■一部オヤジ文化人のアイドルにして、変化球多彩の辛酸なめ子こと
メディア・アクティビスト池松江美(74-0829/海寅)。
94年(木戌)に、GOMESマンガグランプリで「94GOMES賞」を受賞以来、
主に「辛酸なめ子」名義で、過剰な描き込みとエロ→オカルト→トレンド等、
あらゆる日常の情報を詰め込みながら、
結果的に日常を逸脱したコミックを、雑誌やwebなどに発表。
一方、池松江美の名前ではエッセイや立体作品などを手がけるスグレモノ。
埼玉県生まれ、武蔵野美術大学短期大学部グラフィックデザイン専攻卒業の池松は、
DNA「龍」主導で、物の裏側を見る人。
本質が環境により変化し、形に恵まれると精神苦。
攻撃されても、適宜にかわすことのできる人。
「龍+鳳」は、内面葛藤激しく、エネルギー消耗激しく、
芸術方面に多大な才能を発揮し、新世界の夜明けを切り拓く。
鳳×3もあり、一見柔らかいムードをかもしだすが、
鋭い切り口は他の追従をみない一方、案外だらしない面もあり、
その気にならない自分との葛藤を楽しむ。
「龍+貫」は、忍耐力あり。初心者との、本質的な和合には、時間を費やす。
「海+龍+申月」は、学問や芸術をお気楽のなかで、極める。
10年運初旬「7歳宝未」は、DNA「玉」の思慮深さとひとつの物事を掘りさげる体質。
「宝未」の懐疑の念を付加されるも、条件なし。
ごく普通のスタートを切る。
2旬「17歳鉄午」では、主導DNA「龍」がまわり、本格的に自己確立をなした。
「27歳畑巳/37歳山辰」が、10年運天冲殺で、流れにのって社会に認知される時期。
ただし、現在の10年運「27歳畑巳」は、進むに進めず退くに退けず、
闘争心がありながら、結果を求めると芳しくない名誉もつきまとうという、
チグハグさがあり、原則異性にも裏切られると、泣くに泣けない面もあり。
宿命の特長は、エネルギー243点と相応。
年支と日支(共に寅)が同一のため表裏なく、そこがまた魅力でも弱点でもある。
また、月干支「海申」VS日干支「海寅」の納音持ちで、どこか秘密めいた人。
思いきりの良さと、お気楽な遊び心が同居する。
「寅」年生まれ「海寅」は、結果「王道」を行くべき人。
そこそこバランスのとれた構成だが、
(現在の10年運で)ラッキーカラー「陽」が含まれる「寅」が害されているのは、
ちょっとお気の毒。
しかし、これをハネかえすだけのパワーは、さすが「海寅」らしく、
自分が一番だと信じていることに由来するのだろう。
今年(木申)は、表現方法の対冲で、害もいくらか軽減する。
ますますの飛躍を期待したいところだ! |