★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 1 1 年(宝卯)●05月 雨巳 // 移 動 祝 祭 日 |
■05月分一覧 (2011年●目次) |
梅小鉢●うめびよりという仄かで薄い賞味期限(2011_0501) |
黒渕かしこ●墨色えれくとろの本性を暴く(2011_0503) |
桜庭一樹●ばらばら死体の夜で玉満喫の夢の風(2011_0505) |
西炯子●姉の結婚は工夫満載の妄想不倫(2011_0508) |
志村貴子●ガール・ミーツ・ガール青い花の正体(2011_0510) |
須賀しのぶ●北の舞姫芙蓉千里の壮絶な理由(2011_0513) |
おかざき真里●&―アンド―で総仕上げへ向け(2011_0515) |
谷川史子●おひとり様物語を語る偏りと母性(2011_0517) |
深谷かほる●ハガネの女season2の問題点(2011_0520) |
相対性理論 やくしまるえつこ●ついに個人情報を漏らす(2011_0523) |
江口夏実●鬼灯の冷徹で金性を活かす(2011_0525) |
小野不由美●死霊遊戯と綾辻行人との不可解世界(2011_0528) |
■2011年05月01日(日)陽辰 |
梅小鉢●うめびよりという仄かで薄い賞味期限 |
■CX系「とんねるずのみなさんのおかげでした」の、 「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で、 菅野美穂(77-0822/宝亥)のモノマネを披露して、 注目を浴びた高田紗千子(81-0120/山戌)と、 同番組でストリートミュージシャンのモノマネを繰り出した 小森麻由(81-0113/宝卯)の二人からなる梅小鉢の 初の単独DVD『うめびより』が、04月27日(海子)にリリースされました。 とにかく仲が良かった京都府内の高校の同級生だった二人が、 二人で一緒に出来る仕事を考え、音楽デュオを考え何十件もデモテープを送るも挫折。 お笑いを目指して、松竹芸能の養成所に入るために、 高田はデパートの受付、小森は看護助手として、それぞれ一年間働き、00年(鉄辰)に結成。 今年(11年/宝卯)から活動拠点を東京に移し、やる気満々。 高田は「石」主導で、他人頼り。上から目線の表現が得意。 「石+鳳」は、何でも挑戦する浅いのに深く感じる普通の目線。 「石+貫」は、独善的もその気にさせると「山」もそびえる。 「石+石」は、集団に属するも変わり者を自認。 「山+石+丑月」は、他人を模倣しモノマネは天職。 「申」年生まれ「山戌」は、仲介者として司会も向いています。 宿命の特長は、真冬深夜午前二時頃の寂しい「山」で、 木性ゼロ(DNA車/牽なし)は、まともに仕事をする気持ちはなく、 プライドの欠片もないため、恥じらい無く何でも出来る。 金性(DNA鳳/調)過多は、鈍重ながらともかく引き出しが多いのです。 「山戌」は、異常なほど守備本能が強く、見た目は明るくも内面繊細。 守護神は日支の「戌」内「灯」のDNA「玉」は、生き方を変えない生活の知恵。 後天運は、「5歳山子/15歳灯亥/25歳陽戌」が変剋律で、苦痛や不運が才能を磨きます。 現在の「25歳陽戌」は、DNA「龍」の守護神で、情報に錯綜しますが、陽光があたり至福。 次旬「35歳草酉」が、宿命にない木性のDNA「牽」の害で不名誉ですから、 あと四年ほどが旬と言えるのです。 小森はDNA「鳳」主導の趣味人。 「鳳+玉」は、自己を棚上げしながら他人の可笑しさを表現する。 「鳳+禄」は、柔軟な説得力。 「鳳+石」は、正面衝突を回避するがさつさ。 「鳳+龍」は、内面葛藤激しいものの庶民性が売り。 「宝+鳳+丑月」は、一人で集結する芸。 「申」年生まれ「宝卯」は、狭視で異性理解不能。 男性は眼中になく、女子会トークで盛りあがります。 宿命の特長は、真冬深夜午前二時頃の地味で冴えない宝石箱。 火性ゼロ(DNA車/牽なし)は、まともに働く気もないうえに、 配偶者成分も皆無、ひっそりしすぎて、異性の気を受け入れる隙も無し。 ただし、守護神が干合で変化することのない月干の「畑」で、生きていくことだけなら楽。 「宝卯」は、切れ味の鈍い小刀で、邪気はありませんが、二流品のブランドの類です。 後天運は、「3歳山子/13歳灯亥/23歳陽戌」が、高田同様の変剋律。 特に宿命にない火性に照らされているぶん、一般人の域をでない小森が目立っています。 次旬「33歳草酉」は、DNA「禄」の天剋地冲で、年干と干合すれば「宝酉」にもなり、 旬はあと二年ほどと考えるのが妥当でしょう。 高田の条件なし天冲殺と、小森の害年に結成されたのですし、 運型を加味すれば、次の天冲殺は来年(12年/海辰)。 高田の忌み神天剋地冲を伴う夢の中に、小森にとってはありがた迷惑。 さ来年(13年/雨巳)は、高田の干合のブレもありますから、そこが頂点 年干支も月干支も同一で、離れがたい友人同士。 しかも、小森が冬生まれの「宝」ですから、「山」の高田に庇護されている図式。 とはいえ、小森を上手に利用してきた高田の変心が、いずれ別れを迎えるのです。 「口元がチンパンジー化しているまゆちゃん」などと相方・小森の容姿をいじる高田に、 小森は「さっちゃんの良さがいっぱい詰まったDVDになっています!!」と高田を称賛。 この微妙な温度差が、これから決定的な確執につながりそうな予感を感じます。 特典映像には、実際に二人が行ったストリートライブの様子を収録。 さまざまな顔を見せている本作は、高田のDNA「調」の支合年で、 小森の律音で人生の折り返し地点ならでは。 色々な意味で、見逃せません☆ |
梅小鉢 高田紗千子●81-0120 |
山畑鉄灯 戌丑申-5 鳳石貫石鳳(石主導) 木性(0)火性(18)土性(31)金性(104)水性(47)/総合250 辰巳天冲殺/天冲殺(75歳宝巳/85歳鉄辰)/変剋律(5歳山子/15歳灯亥/25歳陽戌) 方三位害(35歳草酉)/木性ゼロ |
梅小鉢 小森麻由●81-0113 |
宝畑鉄畑 卯丑申-3 石龍禄鳳玉(鳳主導) 木性(22)火性(0)土性(49)金性(76)水性(40)/総合187 午未天冲殺/天冲殺(53歳雨未/63歳海午)/変剋律(3歳山子/13歳灯亥/23歳陽戌) 天剋地冲(33歳草酉)/火性ゼロ(配偶者成分皆無)/異性理解不能 |
■2011年05月03日(火)山午 |
黒渕かしこ●墨色えれくとろの本性を暴く |
■何を書くにも筆を使ってしまう転校生・物部愛里や、ハーフで長身のモニカ、 元気いっぱいのサウスポー・花らの日常を描く 書道同好会に所属する女子高生を描いた4コママンガ 黒渕かしこ(83-1219/宝巳)の『墨色えれくとろ』が、 04月27日(海子)に刊行されました。 東京在住で、赤縁めがね。 「日に日に豚になってます」と自認する黒渕はDNA「鳳」主導で、 冷静冷徹な中庸精神ある観察力。 「鳳+司」は、忍耐力あるも、育成と共に地味に時に派手に淋しく誇張する。 「鳳+石」は、がさつで時に品性を犠牲にしてしまう表現力。 「鳳+鳳」は、肩肘張らぬ、したたるような感性と重量感溢れる性癖。 「宝+鳳+子月」は、穏やかな庶民目線と自尊心。 「亥」年生まれ「宝巳」は、一か八かの相場師的爆発力なのです。 宿命の特長は、真冬深夜零時頃の強い雨にうたれるクリスマスツリー。 特別な存在なのですが、火性が日支「巳」内「陽」と強くないため、照らす光は、おぼろげ。 それを美しいと感じるのは、遠くからであり、近づいても利点はないかもしれません。 人々に必要とされるのも一時ですが、それだけ一生懸命に異様な輝きを放ち頑張るのです。 年干支「雨亥」は、表向き仕事面では変化をしない耐久性抜群。 同性と仲良くし、異性を踏み台にして成長していく。 月干支「木子」は、打たれ弱く、まるで隠居のような淋しい風情。 そして日干支「宝巳」は、偏見差別のない品質高貴なプリンセスで、 精神的に華やいだ、ともかくお金のかかる贅沢な人ですが、 直感力に頼りすぎる傾向があり、特に晩年へ向けて最高級の運を得るのです。 後天運は、初旬「6歳草丑」がDNA「禄」の強い愛想を振りまくようになりますが、 これといった稼働条件はなくとも、年支「亥」と月支「子」に続く「丑」の出現は、 冬の方三位を完成させ、理知的な印象が最高級の才能研磨となったはずです。 2旬「16歳陽寅」は、干合支害10年運で、まばゆい光があたりましたが、 どこか笑えたり情けなかったり格好の悪いことで、注目されます。 異性の裏切りも顕著でしたが、年支「寅」の支合は、表向きは崩れずに、 成人漫画で脚光を浴びたことで消化となりました。 現在の3旬「26歳灯卯」は、年支「亥」の半会で、仕事世界の伸び。 どしゃぶりのツリーに光る宝石が、強い強い光でライトアップされた状態。 この後は4旬「36歳山辰」は、冬生まれにとってはDNA「玉」の守護神。 伝統性や旧いものに目覚めることにより、救いが増してきますし、 年干「雨」と干合すれば、年干は「灯」・10年運は「陽」の火性強化で、 驚くほどの注目を受けることになりますが、あまり形にこだわると質素になるので、 あくまでも、仕事面での成功だと理解すべきです。 5旬「46歳畑巳」は、月干「木」を干合させると「山」になり、 これが二次干合で、年干「雨」と干合すれば、月干「陽」・年干「灯」となり救い。 進み行く方向性の変化や目下が救いとなりますが、 干合月干「陽」と日干「宝」が三次干合すると、それぞれ「海」・「雨」となり、 これに、もとからある年干「雨」を加え、水性の天干一気が完成し、自爆傾向。 「畑」はDNA「龍」の守護神ですから、これも距離を置いて恩恵を受けるべきでしょう。 6旬「56歳鉄午」7旬「66歳宝未」を無難に過ごせば、 8旬「76歳海申」9旬「86歳雨酉」が最晩年の10年運天冲殺。 創作意欲も衰えることはなく、特に9旬は主導DNAで、あの世へ行く前の自己確立です。 この道に入った06年(陽戌)の干合年は秋の土用で、変則方三位。 07年(灯亥)の天剋地冲年で、おそらくこの道でやっていく覚悟を決め、 08年(山子)と09年(畑丑)が、第一期熟成期の守護神。 10年(鉄寅)は、気に入らないこともあった害年ですが、 明けて11年(宝卯)は、年支「亥」の半会もある、DNA「貫」の自己発揮年。 これから長い年月をかけて、この道で勝負をしていく覚悟さえあれば、 異常干支の「宝巳」は、冬の時代に一層輝くのです☆ |
黒渕かしこ●83-1219 |
宝木雨山 巳子亥+6 鳳司石鳳司(鳳主導) 木性(40)火性(15)土性(15)金性(33)水性(76)/総合179 申酉天冲殺/天冲殺(76歳海申/86歳雨酉)/方三位(6歳草丑)/干合支害(16歳陽寅) 守護神(36歳山辰/46歳畑巳)/干合水性天干一気(46歳畑巳)/主導DNA年(86歳雨酉) |
■2011年05月05日(木)鉄申 |
桜庭一樹○ばらばら死体の夜で玉満喫の夢の風 |
○08年01月(雨丑)の実質07年(灯亥)下半期の DNA「司」の引力本能強化の干合年に、 「私の男」で第138回直木三十五賞を受賞した 桜庭一樹(71-0726/海子)の『ばらばら死体の夜』が、 05月02日(灯巳)の干合日に上梓されました。 本名は真理子で、女性であることは言うまでもない桜庭は、 出生地は島根県で鳥取県米子市生まれで、鳥取大学を卒業後、 93年(雨酉)に、DENiMライター新人賞を受賞し、 フリーライターとして活動開始。 96年(陽子)に、山田桜丸名義で、ノベライズにて作家デビュー。 以後、コンピュータゲームシナリオ、ゲームノベライズ等を経験し、 99年(畑卯)の主導DNA年(牽=名誉/栄誉)の条件なし天冲殺に、 「夜空に、満天の星」を 第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門に応募、 佳作に入選し、作家活動を流れに乗せた桜庭は、 DNA「牽」主導で、自尊心が恐ろしく強い人。 否定はしていますが、再三書き直しを迫られ 最終的に構想と正反対の結末を書くに至った自分の弱さを悔い、 勝負の世界に身をおきたかったから極真空手を始め初段でもあります。 「牽+貫」は、打算的で目的遂行の為には、何でもやる濃い性癖。 「牽+石」は、物事に懐疑的で、環境に潜り込みながら、真理を追究。 つまり己の「海」を薄める覚悟をして、「雨」水を飲み込むという腕力手法。 「牽+玉」は、特別な用心深さはありも、伝統を重んじながら新風改革の意欲。 「牽+調」は、内面気品も行動粗野。 群れを嫌いながらも孤独から組織にも興味あり。 男性名の筆名も、本性を知られたくないあまりの照れ。 才能は「調」であり、ほとんどの作品で女性が主人公なのは、このため。 「海+牽+未月」は、子供のように純朴な自尊心。 「亥」年生まれ「海子」は、精神性の強い他力運で、 編集者により演出され書かされるのが賢明です。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の宝石のような貝殻がちりばめられた 花畑のような砂浜を持つ「海」であり、人好きする好色な雰囲気。 年支「亥」VS月支「未」の半会は、日頃から乗りが良いのですが、 「卯」を迎えれば、無限大にDNA「鳳/調」の表現力が拡がり、 午前中のみに創作の世界に入りこむというスタイルは秀逸。 午後からは読書にふけるという贅沢な時間は、 月支「未」VS日支「子」の害があるのですから、仕方がありません。 結果を求めすぎると破滅しやすく、 優柔不断な味わいは害持ちらしい魅力ですが、 本質的には内側世界の幸福を求める人ではなく、平常な婚姻は苦痛のはず。 いつまでもどこまでも夢の世界に翻弄される 創作の仕事を生業にでもしていないと、 制御不能で下がりも体験する日々になりかねません。 年干支の「宝亥」は、天性の第六感を司る鋭敏な道具。 月干支の「草未」は、未来へ向かって黙々と前進する小心者で敵は少ない。 そして日干支の「海子」は、色気溢れる小悪魔タイプで、知恵を使った攻撃。 干支番号構成は、48-32-49と南方から西方にかけて、 特定分野で力を発揮をしますので、あれこれ拡げないのが得策でしょう。 後天運は、初旬「4歳陽申」は、DNA「禄」の半会で魅力あり。 年干支「宝亥」の干合支害は、前進するためには相当の努力が必要ですが、 干合後10年運が「海申」になり、日干支「海子」と大半会するため成功運型。 2旬「14歳灯酉」は、DNA「司」の堅実無比。 干合10年運で異性を意識し、地味に淋しく。 3旬「24歳山戌」は、DNA「車」の変剋律10年運のスタートで、 孤独や危険な立場に身をおくことで、才能が磨かれる時期。 現在の4旬「34歳畑亥」は、主導DNA「牽」の自尊心で自己確立。 栄誉を得ることで苦悩しながらも、役割発揮に余念なし。 今後は5旬「44歳鉄子」は、DNA「龍」の守護神10年運。 月干「草」を干合させると、「宝」が出現し、さらに守護神強化。 干合支害も成立するので、DNA「調」の少女性が失せ、 「玉」は母性を意識で、作風が微妙に変化するようになり、 救いも増加しますが、ファンの戸惑いもあり、 新たな世界を構築する産みの苦しみで、 脱皮しきれば才能も評価されていくのです。 6旬「54歳宝丑」は、DNA「玉」の宿命害切れで、 普通の感性の持ち主になっていくため、 30年間にわたり培ってきた才能が錆びる可能性あり、 単なる読者家・書評家的様相。 7旬「64歳海寅」は、DNA「貫」の意固地強化の10年運天冲殺。 8旬「74歳雨卯」は、DNA「石」の妥協と和合の10年運天冲殺。 晩年なので、既に若くして使いきった運気は蘇ることなく、 老いとの闘いに明け暮れながら、かつて直木賞作家だったことを、 節々で思い起こされる事件に没頭していくのでしょう。 世間に認知され始めた99年(畑卯)が、主導DNA「牽」の条件なし天冲殺。 巡り巡って今年(11年/宝卯)が、60年に2年だけある守護神天冲殺の2年目で、 DNA「玉」は、旧さ満喫ですから、 舞台は神保町で古本屋という設定は予定通り。 渾身の作である『ばらばら死体の夜』は、味わい深さありの夢のなか。 桜庭の傷といえば、主導DNA「牽」の 宿命害切れ年だった09年(畑丑)に、同学年のマイナーなお笑い芸人の 友野英俊(71-0809/陽寅)と結婚してしまったこと。 僅かといえ年下の水性天干一気の内側納音持ちを好むのは、 害持ちらしい情けなさであり、制御不能の天冲殺範囲まで持たれて、 「鳳」主導で、真っ当に働く意志のない友野を喰わせるために、 必死に働く姿もまた、変剋律のさなかとしか言いようがありません。 この時期、才能は伸びるでしょうが、劣化も早まり、 それに気づいてしまったら、同時に筆も鈍るのですから、痛し痒し。 桜庭一樹は、辛さに耐えながらも、自らに鞭を入れながら励むのです☆ |
■2011年05月08日(日)雨亥 |
西炯子○姉の結婚は工夫満載の妄想不倫 |
○ビタースウィートでもどかしい関係を描いた「娚の一生」で一世を風靡。 挿絵やイラストレーターとしても幅広い活動を繰りひろげる 西炯子(66-1226/畑未)の『姉の結婚』が、 05月10日(草丑)のDNA「車」の条件あり天剋地冲天冲殺日に刊行。 図書館で働きながら静かな日々を送っていた独身女性の前に、 幼馴染を名乗る男(精神科医)が現れ、しかもイケメン。 妻帯者である彼の妻は、彼女にソックリの容貌で、日常をかき乱す。 同居する妹の心配をよそに、この愛憎劇はどう展開していくのでしょうか。 鹿児島県指宿市出身。都留文科大学国文科在学中の 87年(灯卯)の守護神半会年にデビュー。 教員を経て、漫画家として独立した西は、「禄」冲殺主導で、 時間をかけてじわじわと愛情表現していきますが、 どれだけ愛を受けても満足せず。 才能も「禄」で、自己中心の心優しさの表現が使命です。 「禄冲+貫」は、調子が良いのに疑り深いために、策に溺れる。 「禄冲+玉」は、計算に計算を重ねますが、夢のような家庭を望んでは自爆。 「禄冲+調」は、組織になじめないがために組織にあこがれ、 妙にユニークな発想で、外側から恋慕する構成です。 「畑+禄冲+子月」は、平生な暮らしを夢見ても おかしな異性に裏切られやすく、遠慮深く生きていると、 本当にやりたいことが、なかなかみつかりづらいのです。 また、病弱なのに働かねばならない傾向。 「午」年生まれ「畑未」は、気は強いのですが、虚構のなかに生きるのです。 宿命の特長は、真冬午前零時頃の畑は、白夜にさらされる集会所。 安息地であるはずの電車の終点のようなものですが、 酔客を起こしたり、何か起こるトラブルを点検し車庫に入る前の一仕事。 月支「子」VS日支「未」の害は、生月冲殺でもあり、 落とし物やゴミもいっぱいで、汚れ気味。 年支「午」VS日支「未」の支合は、外見を磨くことに精一杯で、 車内清掃は怠りがちといえ、細かいことは気にせずに、 役割を果たさねばならないのです。 年干支「陽午」は、浮沈激しい「ひのえうま」で、歳を重ねると共に良好。 月干支「鉄子」は、自尊心タップリなくせに裏にひきこむ。 そして、日干支「畑未」は、他人を徹底的に利用しつくす、 手に負えないじゃじゃ馬ですし、徹底した不倫体質でもあるのです。 43-37-56のならびは西方から北方領域で、 深夜帯冬の時代が活躍の場なのでしょう。 後天運は、初旬「6歳畑亥」がDNA「貫」の頑固さ強化。 わがままであり、小学校入学時前後から、独立心旺盛。 日干支「畑未」を大半会するため、成功運型を与えられました。 2旬「16歳山戌」は、DNA「石」の和合性。守護神「陽」が「玉」のため、 とりあえず生きていくために教師を選択。 3旬「26歳灯酉」は、DNA「龍」の熱い守護神で、 新しい風を受け、生きていく礎を築く。 現在の4旬「36歳陽申」は、DNA「玉」の守護神で、 月支「子」の半会もあるため、自信もみなぎり、旧い世界を掘りさげる。 この後の5旬「46歳草未」は、DNA「車」の多忙繁忙期。 6旬「56歳木午」は、DNA「牽」の名誉。 月支「子」VS日支「未」の害切れと干合支合。 それまでつちかってきた仕事の集大成。名誉的な位置付けとなるのです。 7旬「66歳雨巳」は,DNA「禄」の感謝と奉仕。 8旬「76歳海辰」は、DNA「司」の地道な活動。 今年(11年/宝卯)は、年干「陽」も10年運「陽」も干合なので、 忌み神「海」のDNA「司」を一応意識しているため、不似合いな結婚がテーマも、 DNA「鳳」は、工夫であり実際は手の込んだゲームのような遊び心。 条件あり天冲殺でハジけ壊れた09年(畑丑)ほどの動きはありませんが、 表向きの姿を変えていくことで、存在感を誇示するという意味では成果あり。 理性があっても感情爆発の西。 敵にはしたくないので、あまり攻撃しないようにしておきます(笑)☆ |
■2011年05月10日(火)草丑 |
志村貴子●ガール・ミーツ・ガール青い花の正体 |
■05月12日(灯卯)の守護神干合支害日に、 鎌倉のお嬢様学校と進学女子校が舞台に紡がれる、 胸キュン ガール・ミーツ・ガールストーリーの 『青い花』第6巻が刊行される志村貴子(73-1023/海辰)の原画展が、 05月09日(木子)よりSHIBUYA TSUTAYAにて、 05月13日(山辰)より三省堂書店カルチャーステーション千葉店にて開催されます。 神奈川県厚木市出身で、成人向け雑誌出身ながら、その過去を封印。 97年(灯丑)の守護神年から表世界で活動を開始した志村は、 DNA「車」主導で、内面的に派手で危険。自分を追いつめることを好む性癖。 午未天冲殺でもあり、空想世界の中で危なさを膨らませる。 「車+牽」は、忍耐力に縁はなく協調性も原則なし。 唯我独尊部分もあるため不安定さはないものの、本能ではデリカシーもゼロ。 ただし、仕事面では手心を加えているため、繊細に見せる能力あり。 「車+車」は、すべからく本能のおもむくままのようで、実際は計算尽く。 「車+石」は、目的遂行のためには他者を利用したり、呑み込む勢い。 個人的感情など考慮しない独善者でもあるのです。 才能は、この「石」で和合性に見せかけた強権発動の政治力でしょう。 「車+貫」は、短気。 「海+車+戌月」は、硬くて冷たい攻撃力で、口先筆先で世界を変えるもの。 「丑」年生まれ「海辰」は、自己愛の象徴で、自分が一番です。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の、どしゃぶりの「雨」が降りしきる暗い「海」で、 守護神火性の「灯」は、月支「戌」内に僅かに所有するだけで、 家系や組織と一体化しにくく、野人扱い。 従って、「車」主導であることからも、女子でも男子的発想で、 体裁を気にせず何でもありの闘う生き方となるのでしょう。 年干「雨」・月干と日干が「海」という水性天干一気で集中力あり。 目上に大切にされる午未天冲殺であろうと、 創造力を駆使した闘争的発想で、目上を凌駕しようとするため、 本当の救いは薄いのですが、主導する「山」の勢いが、 年干を干合させると、年干は「灯」の明かりとなり救いも出てきますし、 その「灯」が月干と日干の「海」とさらに干合すれば、 年干は「草」・月干と日干は「木」となり、仕事に集中している時にのみ、 落ち着きがあるように映るのです。 月干支「海戌」VS日干支「海辰」の納音では、さらに私生活の暗さが強調され、 秘密をもたねば生きていけないタイプで、過去の仕事を封印するのもこれが理由。 また、年支「丑」・月支「戌」・日支「辰」の四土格で、 現実面のオール土性は、若い人を犠牲にしていくため、 女子校が舞台というのは、性に合っているのです。 「未」を迎えられれば四土格入格となりますが、 条件なし天冲殺のため効力は、次の天冲殺まで。 とはいえ、全エネルギー263点中水性118点の水性過多は、 地支の土性に剋されて稼働力もあがるので、 まるで津波のような志村は、おそらく「未」を迎えるたびに、 あらたなネタを仕込んでいるはずですから、それはそれです。 年干支「雨丑」は、悟りを開いた老人と童心の同居。 月干支「海戌」は、逆境を切り拓くチャレンジャー。 そして日干支「海辰」は、頭の回転が良く、芸術的で早熟です。 50-59-29という干支番号構成は、水性天干一気でもあり、冬の時代に強く、 北方起点に東方から南方までカバーしており、 さすが四土格らしい、守備範囲の広さで、秋生まれでも油断なりません。 後天運は、初旬「5歳雨亥」がDNA「石」の才能と水性天干一気強化になりましたが、 これといった稼働条件はなく、おそらく地味な少女時代。 2旬「15歳木子」は、DNA「鳳」の半会で、遊びに目覚め、 趣味の延長だった創作の世界も、年支「丑」の支合で開始。 3旬「25歳草丑」は、DNA「調」の偏り。作風に独特な味付けがなされました。 そして、現在の4旬「35歳陽寅」は、日の光が突如あたる守護神充実期で、 作品はのきなみアニメ化されたり、DNA「禄」の魅力成分満開財力強化。 この後は5旬「45歳灯卯」は、干合支害ですが、守護神ですから、ありがた迷惑。 金銭物質の失敗もありますが、異性の裏切り濃厚とみて差し支えありません。 6旬「55歳山辰」は、主導DNA「車」の自己確立。 年干「雨」が干合され「灯」となるため、大きく仕事世界や表面が変わったようにみえ、 しばらくすると二次干合により、木性天干一気にも変わるので、 この時期は、全く異次元の世界で生きていくようになるかもしれませんが、 中途半端であれば、過去と決別せねばならなくなる事情にも遭遇しかねません。 早熟な女性の「海辰」としては、来年(12年/海辰)が人生の折り返し地点になり、 今年(11年/宝卯)は、その前哨ともいえる、DNA「玉」の害。 本人にとっては、過去のことをあれこれ言われるのかもしれませんが、 (ここでも書かれている) 「車」主導なのですから、気にすることじたいマイナスです。 気がつけば、『放浪息子』も『青い花』も「玉」の延長。 相変わらず(車主導は)twitter三昧のようですが、そこで墓穴を掘るかな。 いい加減、(水性とはいえ)情報が流れていくだけの、 刹那からは卒業してほしいものです☆ |
志村貴子●73-1023 |
海海雨灯(月支内火性のため野人扱い) 辰戌丑※+5 石貫車車牽(車主導) 木性(23)火性(19)土性(61)金性(42)水性(118)/総合263 午未天冲殺/天冲殺(75歳鉄午/85歳宝未)/主導DNA・干合木性天干一気(55歳山辰) 守護神(35歳陽寅/45歳灯卯)/干合支害(45歳灯卯) 四土格/水性天干一気/水性過多/月干支VS日干支納音 |
■2011年05月13日(金)山辰 |
須賀しのぶ○北の舞姫芙蓉千里の壮絶な理由 |
○「わたし、東洋一のお女郎になります――!!」 明治40年、売れっ子女郎目指して自ら人買いに「買われた」少女フミ。 満州はハルビンの地で、新しい人生が始まるという ハイパー女子エンタメの決定版!! 粋で乙女で艶やかで疾風怒濤乙女大河の 須賀しのぶ(72-1107/海寅)の『北の舞姫芙蓉千里II』が、 04月28日(雨丑)の水性強化方三位日に上梓されました。 埼玉県さいたま市浦和区出身で、上智大学文学部史学科を卒業。 94年(木戌)の主導DNA「鳳」の変則方三位年に、「惑星童話」で 1994年上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞しデビューした須賀は、 DNA「鳳」主導で、真っ直ぐな遊び心溢れる風流人。 才能も「鳳」で、バランス感覚ある、他人行儀の人情が売り。 「鳳+石」は、波乱は大好きも周囲に気遣う常識者。 「鳳+車」は、瞬間暴発する恐れのある行動力ながら庶民的。 スポーツも商売も大好きな、性癖です。 「鳳+貫」は、表面温厚ながら中身は冷たく頑固。 「鳳+玉」は、特別意識のある創造力で、激情しながらも、 自己を棚上げしながらも、精神世界で中庸精神を発揮する。 「海+鳳+亥月」は、批判的確の破壊主義者で、口うるさい人。 「子」年生まれ「海寅」は、自分の心に正直なのです。 宿命の特長は、真冬午後十時頃の厳しく寒い「海」で、 完成度の高い不思議な宝飾品を軸に渦巻く危険な海域は、 全エネルギー210点中水性111点と強力で、 ひとたび近づいた船舶は二度と引き返せないほどです。 魅力成分は月干「宝」の「玉」で、近世という時代設定を好むのはこのため。 守護神火性はDNA「禄」で、冷徹ななかにも暖かな気持ちで、 ヒロインを見守るのでしょう。 「戌」を見れば、日支「寅」の半会で、火性強化となり、 秋の土用は、月支「亥」と年支「子」と変則方三位でつながり、 冬の土用である「丑」を見れば、 上記に真性冬の方三位となり、ひとつの形を完成させます。 年干と日干の「海」は、両天秤。同時進行の別方向の仕事も可能。 年干支「海子」は、怒らせると怖い奔放な小悪魔。 月干支「宝亥」は、ゼロから何かを産みだすデリケートな感性。 そして日干支「海寅」は、あふれるばかりの芸術センスと自意識過剰。 ともかく、勝負と思ったら徹底的に道を切り拓く、自分が可愛い人なのです。 干支番号は49-48-39と、狭い範囲で凝縮され、 ほぼ北方領域に勢力を拡げる颱風で、 時代整合性ある冬生まれでもあり、今がまさに旬なのでしょう。 後天運は、初旬「1歳鉄戌」は、DNA「龍」の半会と、 前述した変則方三位の完成で、宿命にない庶民的創造力を付加されましたが、 これといった稼働条件はありませんでしたが、 「玉」もあるため、知的な少女時代を送ったはず。 2旬「11歳畑酉」は、DNA「牽」の自尊心と、冬海が諫められた時期。 デビューした3旬「21歳山申」は、年支「子」の半会をともなう。 怒濤の天剋地冲で、精神性の高い人が、過去を振り払い勝負にでた時。 現在の4旬「31歳灯未」は、DNA「司」の守護神干合期。 ライトノベルがもうひとつ次元をあげながら、 年干支「海子」の干合支害は、大きくは前進不能ですが、相応の至福。 この後は5旬「41歳陽午」は、年干支「海子」の天剋地冲を伴う DNA「禄」の守護神半会となり、光がきらびやかにあたる絶頂期ですが、 月干「宝」を干合させると「雨」になり、 水性天干一気ともなりますが、創作の方向性を変えすぎると、 当初こそ勢いが感じられても地味になりかねませんので、 あまり環境の変化に密接に反応せず、マイペースでいることが望まれます。 6旬「55歳草巳」は、DNA「調」の10年運天冲殺+害。年下女性との確執。 7旬「65歳木辰」は、主導DNA「鳳」の10年運天冲殺で、 心の次元があがりきれば、晩年の完成期として、多くの作品を残せるでしょう。 好きなものは、カレーとフラメンコという両天秤。 どちらも守護神方向という熱さ。 野球も赤いチームを好むのも守護神で、 著作の装丁といい、自分にプラスなものに近づく嗅覚あり。 今年(11年/宝卯)は、月干支「宝亥」の大半会で、 「玉」と「調」の強化は、とてつもない掘りさげる表現力の極み。 年干支の大半会を伴う水性強化天冲殺年(12年/海辰)を来年に控え、 いよいよ世に広く認知される体勢に入ってきました☆ |
■2011年05月15日(日)鉄午 |
おかざき真里○&―アンド―で総仕上げへ向け |
○05月09日(木子)のDNA「禄」日に、おかざき真里(67-0615/鉄戌)の 『&―アンド―』第二巻が刊行され、 抽選で直筆のイラスト入りサイン色紙がプレゼントされるそうです。 同作は、昼間は病院で医療事務員として働く主人公が、 過去の経験から他人に触られるのが苦手で、 恋愛にあまり興味を持てなかったものの、 夜だけ営業する個人のネイルサロンを始めたことから、 職場の医師の過去を聞き、今までにない感情を持ち始めるという、 さすが時代整合性ないダブルワーキングドラマですが、 おかざきが、このような作品を残す経緯をここでは解説していきます。 長野県上田市出身で、多摩美術大学を卒業後、博報堂制作局入社。 デザイナー、CMプランナーなどを経験しながら、 デビューは94年(木戌)のDNA「禄」年。 00年(鉄辰)の納音年に結婚退社し、現在三児の母親のおかざきは、 DNA「玉」主導で、全エネルギー279点の 経験を大切にする肝っ玉母さんのような性癖。 「玉+牽」は、情熱ある企画力の持ち主も商売は下手。 本筋王道をおさえつつも、新たな冒険的生き方を模索します。 「玉+石」は、大切なもののために気づかいながらも、理屈っぽい。 才能は「石」で、大人の事情に配慮しながら、人間関係を観察完成するのです。 「玉+車」は、考えたとおりに生きる直情型。 「鉄+玉+午月」は、放浪癖のあるエロチシズムで芸術創造世界に才気を発揮。 「未」年生まれ「鉄戌」は、待ち運なのです。 宿命の特長は、初夏ながら早くも熱い熱気に包まれた、旧式移動手段。 とはいえ、固定ファンを飽きさせない蒸気機関車のような風情。 水性ゼロ(DNA鳳/調なし)は、極めて偏った表現手段を持ちますが、 実際に乗車するには不適切で、あくまでも遠くから眺めるもの。 原則、子供にも作品にも産みだした途端に縁が薄くなりますが、 映画化などで、二次加工されやすいのは、無限大にも見える手離れの良さ。 仕事面では、年支「未」と月支「午」の支合が 想念を果てしなく拡げ、新たな世界観を構築しますが、 同時に、月支「午」と日支「戌」の半会は火性を強め、 火性の地支一気格になるため、火のレールの上を走る列車で、 夢のような世界に若い読者を誘い幻惑させながら、利用しつくすのでしょう。 日干以外は全て火性化して、燃え尽きる寸前の状態ですが、 何らかの役割を負うには、本人も環境も熱すぎて時代の要望には応えにくい。 年干支の「灯未」は、陰火で本心を見せたがらない批判力。 月干支の「陽午」は、浮沈激しい挑戦者ですが、 苦労すること鍛えられてこそ本物になるいわゆるヒノエウマで、仕事が命。 そして、日干支「鉄戌」は、どこか野暮ったいうえに、 ずうずうしい意識の高い人。退却するのも得手ですが、 平凡に暮らさないで闘っていれば、評価されるのです。 干支番号は、44-43-47と西方偏りで 極めて集中した範囲での活動は、あまりにも濃厚です。 後天運は、初旬「8歳灯未」は、DNA「牽」の自尊心強化。 生まれながらに、高いプライドを与えられますが、 苦労することで意識も高度となり、 年干支「灯未」と律音のため、いわゆる成功運型でもあるのです。 2旬「18歳山申」は、DNA「龍」の改良。 東京へ出て新たな世界に触れる成長期。 月支「午」と年支「未」の夏から、初秋の「申」に連なる変則方三位で、 恵みとも言える作品を、世に出すこともできました。 3旬「28歳畑酉」は、主導DNA「牽」の自己確立。 意識向上燃焼期ですが、害も同時に成立し、何らかのトラブルがあったのか、 はたまた創作者として生きていく覚悟を持ったのか、 00年(鉄辰)の納音年には、あっさり退社し結婚。 意識が高く、異性をものともしない運型ですから、 害でもなければ、結婚しなかったのかも知れませんが、 相手は大変で、普通の結婚生活は望んでも困難なのでしょう。 とはいえ、大人の事情で連載を中断するなど、順風とはいえませんでした。 現在の4旬「38歳鉄戌」はDNA「貫」。日干支律音で、重装備になり強固。 燃え尽きぬように一心不乱に仕事にも燃えているのです。 この後は5旬「48歳宝亥」が、DNA「石」。 年支「未」の半会を伴う、政治力や和合性の才能を発揮する豊かな気づかい期。 6旬「58歳海子」は、DNA「鳳」の、ありえない水性のゆるみ。 7旬「68歳雨丑」が、DNA「調」の、ありえない水性の反発。 老境に入り、かえって魅力を失いかねず、 8旬「78歳木寅」DNA「禄」と9旬「88歳草卯」は、DNA「司」。 最晩年の10年運天冲殺の再評価ですが、 このあたりは、既に運を使いきっているため、 創作の世界には縁遠くなっているはずです。 連載開始は昨年(10年/鉄寅)ですから、 月支「午」VS日支「戌」の三合会局を伴う火性強化大半会天冲殺でもあり、 相当派手な『&―アンド―』ですが、 「サプリ」「渋谷区円山町」などにつぐ、 おかざきの代表作とも称賛される一方、 ひとつのことに専念しないと、散漫になるご時世にはそぐいません。 このあたりは、条件なし天冲殺ですが、 今年(11年/宝卯)は、年支「未」の半会もともなう才能発揮天冲殺年。 イラストプレゼントあたりで、お茶を濁さずドラマ化を待ちたいのでしょうか。 「玉」主導であるため、会社員時代にバブル期の先輩を 目の当たりに見てきたことから、習得期の冬の苦難の時代には、 かなり痛々しさから脱却できない悩みもありますが、 「南の島と麻雀とラブをエネルギーにしている、 オヤジのような性格です。愛してやってくれ。」は本人の弁で、 まさに男気のある旧時代の「鉄」らしい(笑)。 主導DNAとはいえ、ほぼ害で成功を収めたかに見えるので、 この天冲殺の夢のなかで、燃え尽きていく寸前の作品は、今が総仕上げ。 来年(12年/海辰)は、年干干合や二次干合と、 宿命にない水性対冲年で慌ただしいはず。 いまのうちに、(受け身で)出来ることは何でもやっておくべきです☆ |
■2011年05月17日(火)海申 |
谷川史子○おひとり様物語を語る偏りと母性 |
○03月15日(畑巳)のDNA「牽」の支合日に 『他人暮らし』『吐息と稲妻』が、 04月15日(鉄子)の守護神半会日には、『谷川史子純愛読みきり集 H』 『谷川史子純愛読みきり集 S』が、 05月13日(山辰)の主導DNA半会日に、 主導DNA半会年(08年/山子)から連載している 代表作とも呼べる『おひとり様物語3巻』が刊行され、 絶好調とも言える谷川史子(67-0508/海申)。 『おひとり様物語』は様々な女性たちの恋愛模様や 生活を綴るオムニバスシリーズで、新刊が発売されるのは1年2カ月ぶり。 今回はKiss10号表紙にもなった、 直筆サイン入り複製カラー原画が抽選で10名にプレゼント。 応募には05月10日(草丑)の木性天干一気強化日発売のKiss10号(講談社)と 『おひとり様物語3巻』の帯に付く応募券の2枚が必要となり、 締め切りは06月30日(陽辰)のDNA「禄」の半会日で、 講談社らしい商売と谷川のお気楽さが融合した、お約束の企画でしょうか(笑)。 長崎県大村市出身で、86年(陽寅)の天剋地冲年に、 高校在学中に執筆した「ちはやぶるおくのほそみち」でデビューし、 87年(灯卯)の年干支「灯未」の大半会を伴う干合年に、 1年7ヶ月勤務した百貨店を退職し、漫画家に専念という経歴の谷川は、 DNA「車」主導で、仕事を山のように積み上げるのが大好きで、 あれもこれも抱え込むオムニバスも得意という、忙しい性癖。 「車+司」は、熱しやすい心で、目前の事象には感情通用せず。 ともかく一生懸命な人で、押し寄せる波に気が休まりません。 「車+調」は、ざわざわとした反骨精神で、休息を好まない体質。 才能は「調」で、少女的感性・女子力・孤独ですから、 「おひとり様」は、そのものズバリで、ザ・谷川みたいなもの。 「海+車+巳月」は、気忙しく強くはないのに衝突もあり。 まるで、干潟に羽を休める渡り鳥のような、じたばたぶり。 「未」年生まれ「海申」は、落ちて上昇。 落ちないと上昇できないので、主導DNA方向とはいえ、 共通干のない天剋地冲関係の青木俊直(60-0818/山寅)と結婚したことが、 かえって励みになっているのかもしれませんが、 生月冲殺で制御不能の噴火口をポッカリ開けている青木が、 谷川に天冲殺範囲をもたれており、尻に敷かれているのですから笑えます。 悪妻ならぬ悪夫との結婚で堕落したものの、 それがエネルギーになっているのですから、お好きにどうぞでしょう。 宿命の特長は、初夏午前十時頃の「海」で、 燈台のもとに花畑が咲き誇る入り江ですが、 まだ海水浴には少し早い時期で、健全な人を呼ぶ社交場。 いわゆるギラついたタッチではなく、多くのファンが清潔にも感じるのも、 まだ、ゴミの少ない浜辺が好かれているのです。 ただし、年干「灯」と日干「海」が干合すれば、 それぞれ「草」と「木」になるため、月干「草」をふくめ、 干合木性天干一気となりますから、仕事に集中すれば、 爽やかな「海」の風景は、一気にマングローブ林と化し、 なかなか抜けだせなくなるのです。 この偏りもまた魅力で、いわば海浜公園となり、人を離しません。 年干支「灯未」は、表面より中身は熱く、先祖の野望を遂げる。 月干支「草巳」は、深情けの恋愛の達人で 「おひとり様」といいながら、究極の恋愛を追い求めるのが大好き。 そして日干支「海申」は、裏読みしない素直で軽やかな心の持ち主で、 直球勝負のストレートな面と、くよくよ悩みながら知性を磨いていくのです。 干支構成領域は、44-42-09となっており、西北から東へ延びる流れには、 この習得期には充分対応可能となっているようです。 後天運は、初旬が10歳からスタートするスロースターターでしたが、 「10歳陽午」は、大きな稼働条件はなくとも、 DNA「禄」の愛に満ちあふれたハートを与えられ、 月支「巳」と年支「未」の間に、「午」をおけば、 夏の季節が完成する方三位ばかりか、 秋の入り口の「申」を日支に所有するため、 賑やかな熱気がさらに強化されたのです。デビューもこの時期でした。 2旬「20歳灯未」は、DNA「司」の干合で、キャリアの積み重ね。 3旬「30歳山申」は、主導DNA「車」で、自己確立をし、貪欲に創作を重ね、 現在の4旬「40歳畑酉」は、DNA「牽」の名誉ですから、格好がつくのです。 この後は5旬「50歳鉄戌」は、DNA「龍」の改良が行われる 守護神10年運天冲殺で、努力が自動的に高い部分へと報われる至福の時。 6旬「60歳宝亥」は、年支「未」の半会を伴う10年運天冲殺で、 晩年なのに、大きく伸びるかのようにも思えますが、 同時にDNA「玉」の害も成立するので、 ありがた迷惑的な仕事や金銭物質の失敗もあるでしょうが、 老境に入ろうと、忙しく作品を産みだしているはずです。 7旬「70歳海子」は、DNA「貫」の大事件で大成果。 8旬「80歳雨丑」は、DNA「石」の屈辱と妥協です。 今年(11年/宝卯)は、年支「未」の半会を伴う守護神年で、 DNA「玉」は、作品に登場する女子たちを、 優しく姉や母のような気持ちで見守る好機。 まだまだ冬の時代ではありますが、もっともっと通俗的評価も得られるはず。 14年(木午)の木性天干一気強化の方三位入格年へ向けて、腕もなるのです☆ |
青木俊直○60-0818 |
山木鉄陽 寅申子+7 鳳車龍禄司(禄主導) 木性(38)火性(16)土性(48)金性(28)水性(45)/総合175 申酉生月冲殺/天冲殺(7歳草酉) 変剋律(17歳陽戌/27歳灯亥/37歳山子) 主導DNA三合会局(77歳海辰) 木性脆弱/火性脆弱/金性脆弱 +7草酉/17歳陽戌/27歳灯亥/37歳山子/47歳畑丑/57歳鉄寅/67歳宝卯/77歳海辰〜 |
■2011年05月20日(金)草亥 |
深谷かほる○ハガネの女season2の問題点 |
○吉瀬美智子(75-0217/木午)主演の ドラマEX系木9『ハガネの女season2』。 昨年(10年/鉄寅)のseason1は、深夜枠ながら最高視聴率が12.7%と好調、 最低視聴率も8.5%だったのに対し、 season2はいわゆるゴールデンに出世したものの 6%前後をウロウロする低視聴率。 この理由は、放送時間帯によるものばかりか、 season1は原作漫画をドラマ版にアレンジしていたものの、 season2は完全ドラマオリジナル脚本という背景あり。 しかも原作者の深谷かほる(62-1105/灯未)が、 自身のHPで、ドラマ脚本に後悔していると異論を唱え、 同BBSにはドラマへの反論メッセージと オリジナルドラマ脚本に対する不満が殺到しているようです。 福島県石川郡石川町出身で、武蔵野美術大学デザイン科を卒業。 大卒後は美術館等のアルバイトをしながら、 87年(灯卯)の年干「海」が干合し守護神「木」化した、 大半会条件あり天冲殺年に「毎日が日曜日」でデビューした深谷は、 DNA「調」主導で、精神的に偏っていないと納得できず、 山のような不満を常に何らかの方法で形にしないと気がすまない。 才能も、この偏りであり、少女的感性で愚痴をこぼす。 「調+玉」は、得意分野には際だった活動可能も、世渡り不得手で、 真っ直ぐになかなか伸びていかず、常識的思考に無縁。 「調+鳳」は、私的部分では曖昧で、公平かつ柔軟性あり。 「玉」部分の仕事との軋轢を、垂れ流すことで平静を保つ。 「調+牽」は、内面気品ありも行動は粗野も美しく目立つ。 「調+司」は、硬い意志を持ち、負けず嫌い。 「灯+調+戌月」は、子供っぽい反抗心。子煩悩。 子供目線なので、ハガネの女もその延長線。 「寅」年生まれ「灯未」は、受け身が突破口。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の夜の入り江に明かりを照らす燈台で、 夜間航路に出発する船の乗船場の客を導く、人々に安心を与えるライト。 年支「寅」VS月支「戌」の半会は火性旺地ですし、 日支「未」も夏の土用を司る火性の気がありますから、 地支は火性一気格的ともとれ、 秋の夜とはいえ水面は熱く火の海のように見え、落ち着きはありません。 月干「鉄」は干合変化することのない硬度のある堅実性で、 家庭的な部分も存外あり、生活臭も忘れませんが、 ファンあっての人生であることは否定できないのです。 年干支「海寅」は、直感力に優れ自分が一番という自負。 月干支「鉄戌」は、どこか野暮ったい図々しさと退却上手。 そして日干支「灯未」は、表向きはクールに振る舞っても熱さを消せない心情。 時に辛辣な言葉で攻撃をしますが、 それは読者に思いを伝えたいという正直さなのです。 干支番号は、39-47-44とほぼ西方に位置する乾いた闘争心。 やや時代遅れになりつつある秋生まれですが、 生年冲殺のため、仕事に生きている限り、消え去ることはないでしょう。 後天運は、初旬「9歳畑酉」は、DNA「鳳」の遊び心の表現力が強化、 気持ちは常に不安定ながら、まずまず平穏。 (生年冲殺のため)仕事世界に生きている限り滅びることなし。 2旬「19歳山申」は、年干支「海寅」の 天剋地冲を伴う主導DNA「調」の自己確立。 自分のやりたい極端な仕事世界に入ることで、 必死に自分らしさをだしていき、デビューもここでした。 3旬「29歳灯未」は、年干「海」が干合され「木」になる守護神的な風合い。 仕事世界の厚みが増す日干支「灯未」の律音で、 まるで鎧をまとったように、生き方に重厚感がでた、 DNA「貫」の自我強調の路線の確保。 今後の役割を決意した特別な十年間でした。 4旬「39歳陽午」は、年支「寅」と月支「戌」のからむ 三合会局が成立する火性強化で、DNA「石」は、協調性和合性強化で、 テレビへの進出も実現したのです。 現在の5旬「49歳草巳」は、DNA「龍」の改良改革の守護神。 年支「寅」の害もあり、不満もつのり前進容易ではありませんが、 あらたな生き方を受け入れることで、救いもでてきますから、 四の五と言わず、(新しい流れを)全てを受け入れるだけ。 今後の6旬「59歳木辰」は、月干支「鉄戌」の天剋地冲を伴う DNA「玉」の守護神。旧い世界や伝統的手法を取り入れたり、 おばさま趣向が吉になります。 歴史的認識を教養として、自己を鍛えていく充実の時になるでしょう。 そして、7旬「69歳雨卯」はDNA「車」の半会10年運天冲殺。 8旬「79歳海寅」は、DNA「牽」の名誉の10年運天冲殺。 宿命冲殺ですから、衰え無縁で相応な発言力を確保で、 感謝と奉仕さえあれば目立っていくのです。 今年(11年/宝卯)は、条件あり天冲殺2年目の DNA「禄」の半会は、引力本能に権力発揮。 「調」主導の「調+禄」なので、通俗的なテレビ界になじめず、 あれこれ反論や意見もあるでしょうが、受け身の生年冲殺なのですから、 原作を売り渡した以上、金銭物質運に溺れるしかありません(笑)。 接運でもあり安定しないでしょうが、物言うのは作品のなかでだけ。 実際に衝突してしまったら、精神性の強い「調」主導は負け戦。 稼いだ金で、食道楽をして、また読者に還元すれば吉。 嫌な感情に陥るのならば、ハナからテレビと関わりを持たない。 それだけのことなのです☆ |
■2011年05月23日(月)山寅 |
相対性理論 やくしまるえつこ●ついに個人情報を漏らす |
■04月07日(海辰)より放映中のTBS系木25:25「電波女と青春男」のエンディングテーマを歌う 相対性理論の『ルル/ときめきハッカー』が、 05月25日(鉄辰)にリリースされます。 ここでは、全天候型ポップ・ユニット相対性理論の命名者であり ヴォーカリストのやくしまるえつこ(87-0603/雨未)の解説をしていきます。 北海道生まれ、武蔵野美術大学出身のやくしまるは、DNA「司」主導で、 熱い情熱を計算しながら、積み重ねていく人。 「司+鳳」は、個人主義者で悶絶の産みの苦しみ。 ただし、それを演じることを楽しみながら、成長する。 「司+車」は、とてつもない急流で真っ直ぐに追い立てられるように活動。 才能は「車」で、あまたの異性を刺激する危険をいとわぬ実践力。 「司+禄」は、現実世界重視のぬくもりのある仲介者。 「雨+司+巳月」は、男女の区別がつかないような、 誕生前の創造的エネルギーで、ともかく激しい。 「卯」年生まれ「雨未」は、一か八かの勝負師なのです。 宿命の特長は、初夏午前十時頃の野焼きに降りそそぐ小雨。 あるいは、昼間なのに淫靡な照明にライトアップされた花壇の真ん中にある噴水。 全エネルギー241点と相応の存在感はありますが、 自身の水性が、わずか17点しかないのに、流れゆく先の木性は約4倍もの領域となり、 魅力を最大級にみせたいがために、ありとあらゆる手段を講じて表現しつづける。 夏の雨はひんやり冷たいため、原則敵が少ないものの、 わずかな金性の創造力を必死に絞りだすため、疲労度は相当。 とはいえ、守護神金性の「鉄」は、月支内のため使いづらく、野人扱いですから、 現実性は強くとも、足で稼ぐのではなく、イメージで欺かねばもたないのです。 露出が控えめで、謎めいているのは、派手にやると息切れが予想されるからでしょう。 本来「雨」は、天空から降り注ぎ川となり海に流れゆくまで、時間のかかるものですが、 年支「卯」VS日支「未」の半会があるため、結論は急ぐ傾向でしょう。 火性も78点とけっこうな威力で、目標を明確にし、売りに走るため、 冷たいというよりは、(熱気の影響で)ぬるい風情なのも納得です。 年干支の「灯卯」は、ロマンを追い求める色っぽさ。 月干支の「草巳」は、外見はきらびやかでも、内面が不安定な恋愛至上主義者。 そして日干支の「雨未」は、純粋で打算のない生真面目さで、異性難あり。 干支番号は、順に04-42-20と北方が欠ける構成で、いわゆるところの時代整合性なし。 冬生まれの天下にあって夏生まれで、売りは水性であることだけですから、 ポストYouTube時代の先を行くというよりは、対極で目立つという姿です。 後天運は、初旬「1歳陽午」は、主導DNA「司」の支合で自己確立。 月支「巳」に日支「未」に、「午」が加わることで想念が異様に燃えさかる 夏の方三位の温さが完成されますが、これといった稼働条件なし。 2旬「11歳灯未」は、年支「卯」の半会を伴う、DNA「禄」の魅力が磨かれ、 現在の3旬「21歳山申」は、突如襲った10年運天冲殺。 月支「申」と刑と支合は、自信過剰気味ですが、 DNA「牽」でもありますから、異性を手玉にとることで、破壊的な運が急上昇。 この後は4旬「31歳畑酉」は、才能のDNA「車」が刺激される10年運天冲殺。 かなりの多忙になりますが、表面が薄くなる可能性もあり。 5旬「41歳鉄戌」は、年支「卯」の支合を伴うDNA「玉」の学びながら成果をだす守護神。 10年運天冲殺中ほどの勢いはありませんが、月干「草」まで守護神の「宝」になれば、 周辺の見栄えはもうひとつでも、困ることは少なくなります。 6旬「51歳宝亥」は、年支「卯」と日支「未」のからむ三合会局で、 DNA「龍」の新たな世界に挑戦することで、露出が増加。 7旬「61歳海子」は害で人間関係に学ぶ害、8旬「71歳雨丑」は納音ですから、 おおむね50代までが、この人の旬なのです。 忌み神とはいえ、06年(陽戌)の主導DNA「司」年から活動。 08年(山子)の干合支害年で、インディーズチャート1位。 09年(畑丑)の天剋地冲年で、メジャーデビュー。 10年(鉄寅)の守護神年で、オリコンチャートTOP10入り。 そして、今年(11年/宝卯)は守護神半会で、布団付きのジャケットのリリースに、 専用サイトでは、究極の個人情報である 脳波、心拍、まばたき、口、喉の動きといった生体データを公開し、 DNA「龍」を逆手にとった挑戦で、問題提議しているのは、 「司」主導らしい、一応地に足がついた表現ぶり。 時代整合性ない夏生まれでも、やり方ひとつで何とかなるものです☆ |
やくしまるえつこ●87-0603 |
雨草灯鉄(金性月支内のため野人扱い) 未巳卯※+1 禄鳳車司鳳(司主導) 木性(72)火性(78)土性(52)金性(22)水性(17)/総合241 申酉天冲殺/天冲殺(21歳山申/31歳畑酉)/主導DNA方三位(1歳陽午) 守護神(41歳鉄戌/51歳宝亥)/害(61歳海子)/納音(71歳雨丑) |
■2011年05月25日(水)鉄辰 |
江口夏実○鬼灯の冷徹で金性を活かす |
○昨年(10年/鉄寅)に、「非日常的な何気ない話」で 第57回ちばてつや賞佳作を受賞。 その中の一編「鬼」に登場したキャラクター鬼灯を主人公にした 「地獄の沙汰とあれやこれ」が「モーニング」に掲載されデビュー。 その後数回の掲載を経て、タイトルを『鬼灯の冷徹』と改め、 05月23日(山寅)の単行本が上梓された江口夏実(83-0806/陽寅)。 東京都葛飾区在住で、女子美術大学芸術学部絵画科日本画専攻を卒業の江口は、 DNA「調」主導で、乾いた砂のようにきめ細かな女性的感性が強く、 才能も「調」で、他人と同じでは気が済まず、 偏った状況に自分を置いておきたい人。 「調+車」は、森羅万象を飲み込む激しい行動力で、落ち着きなし。 反抗反逆心旺盛で、精神力が強い。 「調+龍」は、不平不満がはびこりやすく、恩恵に満足せず。 「調+牽」は、内面の気品は微塵も外に漏らさず、 激しい自尊心で、新しい世界を構築する異才なのです。 「陽+調+未月」は、精神性の放浪で、運命的な流れを拒否しません。 「亥」年生まれ「陽寅」は、落ちて上昇なのです。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の炎天下の陽光に、 スコールのような強い雨が街に降りしきるもので、 相応に強い太陽でも輝きは薄れていますが、 これが適度な刺激となり、王道ではない偏った世界観を構築します。 全エネルギー214点中木性70点で燃料である創造力も旺盛のところに、 年支「亥」VS月支「未」のやる気満々半会で、木性強化。 さらに日支も木性旺地の「寅」ですから、地支は木性一気格的となり、 努力とは別の部分で、芸術的素養は充分で、 出身校をも活かしているのでしょう。 ただし、金性ゼロ(DNA禄/司なし)は引力本能皆無で、 優しさ慈しみ感謝の念に欠ける部分があり、 配偶者成分皆無となり、後天的に奉仕の気持ちを形成していけば、 立派な人となりますが、干支絵の風景的には、 アートな部分を強調しているので、微妙です。 年干支「雨亥」は、耐久力ありますが変化を好まず小心。 月干支「畑未」は、じゃじゃ馬の典型で、何かを利用しつつ上を目指す。 そして日干支「陽寅」は、マイペースを崩さない バランス感覚のあるロマンチスト。 干支番号は、60-56-03と夏生まれのわりには、北方領域で、 時代整合性ありですが、極めて狭い範囲での創作活動を強いられそうです。 後天運は、初旬「1歳鉄申」が、DNA「禄」。 宿命にない金性で感謝と奉仕が付加されるターボ運(子丑天冲殺廻り)。 負けず嫌いな創造性が強くなったようです。 2旬「11歳宝酉」は、DNA「司」の干合10年運で異性を意識したり、 方向転換で、自己の進み行く世界を意識しました。 現在の3旬「21歳海戌」は、DNA「車」の守護神10年運天冲殺半会で、 背景が暗くなり、旧さを意識しながらも、飛躍できる絶好期。 この後は4旬「31歳雨亥」のDNA「牽」の10年運天冲殺で、 佳作ながら質の高い活動により、存在感を誇示していくはず。 ターボ運(子丑天冲殺廻り)もここまでで、 5旬「41歳木子」は、DNA「龍」の試み。 6旬「51歳草丑」は、DNA「玉」の本流回帰で木性強化となり、 より芸術的な世界に入りこむため、表舞台とは無縁。 7旬「61歳陽寅」のDNA「貫」の律音では、 裏へ引き込んでいる可能性大というものです。 昨年(10年/鉄寅)は、冲殺年支「亥」の支合に、宿命にない金性の半会で、 一般的に認知されて活動が濃厚となりましたが、 今年(11年/宝卯)は、同冲殺年支と月支の半会を伴う干合で、 実績が認められ、単行本としての成果も見ました。 基礎は充分、資質もありますから、 今後は金性皆無と生年冲殺の戌亥ということで、仕事に邁進しつつ、 家系との縁を絶ちきることが可能であれば、 さらなる飛躍が期待できるはずなのです☆ |
■2011年05月28日(土)雨未 |
小野不由美○死霊遊戯と綾辻行人との不可解世界 |
○新聞やテレビを賑わす、高校内の度重なる不可解な事件。 マスコミは集団ヒステリーとして結論づける。 生徒会長の懇願を受け、SPR一行が向かった学校内には、 様々な怪談が蔓延し、「ヲリキリさま」という占いが流行。 小野不由美(60-1224/陽戌)の ゴーストハントシリーズ第4弾『死霊遊戯』が、 05月20日(草亥)の宿命にない木性の変則方三位日に上梓されました。 大分県中津市生まれで、 大谷大学文学部仏教学科卒業。 京都大学推理小説研究会に所属し、 86年(陽寅)の大半会年に、綾辻行人(60-1223/草酉)と結婚し、 88年(山辰)の年支「子」の半会と 月干支「山子」の大半会を伴うDNA「鳳」の対冲年に 「バースデイ・イブは眠れない」でデビューした小野は、 DNA「牽」主導で、時間をかけてプライドを磨いていく人。 「牽+牽」は、スピード感いっぱいの危険な発想。 「牽+鳳」は、どっしりとして温厚で誠実も、時に気分屋。 才能は「鳳」で、中庸精神溢れる風流心。 デビューも「鳳」年なら、「屍鬼」で認められたのも「鳳」年。 「牽+禄」は、どこまでも折り目正しい性癖。 「陽+牽+子月」は、機敏で攻撃的な探求心旺盛。 男女の区別のない、ユニセックスの世界に才気あり。 「子」年生まれ「陽戌」は、孤独を愛する性癖なのです。 宿命の特長は、真冬深夜零時頃の寒さ厳しい山を照らす陽光。 真っ暗闇に輝く太陽は、現実には存在しません。 また、木性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人ですから、 本来創造力の欠片もないものを、必死に絞りだすように使用していますので、 ありえないような非現実性的な世界観のみ、作品中に投影されます。 燃料がないということは、絵に描いたようなものですから、 完全なるフィクションにのみ歓びを感じるのです。 また、それを克服したところに、自己の役割を完全燃焼できるのでしょう。 年干支の「鉄子」は、屈折した自尊心で裏社会の女王。 月干支の「山子」は、若い時から大人と対等に過ごすことで、 上昇する腕力と枝葉を伸ばす成長力。 そして日干支「陽戌」は、商人のような明るい社交性の持ち主です。 三柱全て異常干支なのですから、本人は意識せずとも、 異様な世界に浸ることで、才能を開花していくことが可能。 干支番号は、37-25-23の並びで南方旺地で、健全な青少年が好むものです。 後天運は、初旬「6歳灯亥」は、異常干支でDNA「石」の社交性が付加。 稼働条件はなくとも、年支と月支の「子」と日支の「戌」の間を埋めて、 晩秋から真冬までの季節のつながりを良くしたため、 現実世界で困難な目に遇うことはなくなりました。 小学校入学と共に、安定的に生きる術を手に入れたのでしょう。 また、「亥」のなかには、宿命にない木性の「木」もあり、 DNA「龍」のエネルギーも同じく注入され、 午未天冲殺でも故郷を出やすくなりました。 2旬「16歳陽戌」は、DNA「貫」の日干支の律音で、 見かけ以上に自分を大きく見せた時代。 3旬「26歳草酉」は、DNA「玉」の害ながら、 宿命にない木性を一気に得て、ありがた迷惑的でしたが、 屈折した世界で生きる覚悟をしました。 4旬「36歳木申」は、DNA「龍」の流行に生きる姿。 年支と月支(共に子)の半会もあり、大きく知られる存在になったのです。 現在の5旬「46歳雨未」は、年支と月支(共に子)の害で 真っ直ぐには進みがたいのですが、 主導DNA「牽」の10年運天冲殺ですから、自己確立あり。 一気に大御所への階段を上り詰めます。 おそらく14年(木午)と15年(草未)の天冲殺年が、 60年に2年だけある宿命にない木性天冲殺年ですから、 ピークもピーク爆発運として、世間を驚かせてくれるに違いありません。 その後の6旬「56歳海午」は、DNA「車」の多忙。 陽光が海という美しい背景を受けて華々しく、 そして忙しく輝く季節となっていくのです。 7旬「66歳宝巳」は、DNA「司」の干合。堅実なる蓄財なのか変節なのか。 8旬「76歳鉄辰」は、DNA「禄」の天剋地冲で、大逆転というよりは、 世のため人のためでもないと、さすがに疲弊しているのでしょう。 時代整合性ある冬生まれが、夢のような世界で活動しているのですから、 相応な活躍ができているのは納得できますが、 午未天冲殺同士の結婚は、どこまで行っても夢のまた夢。 それに、冬生まれで火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の綾辻との関係は、 互いに無い成分である守護神同士ですが、害の関係。 同じ生年ですから、年干支も月干支も一緒ながら、 微妙な緊張感があって刺激し合っているのでしょうが、 まるで森三中の大島美幸(80-0113/草酉)と、 放送作家の鈴木おさむ(72-0425/陽戌)夫妻のような、 楽しい(笑)結婚生活を続けているのではないかと想像されます。 このあたりが通常の神経では理解できない、才人の生き方。 今年(11年/宝卯)は、60年に一度の干合支合年。 午未天冲殺にあっても、極めて現実的な思考の小野にとって、 財運に恐ろしく好かれる季節。 果てしない創造力の世界にのみ生きていれば、 困ることはなにもないはずです☆ |
綾辻行人○60-1223 |
草山鉄陽 酉子子※+4 牽司車龍龍(龍主導) 木性(09)火性(00)土性(08)金性(45)水性(52)/総合114 午未天冲殺/天冲殺(54歳木午/64歳草未) 天剋地冲(24歳宝卯)/主導DNA半会(44歳雨巳) 木性脆弱/火性ゼロ(野人)/土性脆弱 +4歳畑丑/14歳鉄寅/24歳宝卯/34歳海辰/44歳雨巳/54歳木午/64歳草未/74歳陽申〜 |
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 1 年// 宝 卯 入口 |
11年●01月分 11年●02月分 11年●03月分 11年●04月分 11年●05月分 11年●06月分 11年●07月分 11年●08月分 11年●09月分 11年●10月分 11年●11月分 11年●12月分 |
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