![]() |
★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
![]() |
2 0 2 5 年(草巳)○02月 山寅 // 移 動 祝 祭 日 |
![]() |
■02月分一覧 (2025年○目次) |
千野隆司○朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間を極める才気(2025_0201) |
![]() |
■2025年02月01日(土)宝丑 |
千野隆司○朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間を極める才気 |
![]() |
○出版社勤務を経て、公立中学校の国語教員を続け、 90年(鉄午)のDNA「貫」年に、「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。 18年(山戌)のDNA「龍」年に、「おれは一万石」シリーズと 「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで、 第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞している 千野隆司(51-0917/鉄申)の『朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間』が、 昨年(24年/木辰)の11月10日(山寅)のDNA「龍」の対冲日に上梓されている。 「押し込みはな、奪っただけで終わりじゃねえ。逃げおおすまでが仕事だ」 小さな悪意で人生の明暗が分かれた二人の奉公人。 十三年後、その決着をつける時が来た──。 江戸で凶悪な押し込み強盗を繰り返す四人組の賊。 繰綿問屋の井筒屋で主人を殺して金を奪うが、一人は逃げ遅れて深手を負う。 新米同心・朝比奈凜之助が事件の背後を調べると、 些細な出来事で闇に転落した男たちの孤独な姿が浮かび上がってきた。 その中には摂津屋の主人に見込まれ、一人娘の婿候補だった手代の新三郎がいた。 事件の真相を追う凛之助は雑音を気にせず飄々と修業を積んでいく。 東京都23区内のおそらく城南地区に生まれ、中学生時代から小説好き。 中学校の担任に薦められ國學院高等学校に進学。 高校では芸文部へ入部して小説修行。 國學院大學文学部文学科を卒業後は、出版社の校閲部門を担当する会社に就職。 辞書を片手に書籍や雑誌など様々な本の校閲に携わるが3年で退職し、 教員は夏休みなども長く、小説を書く時間がより多く取れると考え 公立中学校の国語教員に転職するも、意外に多忙で30年間続けるも、 00年代始めに時代小説のブームが来て、退職して作家一筋の生活に入った千野は、 DNA「石」主導で、狡猾。 妥協和合の繰り返しは、剣をあわせて腕を磨くことになるので、 なんでもありとはいえ、陽の金性は鍛えるのに時間を要する。 才能はこの「石」で、敵をつくるようでつくらない政治力。 「石+司」は、大器晩成で仕事も大切だが、生活優先。 「石+龍」は、経済感覚はあるようなく、内側世界の冒険家。 「石+石」は、集団の中での孤独者。 「石+牽」は、気配り上手で長いものに巻かれる。 「鉄+石+酉月」は、肉親の情には縁遠く、誉められると喜ぶ。 「卯」年生まれ「鉄申」は、平時の強者も揉め事は苦手。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終える。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の飾りのついた熱血風の刃。 総エネルギー166点は小走り得意でフットワーク良好の様子、 身弱かと思えば、自身の金性は100点も備えた芯の強さ。 子丑天冲殺とはいえ、木性も火性も土性も水性も僅かで、 稼働するまでには相当の年月を有したことは納得いくばかりか、 だからこそその気になれば、容易く倒れない。 年干支と月干支が天剋地冲になるため、存在するだけで押しが強く、 何かを犠牲にして、功成り名を遂げる。 年干支の「宝卯」は、品格ある商人。 月干支の「灯酉」は、義理と人情。 そして日干支の「鉄申」は、小役人。 干支番号構成は、28-34-57で南方西方北方で、 過去は遡り探るも現状維持で未来を考慮にいれず。 後天運は、初旬「3歳陽申」は、DNA「車」で孤独。 恐らく一人っこで、それはそれで危うい。 2旬「13歳草未」は、DNA「司」の干合で地道で真面目に見せる。 伴星にあたるので、生き方も探れて、教師より道を提示される。 大学では近世文学会に所属し、創作より研究に没頭。 3旬「23歳木午」は、DNA「禄」の引力本能強化。 就職を決めたのがおそらくは忌み神天冲殺年。 方向変換は巧みで守護神年の77年(灯巳)あたりに、 DNA「牽」年らしく、公立学校に転職し、これが見事に収まる。 4旬「33歳雨巳」は、DNA「調」の独創的発信力強化。 新人賞を受賞して作家への道を意識。 5旬「43歳海辰」は、DNA「鳳」の平常心的表現力強化と、 月干干合の進み行く方向の変化で、独立への足がかり。 6旬「53歳宝卯」は、DNA「石」の主導DNAで自己確立。 7旬「63歳鉄寅」は、DNA「貫」の納音で因縁解脱。 歴史時代作家クラブ賞へ到達。 現在の8旬「73歳畑丑」は、DNA「玉」の10年運天冲殺。 初旬条件はないものの、欲をださずに歴史物に特化し、 仕事を選ばねば、遅咲きの大きな成功が待っている。 さて、千野は子丑天冲殺らしく親縁稀薄。 母親を早くになくし、一人で過ごす時間も多かったが、 近所の映画館に父親の趣味か、時代劇映画を鑑賞したのが、 この道に興味をもつきっかけとなり、これに家でTVを見たり 子供向けの文学全集を読みふける生活が、 理数系への興味から物書きへの方向に進ませた模様。 DNA「玉」は、ズバリ母親を意味するので、 歴史物への造詣は、亡き母親への憧憬。 また、時代考証が必要な分野で、資料をあたるうえで國學院の存在は不可欠で、 それを具体化させる道をDNA「玉」方向の教師に導かれたのも、 人の心を描く縁につながったのだろう。 本作「昔の仲間」は、そのものずばり主導DNAの「石」。 様々な仲間との関わりを通じて、描かれる世界はそつが無い。 また、主人公が母親と祖母から、それぞれ嫁候補を紹介されるも、 仕事一途でなかなか踏み切れず、思いがけず二人とも居なくなってしまう結末は、 理想を母親に見いだして、おそらく独身であろう作家の側面をうかがわれ、 妥協をしない優柔不断な性癖に笑えてしまう〜☆ |
![]() |
コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
さ く い ん ○ |
![]() |
移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 5 年/ 草 巳 |
25年01月分● 25年02月分● 25年03月分● 25年04月分● 25年05月分● 25年06月分● 25年07月分● 25年08月分● 25年09月分● 25年10月分● 25年11月分● 25年12月分● |
![]() |
BEHPは書体設定を明朝体にしてご覧になられるのを推奨しています○ |
プラウザのバックを使ってお戻りください○ |
![]() |
清く正しく美しく○BEハレ幸せ発電所→運命向上委員会 |
○実践的運命改良サロン Copyright(c)1994→2025 birthday-energy.inc. |