 菅沼は副業として3Dプリンターで亡魂犬のフィギュアを作り、 過去に消防士を目指していた経歴や、 恋人との関係を持ちつつも独自の価値観で生きている。 共同生活は家事の分担や生活費の節約により、心地よく淡々と進むが、 平井は菅沼の外泊時の部屋に「がらんどう」な空虚感を強く感じ、 互いの存在が心の空白を埋め合っていることに気づく。 平井は恋愛や結婚といった「普通」の枠に収まらない自身の人生に悩み、 菅沼もまた、世間の価値観から自由であるように見えつつ、 独自の「空洞」を抱えている。 物語は、二人の微妙な距離感や相互の救い合いを通じて、 恋愛、結婚、出産、家族といった社会的な期待に縛られず、 特別ではない「今」を生きる女性たちの姿を描くが、 菅沼は20年以上追っかけてきた推しが、 15歳年下のグラビアアイドルと電撃結婚をして急激に萎えていった。 そんな矢先、熱海への傷心旅行につきあったが、 そこで出会った単身赴任中の既婚者の男と菅沼が関係を持ち、 急速に二人の関係に隙間が拡がっていく。 コロナ禍の閉塞感や現代的なテーマが織り込まれ、 温もりと虚ろさを同時に感じさせてくる! 千葉県で誕生。慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業後、 神奈川県横浜市在住の大谷は、DNA「禄」主導で、 自己顕示欲抜群で、自分が認められたいという特別意識を持ちながら、 強い引力本能を放ちながら、あらゆるもんをお引きよせていく。 才能も「禄」で、目立とう根性。 「禄+龍」は、お人好しだけど、やみくも。 「禄+石」は、他人を上手に使う。 「龍+龍」は、始めると止まらないで、ブレーキが壊れたような状態。 「石+石」は、集団のなかで変わり者。 「宝+禄+卯月」は、適職がみつかるまで時間を有し、 異性には裏切られたり距離をおかれやすい。 「午」年生まれ「宝巳」は、カワイイのは自分。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない人生。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷や組織から離れて。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終える。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の工場地帯の花壇にある 花を装飾するように整列した小石のようなもので待ちの姿勢。 総エネルギー213点はまずますだが、花の種子みたいな木性は僅か27点で、 主役は工場なので申し訳程度の脇役も主導DNA方向なので欲深い。 自身の金性は陰陽あわせて45点で相応に強い自我。 栄誉や異性に稼働力の火性は57点で常に注目浴びたい。 習得本能の土性は実に84点もあり埋もれやすい。 そして守護神水性の発信力はゼロなので、磨かれることのない野人で獰猛。 水がないから花壇の花も開花せずどころか発芽も困難。 工夫するよりは極端な環境設定は楽なので女同士の連携。 本来、宝石は光輝いてこそだが、 鈍い光を放ち、洗練されたいのに、鈍くさくなりかねない。 声が小さくてマイクがないと喋れないのは、 伝達本能水性の欠如なので、やむをえまい。 年干支の「鉄午」は、孤独ゆえに明るく振る舞う。 過保護が似合わず甘えが激しいと感情むきだしになる。 月干支の「畑卯」は、新たな生き方を模索する開拓者。 自由人で気短で向こう見ず。 そして日干支の「宝巳」は、偏見や差別をもたないが弱々しく、 直観で様々なことを判断するが、逞しさなくひ弱。 干支番号構成は、07-16-18東方と南方の限定領域で、 西方も北方もないので、まとまには欠けるのかも。 後天運は、初旬「4歳山寅」は、DNA「玉」の害。 親との折り合いが良くなかったのか、鬱陶しく感じる迷惑な存在で、 なにをしても王道とは言えない笑えるような結果になりやすくなるものの、 年支「午」の半会はあったので、欲得さえだせれば事切れることはなかった。 木性の方向は主導するが、野菜嫌いで母親に、 「レタスを食べればうさぎなれる」とそそのかされ、 一生懸命レタスを食べたのも、まさに「玉」の害だろう。 2旬「14歳灯丑」は、DNA「車」の半会。 年支「午」の害で、簡単には進めなかったが、野人の闘争力で、 「丑」内「雨」の力を借りて、なんとか成果をだし、生きながらえたもの。 この頃には作家を目指していて、中学校の弁論大会でクラス代表になり、 「わたしの夢は、作家になることだ。 この先また将来の夢は変わっていくかもしれない。 でもそのたびに、うさぎになりたくてレタスを食べた気持ちを 忘れないようにしたい。」と宣言していたそうだ。 3旬「24歳陽子」は、DNA「牽」の異性を意識。 「子」内「雨」の力を借りて、社会参加もして結婚に漕ぎ着けたか。 栄誉なので、滑り込みで、すばる文学賞を受賞してデビュー。 現在の4旬「34歳草亥」は、主導DNA「禄」の自己確立ばかりか、 「亥」内「海」の恩恵をも受ける能動的天剋地冲で、自信満々。 異常環境で生さえすれば、特別条件付10年運天冲殺も稼働し、 手始めに単行本の文庫化で勢いをつけて、書きたい作品を書く。 今後は5旬「44歳木戌」が、DNA「司」の特別条件付10年運天冲殺。 家庭的ななかにも、あり得ない発想で、進み行く方向の変化を見せれば、 異様な引力本能を発揮して、目立っていく。 6旬「54歳雨酉」は、DNA「鳳」の10年運天冲殺半会で、 あり得ない水性とセットでもあり、発信力最強で広く名前を売る。 7旬「64歳海申」は、DNA「調」の10年運天冲殺支合刑で、 ありえない丁寧さや傷つけあって女子力を磨いたり、 女性の反撃みたいな世界で、飛躍的力を安定的かつ極端にだして躍動あり。 8旬「74歳宝未」はDNA「貫」の意固地。 さすがに40年間の10年運天冲殺を抜けて、くたくたで脱け殻。 ここに到達できる保証もなく、そこには成功に対する 感謝や奉仕の活動が「禄」主導らしくできたかによるだろう。 なお大谷は、未だ何らかの職にはついているようだが、 結婚しているが、寡黙な水性ゼロ(DNA鳳/調なし)らしく 仕事や配偶者については情報をださない。 とはいえ、昨年(24年/木辰)のDNA「司」年には出産を経験。 著作とは全く違う世界を目指しながら、 「初めての育児で毎日可愛いと眠いを反復横跳びしております。」と、 そこは野人らしく、作家の顔など忘れ去った素が笑える。 そう、野人はやはり笑える人なのだから〜☆ |
一人の気楽と二人の安心〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年05月01日(木)鉄午 |
一穂ミチ○パラソルでパラシュートの密かに笑える降下先 |
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○大学卒業後に同人誌で二次創作の小説を書く中で、 編集者から声がかかり人生の折返し地点でもあった律音年の 07年(灯亥)に、「雪よ林檎の香のごとく」でデビュー。 劇場版アニメ化もされた「イエスかノーか半分か」などBL作品を中心に活動。 DNA「禄」年だった21年(宝丑)に一般文芸作品に挑戦し、 「スモールワールズ」で、 静岡書店大賞及び吉川英治文学新人賞(22-0302/木寅)を受賞。 同作と「光のとこにいてね」が、 DNA「牽」の60年に一度の干合支合年だった 22年(海寅)に本屋大賞第3位、直木賞候補作に選ばれ、 2022年度咲くやこの花賞文芸その他部門を受賞。 安定的な力をいかんなくは発揮した24年(木辰)のDNA「玉」年には 「光のとこにいてね」が第30回島清恋愛文学賞(24-0711/陽子)を受賞し、 同年「ツミデミック」で第171回直木三十五賞(24-0717/海午)を受賞した 一穂ミチ(78-0125/灯亥*)が、 21年(宝丑)に刊行した「パラソルでパラシュート」に、 「夜間降下」を書きたしたうえ03月14日(海午)の DNA「牽」の干合天冲殺日に文庫として刊行しているので解説する。 「わたしたちの間にあった美しいことといえば、きっと出会いくらい」 これから桜が誘うという季節。 29歳、派遣切りまで一年を迎えた著名企業の派遣社員の受付嬢で 芸名みたいな本名をもつ柳井美雨は譲られた人気バンドのチケットをもって、 大阪城ホールアリーナ最前列席で踵を怪我したが、 真っ暗闇で場内整理をしていた男に「ふんすい」と告げられ、噴水前に出向き、 流されるままの人生の中で、売れない訳ありお笑い芸人の矢崎亨と出会う。 口説かれるでもなく、大阪府大阪市西成区の塒でマーキュロクロムで傷のてあて。 「ほな」と言われ、そこから大阪府茨木市の自宅まで帰っただけ。 なんてことない毎日がきらめきだす、ちょっとへんてこな恋愛小説。 結婚には興味がないし、仕事も食べていけるだけの収入があれば十分。 亨や相方の弓彦や女性芸人の千冬、 シェアハウスの住人たちと遊んで過ごす中で訪れる嵐の日々。 周りに合わせて生きてきた美雨が見つける、野良の人々の出会い。 初めてのなんていうことのない希望はなんだったか。 さらりと読むには、あっけなく痛くも泣ける大阪の日々。 コントも上等!安全ピン!夜間ではなく、やかん効果ではないか(笑)。 「つぎのことは何も決まってませんけど、大丈夫じゃなくても大丈夫です」 「かなしみの中にも笑いがあり、笑いの中にもかなしみがある、 という感覚が自分に根付いているように思う」という大阪人で、 関西大学社会学部を卒業後は、派遣社員をしながら創作活動を行い、 現在は夜間勤務の会社員で睡眠を二度にわけてとるという幸運自慢の一穂は、 「鳳」主導で、バランス感覚の持ち主で自分のなかでも、 作品のなかでも一定のルールを決めて、冷静に生き抜く。 「鳳+石」は、常識はあるが妥協も厭わず、 どちらかと言えば、だらしなかろうとがさつだろうと気にせず。 「鳳+牽」は、理論的で温厚で誠実も、流されやすい。 才能は「牽」で、格好がつく程度の名誉があれば充分。 「鳳+貫」は、利己主義で個人主義。 「鳳+車」は、大衆的で頼れるのはお金。異性ではない。 「灯+鳳+丑月」は、しぶとい。 「巳」年生まれ「灯亥」は、まとまらない方向には行きがち。 生き方を表す伴星は「牽」で、自律し隠れているものを世間に問う。 物事の始めの洩星は「石」で、共同で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、心の楽しみ。自己満足。 宿命の特長は、晩冬深夜二時頃の雨に烟る街灯。 総エネルギー222点は、可も無く不可も無く。 自身の火性は58点なのに、習得本能の木性は僅か23点。 なので出発点は二次創作だし、ひとつの形を決めて練り込む。 伝達本能の土性は38点で、それなり。 引力本能の金性は33点で、労多くして成果は疑問。 闘争本能の水性は70点で、働くことは厭わないというか大好き。 年干と日干の同一は、表裏なしで自営業の形だが、 年干支VS日干支の納音は、秘密主義者で守護神方向の母親にも打ち明けたのは、 直木賞受賞前後だというし、大きなマスクと眼鏡も出来れば顔だしNG。 深夜生まれだから、夜間勤務も可能だし、 同僚にバレても、深夜の灯火は嫌われることなく、平穏。 年干支の「灯巳」は、狭い範囲で集中力を発揮する。 運気が自分の代で急激に上がるため 孫子の代までの運気を消化してしまうので、結婚も出産も興味なし。 月干支の「雨丑」は、一人気まま気楽に時間をかけて生きて行く。 好き嫌いがハッキリしており、関わりをもって苦悩するより自力を選ぶ。 そして日干支の「灯亥」は、喜怒哀楽激しく、念入り。 周囲に土足で踏みこむわりには、自身が干渉されるのは忌み嫌う。 干支番号構成は、54-50-24で北方2点に南方1点と 極端な世界で、冒険をしているようで領域は守り抜く。 後天運は、初旬「3歳木寅」はDNA「玉」の守護神支合。 静かな環境で読書大好きな人間形成が行われるが、 年支「巳」の害は、親の世界の不穏を感じるが、 何をやっても目立つターボ運(子丑天冲殺回り)もはじまり、 道を誤らねば、その気になって概ね良好。 2旬「13歳草卯」は、DNA「龍」の半会で改良改革。 新たな挑戦で、光輝く個性。 3旬「23歳陽辰」は、DNA「石」の妥協で派遣社員。 BL世界にデビューを飾る。 4旬「33歳灯巳」は、DNA「貫」の納音で清算もあり正規社員か。 現在の5旬「43歳山午」は、DNA「調」の独創的才気を発揮する10年運天冲殺。 月干干合で進み行く方向の変化は、一般文芸に進出。 この時、月干「雨」は干合で「灯」になり、 干合真性火性天干一気突入で、激しく燃えさかる。 さらにこれに10年運天冲殺の応援もあり、直木賞受賞までたどりつく。 今後は6旬「53歳畑未」が、主導DNA「鳳」の自己確立の半会で、 10年運天冲殺も確固たる成果ありで、自分のやりたいことをする。 7旬「63歳鉄申」は、DNA「司」の害で、欲をかけば派手な金銭物質の裏切り。 8旬「73歳宝酉」は、DNA「禄」の放出。 年支「巳」VS月支「丑」の三合会局まであり、裸一貫で燃え尽きるのか。 兄が一人いて少年漫画の影響を強くうけたのは、 同格の「灯」の存在。とはいえ乗りこえられたのは納音で目標にできたから。 字を書く以外は左利きといのも、納音の影響だが、 書店の店内放送の声と筆跡で同僚に身バレするというドジぶりは笑わせられるが、 懸念されるのは、これだけの成功を手にして、 これといった感謝や奉仕の話が聞こえてこないこと。 それでは、晩年の害がかなり利いてくるだろうから心配だ〜☆ |
安心の浪花笑門来福〜→![]() |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年04月24日(木)雨亥 |
酒本歩○ひとつ屋根の下の殺人に潜む罠 |
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○ご本人曰く作家になった流れは、「中二コース」に作文が掲載される→ 娘を寝つかせるために自分でおとぎ話を作るようになる→ 会社員時代、年末休暇で短編を書く→ ある編集者から「新人賞に応募してください」と言われる→ 夫人に勧められた地元の「かつしか文学賞」に入賞→ 福ミスの一次選考に落ちたものの復活受賞というもので、 会社員、経営コンサルタントを経て執筆活動を始め、 17年(灯酉)のDNA「石」年に、第3回かつしか文学賞優秀賞を受賞。 18年(山戌)のDNA「鳳」の天冲殺半会年に、 「さよならをもう一度」が島田荘司選 第11回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(18-1019/木申)を受賞。 19年(畑亥)のDNA「調」の天冲殺支合年に「幻の彼女」と 改題してデビューした酒本歩(61-0403/陽寅)が、 主導DNA「玉」の害年ながら『ひとつ屋根の下の殺人』を 03月14日(海午)のDNA「車」の半会日に上梓している。 物語の伏線をゴシック体にした新たな読者への挑戦状 この事件の仕掛けはすべてあなたに向けられている! 高齢者を狙った強盗殺人事件と思われたが、 事実が明らかになるにつれ、物語は意外な方向へ反転してゆく。 「読者への仕掛けを見破ることができるか。」という売り文句だが、 最初に主な登場人物があげられているので、 この中に犯人はいるのだろうというおおよその推測が成りたつが、 タイトルをがタイトルだけに、最初から暗示はされている。 ただし秀逸なのは、そこへたどりつく過程であり、 一枚一枚薄皮をはがすような作業が痛々しくて我慢ならないが、 今どきの屈折した犯罪も潜んでいるので抜け目ないものの、 さすがに歴女だからといって、真田のお膝元上田に転居はせぬだろうが、 窃盗は言うに及ばず、裁判員制度に人材派遣にストーカーやDVに年金問題など 飲酒運転にドライブレコーダーなど小道具といい 細かな伏線といい、丹念な仕掛けには感心する。 「もうあなたは自由です。幸せになってください」は意味深だ。 長野県埴科郡坂城町出身で、長野県上田市に隣接し、物語の舞台も知った場所。 早稲田大学政経学部を卒業。東京都葛飾区に30年近く居住も。 DNA「司」の干合年だった21年(宝丑)に、千葉県印西市に引越し、 現在も在住する酒本は、DNA「玉」主導でむろん殺人の舞台も勝手知ったる故郷。 「玉+調」は、博学の世間知らずで突拍子もない発想! 「玉+龍」は、誤解されようと信念に基づき、自己を貫く。 「玉+司」は、生きて行くためにはなんでもする。 だからひとつ屋根の下の殺人も成りたつ。 才能は「司」で家族思い。誰かのために役立つ自覚。 「陽+玉+卯月」は、完全なる放浪と男女関係への特別な感覚。 「丑」年生まれ「陽寅」は、自己矛盾なし。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生。可奈だってそうしたい。 物事の始めの洩星は「調」で、離別や孤独から始まる。可奈の不運。 締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で終わる。可奈の決断。 宿命の特長は、仲春午前六時頃のキラキラした特別な標識や郷土自慢の品を 暖かくつつみこむような朝日で、総エネルギーは197点で 自身の火性は44点だが、生じてくれる主導DNA方向の木性は64点もあり、 前線からは退いたのに故郷に戻るのが自然とはいえ、 そこは戌亥天冲殺のはみだし、ありえない守護神の海に少しでも近くにいたい。 発信力の土性は33点で、肩の力がぬけて丁度良い。 引力本能の金性はわずか30点だが、 天干にでているので、困るような事態にはならぬ人。 年干と月干の「宝」は配偶者成分でもあり、相手に困らずモテる。 干合変化すれば、年干と月干は「雨」に日干は「海」になる 干合水性天干一気で、集中力で乗り切ろうとすれな目上をなきものにする。 まさに可奈のとった行動そのものではなかろうか。 地支は年支「丑」→日支「寅」→月支「卯」と流れる変則方三位で、 仕事さえあり前進気勢失わねば、窮地に陥ることはない。 年干支の「宝丑」は、我が道を行く人だが、冗談が通じないわけでもない。 月干支の「宝卯」は、小商いのできる庶民的風情なのに融通利かせる。 そして日干支の「陽寅」は、なんでもそつなくこなす器用な人。 干支番号構成は、38-28-03で西方南方東方で、北方なしでも幅広い。 後天運は、初旬「9歳鉄寅」は、DNA「禄」の強い引力本能。 心優しくもあり、独善的でもあり、自分を中心に置いて考える。 2旬「19歳畑丑」は、DNA「調」の繊細で独創的な気づかい。 上京して進学と就職。リクルートで30年務めあげは「玉」主導らしい。 3旬「29歳山子」は、DNA「鳳」の中庸心。 ここから30年間は、精神的苦痛を受けることで才能が磨かれる。 ここならバランス感覚をとることの苦悩か。 4旬「39歳灯亥」は、DNA「石」の協調性和合性で何でも受け入れ。 主に人間関係の問題で、妥協せずに過ごしたいが、 突如10年運天冲殺も始まり、大きなうねりの中にほうりこまれた。 5旬「49歳陽戌」は、DNA「貫」の頑固なまでの守りで、 自分が自分でいるための苦悩で、年干と月干の干合もあり、 進み行く方向性の変化ばかりか、仕事も替えたのだろう。 この10年運は天冲殺と変剋律の同時終了もあり、 なにかひとつの時代が終わった感あり。 現在の6旬「59歳草酉」は、主導DNA「玉」の自己確立で、 学びの本領発揮で、小説世界を掘り下げていく絶頂期。 美しく朝日が輝く時代なのだろう。 今後は7旬「69歳木申」は、DNA「龍」の新たな挑戦。 8旬「79歳雨未」は、DNA「牽」の栄誉と役割発揮。 さて、お酒と本とウォーキングが好きなことに由来する筆名は、 「玉」主導らしく、柔軟で分かり易くていい。 わからないのは私生活で結婚して娘がいるようだが、 あえてどうこうという話ではなく、むしろ24年(木辰)は虚心症で倒れたことで、 これは金性が脆弱なところに、 日支「寅」に月支「卯」に連なる方三位で、賑やかになったもの。 再発防止には、酒はやめて、牛乳を飲んだり肉類を多めに摂取することだろう。 木性過多なので火性を応援するが、金性が弱いのに逆剋になってしまう。 まだまだ老け込歳ではないので、バランスをとってほしいものだ。 なお酒本のデビューは、表現力強化の条件なし天冲殺の夢の中。 原則は制御不能なので、編集者の注文を流れに乗って取り入れて、 そこから練りに練った作品に仕上げてほしいものだ〜☆ |
仕掛けは流々仕上げをご覧じろ〜→![]() |
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★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年04月14日(月)雨丑 |
斎堂琴湖○燃える氷華が密やかに映える理由 |
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○大学生の頃から長く公募を続け、 大学卒業後は、30代半ばまでは、色んな会社を転々とし、 現在勤めているマーケティングの会社には20年ほど勤務という 落ち着きをみせている斎堂琴湖(68-1013/陽辰)が、 第27回日本ミステリー文学大賞新人賞(23-1025/陽辰)を受賞した 「警察官の君へ」を加筆訂正し『燃える氷華』として、 昨年(24年/木辰)のDNA「龍」の害毒明け改良改革年の 03月30日(雨巳)のDNA「牽」日に上梓した。 埼玉県警察大宮署に所属する川越市出身の51歳の刑事・蝶野未希は、 17年前、息子の遥希を雪の日に廃工場の冷蔵庫に遊び仲間に閉じ込められ、 何者かの仕業で亡くしたという過去を抱えている。 真犯人は捕まっておらず、その傷を胸に秘めながら刑事として働く。 ある日、非番中に大宮駅前で起きた車の爆破事件に遭遇。 被害者の三上は、遥希の葬儀を執り行った葬儀社の社員だった さらに数日後、三上の同僚が同じく大宮駅前で刺殺される事件が発生。 17年前の息子の死と現在の連続殺人事件が交錯し、 未希は真相を追い求めようとする。 過去のトラウマとの向き合いながら、職務と個人的な感情の葛藤。 息子の死という喪失感を抱えながらも、刑事としての執念で事件に立ち向かう。 真冬の冷蔵庫は電源が入っても外気より寒いのだろうか。 大切なものは永遠に戻らない。刑事の職にしがみつくしかなかった。 「無言でわかってもらおうなんてムシがよすぎる。 伝えたい気持ちほど、しっかり口に出さなきゃ駄目なんだ」 過去は消えない。未来は見えない。果たしてそうだろうか。 死んでもいいという気持ちと、まだ死ねないという気持ちが交錯する。 そのために筋トレ5キロで10回の部署最年長女性の警部補が、 生きるということは、ノンストップミステリだということだが、 考えながら走り、警察官という矜持と自ら産んだ子供の死を乗りこえ、 目的を待って駈けぬけていくのが大切なのだ! この事件を境に距離をおいた、親なし不良あがりの行田市出身で、 警察学校時代からの付き合いも別居中の夫隼人! 父親が警察官で隼人の人生を変えたエセ関西弁を使う浦和出身の同僚の宇月や 密かに未希と仕事をしたい年下45歳警部で女性上司の滝坂有紗ばかりか、 浦和在住で警察官に憧れ卒論のためつきまとう謎の大学生のハルが不気味で、 事件との関連性をうかがわせる。 ドライアイスで殺人が可能なのだろうか! 懐中時計とコインケースにこめられた、微妙だがわかりやすい距離! 退職覚悟で犯人を追いつめる夫!犯人を殺したと思った夫! それを目撃してトドメさし隠蔽した意外な人物! 嫉妬、否父親が暴行されて脳に障害をもたらせたことへの復讐。 「きみを愛す」が花言葉の忘れえぬ赤いアネモネの花の鮮やかな印象が泣かせる。 刑事なんて楽な仕事じゃない。外も内もきつくて日本一ブラックな職業。 それでも刑事でありつづける。 どんなに寒くても凍えても冷たくても、警察官でありつづける。走り続ける。 埼玉県狭山市出身で、日本大学芸術学部文芸学科を卒業し、 現在は近隣に廃墟があるという埼玉県所沢市在住の斎堂は、 DNA「司」主導で、計画的。 「司+鳳」は、個人主義者で忍耐力あり。 「司+玉」は、生活基盤が地元密着。 才能は「玉」で、旧いものにこだわり深めるため、埼玉LOVE。 「鳳+鳳」は、粘り強い。 「司+車」は、猪突猛進で突っ走る。 「陽+司+戌月」は、日常的で主婦の才あり。 「申」年生まれ「陽辰」は、我が儘で甘えあり。 生き方を表す伴星は「牽」で、自分に厳しく人を育てる。 物事の始めの洩星は「鳳」で、なんとなく始める。 締めにあたる導星は「玉」で、若者に支えられ終える。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の海沿いの断崖絶壁にある山城に沈む夕陽。 総エネルギー250点は身強の子丑天冲殺でもあり、それなり。 自身の火性40点に対し、伝達本能の土性は76点もあり、工夫はするがのんびり。 引力本能の金性52点は主導して、住まいも投資対象。 闘争本能の水性は64点と相応。 それに引き替え習得本能の木性は僅か18点。 才能にもなるが、静かに学ぶ姿勢も、余りにも弱いのは、 主導DNAでやむなしとはいえ引力本能に剋されるため。 投資や投機に構うことなく学習本能を活かしていれば、早く芽が出たかもしれぬ。 補うのは、野菜や果物等で地力をつけてもらいたい。 そして埼玉でも田園や木立が拡がる旧さのある町だとより落ちつくはずだ。 海のない埼玉県だが海のような水場がある山間であればこの上ない。 塩水は純粋でないならドライアイスの登場も納得がいくし、 そもそも氷菓は霜柱なので、夕陽を輝かす。 部屋の中も観葉植物だらけで、海水魚を飼育する風景も悪くない。 憧れの大宮には、池のある大宮公園がある。 狙いは、ここを見下ろせるような建物になるのだろうか。 ボートハーバーの会員になるかしかないだろう(笑)。 明鏡止水の完成になる。 年支「申」VS日支「辰」の半会は時間をかけず一気に結論。 月干支「海戌」VS日干支「陽辰」の天剋地冲は、私生活の犠牲。 沈もうとする瞬間の夕陽の憂いという一瞬をきりとりたい。 年干支の「山申」は、援軍がやってくるまで持ち堪えねばならぬ砦で、 簡単に諦めない渋とさあり。 月干支の「海戌」は、旧い家系や街並みに誕生する挑戦者。 そして日干支の「陽辰」は、家系を利用しながら挫折を重ねつつ 裏切られることを繰り返していくことで成長してゆく。 干支番号構成は、45-59-53で北方偏りは、 狭い地域を活かしながらも活動を濃くする。埼玉好きは望むところで違和感なし。 後天運は、初旬「2歳宝酉」が、DNA「司」も主導DNAで早くも自己確立。 早くから作家への道は意識したに違いない。 年支「申」と月支「戌」の狭間を埋める秋の方三位完成で闘争的。 外向きの拡がりは、圧倒的に仕事向きには違いないが、 日干支の干合支合は、早くから異性というより家庭を意識するが、 宿命の天剋地冲があるため、相手はいても完全に内側にいれることはしないが、 そこに揺るぎない何かはあるため、作品でも悲惨な過去と別居という設定。 とはいえ初旬条件にあたるので、後天成功運型になる。 2旬「12歳鉄申」は、DNA「禄」の半会で、 大切にされながらも引力本能を発揮し、人を惹きつける。 将来を見据えての進学して爪痕を残す。 3旬「22歳畑未」は、DNA「調」で孤独と極端と反発反抗。 馴染む仕事が見つからないというより、 全力で拒絶なり、斜にかまえていたのだから落ちつくわけもない。 土性成分が圧倒していようと「畑」はありえないものになる。 4旬「32歳山午」は、DNA「鳳」の冷静なゆとり。 受け入れ態勢万全なのと月支「戌」の半会もあり、今も続ける仕事に出会う。 5旬「42歳灯巳」は、DNA「石」の人間関係に腐心。 月干干合は進み行く方向の変化で「海」は「木」になり 新たな思いで心改めて進むが、妥協したらまずい。 現在の6旬「52歳陽辰」は、DNA「貫」の独立心という律音で全力濃密。 月干支の天剋地冲は、立場にこだわることなく、 父親が亡くなり呪縛から解き放たれて、デビューにこぎつける。 今後は7旬「62歳草卯」は、DNA「玉」の害で、ありがた迷惑。 ウレシイ悲鳴は体調不良だが、親戚縁者の犠牲はまっぴら御免だろう。 8旬「72歳木寅」は、DNA「龍」の改良改革は、 前旬を乗りこえていれば、見事な開花を迎えるはずだ。 さて、斎堂は子丑天冲殺である。原理原則家系に縁なし。 埼玉が好きなのは悪いことではないが、 家系といつまでたって関わっていれば、残念ながら運は飛翔しない。 木性が強くないので、学問や血縁のない年長者は大切にすべきだろうが、 生地生家にこだわっていれば、開花も遅れる。 初旬条件もあるうえに、主導DNAが早くやってきて、 未来予想図はとっくに描けていたのに、ここまで成就せずは、 家にこだわっていたり、異性に振りまわされていたのではないか。 とはいえ理由は明確。自己所有のマンション転がし。 これが「司」主導らしいが、安住の場をもって新人賞狙いでは虫が良すぎる。 また、たっているものは親でも使えなので、父親の葬儀にヒントをえて 葬儀屋も登場したのだが、これからは、遅れを取り戻すために、 年に1本などと言わずに、一気に夕陽本来の美しさを見せつけてほしいものだ〜☆ |
トリックと執念が読者を惑わす〜→![]() |
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★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年04月01日(火)鉄子 |
早川隆○幕府密命弁財船・疾渡丸 鹿島灘 風の吹くまま水を呼ぶ |
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○19年(畑亥)のDNA「牽」の支合年より、 Webサイト「アルファポリス」で執筆活動開始すると 翌20年(鉄子)のDNA「貫」年には、「礫」で、 アルファポリス第6回歴史・時代小説大賞(20-0731/草亥)に特別賞を受賞。 22年(海寅)のありないDNA「鳳」年に、 「礫」を改題した『敵は家康』でデビューした 早川隆(66-0928/鉄寅)が、昨年(24年/木辰)の10月21日(山午)の DNA「禄」の天冲殺日に 『幕府密命弁財船・疾渡丸 鹿島灘 風の吹くまま』を上梓している。 江戸時代の茨城県が舞台となる時代小説「幕府密命弁財船・疾渡丸」。 幕府の密命を受けた弁財船(貨物船)の乗組員が、 各地の港の平和を守るシリーズ物で、第一部は1652年の水戸藩那珂湊が舞台。 前年に浪人の反乱未遂事件「慶安の変」が起こるなど、 武断政治から文治政治への移行期に当たり、 「各地の港が物流の動脈だった。そこでは利権や思惑が交差し、 謀反や犯罪が起こっていたのでは」と考えた作者が、 幕府が治安維持のために隠密を乗せた 弁財船「疾渡丸」を各港に立ち寄らせるという設定を構想。 主人公は疾渡丸の船頭(船長)の虎之助だが、 幕府の隠密の仁平や武闘派の鬼丸と笹丸、 那珂湊の孤児の鉄兵など各登場人物に焦点を当てる。 第二部では、疾渡丸に下った幕府からの新たな指令。 それは急ぎ下田湊に向かい、ある船を江戸まで護衛せよというものだった。 だがこの命を遂行するためには、嵐が迫る中、 天下の難所と呼ばれる犬吠埼を越えねばならなかった――! 人情、謎解き、剣劇あり、しかも仕掛けありの痛快時代劇は心躍る! 広島県広島市出身で、中央大学法学部を卒業し、 インターネットベンチャー勤務などを経て、 その後フリーランスで活動をしていたが、 取引先から切られ完全失業したため、20年(鉄子)のDNA「貫」年よりは、 神奈川県川崎市中原区木月の実家住まいの早川は、 DNA「石」主導で、なんでも受け入れねばならず妥協もあり。 才能も「石」で仲間作りなので、群像小説になる。 「石+牽」は、気配り苦手で振りまわされるだけだが、 何かに依存したい気持ちはあるという矛盾。 「石+禄」は、利用するのは長けている。 「石+車」は、大義優先、執筆優先。 「牽+牽」は、無為無策に突っ走る面あり。 「鉄+石+酉月」は、おだてに弱く。 「午」年生まれ「鉄寅」は、猪突猛進。 生き方を表す伴星は「石」で、人脈が拡がる人生。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。 締めにあたる導星は「牽」で、名誉不名誉なんでも名を残す。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の陽光と街路灯と共に照らされる 何かを生産する工場施設か、派手に塗装された武装車輌で、 実戦にはそぐわない催事向きで、ある意味張りぼて。 総エネルギー189点は自身の金性が僅か38点で身強とは言えないが、 火性は90点もあり、とことん熱く守護神過多気味なところあり。 稼働力も役割意識も強いのだが、木性が僅か16点で稼ぎにならず。 その木性も水性ゼロ(DNA鳳/調なし)のため、 成長が見込めず熱すぎるだけで周囲を火傷させるようなもの。 野人とはいわぬが、火性を剋する水性がないのは、 ゆとりや遊び心が極端な表現手法。 補うように海洋小説を書いているが、その程度では追いつくまい。 また習得本能の創造力土性は45点で、水がないため、 金性は埋もれやすく、埃を落とす水性はここでも望まれる。 また、生年冲殺は犠牲を伴うが、生日冲殺に互換冲殺まであり、 没頭すると良い働きをするが、苦悩は回避しづらく、 親の都合から始まりあらゆるお試しは避けられず。 経済的理由ばかりか年老いた親のためにもあろうが、 目上命の午未天冲殺とはいえ、 親以外の目上に可愛がられたり犠牲にならねば伸びにくい。 年干支の「陽午」は、他人の運を喰らうが、若いうちに苦労あれば伸びやすい。 月干支の「灯酉」は、人情家で怖い物知らず。 そして日干支の「鉄寅」は、善にも悪にもなれる変貌自在。 公儀隠密と水夫に替え玉まで使った敵を欺く騙し討ちもあり。 干支番号構成は、43-34-27で西方2点に南方1点狭量領域。 後天運は、初旬「4歳山戌」は、DNA「龍」の精神性の強い放浪も、 年支「午」日支「寅」の三合会局を伴うも埋もれやすくなるが、 年干支「陽午」とは大半会的のため(初旬のみ陽と山は同格扱い) その気になって仕事に生きれば後転的成功運型。 またここから30年間は、苦悩があれば才能が磨かれる変剋律でもある。 ここでは、新しいもの好き、学びの苦労など。 広島から神奈川県に親の都合で移住。 2旬「14歳畑亥」は、DNA「玉」の支合。 学ぶことへの姿勢や親との問題を深く考察。 3旬「24歳鉄子」は、DNA「貫」の自我。 年干支の天剋地冲もあり、社会にでも仕事世界は不安定。 4旬「34歳宝丑」は、主導DNA「石」で自己確立。 年干「陽」が干合されありえない水性の「海」になり、 これが月干「灯」と二次干合すれば、 年干は「木」に月干は「草」になるため、 さらにこの月干を日干「鉄」が干合すれば「宝」になり、 そのまた・・・と永遠の落ちつかぬ変化を繰り返し 慌ただしい中にも充実した人生。 5旬「44歳海寅」は、DNA「鳳」の冷静な対処。 月干干合は進み行く方向の変化で、ここでも何度も干合が繰り返され、 ありえないことも多々あろうが、気が抜けてしまった可能性もあり。 現在の6旬「54歳雨卯」は、DNA「調」の極端。 めまぐるしさはなくなり、作家世界に挑戦。 いわゆる仕事も切られて、ありえない実家暮らし。 今後は7旬「64歳木辰」は、DNA「禄」の感謝と奉仕。 ようやく安定した時期となるか。 8旬「74歳草巳」は、DNA「司」の干合支害。 前旬で調子に乗りすぎれば、金銭物質または異性に裏切られる。 さて、早川は水性ゼロで熱いばかりか、自力では汚れたら終わり。 水分がない状態が普通なのだが、 草テニスのシングルスの試合で頑張りすぎて脱水症状になり、 全身痙攣して救急車の世話になったり、 軽度の脳梗塞になって入院しているのもこのため。 正式デビューも23年(雨卯)重なりという、水は神様のような存在。 生年冲殺に生日冲殺に互換冲殺ありは仕事や親どころか生きていることが犠牲。 仕事は何があろうと組織から外れずしがみついていなければならず、 いかなる苦労があろうと自己発揮してはならないが、 辛抱できないのは、水がなく調整不能に陥ったため。 「あんたは、風をつかまえたんだよ。 ただ風まかせに漂うだけじゃなくて、 自分の力で帆をあげて、自力で風を掴んだんだ。 もう離しちゃいけないよ。 あんたは、そう簡単にこの船から降りちゃいけないんだ。」ではないか。 水を求めるからこそ、海洋小説であるのは容易に想像つくが それなりに相応の活動をこれからも持続したければ、 水分補給は小まめにしていきたい〜☆ |
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★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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