★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 2 1 年(宝丑)○09月 灯酉 // 移 動 祝 祭 日 |
■09月分一覧 (2021年○目次) |
乃南アサ○いっちみちを行ってみようかやめようか(2021_0901) |
平野俊彦○報復の密室に巣くう悲愴と真空(2021_0907) |
印度カリー子の一肉一菜スパイス弁当の本当の実力○2021_0912 |
町山智浩○トランピストはマスクをしないの切れ味(2021_0913) |
松尾潔○永遠の仮眠の仮面(2021_0918) |
中西鼎○君が花火に変わるまでのそれから(2021_0920) |
河添恵子○習近平が隠蔽したコロナの正体 それは生物兵器だった!?の衝撃(2021_0928) |
■2021年09月01日(水)海子 |
乃南アサ○いっちみちを行ってみようかやめようか |
○広告代理店勤務を経て、年支「子」VS月支「申」のからむ 三合会局年(88年/山辰)のDNA「石」の害年ながら、 生月冲殺らしく初の応募作品「幸福な朝食」で、 日本推理サスペンス大賞優秀作(88-0831/山午)を DNA「石」重なりに受賞し、デビュー。 96年(陽子)のDNA「玉」の準守護神年に「凍える牙」で、 守護神DNA「車」年に、第115回直木賞(96-0717/草卯)を受賞。 11年(宝卯)のDNA「鳳」年に「地のはてから」で、 第6回中央公論文芸賞(11-0826/雨丑)のDNA「禄」日に受賞。 16年(陽申)のDNA「玉」の準守護神天冲殺年に 「水曜日の凱歌」で、DNA「調」日に、 第66回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門(16-0329/鉄戌)受賞。 「女刑事・音道貴子シリーズ」「新米警官・高木聖大シリーズ」 「マエ持ち女二人組シリーズ」「刑事・土門功太郎シリーズ」ほか、 多くの長編や短編を発表し、 テレビドラマや映画化されている作品も少なくない 乃南アサ(60-0819/畑卯)が、 「小説新潮」の昨年(鉄子)07月号に掲載された表題作に、 98年(山寅)から05年(草酉)に発表された7点を加えた 短編傑作編『いっちみち』が、 03月01日(山申)のDNA「石」の天冲殺日に上梓されている。 温かくて、滑稽で、残酷で。恋があって、 愛があってひとつになったはずなのに、 「家族」こそが人生最大のミステリー!短編の名手による傑作を精選し、 単行本未収録作品を加えた文庫オリジナル短編集の、 表題作は家族が引き起こした不祥事で故郷の大分県臼杵を離れ、 広島に夜逃げしてきてから、さらに流れ流れて大阪から、 松山の道後温泉で介護福祉士として働く芳恵は、 コロナ禍のなか意を決して休暇を利用して帰郷する。 今でこそ豊富に市場に戻ってきたマスクや手袋だが 当時は最低三日は使い回すなど、まだ生々しい記憶だ。 施設には彼女もふくめ、事情をかかえている人だっているはず。 今では少しでもながく働いていたいが、 幸福といえなかった結婚生活もあったのが彼女の本音だ。 クルーズ船内での感染拡大や、 武漢の市場でコウモリを起源とする感染源の流布のなか、 今日が公休日であることを思いだし、あれから還っていない臼杵を思う。 「さっさと行っちみち、ぱっと見ち、すぐ帰っちきち・・・・。」 出来んこたあないんだ。高速道を使えば八幡浜まで一時間半。 フェリーに乗ってしまえば、二時間半もかからない。 あれから三十年の歳月が流れている。 十六歳だった少女の面影を、今の芳恵から探し出せる人などいないはず。 「今、行かんかったら、もう一生行かれんかもなあ」。 松山ナンバーのクルマを埠頭に預け、尋ねられる相手といえば叔父かしらず、 父母は逃避地で無くなっており、 失踪した兄ともに行方知れずなのもかえって好都合。 気になるのは、あの頃大好きだったナオくんくらいだ。 往時のまま、幼稚園・小学校などはあったが、 「きらすまめし」で質素倹約な故郷の味を思いだし、 ようやく探しだした実家だけは更地の駐車場だった。 誰にもみつかりたくない一方、誰かに会えないものかと気持ちも、あるのだ。 最後に五時半のフェリーまで、 わずかな時間タクシーを呼んで福良天満宮に行く。 そしてその運転手のネームプレートが目にとまった。 「あれからしばらく、待つちょったんや」 聞けば一浪して東京の大学に入り順調に結婚をしたそうだが、 「会社が潰れ無職になったら、嫁さんも子供を連れて、 さっさと出て行きよった。それでどうにも疲れてな。 そんで三年前かな、こっちに戻ってきたんよ」とな〜んも順調ではない。 「そんなら、こんど、話を聞かしてくりいよ。 今度は俺が、コロナが収まったら今度は俺が松山にいくけん。 はよ、収まるといいなあ、コロナ」。しかし、コロナは未だ収まらず、 芳恵だって相手だって犠牲になっていないとはいいきれない。 あえてないのだ。もしかして、ずっと。 その他、母の実家で、家業代々の秘密を知った息子。 両親を事故で失い、我が家にやってきた不思議な従妹。 わかりあえると思ったら、遠ざかる。 良い花火を扱うために、手が青くなる秘密中の秘密。 「人間」という人生最大のミステリーを描き続けてきた作家による、 傑作短編を精選したオリジナルアンソロジーには、ドキリとする。 毒ではじめた作家業だから、一見それとはわからない毒ばかり。 生きていくための嘘だって多い。そして、生き残るための負の連鎖。 笑えるようで、笑えない。この世には表にでてこない犯罪は存在するのだ。 東京都豊島区長崎に誕生。カリタス女子中学校・高等学校卒業後に、 78年(山午)のDNA「石」年に、早稲田大学社会学部に入学するも、 学びたい分野が見つからず、周囲も受験疲れで、 ものぐさで通学する気持ちがなくなるが、決定的なのは応援部の主将から 「お前、男だったら本当にワセダマンのタイプなんだよな〜」と言われ かえって反骨精神に火がつき、問題意識が強いわけではないが、 当時は生月冲殺の「ま、いいじゃ〜ん」が出来ずに、 白黒つけたくなるというか、DNA「調」の反骨精神的だった 80年(鉄申)の条件あり天冲殺年に中退し、 しばらく小回りの利く広告代理店に勤務後、自営業を少々営み、 現在の実家近くの東京都武蔵野市御殿山または吉祥寺南町周辺に、 (実家は16年/陽申のありえない天冲殺年に徒歩2分に建立) 愛猫とともに40年近く居住する乃南は、DNA「司」冲殺主導で、 純粋だが生活感がなく、堅実さ真面目さとは、もっとも距離あり。 「司冲+禄」は、笑顔で他人の内面をえぐるように貪欲に取材する。 「司冲+車」は、目下の可視的な事象に翻弄され、振りまわされる。 「司冲+調」は、個人事業主の極みで、敗北は認めず往生際悪い。 才能はこの「調」で、初心な少女を装った偏り激しい発信力。 豊かな中庸精神など微塵もなく、屈折した女子の深情け。 「司冲+牽」は、独特な社会性と最低限度の常識は所有するも、 そう見せているだけで、演技としては仕事のために可能とする。 「畑+司冲+申月」は、場違いの異性に惚れやすく、 尽くしたり、利用したりと、落ち着かずも、周囲には悪影響を及ぼす。 「子」年生まれ「畑卯」は、刑もあり争って稼働力を上げる。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動で集団行動はするわけもなし。 物事の始めの洩星は「調」で、失恋など離別こそ、涎ができるほど美味い。 締めにあたる導星は「牽」で、名を成す。 直木賞作家以外にも豪快な者があるに違いない。 宿命の特長は、初秋午後四時頃の管理された農場というよりは、 火性を使わない特殊製法で加工した漢方薬なり、薬味や媚薬などを生産する場。 総エネルギー141点も存外重厚さはなく、儚い。 火性ゼロ(DNA鳳/調なし)なので、 一見立派に見える木性も、加工前の種子なり、 そこからモヤシのように発芽させたのか否か不明なもの。 「卯」内になかなかしぶとい根っ子があるため、 そうそう供給は途絶えるわけもなく、 暗い苗床に、菌糸でも植え込む茸類の生産で、 一山当てたような成功物語。 日干「畑」にある月干「木」は、ろくでもない男だけではなく、 一筋縄ではいかない、したたかだったり、泣きを見た女の姿で、 これが鉄柵という檻のような自己陶酔に限定された 伊達男や伊達女を集荷するが、質が良いかと問われれば、 文学者でなければ、高級な女衒のようでもあるが、 称賛には値する装置である。 年干支の「鉄子」は、頑丈に見えて軟派な自己満足の塊で、 次元が高ければ高いほど、家業とは異なる商いであればこそ、 伸びる要素があるが、裏金づくりで失敗もしやすい。 月干支の「木申」は、崇高な理想。 作家なりの女の生きる道で、まるで演歌。 そして日干支の「畑卯」は、飽き足らない生活に 決して埋没することなく、不毛であろうと育ちがいまひとつだろうと、 荒れ地でも耕して領域を拡大する。 気長とは言えないが、災難動乱に異様に強く、 なにかのために生きる、土で武装した礫。 干支番号構成は、37-21-16で西方と南方だけで構成される。 10年運初旬「4歳雨未」は、DNA「禄」の半会で、 強い強い引力本能を与えられるが、売りは虚業を生涯極めるという生月冲殺。 2旬「14歳海午」は、冲殺されているとは言え 主導DNA「司」の自己確立で、大人びた女子校通い。 半ば、変化球をからめて親がそうういう流れにしたか。 3旬「24歳宝巳」は、ありえないDNA「鳳」の 優等生ぶりを存分に発揮したか、あっさりデビュー。 4旬「34歳鉄辰」は、年干支「鉄子」の大半会にくわえ、 冲殺月支「申」を引き込んだ三合会局まで、 DNA「調」の害毒にもかかわらず、 ありえない火性の守護神刑年で直木賞作家にまで昇りつめる。 5旬「44歳畑卯」は、冲殺月干の干合により、進み行く方向転換や、 そこにはいささかの妥協もあろうが、ファンのためなら、 あるいは好いた男のためなら、DNA「貫」の律音でもあり、 力量以上とも思える鎧兜をまとった強者となり、邁進。 現在の6旬「54歳山寅」は、その一見延長線上に見えて、 「寅」内火性を上手に引き出せれば、DNA「石」の上手な立ち回り。 女性という仲間を意識しながら、壮大な発想。 今後は7旬「64歳灯丑」は、いよいよ宿命にない火性の登場で、 晩年にしてDNA「鳳」の優雅な作風と立場も与えられる至福期。 またその後8旬「74歳陽子」も、ありえない本物のDNA「調」で、 若い女性と共に立ち上がったり、感動的情緒的な世界観の完成。 さて、乃南には、相当優秀な編集者がついているのは、 冲殺されているはいえ、月干に干合相手があることからもわかる。 ただし冲殺されており自由はなく、守護神火性すらないのだから制約ばかり。 毒で始めたことだからと言った。 そう毒で始めたからこそ傑作にもなる。人は何を犠牲にするかなのだ。 なお乃南は「どうして身体の左側ばっかり具合悪くなるんだろう。 怪我もそうだし、霰粒腫も、五十肩も」とぼやくが、言わずもがなである☆ |
乃南アサ○60-0819 |
畑木鉄木 卯申子-4 調牽車司禄(司冲殺主導) 木性(38)火性(00)土性(26)金性(32)水性(45)/総合141 申酉生月冲殺 主導DNA(14歳海午)/三合会局害(34歳鉄辰)/律音(44歳畑卯) 火性ゼロ(野人)/土性脆弱/水性過多 -4歳雨未/14歳海午/24歳宝巳/34歳鉄辰/44歳畑卯/54歳山寅/64歳灯丑/74歳陽子〜 |
■2021年09月07日(火)山午 |
平野俊彦○報復の密室に巣くう悲愴と真空 |
○薬学部教授として教育研究に従事しながら古今東西のミステリーを愛読し、 16年(陽申)のDNA「玉」の守護神支合年より執筆を開始。 18年(山戌)の主導DNA「石」の条件なし天冲殺で夢の中では、 「安楽死幇助師キリ子の暗雲」を自費出版という経緯もあり、 島田荘司選第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(20-1009/草酉)を DNA「調」年のDNA「車」の半会日に受賞した 平野俊彦(56-0502/畑巳)の『報復の密室』が、 02月22日(宝丑)のDNA「鳳」の半会日に上梓されている。 同作は、13回目の受賞作らしく守備本能に特化し、 その最たる家族を守るためのテーマをひとひねりもふたひねりもしながら 闘争に挑みながら、報復をしていくもので、薬学の研究や薬剤師の職能を 一般の方にも広めたいという想いがきっかけとなり、 著者が渾身の力で書き下ろした作品。 できるなら過去に遡り君を守ってやりたい! 最愛の娘が大学のキャンバス内で自殺をした。 薬学部教授の大日方敏夫は、娘の千佳が死を選ぶはずがないと真相を探る。 千佳は生前、母である優子に、付き合っている人がいると打ち明けていた。 しかし、相手の詳細は知らされておらず、 ミステリーの文学賞に応募している事実のみを伝えていた 敏夫は付き合っていた相手が殺人犯だったのではないかと疑いを持ち、 自身の遺伝薬理学の知識を使って犯人を特定しようと、ある計画をねる。 密室殺人、論文不正疑惑、空き巣事件、犯人捜しの罠、 数珠つなぎに起きる事件に、別学部に通っていた娘の研究テーマ! 虚構と現実の壁を乗りこえてしまった殺人者! 疑念に疑念を重ねながら一気読み可能。 改めて、家族とは何かと問われる愛の物語。 本当に「死ぬときはいっしょの方がいい」かの答えは出せない! 娘が不慮の死をとげる夫婦の結婚には、どこか問題があったはずだから! 栃木県足利市生まれ。栃木県立足利高校から 東京薬科大学薬学部薬学科を卒業して、 東京薬科大学薬学部大学院薬学研究科薬学専攻博士課程後期課程修了。 薬剤師で薬学博士。現在は東京薬科大学名誉教授で、 退官までは東京都八王子市内に在住していたが、 現在は妻の実家と思われる長野県上田市在住の平野は DNA「石」主導で、人付き合いに長け、人間観察に優れた才あり。 「石+調」は、自尊心強く独特の存在感を放ち、 時には近寄りがたい雰囲気を醸しだす。 「石+玉」は、静かに学ぶ習性で、伝達本能が言霊化しやすい。 才能は、2つある「玉」であり、得意分野を掘り下げ教えたり研究したり、 あるいは伝統的なものを、今の世に甦らせたりもする。 「石+司」は、家庭を大切にする。 「畑+石+辰月」は、町内の物知り隠居。 「申」年生まれ「畑巳」は、矛盾を感じる行動はとらない。 必然という答えを見いだす推理であり「殺人犯の言い分に正義などない」! 生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味のような人生。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。発想は勝手知ったる職場や家人。 締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で終える。 宿命の特長は、晩春午前十時頃の波止場。 温暖な地で人々が行きかう場所で、交易の要になるのか、 海沿いの塩田や、荒れ地でも耕作可能な作物を特産にすることも可能で、 それがある病に極めて効果のある薬草という見方がなりたつが、 世のため人のための特別な立ち位置にある、影響力のある担い手。 総エネルギー265点で、自身の土性102点もあり、 相当な存在を誇示するばかりか、慕われる。 これに守護神火性50点に、表現力金性の52点、習得本能の水性41点もあるが、 稼働力なり配偶者成分の木性は20点しかないので、 配偶者に強さは感じられないが、 月支「辰」内に座するので、ないがしろにされるものでもない。 年干支の「陽申」は、何もないところから感性を磨きながら何かを産みだす。 直感に優れる権力志向者。 月干支の「海辰」は、頭の回転が速い、程よくさめており、 芸術的センスで物事を判断する。 そして日干支の「畑巳」は、外見穏やかで庶民的も、 組織や一家をなぎ倒すような破壊力の持ち主で、 開き直りながら、大仕事をなす。本書にはそれが存分に活かされている。 干支番号構成は、33-29-06で、西方南方東方で、北方欠けで暗さなし。 後天運は、初旬「1歳雨巳」はDNA「禄」の引力本能強化も、 これといって動きはないが、母親成分で守護神の火性が年干にあり、 陰陽ながら父親の金性も備わっており、大切に育てられた形跡あり。 2旬「11歳木午」は、DNA「牽」の木性強化で、 月支「辰」に日支「巳」のからむ変則方三位で、 専門職の薬学を志し、生地をあとにする。 3旬「21歳草未」は、DNA「車」の木性強化で、 危険と言うよりは多忙で、研修にでて技術も磨く。 結婚も早かったかもしれない。 4旬「31歳陽申」は、DNA「玉」の刑と支合で、 競争しながら教育もするという時代。 5旬「41歳灯酉」は、DNA「龍」の半会で、新たな挑戦。 海外へいったり、国内でも外の空気を吸う。 6旬「51歳山戌」は、主導DNA「石」で自己確立なばかりか、 30年間に渡る変剋律で苦悩と苦労が始まりながら、 急加速するような10年運天冲殺で、地位も向上。 7旬「61歳畑亥」は、DNA「貫」の納音10年運天冲殺で、 退官して名誉教授となり、執筆に専念。 次旬8旬「71歳鉄子」は、DNA「調」の偏り。 10年運天冲殺20年を経過した疲労困憊。 さて、本作は平野が投稿することで知り得た情報も ふんだんに散りばめられており、計算されつくされた登場人物など、 無駄のない作りも、時折選者も指摘する部分は気にはなった。 殺人の動機はともかく、だって、空き巣に入られたならば、 「まず警察を呼び鑑識だろ!」と誰でもツッコむだろう! そこは当事者になりながらも、現在進行形の罠もはっているという 思い込みなのか、笑ってすませるしかない。 とはいえ、雑誌も文庫も持たない小出版社が、 個人スポンサーで、新人賞を創設する仕掛けは、 あまりにも都合良すぎて、のけぞる。さすがに、それはない(笑)。 また、そんな平野の生年月日は、放送作家・作詞家・プロデューサーで、 アイドルグループなどを仕掛けたザ・業界人の秋元康と全く同じ。 (現在wikiを始め秋元の生年が58年生まれに書き換えられているが、 旧くからのサイトは56年生まれであり、 思わず最近になっての秋元の年齢詐称を知ることになる) 人脈頼りの秋元は、全体でみればそれなりの仕事をしてきたが、 個々で眺めれば失敗作もないわけがない。 そこらを「石」主導の共通点と思えば不思議ではない。 これまで全力で駈けぬけて、 このところは力が抜けてきた秋元に比して、 平野は第二の人生に向けて、全開なのは間違いない☆ |
■2021年09月12日(月)雨亥 |
印度カリー子○一肉一菜スパイス弁当の本当の実力 |
○16年01月(15年/草未の干合年の最後の最後の守護神灯丑月)の、 大学一年生の時に、姉のために初めてスパイスカレーを作り、 その魅力の虜になり、スパイスカレーの魅力を世に広めるため、 16年(陽申)04月(海辰)、大学2年時に印度カリー子のブログを立ち上げ、 インターネット上にスパイスショップを開設。 同年12月(鉄子) 、全国学生「夢」コンテストの 第4回CampusLife+1(16-1212/山辰)準グランプリを受賞。 17年(灯酉)04月(木辰) 、スパイスキットの 商品化に成功し、販売開始。 19年(畑亥)、香林館株式会社を宮城県柴田郡柴田町船岡中央に設立。 「スパイスカレーをおうちでもっと手軽に」をモットーに、 初心者のためのオリジナルスパイスセットの開発・販売をするほか、 レシピ本の執筆、企業との商品開発、 マーケティング、コンサルティングなど幅広く活動する 印度カリー子(96-1109/鉄戌)が、02月05日(木申)の主導DNA日に、 毎日食べたいおかずと、冷めてもおいしいカレーを紹介した 『一肉一菜スパイス弁当』を刊行した。 同書は、大人気スパイス料理研究家・印度カリー子による初の弁当本! 大学一年で上京以来、毎日欠かさず弁当づくりに夢中になり、 普通のおかずでは物足りなくなり、 スパイス料理やカレーの研究に没頭した結果、 一見、難しいと思われるかもしれないスパイス弁当を、 保存もきく材料で作り置きし、とても簡単に仕上げ、 朝は「詰めるだけ」でオッケーという手軽なものにしてくれた。 肉のおかず、魚のおかず、野菜・豆・卵のおかずの レシピを豊富に掲載しているほか、 マフィンやおにぎりなどのクイックランチも提案。 多様なライフスタイルに対応するよう、 どこの弁当屋さんにも、どこの食堂にもない 料理のバリエーションも多彩に紹介。 冷めてもおいしい、健康にいい、とっても簡単、 抗菌・抗酸化作用で持ちが良い、新しい味わいで楽しい! ともかく一色一菜、週末につくりおきし、朝はつめるだけ! スパイスのおかずには、いつも想像を超えた発見がある。 毎日が楽しくなるような最高で幸せなスパイス弁当ライフを、 ぜひ始めてみてほしいと旗振り役を担っている。 宮城県仙台市青葉区出身ながら、実家ないし拠点は、 宮城県柴田郡柴田町船岡中央にあると思われ、 当初は上京後に祖母宅に同居し、程なく姉と同居。 19年(畑亥)に、早稲田大学先端理工学部応用物理学科を卒業し、 21年(宝丑)には、東京大学大学院農学生命科学研究科前期課程を修了し、 東京都文京区内在住と思われる印度カリー子は、 DNA「禄」主導で、自己顕示欲抜群。 自分が納得する形で、事業を興し、注目を浴びたいために、活動をする。 「禄+調」は、独自色の発想で、 いわゆる組織らしい組織にならず、就業経験もなし。 「禄+石」は、行動力あり他人の力を集約して組織を大きくする。 ここらは故郷の婦人部隊が頼り。 「禄+車」は、束縛されずマイペースで行う。 「禄+玉」は、計算しつくされた食へのこだわり。 「鉄+禄+亥月」は、お金より物を大きくしたい。 組織より事業優先だが、気分良く投資する傾向。 「子」年生まれ「鉄戌」は、自己矛盾なし。 生き方を表す伴星は「石」で、人脈が拡がる人生。 物事の始めの洩星は「石」で、姉と歩調をあわせた。 締めにあたる導星は「玉」で、若い人と終わる。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の鉄鍋は、総エネルギー164点はお手軽で、 「鉄」は熱いうちに打ての例えどり、 スパイスのような刺激がなければ稼働せず。 引力本能の木性は22点!闘争本能の火性は19点!習得本能の土性は19点! どれも特筆すべきほどの際立ちはないが、自身の金性40点に対し、 水性は64点もあるので、ようは伝達本能の発信力というか 宣伝こそが全てと考えているフシあり。 なので、名前もそのものズバリ「印度カリー子」として、 発信力が全てなので、東大にまでいって極めるという周到さに恐れ入る。 他人と同じことでは売れないと計算したわけだが、 そのわりには、底力が不足しているので、 姉ばかりか、学生生活でつちかった人脈を 巧みにひきこみ広告塔を担っているはずである。 年干支の「陽子」は、お天気屋で安定しない気落ちもあるが、 なんとなく周囲から持ちあげてもらえる利点あり。 月干支の「畑亥」は、ぬかるむような時代と時代の隙間で、 一旗揚げる、一か八かの勝負師。 そして日干支の「鉄戌」は、実は野暮ったく図々しいので、 押しに押して思いをとげようとする、強烈な闘争心で、大技をくりだし、 繊細さを凌駕するもので凡庸さは一切なし。 干支番号構成は、13-36-47で東方西方北方で、 熱い南方はかけていても、その領域はそこそこ広く対応できるのは未知数。 後天運は初旬「1歳山戌」は、DNA「龍」の探究心研究心が与えられるが、 これといって稼働条件なし。 2旬「11歳灯酉」は、DNA「牽」の守護神だが害毒もあり。 つまり、ありがた迷惑。 現在の3旬「21歳陽申」は、年干支「陽子」の大半会を伴う DNA「車」の守護神で、多忙を極める。 この後は4旬「31歳草未」でDNA「司」の干合で蓄財。 5旬「41歳木午」は、DNA「禄」の主導DNA半会で、 新たなる投資や散財で、変化に対応出来れば良いが、 出来ねば10年運が「山」になり、埋もれかねない。 6旬「51歳雨巳」は、月干支「畑亥」の天剋地冲を伴う DNA「調」で、時代に添っているかは別。 7旬「61歳海辰」は、DNA「鳳」の水性過多の対冲で、 発信方法の見直し。 そしてやっと8旬「71歳宝卯」が、DNA「石」の10年運天冲殺では、 さすがに時代整合性なくなり、妥協なのか、はたまた政治力でしのぐのか。 さて、多数のカラー本の出版や、カレー小説のレシピ監修までする日々。 若いので相応の対応は可能だと思うが、 宿命も後天運もあまりにも十人並みで、 いくら「鉄戌」が戦車なみの威力でも、164点の軽量級では、甚だ心許ない。 裏があるのか、それともとんでもない努力をしているのか不明だが、 これからに期待出来る活動ができる器に非ずで、心配の種はつきない☆ |
印度カリー子○96-1109 |
鉄畑陽灯 戌亥子-1 車玉石禄調(禄主導) 木性(22)火性(19)土性(19)金性(40)水性(64)/総合164 寅卯天冲殺/天冲殺(71歳宝卯/81歳鉄寅) 害(11歳灯酉)/主導DNA半会(41歳木午) 木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/水性過多 -1歳山戌/11歳灯酉/21歳陽申/31歳草未/41歳木午/51歳雨巳/61歳海辰/71歳宝卯〜 |
■2021年09月13日(月)木子 |
町山智浩○トランピストはマスクをしないの切れ味 |
○大学在学中からライターとして文筆活動を開始。 JICC出版局(現宝島社)に入社するも、子会社の洋泉社に出向。 「キネ旬パイ投げ事件」を起し、逃げるように一家でアメリカへと移住。 日本では取り上げられないアメリカ映画界の動向や アメリカの人気テレビ番組、B級文化、政治状況などのリポートや 評論、TBSラジオや本人の公式サイトでのラジオ活動、 twitterを使った発言の数々が徐々に実を結び、 評論家としての立場を築きつつある町山智浩(62-0704/雨卯)が、 昨年(20年/鉄子)の09月25日(陽子)の、DNA「司」の「子」重なりに 『トランピストはマスクをしない』を上梓しているので解説する。 実は前作の「コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告」も 読んでいるのだがあまりにも面白くなく 今作に数段劣るのに今頃気づいたので取り上げる次第なのは 後々説明するとして、まずは「トランピスト」である。 もちろんドナルド・トランプ(46-0614/畑未)という まるでマンガみたいな前大統領が素材として ツッコミ処満載だったことには助けられている。 しかし、あまりにもメチャクチャな米国の 現地リポートとしては抱腹絶倒物なので飽きずにすむ。 コロナで経済に急ブレーキ、黒人殺害でデモは暴動に! 混沌の中で進む大統領選!アメリカ大統領選を10倍面白く観た! お馴染み「週刊文春」人気連載コラムの最新単行本が登場! これを読めば、あの大統領選が10倍面白くなる爆笑コラム48本を収録! むろん安心の爆笑イラスト付き! 都心のど真ん中、東京都千代田区麹町生まれ。 在日韓国人1世の父親と、日本橋蠣殻町の魚屋の娘の母親との間に生まれるが、 幼少時に両親が離婚し、一時、東京都練馬区谷原を経て、 東京都千代田区飯田橋周辺(神楽坂)。20歳で東京都江戸川区へ。 妻の実家が千葉県松戸市なので、妻がらみか。早稲田大学法学部を卒業。 在学中に啓文社の大百科シリーズを編集した後、宝島社に入社。 雑誌「宝島」や様々なムックなどの編集に携わり、 社内リストラに遭い、洋泉社に転じ、雑誌「映画秘宝」を創刊し、 主導DNA年だった97年(灯丑)に退社。 現地の大学院進学後に就職した妻の仕事の関係で、 カリフォルニア州モントレー、コロラド州ボルダーなど、 アメリカのあちこちを引越した後、カリフォルニア州バークレー在住の町山は、 DNA「禄」主導で、目立ちたがり屋で、 その時点の最先端の一翼を担い、注目されたい。 「禄+調」は、組織になじめず発想極端。 「禄+鳳」は、語り口は滑らか。 「禄+石」は、他人を利用観察し、そのための行動力あり。 「禄+司」は、仲介能力に長ける。 「雨+禄+午月」は、配偶者に振り回され、 将来のためにちまちまと蓄財に励む。 「寅」年生まれ「雨卯」は、その道の真ん中を極める。 生き方を表す伴星は「貫」で、マイペース。 物事の始めの洩星は「石」で、共同ではじめ、 締めにあたる導星は「禄」で、他人により終了される。 宿命の特長は、仲夏正午頃の海沿いに陽光輝く、(まさにカリフォルニア州!)、 噴水やプールのような存在で、塩水は苦手なので、真水で泳ぐ。 海は風景や仕事として認識している。 総エネルギー201点は、そこまで迫力はなく、 木性57点は様々な方向への発信力、 火性73点は、なんでも仕事にして財力の衰え知らず。 土性45点は、妻の力が存外強く、自身の水性はわずか26点しかない噴水で、 身弱者だけに、人に好かれ生き延びる。 最大の特徴で難点は金性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人で、 親縁ないので両親は離婚したし、頭の中身はカラッポなので、 無限大の情報収集能力を活かし、現代アメリカをリポートし、 好きな映画にならドップリつかる。 反抗心批判心は旺盛なので、海の向こうから、 ウルトラライトの高市早苗(61-0307/畑亥)を腐す。 年干支の「海寅」は、自惚れ。自分が最高。 月干支の「陽午」は、他人の運を喰う。 そして日干支の「雨卯」は、強面とは縁のない公家のような常識人。 野人なのでパイ投げもしたが、本質は責任感ある良い人。 干支番号構成は、39-44-40で西方の極めて狭い領域。 米国だろうと映画だろうと、そこで密度の濃い世界を極める。 後天運は、初旬「1歳灯未」が、DNA「禄」の主導DNA半会。 初旬で忌み神年干「海」は「木」になり、 DNA「調」の強化は歓迎だし、場所柄、映画に親しんだ時代か。 とはいえ、後転稼働運型はなく、とりあえずは玄人好みで、 知る人そ知るという専門家は、悪くないのではないか。 2旬「11歳山申」は、DNA「牽」で色気づく。 3旬「21歳畑酉」は、DNA「車」で柄にもなく戦闘的で多忙。 4旬「31歳鉄戌」は、DNA「玉」で、 年支「寅」VS月支「午」のからむ三合会局と、 ありえない金性の出現で、鉄砲水のような勢い。 それこそ、ありえない渡航に、娘の誕生。 5旬「41歳宝亥」は、DNA「龍」の改良改革ばかりか、 忌み神月干が「海」になれば、年干「海」と日干「雨」をいれて、 水性の天干一気となり、濁るのは覚悟でさらに勢い増す。 現在の6旬「51歳海子」は、DNA「石」の協調性和合性。 必死に埋没せぬよう堪えるが、古巣が大問題を起こしたり、平穏とは言えず。 今後は7旬「61歳雨丑」が、DNA「貫」のひたすら守り。 8旬「71歳木寅」が、DNA「調」で、 ここからターボ運(子丑天冲殺廻り)に入るが、 さすがに時既に遅しなのではないか。 いわゆるネトウヨから「韓国に帰れ」と言われることになれている筆者。 トランプが頭のキレる移民に対し 「とことん崩壊し、世界で最も腐敗して無能な政府の国からアメリカに来た。 なぜ自分が生まれた国に戻って立て直さないのだろう。 君たちの母国もそれを望んでいる、 喜んで君らの飛行機チケットを用意するぞ!」というのが、 トランプであり、根強い人気をまだ擁しており、 実際大統領選も夢の中でなければ楽勝だったろうに、 ノーマスクでコロナに悠然と向かったまでは良かったが 結局は4.000万人の感染者と、 65万人以上の世界最大級の死者をだし負けてしまった。 「政策論争で勝てないから相手を反米扱いにする」も、 未来の見えないヨボヨボの民主党政権と アフガンよりの撤退の不手際をみれば、 もはやトランプだけの責任でもあるまい。 さて、町山自身も娘に「ブーマー」と娘に言われ年寄り扱いされているが、 (※ブーマーとはベビーブーム時代に生まれた旧人類) 娘(99-XXXX)はカリフォルニア州で理系の大学に在学中のようだが、 町山の「雨」に対し、妻は土性の「山」になるが、 「山」から月支「午」や年支「寅」を見れば妻の力量の強さがわかる。 妻の仕事に支えられている人生なのも理解するが、 その土性の妻が産むのが金性方向の娘。 なのに、町山にはその金性が存在しないため、娘は入寮。 大学側に「もうあなたがたの仕事はひとまず終わったのです。 さびしいことですけどね。他のことに生き甲斐を探してください」であり、 まるっきり縁がなく、泣かされている(笑)。 さ来年(23年/雨卯)は人生の折り返し地点。もう帰ってくるしかないかな☆ |
■2021年09月18日(土)畑巳 |
松尾潔○永遠の仮眠の仮面 |
○大学在学中から音楽ライターとして活動。 三柱とも共通干のある久保田利伸(62-0724/雨亥)との交流をきっかけに、 90年代半ばから音楽制作に携わる。 SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。 平井堅やCHEMISTRYらもプロデュース。 07年(灯亥)の守護神条件なし天冲殺の夢の中から、 EXILEのシングル「Lovers Again」の作詞とプロデュースを手掛け、 同曲の作詞家としてDNA「牽」の干合名誉年に、 08年度JASRAC賞銅賞(08-0514/木寅)を受賞。 同年、EXILEの「Ti Amo」で、 第50回レコード大賞作詞・作曲・プロデュース部門(08-1231/草巳)を受賞。 また同曲の作詞・作曲家として10年(鉄寅)度の JASRAC賞銀賞(10-0519/畑巳)を受賞。 11年、作詞・プロデュースを手掛けた JUJUのシングル「この夜を止めてよ」が、 第53回日本レコード大賞優秀作品賞(11-1231/鉄申)を受賞。 これまでにエッセイ「学食巡礼」「メロウな日々」「メロウな季節」 などを刊行している松尾潔(68-0104/雨酉)が、 コロナ災禍で生じた時間を利用して完成させた 初の小説『永遠の仮眠』を02月15日(木午)のDNA「調」日に上梓している。 「登場人物の憂いや不安を演じて欲しい」ということから、 カバーには松尾の年干支「灯未」を大半会する月干支「灯卯」を所有する 「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の 岩田剛典(89-0306/草丑)を起用する念の入り用(笑)。 明らかに松尾本人と思えもなくもない音楽プロデューサーの悟は、 テレビドラマの主題歌制作に苦戦していた。 この楽曲が ヒットすれば、低迷中のシンガー・義人は大復活を遂げる。 悟もすべてを賭けていた。 しかしダメ出しを繰り返すドラマプロデューサーは 業界の常識を覆す提案を口にする。 そんな折、日本は未曾有の危機に襲われる。 社会的喪失の中、運命の行方はどうなる!? あたかも音楽業界の真実を形を変えて表現した本書は、 屈折した理不尽を小説という形式をとりながら、伝達しているもので、 全ての断片が経験していないと書き表せない 極めて濃厚な私小説色合いを強く反映しており、 実際、岩田も「自叙伝のような感覚で読みました」だ。 読者は岩田ほど松尾のことを知るわけもないのに、 あたかも、私小説にしか感じさせない病的な屈折は、 にわか仕立ての被膜で包まれているが、 文章を追う事に作家の倦怠感は存分に感じることは可能だ。 福岡県福岡市博多区出身。大学進学時に上京し、早稲田大学第二文学部を卒業。 現在は目黒区との区境に近い東京都渋谷区幡ヶ谷にある 築30年ほどのビンテージマンションを キャッシュで購入したと思われる松尾は、 「貫」主導で、冷徹に自己の道を極める。 確かな仕事はしても、敵が少なくないのは、 「決断力が欠けてるくせに、妙に粘着質なところがある」わけだ。 「貫+車」は、動きは機敏で正直なのに、誤解もされる。 「貫+龍」は、忍耐力あり簡素。クルマは社用車扱いのプリウスと 自分の生まれた年に製造されたジャガー420Gである。 「貫+禄」は、見栄を張り、従順とは言えず。 「貫+石」は、仲間とつるみながらも、 自分の領域は死守して、存在感を誇示する努力はするが、 生き残るための妥協は厭わない。 「雨+貫+子月」は、用心深い批判力で、 技を使いながら上手に旧来を否定するも、大きな方向転換は得策とは言えず。 「未」年生まれ「雨酉」は、落ちて上昇、浮き沈みの繰り返し。 生き方を表す伴星は「石」で、人脈を拡げる生き方。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かの紹介や引き立て。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わる。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の河口で、海に流れ込む寸前の汽水域で、 一応灯台の存在が頼りで熱気はあるものの、 引き出しが多いと言えば聞こえは良いが、あれもこれも多くのものが、 汽水域でポップに弾けているが、寒い場所なので、遠くから眺めるのみ。 なので、実態不明正体不明な魅力なのに、小説など書いて良いものか。 「心の中に狼を飼っている正しい変人」が(笑)。 総エネルギーは、164点とアイドルなみの軽さ。 自身の水性成分は、65点ある身強扱いも、 表現力の木性が11点、引力本能の火性が40点、 稼働力や名誉の土性が20点、 創造力の金性が28点で、なかなか難しいものがある。 最大級の特長は、年干支「灯未」VS月干支「海子」の干合支害。 見てくれ不穏で、なんだか判らないのが魅力も、 忌み神的な仲間の「海」が「木」になってくれるのはありがたく、 「灯」が「草」になってしまうのも幻滅するほどではないが、 引力本能の火性の点滅は、 「明確なビジョンなき主題歌作りは目隠ししたまま ダーツを投げるようなものだ」に通じる。 経済的困窮を意味するので、時間をかけるより、 答えは早くもらいたいわけで、本書のエピソードにあるように、 自信作を五回も六回もダメ出しされると、キレたり萎えたりする可能性あり。 「仮眠」ではなく「仮面」とはこのことである。 年干支の「灯未」は、冷めているようで熱い。何が何でも実現したい目標あり。 月干支の「海子」は、知恵の宝庫も、怒ると運気を落とす。 そして日干支の「雨酉」は、世渡り巧み頭の回転も早いが、 品性に欠ける点があり、表に出すぎると足元をすくわれる可能性。 他人を利用して、運を磨いていくので、交遊関係が全て。 本書でも仮想敵を強調して、仲間との連帯感を深めている。 干支番号構成は、44-49-10で西方北方東方で、南方欠け。 華やかそうな世界でも冷静だ。 後天運は、初旬「9歳宝亥」は、DNA「龍」の10年運天冲殺。 海外や庶民性に根ざしたものに興味を持ち、 後年に活かされるようになる。キッカケさえ掴めば流れ次第。 この10年運最後に東京にでられたのは正解。 2旬「19歳鉄戌」は、DNA「玉」の10年運天冲殺も害。苦難の中で学びの時。 3旬「29歳畑酉」は、DNA「車」の刑も、 20年に及ぶ10年運天冲殺を明けた勢いで、猛烈に稼働した。 結婚したのもこのあたり。 4旬「39歳山申」は、DNA「牽」の名誉。 本来はもっとも稼働せねばならないのに、日干「雨」が干合で「灯」になると、 月干「海」を軸に、年干と干合日干の「灯」を二次干合して、 干合木性天干一気が成立し、水の勢いや流れが まるで静止画像のように止まってしまう。 なので07年(灯亥)の守護神条件なし天冲殺には、 「やたら疲れを感じるようになってきたんです。 それこそずっと仮眠続きで慢性的に疲労していた。 早くも老いがやってきたと感じました。老いは大げさにしても、 中年の危機だったのは確かで、自分がやっている仕事って、 どこまで意味があるのかな? もう少し、職業を吟味したほうがいいんじゃないかな? と考えるようになったんですね。 それで40歳の年に仕事を辞めると周囲に宣言しました。 まだ楽しいと感じられるところで辞めようと思って。」なんていいながら、 「これからは音楽プロデューサーとしての終活にしよう」 と情けない考えになるが、年末年始をハワイで過ごすだとか、 両親と一緒に誕生日を祝うとか害持ちの戌亥天冲殺が、 音楽(JAZZ)に慣れ親しんだ原点は父親にあろうと、そもそもがブレブレ。 とはいえ、若くして無理をして器以上の成果を得てしまったのに、 自己消費だけで、社会還元など感謝と奉仕が不足していたのである。 「人は音楽でお腹が膨れるわけじゃない。」なのだからね。 また、年下の子丑天冲殺のTOSHI-LOW(74-1109/木寅)あたりと、 幡ヶ谷生活を自慢しあっても疲れるだけだ。 なお、TOSHI-LOWはりょう(73-0117/雨丑)の夫で逆縁。 現在の5旬「49歳灯未」が、DNA「禄」の注目。 忌み神月干「海」が変化して生き方の変更。 目下が仲間より若者になっていったりして、 守護神「灯」をそのまま活かせる環境で復活。 コロナ災禍も救いあり、年支「未」と月支「子」の害切れで、 DNA「龍」の半会年で小説(実際には完成)を誕生させた。 しかし、「灯」は感謝と奉仕。 果たして今度こそそれが出来るかで問われる人生。 今後は6旬「59歳陽午」は、DNA「司」の堅実。 真面目であり蓄財ではないが、そこもまたハードル。 とはいえ、年支「未」VS月支「子」の害切れもあるのだから、 もう一度引き締めて、世のため人のため稼働を考えれば良い。 7旬「69歳草巳」は、DNA「鳳」の半会で、豊かな表現力と 趣味に溢れた老後で、垂れ流しではない日々となるか。 8旬「79歳木辰」は、DNA「調」の支合で、 どこかで極端な終了の仕方になるか。 さて、松尾は00年(鉄辰)のDNA「玉」の支合年あたりに出会った女性と、 遅くとも05年(草酉)には結婚をしているが、 娘の誕生は13年(雨巳)の大半会年まで待つことになる。 このあたりの流れは、本書とほぼ同じ流れだし、 体験しないと書けないような既述が多々あり。 不妊治療の成果であることがうかがわれ、 実際、千駄ヶ谷駅近くには、描写どおりのクリニックもあり。 その一端が夫側にあるのは、松尾の干合支害持ちと、 身弱な宿命が如実にあらわしているし、配偶者成分の「山」は宿命に存在せず、 陰陽の「畑」が、年支「未」内にあるので、 仕事で出会った相手としても、害中にあるので、不安定な結婚になりやすい。 勢いもさながら、子供の誕生にそれだけかかったのは、 やはり、結婚する相手を間違えたか、 タイミングも良くはなかったと思われるが、 それも含めて無理をした結果は受けいれねばならない。 あとは本当に感謝と奉仕がないと厳しい。 さて物語は11年(宝卯)の未曽有の震災あたりから、 一気に16年(陽申)くらいまでとび 「東京がいちばん暑い時期にオリンピックでは賛成しかねるけど」という セリフまであり。どこかで聞いたようなエピソードが満載。 そして有名小学校に入学した娘の運動会にまつわるエピソード! 最後は和ませてくれるから、安穏な眠りも手に入れられるかもしれない。 多くの芸能人や業界人が、コロナ災禍で苦しんでいるが、 生き方さえ良ければ、逆風も追い風にできる! クールなプロフェッショナルを自覚するのであれば、 この感覚を忘れてはいけないのである☆ |
岩田剛典○89-0306 |
草灯畑灯 丑卯巳-1 禄鳳龍貫司(貫主導) 木性(52)火性(45)土性(66)金性(26)水性(22)/総合211 戌亥天冲殺/天冲殺(31歳雨亥/41歳海戌) 変則方三位(1歳陽寅)/主導DNA律音(11歳草丑) ターボ運(31歳〜)/金性脆弱/水性脆弱 -1歳陽寅/11歳草丑/21歳木子/31歳雨亥/41歳海戌/51歳宝酉/61歳鉄申/71歳畑未〜 |
■2021年09月20日(月)宝未 |
中西鼎○君が花火に変わるまでのそれから |
○17年(灯酉)のありえない火性の天剋地冲年に、 「特殊性癖学級へようこそ」で、 第22回「秋」スニーカー大賞特別賞(17-0525/海子)を受賞し、 同作品を「特殊性癖教室へようこそ」と改題し、 翌18年(山戌)のDNA「玉」年にデビュー。 同作三巻までシリーズ刊行し、ヤングエースでコミカライズ連載。 19年(畑亥)のDNA「龍」の半会年には、 「東京湾の向こうにある世界は、すべて造り物だと思う」を刊行。 漫画原作者として「インターネットと恋するラブコメ」で ありえない火性の半会日に ヤングジャンプ新人賞(20-1210/灯亥)を受賞している 中西鼎(92-0316/宝卯)の『君が花火に変わるまで』が、 05月25日(雨酉)の、守護神対冲日に上梓されている。 パラレルワールドからやって来たと主張する君と、僕は恋をする―― これは、11年越しの告白から始まる、君と僕の未来を探す恋物語。 「好き。だから付き合って」小学校の学童保育仲間からの 幼馴染である村瀬扶由花による突然の告白。 どこか戸惑いを感じながらも、高校二年生の大澤悠明は、 初恋の相手でもある扶由花と付き合うことにする。 自分の脳が作り出した都合のいい幻覚ではないか ・・・・・と思いつつも交際を開始するのだが、 初デートで思いもよらない打ち明け話をされてしまう。 実は扶由花は、この宇宙とよく似た並行宇宙から、 つまりパラレルワールドから来たというのだった。 もしきみが並行宇宙から来たのだったら、 この世界に元々いた扶由花はどこへ行ったの? と、読者の疑問に代わって質問を僕がぶつけると、扶由花は抜かりなく答える。 「私はね、こちらの世界の扶由花ちゃんを上書きしてるの」と。 そして並行宇宙からやって来た扶由花が元の世界へ帰るときに、 上書きされていた方の「扶由花ちゃん」に逆に上書きされて、 この世界の人々は、扶由花を忘れる仕組みになっている・・・・・と。 その言い分を信じるか信じないかはともかく、僕は扶由花と仲を深めていく。 文化祭の実行委員を彼女と務めることになり、 それまで積極的に関わってこなかったクラスメイトたちともふれ合う。 他にも二人のデートの様子や、彼らの子供時代のエピソード、 舞台となる鄙びた町の鄙び具合のリアリティある情景など、 どれもこれもが丁寧で繊細だ。 こうした描写の積み重ねが、並行宇宙という荒唐無稽な設定を 違和感なく包み込んでいるのだが、文化祭が大成功に終わり、 クラスのみんなと浜辺で花火をする。 打ち上げ花火を見上げた瞬間、ものすごい悲しみに襲われて嗚咽する。 そんな僕、扶由花はじっと見つめる。 そして祭りの後、彼女は忽然として姿を消す。 扶由花がかつて患っていた難病、 僕の部屋の押し入れから出てきた大量の千羽鶴、 扶由花が僕の名字をしきりに間違えていたこと。 そして花火が意味するもの――。難病に冒されていたはずの君! それまで張られてきた数々の伏線が鮮やかに収束され、 痛みをともなうほど切ない結末へと向かっていく。 切なさが惜しみなく大増量された本作は、涙なくして読破できない。 三重県津市生まれで、慶應義塾大学を卒業。 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。 現在は東京都在住で、工学系技術者として会社勤務の中西は、 「禄」主導で、自己顕示欲を満足させるために生きる。 承認欲求が極めて強いので、都合の悪いことや情けのないことは暴露せず。 あくまでも作品を通じて自己陶酔。 「禄+調」は、普通の発想はしない。 「禄+禄」は、不器用で単独行動で自己中心。 「禄+鳳」は、言葉で口先で他人をその気にさせる。 「宝+禄+卯月」は、適職を発見するまでに時間を有する。 じたばたしやすく、異性の裏切りに何度も遭う。 「申」年生まれ「宝卯」は、視野が広くなく異性の気持ち理解不能。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「調」で、離別から始まる。 締めにあたる導星は「禄」で、他人が終了。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の海沿いの土砂降りの雨にうたれた 草木に埋もれた標識。本来なら明かりも出始めて、見渡しも良くなるのに、 ほとんど真っ暗で視界が悪い。しかも足場は雑草のようなものに 覆われているので、年支「申」内の陰陽金性「鉄」で支えられているとはいえ、 甚だ不鮮明で、旅人のためならず。 自身の金性は31点で木性が50点だからで、 浪費家かもしれないが、とりあえず喰うには困らず。 土性18点にして際だったものを感じないが、 守護神の水性が46点もあるので救い。 とはいえ火性ゼロ(DNA車/牽なし)は、熱気の稼働力がないので、 出世に縁無く、趣味の人生。 配偶者成分も皆無なので、清らかな憧れはあろうと、 結婚はおろか交際には結びつかないか、無限大に活かせば、手当たり放題で、 出世しか目にないという見方もあるが、作品の傾向からそれはないと思いたい。 だって、「上書きされる」なんて呆気なく騙される(笑)。 年干支の「海申」は、呑気で周囲の事情に構わない。 月干支の「雨卯」は、人は良いが頼りにならず。 そして日干支の「宝卯」は、邪な気持ちなく争いに興味なし。 干支番号構成は、09-40-28で、東方西方南方で、 北方がないぶん、本人は明るいほうに向かいたいのだろう。 後天運は、初旬「6歳木辰」は、DNA「司」の害で、 順調な人生に非ず、家庭内に何らかの暗さあり。 また日居冲殺でもあるので、家庭の事情。家庭の犠牲。 母親成分は、年支「申」内「山」だが、 父親は干合する月干「雨」で影響は濃そうだが、 陰陽関係の「海」が年干にあり複雑な出自を思わせる。 無意識なのか、父親という登場人物もないに等しい。 物語上では交通事故で、彼が一歳になる前になくなったことになっている。 もちろん害なので、不遇。なので居場所のなかった学童保育の描写は自然だ。 2旬「16歳草巳」は、DNA「禄」の主導DNAで自己確立。 何をしてどう生きたいかを覚悟して上京。 ギリギリこの最後で、スニーカー大賞特別賞を受賞。 現在の3旬「26歳陽午」は、DNA「牽」の栄誉。 突如やってきた、ありえない火性の10年運天冲殺で、 日干が干合で「雨」になれば、水性の天干一気入格で、 流れるように滑らかにデビュー。 ありえない異性を無限大に美しく崇めた作品傾向。 今後の4旬「36歳灯未」は、同じくありえない火性の 10年運天冲殺半会だが、DNA「車」は危険で多忙。 天干一気はなくなったが、年干「海」が干合で「木」になり、 表向きの仕事は堅調であり、その中でも安全に生きるなら、 本業優先のはずだが、それに気づけるかどうか。 5旬「46歳山申」は、進み行く方向の変化。 月干「雨」が「灯」に10年運は「陽」となるが、 その着地地点を維持出来れば、虚とはいえ火性の出現は安泰。 また、干合月干「灯」が年干「海」と二次干合すれば、 月干は「草」で年干は「木」となり、経済へのこだわり。 また、環境に目をむければ、10年運が「陽」になった時点で、 返す刀で日干が再干合すれば、変則水性天干一気に再入格するので、 それはそれで、刺激的でもあるが、 それもこれも虚の栄誉や異性に左右されるのだから、面白い。 6旬「56歳畑酉」は、DNA「龍」の対冲で、月干支は天剋地冲にもなるので、 何もかも新たな方向性が提示されるが、 従えれば問題はないだろうが、反発すれば何もかも失う恐れ。 7旬「66歳鉄戌」は、DNA「石」の妥協。 8旬「76歳宝亥」は、DNA「貫」の大半会で、大事件という終末か。 さて、本業がありながら気分は絶好調な中西。 それはそれで、無理に輝く光りを拒絶することはない。 それが若さの特権だし、午未天冲殺は若い頃を思いだしながら すんなりと余韻に浸ることもできるのだから、良いだろう。 伊勢湾を望む場所での花火も美しいだろう。 本来、午未天冲殺は生地生家をでることがなくても構わないが、 中西の場合は初旬に害の洗礼を受けているだけに、 美しい情景は眼に焼き付けても、醜い部分は封印したいはず。 それが並行世界の発想だろうし、理解もする。 花火は、ありえない火性なので、花火に変わってしまえば、藻屑となる。 そして対なる世界での逆転!ああ。なんて罪作りで痛い話なんだ☆ |
■2021年09月28日(火)畑卯 |
河添恵子○習近平が隠蔽したコロナの正体 それは生物兵器だった!?の衝撃 |
○短大卒業後、干合水性天干一気に入格した 86年(陽寅)から中華人民共和国に留学。 帰国後の93年(雨酉)のDNA「石」年に、 リサーチや取材・編集・制作業務を主業務とする 「株式会社ケイ・ユニバーサルプランニング」を設立し、 代表取締役に就任後、94年(木戌)のDNA「鳳」年から作家活動を開始。 学研の図鑑「世界の子どもたちはいま」シリーズ24ヵ国、 「世界の中学生シリーズ」16ヵ国、「アジアの小学生シリーズ」6ヵ国を プロデュース&取材・編集・執筆。 報道番組に、コメンテーターとして出演したり、 ネットTVでも発信している河添恵子(63-0916/海戌)が、 『習近平が隠蔽したコロナの正体 それは生物兵器だった!?』を、 昨年(20年/鉄子)のDNA「龍」の天冲殺年の 07月20日(畑巳)のDNA「牽」日に上梓している。 同書は、若くして中国に渡り学んだ経験のある河添が、 豊富な取材経験を活かし、コロナウイルスは19年(畑亥)の夏には、 既に存在したことをつきとめ、中国と対峙したもので、 「海鮮市場・コウモリ発生物語」のフェイクニュースを暴き、 コロナが人工ウイルスで、 武漢病毒研究所から漏出した疑惑を徹底検証したもの。 第一章では、コウモリのウイルスは 自然には人に感染しないという説を裏付け、 理論上、人工的にいくらでも有毒のタンパク質を作れるとし、 ウイルスとは生物と無生物の中間で、今回の感染症の世界的流行は、 人工ウイルスが外部に漏れ出た可能性が高いとする。 また、金正男の暗殺にも毒物が使用されたことを検証。 第二章では、「火をつけた人間が、消防活動をやっている」 「死城(死んだ街)」武漢の最低レベルの感染率を1.5%と推測。 早々に封鎖を決めた「国民ファースト」台湾と、 金王朝ファーストの北朝鮮の対応や、 中国政府はアメリカ政府に先に伝えた疑念! 70都市が封鎖し北京も毒都化。 中国の政権は、以前からウイルス使用の戦争準備をしていた! 暫定三時間だけ封鎖が解除され武漢から大脱走の顛末を! 第三章では、地図から消えた新しい研究室の闇! 武漢に二カ所ある「中国科学院武漢病毒研究所」 「新しい研究所」ができるまで地図上から地名とともに消えた謎。 「ウイルスは人工的、武漢の研究所でつくって漏れたのだろう」 「生物兵器庫と化してしまうのではないか」とし、 「海鮮市場から出たというのは美しい伝説だ」と結論づけた。 第四章では、エリザベス女王の本気度と惨澹たるイタリア コロナウイルスとの戦いは、英国皇太子の中国共産党嫌い! イタリア北部では、中国に繊維産業が乗っ取られ感染が拡大した。 第五章は、鍵はリケジョ(理系女子)──スパイなのかそれとも!? 「走出去(海外へ行け)!」とtwitterで叫んだ者 ──不可解な人事「千人計画は刑務所計画だ」 「外専千人計画」に選ばれたダブルスパイ! ハーバード大学ケネディスクールの謎! FBIの「指名手配者」やカナダの研究所に所属した 中国人夫婦と突如、死んだケニア人研究者! 感染0号が疑われた女性研究員は隠されたor消された! オンナの戦い? それとも派閥争い? 15年(草未)から新型コロナを想定したワクチン開発を始めたのは、 国家副主席の隠し子との噂!? 第六章では、情報戦とFOXテレビの「リベンジ」 「中国政府が科学を徹底管理」とCNNが徹底暴露! ヒートアップする米中の口撃情報戦!中国政権の「鎖国政策」は戦争の準備か! アメリカの支持で「台湾国」建国に向かう! 台湾の存在を世界に知らせたコロナ禍とWHO! 欧州連合外務・安全保障政策上級代表が中国の「誇大宣伝」を戒め!等など。 ノンフィクション作家としてのキレと説得力あり 語り口は納得させられる材料が多い。 千葉県松戸市生まれ。家系を遡れば西郷隆盛の盟友がいたり、 自民党の重鎮で元副首相につながり、 叔父は三菱自動車工業の社長、実兄は美術評論家という おそらくは裕福な家庭に誕生したと想定され、 幼少期を福岡市、東京都、名古屋市、愛知県春日井市等で過ごし、 名古屋市立女子短期大学(現在の名古屋市立大学)を卒業後には、 北京外国語学院、大連遼寧師範大学で学んだ河添は、 DNA「玉」主導で、自身が興味をひく伝統性のある案件を 深く掘りさげる性癖で、ある意味、専門家で専門以外は門外漢の可能性。 「玉+調」は、若年から老成しており文筆も立ち、 71年(宝亥)の主導DNA年では、03月31日(草卯)のDNA「調」日付の 毎日小学生新聞の作文コーナーで特選に選ばれている。 才能は、この「調」で繊細で独創的な意見と発信力! 威勢の良いことを女子目線で輝かす。 「玉+玉」は、用心をしながらも挑戦的な冒険心を構築。 「玉」×3もあれば思考は「龍」的になり、 早くから中国に目を付け、その先見性を見ぬいた 父親が二つ返事で中国留学を容認している。 「玉+石」は、独特な計算され尽くされた主張。 「海+玉+酉月」は、放浪癖。 「卯」年生まれ「海戌」は、一発勝負をかける。 生き方を表す伴星は「車」で、孤軍奮闘。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。 締めにあたる導星は「調」で、いつまでも口が達者。 宿命の特長は、仲秋雨が降り注ぐ特別な光り輝く岩のようなものに 引きよせられるように打ち寄せる湾(海)で、 総エネルギー156点は、子丑天冲殺も強いのは気だけで、 ある意味、業界のアイドル的存在。 自身の水性は40点なのに、生じられる金性は66点で博学で、 目上剋しの子丑天冲殺にもかかわらず、目上の奇妙な助け。 その他成分は、微々たるもので、いわゆる社会生活より、 学究肌であり、年長者の周辺で知恵をだす。 月支「酉」VS日支「戌」の害は、内側の人間形成の構築に向かず、 汚染しやすくその方面は優柔不断なのか曖昧。 年支の「卯」が害を切っているので、社会的貢献に目を向けざるをえない。 年干支の「雨卯」は、御公家さんのような品性。 月干支の「宝酉」は、成果を考えぬ研究者。 そして日干支の「海戌」は、旧い家系を活性化させる 挑戦者のようなものだが、内向きの繊細さより、 外向きの前進気勢旺盛。 干支番号構成は、40-58-59で西方と北方の鋭角的領域で、 中国を語らせたら右にでる者がいなかろうという専門家。 後天運は、初旬「8歳海戌」が、DNA「貫」の独立思考強められ、 日干支「海戌」と律音のため、後転成功運型。 2旬「18歳雨亥」は、年干支「雨卯」の大半会を伴う DNA「石」で、留学し多くの仲間と語らい知己を得る。 3旬「28歳木子」は、DNA「鳳」の自己発信強化の10年運天冲殺で、 独立して流れにのり拡がりある仕事を活性化する。 4旬「38歳草丑」は、才能強化のDNA「調」の10年運天冲殺で、 より専門を極める。 5旬「48歳陽寅」は、DNA「禄」の感謝と奉仕。 20年間の10年運天冲殺で実績をつくったあとに、 月干「宝」が干合され、生きていく方向転換があると、 月干は「雨」になるので、年干「雨」月干「雨」日干「海」に、 10年運も「海」的になれば、水性の天干一気入格で、 DNA「石」の政治力が強まる。 今年(21年/宝丑)の60年に一度の主導DNA天冲殺から始まる 6旬「58歳灯卯」は、DNA「司」の干合支合で、思いを遂げる。 月支「酉」VS日支「戌」の害も切れ、日干支は「木戌」的になり、 異様性を強めて、さらに独創性を強める。 今後は7旬「68歳山辰」が、DNA「車」の同様に害切れも、 さすがに多忙よりは危険性を伴う天剋地冲で受難。 8旬「78歳畑巳」は、DNA「牽」の名誉となる。 猛毒が国境をを越え、空を経由して、諸外国にバラ巻かれる着眼点は、 まさに害持ちならではで、感染症の世界的流行は、 東京五輪潰しと、その先にある米国。 実際には感染者も死者も米国が最多という現状。 このところに中国の日本国内の不動産や自然資源環境の買い漁りを鑑みれば 信憑性もあるし、中国社会にとって「学ぶこと」は「盗み取る」に等しい。 そういう意味では目から鱗的な本書は、軽いという意味のライトな発想。 正にコウモリこそ受難で、熱気ある想定外の武器を使用した世界戦争の最中に 私達が暮らしている危機感は持つべきだと思いたいし、 実は、米国は中国に投資して、 その戻りを得ている枠組みを実行しているのではないか。 日本人からみたら、まるで郷愁あふれる物語のようだが、 それは「ぬるま湯すぎる」と河添は警告する。 「軍隊がなくこの国は皇族が存在してこそ体裁をとっているが、 ロシア革命をみるまでもなく、英国やこの国のような君主制は、 中国は目の敵にしている」は、 おそらく中国で学んだ経験のある人の叡智かもしれない☆ |
移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 1 年/ 宝 丑 |
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