★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 2 1 年(宝丑)○01月 畑丑 // 移 動 祝 祭 日 |
■01月分一覧 (2021年○目次) |
浜島直子○蝶の粉は熱すぎて火傷するが隠している夢の跡と毒(2021_0101) |
方丈貴恵○孤島の来訪者の鮮やかで鋭利な騙しの手口(2021_0107) |
佐川友彦○東大卒、農家の右腕になる。の才覚と気弱(2021_0118) |
瀬尾まなほ○寂聴先生、ありがとう。の厳しい人生(2021_0122) |
斜線堂有紀○楽園とは探偵の不在なりの最強の証しと未来(2021_0125) |
■2021年01月01日(金)畑酉 |
浜島直子○蝶の粉は熱すぎて火傷するが隠している夢の跡と毒 |
○94年(木戌)の条件なし天冲殺夢の中と宿命害切れ年に、 地元であったイベントで婦人画報社「mc sister」の 編集長に直々にスカウトされ、モデルデビュー。 その後「MORE」「BAILA」「MAQUIA」「anan」「spring」「LEE」 などのモデルのほか、02年(海午)のDNA「牽」年以来、 TBS系土曜21時「世界・ふしぎ発見!」に、 ミステリーハンターとして多数回出演したり、 テレビ番組出演、雑誌でのコラム執筆など多彩な活動をする ハマジこと浜島直子(76-0912/灯卯)の初の自伝的随筆集『蝶の粉』が、 昨年(20年/鉄子)の10月02日(畑卯)のDNA「鳳」日に上梓された。 今の浜島直子が紡ぐ瑞々しい言葉の数々。 デビューから今に至るまでの軌跡。書き下ろし18篇を掲載。 「どうしてだろう、私は正しかったはずなのに」 「初めて随筆集を出すことになり、 真剣に『書くこと』に向き合った二年間でした。 特に趣味も特技もない私には書くべきことがなく、 日常を綴っていったのですが、私にとっては日常こそが発見であり 試練であり財産だと『書くこと』でわかりました。 これといって事件もおきない平凡な日々の話ですが、 読んだ方が自分の家族や故郷の匂いを思い出してくれたら、 とても嬉しく思います。一人でも多くの方に読んでいただけますように。 ―浜島直子」と本人は記すが、夢の中だからこそ、出来たこと。 しかし、果たして彼女はそんな単純なのだろうか。 趣味も特技もないといいながら、東京砂漠にたった一人ででてきて 勝ち取った夢のような25年間を振り返る! 「正義は必ず勝つ!」と思い込んだあの時! 常にダイエットと隣り合わせ!(宿命は物語る!) その生きざまは、私たちに何故か感動を与えてくれる。 スカウトされて高校の担任に相談して 「浜島、人生は出会いによって決まるんだぞ」と 言われたあの時!その担任の未来も(笑)!その秘密にせまってみたい。 北海道札幌市西区出身。一時は富良野市で暮らし、 高校卒業後に上京し、95年(草亥)のDNA「龍」年よりモデルとして活動。 99年(畑卯)のDNA「鳳」年にCMプランナー(64-XXXX)と結婚。 現在は東京都新宿区神楽坂に居住していると思われる浜島は、 DNA「禄」主導で自己満足のための感謝と奉仕。 加齢と共に内容も変化するが、それは両親に教えられた。 「禄+龍」は、教養に冒険心なのでミステリー・ハンターは適役も、 その無謀さは、ヨレながらも真っ直ぐ進もうとする姿勢が応援された。 「禄+石」は、何をおいても行動力で動くのが好き。 「禄+貫」は、ひとひねりした破壊的な演技力。 「灯+禄+酉月」は、順当。 「辰」年生まれ「灯卯」は、自身に矛盾を感じず。 生き方を表す伴星は「禄」で、一言で表せない人生。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷離れ一人になって。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わりたい。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃のネオンサイン。 夕日も健在ならば、似たような電飾看板や街灯が乱立し、 これぞモデルの世界か・・・。 年干は「陽」、月干と日干は「灯」という火性の天干一気で、 業界全体で目立ってはいるが、 少しだけ違う世界、たとえばTVや書き物などの世界に 片脚でも踏みこめば、やたら熱く燃えさかり目立ちに目立つ。 月干支「灯酉」VS日干支「灯卯」の納音は、秘密あり。 人には言えないことばかりか、言いたくないことまで、 怪しげな雰囲気が、人を誘う。 また年支「辰」VS日支「卯」の害持ちは、表裏あり。 持続するのが億劫なので、仕事好き。 特に旅にでて異なる世界を体験すると救われる。 表も裏もあるので、表のつもりで裏に触れると激昂。 許容範囲があるので、ある一線を越えて侵入されると、 キレ気味に、そして貝のように閉ざすので要注意。 蝶の粉とて、全てであるわけはないが、 総エネルギー160点は、アイドル的様相で軽やかさもあるので、 気づかれねば、あるいは気づかぬふりをするならば、 これといった問題もないので、上辺だけに限定される。 年干支の「陽辰」は表向きは和やかだが、内面は辛辣。 月干支の「灯酉」は浪花節的な意外に旧式な発想。だから安心できる。 そして日干支の「灯卯」は、準備万端なら探究心で、世界を変える熱い焔。 干支番号構成は、53-34-04で北方西方東方で、 実は何でもどんと来いではなく苦手もなくはない 後天運は、初旬「2歳陽申」は、DNA「石」の人付き合いの良さ強化。 むろん辛抱するときは辛抱する、たしなみも教え込まれたが、 父親に賞与がでた年二度あるお買い物を楽しみにしていた。 また年干支「陽辰」を大半会するので、後転成功運型持ちで、 環境異変を越こせば、大きな飛躍もあり。 2旬「12歳草未」は、DNA「龍」の半会で、 まさに新たな挑戦で、上京して仕事世界に入る。 むろんそのための資金作りにアルバイトに明け暮れた! コンビニにウエイトレスに塾の教材の電話オペレーター等々。 そして憧れのお洒落さと雑多さを混じり合わせた「下北沢」に少しでも近くと、 住宅街特有の安心感のある井の頭線の「久我山」に居を求める。 3旬「22歳木午」は、DNA「玉」で ひとつの流れに入るから結婚。文化の違いに驚愕する! 4旬「32歳雨巳」は、DNA「車」の多忙と変則方三位で出産。 モデル以外の世界で「テッペンを目指そうとする」。 現在の5旬「42歳海辰」は、DNA「牽」の干合支害。進み行く方向性の変化。 役割の終了、または異性の裏切り。または自分の心変わり。 害持ちで馴れたものとはいえ、特に後半が危険。 天干一気も破格になるので、辛抱できなくなる可能性もあり。 今後は6旬「52歳宝卯」が、同じく天干一気の破格で、 仕事は足踏みも主導DNA「禄」で自己確立。 干合年干「海」は、月干と日干の「灯」と二次干合し、 年干は「木」に月干と日干は「草」になり、 干合木性天干一気入格で幾分爽やかさがでて、世界ががらりと変わる。 新しく好きなものもでてくるだろう。 7旬「62歳鉄寅」は、DNA「司」の方三位で堅実。 さすがに歳を重ねて地味になるのか。 8旬「72歳畑丑」は、DNA「鳳」で息切れなり、 もう気を張るのをやめて、ゆっくりする。 さて、浜島は14年(木午)に母親になっている。 結婚が20代前半のわりには、さすがに高齢出産だ。 仕事が楽しかった忙しかったという理由もあるのだろうが、 期を逃したというより、実のところ無理にでも作らないと出来ないのが 夫(64-XXXX)との関係なのではないのか。 だからだろう。第一子男児(14-1014/山午)とは共通干支がないばかりか、 おそらく男児の月干支「木戌」は、 父親の年干支「木辰」を納音するであろうから、 遅かれ早かれ家庭内には厳しい風が吹き荒れる。 昨年(20年/鉄子)は、浜島が夢からさめて商売一直線。 そろそろ育児も一段落して一気呵成の大勝負! なのに男児は夢の中で、年干支「木午」は天剋地冲で、 日干支「山午」はDNA「鳳」の対冲でぶっ壊れ、 今年(21年/宝丑)は、DNA「調」の害で孤独の底。 本書の結びは「ありがとう」で、甘くてしょっぱいお菓子を噛みしめるのが、 いかにも浜島らしいが、いつまでも最強の夫に感謝とはいくまいか☆ |
■2021年01月07日(木)草卯 |
方丈貴恵○孤島の来訪者の鮮やかで鋭利な騙しの手口 |
○大学在学時は京都大学推理小説研究会に所属。 18年(山戌)に「遠い星からやって来た探偵」が、 第28回鮎川哲也賞(18-0403/草丑)最終候補作品になり、 19年(畑亥)の律音で人生の折り返し地点の、「畑」重なりの納音天冲殺日に、 「時空旅行者の砂時計」で、 第29回鮎川哲也賞(19-0402/畑巳)を受賞し、デビューした 方丈貴恵(84-1231/畑亥)が、 同作の関連作で長編第二作となる『孤島の来訪者』を 11月27日(山辰)のDNA「石」の群像劇的天冲殺日に上梓している。 幽世島(かくりよじま)!この島、普通じゃない! 一見ありふれた連絡手段を封じられた孤島に、 とてつもなく恐ろしい特殊設定が練り込まれた本格ミステリで、 不可解な殺人の謎!読者への挑戦!秘祭伝承が残る幽世島に集う9名に、 45年ぶりに予兆を告げた雷は、何をもたらすのか・・・。 74年10月08日(海午)の惨劇は、19年10月16日(陽戌)にどのように関わっていくのか。 18年12月13日(畑卯)に謀殺された幼馴染みの復讐のため、 大阪の特許事務所を辞し、コネを使ってテレビ局のADとなった 著名な企業の創業家一家の一員である竜泉佑樹。 ターゲットの3名を含む9名で曰くつき無人島のロケに参加したが、 初日からターゲットの一人が殺されているのを発見する。 自らが手を下すはずが、一体何者の仕業なのか? しかも、その犯行には人ではない何かが絡み、 佑樹たちの中に紛れ込んでしまっている!? 正体不明のクリーチャーを暴かねばならない。 疑心暗鬼の中、またしても佑樹のターゲットが殺害され・・・・・。 手を汚さずに本懐を遂げたのは幸か不幸か。 つくづく呪われた竜泉家の一族は、孤島の謎を解けるのか。 SF的設定をミステリーに持ち込んだ非日常的予測不能な戦慄は 読み始めたら朝を迎えられるか心配だ。 高度な騙しのテクニックで読者は混乱しそして楽しみ 黒猫の秘密も想像の上を行って満足はするが、 犬猫好きは、残虐なので、手に取ってはならない! 兵庫県生まれ。京都大学を卒業。在学時は京都大学推理小説研究会に所属。 卒業後はゲーム会社の営業と法務系部署に所属し、東京都内に4年住んでいたが、 その後退社し受賞時はフリーターだった可能性があるも、 現在は実家で母親と祖父母と共に暮らしている方丈は、 DNA「禄」主導で、自己顕示欲が強い。真の居場所を見つけるために作家となった。 「禄+禄」は、不器用で頑固だが、思うがまま単独行動でより良さがでる。 「禄+司」は、現実重視で先を読ませないよう仕向け、 その場限りの仕掛けで仲間を煙に巻く。 仲介能力は優れているので、自分を犠牲にして他人を浮上させることも可能。 「禄+牽」は、スピード感ないが折り目正しい会社員の鑑。 「禄+玉」は、計算されつくされた表現術。才能はこの「玉」になり、伝統性。 なので竜泉家の設定も、旧家。静かに落ち着いた感覚を好むが、 「畑+禄+子月」は、適職を見つけるのに時間がかかり、 異性の徹底した裏切りに遭い、結果的にはジタバタと慌ただしくなる。 「この世界は不思議に満ちている。どんなにあり得ないことでも起こり得る」が 家訓だ。 「子」年生まれ「畑亥」は、孤独であることを自ら強調する。 生き方を表す伴星は「貫」で、波乱ある人生は似合わず。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。 締めにあたる導星は「牽」で、名誉にたどりつく。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃に、弱い夕日の残光が 不気味に原生林のある孤島を照らす状態で、 孤島といっても総エネルギー161点中僅か5点しかなく、 これは引き潮の時に現れる、心もとない海の砂利道で本島と神域をつなぐ道である。 とはいえ木性46点に覆われ、僅かな守護神火性07点に、 残光に照らされながら、ほぼ水性103点の水に浸かった土地は、 孤島と言われればそのもので、擬態も納得だし、 誘い込んで罠をしかけて、人々を試しにくる。 どっぷり浸かれば水没するので、その前に謎を解いて脱出せねばならない。 なお、金性ゼロ(DNA鳳/調なし)は岩場がなく、水性の水源地がないという状態で、 溺れぬ為には悪くはないが、本人にとっては、努力しないと伝達本能は輝かない。 また原則休息なしで、何もしない状態などないので、 よく働くが、ひとたび遊びを覚えると際限がないので、 出来れば、それは創作で使用したい。それが、この作品に登場する案内人か。 マイスター・ホラーだもの(笑)。それに財宝の正体も金性関わりというも至極当然だ。 年干支の「木子」は、初心に還る。困ったら原点に戻れば謎も解けぬわけもなし。 初動も重要だが、注意深くいれば問題なし。 月干支の「陽子」は、お天気屋で状況は映ろうが、 本質を抑えておけば、戸惑うことはない。 そして日干支の「畑亥」は、一発勝負型の天性の勝負師も、 身体的霊感の持ち主なので、手先が器用など、随所にプロなみの技が隠されている。 泥濘んでいる土性は、こちらの世界からあちらの世界へのつなぎ目。 開拓心旺盛な探偵役で度胸もあるので、平凡には縁のない、救いの神になり、 その意味では、45年だって待てるし、現実最優先の辰巳天冲殺としては、 主人公は訳ありの資産家の一族の道楽とまではいかぬが、 余裕のある奮闘には安心してみていられるのだろう。 干支番号構成は、01-13-36で東方2点に西方1点。 心許ないが際だって偏りのある宿命は 成功するか否かなので、方丈の成功は疑うものではない。 後天運は、初旬「8歳草亥」が、DNA「車」の危険で一風変わった 環境に置かれる異常環境10年運天冲殺で、 男性的なのか単に危機にさらされるのかはともかく、 善し悪しともかく刺激こそが全ての成功に通じる。 2旬「18歳木戌」は、DNA「牽」の名誉の異常環境10年運天冲殺で、 京都大学入学でクリアし、しかも内側から「戌」が、 日支「亥」と月支と年支の「子」を押し上げる変則方三位で、 内面にある異才も、磨かれたはず。 就職で上京したのは、守護神火性年あたりだったはずだが、 理由はわからぬわけではないが、ユーターンは残念で、 早期の稼働するはずが、多少の遠回りとなった要因。 現在の3旬「28歳雨酉」は、主導DNA「禄」の自己確立。 感謝と奉仕というより、そのものズバリ介護補助なのではないか。 高齢の祖父母をかかえた守護神方向の母親の助太刀も、 大いに残念だが、デビューできたのは地力のなせるもの。 来年(22年/海寅)から始まる4旬「38歳海申」は、DNA「司」の害。 家庭内の害毒で裏切りであり、介護によりどうにもならぬ日常。 苦悩することは後年役立つであろうが、幻の10年になるのでは悲しすぎる。 自身の体調不良にもつながりかねない。 5旬「48歳宝未」は、月干「陽」の干合で水性過多は嫌だが、 進み行く方向性の変化は、ありえない金性の出現と半会もあり、 遊び心溢れた、妙ちくりんな世界観を構築できれば蘇生するDNA「鳳」。 6旬「58歳鉄子」は、ありえない金性の偏りで、DNA「調」。 前進力に翳りがでて、立場も良くはないが、 独創性ある仕掛けでも出来れば、面白い。 7旬「68歳畑巳」は過去の因縁解脱を伴う納音付きのDNA「貫」で、 10年運天冲殺で晩年なので覚悟があれば、過去を否定しつつ新たな需要もあり。 壊れねば、体力勝負という条件つきだが。 8旬「78歳山辰」は、年支と月支の「子」の半会を伴う DNA「石」の政治力際だつ10年運天冲殺。 仲間と何かが出来れば稼働しなくもないが、原則は加齢で、妥協ではないか。 さて、方丈がデビュー作に挑んだのは、身内が急性間質性肺炎になったそうだが、 おそらくは一人娘である彼女が実家に帰ったのも 東京に疲れただけではなく広義な意味で介護だろう。 「畑」の母親成分は月干にある「陽」で、食の趣味は異なろうと、 近しい存在であるのは間違いなく、この「陽」を生じる木性は祖父母で、 方丈を剋する関係だが、「畑」に作物は悪くない関係。 むしろ火性の母親の配偶者成分になる金性がゼロということは、 実際はともかく、作家の父親は初めからいなかったか、 後天的に幼少期にいなくなった可能性あり。 そこで頃合いを見て祖父母の介護もあり、実家に戻ったと推認できるが、 ハミダシ運の辰巳天冲殺としては、これが生活の安定につながろうと一過性で、 大きな成功の芽は摘む。そこが残念なのだが「禄」主導としては、やむなしか☆ |
■2021年01月18日(月)陽寅 |
佐川友彦○東大卒、農家の右腕になる。の才覚と気弱 |
○09年(畑丑)に大学院終了後、外資系化学メーカー(デュポン株式会社)にて 太陽光発電パネル素材の研究開発に従事。 13年(雨巳)デュポン退職後、メルカリ勤務を経て、 DNA「禄」年だった14年(木午)の「幸水」の収穫量が最もハードだった 09月01日(草亥)の干合日より当初は 栃木県宇都宮市にある阿部梨園にインターンとして参画。 代表阿部の右腕、農園のマネージャーを務める。 生産に携わらず、農家が苦手とする経営管理、企画、経理会計、 人事労務などのオフィス業務だけでなく、 ブランディングやPR、接客販売など営業面も担い、 3年間で大小500件の業務改善を実施し、 小規模ながらスマート経営と、直売率99%超を達成。 17年(灯酉)のDNA「牽」の夢の中で、阿部梨園の改善実例300件を公開する クラウドファンディングを実施し、 330人から450万円の支援を集めて話題を呼ぶ。 その成果はオンラインメディア 「阿部梨園の知恵袋|農家の小さい改善実例300」として無料公開。 現在は全国各地で講演等を行い、 農家の経営体質改善と実務ノウハウのオープン化を旗振り。 19年01月(18年/山子の最後の最後)より個人事業である FARMSIDE works(ファームサイドワークス)を立ち上げ、 経営コンサルティングや企業のアドバイザリー、講演活動を担い、 20年01月(畑亥年の最後の最後)にFARMSIDE worksを法人化し、 ファームサイド株式会社を設立し代表取締役に就任している 昨年(20年/鉄子)の大半会年には「第3回とちぎ次世代の力大賞」を受賞した 佐川友彦(84-1212/鉄辰)が、 その手法と軌跡を『東大卒、農家の右腕になる。』を 「すべてが新鮮で手探り感がありました」としながら 09月01日(灯未)のDNA「牽」日に上梓している。 農家の「経営」を改善し、今までのやり方を守りながら、変えていく。 「何が問題なのかわからない・・・」 「誰に聞いていいかわからない・・・」 「変わりたいけど、どうしたらいいかわからない・・・」 そんな悩みを抱えるすべての農業生産者の方々へ、 今日からできて、すぐに効果が出る、 小さな100の「課題解決ドリル」を手渡します。 「孤独に悩む農家に寄り添い、励まし、道しるべになる本」 クラウドファンディングで440%の支持を集め公開された 「阿部梨園の知恵袋/農家の小さい改善実例300」の中から、 多くの農家に共通し、すぐ着手できて、すぐに効果が出る、 100のノウハウを凝縮した内容と佐川の反省が明かされた。 外資系企業でビジネスの経験を積んだ著者は、 まったくの農業未経験の立場で農家に就職し、 3年で500件を数える業務改善を地道に実行したが、 内容は噛んで含めたように明解で 農業以外にも実践できるような内容になっている。 群馬県館林市出身。 長閑な地方都市に、公務員の父と専業主婦の母の長男として生まれ、 07年(灯亥)のDNA「牽」年に、東京大学農学部地域環境工学を卒業。 09年(畑丑)のDNA「玉」年に、東京大学大学院農学生命科学研究科を卒業し 社会にでた佐川はDNA「調」主導で、偏り激しく、 独創的だが病みやすいという特性を持つ。 才能も「調」で活かしやすいが、その方向は忌み神水性なので、 溺れやすく、疲労困憊になりやすい。 「調+調」は、一般人にはあまりにも突拍子もない発想なので ついていくことが難しいが、課題の山は可能性の山でもある。 「調+司」は、負けず嫌いだが、 組織には向かぬため寸前のところで融合出来ず。 「調+禄」は、発想は極端で究極は組織に採用されづらい。 「調+車」は、落ち着きなし。必死になる希望と勇気。 「鉄+調+子月」は、直感力に優れるが、 「子」×2もあり、それと引き替えに持病はつきもの。 「子」年生まれ「鉄辰」は、自分のなかでは矛盾がない。 だからコンサルタントではなく農家の右腕なのだ。 生き方を表す伴星は「玉」で、生涯勉強が似合う。 物事の始めの洩星は「調」で、離別から始まる。 締めにあたる導星は「車」で、マイペースで無に帰す。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の夜なべをする機械。 材料もあるし白夜のようでも僅かな光りもあるので、 必至に工夫するが、年支も月支も「子」で日支も「辰」で、 半会で水性が増えれば、総エネルギー166点の身弱な (水に浮かぶ)小舟の上で鍬や鋤を用いて何らかの作業をしているようで、 自身の金性は僅か10点という脆弱さを露見すると あっけなく沈んでしまうので、 力を抜いて水面に浮かんだ状態を維持せねばならないが、 木性40点を頼りにしがみついても、 水性84点でどこまであがなうことは出来るかは疑問。 ちなみにその水性が才能になっているので、 活躍すればするほど立場はなくなるという矛盾。 実際、佐川は梨農園を建て直したには違いないが、 効率化を実現するために自分の給与をだせないという どうにもやりきれない結果を招いてしまう。 守護神は火性の「陽」だがこれは多忙。 本来は「灯」の熱気で支えたいが、資格を活かして組織で 息をひそめることが出来ぬのだからやむなし。 年干支の「木子」は、困ったらリセット。疲れるけどリセット。 月干支の「陽子」は、なんとなく好かれて祭り上げられていくが、 持続力がないため、それも叶わない。 日干支の「鉄辰」は後ろを振り返らず前に進むだけ。 後退をしたら、終わり。 干支番号構成は、01-13-17で東方と南方の限定世界。 都会は似合わぬということか。 後天運は、初旬「8歳灯丑」が、DNA「牽」の権威が付加されるが、 これは後に東大に入るなどで消化されていくが、 初旬での稼働条件がないため、 役割意識が強いとか自尊心が高いというイメージ。 92年(海申)の条件なし天冲殺夢の中では、環境問題に目覚め、 中学校では冴えない卓球部の一人部長となり、 充実感に目覚め高校時代は受験勉強に捧げ東大を目指した。 2旬「18歳山寅」は、DNA「龍」で学問を究め、 庶民的とまではいかぬが、環境問題クイズ王の携帯端末コンテンツを 環境省内公式サイトで一般向け配信にかかわる。 ひとまず普通人なみに就職を試み、 相反する環境と経済を活かす企業に無事入社も、 気負いすぎて挫折して、鬱病発症。 現在の3旬「28歳畑卯」は、DNA「玉」の害。 日本固有の古くからの習わしのある産業で、 力量を最大級に発揮するが、結果的には良き事もそうでもないこともあり、 最後は目論見どおりに行かず独立を果たす。 今後は4旬「38歳鉄辰」が、DNA「貫」の律音で、人生の折り返し地点。 10年間に渡る試行錯誤の末に、さらに新たな自分の力の発揮場所を見つける。 これが叶わぬと、前旬の害毒を引きずることになりかねない。 5旬「48歳宝巳」は、DNA「石」の妥協。 進み行く方向を変化させる時期だが、あまり変わりすぎると守護神火性が、 忌み神の水に変わってしまうので厳しいので難しいところで、屈辱もあり。 6旬「58歳海午」は、年支「子」の対冲に、 月干支「陽子」の天剋地冲を伴うDNA「鳳」で、本格的息切れの懸念。 7旬「68歳雨未」は、年支と月支(共に子)の害を伴う 主導DNA「調」で自己確立。 8旬「78歳木申」は、年支と月支(共に子)に 日支「辰」のからむDNA「禄」の三合会局天冲殺で、 よほど精進してケアしていないとたどり着けたとしても ボロボロになっている恐れ。 さて、佐川は最初の就職で鬱病を発症し、 休職退職などを繰り返しているが、 それは07年(灯亥)あたりに出会った妻(85-1213/陽戌)の 60年に一度の干合支合年ながら、自身にとってはDNA「石」の屈辱と妥協の 11年(宝卯)の害年の結婚であったため。 私生活は理想通りも仕事に悪影響をだしてしまったのは皮肉か。 これは、決して過労や仕事が合っていなかった訳ではない。 しかも失業給付をうけて、全寮制の英会話学校へ通ったり、 一年間は海外旅行までして、満を持して創生期のメルカリへ。 カスタマーセンターで働くも、茨城県のつくば市から、 片道2時間かけて六本木まで通うなんて言うのがそもそもの間違いで またしても体調不良で挫折。 そして農家へもぐりこんで、力を発揮したはいいが、10年運害では、 体調はともかく、自分の居場所をなくし、流れで起業になったものだが、 これらの成功体験はすべて毒の中で おこなっているので、そのまま順調とはいくまい。 昨年(20年/鉄子)にしても頭角を現し、大きな仕事に挑めたが、 害毒の最中であるには違いないのだ。 なぜなのか。やりがい基準でなぜ仕事を選べないのか? むろん「調」主導は「独創的であれ!」である。 独創的な後方支援マネージャーとなったが接客仕事はちんぷんかんぷん。 学生時代にアルバイトひとつしてない。 身弱なので、その気持ちはわかるが、微妙だ。 しかも10年運「28歳畑卯」の害の起業は、いずれリセットをせまられる。 害もあける来年(22年/海寅)の忌み神DNA「鳳」では、 疲れもでてくるだろうし、さ来年(23年/雨卯)の 主導DNA「調」の60年に一度の害年には、 体調を崩しかねないので、もう少し肩の力を抜いてほしい。 また妻とは共通干支があろうと日干支は天剋地冲の関係。 だからだろう。第一子男児(16-0229/宝巳)は、 佐川自身の月干支「陽子」が子供の年干支「陽申」を大半会するも、 自身の天冲殺年に誕生しており、 生年冲殺で親の犠牲で害持ちになった。 つまり才覚はあっても、TOPより補佐役に徹してこそ、 良さのでる宿命なのだから、 キャリアを活かしながらもいつか違う形に発展していくこともあり。 それが判れば、楽になるし社会貢献もできると思ってほしい☆ |
妻○85-1213 |
陽山草草 戌子丑+8 玉鳳司牽牽(牽主導) 木性(17)火性(26)土性(40)金性(50)水性(58)/総合191 午未天冲殺/天冲殺(58歳木午/68歳草未) 干合支合(28歳宝卯)/天剋地冲(38歳海辰)/主導DNA(48歳雨巳) 木性脆弱/火性脆弱/金性過多/水性過多 +8歳畑丑/18歳鉄寅/28歳宝卯/38歳海辰/48歳雨巳/58歳木午/68歳草未/78歳陽申〜 |
■2021年01月22日(金)鉄午 |
瀬尾まなほ○寂聴先生、ありがとう。の厳しい人生 |
○将来の目標や計画などになく(後述)、 就職先がなかなか決まらなかった大学4年の秋に、 祇園のお茶屋さんでアルバイトをしている高校時代の友人から、 店の常連だった 「寂聴先生がスタッフを募集しているから、受けてみない?」と言われ、 当時瀬戸内寂聴(1922-0515/雨未)について 全く知識がなかったにもかかわらず、その場で寂庵への採用が決定したのは、 「自分のファンの文学少女は料理も掃除もできないから、秘書にはしない」 という単純な理由(笑)。 大学卒業のありえない条件あり守護神天冲殺(10年/鉄寅)に、 京都で瀬戸内が開く「寂庵」に就職。 多忙な瀬戸内に話しても意図が伝わらない時は、 手紙に書いて渡していたものの、その中の文章を瀬戸内が「死に支度」 という小説の中で使用したため、編集者の目に留まり、文章を書くことになり 「まなほの寂庵日記」(共同通信社)は15社以上の 地方紙に掲載されている、瀬尾まなほ(88-0222/灯未)の 『寂聴先生、ありがとう。』が、 一昨年(19年/畑亥)のDNA「鳳」の半会年の 06月30日(山戌)のDNA「調」の刑日に刊行されている。 事務職を希望していた瀬尾が何故か秘書になり 「先生は私の道しるべです」と語るようになり結婚までも。 「先生は私に、いつも自信を与えてくれる。怒られることも多いし、 先生にしたら見ていてイライラすることも多いと思う。 でも見捨てずに私のことを見てくれている。」 「まなほってほんまに先生のこと大好きなんやな。 先生の話ばっかりやもん。 そんな大好きな人のそばで働けるって幸せなことやな」と 友人に言わるまでになった瀬尾の 66歳差の瀬戸内の老いに寄り添う覚悟のありかを解明したい。 兵庫県神戸市東灘区出身。旧出石町(現豊岡市)や朝来市で育ち、 高校時代に1年間カナダ留学を経験。 京都外国語大学英米語学科を卒業の瀬尾は 「玉」冲殺主導で、年長者のトラブル肩代わり。 妙に旧いさまざまなものに翻弄される。 (まさにそのまんま) 才能も「玉」で、実際に旧いのに海外留学したり、 外国語大学にいったりするものだから、ブレブレ。 「玉冲+調」は、知っているようで、何も知らないに等しいから学習できる。 「玉冲+鳳」は、冷静ではなく感覚的。 「玉冲+玉」は、無理ばかりする。 「灯+玉冲+寅月」は、純粋だが好運と災禍が同居。 出産は身を傷めやすく生命の持続には困難さがつきまとう。 「辰」年生まれ「灯未」は、何があっても王道。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「調」で、別れから。 締めにあたる導星は「鳳」で、精神世界に向かう。 宿命の特長は、初春午前四時頃の山間の木々に囲まれた灯火で、 燃料は充分にあるため、燃え尽きることは原則ないものの、 その燃料を刈り取る金性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人のため、 流れ任せで冷徹になりやすく、いわゆる家庭的風情なく、 結婚しようと内側世界に固執することはない。 とはいえ総エネルギー290点もある存在感は、 知らずのうちに瀬戸内に利用されながらも利用しつつ成長していく姿で、 無限大に使用すれば、果てしなく燃焼もする。 発信力の土性も101点あり、ない金性は無限大に使えるとして、 水性18点は、そこまで異性に興味なく、また役割意識もないところが、 型破り好きでマイペースの「玉」主導の瀬戸内に好かれたのは間違いではない。 年干支の「山辰」は、制約多く自由がなかなかない。 自由奔放に見えて、見えるだけ。 月干支の「木寅」は調整役の器で、無意識のなかで信頼を勝ち取る。 そして日干支の「灯未」は、旧いものに代わって何を実現する。 クールに振る舞おうとしても、中身の熱さが透けている。 干支番号構成は、05-51-44で東方北方西方で南方欠けで、 未来を憂える余裕などなしか。 10年運初旬「6歳雨丑」は、DNA「車」の行動力強化。 日干支「灯未」の天剋地冲があるので、自己犠牲の先に成功も見える。 2旬「16歳海子」はDNA「牽」の干合支害。 役目役割が格好つかずなので就職も思いのままにはなならず。 恥を忍んでの就職活動を通し、犠牲になるが、 年支「辰」の半会があるので、仕事のみに生きれば何とかなるが、 「海」も水性としてはないほうの成分で、ありがた迷惑。 締めくくりとして、自分以外の60代のベテランスタッフ3名が 一度に辞めてしまう「春の革命」まで引き起こした。 現在の3旬「26歳宝亥」は、DNA「禄」の本来は年季奉公明け。 ありえない金性の守護神半会で、無限大の引力本能増大。 月支「寅」の支合もあり、本来は存在しない結婚も意識し、 成就させてしまうのだから、完成という状態。 今後は4旬「36歳鉄戌」が、DNA「司」のありえない堅実さ。 冲殺月支「寅」の半会で自信は揺るがないが 年支「辰」の対冲は、前進力は損なわれかねない。 5旬「46歳畑酉」は、DNA「鳳」で、月干「木」の干合で、 進み行く方向の変節。準守護神の木性は弱くなり「木」は「山」化すれば、 隠れ蓑なりがなくなり、極端な状況にさらされ立場危うし。 6旬「56歳山申」は、年干支「山辰」の大半会を伴う DNA「調」の反抗反転で、復調か更に純化。 7旬「66歳灯未」は、DNA「貫」の律音。強くなれるというよりは意固地。 8旬「76歳陽午」は、DNA「石」の和合性なり妥協。 真っ当すれば金性20年を抜ければ下るが、 ありえない成分でもあり、20年はそっくり使用できない見込み。 ところで、そんな瀬尾と瀬戸内の関係だが、 瀬尾の10年運害で出会っただけに、共通干なし。 しかも年干支同士は天剋地冲で端から衝突。 春の「灯」が夏の「雨」に良き訳でもなく、 瀬戸内の衰えも目立つが、そこは只者ではない瀬戸内の「雨」が、 「水」剋「火」と瀬尾を刺激する。 「戌」年生まれ「雨未」の瀬戸内は自己愛の塊だけど、 金性ゼロの瀬尾には堪えない。 そんな瀬尾も10年運害が明け、瀬戸内の知らぬ所で、 ありえない土性年だった18年(山戌)に、 おそらくは何らかの仕事上のかかわりがあった 1歳年下男性関係者として親しくなり、 結婚をするわけだが、関西在住のため もちろん秘書の仕事は継続するのはともかく 誕生した第一子男児(19-1203/木戌)は、ありえない土性年の賜物か、 私的面で周囲を災禍に落とし込む日座冲殺になってしまった。 しかも、年干支は異常干支で月干支も日座冲殺干支というオマケ付き。 さらには「亥」年生まれ「木戌」は、内外シーソーで、 おそらくは夫の年干支「畑巳」を、 子供の月干支「草亥」は天剋地冲するのだから、 瀬尾が干合支害で社会生活で始めた 延長戦上にある結婚はすぐれない可能性もあり。 しかも、瀬尾は前述どおり好運と災いの同居で、 出産は短命ということならば、全て瀬尾が背負い込むことになりかねない。 やれやれ。秘書が先に倒れてどうするんだ!そちらが心配☆ |
■2021年01月25日(月)雨酉 |
斜線堂有紀○楽園とは探偵の不在なりの最強の証しと未来 |
○「面白い小説を書きます」を売り文句に活動し、大学在学中であった、 ありえない守護神火性の半会年だった16年(陽申)、 「キネマ探偵カレイドミステリー」にて、 第23回電撃小説大賞(16-1007/海戌)の「メディアワークス文庫賞」を受賞。 翌17年(灯酉)の同じくありえない守護神火性の干合年に、同作で作家デビュー。 話題作を立て続けに発表する他、漫画原作や、 ボイスドラマの脚本も請われるまま今や絶好調としか形容ができない 斜線堂有紀(93-0401/海子)が、 初のハードカバーにして本格ミステリに挑戦した 『楽園とは探偵の不在なり』を、昨年(20年/鉄子)のDNA「龍」年の 08月25日(鉄子)のDNA「龍」の「鉄」重なりに上梓しているので解説する。 二人以上殺した者は「天使」によって 即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。 細々と生きたインテリアのように探偵業を営む青岸焦は 「天国が存在するか知りたくないか」という 大富豪・常木王凱に誘われ、天使が集まる常世島を訪れる。 そこで青岸を待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった。 かつて無慈悲な喪失を経験した青岸は、自分を慕ってくれた仲間との 思いにとらわれながら調査を始めるが、 そんな彼を嘲笑うかのように事件は続く。 犯人はなぜ、そしてどのように地獄に堕ちずに殺人を続けているのか。 孤島×館のミステリを決してありきたりと侮ってはならない。 なぜならば、そこには異様に角砂糖を好む、 表面は鏡のように輝いている、そこには何も映らない、 光すら反射しない傷ひとつない 普段は人間たちの作った文明の間をふわふわ飛び回るだけ 顔のない「天使」が存在しているからである。 連続殺人事件が起こらなくなった代わりに、 その「権利」を用いて人を殺す人間が増えた。ほぼ現代に近い時空間。 登場人物は11人。果たして何人が生還できるのか。 「そして誰もいなくなった」にはなるまい! 人を裁くのが天使の役割なら、探偵の役割は真実を求めることだし、 青岸は正義の味方かはともかく、不死身だからね。 秋田県仙北郡出身。上京後は埼玉県南部に居住し、 一浪して上智大学外国語学部ドイツ語学科を卒業も、 デビューは在学中という斜線堂は、DNA「調」冲殺主導で、 他人が羨むようで、他人が出来ぬような生き方をするが、 そこには庶民の生活感と懸け離れた現実を超越した精神性の際だった象徴的な 一点豪華主義のようなものがあり、 現在の住まいは東京都新宿区新宿という都心も都心。 紀伊國屋書店新宿本店徒歩圏内というのだから、 虚実皮膜の隙間にうごめく、まるで天から遣わされたようだ。 住まいも小説の設定も限定空間というのも生月冲殺としては好ましい。 「調冲+玉」は、生活臭なく世間ずれせずというよりは、 庶民には馴染めない世間知らずな面もあり。まるで、探偵青岸そのもの。 せいぜい明後日の方向に行かぬように、見えないロープで固定されている。 才能は「玉」であり、本格であり古風であり、 執事や家政婦まで登場させる濃さで、井戸も掘れば深いうえに、 不変なので料理人は、いつも同じ出で立ち。 「調冲+石」は、必要最小限の場さえあれば、 それ以上は望まないので、いわゆる必需品という概念すらない。 あればあっただろうが。 この逆に汚部屋になるほど何でもありにもなりかねないが、 そこまでは覗けまい。 「調冲+調」は、いちいち哲学的で、探偵ばかりか役者達は、 一家言あるかと思えば、適当に表面をかじりそれらしく見せる。 「海+調冲+卯月」は、人嫌いで感覚的。 一般人と同じでは発想も鈍ると、探偵気取り。 「酉」年生まれ「海子」に、非現実性世界で スマホも使えない孤島のようなもの。 生き方を表す伴星は「車」で、一人で解決するから、 仲間を失う探偵の如く、孤独が性に合う。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内や仲間の応援。 締めにあたる導星は「調」で、口ウルサイ老い。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の靄のかかる「海」。 あるいは視界良好ではない荒れた「海」で、 モーターボート程度では脱出も不能。 火性ゼロ(DNA禄/司なし)は情け容赦のない殺戮と 燈台すらなく付近を航行させぬ拒絶した「海」。 配偶者成分も皆無だから、探偵も作家も異性の匂いを感じさせず、 登場してもパターン化されわかりやすく、どこかやさぐれている。 温かくないので、温かいはずの料理も、 極上のシェフがこさえようと、それは舌には伝わらない。 だからこそ、血塗られた館でも、食は進むという不可思議。 熱気はないので起床出来ずに、留年というオチ。 土性ゼロ(DNA車/牽なし)は、天使の出現で仕事が細くなった探偵で、 のっぺりした何の装飾も機能もついてない天使の顔に、 声なき彼ら。生き物なのに機械のようであり、 真っ当な労働はしたくないから、探偵であり小説家だ。 土性ゼロなのに孤島の話とは、 あの島は存在しないという暗示でもあるのかもしれない。 総エネルギーは122点しかなく、自身の水性は69点とはいえ、 勤め人には向かない身弱で、まるでアイドル。 年支「酉」月支「卯」日支「子」という最弱12支だけで構成される四正格で、 「午」で入格し何かがあるのだが、直近では留年した模様。 ないものを無限大に無意識に使用しているので、 なんとか生きながらえているが、 そこはひとつのことに没頭すればよりよい成果があるので、 ろくに勉強はしていないが、導かれて、まるで短編小説を仕上げるように 卒論もなんとか間に合わせ作家の側にたって正解。 しかし脚本や漫画原作にまで手をだして、本業がおろそかにならねば良いが、 「不純文学」のような、ある意味瞬間芸のような分野も似合うが、 「才能を失っても、生きていていいですか?」といいながらの 「ゴールデンタイムの消費期限」とは大丈夫なのか。 AIと青春小説を考察しながら、 まさかの未来に思いを馳せてはいないことを願う。 年干支の「雨酉」は、頭脳明晰ながら不快感なしも、 露出過多は足元すくわれる危機。 月干支の「草卯」は、鋭敏ならず真面目であり 異性をなかなか肯定出来ぬ面あり。 そして日干支の「海子」は、知恵を使うので推理で謎解きだが、 怒らすと運気が下降するので、破綻させるには痛いところを突く。 干支番号制は、10-52-49で東方と北方の限定領域。 探偵も行動しているようで、現場にでるより書斎派が似合う。 後天運は、初旬「1歳陽辰」はDNA「禄」の引力本能半会で、 ありえない火性が早くに補填され、辛うじて限界なしの生きる術を与えられる。 またターボ運(子丑天冲殺廻り)でもあるので、 何をしても目立つので、流れに乗って勢いあれば、ファンばかりか 卒業証書やデビューまで引きよせるような貪欲さも用意された。 むろん最初は「青い鳥文庫」ということか。 2旬「11歳灯巳」は、DNA「司」のありえない火性の積み重ね。 年支「酉」の半会もあり、まずは上京。 3旬「21歳山午」は、年干「雨」を干合で「灯」に変え、 この干合年干「灯」は日干「海」と二次干合して 年干は「草」日干は「木」となり月干の「草」をいれて 木性天干一気が成立するので、強靱な神経で目立つ。 ありえない土性で稼働力もでて、 DNA「車」の天剋地冲は、勢いが増し世界が大反転し、デビューする。 この後の4旬「31歳畑未」は、DNA「牽」の害で、 月支「卯」の半会で自信はあるのに、残念ながら不名誉となり、 探偵の腕が鈍ることがなければ、極端な宿命から、 無理がたたっての体調不良。ありえない土性で干拓の恐れ。 一般人なら女性特有の病と思われるが これだけ宿命が偏り身弱ならば、何が起きようと驚かない。 身体を温めて妙な動きはしないが、 探偵の不在は周囲の温情でどれだけ持ち堪えられるか。 なんとか生きながらえれば、5旬「41歳鉄申」は、DNA「龍」の新たな試み。 進み行く方向の変化であり、挑戦という変節は吉凶別も、 若い人に認められるかで決まる。 6旬「51歳宝酉」は、DNA「玉」の古典への回帰も、 際だったものを使えるようでないと鈍る。 7旬「61歳海戌」は、DNA「貫」の守り。 8旬「71歳雨亥」は、DNA「石」の本格的な薄まり。 さて、この生年月日は後天運こそ違うが、 男性はHey!Say!JUMPをお休みして留学している岡本圭人で、 ジャニーズタレントとしての成功を放棄して、役者に方向転換では応援はない。 また、女性なら条件あり天冲殺(10年/鉄寅)から活動して、 16年(陽申)に卒業後にフリーアナウンサーとして 当初は競馬番組のキャスターを始め、それこそ飛ぶ鳥を落とす勢いだった 元SKE48の柴田阿弥がいるが、組織で始めたことを中断しては分が悪い。 斜線堂も作家一本であれこれ手をださねば、 なんの心配もいらぬのだが、期待と心配が同居する! せっかく小学生から目標にしてきた 売れっ子作家の地位を手に入れて絶好調なのに 黒歴史をこれから作るのでは叶わない! 賢く長持ちしたければ、遊興には目をくれぬことだけど、大丈夫なのか☆ |
移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 1 年/ 宝 丑 |
21年01月分● 21年02月分● 21年03月分● 21年04月分● 21年05月分● 21年06月分● 21年07月分● 21年08月分● 21年09月分● 21年10月分● 21年11月分● 21年12月分● |
コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
さ く い ん ○ |
BEHPは書体設定を明朝体にしてご覧になられるのを推奨しています○ |
プラウザのバックを使ってお戻りください○ |
清く正しく美しく○BEハレ幸せ発電所→運命向上委員会 |
○実践的運命改良サロン Copyright(c)1994→2024 birthday-energy.inc. |