■ドラマのタイトルさながら、約1万人の中から、月9のヒロインに選ばれ、
OLから一念発起して司法試験に合格した頑張り屋を演じるのが、
カットモデル出身で、演技レッスンを少々受けただけの、
埼玉県生まれのミムラ(84年6月15日/鉄辰)。
ミムラは、DNA「玉」主導で、生き方をなかなか変えられない人。
気分転換下手で、埼玉県生まれなら、いつまでもそのニオイを漂わす面あり。
「玉+調」は、世間知らずで、怖いものなし。
「玉+禄」は、計算尽くの愛想をふりまく。
「玉+貫」は、その場限りをうまくつくろう人。
「鉄+玉+午月」は、頭良くとも試験に弱く、生地を離れてこそ、存在感増す。
10年運初旬「3歳畑巳」は、DAN「玉」で自己確立をしたはずだが、
これといった条件なく、動けず。
現在の10年運「13歳山辰」でようやく、都心へ向かった。
次旬「23歳灯卯」は、名誉の害。何か問題を起こしそうだ。
この後の10年運も特筆すべきことはない。
宿命の特長は、エネルギー171点と軽く旧型アイドル並み。
売りは、年干支「木子」と月干支「鉄午」の天剋地冲持ち。
周囲に争いの種が起こりやすい。
「子」年生まれ「鉄辰」は、何をしても矛盾を感じない。
「鉄辰」は、勝手気ままで、後ろは振り向かない。
「役のなかではドキドキしたりするシーンもありますが、
度胸があるというより鈍いんです」とは、燃焼しきれないというより、遠慮。
主役を射止めたのは、「ナチュラルさ」とかいう評価だが、
ようは洗練されていないバブリー夏生まれの「鉄辰」が、
ラッキーカラー年で目立っただけで、選ぶサイドの目が曇っていたか、
オーディションに集まった人間のレベルが低かったのだろう。
地盤沈下と言われて久しい月9だが、ずぶの素人を起用するのはいいが、
今後に期待をもてない人を起用するようでは、いよいよ存亡の危機かも。
月9を陣頭指揮する大多亮(58年11月3日/木申)編成局次長が、
ただミムラの年干支「木子」を大半会し、
思い入れだけが感じられ、条件なし天冲殺のもろさを感じる。
これで失敗すれば、来年(木申)律音の大多の転落は必至。
事実、ミムラは大多への刺客であることが、興味深い(嘆)。 |