★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 1 2 年(海辰)●12月 海子 // 移 動 祝 祭 日 |
■12月分一覧 (2012年●目次) |
松浦理英子●奇貨は親友の証し(2012_1201) |
令丈ヒロ子●茶子と三人の男子たちとショボイ超能力(2012_1209) |
谷川直子●おしかくさま 軽いお金の神様はATMにいる(2012_1217) |
さかもと未明○乱れっぷりの起源は夢の続き(2012_1223) |
青木奈緒●風はこぶで曾祖父幸田露伴の名を高める(2012_1225) |
■2012年12月01日(土)陽申 |
松浦理英子○奇貨は大切な親友の証し |
○男友達もなく、女との恋もないような 変わり者の45歳の中年作家の心を捉えたのは、 三年前から2LD+納戸をシェアする十歳年下の女性性愛者の親友との 女同士的な恋と友情で、いわゆる恨み話のガールズトーク。 女たちの世界を観察することに無上の悦びを見出す彼だが、 やがて欲望は奇怪にねじれてゆく。 彼女に自分以上の友達が出来てしまったからだ。 嫉妬のあまり盗聴したり、まるで子供じみて情けない――。 濃く熱い魂の脈動を求めてやまない者たちの 呻吟を全編に響かせつつ、男と女、女と女の交歓を繊細に描いた 松浦理英子(58-0807/陽辰)の友愛小説『奇貨』が、 08月31日(木子)のDNA「龍」の天冲殺半会日に上梓された。 愛媛県松山市出身で、青山学院大学文学部仏文科を卒業し。 大学在学中の78年(山午)の年干支「山戌」の大半会を伴う DNA「鳳」の土性強化年に「葬儀の日」で文學界新人賞を受賞しデビュー。 88年(山辰)の年干支「山戌」の土性強化納音年には、 「ナチュラル・ウーマン」という問題作を提議。 94年(木戌)のDNA「龍」対冲年に 「親指Pの修業時代」で女流文学賞を受賞。 07年(灯亥)には「犬身」で読売文学賞を受賞した松浦は、 DNA「調」主導で、俗っぽさもあるものの、恐ろしく偏った少女性。 「調+鳳」は、光が分散され曖昧な柔軟性。 「調+調」は、哲学的で常識を軽く飛び越えてしまうような精神。 「鳳」×3「調」×2の発信こそが全て。 「陽+調+未月」は、若くして老獪で運命的方向に進みやすい。 「戌」年生まれ「陽辰」は、本人なりの王道。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の陽光で、 異様に頑固で常人の理解を超えた山脈と 事件多発の物騒な街並みを照らす、暑くるしさは半端ではなし。 総エネルギー272点は、子丑天冲殺でもあり濃い存在感ながら、 生日冲殺で自由に振る舞えず。水性は「辰」内陰の水性で、自尊心。 真性の守護神は「海」の男勝りの稼働力であるし、 土性117点を脱力とみれば、寡作であることも納得済み。 地支に目を向ければ、年支「戌」月支「未」日支「辰」のオール土性。 四土格で「丑」が揃えば入格して、予測不能のいわゆる何でもあり。 土性は凝り性であるが、あまりにも強いため、 これを制御するには「陽」にとって水性のDNA「車」が必要も、 存在しないため、力を持てあまし、ジリジリとするだけで、 派手な動きにより、他を圧倒するまでに至らないのであろう。 年干支「山戌」は、精神的自由が少なく、 近しい人にその思いがなかなか伝わらない。 月干支「畑未」は、理性があるものの感情先行の怠け者。 そして日干支「陽辰」は、表面温厚内面辛辣で、 裏切られることで成長していくタイプ。 干支番号構成は、35-56-53で西方北方領域の夏生まれ。 時代とは少々ズレがあるところに、位置している。 後天運は、初旬「10歳山午」がDNA「鳳」の発信力。 年干支「山戌」を大半会する成功運型で、 中庸精神の強化は、表現力が豊かになるうえに、 ターボ運(子丑天冲殺廻り)のため目立つ。 2旬「20歳灯巳」は、DNA「石」の和合。 妥協であり屈辱もあったため、芥川賞には縁がなかった。 3旬「30歳陽辰」は、DNA「貫」の律音。 善し悪しはともかく、威力増大で自分のやりたいことを貫いた。 4旬「40歳草卯」は、DNA「玉」の害。 気分が悪い時期だが、宿命にも持ち合わせるもので、ありがた迷惑。 実際、07年(灯亥)のDNA「石」年には、 センス・オブ・ジェンダー賞の大賞にも選ばれるが、辞退している。 現在の5旬「50歳木寅」は、年支「戌」の半会を伴う DNA「龍」の宿命にない風が吹いているので、新たな挑戦である。 今後は6旬「60歳雨丑」が、DNA「牽」の10年運天冲殺と四土入格で、 仕事に対する取り組みを変化しつつ、私的面の発信も濃厚。 ともかく、話題になることが少なくない繁忙期。 7旬「70歳海子」は、DNA「車」の宿命にない真性守護神半会の10年運天冲殺。 より奉仕も必要になるが、晩年にも稼働力が上昇する子丑天冲殺らしく、 精一杯働き続けるはずである。 8旬「80歳宝亥」は、DNA「司」で、さすがに地味。 今年(12年/海辰)は、年干支「山戌」の天剋地冲を伴う、 仕事に向き合う大逆転しながらも、 一過性であろうと「海」というステージが与えられ、稼働力の向上。 60年に一度の干合支害年(11年/宝卯)で苦労したとはいえ、 この年に新作を産み出せたことは良き流れ。「調」は偏りであろうと本質。 ここに10年運の「龍」で、不満を向上心に変換する力が芽生える。 もう寡作とは言われずに、量産体制に入っても構わない。 ありきたりではない新境地に期待したいもの☆ |
■2012年12月09日(日)木辰 |
令丈ヒロ子○茶子と三人の男子たちとショボイ超能力 |
○03年(雨未)にシリーズがスタートし240万部を売りあげた 小学生が主人公の「若おかみは小学生!」の作者 令丈ヒロ子(64-0131/畑卯)が、 07年(灯亥)の守護神半会年に中学生向けに書いた 「S力人情商店街」を『茶子と三人の男子たち』と改題して、 11月01日(陽寅)の守護神日に、 大人達にも読んで貰おうと「新潮文庫」から刊行した。 同作は、さびれつつある商店街で育った女子中学生の茶子(実家は和風喫茶)が、 同級生のやんちゃだけど頼りになる吾郎、 「ぜったいこうなる」と思うと反対のことが起きるマイナス屋の研、 いかつい身体の割には女の子っぽい吉野という幼なじみ達と、 神社で雷に打たれ、超能力を授かった。 エスパーアイドル誕生か……と思いきや、それぞれの不思議な力はどこか 「しょぼい」(S力=しょぼい超能力)。 果たして、脱力系の活躍で布団店を襲う謎の事件を解決できるのか? かわいいおじいちゃんお塩力さまや、薬局のおばあちゃんに、 登場している食べ物も、どこか懐かしい「玉」満載。 さびれてるなんて言わせない。商店街をこよなく愛する「防衛隊」たちの ユーモア青春小説に、緩く、それでもワクワクするのもいい。 嵯峨美術大学および成安造形大学非常勤講師。 大阪府出身で、帝塚山学院から嵯峨美術短期大学(京都嵯峨芸術大学)を卒業。 講談社児童文学新人賞に応募した 「ぼよよんのみ」で90年(鉄午)作家デビュー。 前記「若おかみは小学生!」の他に、 「レンアイ@委員会」「メニメニハート」「ダイエットパンチ」 「料理少年Kタロー」「ダブルハート」などをヒットさせた令丈は、 DNA「貫」主導で、庶民的な強情。 才能も「貫」で、状況設定を変えながらも基本は頑固。 「貫+車」は、威勢が良い。 「草」から表出される「車」×3もあるため、 ざわめくような粘り腰と、主役はありながらも登場人物の多彩さ。 「貫+禄」は、憎めないへそ曲がり。 「畑+貫+丑月」は、生き方を変えない。 「卯」年生まれ「畑卯」は、自分が大好きという構図。 宿命の特長は、晩冬午前二時頃の雨に濡れた「畑」。 作物はあるものの、売り物にはなりきらず。 土性の「畑」を市街地ととらえれば、 「草」は庶民ながら、火性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人のため、 活性化するはずもなく、まさにさびれた市街地。 総エネルギー180点中、本体土性は僅か26点。 水性は56点と水没した土地というよりは、水の底の泥。 木性90点は、多数の水草がからみあっているとも見える。 野人の体質は、ほっておいたら木性は育たぬが、あるなしは意識せずに、 火性の恩恵が受けられるのを待ちわびながら動き回ったり、 無限大に創造力を思い巡らすことで、ふりをしながら生きていくもの。 この場合、木性が勝ちすぎており、根を張られている土性の本質はみえない。 したがって、令丈の実態もまるで見えない。 木性も樹木があれば、DNA「牽」の名誉を重んじていくが、 「草」ばかりなので、体面より何処にでもありそうな、 育つ前の(出荷は出来ない)、子供を描く(草という集団)ことが使命。 そして金性(DNA鳳/調)の表現力は僅か8点。 これは、面白くないと一刀両断しては味も素っ気もなく、 あえて、広くしないばかりか、 そもそも「畑」に石ころは不用というのが大原則。 そして、年支と日支の同一(共に卯)は、切り口は変えずというところだ。 年干支「雨卯」は、模範的で迫力に欠けるが、子供大好き。 月干支「草丑」は、忍耐力ある職人芸。 そして、日干支の「畑卯」は、庶民的な開拓者で、おてんば。 干支番号構成は、40-02-16と相応に幅広いところに、 野人とはいえ時代整合性ある冬生まれは強味であろう。 後天運は、初旬「2歳陽寅」が宿命にない火性のDNA「玉」で、 母性出生地の救いで、生きながらえた。 月支「丑」と年支と日支「卯」の隙間も埋める「寅」の存在は、 暖かみの恩恵ばかりか、強い木性の加勢で芯が強くなった様相。 申酉天冲殺でもあり、故郷は嫌いではないはず。 2旬「12歳灯卯」は、同じく宿命にない火性のDNA「龍」。 熱いうえに「卯」は、年支と日支にもつので、「卯」×3の木性旺地の賑わい。 出版社のコンクールに応募したり、お嬢様学校の演劇部でも大活躍。 この時代は、SF作家になるのが夢だったという。 3旬「22歳山辰」は、社会参加の時期だが、DNA「石」の妥協と害。 とりあえず就職はしたのだが、屈辱は良しとせず辞めたのか。 おそらく一度上京した時期は、ここであろう。 とはいえ、刺激さえ与えれば、年干「雨」は「灯」に、 10年運という環境は「陽」に変化したのは救い。 「辰」内「草」の根っことも通じており、ここでデビュー。 冬生まれが、ありがた迷惑的なスタートをきったために、 どこか暗さも内在させており、作品のなかに感じさせる部分あり。 4旬「32歳畑巳」は、DNA「貫」の才能強化自己確立。 「巳」内火性「陽」を得たために、現実的な救い。 現在の5旬「42歳鉄午」は、月干支「草丑」の干合支害の揺れが若干あり。 存分にある月干の「草」が「宝」となり、10年運と共に金性が強化。 方向性の変化は、原爆問題にも挑戦したDNA「調」。 ここでも「午」内火性「灯」の応援があり、現実的な困窮はなし。 この後の6旬「52歳宝未」も金性強化のゆとりの半会。 「卯」VS「未」で木性は強化されるものの「未」内火性「灯」も強味。 月干支「草丑」の天剋地冲は腹をくくれば、大きな立場の変化。 このあたりまでは、相応に頑張るのだろうが、 さすが7旬「62歳海申」のDNA「司」の堅実な10年運天冲殺。 8旬「72歳雨酉」のDNA「禄」の感謝の10年運天冲殺の水気は、 望みたくないだろうから、そこまでは期待してはいけない。 是非とも、慌てない晩年。投機ではなく、奉仕で過ごしてほしいものだ。 「商店街が好き」という令丈の思いは、 宿命としては正しいうえに、そのための努力も買う。 しかし「車」らしく行っているtwitterでのプロフィールは、 「こどもむきの本を書いております」・・・か。 間違いではないのだが、金性が少ないとはいえ、味気ないぞ。 大人になっても、変わらないもの大切なもの、 それを伝えていくのが、役割だと思うから、冬生まれでヒッソリであろうと、 老人のお世話があろうと、もっと大袈裟になるべきだよ。 最近は、少女時代に魔法を使えたことを忘れてしまう大人に、 いまいちど真剣にそれを思いださせてやってほしいのだ。 さて、今年(12年/海辰)の令丈は、DNA「司」の害。 裾野を拡げる作業であろうと、塩濁には違いない。 やはり「子供向き」と言われてしまえば、熱気も失せる。 子供=南方=暖かみ=未来の象徴が、今の日本に欠けているものではないか。 ぜひとも、暗さなりの持続には期待する。 同じく大阪育ちで、宝塚のトップスターだった真矢みきとは同一生年月日。 名前は真矢のほうが知れてはいるだろうが、野人そのままの真矢より(笑)、 無限大の習得本能を駆使する令丈だって、かなり才能は活かしている。 まだまだこれから熱くなっていくわけだ☆ |
■2012年12月17日(月)海子 |
谷川直子○おしかくさま 軽いお金の神様はATMにいる |
○08月21日(木寅)の主導DNA「石」日に、第49回文芸賞を受賞した、 谷川直子(60-0227/草酉)の『おしかくさま』が、 11月09日(木戌)の主導DNA「石」の害日に上梓された。 同作は、即物的に宝くじやギャンブルを当てさせる インターネット上の神様の話で、お参りする場所はATM。 しかも縁起のいいATMが告げられ、信者は必死にお参りに向かう。 おしかくさまを信仰する、おばさんたち四人にいんちきを諭そうとする元教師。 元教師の娘が父の後をつけ、その宗教にハマっていく。 現実的なものばかりで、精神的に成長しない娘に 人に教えるのが大好きな父親と、それを認める母親が、 現代日本の稚拙さを表しているという快作。 兵庫県神戸市出身で、筑波大学第二学群比較文化学類を卒業後、 雑誌編集者として働きながら、 競馬やファッションに関するエッセーを発表してきた谷川は、 DNA「石」主導で、本質は孤独なのに、仲間頼りの面あり。 才能も主導する「石」で、草の根和合心。 「石+龍」は、純粋無垢な技術力あるも、経済感覚はいまひとつ。 「石+車」は、常に完璧を目指したい闘争本能。 「石+牽」は、格好をつけて流れに乗る切れ味。 「石+司」は、家族も仲間も一緒くたにして生きながらえる。 「草+石+寅月」は、励ましが成長の素。 「子」年生まれ「草酉」は、矛盾だらけの人生を満喫する。 宿命の特長は、初春午前四時頃の遠慮気味な剥きだしの岩石がある 山間に咲く花で、薄暗い田舎で、孤独が似合うのに、 切り株みたいなものに寄宿している様相。 一人でも充分やっていけるのに、依存するものがないと生きていけない。 生来の批判精神を活かしきるためには、そのほうが都合が良いのだろう。 守護神火性の「陽」は、月支「寅」内のため使いづらく、野人扱い。 救いであろうと、ストレートな女性的感性は、苦労に苦労を重ねて物にするが、 総エネルギー140点と迫力はないものの、 茨なり棘のような存在なので、無闇に近づくと怪我をする。 年干支「鉄子」は、取り越し苦労が少なくないものの自尊心強し。 月干支「山寅」は、お世辞が通用しないどっしりとした美意識。 そして日干支「草酉」は、盆栽の花のように完成している一本気。 婚姻に対する異常性を持ち、平凡を嫌う。 完璧を追求するあまり、一度ですまない恐れ。 とはいえ、相手に恵まれぬほうが、人間性は上がる傾向。 干支番号構成は、37-15-22と南方西方領域で、 若い人より年長者命の午未天冲殺としては、やや時代にはあわぬ風情。 後天運は、初旬「7歳灯丑」が、DNA「鳳」の守護神半会。 熱気で一気に開花し、年支「子」と月支「寅」の 隙間を埋める変則方三位なるも、これといった後天稼働力はなし。 生き抜くために、この人なりの常識は備わった。 2旬「17歳陽子」は、DNA「調」の守護神支合。 月支「寅」内「陽」と呼応し、相応な稼働。 大学時代は寮生活であったし、上野動物園でのバイト経験もあるそうだ。 初婚は、84年(木子)の主導DNA「石」年あたり。 3旬「27歳草亥」は、DNA「貫」の特別条件付10年運天冲殺。 91年(宝未)の、条件なし天冲殺では「競馬の国のアリス」で、 エッセイストとしてデビュー。 4旬「37歳木戌」は、同じく特別条件付10年運天冲殺だが、 主導DNA「石」の害というおまけつきで、略奪婚だった相手を、 因果応報みたいな奪われ離婚し、屈辱の自己確立を果たした模様も、 懲りずに04年(木申)の月干支「山寅」の天剋地冲を伴う 主導DNA「石」年の最後の最後の05年01月(灯丑)に、 25年ぶりに再会したという大学の同級生と再婚。 同06月(海午)の条件なし天冲殺月から、長崎県五島市在住ということである。 05年(草酉)は、律音で人生の折り返し地点となったはず。 現在の5旬「47歳雨酉」は、DNA「龍」の新たな挑戦。 夢や目的・方向性の変化により、月干「山」と干合がなされれば、 月干は「陽」に、10年運は「灯」という守護神環境。 だからだろう、エッセイではなく小説世界へと進み、 新人の登竜門という位置付けの文芸賞としては、女性最高齢の受賞となった。 今後は6旬「57歳海申」のDNA「玉」の原点回帰を経て、 7旬「67歳宝未」がDNA「車」の10年運天冲殺で危険。 8旬「77歳鉄午」がDNA「牽」の名誉の10年運天冲殺を迎えるが、 本質は大きく変わるはずのない「草酉」とはいえ、 益々老人社会となるこの国で、仲間と上手に破天荒な世界を構築するのだろう。 頼れるのはお金だけというような発想は、 月干にDNA「司」の「山」がそびえ立つからで、 この人らしいといえば、それまでで、何か頼るものがないと不安になったり、 そこにとてつもない思いを巡らせていくことで、暖も発生する。 文芸賞の授賞式は10月24日(山午)の、DNA「司」の天冲殺日。 「山」重なりのうえ、場所も東京・神田駿河台の 「山の上ホテル」というのだから、笑っておきたい。 なお、谷川の元夫は作家で、同賞の選考委員でありながら 最終的に決を辞退した、高橋源一郎(51-0101/鉄子※午前四時前生まれ判断)。 「高橋さんは私が元妻であることを話し、 決を棄権した訳を説明するとともに同業者になったのだから、 これからは容赦はしないよと激励してくれた」と、 谷川が同日の日記であかしている。 これこそが高橋の条件なし天冲殺(12年/海辰)現象の夢の中だし、 谷川のDNA「玉」の支合年でもあったはず。 老年世界も「玉」ならば、元夫も「玉」であったことが象徴的。 さらに付け加えれば、高橋は本年より「62歳草未」の干合支害突入。 むろん、その答えは異性の裏切りと経済的失速への入口。 「寅」年生まれ「鉄子」で、相当なワガママである高橋は、 天冲殺は感謝であり奉仕だが、強がり発言は恐れの裏返し。 あんたがボロ雑巾のように廃棄した過去が、 見事見事に夢のなかで、報復現象として現れたのである。 さて、香港まで日本馬を応援に入った谷川先生は、 調子でも崩したのか、 現地では膀胱炎だとか、血尿がでたとか騒いでいた。 そりゃあ塩濁年で、身体は冷えるのだから無理もない。 天剋地冲年だった去年(11年/宝卯)から、 (受賞が)頑張ってきたご褒美でも、 それは高橋と対峙させるために、自然界が仕掛けたお試し。 そんななかで、12月23日(山午)に行われるJRA今年最後のG1有馬記念は、 「海」重なりで、はしゃいでおるだろう谷川の 「司」の天冲殺日なので、独壇場ではないかと思うが、 ぜひ、予想をたずねてみたいものだ☆ |
谷川直子○60-0227 |
草山鉄陽(月支内のため野人扱) 酉寅子※-7 牽司車石龍(石主導) 木性(38)火性(14)土性(28)金性(38)水性(22)/総合140 午未天冲殺/天冲殺(27歳草亥/37歳木戌/67歳宝未/77歳鉄午) 変則方三位(7歳灯丑)/主導DNA害(37歳木戌) 火性脆弱/土性脆弱/水性脆弱 -7歳灯丑/17歳陽子/27歳草亥/37歳木戌/47歳雨酉/57歳海申/67歳宝未/77歳鉄午〜 |
■2012年12月23日(日)山午 |
さかもと未明○乱れっぷりの起源は夢の続き |
○06月11日(雨卯)の干合天冲殺日に出版した 「女子のお値段」の発売記念トークショウを 06月22日(木寅)の、DNA「車」の天剋地冲天冲殺日に行った、 さかもと未明(65-1021/山申)が、 今年(11年/宝卯の最終月)の宝重なり01月(宝丑)に、 横浜市内の開業医と再婚したことを告白。 これは10年(鉄寅)のDNA「鳳」の遊びがすぎた天冲殺年に、 院長の夫人から1.100万円の慰謝料を求めて 東京地裁に提訴された顛末。 膠原病の治療を通じて院長と知り合い、 05月(宝巳)には病院内でチャリティーライブを決行。 所属事務所では不倫関係はないとし、 「多くの誤解が生じており、誠意を持って対応したい」としていたが、 結局は不倫に略奪。 10年運「36歳鉄寅」と年運(10年/鉄寅)で、 年干支「草巳」が干合支害され、DNA「牽」の不名誉。 条件なし天冲殺のDNA「鳳」で、遊びのツケ。 初旬「6歳灯亥」は、DNA「玉」の害で、摂食障害や母親との不仲。 おばさまを敵にまわしてやってきた報い。 現在の10年運「46歳宝卯」は、DNA「調」の10年運天冲殺で、 話題にはなったり目立つことはあろうが、 守護神の月干「陽」が化水化して、アウト。 品良く生きられないことに問題があるのに、結婚したのか(笑)。 「女の幸せはキャリアでなく結婚だわ」は良いとして、 それって、完全に条件なし天冲殺年(11年/宝卯)の夢の中ではないか。 しかも、相手の元妻から不倫で提訴された訳あり。 「生物学的にも、男女平等はうそ。女は消耗品。 私はそうなりたくなかった。人間として扱われたかった」ではなく、 夢の続きを見ているだけ(笑)。 神奈川県横浜市生まれで神奈川県厚木市育ち。 玉川大学文学部英文学科を卒業し、 アパレル商社勤務、2年間の主婦を経て、離婚後漫画家として活動。 現在の夫は、神奈川県横浜市都筑区にある 最先端ガン治療センター南クリニック院長のさかもとは、 DNA「貫」主導で、頑固者で我が儘。 「貫+鳳」は、一見温厚も中身は別物。時流に乗るようで実は苦手。 「貫+禄」は、素直さなし。 「貫+牽」は、これといった主義主張はなく打算的。 「貫+龍」は、短時間和合難しく心底は地味。 「山+貫+戌月」は、成長せずも維持力あり。 「巳」年生まれ「山申」は、本質は受身。 また、月刊誌「VOICE」2012年12月号に掲載した、 今夏愛媛県に夫と旅行した際に、JALに対するクレームが物議を醸している。 1歳ぐらいの乳児が離陸から着陸前まで長時間、 泣き叫び通しだったと腹を立てたさかもとは 「もうやだ、降りる、飛び降りる!」とわめき 着陸準備中の機内を、出口に向かって走り始め(航空法73条違反)、 機内及び飛行機が羽田に着陸した後も航空会社に対して、 激しくクレームを言い続けたという。 「機内で泣くような幼児は飛行機に乗せるな。 どうしても乗せるのであれば隔離できる空間を作れ」という主張で、 母親にも徹底的に抗議をしたという。 条件なし天冲殺に再婚したように、どこかズレているわけだから、 月干支「陽戌」の天剋地冲年の今年(12年/海辰)に試されている。 10年運「46歳宝卯」は、DNA「調」の反抗で、 単にクレーマーと化しているのは情けない。 本来は丁寧な気づかいと奉仕であろう。 ブログでも横浜市にまで闘いを挑んでいる有様を報告しているが、 「山」に水性は忌み神。むろん配偶者方向で放置している夫が悪い。 崩れるばかりで、生涯闘い続けるのは辛いぞ(苦)〜☆ |
さかもと未明○65-1021 |
山陽草陽 申戌巳+6 牽龍禄貫鳳(貫主導) 木性(15)火性(65)土性(80)金性(80)水性(20)/総合260 寅卯天冲殺/天冲殺(36歳鉄寅/46歳宝卯) 害(6歳灯亥)/大半会(16歳山子)/干合支合(66歳雨巳) 木性脆弱/土性過多/金性過多/水性脆弱 +6歳灯亥/16歳山子/26歳畑丑/36歳鉄寅/46歳宝卯/56歳海辰/66歳雨巳/76歳木午〜 |
■2012年12月25日(火)鉄申 |
青木奈緒○風はこぶで曾祖父幸田露伴の名を高める |
○随筆家の青木玉(1929-1130/畑卯)の娘で、 作家の幸田文(1904-0901/木子)の孫、 作家の幸田露伴(1867-0822/木戌)の曾孫にあたる 翻訳家でエッセイストの青木奈緒(63-0414/灯亥)が、 11月21日(陽戌)のDNA「石」の月干支「陽辰」の納音日に、 中越地震をモチーフとした初の小説『風はこぶ』を上梓した。 同作は、大手ハウスメーカーを辞めインテリアコーディネーターとして 小さな設計事務所で働く34歳の比較的真面目な女性が、 新潟でひとり暮らす祖母が中越大地震に被災し、 仕事に恋に家族のありかたなど、人生の転機を迎える時期を乗り越え、 新たな人生を歩み始める過程を、風が吹くような文体で描いたもの。 東京都文京区小石川生まれ、学習院大学文学部ドイツ文学科を卒業。 同大学院修士課程修了後、オーストリア政府奨学金を得てウィーンに留学。 89年(畑巳)のDNA「鳳」の対冲年より 翻訳・通訳などの仕事をしながらドイツに滞在。 98年(山寅)の年支「卯」と月支「辰」の春の方三位のからむ DNA「調」の支合年に帰国し、 「ハリネズミの道」でエッセイストとしてデビューし、 幸田家四代の文筆家として話題。 02年(海午)の60年に一度の干合天冲殺年には 「縁つながりのアテの話」が、 日本エッセイスト・クラブのベストエッセイに選ばれ、 NHKの中央番組審議会委員も務める青木は、 DNA「龍」主導で、芯が強い改良改革精神の持ち主。 「草」から導きだされているため、 持続力より時折パッと花火のような輝きをみせる。 「龍+龍」は、複数の仕掛けをはなつ、休息なしの精神力。 「龍+玉」は、基本中の基本は抑えるも、 心で思うこととは異なる流れになりやすく、周囲と軋轢をうむ。 「龍+車」は、天気雨のような、ひらめき。組織に属さず自由人の発想。 「龍+石」は、技術力備わるも、遠慮あり。 「灯+龍+辰月」は、理屈っぽく渋い裏方の様相。 「卯」年生まれ「灯亥」は、矛盾の多い人生。 宿命の特長は、晩春午前八時頃の街灯。年干支の「雨卯」は、弱い霧。 月干支の「陽辰」は、強い陽光で、天気雨という環境で、消し忘れた街灯。 または、交通機関などの駅舎の目印看板。 強い存在感はなくとも、出社時間帯のため相応の役割。 金性ゼロ(DNA禄/司なし)は、おそらく昼間もつけっぱなしであろうから、 経済感覚はないというか、優しさは感じられず、家庭的な味わいに薄く、 派手な灯火なのに、どこか地味。 人は真面目と評価することもあるだろうが、実際は少々違う。 春生まれのため、野人扱いで、貪欲に生きるべき。 総エネルギー198点中木性75点は万全で、 出自はいいのに、稼働力はもうひとつということか。 年支「卯」VS月支「辰」の害は、親と家系の微妙なズレ。 事実、女系のため苗字は幸田ではなく青木になっている。 とはいえ、年支「卯」VS日支「亥」の半会もあるので、家系を気にせずに、 結果を即座に求めるようであれば、ストレスも少ない。 午未天冲殺の目上受けする部分を最大限にひきだせば、 とまれ、露伴の血が流れているのだから、 期待に応えるため、努力はするだろうし、宿命以上の燃焼は出来るはず。 年干支の「雨卯」は、積み重ねを得意とする常識的な模範生。 月干支の「陽辰」は、段階的に進むも、挫折を経験して本物となる。 そして日干支の「灯亥」は、念の入った感性を豊かに活かす。 干支番号構成は、40-53-24で相応の領域を所有するうえ、 水性は72点を所有し、時代整合性あり。 後天運は、初旬「7歳灯巳」は、日干支「灯亥」の納音で成功運型。 DNA「貫」の自我とは別に、現実面の何かの崩壊があったはず。 守れば守るほど危ういが、年支「卯」月支「辰」に連なる「巳」なので、 親に関する事情もあったか。76歳迄は何をしても目立つ ターボ運(子丑天冲殺まわり)を与えられている。 2旬「17歳山午」は、DNA「調」の独創性が際立つ10年運天冲殺。 年干「雨」を干合させれば、年干は「灯」になり火性天干一気完成で、 一気に燃焼するが、環境も「陽午」になり、 爽やかさを求めてか、この10年運最後のあたりで、渡独。 3旬「27歳畑未」は、DNA「鳳」の中庸10年運天冲殺。 帰国してエッセイストとしてのデビューは至極真っ当。 4旬「37歳鉄申」は、DNA「司」。 宿命にない金性の堅実さが与えられるも、害。 守護神金性のありがた迷惑もあって、 年支「卯」VS月支「辰」の害が切れた06年(陽戌)に、 同い歳と思われる相手と結婚しているが、焦りは無念につながる。 現在の5旬「47歳宝酉」は、同じく宿命にない金性のDNA「禄」。 破格の引力本能強化。 年支「卯」VS月支「辰」の害も切れ、月干「陽」の方向性の変化は DNA「牽」の名誉へと歩む設定を迎え、 守護神を背景に作家デビューとなった。 この後は6旬「57歳海戌」の同じく年支「卯」VS月支「辰」の害切れながら、 干合ではない本物のDNA「牽」なので、評価も一気に上昇する見込みである。 そして7旬「67歳雨亥」は、DNA「車」の危機的状況で、 体調不安を抱えながらも精力的に動く。 今年(12年/海辰)は、DNA「牽」の役割発揮。 テーマは「きまじめに都会生活をおくる三十代女性の葛藤」。 災害をふくめた自然現象にかかわる話は、この人らしい。 雑誌の連載をおえ、手直しをしている宿命にない金性の半会年(11年/宝卯)に、 東日本大震災が起きたことが、即座に単行本化出来なかった理由だが、 私達が経験した未曾有の自然災害は、 今このときのほうが、いくらかでも客観的にとらえられるのだろう。 巡り合わせとは、このことであるし、 母親とは共通干がなく、祖母とも共通干支がない青木が、 曾祖父の露伴の年干支「灯卯」を大半会するのも興味深い。 (青木が午未天冲殺のため)おそらく、この家系の五代目はないだろうが、 日座冲殺の曾祖父の名前を高める、あるいは再確認することは間違いない。 だからこそ、筆名は幸田の苗字を使ってほしかった。 あえて言えば、主人公の住まいが小石川であったり、 後半に登場する結婚相手がドイツに仕事で向かうなど、 随所に青木らしさがあるとはいえ、 主人公が辞めた会社とかかわりすぎであったり、 元の勤め先にいる煮え切らない交際相手に仕事の相談をするなど そのプロット(仕組み)は、別に聞かんでもわかるだろう(笑)。 結婚せぬなら、だらだらと元同僚と交際しても意味不明。 案の定正体みたりで破局となったが、 表向きな形にこだわるいけすかない相手は上司の娘と結婚させるなど、 「灯亥」らしい毒も盛られている。 新たな出会いは、唐突すぎて、堅実な主人公に似合わぬが、 そこは運命的な流れを体感する「灯亥」のご愛嬌か。 ちなみに青木の生年月日は、カーヴィーダンスの樫木裕実と同一。 現実世界で財を追求した樫木より、 青木のほうが、宿命を活かしきっていることは明確だ☆ |
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 2 年// 海 辰 入口 |
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