■総務庁発表の労働力調査によると、男性の失業者数が過去最悪の207万人。
世帯主に限ると97万人になり、もはや男性の不甲斐なさは地に落ちたと言えよう。
また、就業者を地位別に見ると、
正社員などの「常雇」が前年同月比70万人減の4691万人に対し、
派遣社員等の「臨時雇」が30万人増の499万人となり、益々落ちぶれる人は増えている。
これは派遣法改正により、ほとんどの業種で「派遣社員」の受け入れが可能になったため、
この傾向は益々増加する見込みだ。
繰り返し著作でも触れているのに、敢えてここでも言うのは、危機感の無さ。
勝者と敗者が大きく二極分化していく中では、もちろん勝者はどんどん減って行く。
にも関わらず就労に対しての目的がなく漠然と仕事をしていたり、
現状を打破できずに足踏みしている人が多い。
現在の日本は動乱期である。他人と同じ事をしていても突破口はない。
また、何かに依存して自己発揮しない(できない)人に未来はない。
ただ、喰うためにその場限りの仕事をしていてはいけないのだ。
また、動きの少ない仕事ヒマな仕事も同様。
動乱期=スピードの時代では積極的に動き回る仕事にこそ、
いくらかの運が微笑むのだ。
まだまだ、不況は続く。底をうって来年からは上向きなどと言う事は絶対ない。
向こう20年間は、バブルな生き方をしていた人が
運の税金を払い続けていくような構造になっている。
何もしていない人は、まず社会参加を!
手に職をつけるために勉強するなんていうのも、もはや遠回り。
「派遣社員」は一刻も早く「正社員」で責任ある仕事をする。
かろうじて「正社員」の者は、より大きな目標を掲げる。それしかない。
そうこう言っているうちに、政治の世界では胡散臭く危険な大同団結が行われようとしている。
この中で、誰がキレていくか。いよいよ面白そうな展開になってくる。
ところで、やっと「恋クリ」の姉妹分「今日の運命・クリニック」がスタートした。
やれやれ。でも、どうかブックマークはBEのTOPページにおはりください。お願いしますよ(笑)。 |