清く正しく美しく○幸せ発電所→BE●移動祝祭日↑
BE●苺1BE●苺2
 ■小さいけれど、大きく育つヒント。
運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆
2 0 2 0 年(鉄子)●02月 山寅 // 移 動 祝 祭 日
 
02月分一覧 (2020年目次)
岩井勇気僕の人生には事件が起きないは、真っ赤のウソ(2020_0201)
平民金子ごろごろ、神戸。これからどうなる?!(2020_0208)
伊岡瞬不審者とリトルはまがうことない作者の姿(2020_0215)
清水裕貴ここは夜の水のほとり枯れることはない(2020_0224)
 
■2020年02月01日(土)木戌
岩井勇気僕の人生には事件が起きないは、真っ赤のウソ
岩井勇気//僕の人生には事件が起きない○BE
○幼稚園からの幼馴染だった(86-0519/雨亥)と
05年(草酉)に
イチ結成。
ボケ担当でネタも作成。アニメと猫が大好きという
岩井勇気(86-0731/陽子)が、
「小説新潮」に18年(山戌)のDNA「鳳」年の07月号から
19年(畑亥)のDNA「調」の主導DNA年の07月号まで
1年にわたって書いたエッセイに超目玉「澤部と僕と」を書き下ろした
僕の人生に事件が起きないが、
19年09月25日(草丑)のDNA「玉」の支合日に刊行されるや、
たちまちベストセラーになり、
早くも「
九刷り重版になりました!きゅうずり!
折角書いたんで買って読んでください。
」と呟いている。

同作は、ハライチの眼光鋭いほうで、ほぼすべてのネタを作っており
相方に脚光を浴びるように仕向けながら、
実は
したたかで誰にも真似の出来ない存在感を放つ岩井の
タイトルに偽りありのエッセイで、
日常に潜む違和感や芸人の失敗と狂気を文章にしたためたもの。
がっつりバーベキューができるくらいの
庭付きも視界の先は墓地という
メゾネットタイプの住まいに一人暮らし。
雑草との格闘の末、庭を「死の庭」にしてしまうところだったや、
段ボール箱をカッターで一心不乱に切り刻んだかと思えば、
組み立て式の棚は完成できぬまま放置。
歯医者の予約はことごとく忘れ、コーヒーマシーンに振り回され、
あんかけラーメンの汁を持ち歩く日常や
ルイ・ヴィトンの7階にいる白いペンギンを見張る人との会話。
仕方なく会った昔の同級生にイラつかされ、
恐怖に怯えたタクシー運転手の怪談話まで。
どこからが日常でどこまでがネタなのか。
あえていえば、
自分を曲げない頑固者
良く言えば
シュールで、平穏どころか不穏不吉同居の根拠にせまる。

埼玉県上尾市原市町出身で、現在は東京都港区高輪近辺
居住していると思われる岩井は、DNA「
調」主導で、
迎合することを嫌う緩く見せかけた尖り
才能も「調」で他人と違い、それが生きる源泉になるのであれば、
一人で完結することを好む。
自己の
領域を侵犯されるのを嫌うが、笑いに変換できるのであれば可とするが、
ひとたび
敵と認識すれば、完膚なきまでに叩きのめす
「調+龍」は、
不平不満ばかりで容易く納得しない。
先端の想像力は、現代アート好きでもある。
「調+牽」は、大胆なこだわりで格好つけるわりには、表面的には
粗野
生花の世話をするのが面倒で枯れ木を花瓶にさす。
水を与える必要もないし、半永久的にそのまま。
死のインテリアとも表現する。
できれば
素顔は見せたくないが、持ちあげればその気にもなる。
経済感覚がなく、一般人の無駄感覚は通用せず。
「調+貫」は、
義理人情は通用せず、恩を受けるのも与えるのも快しとしない。
「調+玉」は、
世間知らずで得意分野以外は、苦手。
気に入ったものは飽きるまでだが、本質に気づいてしまえば、あっさり終わる
「陽+調+未月」は、
運命的なものに翻弄される。
澤部との出会いも必然としているが、冷静に利用する部分は排除しない。
「寅」年生まれ「陽子」は、
矛盾だらけの人生
生き方を表す伴星は「司」で、
努力の積み重ね。
物事の始めの洩星は特別に「牽」で、
目上や権威の引き立て。
締めにあたる導星は特別に「調」で、
自己中心で口ウルサイ。

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の太陽だが、
強靱な根っこをもつ草花を競って照らすように
天空にはもうひとつ対になる陽光が輝く不思議な光景でも、
これを漫才の形に活かせば、
一方を相方ととらえれば合点がいく。
先兵となるのが相方で、手前にあるいは自分控える形。
向こうの世界とこちらの世界でもあり、仕事の顔と私的な顔は違うともとれる。
総エネルギー196点は重厚ではなく、どちらかといえば軽妙だが、
自身の火性は73点と強力なのは当然として、
ネタづくりの想像力は67点とそれなりも、
僅か6点でも火性が上回るため、
なんでも納得いく訳ではない
発信力の土性は33点で、
絞りこんで表現する。
金性ゼロ(DNA禄/司なし)は、経済感覚や家庭的な堅実
そして
他人を労る気持ちは微塵もなく配偶者成分皆無なため異性に縁なし
これに月支「未」VS「子」の
害持ちで、
真っ直ぐ進もうとしても
ヨレやすく、かえって捻れたものに縁あり
優柔不断になるかと思えば、キレやすく
内側世界が汚れているので、ほぼ結婚不向き。
猫をこよなく好いているようだが、猫は金性なので、
それで満足しているのかもしれない。
そして、水性は僅か23点で稼働力はいまひとつ。
自分はネタづくりに没頭し、相方を稼働させる図式は変わりなし。
また、年干と日干の同一は
両天秤。演者と作者に二刀流である。
年干支の「陽寅」は、ソツのない技術力。
器用貧乏にもなりかねないが、
頭で考えるばかりか行動もするのでなんとかなる。
月干支の「草未」は、
我慢強く未来へ向けて黙々と努力をするが、
平凡か大成功かいづれかになりやすく、
真面目に生きない場合は、どら息子の典型。
そして日干支の「陽子」は、
移り気で飽きやすく繊細で不安定
いわゆるお天気屋みたいなものだが、周囲に引き立てられて、
それなりのポジションを与えられるが、
浮き沈みのない人生行程を望むことが、幸運持続の術。
干支番号構成は、03-32-13で東方西方東方で、冷徹ではない狂気領域。

後天運は初旬「3歳陽申」は、DNA「」で意固地さが強化された
10年運天冲殺となり、意識せずとも自然の流れで澤部との出会い
この関係は
何が何でも持続させることが使命になる。
また、年干支「陽寅」の納音に、日干支「陽子」の大半会と
通常人の3倍以上の成功運型となり、孫子の代の運気まで消費してしまうので、
感謝や奉仕をどのように消化していくかが課題になる。
2旬「13歳灯酉」は、DNA「
」の10年運天冲殺
望む望まぬは別に、仲間や集団という背景の中で、
流れのなかで運を伸ばしきっていく。
3旬「23歳山戌」は、DNA「
」の変剋律。
表現力を磨く過程での苦悩があればあるほど、才能は磨かれることになる。
昨年(19年/畑亥)の主導DNA「
調」年から始まった
現在の4旬「33歳畑亥」は、DNA「調」の
自己確立で、
本作による執筆などにおける他人とは違う新境地で、
自己を追いつめる苦悩が、自分らしさをより先鋭化させることになるので、
この着想で岩井を
担ぎ出した編集者には頭があがらずも、
まさに絶好調という時代。
今後は5旬「43歳鉄子」が、DNA「
」のありえない金性の出現。
月干「草」を干合することにより
進み行く方向の変化感謝と奉仕に対する苦悩
干合後の月干支は「宝未」になるので、日干支「陽子」とは干合支害となり、
これまでは生きることの悩み、生家との問題、
ネタづくりそのものの苦悩だったが、
突如、
ありえない配偶者成分の出現により、
ろくでもないほど変わった異性と遭遇し、
欺されるような形で結婚する可能性もあり。
あるいは、別の目的や生き方がハマるかもしれぬ。
6旬「53歳宝丑」は、年干も日干も干合で「海」に変わるが、
DNA「司」の
ありえない金性の干合支合で、地道になりすぎて、
面白味にかけるか、前旬で勃発した騒ぎが終息していなければ、
その延長で結婚したりどころか、
それこそ、全く
ありえない何かに挑戦し満足するか。
遥か先なので、その時代なりの妙なものを達成。
7旬「63歳海寅」は、ありえない守護神ともいえるDNA「
」。
歳を重ねても元気。
8旬「73歳雨卯」は、DNA「
」の栄誉で、さすがに現場からは遠ざかる。

さて、岩井は申酉天冲殺でもあり、楽なこともあり長年実家暮らしだったが、
澤部の結婚から遅れること4年で、
そろそろ一人暮らしをするかと思い、いびつにぐにゃぐにゃで
どんな日常でも楽しめる角度があるという発想から、
前出どおり、
庭付きも視界の先は墓地という
メゾネットタイプの住まいに
一人暮らしを始めているのだが、
これは「調」主導で
他人と同じ路線を行きたくない
岩井には好都合には違いないが、
デビュー10年運天冲殺の恩恵と救いの木性とはいえ、
DNA「玉」の条件なし天冲殺の
夢の中だからか、
この
引越も、17年(灯酉)の条件なし天冲殺の夢の中
DNA「石」の妥協というのもおかしいが、稼いでいる芸人にしては、大疑問。
いずれ引越は前提にしているような記述はあるが、
さすがに身強とはいえない岩井が、
墓場の真横に住んで怖いということはない」は
俄には信じがたく、逆にその
ただものならぬ環境が、
こと
仕事に関しては好都合なのだろうが、
これはいくらなんでも
来年(21年/宝丑)の
60年に一度の干合支合年には
解消してほしいもの。
(事務所や編集者は歓迎しないかもしれないが)

また、澤部に対しては 「明るい」「元気」「安心できる見た目
いつもニコニコが自分にはないもので
「ハライチ」の
好感度を形成していると考えているようだが、
一般論として、衆目は
澤部の裏の顔やプライベートには興味がないとし、
実際、 第一子や第二子の誕生の時はいくらか騒がられたが、
第三子誕生は正確に発表せず、数ヶ月もたってから判明している。
澤部とは、もの凄く綺麗にラッピングされたプレゼント」であり、
人々はそのラッピングに感心し中味に興味をもてなくなっている」と迫り、
第一子誕生の贈り物として手作りの白い布を巻いたミイラのような人形を贈り
悪いことは人形が引き受けてくれる」としたかと思えば、
澤部とは、吸収したものをアウトプットしているだけで、
僕だけが澤部のファン
」と悦に入っている。
最初仲良くなった時は小学生とは思えぬセンスを感じた」のは、
その時期が96年(陽子)の
岩井の律音で人生の折り返し地点ながら、
澤部にとってはDNA「司」の
蒐集が主眼の条件なし天冲殺でもあったから。
だから「(澤部は)
ラジオの受け売り、そして現在では
テレビのバラエティ番組の使い回しでオリジナルティなし。
無の澤部が色々吸収し、自分を通してアウトプウトしているに過ぎない
」と
断言しているのは、
澤部の現在が「26歳陽申」のDNA「司」の
ということもあるに違いない。
少し哀れな相方であるが、
そうは見せていないところが芸人か。

また、そんな澤部が陽で自分が陰のようなものとし、
TVとはそんなハライチを受け入れている。
化学調味料で元の味がわからぬようにされながら。
誰の人生にも事件は起きないでも決して楽しめない訳ではない」と結ぶが、
好んで墓地脇に棲まうことにしろ、読めばわかるが何処も平坦ではなく
岩井は
真っ赤な嘘つきというか、好き嫌いを明確にさせる岩井らしい姿には、
ひとまず感服したいものだが、
岩井の人生には、
間違いなく事件だらけだと声高に叫びたい☆
岩井勇気(ハライチ)○86-0731
草陽海
子未寅※+3
貫玉牽調龍(調主導)
木性(67)火性(73)土性(33)金性(00)水性(23)/総合196
申酉天冲殺/天冲殺(3歳陽申/13歳灯酉)
初旬条件あり(年干支を納音/日干支を大半会)
変剋律(23歳山戌/33歳畑亥/43歳鉄子)/主導DNA(33歳畑亥)
干合水性天干一気(43歳鉄子)/変則方三位干合支合(53歳宝丑)
月支VS日支害/害切れ(53歳宝丑)
木性過多/火性過多/金性ゼロ(配偶者成分皆無)/水性脆弱
+3歳陽申/13歳灯酉/23歳山戌/33歳畑亥/43歳鉄子/53歳宝丑/63歳海寅/73歳雨卯〜
03(陽)●BE
澤部佑(ハライチ)○86-0519
雨陽鉄(月支内のため野人扱い)
亥巳寅※+6
司貫石玉司(玉主導)
木性(48)火性(63)土性(42)金性(14)水性(60)/総合227
子丑天冲殺/生日冲殺/天冲殺(66歳鉄子/76歳宝丑)/害(26歳陽申)
変剋律(46歳山戌/56歳畑亥/66歳鉄子)/主導DNA(66歳鉄子)
干合水性天干一気(76歳宝丑)
年支VS月支害/害切れ(26歳陽申/56歳畑亥)/月干支VS日干支納音
火性過多/金性脆弱/水性過多
+6歳木午/16歳草未/26歳陽申/36歳灯酉/46歳山戌/56歳畑亥/66歳鉄子/76歳宝丑〜
10(雨)●BE
 
■2020年02月08日(土)宝巳
平民金子ごろごろ、神戸。これからどうなる?!
平民金子//ごろごろ、神戸。○BE
○はてなダイアリー新聞において、
独自の詩的な文章と写真を展開していた
ブロガーの
平民金子(75-1223/雨卯)が、
稲荷市場の佇まいに惹かれて神戸に越してきたのは、
DNA「鳳」の半会年だった15年(草未)の03月(畑卯)。
生まれた娘(15-08XX)と飼い犬を連れ、
神戸の町ごろごろとベビーカーを押しながら神戸の町を駆け抜け、
父親の視点から変わりゆく町の悲喜こもごもを「SUUMO」に掲載ののち
神戸市広報内に請われた掲載されていた
「ごろごろ、神戸2」および「ごろごろ、神戸3」に、
書き下ろしのB面を加えた
ごろごろ、戸。が、
昨年(19年/畑亥)のDNA「車」の半会年の
12月15日(陽戌)のありえないDNA「司」の支合日に上梓された。

日常と喪失、ユーモアとペーソス、希望と哀惜。
人々の会話の端々から阪神淡路大震災記憶残る町
書いたそばから書いた場所が消えていく。今はもう存在しない場所も多い。
モノクロームの
孤独のうえに、さまざまな色彩によって彩られた
神戸の町の生活の詩が紹介されている。
昔ながらの市場が元気だった神戸の土地柄に惹かれ神戸に引っ越してきて、
あり得ない火性の対冲年春から神戸市広報課のHPで、
キラキラして「いない」方の神戸での暮らしを綴られた
「ごろごろ、神戸」シリーズ。幼い娘を乗せたベビーカーを
ごろごろ押しながら、
昼間から酒を呑み素朴なグルメを堪能し
あっという間に
神戸のまちに溶け込んでいった。
普段はあまり光が当たることのない
神戸の町
B面ともいうべき情景を、一生活者の視点から淡々と描き出した
金子の初の著者は、多くの神戸っ子を唸らせた。

大阪府東大阪市出身。中高の頃はあまり学校へ足がむかずに
公園で過ごしていた
が、高校卒業後は、
競走馬の厩務員になるための学校に入る予定だったが、
ふとしたことから
音楽の世界に目が向き
DNA「牽」日だった
阪神・淡路大震災(95-0117/山申)当日に、
ママチャリ神戸長田区に入りそのまま1年間を過ごし、
上海や北海道に沖縄を経て、00年(鉄辰)のDNA「玉」の
天冲殺害年東京へ。
東京では一番安い部屋をと不動産屋に頼み込み
都電荒川線沿線の、線路のすぐ裏のアパートに居住し、
アルバイトで、
トラック運転手深夜の荷下ろしに従事。
10年(鉄寅)の
あり得ない母性を感じる時期に、布美枝という名の女性と結婚し、
11年(宝卯)のDNA「龍」年に、
三鷹市転居
15年(草未)には、日記の読者から「
あなたが好きそうな街並みがあるから、
ぜひ神戸を案内したい
」と言われ連れられていった
個人商店がひしめく場所に鳥肌がたってしまい、
どうせ子供が生まれて生活が激変するなら
強い思いがあれば環境を変えることはそれほど難しくはない
なんとかなると思えばだいたいのことはなんとかなるもんだ」と
妄想現実が入り混じった高揚感で、
兵庫県神戸市兵庫区
新開地引越し、現在に至るも、
妻は仕事をしているらしいが、何をしているかわからずで、
娘も写真で登場しているわりには、詳細不明という金子は、
DNA「
」主導で、異様なこだわりを持ち、好き嫌いが激しい
攻撃されたらとりあえずハネ返し、後悔したりさらに追撃したり。
「貫+鳳」は、
融合しているようで、距離を置き流れには乗りづらい
「鳳」×3もあり、
生活を工夫する人であり、遊ぶ人。楽しむ人。
何かを食べ酒を飲みそのために金を使う
「貫+牽」は、
平民を自認し主義主張をもたず受け入れるふりをする。
頑固排他的なのに、受け入れねばならぬ矛盾
神戸を知りたいという行為で成果をだすために打算にもなる。
才能は、この「」で形にしないとならないので、本になった名刺代わり
とはいえ相剋関係なので「
気取って何になる。」などと言いながら、
あなたが生まれて来る時に、おれはあなたに格好をつけたくて、
慣れない革靴を買ったんだよ。
」となり、
生まれてくる子供を小綺麗な足元で出迎える事なのだ。」という、
文章写真に残すのも同じ
格好良い喫茶店格好良い喫茶店客をみつけ後をつけ、
住んでいる場所が入居者募集中だったので新居をみつける。
布美枝は世界一の女房です」で、出来た配偶者で自慢である。
生き方を表す伴星は「玉」で、
生涯学習
物事の始めの洩星は「貫」で、
単独行動
締めにあたる導星は「鳳」で、
心の楽しみで終わる。

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃草原に降り注ぐ」。
あるいは
草がぬれそぼる湿地帯視界は悪い
何もしなければ、ひっそりと暗く冷たいだけの目立たない存在も、
総エネルギー153点は
フットワークは軽いから、歩き回る。
木性78点は
ざわめくほど遊び廻り
当初は表現手段のひとつとして音楽があったが、
屈折した東京暮らしで、写真と文章になった。
火性ゼロ(DNA禄/司なし)は、温もりは一切なく
堅実でごく
一般的な家庭に縁のない野人
それでも目立たせる必要があるので、五分刈りで
髭を伸ばす
才能にもなる土性名誉だが、僅か17点しかなくても、
月干にあるため目立つ。
配偶者成分でもあり際立つ何かをもつ。
弱いのに生活の要を担うのが妻だから、そういう女性を見つけ出すのも才能
髪結いの亭主には違いないが、遊びを生業とまでしたのだから、悪くない。
金性ゼロ(DNA龍/玉なし)は、いわゆる勉強は苦手
地頭も良いとは言えないかもしれぬが、生き延びるために知恵を使う
生活するためには
無限大に頭を使う。年干支の「草卯」は、真面目だが愚直
守備本能が異様に強く、自分に出来る事しかしない。
月干支の「山子」は、
どん底に落ちようとタフな精神で這い上がる
他人には真似の出来ぬような
型破りの発想をし、
物事を原型のまま取り入れるのではなく、
かみ砕き
枝葉を付けて加工をし自己顕示。
そして日干支の「雨卯」は、派手さはなく几帳面で常識的。
いわゆる「
いい人」で(男女とも)子煩悩で、
一般的には型にはめがちで、さして力強くないさまは、
御公家さんみたいな風情をかもしだす。
干支番号構成は、52-25-40で北方南方西方で幅広いが、
野人だから出来ることも、これからは落ち着かねば厳しい。

後天運は、初旬「5歳灯亥」は、ありえない火性のDNA「」の
引力本能半会で、親の庇護がなかろうと生きていける能力を与えられたが、
存在しないものなので、なかなか受け入れ態勢がなく、
本格的に使用できるのは、社会にでてからで、
それまでは、ある意味で
空振りもある貯金のようなもの。
2旬「15歳陽戌」も、
ありえない火性のDNA「」の支合で、
生きていくために、
故郷から外に出れば
辰巳天冲殺でもあり、
本格稼働していくこともある。
震災直後の神戸から上海・北海道・沖縄を放浪。
3旬「25歳草酉」は、DNA「
」の対冲で東京へ。
遊びのような人生の本当の始まり
音楽も諦め、カメラの世界にのめりこむ。
4旬「35歳木申」は、DNA「
調」の金子なりの独創性
丁寧な人生を歩む覚悟をして、結婚。東京から神戸にでる覚悟をする。
相手は若い女性であり、
娘という若い女性も得る
繊細な神経で変わった生き方は神戸市の認めるところとなり、
ごろごろ、戸。世に認められることになった。
今年(20年/鉄子)から始まる5旬「45歳雨未」は、
主導DNA「
」の自己確立で自分を知り活かす。
また、月干「山」が干合変化で
あり得ない火性の「陽」になり、
10年運もあり得ない火性の「灯」となれば、辰巳天冲殺らしく、
望まずとも金銭物質が恵まれるようになる。
これは、
目下の変化と考えれば、娘が成長と共に何かをもたらす
月干「山」の変化とすれば、
配偶者が偉くなるなど。
あるいは
配偶者の変化や、妙な若い女性の支持者が爆発的に増加するなど。
他にも、
あり得ないことなら何でも起きる至福の時
6旬「55歳海午」は、DNA「
」の屈辱と妥協で、
元の
野人的生活に戻りかねないが、
10年間の敗残を
甘んじて受け入れれば後の糧になる。
7旬「65歳宝巳」で、
あり得ない金性のDNA「」の10年運天冲殺で、
海外や未知の世界へ足を踏みいれるような流れになれば、
鮮やかな復活を遂げこの世のものでもない成功を体感する。
とはいえ、晩年でもあり、特に
感謝や奉仕は避けて通れない
8旬「75歳鉄辰」は、同じく
あり得ない金性
DNA「
」の10年運天冲殺害で、祖国なり神戸なりへの凱旋も、
あり得ないものだけに戸惑いもあるありがた迷惑
とはいえ、それに甘んじて受け入れれば、
病も併発しようが、
気持ち的には充分に満足できるはずである。

さて、鈍感な人から見れば、日がな酒浸りとは言わぬが
酒を飲むため昼間からつまみを工夫する庶民的日常は、
羨ましいと思うか、目を背けたくなるかはともかく、
「SUUMO」に魅力を感じ、神戸市広報の目にとまり、
あれよあれよと多くの人の知るところになったのは、
あり得ない火性年2年(16年/陽申・17年/灯酉)で、」
存分に宿命を温め、才能が磨かれた支合年(18年/山戌)の恩恵。
そして、制約があったとはいえ、写真は相当あったWEB連載を経て、
単行本では
写真を40点まで絞りに絞ったのは、
費用の問題とはいえ、残念だったのは、
スリムになるDNA「」の半会年ということだろう。
金子の行動範囲内の
比較的狭い領域の神戸を紹介した
育児日記兼地場グルメ食べ歩きで、
書籍化にあたって割愛した部分を復活させたとのことだが、
金子年干支大半会する女児(15年は草未)は、
子丑天冲殺戌亥天冲殺であろうと、写真では散々登場しているのに、
誕生日すら触れてもらえないので解説不能。
また、その存在は認められても、
仕事はあるはずなのに、
いくつか年下で、東京生まれということだが、
二つ返事で神戸への転居を同意した夫人については、一切の謎のまま
普通に考えると
看護師薬剤師などの資格を持ち、
比較的容易く転職が効く仕事だと想像するが、
(
はDNA「」の方向で資格を意味するから)
」から見たら「」は仲が良くても
実際は「雨卯」と「山子」の関係は干合支刑で、
何もないわけはないし、
寛容というより独創的であるとすれば、
かつて従事したような運送関係・流通関係も
DNA「
」でくくられるので、色々想像が膨らむ。
」×3もあり、年支日支も「」で表裏なし
夫婦ともに子煩悩の可能性もあるのに、
妻に関しては、ほぼ触れていないのは、残念だと思う。
だって金子がベビーカーをごろごろ転がし育児の大半を担っていようと、
夫婦
協力して人生をやっているのが滲みでているのに、
平等だけではなく、夫人へのリスペクトも欲しかった。

さて。金子は初旬2旬で火性の恩恵をうけたからか、
その後の人生では、あり得ない金性が節目になっている。
45年ほどの人生でも、00年(鉄辰)は東京へ、10年(鉄寅)は結婚と、
それだけでも充分だが、東京へ出てこねば、
ともに
三鷹駅前の再開発でなくなった
焼き鳥屋「けいちゃん」には通うこともなかったろうに。
なぜ「
」かといえば、あり得ないだけではなく、
年干「
」は干合で「」になり、
DNA「
」は動きが急変するためである。
そして、今年(20年/鉄子)は、
宿命に持つ」が登場し、
10年運も激変するのだから、発信力も強くなり、
目覚ましい活躍をしてくれるに違いない。
そうだ、神戸。されど、神戸。たいがいなものが揃っている街に、
あらたな息吹を吹きこんだ
金子の功績は多大だね☆
平民金子75-1223
山草灯
卯子卯※-5
鳳牽鳳貫鳳(貫主導)
木性(78)火性(00)土性(17)金性(00)水性(58)/総合153
辰巳天冲殺/天冲殺(65歳宝巳/75歳鉄辰)
主導DNA大半会(45歳雨未)/害(75歳鉄辰)
木性過多/火性ゼロ(野人)/土性脆弱/金性ゼロ
-5歳灯亥/15歳陽戌/25歳草酉/35歳木申/45歳雨未/55歳海午/65歳宝巳/75歳鉄辰〜
10(雨)●BE
 
■2020年02月15日(土)山子
伊岡瞬不審者とリトルはまがうことない作者の姿
伊岡瞬//不審者○BE
○04年(木申)のDNA「禄」の引力本能半会年に書いた
いつか、の向こうへ(応募時のタイトルは「約束」)で、
05年(草酉)のDNA「
」年の干合の、DNA「」の守護神日に、
第25回
横溝正史ミステリ大賞(05-0221/陽子)の大賞と
テレビ東京賞をW受賞し、作家デビュー。
14年(木午)には
が累計40万部越のベストセラーになり、
一躍ミステリーの人気作家入り、
同作で第13回
啓文堂大賞文庫大賞(16年/陽申)、
では第13回啓文堂大賞文庫大賞(19年/畑亥)を受賞している
伊岡瞬(60-0113/鉄子)が、「青春と読書」に、
18年(山戌)07月号から19年(畑亥)06月号までに連載した
をDNA「玉」年だった昨年(19年/畑亥)の09月30日(鉄午)の
DNA「貫」の納音日に上梓している。

長年行方不明だった義兄の登場。崩れ始める、平穏だった家族関係。
ある
一つの悲劇をきっかけに、すべての景色は一転したかに見える。
会社員の夫・秀嗣、五歳の息子・洸太、義母の治子と
味の素スタジアムがある
調布市西調布に暮らす折尾里佳子は、
主婦業のかたわら、フリーの校閲者として仕事をこなす日々を送っていた。
ある日、秀嗣がサプライズで一人の客を家に招く。
その人物は、
二十年間以上行方知れずだった、秀嗣の兄・優平だという。
現在は
起業家独身だと語る優平に対し、
息子本人だと信用しない治子の態度の効果もあり、里佳子は
不信感を募らせる。
しかし、秀嗣の一存で優平を
居候させることに。
それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発する。
癖のある義母能天気に見える夫不可解な言動をする義兄
個性が強く
裏に何かがあると思われるママ友など違和感だらけ。
校閲者とは矛盾点事実誤認などを指摘する仕事であることも暗示する。
犬の顔と尻尾をもった幼稚園バスに、多摩動物公園前の犬の死骸に、
コアラ舎で迷子になった息子。話が深まるごとに
暴かれる普通の人の日常
さしづめ
宿命ダブル害持ちが夢の中で一気に過去を暴かれるようなものか。
迂闊に過去は消せず、暗い経緯の家にはそんな相手がやってくる。
被害者加害者に、感謝なき傍観者正義の名のもとに生き残る。
最初の不幸で気づかねば引き返せぬ深みにはまる意欲作。
結末を迎えるにあたり、その衝撃は涙に変わった。なんて日だ!

東京都武蔵野市生まれで、日本大学法学部を卒業。
長く
広告会社に勤務し二足の草鞋
現在は専業で
埼玉県所沢市小手指近辺に居住する伊岡は、
DNA「
調」主導で、半端ない偏りで、女性の気持ちがわかると自認
実際、本作も
女性目線で書かれているし、
女性達が集まる
幼稚園バス停留所の会話も秀逸
かつて娘達の弁当を作っていたのも同じで、
娘の気持ちに寄り添えると思ったから。
気持ちを知ってか知らずか娘達は母親経由でしか
感想を伝えなかったようだが(笑)。
「調+禄」は、ユニークな発想で
組織に馴染めず
なので不穏に思えた
義兄の行動パターンも読める。
「調+調」は、
哲学的で常識を遥かに超える思考回路。
主人公なり弁護士思考回路がこれであり、超越していても違和感なし
「調+玉」は、得意分野以外についてはからっきし。
老成している部分は、
年寄りの気持ちがわかり
先端的ではなく
世間知らずにもなりやすい。
才能はこの「」で、ひとつのことを掘り下げる。
旧きことを大切にして
脇目もふらず過去にもこだわる
執筆には
アナログな住宅地図を使用して、細部にまで矛盾がないかを調べる
「調+牽」は、大胆で発想で、時に何か実現させるために
粗暴にもなりかねない。ここが、小説に登場する犯罪の原点
「鉄+調+丑月」は、しぶとく
執念深く刑事物に向く
「亥」年生まれ「鉄子」は、
変化球より王道を好む。
生き方を表す伴星は「禄」で、
つかまえどころのない人生
物事の始めの洩星は「調」で、
離別からなので会社を辞めた。
締めにあたる導星は「玉」で、目下と共に終わる。
子供は大切

宿命の特長は、晩冬深夜二時頃水都の橋または係留された小舟
年支「亥」日支「子」月支「丑」と
冬の地支が揃いぶみで、
人々の
暮らしは、ひとたび水が荒れると落ち着かぬが、
平時は僅かといえ月干にある守護神火性を頼りに、
つましくそれなりのていをなしており、
イザとなれば舟で逃げだす算段もしている。
総エネルギー183点は
軽く重厚なテーマを扱っても、読みやすい
忌み神扱いでも
水性過多はDNA「鳳/調」の伝達本能なので、
理的な多くの引きだしとなり作家としての体をなす。
遊興は忌み神なので、仕事に没頭する必要があるが、
守護神火性わずか9点しかないので、
なかなか
名誉にはつながらないのが難点も、工夫しながら努力あるのみ。
救いは、火性の後詰めの木性で26点あるが、
年支「亥」内の「木」なので、のんびりばかりとはいかず、
配偶者成分の「草」ではなく陰陽扱いの「木」になるので、
感謝や奉仕次第となり、妻との出会いも職場あたりか。
年干支の「畑亥」は、
こちらからあちらへのつなぎ目
不安定な時代や世相であってこそ活き活きし、
底辺に
落ち込んだ何かを再建する救世主
ホワイトナイトみたいな毒をもって毒を制する姿勢。
そういえば、本作の登場人物の
職業を知らされて唖然としたが、
それこそが「畑亥」の
真骨頂で鮮やかな見せ場
一家一族の再建屋であり、
一か八かの勝負師でもある。
(一応、正義があるからねー)
月干支の「灯丑」は、
湿り気のある熱情で、
常に壊滅の危機にさらされているが、祖先がなし得なかったような
野望を実現する目標さえあれば輝く。
そして日干支の「鉄子」は、
隠し財宝
真っ当な神経ではなく、
裏金作りの名人であったり、
なんらかの操作により、引力本能を生み出す。
作家でも、
思いのほか稼げると考えたフシありで、
それを
実行に移したのは立派取り越し苦労が多いのは、
リトル」という小心者の主人公そのもので、
極度の心配性で物事を先へ先へ読みやすく裏目にでることもあり。
積極的に生きられない暗さを伴うナルシストで、自分に酔いしれる。
自身の作品は最高であると思っていないとならない。
干支番号構成は、西方の36に東方の14に西方の37で、
極めて鋭角的な領域で、よくありそうながら実はあまりない設定。

後天運は、初旬「2歳陽子」は、DNA「」で守護神。
危険というよりは男児らしく、
危ないことも大好き
スポーツに興味を持つか、戦うアクション物を地で行くか。
2旬「12歳草亥」は、DNA「
」の特別条件付干合10年運天冲殺
異性も意識して、
異性の前では格好つけて振る舞うが、
特別条件付10年運天冲殺なので、
他人とは違うなんらかの異質な環境にあったはず。
3旬「22歳木戌」は、DNA「
」の特別条件付10年運天冲殺
変則方三位もあり賑わいも増して、仕事世界で異様な働きぶり。
4旬「32歳雨酉」は、
主導DNA調」で自己確立
自分らしさに気づきながら、極端な世界に浸る。
この10年運の最後の最後あたりで、
ひょっとして作家になれるかもと気づいたはず。
5旬「42歳海申」は、月干「灯」の干合で
進み行く方向の変化
DNA「
」の半会で、ひとまず発信力は最強となり、
ただの
本好きが「もしかしておれって、小説が書いてみたいのかな」で、
PCを買って挑戦してみたら、なんとか格好をつけ、
作家デビューを果たし、二足の草鞋で多忙を極める。
しばらく過酷な状況が続くも、メドをつけて、
10年(鉄寅)のDNA「貫」の
独立気運が高まった変則方三位年に決意し
11年(宝卯)のDNA「石」の
上手く立ち回る時期に独立専業
兼業時は「
残業は月100時間ぐらいあって、たまに休日出勤、
有給休暇消化ゼロ。毎日3時間ぐらいしか寝ていなかった
」というのだから、
DNA「鳳」は
解放であり、趣味に走るでも良い。
現在の6旬「52歳宝未」は、DNA「
」の害。
腹をくくって専業になったはいいが、一定の評価は得られるものの
気を抜くと屈辱なり妥協の害で、高い成果は期待出来ず。
今後は7旬「62歳鉄午」が「
」の納音で、過去の完全崩壊。
気持ちとは別に、これまでの生き方や
作風の変化。変化しないと、持続不能。
8旬「72歳畑巳」は、DNA「
」の晩年の10年運天冲殺で、
過去に学び原点に還えるよう流れが向くが抵抗不能も、
ここに到達するまでの生き方で、大復活となるか、
はたまた無になるかも決まるので、現時点では言明しづらい。

さて、あらためて気になるのは伊岡の現在は10年運害であり、
より作風には、
暗い影を落としている
だからだろう。冬生まれの暗さに加え、
ゾッとするような話
ごみは捨てなければ悪臭をはなっている」わけだから作家の体験であろう
苦悩が作品を面白くしているのかもしれないが、
この10年運で
事務所を借りた模様で、4ヶ月も光を遮られたりと散々。
自転車で自損事故も起こすし、
実際は
家にいづらくなって事務所を構えたのかもしれないが、
事故はどこでも起きることは忘れてはならないし、
作家が困難な状況に陥っては洒落にならない。
家族への遠慮を優先しての自己犠牲なのだが、
面白い宿命だろうと身弱には変わりなく甚だ心配。

ところで、今年(20年/鉄子)は、自身の日干支と同じ「鉄子」年で、
人生の折り返し地点になる。
10年運という環境は変えることはできないが、
集中すればするほど良い仕事ができるはず。
本作はDNA「玉」年という
過去をテーマにした昨年にそったもの
伏線には
虐待DV介護など問題が散りばめられているが、
どれひとつとっても
扇情的にならず、事実として使われ、巧妙さを感じる
怪物と戦うものは、それが故に自身が怪物にならぬよう用心せよ
お前が長く深淵を覗き込とき、深淵もまたお前を覗き込む」の引用は、
まさに本作の
締めにはピッタリだった。
仮に
映像にしてみれば、他愛のないことでも、
文章にすれば調味料はいくらでも使える。
そこが紙の地図にこだわり、作品を描いていく伊岡らしいところ。
害の中であろうと、ここは折返し
年支「亥」は半会しているのだから、
終わるわけにはいかない
苦難を緩やかに乗り越えてこそ、役割も異彩を放ち美しい
伊岡瞬60-0113
灯畑灯
子丑亥-2
玉牽調調禄(調主導)
木性(26)火性(09)土性(18)金性(33)水性(97)/総合183
辰巳天冲殺/天冲殺(12歳草亥/22歳木戌/72歳畑巳/82歳山辰)
変則方三位(22歳木戌)/主導DNA(32歳雨酉)/害(52歳宝未)
納音(62歳鉄午)/地支水性一気格的(方三位)
木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/水性過多
-2歳陽子/12歳草亥/22歳木戌/32歳雨酉/42歳海申/52歳宝未/62歳鉄午/72歳畑巳〜
07(鉄)●BE
 
■2020年02月24日(月)灯酉
清水裕貴ここは夜の水のほとりで枯れることはない
清水裕貴//ここは夜の水のほとり○BE
○主な個展は、12年(海辰)のDNA「車」の守護神半会年の
「ホワイトサンズ」(ガーディアンガーデン)
14年(木午)のDNA「龍」の対冲年の
「mayim〜mayim」(NEW〜ACCIDENT)(UNDO)
16年(陽申)の
大半会条件あり天冲殺年の「熊を殺す」(Nikon salon)
18年(山戌)の
主導DNA 「鳳」年の「わたしの怪物」(Kanzan〜gallery)
19年(畑亥)のDNA「調」年の「地の巣へ」(Nikon salon)
「誕生日の海岸」(tide/pool)など。
場所土地固有の歴史伝承のリサーチをベースに、写真と言葉を組み合わせ
架空の世界表現するのをライフワークとしており、
11年(宝卯)の干合支刑年に第5回
1_WALLグランプリ(11-0929/灯亥)、
16年(陽申)の
大半会条件あり天冲殺年には三木淳賞(16-1021/陽子)を受賞。
18年(山戌)には
新潮社R18文学賞(18-0403/草丑)大賞を受賞した
(応募時タイトル/手さぐりの呼吸)
清水裕貴(84-0810/陽子)が、
受賞作および「小説新潮」に18年08月号より
19年05月号までに発表した作品をまとめた連作短編集
ここはの水のほとり』を、
昨年(19年/畑亥)のDNA「調」年の11月25日(陽寅)に上梓している。

同作品集は本人やその周辺が体験したであろう、
武蔵野美術大学に通う学生や、その卒業生講師として働く美大予備校
大学近くの
東京都薬用植物園に働く人らの
生活意識の一部を再現したもので、懸命に生きたはずの美大での日々。
私たちは
大切なものを失っただけだったの――?!
生に無頓着なのに、死と隣り合わせだったあの頃。
美大近くの訳あり物件の一軒家で、
四年間一緒に住んだルームメイト二人の日常。主人公は「あなた」と「私」。
ふたりとも美術大学に通っていて、あなたはデザイン科、私は彫刻科。
家には時々幽霊が出るけれど二人とも気にしない。
生活はお互い越えないラインを心得ていて、
それでもなんとなくわかり合える仲になっていく。
卒業後、私が地元の高校で美術教師になってもあなたはこの家に住んでいた。
優しい幽霊、古い一軒家、アトリエ、そして玉川上水のほとりの並木道・・・。
あまりにも完璧な、けれどもどこか曖昧な環境で、
かけがえのない人さえ守りきれなかった私たちの、
歪んでつかみどころのない青春群像の記憶は鮮烈なままだ。
「芸術と死」というテーマを鷹の台駅から続く
ひとけのない遊歩道と鬱蒼とした森になぞらえ、
美大受験者美大出身者の進路を暗示する
映像のように風景を切り取ったきらきら光る美的文体を堪能できる。

千葉県船橋市生まれ。美術予備校ふなばし美術学院から
武蔵野美術大学映像学科を卒業の写真家でグラフィックデザイナー。
都内の美術予備校で講師をしていたことがあり、
在学中は
東京都小平市鷹の台近辺や新宿区高田馬場に居住も、
現在は
船橋市の船橋漁港近くの水を意識した場所にある
昭和の集合住宅を改装した自宅兼ギャラリー「tide/pool」を営む清水は、
」冲殺主導で、独創色が濃厚表現者またはその近くにいる人で、
常に
刺激されているので、心安らぐ時はないが、
才能も「」になるため、他人と一線をひいた発信が要
全方位に気配りをしているようで、
実際は自分の視点で
定点観測するようになるが、
生活のために労働をすると良さが損なわれてしまいかねない。
「鳳冲+牽」は、温厚そうだが
お天気屋で安定しないが、
ピタリとはまった時の
得も言われぬ美しさは格別。
「鳳冲+龍」は、内面の
葛藤を新しい芸術的試みとして世に問う。
「鳳冲+車」は、
極上の商品化に成功すれば形にして売りに出す
「陽+鳳冲+申月」は、
ひらめきという感性に優れているが、
「子」年生まれ「陽子」は、
自己愛象徴である。
生き方を表す伴星は「調」で、
感性鋭い奇異な人生。
物事の始めの洩星は「牽」で、受賞するなど
引き立て必要
締めにあたる導星は「牽」で、
前を残す

宿命の特長は、初秋午後四時頃の陽光で、
豊かな「
」にこれから沈んで行こうとする姿は目に焼き付く
総エネルギーは164点しかなく、想像力の木性は15点、表現力の土性は10点で、
自身の火性に至っては僅か10点しかない。
だからだろう冒頭の「
目を覚ますと部屋が金色に燃えていた。
ベッドの前の鏡が朝陽を反射して、
部屋中にゆらゆらと炎のような光りを描いているのだ。
」といい
以前住んでいた自称ダンサーの女が
壁の一面を鏡にしてしまったのも納得できる。
反射して美しく見せるのだから。
そして、早くも
水没した水平線に僅かに顔をだすようなさまは、
生月冲殺でもあり、自己発揮が過ぎると、
即座水没する危機があるため危険な人。
森の絵が逆さまだったのは水面に映った姿だから、
実際は
水を好きでも一定に距離が必要だ。
繰り返し変更が余儀なくされると、劣化も著しいので、
平時は省エネモードで、
勝負する時だけに勝負する
年支と日支(共に子)の同一は
表裏なく職住同一で実現されているものの
水性は114点と約7割も占めるのに、
年支と日支の「子」に月支「申」が半会すると、
生月冲殺でもあり、無限大の水性が拡がりをみせ、
DNA「牽」は
自己陶酔なので、スタイリッシュに酔えば酔うほど
存亡の危機になりかねない難しさ。
一線を越えてしまうと、幽霊のような気分にもなれるのだろうが、
自覚がなく
才能ばかりが磨かれていくと、早世にもなる。
玉川上水のほとりにたたずむかと思えば、船橋の地にも出現するが、
埋め立てられてしまった場所にあるであろうと
本人には
鮮やかに意識できるはずなのだ。
「子」×2×「申」の
地支水性半会一気格は、
恐ろしく
下半身が冷えそうだが、
目下または支持者を巻き込んで持続させ続ける。
年干支の「木子」は、
初心に還る
隠居などの意味を持つ、しなやかだが打たれ強くなく、
逃げたり隠れたりしたかと思えば、華やかな面をこだしにする。
空想と浪漫絵に描いたような、淋しがり
月干支の「海申」は、自意識過剰でストレートな性癖は
存外素直で変化球に弱いながら、
気楽に日々を過ごしていく。
そして日干支の「陽子」は、神経が細やかで、
あらゆるものに動揺するため、
未完成という美
それでいながら、神輿として担がれたり、トラブルまでひきよせたりする、
わかりやすそうで自己制御不能な難しさがあり、
お天気雨という表現が的を射ている。
干支番号構成は、01-09-13で東方領域で未来は明るそうだが、
それは一度
沈んで朝日となって戻ってくることを
常に心に刻んでいるのかもしれない。

後天運は、初旬「1歳宝未」は、DNA「」の干合支害で、
幼少時には伸び伸びした生活ではなく、何かをきっかけに
怯えたり
抑圧されて、その気になれば裏切られたりと不安定で脅威。
異性ではなく
同性に興味を持つような環境になったかもしれない。
2旬「11歳鉄午」は、DNA「
」の天剋地冲。
なんらかの衝撃的な事件に遭遇することで、
忌まわしい過去から脱して、生きる元気がでた状態。
3旬「21歳畑巳」は、DNA「
調」の繊細さ。
年干「木」の干合で表向きの変化もあるが、
仕事に向き合う姿勢の変化、
想像力より表現力に特化した。
現在の4旬「31歳山辰」は、
主導DNA」の自己確立で、
自分が何者かを知っていくもので、
才能開花ともいえる時期。
年支と日支の「子」と冲殺月支の「申」に呼応する
三合会局で、
動きが急になり、多くの出会いもあり、成果も得る
今後は5旬「41歳灯卯」は、DNA「
」の仲間を意識
月干「海」が「木」になり、
想像力強化という進みゆく変化あり。
変わりきれば未来への展望はあろうが、
屈辱や妥協という足踏みでは刑もあるため、仲間内での騒動も避けられず。
6旬「51歳陽寅」は、DNA「
」の守り。
ライバルを感じながらも気楽に出来ないと感じつつ、
スイッチを入れて
開き直れば難を逃れる
7旬「61歳草丑」は、DNA「
」のありえない方向の支合で、
王道路線を極めることで復活したり、過去を顧みることで、落ち着きを見せる。
8旬「71歳木子」は、DNA「
」の「子」重なり。
前旬である意味
蘇生したのであれば、完全復活も期待できるもの。

さて、清水は生月冲殺である。
王道を行く申酉天冲殺なので理解できぬことはないが、
生月冲殺は
生地生家を離れてこそ、大いなる成功を約束されている。
思い入れはあろうと初旬干合支害因縁があろう場所で、
実験的アトリエ兼住居というのでは色鮮やかなのも持続しまい。
また水を意識するのはわかるが、一応元気の源になる「海」は
守護神扱いだろうとここまで水性が強いと、自身を強める
木性は必須成分。
鬱蒼とした森の助けがいるのではないか。
だからこそのこの作品の舞台は
玉川上水の深い緑のあるほとりではないのか。
作品力想像力をたかめるためにも
今後の人生を輝かせるために一考してもらいたい☆
清水裕貴84-0810
海木海
子申子-1
龍車牽鳳牽(鳳冲殺主導)
木性(15)火性(10)土性(10)金性(15)水性(114)/総合164
申酉生月冲殺/干合支害(1歳宝未)/天剋地冲(11歳鉄午)
主導DNA三合会局(31歳山辰)/地支半会水性一気格
木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
-1歳宝未/11歳鉄午/21歳畑巳/31歳山辰/41歳灯卯/51歳陽寅/61歳草丑/71歳木子〜
03(陽)●BE
 
 
移 動 祝 祭 日● 2 0 2 0 年/ 鉄 子
20年01月分 20年02月分 20年03月分 20年04月分 20年05月分 20年06月分
20年07月分 20年08月分 20年09月分 20年10月分 20年11月分 20年12月分
コラム総合目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜)
さ く い ん
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