★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 2 0 年(鉄子)●06月 海午 // 移 動 祝 祭 日 |
■06月分一覧 (2020年●目次) |
三戸政和●資本家マインドセットの表裏の確信と夢の続き(2020_0601) |
プチ鹿島●芸人式新聞の読み方と見直しばかり(2020_0603) |
吉上亮●泥の銃弾も追憶の彼方(2020_0604) |
菅浩江●不見【みず】の月博物館惑星2の大成功と大失敗の自己犠牲(2020_0607) |
村井理子●兄の終いは実話だがそれより怖い闇と夢の中(2020_0608) |
箕輪厚介 幻冬舎がセクハラで人生の折り返し地点過ぎ急落下●2020_0609 |
高橋由太●黒猫王子の喫茶店 日日是猫日の小江戸自慢の一発勝負(2020_0610) |
中山祐次郎●逃げるな新人外科医泣くな研修医2の夢の中(2020_0612) |
伊藤詩織○山口敬之の衝突は共通干支なしで合意なし(2020_0613) |
伊藤詩織○はすみとしこは話題作りになってしまう危険な戦さ(2020_0613) |
響野夏菜●瑕疵物件ルームホッパー但し幽霊在住に限りますという制約(2020_0615) |
鈴木智彦●ヤクザときどきピアノでさらに熱くなる(2020_0617) |
伊皿子りり子●は何をやっても絶好調(2020_0617) |
岡田光世●ニューヨークの魔法は終わらない願望に潜むもの(2020_0622) |
松居大悟●またね家族はふたたび家族になれたかな(2020_0625) |
吉田豪●吉田豪の巨匠ハンターという年上殺し商い(2020_0629) |
■2020年06月01日(月)草亥 |
三戸政和○資本家マインドセットの表裏の確信と夢の続き |
○05年(草酉)の守護神DNA「龍」の改良改革天冲殺年に、 ソフトバンク・インベストメント(現SBIインベストメント)へ入社。 ベンチャーキャピタリストとして日本やシンガポール、 インドのファンドを担当し、ベンチャー投資や投資先にてM&A戦略、 株式公開支援などに従事したあと、 11年(宝卯)のDNA「禄」兵庫県議会議員に当選し、行政改革を推進。 14年(木午)のDNA「玉」年には加古川市長選挙に出馬するも落選。 16年(陽申)のDNA「石」の天冲殺年に、 日本創生投資を投資予算30億円で創設し、 中小企業に対する事業再生・事業承継に関するバイアウト投資を行い、 事業再生支援を行う株式会社中小事業活性の代表取締役副社長を務め、 コンサルティング業務も行っている三戸政和(78-1111/灯丑)の 『資本家マインドセット』が DNA「鳳」年だった昨年(19年/畑亥)の 04月10日(灯丑)の律音日に上梓されているので解説する。 さらばサラリーマン!好きなことを好きな人と好きなようにやる! 最短の時間で最大の成果を上げる! 「資本家」という新しい生き方の提案。 「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」 の著者が放つ資本化論。 資本家=労働者から搾取する人、 ブラック企業の経営者などとイメージされるが、 著者の考える資本家とは、お金からも働くことからも自由な存在。 サラリーマンと同じことをして、 数倍どころか数十倍の結果を手にするのが資本家だ。 理由は簡単。資本主義のこの世界では、 ビジネスは資本家にもっとも有利に働くルールになっているからだ。 どうして資本家になると 「好きなことを、好きな人と、好きなようにやる」ことができるの?! 資本家は「経営者」「投資家」「資産家」とはどう違うの? どうしたら「資本家」になれるのか? 資本家とはいったいどんなマインドセット (思考様式、考え方の枠組み)を持っているの? サラリーマンという職業がもはや絶滅の危機に瀕している。 そんな時代に、自分の好きなことを追求して成功したい若者や、 老後が不安なサラリーマンに向けて、 「資本家」という新しい生き方を提案するは、信じていいのか?! 兵庫県加古川市出身。同志社大学商学部を卒業で、 現在は東京都港区六本木に在住の三戸は、 DNA「玉」主導で地元思いで、基本は若年期に決意したまま、 新しいことを提唱しているようで、実は基本に忠実。 才能もこの「玉」で、ごく当たり前の考えを 屈折した表現で発信しているだけ。 「玉+鳳」は、自分のことはまず後回しで他者への関心大。 「玉+車」は、考えたとおり感じたとおりに行動する。 ある意味思いついたら、即実行。 「玉+調」は、専門分野に特化した能力を発揮するが、 いわゆる日常生活には疎いのか興味ないのか、 単純なほうが好ましいと考える。 「灯+玉+亥月」は、自己評価を世間が上回らぬことへの苛立ち。 普通の生き方には興味なし。 「午」年生まれ「灯丑」は、自分に正直。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「車」で、一人で始める。 締めにあたる導星は「玉」で、故郷や旧いものに託す。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の山間の川沿いで燃える灯火。 あるいは豪雨のなかで消されぬように踏ん張る火種。 総エネルギーは201点で、守護神木性は僅か21点で、 月支「亥」内で水浸しのため使用しづらく野人扱い。 自身の火性も38点とそこまで強くはないものの、 冬生まれのため、原則他人には避けられない利点あり。 発信力の土性は57点で、稼働力の水性は68点もあるが、 引力本能の金性は僅か17点しかないので あまり見返りを期待しないほうが芳しい。 年支「午」VS日支「丑」の害は、表裏ありで朝令暮改上等も、 常に目先を変えていないと埋没してしまうので、 ある意味、宿命には沿った生き方。 何かを含んだような笑みには実は大胆なものが隠されている。 とはいえ、年干「山」と月干「雨」が干合すれば、 それぞれ「陽」と「灯」になり、日干の「灯」をふくめると、 火性天干一気が成立するので、集中して必死に持続を試みれば、 やたらと目立つ存在となる。 年干支の「山午」は広く世の中を心する存在も 諦めは早く時代にあった嗅覚。 月干支の「雨亥」は原則裏方で自己の領域に引きずり込み、 頑固だが実は小心者という側面もあり。 日干支の「灯丑」は、先祖のなし得なかった野望実現のために生きる。 干支番号構成は、55-60-14で北方と東方の 存外限定された範囲で活動。 後天運は初旬「9歳木子」は。DNA「玉」の支合で、 静かな環境で勉学にいそしむ環境。 月支「亥」と日支「丑」の間を埋める冬の方三位完成で、 物事の成果にのみ最大限の関心を持つようになり、 年干支「山午」の天剋地冲は、親の持つ徳を破壊しつつも、 同時に宿命にある年支「午」VS日支「丑」の害も切れる 将来的に成功する可能性を与えられた宿命。 2旬「19歳草丑」は、DNA「龍」で新しいものに挑戦。 3旬「29歳陽寅」は、DNA「石」で適度に仲間をつのる。 「寅」内木性の応援も強力なばかりか、年支「午」の半会で前進。 現在の4旬「39歳灯卯」はDNA「貫」の独立独歩も、 「卯」内木性の影響と月支「亥」の半会で、 木性強化という下地があるので揺らがず。 今後は5旬「49歳山辰」がDNA「調」で、月干「雨」の干合で方向転換。 火性天干一気は崩れるも「辰」内木性の支援で持ち堪える。 6旬「59歳畑巳」は、DNA「鳳」の脱力。 月干支「雨亥」の天剋地冲は立場が不安定で、 腹をくくって生きねばならぬ時期。 7旬「69歳鉄午」は、DNA「司」の害。 いかに宿命に害持ちであろうと、晩年の害は辛く体調不安。 8旬「79歳宝未」は、DNA「禄」と宿命害切れで、 持ち堪えていれば「未」内木性の応援と 月支「亥」の半会で木性が生成されるため、 衰えることのない口ウルサイ年寄りとなる。 さて「私はいま40歳。人生の折り返し地点を過ぎ、 残り地点を逆算するようになってきた」とは何の勘違いか。 三戸の人生の折り返し地点は97年(灯丑)の律音で、 大学時代に訪れており、何かの決意はあったはず。 また、いまひとつの転換期になるのは、 27年(灯未)が納音で宿命害切れになるので、終焉に向かうのは早過ぎる(笑)。 「私自身は貯金などがいっさいない状態で資本家になった。 始めた時は、たったの2万4900円。これに投資家の他人資本を使いながら」 だとか、「お金を生む仕組みをつくること。それが私の考える資本家だ」や 「高砂選挙区から9220票で当選。公認候補になれば党から選挙資金がもらえる 他に自己資金200万必要だったが、提供してくれる支援者が現れ、 自分では一銭もださずの挑戦だった 本当にやりたいことが見つかればお金はついてくる」とはいえ、 我慢が効かぬ性癖は、ありがた迷惑年(14年/木午)に 加古川市市長選で失敗で「見栄えの良い候補に負けた」などと、 そこらは口が減らない。なぜそうなるかは持続力が期待できない運型が、 大学卒業(02年/海午)が、60年に一度の干合支害年で、 その気になりすぎると裏切りにあう時に就職せず、 (会計士の勉強らしい)廻り道をしてきたから。 だから、余計にある程度世界を知ると次に進みたくなるわけで、 最初の就職が05年(草酉)の条件なし天冲殺の夢の中。 日本創生投資も16年(陽申)の同じく条件なし天冲殺の夢の中ならば、 仮に順調でも、ふたたび28年(山申)の天冲殺の夢の中には、 何かをせねばもたないという事情がでてくるだろう。 「ポイントカードはもっていない。時間の無駄」だそうだが、 いちいち所持せずの意志表示も無駄と思うが、そこは発想の問題。 害持ちでは妙なものもついてくる可能性も否定出来ず。 「性格的に短気などではなく 資本家に共通するのは時間の無駄をしたくない」のは、 年支「午」VS日支「丑」の害持ちが堪え性がないだけで、 「服もできるだけ時間をかけずに選べるものばかりにしている」 「メールは読んだ瞬間に返信する。あとで書くには読み直す時間が無駄」も 全部根っこにあるのは同じ。 「自分はこれをやりたい」「自分にしかこれはできない」という 強い気持ちは確かに必要だろうが、 それは持続力無さの言い訳でもあるが、この宿命では全うなもの。 そんな三戸だが、今年(20年鉄子)は60年に一度の DNA「司」の害切れ支合年ばかりか、月支「亥」と日支「丑」を含めて 冬の方三位も形づくられるので、真面目にやっていれば、 不思議と気合いが入り、思わぬ成果も期待出来るので、大いにその気になり、 「営業はいらない」と声高に叫び ワンクリックで高価な買い物をする時代に、 いわゆる前時代的な営業を槍玉にあげているが、 「玉」主導のこの人が宣言するのはむろん含みあり。 人それぞれということだね☆ |
■2020年06月03日(水)灯丑 |
プチ鹿島○芸人式新聞の読み方と見直しばかり |
○お笑いタレントでコラムニストのプチ鹿島(70-0523/雨卯)が、 17年(灯酉)のDNA「禄」の天剋地冲年に上梓した 『芸人式新聞の読み方』が、DNA「車」の半会年だった19年(畑亥)の 04月10日(灯丑)のDNA「禄」日に文庫化されている。 ネットもテレビもニュースソースは結局、新聞。 だから、新聞はちゃんと守ったほうがいい。 ネットだと好きな情報しか目にしない。 では、どうすれば新聞を面白く読めるかと提案したのが この「芸人式」新聞の読み方。 新聞には芸風がある。だから下世話に楽しんだほうがいい! おじさんに擬人化することで親しみが湧く朝刊紙。 見出しの書き方でわかる政権との距離。世論調査の質問に表れる各紙の立場。 朝刊スポーツ紙と芸能事務所の癒着から見える真実等々・・・。 時事芸人が実践する毎日のニュースとの付き合い方を披露。 新聞を愛してやまない、プチ鹿島による新聞案内ガイド。 擬人化の例は以下である。 朝日新聞→高級な背広を着たプライド高めのおじさん。 産経新聞→いつも小言を言っている和服のおじさん。 毎日新聞→書生肌のおじさん。 東京新聞→問題意識が高い下町のおじさん。 日本経済新聞→現実主義のビジネス一筋おじさん 読売新聞→ずばり「ナベツネ」 新聞各紙の「安保デモ」の新聞各紙の 「見出し」「扱いの大きさ」を比べたり、 「社説」の言葉使いから新聞各紙の違いを鮮やかに説明! こむずかしいことは書かない。 朝刊紙社説は「大御所の師匠の言葉」として読む。 一つの報道を「ミステリー小説」のように読む。 新聞を愛してやまない鹿島流 「時間のないなかで新聞を効率的読むには?」 「紙で読んだほうがいいの?電子版でもいいの?」 「新聞を味わうコツとは?」 「新聞で人生の何が変わるのか?」という提言。 長野県旧戸倉町(現在の千曲市)生まれ育ち。 日本大学芸術学部に進学希望だったが、 大阪芸術大学の推薦入試合格の方が先に決まっていたため、 大阪芸術大学放送学科に入学し、卒業後上京。 「骨太熱」「鹿島商業」「第三勢力」「俺のバカ」などの お笑いグループを経て、07年(灯亥)のDNA「禄」の半会年より ピン芸人になり、時事ネタを扱う。大川興業、エーライフプロダクツ、 ニチエンプロダクションを経て、11年(宝卯)よりフリーに転向。 さらには12年(海辰)よりオフィス北野に所属。 18年(山戌)の60年に一度の干合支合年に、フリーエージェント宣言を行い、 現在はワタナベエンターテインメントに潜り込んでいる鹿島は、 DNA「司」冲殺主導で、順調さを欠き、少々不真面目。 「司冲+牽」は、感動稀薄の屈折した評論家。 「司冲+鳳」は、私的理由から我慢が効かぬ人。 才能はこの「鳳」で、遊び半分、フザケ半分。 「司冲+玉」は、生活するために仕事をしているとは言い難い。 「司冲+龍」は、脇が甘く、ついふらふらする。 「雨+司冲+巳月」は、理屈っぽくノイローゼ気味で歪み目立つ。 「戌」年生まれ「雨卯」は老獪で孤独。 生き方を表す伴星は「鳳」で、楽しむ人生。 物事の始めの洩星は「鳳」で、なし崩しに始まる。 締めにあたる導星は「玉」で、若い人と共に終える。 宿命の特長は、初夏午前十時頃の飲料水の自動販売機。 総エネルギー200点と作りはそこそこで、 天干に「鉄」、月干に冲殺された「宝」と 陰陽二種類の水源地、すなわち製造工程を内包しているため、 片一方の味だったり、混じったものだったり、 冲殺により内部が崩壊寸前ばかりか 金性66点に比して自身の水性は僅か20点しかない身弱なみなのだが、 まだまだ初夏とはいえ、まずまず人に好かれるが 木性の発信力は23点しかなく、いささかワンパターン。 とはいえ稼働力の土性46点に物質運の火性45点と 流れが良くなかろうとも、それなりに重宝され、 喰えてしまうため、良い意味で適当でも壊滅せず。 面白可笑しくはなっているが、生月冲殺のため、 そこに責任を求めてはいけないという縛りあり。 年干支の「鉄戌」は、そこはかとなく野暮ったいものの ぐいぐい浸透してくるので、拒みづらい。 月干支の「宝巳」は、どこか弱々しいわりには存在感あり。 冲殺されているため妙な偏見は無きにしも非ずだが、 お金がないと生きて行けない。 そして日干支の「雨卯」は、まるで前時代的な貴族のごとく優雅。 存外常識的で模範的な発言も可能で、良い人に見える。 干支番号構成は47-18-40で北方東方西方で、 一見振り幅はありそうだが領域は狭いと見る。 後天運は、初旬「5歳海午」は、水性強化のDNA「石」だが、 塩濁水となり、良く言えば正体不明の発泡酒。 悪くすると汽水域でどっちつかず。友人知人に影響されやすくなり、 孤独なクセにコンビを組もうとする性癖はこのあたりが要因。 2旬「15歳雨未」は、DNA「貫」の独立独歩。 家からでて大阪へ。さらには東京へと、水らしく流れて行った。 3旬「25歳木申」は、DNA「調」でピンでの活動。 4旬「35歳草酉」は、DNA「鳳」の対冲で芸風の変遷。 現在の5旬「45歳陽戌」は、DNA「司」の支合と 苦悩と引き替えに才能を手にする変剋律30年の始まり。 進み行く方向の変化あり。 月干「宝」が干合されると迷いは一瞬なくなるが、 月干が「雨」になるので、ライバル出現。 生活していくこと、家庭内の問題多発により、 かえって芸は面白くなることを考えれば、 あまり変遷が多いのは良きこととは言えず。 今後は6旬「55歳灯亥」がDNA「禄」の半会で、 冲殺月干支「宝巳」の天剋地冲を伴う引力本能全開で、 腹をくくって工夫に工夫に重ね、中枢に挑む気概あれば、 苦悩しながらも、評価が形になる見込み。 7旬「65歳山子」は、DNA「牽」の刑で、 名誉不名誉について問題があれば、妙な形で才能もさらに上昇。 ファンの評価も昇り調子はかえって辛いが、贅沢な悩みか。 8旬「75歳畑丑」は、DNA「車」。 単に騒々しいだけか、危険で埋没で終わりになるか。 さて、芸風はまだまだ進化しそうだが、「司」冲殺主導は、 まず家庭に振りまわされる。 18年(山戌)の60年に一度の干合支合年には 4歳の娘がいることを告白しているが、現在の状況は不明。 とはいえ、本来はもっと活躍してもおかしくない宿命だが、 そこまでビッグネームになっていないのは、ひとえに辛抱の無さが理由。 幾度もコンビを組んでは失敗し、そこそこ活動が活発になってからも、 理由はあろうと事務所を変わりすぎ。 これでは、いくら器にあわせられる水の質とはいえ、疲弊も少なくない。 まして自己発揮のフリーエージェントなんて、一過性の話題でしかすぎず、 またこの金性2年(20年/鉄子・21年/宝丑)で見直しではないだろうなあ。 それがプチどころか派手に残念なところだ☆ |
プチ鹿島○70-0523 |
雨宝鉄鉄 卯巳戌+5 玉龍鳳司牽(司冲殺主導) 木性(23)火性(45)土性(46)金性(66)水性(20)/総合200 辰巳生月冲殺/大半会(15歳雨未)/主導DNA支合(455歳陽戌) 変剋律(45歳陽戌/55歳灯亥/65歳山子) 木性脆弱/金性過多/水性脆弱 +5歳海午/15歳雨未/25歳木申/35歳草酉/45歳陽戌/55歳灯亥/65歳山子/75歳畑丑〜 |
■2020年06月04日(木)山寅 |
吉上亮○泥の銃弾も追憶の彼方 |
○中高とも剣道部に所属しており、文化的な活動とは無縁だったが、 06年(陽戌)の守護神害年の春、友人が文芸部に所属していた縁で、 文化祭にゲストとして小説を執筆した そこで「おもしろかった」という感想を多く得たことが、 創作を志す原点となったり、その後大学ではノベルゲーム製作に2年間を捧げ、 小説を本格的に書くようになったのは、 東浩紀(71-0509/木午)の講義に出会ってから。 デビューは13年(雨巳)のありえない水性年という 吉上亮(89-0218/畑酉)の『泥の銃弾 上/下』が、 昨年(19年/畑亥)の04月01日(山辰)のDNA「石」日に上梓されている。 舞台は、難民を受け入れている近未来という日本だが、 それも既に過去になった19年07月09日(陽午)。 もはや藻屑となった20年(鉄子)の東京オリンピックを控えた、 東京・千駄ヶ谷の新国立競技場で、 東京都知事が難民テロリストによって狙撃された。 一人のクルド人難民が自白を誘導され犯行を認めるが、 I型糖尿病の合弁症で視覚障害を持ち狙撃などできず、 ほどなく獄死してしまう。 主人公の一人は全国紙の元社会部若手エース記者だった天宮理宇。 真相追究のため新聞記者を辞し、 「アマノ・クロニクル」というチャンネルを使い、 取材成果を発信する一匹狼で、 彼は都知事事件と同時に起きた交通事故で亡くなった 妻の間際に対面できなかったことを悔やんでいる。 狙撃事件から1年後に天宮に連絡をしてきたのは、 「おれは真犯人に関する重要な手がかりを知っている」という 謎のアル・ブラクと称するシリア難民。 天宮と男は「事件の真相を暴く」という共通目的から手を組むが、 事件の背景には日本政府が押し進めた政策が招いた 社会の歪みに翻弄される数々の難民たち、 そして警察や公安、報道機関などの思惑が入り乱れ、 舞台は遥か中東シリアにまで及ぶ。 この国の未来を予見する圧倒的エンターテインメント! 果たして真犯人は、その正体は・・・・・。 無念の難民の冤罪をはらすことができるのか! そして、亡き妻に胸を張って報告ができるのか!? 圧倒的?!荒唐無稽!?この国への警鐘満載! 不屈の元傭兵との情の入りこむ隙を見せない泥だらけの新時代のバディ物語! 埼玉県さいたま市出身。現在も同地在住で、早稲田大学文化構想学部を卒業し、 学生時代のアルバイト先にそのまま契約社員となるも、 現在は物書き専業になり、都内に仕事場ありという吉上は、 DNA「玉」冲殺主導で、家系や組織の犠牲になりやすい。 それだけに主人公が新聞社を辞めてまで 真相解明に動いた動機には心滲む思いありも、 生月冲殺の自己発揮は御法度だけどね。 「玉冲+調」は、若年寄のような妙な落ち着き。 好きこそ物の上手なりで、一般常識はないが、 博識には違いないが、いわゆるオタクともいう。 繊細とガサツが同居したような迫力。 才能はこの「玉」で、屈折した母性で、近代的ではない海外への興味もあり。 「玉冲+鳳」は、自己都合の正義。 「玉冲+貫」は、その場その場を上手く切り抜けるが、 結局は一人では出来ず元上司や協力者が必要。 「玉冲+玉」は、無理をするのが大好き。 「畑+玉冲+寅月」は、幸運と災いの同居。 あまり才能を発揮すると身を傷めるが、 没頭すると降って湧いたように降りてくるもので、 「巳」年生まれ「畑酉」は、受け身。 生き方を表す伴星は「牽」で、埋もれたものを世に問う。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。 締めにあたる導星は「調」で、口達者な年寄り。 宿命の特長は、初春午前四時頃の宅地。 既に異様な輝きを持つ太陽が昇りかけているが、 どういうわけか世界に平等に光りをそそぐというよりは、屈折して影あり。 年支「巳」VS月支「寅」の害は、出だしが躓き、消化不良になりやすい、 総エネルギー212点中自身の土性は90点。つまり密集した袋小路だらけ。 火事でも起きたらひとたまりもないが、水性ゼロ(DNA禄/司なし)は、 ひとたび炎上すれば焦土。だから「火神」都知事な訳か(笑)。 どうりで狙撃されても簡単に死にはしない。 ようは優しさや堅実さも微塵もないため、いわゆる普通の家庭に縁なし。 妻の最後にも立ち会えぬハードボイルドさ。 経済観念なく、金に糸目をつけず、高価な兵器も簡単に破壊できたりもする。 付け加えれば木性は僅か18点しかなく、 それも冲殺された月支「寅」内にしかなく、 異性の趣味も屈折しているというより、歪な母性愛みたいなものだし、 密集地のはずなのに、常に中央地下街で集会を開いており、 有効利用されていない区画ばかり。 登場人物が多いわりには整理されておらず、説明不充分な感覚を受ける。 年干支「畑巳」VS日干支「畑酉」の大半会は、 両天秤であれもこれも出来てしまう錯覚を受けるが、 その実、何もかも無茶苦茶で収拾つかず。 年干支の「畑巳」は、世俗とは一線を画す長老的風情も、 倒柱と呼ばれ組織の最も大切な位置にいる者を亡き者にする。 気弱さと開き直りが同居。 月干支の「陽寅」は、天性の明るさはあるが、 苦労すると孤独になり、器用貧乏が重宝され身動きとれず。 そして日干支の「畑酉」は、中身より外見にこだわりあり。 格好はつけるが、余人の理解の範疇を超え、マイペース。 欲深さがなく事件が起きようと自制心はたらき、 「畑巳」程ではないが、大黒柱を支えることなく、 「畑巳」と相互干渉すれば、新聞社主にして 一人だけの軍隊みたいな人物さえ葬り去る。 干支番号構成は、06-03-46で東方2点に北方の極めて鋭く そして狭い領域に固執する。 なので隣接し勝手知ったる蕨市(10人に1人が外国人)にも目をつけられた。 後天運は初旬「5歳草丑」が、DNA「車」のありえない行動力。 ありえないので危険な戦闘シーンも描けるのだろう。 また存在しない水性も「丑」内「雨」の補佐で、 作物の生育という面では、救われた。 2旬「15歳木子」は、DNA「牽」の役割発揮。 冲殺月支「寅」と呼応してしまい、 アルバイトから契約社員昇格も、正規ではなく残念も、 最後の最後のありえない水性の半会年だった 13年(雨巳)にはデビューして格好をつけているので、まずまずか。 現在の3旬「25歳雨亥」は、ありえない水性の DNA「禄」の引力本能の出現ばかりか、 年支「巳」VS月支「寅」の害切れで気合い入る。 同時にターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、目立ってくる。 今後は4旬「35歳海戌」は、DNA「司」でありえない水性の害。 堅実にやっていこうとすれば裏目も、 冲殺されているだけに、妙な裏切りなり毒を喰らう。 ありがた迷惑といえばそれまでだが、 私的面に目をむけず仕事に生きれば、なんとかなる。 5旬「45歳宝酉」はDNA「鳳」の息抜きに、進み行く方向の変化。 何らかの受動的変身でもあれば、月干はありえない「海」に、 10年運は「雨」になるが、同時に守護神火性の威力は弱まるので、 金銭物質なり生活ばかりを意識すると良さ半減。 6旬「55歳鉄申」は、DNA「調」の独創性と 年支「巳」VS月支「寅」の害切れで、 気合い入るも、限られた世界に終始するより、 芸術性を高めるのだが、取り扱いは注意。 7旬「65歳畑未」は、DNA「貫」の守り。 8旬「75歳山午」は、DNA「石」のそれなり。 さて、吉上は寅卯天冲殺であるから、 それだけなら親思いの良き息子で片付けられるが、 生月冲殺のため、何かと雑務も少なくなく気苦労あり。 迫力ある描写に心意気を読みとる以前に際だった宿命に後天運を考えれば、 本来もっともっと売れていなければならない。 何故か。簡単なことである。家から出て完全独立を試めば、 天井知らずの成功もありえるのに、残念なことに実行されていないばかりか、 中途半端に16年(陽申)の守護神害切れ年から 都内に事務所を借りるという二重生活を送っている。 またご丁寧にも18年(山戌)のDNA「石」の害年に、 さらに引越までしているのだから残念すぎる。 それでコロナ災禍で仕事場にいけないと嘆かれても 自業自得どころか、正体不明の極端な日々で終わり。 とはいっても、中途半端にこんな時期に動いても仕方ない。 22年(海寅)と23年(雨卯)の60年に2年しかないありえない水性の 条件あり天冲殺を最強にするためには、 なんとしてでも来年(21年/宝丑)の 年支「巳」と日支「酉」がからむ三合会局年の03月(宝卯)の「宝」重なりには、 11年(宝卯)に出来なかった完全独立を果たしてもらいたい。 それさえ出来れば、派手な活躍を見せつけてくれるに違いない! 労働力の補填のため難民を使うこの国。 難民特区や不法滞在コミュニティの見逃し。 都民第一主義(都民ファースト)と唱っているわりには、優遇されない都民。 外資系企業には税収が見込めるばかりか、 高度技能人材の永住権という優遇措置はあろうと、 都内の日本人低所得者層への救済は果たされず、 福祉予算は大幅に削減されている現状を憂う。 国防の観点からみて野放図な政策は控えるべきだし、 高度な情報操作は忌み嫌うべき。 「難民はいつか故郷に還さねばならない!?」最もだ! 組織にとって使い勝手の良い駒は、いざというときに切り捨てやすいぞ。 20年07月23日(灯卯)に相棒は逮捕されて幕引き!? 独創的と言えば、難民高等弁務官事務所の女性捜査官。 「生気に乏しいくせに、どこまでも無邪気な笑顔」は、 実はサイコパス好きの吉上ではないのか(笑)☆ |
■2020年06月07日(日)宝巳 |
菅浩江○不見【みず】の月博物館惑星2の大成功と大失敗の自己犠牲 |
○81年(宝酉)のありない金性の高校在学中、 当時所属し日本SFショーにも協力していた 同人誌「星群」に発表した短編「ブルー・フライト」が、 「SF宝石」に転載されデビュー。 89年(畑巳)の条件なし干合方三位天冲殺に 第一長編「ゆらぎの森のシエラ」を発表し、再デビュー。 92年(海申)のDNA「龍」年に「メルサスの少年」で、 第23回星雲賞(92-0821/畑巳)の干合方三位天冲殺日に日本長編部門受賞。 93年(雨酉) 短編「そばかすのフィギュア」で、 第24回星雲賞(93-0821/木戌)の大半会日に日本短編部門受賞。 01年 (宝巳)の60年に2年しかない、ありえない金性の条件なし天冲殺年の 守護神DNA「調」日に「永遠の森 博物館惑星」で、 第54回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門(01-0504/灯卯)、 DNA「玉」日には第32回星雲賞(01-0818/雨丑)日本長編部門を受賞。 13年(雨巳)のDNA「玉」の条件なし天冲殺年に、 文部科学省教科用図書検定調査審議会臨時委員。 14年(木午)の律音年の人生の折り返し地点に、「誰に見しょとて」で 第13回センス・オブ・ジェンダー賞(14-0720/宝卯)大賞受賞。 日本推理作家協会会員。本格ミステリ作家クラブ会員。 宇宙作家クラブ会員。日本SF作家クラブ会員だったが、 同、人生の折り返し地点(14年/木午)に退会している菅浩江(63-0421/木午)が、 「SFマガジン」に収録された「黒い四角形」(17年/灯酉02月号)、 「お開きはまだ」(18年/山戌04月号)、「手回しオルガン」(18年/山戌06月号) 「オパールと詐欺師」(18年/山戌08月号)、「白鳥広場にて」(18年/山戌10月号) 「不見(みず)の月」(19年/畑亥02月号)をまとめた 『不見【みず】の月博物館惑星2』を 昨年(19年/畑亥)の干合年のDNA「禄」の天冲殺月の DNA「龍」の「辰」重なりの04月25日(海辰)に上梓している。 地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館苑「アフロディーテ」。 オーストラリア大陸ほどの面積に既知宇宙のあらゆる美を集めるユートピア。 そこには、全世界のありとあらゆる美術品、動植物が収められている。 音楽・舞台・文芸担当の「ミューズ」、絵画・工芸担当の「アテナ」、 そして、動・植物担当の「デメテル」―女神の名を冠した各専門部署では、 データベース・コンピュータに頭脳を直接接続させた学芸員たちが、 収蔵品の分析鑑定・分類保存をとおして、美の追究に勤しんでいた。 絵画や彫刻は当然として、動植物や自然の織りなす恵み、 流れては消えて行く音楽や詩歌も研究している。 地球上のおびただしい展示施設と連携して常に企画展が開催され 人気アーティストの音楽やパーフォマンスが劇場を賑わし 「動・植物部門」が持つ広大な庭園には四季折々の花が咲き乱れている。 「アフリディーテ」の学芸員たちは 脳外科手術をふくむ先天的な仕掛けでもって 美にまつわるありとあらゆる事象へ果敢にとりくんでいる 学芸員の多くは、脳とデータベースを直接接続したシステムを駆使して働く。 そんな博物館惑星に赴任したばかりの新人自警団員・兵藤健は、 同じく新人で総合管轄部署「アポロン」配属の尚美・シャハムらとともに、 インタラクティブ・アートの展示管理や、 強欲な画商などにまつわるさまざまな事件に対処することになるが 「永遠の森 博物館惑星」の19年ぶりの続篇である。. ここは作者にとって理想の場所であり、「ガーディアン・ゴッド」は ありえないような画期的な犯罪抑止システム。 警察官と人物データ・ベースをつなぐもの。 これを使って犯罪を未然に防げるのだから画期的! 菅原道真や菅原孝標女の血を引いており、 京都府京都市西京区出身で現在は北区西賀茂近辺に居住しており、 追手門学院大学を中退の菅は「禄」冲殺主導で、 おおむね人生の様々な事象には納得できない性癖。 「禄冲+石」は、他力本願的願望強いも、 周囲と和合もしないので、摩擦も起きやすい。 「禄冲+司」は仲介能力発揮しすぎると予知能力鈍る。 「禄冲+玉」は、計算はするが家庭を優先すると破綻しやすい。 才能は、この「玉」で落ち着いた年長夫人の面持ちも、 掘り下げて仕事を出来れば吉も生活に埋没は厳しい。 「禄冲+鳳」は、度を過ぎた発言で失敗しやすい。理不尽でも理由はあり。 「木+禄冲+辰月」は、若い時の成功が仇になりやすい。 「卯」年生まれの「木午」は正直者で、 生き方を表す伴星は「禄」で、決め手のない奉仕の人生。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。 締めにあたる導星は「禄」で、他人による終了。 宿命の特長は晩春午前八時頃の天気雨下の街路樹も 総エネルギー218点中木性82点と身強扱いも生月冲殺なので、 活かしきるのは難しく、加齢とともに強さは影をひそめかねない。 守護神火性は52点で、どちらかと言えば身を削るほうで、 土性52点にしても、冲殺土性でゆらぐ。 金性ゼロ(DNA車/牽なし)は、栄誉の意識なく、 働きたくないのに無限大の動きを期待され、 創造力の水性32点は多いとも少ないともいえぬが、 「龍」の「海」がわるわけではなく、 「玉」の「雨」が 冲殺されるためSFなのだろうが、 そもそも似合わないので努力が必要で、 金性という足場がコンクリートあたりで軽く足許が固められていれば、 ブレずに自己発揮もしづらいので、 崩れやすいのは、冲殺以外の制御不能でもある。 また年支「卯」VS月支「辰」の害は胃痛。 出だしが躓きやすく、冲殺もあり誤解されたりしたりもする。 とはいえ妙なスイッチをいれると崩れやすくなり、 優柔不断という魅力を保つのも悪くはないだろう。 年干支の「雨卯」は、一見常識的で模範的な生き方に見せ、 子供も大好きだが(宿命害もあり)迫力に欠けるばかりか、 明後日の方向に流れやすい。 月干支の「陽辰」は、表向きは柔らかムードだが、 中身は辛辣で冲殺されているだけに妙な事で腹をたてて、しくじりやすい。 そして日干支の「木午」は、心優しく純粋なイメージ。 直感力と伝達本能を活かすのが得意も、時に出し惜しみをする。 その存在ゆえ、誰かを犠牲にしたり、されたりもする。 干支番号構成は、40-53-31で北方基軸の西方2点だが、 SFの世界を描いていても、東方南方欠落には 前進していく未来というより老成を感じる。 後天運は、初旬「5歳灯巳」は、年支「卯」と月支「辰」の害を軽減。 春の方三位の完成で、歪みがありながらも賑やかさが強化され、 日支「午」まで完成するので宿命が熱くなった DNA「調」の繊細さが強化される10年運天冲殺。 宿命冲殺にさらに天冲殺が被されるのだが害持ちばかりか、 不器用で心優しい動きづらい「木」のため、燃焼できたか否かは別物。 またターボ運(子丑天冲殺廻り)も74歳迄与えられ、 加速がついた模様で何をしても目立ってしまう。 2旬「15歳山午」は、DNA「禄」の引力本能強化の主導DNAで、 自己確立でより宿命に厚みが増し、デビュー。 調子に乗って、(あるいは不慮の理由で)大学を中退。 3旬「25歳畑未」は、DNA「司」の干合支合。 願えば叶うので、再デビューに結婚もした。 4旬「35歳鉄申」は、DNA「車」のありえない金性の稼働力というより 危険な領域に入り、公私共に忙しい。 5旬「45歳宝酉」は、DNA「牽」のありえない金性の役割意識。 理由は色々あろうが、勢い余って人生の折り返し地点で(14年/木午)に、 SF作家クラブから脱退している。 これは年支「卯」VS月支「辰」の害切れで 腹をくくったりしながらスイッチが入る模様も、 冲殺されている守護神月干が点滅するなり、 「海」に変わってしまったのだから、温和しくしているのならばともかく、 進み行く方向が大変化して苦渋も味わう。 現在の6旬「55歳海戌」は、ありえない金性は抜けだすも、 DNA「龍」は改良であり放浪の年支「卯」VS月支「辰」の害切れで、 宿命にない塩水の到来は、麗しい毎日とはいえず、 夫はまともに経済活動をやっているのか不明で、 こともあろうに正業では足らず、 夜勤の派遣労働という訳のわからぬ作業を嘆く。 さすがの年齢にはキツイはずだが、日支「午」の半会があるので、 真っ当な流れならば作風の変遷で何とかなろうが、同情を禁じ得ない。 今後は7旬「65歳雨亥」がDNA「玉」で、 条件は年干支「雨卯」の大半会のみで、微妙。 生き方一つで、クリアできることがあれば蘇生も可能。 8旬「75歳木子」はDNA「貫」。ターボ運も終わり、 納音は精神性はともかく現実の破壊。 かつて菅浩江という作家が存在した痕跡をどこまで残せるか。 さて「叫びを文学に!」は結構だが、 菅は生き方さえ躓いていなければ、もっと大物として、 良質な作品を提供できていたのではないか。 ともかくオルガン教室の先生やゲーム会社務めもしたし、 18年(山戌)から京都情報大学院大学百万遍校舎で、 月一回の「作話」の講義をしたり 19年(畑亥)よりは京都光華女子大でサブカル講義を開始しているが、 挫折の理由はあまたあるが、まずは生月冲殺なのに、 女性であろうと生地生家を後にできなかったこと。 大学中退だって、親の介護では未来もすぼまる。 そこが現実優先の辰巳天冲殺で、冒険が出来ない。 結果、実家で雑務を一手に引き受けでは、流れに乗れてはいないどころか、 今でも親と同居では、運が不完全燃焼で伸びきれず。 さらには、何を間違えたか自身の害をきるとはいえ、 目下縁稀薄の午未天冲殺と結婚したばかりか、 菅の年干支「雨卯」は夫の月干支「畑酉」に天剋地冲され、 しかも共通干支もないお粗末で永年東京と京都の別居生活。 (夫はガイナックスに勤務していた) 自然界が結婚をすべきではないという別居という シグナルを送っていたのに、あまりにも安穏としていないか。 そんな夫と無理をしたからか、 日干支「雨亥」に自身の年干支「雨卯」が大半会されているとはいえ、 一人娘は親剋しの子丑天冲殺ばかりか、 金性ゼロ(DNA龍/玉なし)の親縁なしなのに諸般の問題を抱えていようと 60年に2年しかない絶好のありえない守護神天冲殺なのに 停年退職の夫が京都にやってきて生活は菅の本業以外に、 夜間に13時間の派遣労働に頼っているってなんだい! ていたらくとなるのは自由だし、 訳のわからぬ物販もふくめて本業に専念できないのを 読者に発信するまでになっているのは、如何なものか。 もはやかなり遅いが、ただちに生地生家を離れ関係をたつとか 娘を独立させ、夫とは別の道を歩むなどが得策だが、 おそらくはそれはできまいから、もっと盛大な活動ができぬ理由である。 人を見る目がなかったために、残念なことをした。 優れた絵画は、描かれた一瞬の表情だけで人生を語らせることができる。 本作は吉村輔という73歳でなくなった画家の晩年を描いている。 若い頃はポップアートに傾倒し、 日用品を組み合わせたドギツイ原色の絵を描いていたが、 商業出版の求めに応じてイラストも手がけ 純粋芸術の作家とは呼ばれなかったので、 59歳になって月を主題にし始めるとじわじわ人気がでて モノトーンの満月を柔らかい色彩に加工して描く よく見ないと色が分れているのさえ気づかない淡色で ほのかな色気のような作風を誇った。 とはいえ、長女は犯罪者に次女は若くしてなくして、 妻まで病死という設定は哀しい。 「月は見えないほうがいいの。満ち欠けを一喜一憂せずにすむしね」 すねた娘へのメッセージが隠された作品かもしれない☆ |
■2020年06月08日(月)海午 |
村井理子○兄の終いは実話だがそれより怖い闇と夢の中 |
○留学などにより社会参加が94年(木戌)のありえない木性年だったため その後退職し派遣社員を経験していた折、 あるサイトで書き始めたブッシュ元米大統領の失言を 取り上げたコラムが編集者の目にとまり出版。 「ブッシュ妄言録」「ヘンテコピープルUSA」 「ローラ・ブッシュ自伝」 「ゼロからトースターを作ってみた結果」 「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」、 「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」、 「兵士を救え!マル珍軍事研究」、 「人間をお休みしてヤギになってみた結果」(以上訳書) 「村井さんちのぎゅうぎゅう焼きおいしい簡単オーブン料理」などがある 村井理子(70-0609/鉄申)の『兄の終い』が、 04月07日(鉄辰)のトリプル「鉄」重なりの大半会日に上梓されている。 昨年(19年/畑亥)は過去にまつわる主導DNA「玉」年の害年らしく、 10月30日(鉄子)水曜日の大半会天冲殺日の23時過ぎに 「022」から始める市外局番がiphoneに表示された。 部屋を見回し、家族全員がいることを確認して 「自分にとっての最悪なことは起きていない」とホッとし ただならぬ雰囲気を察した夫(67-XXXX)が テレビのスイッチを切ったので電話にでると 「本日、十七時にご自宅で遺体となってお兄様が発見されました。 死亡推定時刻は十六時頃、第一発見者は同居していた 小学生の息子さんです」と告げられた。 塩釜署の刑事によると、兄はその日多賀城市のアパートの一室で死亡し、 寝室の畳の上で倒れており、即死に近い状態だったという。 死亡時の年齢、五十四歳。憎かった兄が死んだ。残された元妻、息子、私―。 怒り、泣き、ちょっと笑った5日間の実話。 病院以外で亡くなったので、検案されたところ、監察医の判断は脳溢血で、 糖尿、心臓、高血圧の薬を処方されており病死だという。 「遠方にお住まいで大変だとは思いますが、 ご遺体を引き取りに塩釜署に起こし頂きたいのです」だという。 関西から東北に移動するのは大変なことだ。 週末には二日連続で大阪の書店でトークイベントが控えており 兄の元妻に連絡をいれ11月05日(陽午)のDNA「車」日に、 現地へ向かってからの、火葬、戸籍末梢、遺品整理、甥の行末。 父が亡くなり三十年。母も五年前に亡くなっており、 親戚もほとんど交流がなく、実質村井が始末をつけねばならない。 自分の息子(06-XXXX)には 「悲しいことはないの?たった一人のお兄さんやろ?」 と言われるが村井はその問いに答えることが出来ず、 当日はジャージにスニーカーという軽装で 出かけて恥をかくほど動揺していたようだ。 兄よりは十歳以上年下の元妻が兄と離婚したのは12年(海辰)。 女児を母親が男児を兄が引き取ったという。 7年間離れ離れだった息子に一刻も早く会いたい元妻と 村井は協力して怒濤の日々を駈けぬけた。 さすが害年でも強い子丑天冲殺である。 静岡県焼津市出身で、カナダとイギリスに留学したため、 2年間余計にかけて京都外国語大学英米語学科を卒業し、 京都府京都市中京区などを経て、06年(陽戌)から滋賀県大津市在住の村井は DNA「玉」主導で、独立気運の高い子丑天冲殺ながら、 実家とはなかなか縁が切れず、気分転換不得手で機転効かず。 とはいえ返す刀でその話を早速文章にしてしまうあたりは、 ただものではない。 「玉+石」は、一見人当たりは良くも無意味な言動なし。 「玉+龍」は、本音を伝えづらく誤解されやすく、 反省はするものの、それでどうこうするものではない。 「玉+貫」は、現実に即した行動力で今が大切。 「玉+鳳」は、自己に無関係な取材は冷静で定評があるが、 本作のような私的部分をさらけだすようなものだと 感情むきだしで爆発もしやすい。 才能は、この「鳳」でお喋りであり伝達であり、 取材して発信する全ての作業である。 「鉄+玉+午月」は、放浪癖ありでそれを活かした仕事。 「戌」年生まれ「鉄申」は、精神性高く現実的な工夫は実は苦手。 生き方を表す伴星は「司」で、家庭親族一丸となって。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内だより。 締めにあたる導星は「鳳」で、人生を愉しむ。 宿命の特長は、仲夏正午頃の運河にかかった鉄橋。 年干も日干も「鉄」のため両天秤だが、微妙に土地の成分はことなり、 仕事面の顔と私生活もほぼ同じようだが、 心の奥底では何を考えているかわかったもんではない。 街と街を結ぶようなものだが、利用者はいるのかいないのか。 あるいは無限大なのか・・・。 総エネルギー262点は強力だが、木性ゼロ(DNA禄/司なし)の優しさ、 一般的な家庭なり遠慮もない、仕事ではサイコパス寸前といったところか。 一般人よりは家庭を顧みず仕事に打ち込める利点ありも、 そもそも配偶者成分皆無なので、若い時の勢いで結婚したわけだ。 火性48点は相応の稼働力。土性66点はくどいほどの探究心。 自身の金性は104点と子丑天冲殺であること以上に 身強で屈強で、そうそう壊れないのだが、 守護神44点の水性があろうと、バランスにかけた宿命は、 77年(灯巳)の忌み神火性過多年に、先天性心疾患で手術。 18年01月(17年/灯酉の最後の最後)には、 弁膜症からの心不全になって入院しているが、 火性で心臓関係がやられるのは、火性を生じる木性の存在がないため。 出来れば、これでもかと野菜や果物の摂取を推奨したい。 年支「戌」VS月支「午」の半会で、より火性が生成されるので、 冷やすだけではなく、虚の火性を生じるものが必要ということだ。 年干支の「鉄戌」は、どこか野暮ったいがずうずうしいので、 押しが強く、簡単には負けず、危機管理能力もあるので、 仕事上は、難を逃れられるはず。 月干支の「海午」は、慌ただしく常に行動。 従軍記者や従軍看護師のようなもので、落ち着く暇などなく、 のんびりゆっくりではなく動き廻るのが趣味というような形態。 そして日干支の「鉄申」は、自意識高くマニュアル的。 他人に攻撃されるのは良しとせず、粘り強さあり。 干支番号構成は、47-19-57で北方2点と南方を結ぶ鋭角的領域で、 なんでも得意で無難にこなすわけではない。 後天運は初旬「1歳宝巳」は、DNA「石」の」刑と支合。 子丑天冲殺でもあり、兄を意識して 自分ならもっとこうできるという向上心が付加されるも、 どこか人を油断させるような偏見のない狡猾さが与えられた。 とはいえ妥協も屈辱もあったろうから、病にも倒れる。 2旬「11歳鉄辰」は、DNA「貫」の大半会で大事件。 年干支の「鉄戌」の納音で、強引に前進するも現実面の破壊。 高校時代も大学時代にも留学を経験しているが いくら「龍」があろうと主導は「玉」のため、根本的に馴染むわけでもない。 3旬「21歳畑卯」は、主導DNA「玉」の自己確立。 自分は何かを確認する10年だったが、日支「申」に条件なしも、 ある意味世間知らずなところで、結婚相手とも遭遇。 4旬「31歳山寅」は、DNA「龍」の改善と対冲。 出産と引越で過去を破壊。 現在の5旬「41歳灯丑」は、DNA「牽」の10年運天冲殺。 初旬条件のない一気に世界が拡がるもので、開花。 栄誉や役目役割の破格の飛躍で、兄の最期まで始末する。 進み行く方向の変化という月干「海」の干合は、 ありえない木性を産みだし、宿命以上の働きをするが、 謙虚な感謝もあれば持続飛翔するが、 努力と時間の経過がもたらしたものだと鼻にかけて 自己満足と強欲になれば、身体を蝕む。 今後は6旬「51歳陽子」は、DNA「車」の10年運天冲殺。 猛烈に忙しく日支「申」の半会まであるので、 消化不良はないだろうが、虚の木性の応援はなくなるので、 流れにのって感謝と奉仕あってどこまで、 それを忘れては燃え尽きかねないが「鉄」だけに火の玉となり危険がいっぱい。 7旬「61歳草亥」は、DNA「司」の特別条件付10年運天冲殺の干合支害。 ありえない木性成分で環境異変。 その気になりすぎれば、金銭物質や家族の崩壊。 8旬「71歳木戌」は、同じくありえない木性の DNA「禄」の特別条件付10年運天冲殺で、妙な投資なり困窮。 あるいは、分不相応な成功と金銭物質が出たり入ったり。 大変な晩年であるが、この10年運を抜けられるか否かは、 とてつもない感謝や奉仕が必要だが、 それが出来る器に成長できるかにかかわっている。 兄は亡き父親が40年以上経営してきたジャズ喫茶を潰し、 若い女性を雇い入れてスナック経営にのりだすも破綻。 元妻と離婚してからは、兄に依存する母親に金の無心。 何もかも失って母親も失意で亡くなるが、 その意味でも村井の恨み骨髄なのはわからぬわけでもないが、 目上剋しの子丑天冲殺や穀潰しの兄が生まれる 父母の結婚にも問題はあったのだろう。 病魔に冒され仕事もままならず、最後は生活保護を受けていた 兄なきアパートは全ての時間が止まっていたようだが、 おそらくそれを乗り越えて行く弱くない息子は残った。 離婚しても葬儀にかけつけた元妻も弱くない。 さて、村井の結婚は早い、若さの勢いで職場恋愛から結婚。 しかし、年上NGな子丑天冲殺のため、家庭に収まりきらず、 おそらくは努力に努力をしての出産で、 子供は男児の双子だが、本来双子は別々に育てなければ、 片一方の運気が濁ったり、伸びなかったりする。 兄を早くに失ったと同様、夫や子も心配には違いないが、 危険回避には早くから外にだし、 寮生活や留学なり別々に一人暮らしをさせていかないと 夫婦どころか家族がもたないということだけは明言しておきたい。 だって現在地の琵琶湖畔に引っ越してきたのは07年(灯亥)の 忌み神害年なのだから、村井自身も兄のようにならぬためには、 「玉」主導らしき、京都市内に凱旋すべきだろうしね。 また、本作が世に出て話題になったのは、 DNA「貫」の大半会条件なし天冲殺である。 「いまでも兄を許せない気持ちがある。兄は様々な問題を引き起こし、 多くの人に辛い思いをさせ、突然さって行った。 そんな兄の生き方に怒りは感じるものの(中略) 兄の生涯は幸せなものだったと考えていいのではないか。 そのたった一人の誰かに私がなろうと思う」ならば、 本書の印税は、甥御さんに取材謝礼費として贈与すべきだろう。 それが出来れば村井の成功はこれからも果てしなく続くはずだ☆ |
■2020年06月09日(火)雨未 |
箕輪厚介 幻冬舎がセクハラで人生の折り返し地点過ぎ急落下● |
○元社員に取材される形で大麻疑惑が報じられ AVEXの会長を辞任してクリエイティブ活動に専念するなどと 責任を回避した松浦勝人(64-1001/雨未)の自伝を企画した 幻冬舎の編集者であるの箕輪厚介(85-0828/畑亥)が、 当該本を担当した女性ライターを数ヶ月拘束したあげく、 出版を中止したうえ、一切ギャラを支払わなかったばかりか、 部屋に強引にあがり性的関係を強要したと (生々しいLineのやりとりなど暴露されている) 05月16日(鉄寅)の「文春オンライン」などで報じられていた件で、 05月29日(海申)のDNA「司」の非堅実性害日に twitterで「死にたい」と発信していたが、 06月08日(海午)のDNA「司」の同じく不真面目重なり日に、 騒動を謝罪するとともにテレビ番組の出演とりやめ等の活動の自粛を発表。 自ら立ち上げたビジネス書レーベル「NewsPicks Book」の編集長も退任する。 箕輪は「皆様へ」と題した書面を添付。 「一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません。 僕自身、一般常識を欠き、傲慢な人間になっていたことを自覚し、 深く反省しております。 今回の件に対する自分なりのけじめとして、 テレビ番組出演等の活動を自粛致します。 またニューズピックスブック編集長を退任致します。 ニューズピックスブックは既刊の『東京改造計画』を最後に終了します。 これまで支えてくださったみなさま、心からありがとうございました。 また直接ご説明できずに申し訳ございません。 いま一度自分の人生を見つめ直し、精進して参ります。」としている。 箕輪は日本テレビ系情報番組 「スッキリ」の火曜コメンテーターを務めており、 報道直後の05月19日(海戌)には出演したが、 26日(畑巳)の納音日には出演していなかった。 箕輪は東京都港区赤坂出身で、早稲田大学第一文学部卒業。 「大学時代は1秒も勉強もしなかったと思う」というが、 10年(鉄寅)の主導DNA「調」年の害切れ支合年に双葉社に入社。 ファッション雑誌の広告営業として4年間、 タイアップや商品開発、イベントなどを企画運営に携り、 14年(木午)のDNA「牽」年から編集部に異動も、 15年(草未)のDNA「車」の半会年に幻冬舎に転職。 幻冬舎移籍後も新たな会社や組織を立ち上げてきたのは、 DNA「調」主導で、他人と同じことをしたくないばかりか、 月支「申」VS日支「亥」の害持ちで持続力なしで、 常に目先を変えねば、もたない。 「調+貫」は、集団行動を摸しながら個人行動。 堂々と金儲けで、恩知らずで義理も人情もあったものではない。 才能は、この「貫」で、状況環境で変化するカメレオン体質。 好き嫌いは激しく、攻撃されたら、相手を徹底的に潰すまで叩くが、 裏を返せば、その材料がなければ何も出来ない。 「調+司」は、とりあえず負けず嫌いで闘っているフリ。 「調+車」は、落ち着かず。 「調+牽」は、言動は粗野。 「畑+調+申月」は、遊び感覚風。 「丑」年生まれ「畑亥」は、狭視で異性の気持ちに寄り添わず。 また総エネルギー219点はそれなりも、火性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人は、 本人が述べたように常識はなく頭の中は空っぽ。 初旬「7歳雨未」は後転稼働運型なくDNA「禄」のお金大好き。 野人のため、感謝奉仕にまで気持ちは廻らず、 やたら派手に動き廻らねば、何にもならぬところが、 「27歳宝巳」の突如やってきた10年運天冲殺で 月支「申」VS日支「亥」の害も切れスイッチが入り 勘違いしながら流れにのったものの、 豪快を装うも「調」主導は、本質臆病で逃げるしかなかった。 元CAのハーフ女性と結婚をし二児の父親のようだが、 配偶者成分の月干「木」ばかりか年干も「草」で、 異性は手当たり次第な感もあるが、 月干支「木申」VS日干支「畑亥」の干合支害持ちは、 うっかりしていれば、ろくでもない異性にしか興味なく、 あるいは異性と問題を起こしやすいうえに、 それがDNA「牽」にもなり、不名誉。 悪名も残すというもので、成功したいならば、 感謝と奉仕を徹底せねばならぬのに、 大物にでもなったかのように調子に乗りすぎただけ。 さらにはその天下も昨年(19年/畑亥)の律音年が ピークとなり人生の折り返し地点だったので、 今年(20年/鉄子)は主導DNA方三位年なのだから、 自己を知り落ちぬようにハメを外さず、 しがみついていなければならなかったのに TVのコメンテーターはさすがに度が過ぎたわけだね! 「畑」はあくまでも裏方で作物を役割。 干合支害持ちで「調」主導で妙な商品を売りだすのは まずまずだった、自分が消費されてハイ終わりは、野人の限界なんだろう。 浮き沈みが激しく過渡期に目立つ「畑亥」。 己を知らぬと終わる時は早いね。かすり傷どころかボロボロではないか〜☆ |
■2020年06月10日(水)木申 |
高橋由太○黒猫王子の喫茶店 日日是猫日の小江戸自慢の一発勝負 |
○04年(木申)のありえない木性年より小説を書き始め、 最初に描いた作品が「新・本格推理」に掲載され自信を深めるも、 学習塾を経営していたが廃業、再就職などを経験し 08年(山子)のDNA「玉」年より落ち着きを取り戻し、 宝島社主催の第8回このミステリーがすごい!大賞(09-0918/陽寅)の 干合支害日に「鬼とオサキとムカデ女と」を応募し、 最終選考に残るも受賞には至らず落選も、その後、同作品を加筆修正した 「もののけ本所深川事件帖オサキ江戸へ」で、 隠し玉(編集部推薦)として本格デビューした高橋由太(72-1017/宝巳)が、 DNA「龍」の対冲年だった昨年(19年)05月25日(海戌)に上梓した 『黒猫王子の喫茶店 日日是猫日』を取りあげる。 小江戸川越が舞台の、不思議な物語の結婚騒動の巻。 間下胡桃(まじたくるみ)アラサー。 四年制大学をでても正社員になれなかったうえに、 契約社員として働いていた大手出版社をリストラされたが、 ずっと川越市役所に勤務し、安定第一地方公務員で 「住んでいる町をよくしたくて役所に入った」が 自慢の父親に言われた「胡桃、お前はやりたいことをやっているのか!」 一念発起して、街の外れにある、知る人ぞ知る喫茶店「珈琲くろき」に勤める。 店のスタッフは着物姿の美青年揃いと評判だが、彼らはの正体は化けた猫! 店長のポウ(黒猫)は毒舌で、副店長の胡桃は日々タジタジ。 なぜか猫に好かれる胡桃は、彼らの言葉が分かることも幸いし、 「川越のドリトル」と呼ばれ あちこちから持ち込まれる猫がらみの悩みを解決している。 口が悪いポウにしても、本当は胡桃のことが大好き。 そんな胡桃は、オーナーつながりで縁ができた 「北林家具」の広報室で編集者兼記者として働き始めたが、 会社の「カフェ経営」に協力することに。 社運を懸けたこの新事業、失敗すれば広報室がなくなって胡桃もクビ? また、胡桃が結婚するという噂がもち上がり、 喫茶店のイケメン猫店員たちは動揺する。 要領の悪いお人好し胡桃と、イケメン猫たちのドタバタ友情ぶりがミモノ。 千葉県君津市出身で、故人の父親が残した畑を 耕す予定も作家になったため野菜が野生化しており 現在は埼玉県川越市在住の高橋は、DNA「貫」主導で、特別意識な自我強力。 「貫+鳳」は、表面温厚で今風なことより昔大好きなので、 江戸物などに手を染める。 「貫+石」は、周囲の仲間あってこその存在感。 「石」×2もあり、猫だろうと人間だろうと群像劇。 「貫+調」は、集団を利用したり融合するようにみえて、 自己の都合を優先することもあり、温情なしと見られてしまう。 「宝+貫+戌月」は、用心深くもここ一番で冒険。 「子」年生まれ「宝巳」は、一発勝負型。 当たったからこそ。路線はある程度固定化される。 生き方を表す伴星は「車」で、実は危険な単独行動。 物事の始めの洩星は「貫」で、最初は一人で。 締めにあたる導星は「鳳」で、趣味みたいな人生。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の港の標識。 船舶に付帯した羅針盤であったり、港湾管理者の時計であったりするが、 特殊な役割を担った自負があるためか 総エネルギー201点の普通人であろうと、 自身の金性80点は強力であろうとも、 木性ゼロ(DNA禄/司なし)は感情の入る隙なく、 原則四角四面のマニュアルどおりか、 無限大に使用して、まるでとつもない聖人を演じるかいずれかであり、 作品中では好人物と悪人を書き分けている。 本人発言に結婚や家族の話がでないのもこのためで、 いわゆる家庭的気分に浸りたいとも思わず、 配偶者成分の火性はあるので、異性は嫌いではないが、 その火性が産みだす木性はないので、 子供への興味はないのか、存在しないのかというところ。 年干支の「海子」は知識の泉だが、怒りは運気を落とす。 月干支の「鉄戌」は野暮ったいわりには自己主張あり。 日干支の「宝巳」は余人に変えがたい変人奇人で、 好きなことを貪欲にどこまでも追究する。 干支番号構成は49-47-19で北方2点が東方に触手を伸ばす。 後天運は、初旬「7歳宝亥」は、日干支「宝巳」の納音で、 小学校入学時くらいよりの自己犠牲。 いったん自分を壊してしまうことで、成功の可能性を与えられる。 主導DNA「貫」でもあり、自己確立。 守るとか守るために壊すとかを試行錯誤しながら、 年支「子」と月支「戌」の隙間を埋める変則方三位と、 「亥」内「木」のありえない家庭の持つ意味も少しは意識。 2旬「17歳海子」は、DNA「調」の偏り。普通に生きることは微塵だに考えず。 就職するよりは、自分でやるべきとも考えたか。 3旬「27歳雨丑」は、DNA「鳳」の半会で豊かな感性を磨くも 息切れもあったはず。 4旬「37歳木寅」は、DNA「司」の害だが、 ありえない開き直りで作家としてやっていくも 意図したものではなく、受賞してデビューでもなく、 隠し球という変化球という屈辱。 とはいえ、ここからはターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、 編集者や出版社の意図に沿って、質のいい仕事さえすれば、 贅沢を言わずにありえない金銭物質がやってくる。 現在の5旬「47歳草卯」はDNA「禄」のありえない引力本能。 害毒は通過したとはいえ、何らかの形で消化させていれば、 ここからは順調の極みで、柱になるよりも、 進み行く方向も少しずつ変化して行き、 様々な花が咲き乱れるような仕事になれば、食いっぱぐれなし。 今後は6旬「57歳陽辰」は、DNA「牽」の栄誉。 年支「子」の半会もあり、月干支「鉄戌」は天剋地冲で、 立場の変更もあれば、腹をくくって新境地に、 「辰」内「卯」の応援もあり、気分の良い時期。 7旬「67歳灯巳」は、DNA「車」の多忙。危険ともいう。 感謝と奉仕をすっかり忘れてしまったら危ういが、 年干「海」を干合させれば作風変化の多忙で息をつなぐ。 8旬「77歳山午」は、DNA「玉」で静寂。 老いるもあるが、土にまみれる世界に戻るかもしれない。 北林平太。問題を起こし高校を追い出され 警察の世話にもなったりしたオーナーの孫。 心を入れ替えて、いも掘りのアルバイトから 家具工場で荷物の整理までしている若者が 胡桃になにかとチョッカイをだすのが猫たちには不満。 猫たちは人間に変身できるが、 人間に触れると猫にもどってしまうという厄介さながら、 邪魔したり助けたりしながら胡桃をサポートする! 黒木花というどっかで聞いたような老婦人オーナーの秘密は! 家具店のショールームにカフェ併設プロジェクトなんか通るのか! 至福のコーヒーのコピ・ルアクに対抗できる珈琲なんかあるの? ラテアートばかりか甘みが強く子供に好まれる 千葉県限定缶コーヒーのマックス・コーヒーの登場は、高橋ならでは。 殴られても叩きのめされてもリストラされても振られても 猫たちに助けられながら胡桃は元気をだす! エルトン・ジョンの「I'm Still Standing」を聞きながら。 さて、高橋もご多分にもれずコロナ禍で躍動感落ちているようで、 さすが今年(20年/鉄子)は、屈辱と妥協年だから、そこは皆平等。 友人知人の輪をつないで巻き返せるか。 とはいっても木性ゼロ(DNA禄/司なし)の異常干支は、 異様に売れたいに違いない!だったら感謝と奉仕だから、 小江戸をテーマに読者や地域に還元活動が出来るか否か。 閃けば鋭い嗅覚で派手な動きもできぬことはなし! もっと冒険をもっと挑戦を! 猫が変身する程度ではない、さらなる独創性あるもの この時代であったものに挑んでも良いのではあるまいか。 たしかに「宝巳」は悪者ではない! 昨年(19年/畑亥)のDNA「龍」の対冲年には、 あらたに老眼鏡を手にして(早くないかー)反撃態勢万全! あとはない野菜なり果物を徹底補填して さらに次元の高いありえない家族物を手にしてほしい! 木性はないんだから、ないで終わりにしないで、 ないなりの派手に何かできるはず。猫が喋るくらいでは驚かない! もっと世間を揺るがす大騒動は起こせるはず! 来年(21年/宝丑)はそれを形にできるゾ!出し惜しみはいけないかな☆ |
高橋由太○72-1017 |
宝鉄海海 巳戌子+7 調石石貫鳳(貫主導) 木性(00)火性(38)土性(38)金性(80)水性(45)/総合201 申酉天冲殺/初旬条件あり(日干支を納音) 変則方三位主導DNA(7歳宝亥)/害(37歳木寅)/ターボ運(37歳〜) 木性ゼロ/火性脆弱/土性脆弱/金性過多 +7歳宝亥/17歳海子/27歳雨丑/37歳木寅/47歳草卯/57歳陽辰/67歳灯巳/77歳山午〜 |
■2020年06月12日(金)陽戌 |
中山祐次郎○逃げるな新人外科医 泣くな研修医2の夢の中 |
○二浪して入学した鹿児島大学医学部を07年(灯亥)に卒業。 都立駒込病院にて研修後、同病院大腸外科医師として10年間勤務。 17年(灯酉)より、福島県高野病院院長から 福島県郡山市総合南東北病院外科医長を経て、 18年(山戌)の月支「午」と日支「寅」のからむ三合会局年より、 京都大学大学院にて臨床研究と公衆衛生を学び、 19年(畑亥)の60年に一度の干合支合年には 福島県総合南東北病院に戻り、外科医長。 外科専門医、消外専門医、内外技術認定医、 癌治療認定医、感染管理医師、臨床研修指導医となる。 一方「755」での交流の中で、編集者との出会いがあり 「全ての新しいことはたった一人の孤独な熱狂から生まれる」という 言葉を知り、かつて物書きになりたかったことを思いだし、 自分の熱狂を追求しようと考えるようになり、推敲や加筆を繰り返し、 18年(山戌)のDNA「禄」の三合会局年には、 初出版にこぎつけた中山祐次郎(80-0610/木寅)が、 『逃げるな新人外科医 泣くな研修医2』を 04月01日(木戌)の大半会三合会局日に上梓している。 「アメちゃん」こと雨野隆治は27歳、 研修医生活を終えたばかりの新人外科医。いわゆる後期研修中。 お嬢様育ちのぶっ飛んだ新人研修医の面倒まで見ねばならない。 二人の癌患者の主治医となり、後輩に振り回され、食事をする間もない。 責任ある仕事を任されるようになった分だけ、 自分の「できなさ」も身に染みる。 「患者はよ、医者が大丈夫っていったら安心すんだよ。 たとえヤバイ薬だって、大丈夫だって言ってほしんだよ」なんていう 強面の患者の言葉にかえって元気づけられる始末! 応援先の夜勤では「自然経過」という死にも直面したり、 入退院を繰り返す担当医の「心停止」も経験する。 たまにしか会えない温和しめのCAの交際相手との間もぎこちなく、 なかなか進展しない。 そんなある日、さつま揚げ屋を営む鹿児島の実家から 父が緊急入院したという電話が・・・。 現役外科医が、生と死の現場をリアルに描く医者ならではの 研修医の感動成長物語。 神奈川県鎌倉市生まれ。神奈川県横浜市中区育ち。 2浪した後、鹿児島大学医学部を卒業。 現在は福島県郡山市在住の中山は、DNA「司」主導で、積み重ねと努力の人。 「司+禄」は、現実的で仲介能力あり。 「禄」×2もあり不器用ながら自己顕示欲濃厚で、 自身の生きようが何らかの役にたてるよう野望あり。 「司+車」は、一生懸命だが、没頭すると周囲が見えないこともあり。 「司+龍」は、医者としての立場をわきまえた出処進退と探究心。 「木+司+午月」は、名誉より財なりお金に目がくらむ。 なにしろ「福島県郡山市に引っ越してわたしの生活はかなり 幸福度が上がりました。たとえばね、わたしんちは築浅一戸建て賃貸、 駐車場3台付きで家賃が10万円だったりする。」なんだが、 この形は他力的なことで恥をかくことになる。 「申」年生まれ「木寅」は、平時は穏やかも 手術の時は、見違えるような仕事をする。 生き方を表す伴星は「石」で、人脈ありきの人生。 物事の始めの洩星は「司」で、家族の助け。 締めにあたる導星は「龍」で、次を見据えて考えている。 宿命の特長は、仲夏正午頃の岩場のある湾。 または防波堤脇にある一本松で、 総エネルギー213点は子丑天冲殺としてはまずまずも、 自身の木性が28点では気は強くても身強とは言えず。 防風林となるには心許ないので、火性45点の発信力や土性70点の定着力で 補おうとするが、あまり主導DNA方向の土性を意識するると 自身が土性化して木性の良さはなくなる。 すなわち金銭物質の満足は一時的な幸福感で、 守護神は水性の探求心に裏付けられる技術なのだが、 気力はあっても救いの水性は32点で、 あまり発信ばかりしているのは疑問だろう。 気に入っているなら福島の地で定着すべきで、 そこで地域住民のために尽くすのが王道か。 年干支の「鉄申」は、マニュアル重視。基本には忠実なので手堅い。 月干支の「海午」は、常に戦場に身を置く医師の鑑。 そして日干支の「木寅」は、調整能力で周囲を和ます。 どっしりと一箇所に根を張り信用を築いてゆく。 干支番号構成は、57-19-51で北方2点に南方1点で鋭角的。 専門からはあまりはみださぬのだろう。 後天運は初旬「9歳雨未」は子丑天冲殺には都合の良い遅咲き。 本人は劣等生で二浪した発言をしているが、 実際は15歳でカンボジアの内戦の記事を読み、 不公平さへの憤りから医者になろうと決めたり、 本を読むことも好きで、特に純文学を好んで読んでたようで、 静かな環境で救いを求めていたはず。 家業は不明も親とは異なる仕事は子丑らしいしが、 親を喜ばすために医者を目指すのはDNA「玉」らしい。 2旬「19歳木申」は、DNA「貫」の納音で、因縁解脱。 生地との決別で鹿児島の地に。 もとより仕事面をあらわす年干支「鉄申」と 日干支は「木寅」は天剋地冲なので、 相当な覚悟をもって人生を変えたことになり、 研修医として駆けだしの環境が本作にも随所にあり。 3旬「29歳草酉」は、DNA「石」の横への移動もあり福島で 技と信用を磨くも結果は「宝」になるので栄誉もあり。 結婚はこの時期らしく、友人知人の紹介で 全く畑違いということで、主人公と同じく合コンか。 相手はWEB関係の仕事をしているようだ。 京都に行くので結婚に踏みきったと思いたい。 この10年運の最後に京都に一度でているが、 一般論では悪くはないが、不器用でさほど強くはない「木」には、 負担も多かったのではないか。 現在の4旬「39歳陽戌」は、DNA「鳳」の伝達本能強化。 年支「午」と日支「寅」の三合会局となり、火性の強化で異様に発信力増大。 変剋律付10年運なので、発信をしつつ苦悩もあれば、 才能は伸びるが、その才能が本業か副業かは別の話。 今後は5旬「49歳灯亥」は、DNA「調」。 月干「海」の干合を伴う進み行く方向性の変化ありも、 目下やファンが同格になるのは、果たしてどうなるのだろうか。 偏りの忌み神になるので炎上しないことを期待する。 そして6旬はいよいよ初旬条件のない「59歳山子」のDNA「禄」の 10年運天冲殺で、感謝と奉仕について苦悩すべきなのに、 己のことだけに、あるいは誰かにそそのかされて 金儲けなどにかまけていると、あっという間に破綻する。 7旬「69歳畑丑」は、DNA「司」の自己確立10年運天冲殺で、 困窮のなかで自分の本質を理解する。 8旬「79歳鉄寅」は、DNA「車」の危険な老境。 さて、中山は子丑天冲殺らしく苦労しながらも、 (医療従事者という)家庭環境に恵まれずとも、 志を持って医者になり、その世界を一般人に紹介する 書籍を書き上げ一定の功績を残したことは評価できよう。 とはいえ、書くことは嫌いではないようで、 しばしばネット記事をも投稿しているが、 本業は大丈夫なのだろうか。心配はそれだけ☆ |
■2020年06月13日(土)灯亥 |
伊藤詩織○山口敬之の衝突は共通干支なしで合意なし |
伊藤詩織○はすみとしこは話題作りになってしまう危険な戦さ |
○現在は、ロンドンを拠点に活動しShiori名義で 「2018年度ニューヨーク・フェスティヴァル」において、 ディレクターを務めた日本の孤独死を扱った 「Undercover Asia: Lonely Deaths」が、 ドキュメンタリー部門銀賞を受賞した伊藤詩織(89-0514/木戌)が、 DNA「石」の15年(草未)の屈辱と妥協年に 04月03日(畑酉)の60日に一度の干合支害天冲殺日に、 自身の就職やアメリカの就労ビザについての相談のため、 東京都内で当時TBSの政治部記者で ワシントン支局長であった山口敬之(66-0504/雨亥)と会食。 同日深夜から04日(鉄戌)のDNA「車」日の早朝にかけて飲酒後に記憶をなくし、 ホテルで乱暴されたとして、準強姦容疑で警視庁に被害届を提出。 東京地裁が伊藤の忌み神天冲殺年で、山口の守護神害年だった 16年(陽申)07月(草未)に嫌疑不十分で不起訴としたため、 伊藤は、忌み神天冲殺害年の17年(灯酉)05月(草巳)、 検察審査会に審査を申し立て、 東京第6検察審査会は同年09月(畑酉)の干合支害天冲殺月に、 不起訴を覆すだけの理由がないとして「不起訴相当」と議決。 伊藤はこれらを不服として、民事訴訟にうつり、 同年09月28日(山午)の山口の主導DNA「牽」日に、 「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、 1.100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こし、 10月18日(山寅)の山口の干合支合日には、 自らの訴えを綴った手記「Black Box」を出版していた。 19年(畑亥)02月(陽寅)には、 山口が「伊藤さんの記者会見での発言などで 社会的信用を奪われた」として 伊藤を相手に慰謝料1億3.000万円と謝罪広告の掲載を求めて反訴。 裁判は山口、伊藤の双方の訴えを同時に審理し、 12月18日(畑丑)の伊藤の干合日で山口のDNA「車」の天冲殺日に、 伊藤側の請求を認め、330万円を支払うよう山口側に命じ、 山口の反訴は棄却したというもの。 まず、どのような経緯で会食に至ったかは不明も、 伊藤はDNA「車」の常に危険が同居する日座冲殺で、 異性にかかわれば相手を不幸にし、自身も返り討ちになる生まれ。 また、水性ゼロ(DNA龍/玉なし)は、目上運なしの野人で、 干合土性天干一気は、あたかも地震のように、目上を引きつけては吹き飛ばす。 つまり、自身から異性に近づいてもいけないが、 他力的にも近づいてはならない(原則国内)。 事件当時は「18歳宝未」のDNA「牽」で不名誉も、 現在は「28歳海申」のありえない水性が廻る 守護神10年運天冲殺入りして救いあり。 今年の干合年は日座冲殺らしく海外に拠点を移しており、 山口のDNA「車」の忌み神年でもあり、勝訴を引き寄せたと思われる。 山口は金性ゼロ(DNA龍/玉なし)の子丑天冲殺で、 目上縁なしは子丑天冲殺なので問題ないとしても、 頭の中味はカラッポの野人なみで、そこは双方似通っているが、 目上剋しのわりには、「牽+石」でもあり、 権力におもねるような動きが見受けられ、 これはこれで政権党のお荷物になり 「51歳山戌」の変剋律付主導DNA10年運で苦悩させられている。 二人には共通干支がなく、日干が干合するわけでもないので、 同意はあったかと言えば、あるわけがない! そこに酒がからめば、伊藤には忌み神。 山口には守護神になるが、そもそも仕事の相談と称して、 仕事すら紹介しないのでは同意も何もあったものではないが、 伊藤がもっと優位に進めて来れなかったのは、 最初に警察に行くのではなく、病院に行かなかったことだろう。 共通干支もないばかりか、 伊藤の月干支「畑巳」と山口の日干支「雨亥」は天剋地冲なので、 伊藤の立場は悪くなろうと、 19年(畑亥)山口の過去の実績は破壊され失うことになり、 そんな状態で迎える20年(鉄子)は、伊藤の主導年で、 山口のありえない金性の条件なし天冲殺となれば抵抗不能。 薬など使わずとも、山口を葬りさることは可能だが、 山口はDNA「鳳」の半会年(15年/草未)で、遊びが過ぎたようで、 本来ならありえない好機が受け身で降りてくる最強年を 棒に振ったことになり、いささか見苦しい。 そもそも、争点が同意のあるなしでは、下品すぎて話題にしたくもない★ |
○DNA「石」の15年(草未)の屈辱と妥協年に 04月03日(畑酉)の60日に一度の干合支害天冲殺日に、 自身の就職やアメリカの就労ビザについての相談のため、 東京都内で当時TBSの政治部記者で ワシントン支局長であった山口敬之(66-0504/雨亥)と会食し、 望まない行為を強要されたとして 一躍有名になった伊藤詩織(89-0514/木戌)が、 DNA「車」の稼働力強化年を迎え、 インターネット上での事実に基づかない誹謗中傷の投稿が相次ぎ、 精神的苦痛を受けた件で、06月08日(海午)のDNA「龍」の半会日に、 漫画家のはすみとしこ(78-0201/木午)が誹謗中傷の投稿を行ったとして、 はすみ側に550万円の慰謝料と投稿の削除、謝罪を求めていると、 「週刊新潮」が報じている。 はすみは、15年(草未)に自著「そうだ難民しよう!」の出版に先立ち、 国際慈善団体「セーブ・ザ・チルドレンUK」の写真家が撮影した シリア難民である6歳の少女の写真を無断で加工したイラストを作成し、 「シリア難民は、ほとんど移民である」とコメントを添えて、 自身のFacebook上に掲載した。 そのイラストにおいて、少女は笑みを浮かべ 「何の苦労もなく生きたいように生きていきたい」 「他人の金で。」「そうだ難民しよう!」と、話題になった人物で、 今回問題とされているのは、 17年(灯酉)06月04日(海申)から19年12月21日(海辰)の間に はすみ自身のtwitterに投稿した5つのメッセージ付きイラスト。 ちなみに彼女のフォロワーは現在5万1.000を数える。 現在もヘッダー画像には 「米国ではキャバ嬢だけど、私ジャーナリストよ」 「大物記者が私にタダ乗りして、これってレイプでしょ」というような 容易に伊藤と推測がつく女性のイラストを掲げている。 会見に同席した伊藤の担当弁護士は、 多くの誹謗中傷から、はすみとしこのtweetを選んだ理由として、 「悪質性が高いと判断しました」としたうえで、 はすみ自身は「伊藤について描いたわけではない」と 言及している点について、 「これは過去の判例から、個人の氏名を明示しない、 あるいは別の氏名を表示してした表現行為を様々な要素から 本人と同定する手法が確立されています。 それに基づけば、このイラストが伊藤さんのことを 描いたんだということは明らかですね」と説明した。 一方、はすみは、「生理も来ていない更年期」「とっとと消えろ」「人殺し」 「クズ」「交通事故で死ね」 「今からお前の家に行って、お前をレイプしてボコボコにしてやる!」 等々の誹謗中傷が殺到しているといい、 「ミイラ取りがミイラになるとはこの事だね」と皮肉り、 伊藤に向けて「私が木村花さんの様にならないよう、 最新の注意を払った方がいいんでねぇの?」(原文ママ)ともしている。 伊藤は、05月14日(灯巳)付の内容証明郵便で、 550万円の損害賠償支払いと投稿の削除、謝罪広告の掲載を求めたが、 はすみが応じなかったため、同じ内容の提訴に踏み切っていた。 また、はすみは「私は『パブリック・フィギュア』の端くれとして、 批判も立派な評価であると受け止めております。 伊藤詩織さんも国際ジャーナリスト。 パブリック・フィギュアとしての振る舞いを期待します」としているが、 伊藤は以前詳細解説しているので、はすみについてふれる。 前職は看護師で本名は蓮見都志子の漫画家で 活動は15年(草未)あたりからのはすみは、 主導DNA「司」は、自分が正義者として注目されたい。 「司+鳳」は、簡単には折れない。 「司+調」は、攻撃されるとムキになる。 「調」×2もあり、意固地。 「司+玉」は、生きるためなら何でもやる。 才能は「玉」で、ババくさいツッコミ。 「木+司+丑月」は、攻撃するだけで守りに弱い。 「巳」年生まれ「木午」は、真っ直ぐな人ながら、 面白いところは年支「巳」VS月支「丑」の半会で、 最初はとてつもなく威勢が良いが、 月支「丑」VS日支「午」の害持ちで、 攻めても、おかしな方向に着地する。 生年冲殺で仕事として漫画をやっているぶんには強く、 初旬「1歳木寅」は、日干支「木午」を大半会する後転成功運型で、 現在の「41歳山午」は、目下の刺激により、 10年運と月干が干合すれば、10年運は「陽」に月干は「灯」の 守護神火性に変化するのだから、変節こそ好調への入口。 今年(20年/鉄子)は、前記害が他力的なことで切れて大賑わい。 現に、この騒動が勃発して数日でフォロワーは1万数千も上積みし、 向かうところ敵なし。 瞬間的には伊藤側ははすみの売名を応援してしまい かえって逆効果ではなかったか! (この提訴が報じられるまで知らない人も多かったろうに) いくら水性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人で、 干合土性天干一気で目上剋しの伊藤でも、 異性ならばともかく同性でもあるし(はすみは)簡単に折れる敵ではない。 そんな絶好調のはすみも、来年(21年/宝丑)はDNA「牽」の害だが、 応援団も少なくなく、おそらくは、害持ちらしく、 落とし所意味不明な決着になるのではないか。 これでは、やはり伊藤がはすみの売名のお手伝いになり、 ろくでもない相手を選んでしまったことになるのではないかと思うゾ。 今年は元気な伊藤だが、提訴もいいが本業で狼煙をあげてほしいよね★ |
■2020年06月15日(月)畑丑 |
響野夏菜○瑕疵物件ルームホッパー但し、幽霊在住に限りますという制約 |
○91年(宝未)のDNA「車」年に「月虹のラーナ」で 第18回コバルト・ノベル大賞下期を受賞し、デビュー。 以後精力的に活動する響野夏菜(72-1120/草卯)が、 『瑕疵物件ルームホッパー但し、幽霊在住に限ります』を 昨年(19年/畑亥)のありえない引力本能年の 05月15日(雨未)のDNA「龍」の半会日に上梓している。 26歳の青年・瀬山冬は、幼い頃から他人には見えないものが見えたために 人間関係を上手く築けず、勤め先が倒産してからは、引き籠もっていた。 貯金も尽き家賃も払えなくなりミルクもやしを食べていたところ、 人材派遣会社を経営する羽塔花純という謎めいた女に、 死者の霊がいる家に住んで「死の瞬間」を報告する仕事を依頼される。 月給20万。住居費はただで週2回の報告を義務づけられる。 除霊というか対話をして鎮めるようなもの。 正体不明の依頼主はそれを知るのが楽しみな四編の連作集で、 <めぞん市場202号室>は、部屋にいたのは刺殺された若い女の霊だった。 冬の存在に気付いた霊は白恵と名乗り、恋人だった男に刺されたのだと言うが、 妙に明るいテンションで冬に絡んでくる。 <あぐみ荘1A室>は、一面にブルーシートが張り巡らされた部屋。 おどおどとしたやたらと腰の低い30代の女性の霊。 <よいももにやどの精霊>は、部屋に迷い込んできたのは 幼稚園児くらいの小さな少女の霊。 少女は母親を探しているようで、つい声をかけてしまった冬を頼る。 そして<坂の上3丁目1972番地>は、5年ほど空き家だったという一軒家には、 四人以上の霊が住みつき、さらに危険なものまでが徘徊している。 他殺、自殺、色んな死に方もあるが、死んでいるのに気づかなかったり、 認めたくない場合もあり。 詳細は種明かしできないが、生死の境にいた子供を救った話は 本当に立派だったと思う。未来があるしね! 今日もまた「行ってらっしゃい瀬山さん」と送りだされること 慣れてしまった瀬山は、依頼主の秘書がチンアナゴに見えてしまう エピソードは笑えるが、本編とはあまり関係ない。 埼玉県大宮市(現/さいたま市北区)生まれで、法政大学文学部史学科を卒業し、 過去には横浜市内の京急沿線にも暮らしていたが、 現在は西武池袋線沿線に子供をふくむ家族と居住していると思われるうえに、 外で何らかの仕事を持っていると思われる響野は、 「玉」主導のため、環境を変化させるのが苦痛なため、 生地の近くに戻ったと思われるが、気分転換は上手と言えず、 コロナ災禍の隠りでは、昨年(19年/畑亥)のありえない土性の半会年に 戯れにまいた西瓜を収穫したり、食べ物や花の話題ばかり。 母親が裁縫教師で鍛えられたのも納得。 「玉+龍」は、周囲と歩調とりづらく、誤解されやすい。 「玉+貫」は、先を読むのは得手ではないが現状を乗り切る能力あり。 「玉+玉」は、無理をするのは辛く自然体。土と共にある暮らしに根づく。 「玉+車」は、思い立ったら行動したいクチ。 「草+玉+亥月」は、霊感がふっと湧いてくる。 創作もどこからともなく降りてくる。好運と災禍が同居する傾向で、 子供を育てていると、身体が弱くなる。 「子」年生まれ「草卯」は、現実的ではなく、 まるでこの世のものではないような存在。 生き方を表す伴星は「鳳」で、心から趣味に没頭したい人生。 物事の始めの洩星は「車」で、ゼロから何もないところから始める。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わる。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の海辺の特別な砂の中にある草花の種。 総エネルギー161点は目上剋しの子丑天冲殺としては身弱で、 強いのは気だけという状態で自身の木性は62点で存在誇示できても、 守護神火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人は、成育しづらく、 土性ゼロ(DNA禄/司なし)は根無し草なので落ち着かず、 家族という概念が稀薄なので、あまり気にならない。 金性17点は配偶者がいたとしても、そこまで強くはないだろうし、 水性82点の過多は、発芽させるために水につけられた状態で、 火性の恵みがやってくるまで辛抱強く待ち続けるもの。 生年冲殺なので、親の犠牲生地生家の犠牲で、仕事に没頭している時が救い。 年干支の「海子」は、知恵で世間を渡っていくが、 面倒見は良いのだが、怒ると運が落ちるので、 あれこれ難題を引き受けるのは辛いが、主人公の性癖に活かされている。 月干支の「宝亥」は、繊細でゼロから様々なものを産みだす。 勘が鋭く、無意識のうちに何かを出来てしまうが、 身体的に傷つくことが心のダメージより辛くなる傾向。 そして、日干支の「草卯」は、努力家だが怠ると鈍くなる傾向。 どこか男性を下に見る傾向があるので、 依頼主は人使いの荒い女性というのは納得出来る。 干支番号構成は、49-48-52の北方の狭い場所で、 得意分野、好きなことしかしない。 後天運は、初旬「4歳鉄戌」はDNA「牽」の干合支合で、 プライドが高めになったり、役割意識が極めて強化され 社会に出れば成功する可能性大の運型も与えられる。 2旬「14歳畑酉」は、DNA「禄」のありえない土性の天剋地冲で、 人生の大逆転が押し寄せて、デビューする。 3旬「24歳山申」は、年支「子」の半会をともなう ありえない土性のDNA「司」で堅実に実績を積み上げて行く。 4旬「34歳灯未」は、年干支の干合支害で戸惑いはあるも 月支「亥」と日支「卯」のからむ ありえない守護神DNA「鳳」の発信力の三合会局で絶好調。 現在の5旬「44歳陽午」は年干支の「海子」の天剋地冲と、 月干「宝」が干合で進み行く方向の変化もあり 全力全開とは言わぬまでも、ありえない守護神DNA「調」の独創性で至福。 今後は6旬「54歳草巳」は、月干支「宝亥」の天剋地冲を伴う 腹をくくってDNA「貫」の維持も、「巳」内「陽」が使用出来れば、 精神的にはともかく現実的救いはなくならず。 7旬「64歳木辰」は年支「子」の半会があり、前進しようと試みるが、 DNA「石」の妥協なり思いもよらない害毒で、 原則は年齢的にも体調不安定。特に消化器系に懸念。 8旬「74歳雨卯」は、DNA「龍」の新たな世界に誘われる。 さて響野は、今年(20年/鉄子)と来年(21年/宝丑)は天冲殺だが、 生年冲殺のため仕事に関しては受け身で果てなく伸びるばかりか、 本年に限っては、60年に一度のDNA「牽」の名誉なので、 何らかの評価がされる時期。 これには10年運「44歳陽午」の守護神という背景を加味してのもの。 体調などの保証や私的面の事件や事故については、 何があるかそれこそわからないが、九谷焼の豆皿くらいは壊れるが、 犠牲になってくれたと十字をきって感謝すれば良いし、 うっかりすれば、椅子にかけてあった鞄の持ち手に 引っ掛かってしまい、尻餅をついたところに 椅子が倒れてきて下敷きになりもする。 昼中に夢を見るのは「お励みなさい」もあろうが、 感謝と奉仕は足りているか!?それがあっての激励である! 私的面を最小限に抑え、仕事に専念できれば吉。 配偶者成分が正規の「鉄」ではなく陰陽関係の「宝」で 少々辛くあたられることもあろうし、 子供はありえない火性の方向なので好き勝手。 そこまで家族の協力が得られないのが難点と言えば難点。 しかし「著作ほぼ電子化終了」だけで満足されても困る! 泣き言はなしで最強の年にしてもらいたい☆ |
■2020年06月17日(水)宝卯 |
鈴木智彦○ヤクザときどきピアノでさらに熱くなる |
○雑誌や広告のカメラマンを経て、ヤクザ専門誌「実話時代」編集部に入社。 「実話時代BULL」編集長を務めた後、 人生大逆転の天剋地冲年の00年(鉄辰)に、 生年冲殺にもかかわらずフリーライターに転身。 実話誌、週刊誌を中心に、幅広くアウトロー関連の記事を寄稿。 ヤクザ社会に対して独自の視座を持つライターとして、 強面と熱さを武器に活動してきた鈴木智彦(66-0527/陽戌)が、 一見お門違いとも思える『ヤクザときどきピアノ』を 04月07日(鉄辰)のトリプル「鉄」重なりの 本人にとっては攻めの大逆転の天剋地冲日に上梓している。 自己紹介として「買収は一億円以上でお願いします! 好きな言葉は、清廉潔白、品行方正、〆切厳守、暴力団排除」で 遅筆が売りというかノンフィクションを手がけている身としては 取材に時間がかかるのが常だが、 13年(雨巳)から5年もの時間をかけて書き上げた 「サカナとヤクザ」を校了した「俺」は、 行きつけの練馬のシネコンで平日の昼、 何の気なしに映画館に入り、朝から晩までぶっ続けて映画を観た。 そのうちの一本が「マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー」だった。 娘の結婚式に駆けつけた父親かもしれない 母親の元ボーイフレンド三人が、母親の残した小さなホテルを改装し、 オープニングパーティを開く娘を助けながらトラブルを乗り越えて行くという 全編ABBAのヒット曲を使ったミュージカル映画で たわいない内容だが、「ダンシング・クイーン」が流れた時、 ふいに涙腺が故障したかと思うほど涙はでるし嗚咽がとまらず、 「ピアノでこの曲を弾きたい」と思ってしまったのだ。 (18年/山戌の10月/海戌はDNA「鳳」で脱力系趣味年の守護神元気月) 子供の頃からピアノには淡い憧れがあったが、 大人になり、ヤクザ取材を中心に行うライターとして 多忙な日々を送るなかで、そんな機会が実現することはついぞなかった。 しかし、人生はわからない。 特徴あるピアノの旋律に直接感情の根元を揺さぶられた。 身体が音楽に包まれていた。校了ライターを襲うライターズハイだ! そこで、近所のピアノ教室に電話をかけまくった。が、簡単にはいかない。 譜面も読めないとわかると、電話口の声は困った様子になる。 やはり、50代の未経験者が、いきなりABBAを弾きたいなんて無謀なのか。 そんななかで、出会ったのがレイコ先生だった。 彼女はきっぱりと言った。「練習すれば、弾けない曲などありません!」 そして譜面を徹底的に読み、電子ピアノまで購入し、 エレガントなイメージとは程遠いスポ根なみの毎日三時間の練習に励み、 一年後の暮れに、ピアノ教室主催の発表会に出演し願いを叶えた! レッスンは冒険であり、レジスタンスだ。 ピアノは人生に抗うための武器になる。俺は反逆する。 「いつも練習の時は弾けるんです!」 「円熟は音楽からたくさんの気づきをもたらしてくれる」 残酷で理不尽な世の中を、楽しんで死ぬ。 ハードボイルド中高年応援ストーリー!! 北海道札幌市南区真駒内出身で、日本大学藝術学部写真学科を除籍。 「実話時代BULL」編集長時代は豊島区千早町で、 現在は練馬区桜台在住の鈴木は、 DNA「貫」主導で、頑固で融通効かずも生き抜くための保身には長ける。 敵が多いほど踏ん張りが出来て、好き嫌いも半端ではないが、 相手により対応を変えることも可能な、ともかく頑丈な人。 「貫+石」は、有人知人は多く、その中で独自性をだし、 集団を活用していく存在。 「貫+鳳」は、原則急がない人で取材も丹念。 裏もとれば工夫もするし気骨も見せる。 「貫+貫」は、用心深く頑固の中の頑固で、身を守る。 「貫+牽」は、主義主張より男気であり時には打算や駆け引きもあり。 才能は、この「牽」であり、実は勲章は好物で、 ピアノを弾きたかったのも似たようなもので、 格好をつけるわけだから、結局は実録ピアノ奮闘記も物にする。 「陽+貫+巳月」は、生き方を変えると災禍あり。 「午」年生まれ「陽戌」は、正直者。 生き方を表す伴星は「司」で、家族一丸。 物事の始めの洩星は「貫」で、最初は一人になって始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、趣味のような人生。 ピアノを極め、まさかの老後でもあるまいに。 宿命の特長は、仲夏午前十時頃の太陽だが、 僅かに天気雨のようなものが降り注ぐ向こう側に もうひとつ別世界のありえないような太陽が存在し、 常にライバルを意識したかと思えば、両天秤でもあるので、 並行していくつもの仕事を抱えることもあり、 妻と元薬剤師の母親を共に大切にするが、 生年冲殺は仕事人間とはいえ、親の犠牲でもあり微妙なところ。 総エネルギー279点だけでも立派だが、自身の火性は142点で最強に近く、 年干支「陽午」VS日干支「陽戌」の大半会で さらに火性はギラギラとくどくなり強面で、 これに月支「巳」をいれると、地支火性一気格的になり、 天空ばかりか大地まで燃えさかる様子は、 ただでさえ目上運濃厚の午未天冲殺が、 子供の場所どころか目下そのものを燃え尽きさせているので、 配偶者はあっても子はいない。 金性40点は稼働するわりには満足な成果とはならず、 水性12点は天気雨のような霞で、本来の守護神「海」の存在のない野人。 とはいえ最大の特長は木性ゼロ(DNA龍/玉なし)。 生年冲殺ばかりか、目上縁が全ての午未天冲殺なのに、 その方向がないので、両親は離婚しているし、 何もないところから何かを作りだしていく作業は、 無限大にやって行こうと思えばできないことはないが、 足を使って取材していくのは、このため。 ある意味、カラッポの頭なので吸収効率が良く、 取材を重ねていくほど、味のある商品に仕上げられる。 現場こそ大切なのは、これが理由で、 槍が降ろうが鉄砲で撃たれようが地震に遭遇しようが、 行動ありきの人で実践こそ全て。 なのでその気になれば、まるでスポーツでもやるように、 ピアノだって弾けてしまえるし、それをすかさず本にする。 年干支の「陽午」は他人の運を喰って大きくなる。 良い意味で踏み台なくては何も出来ない。 犠牲者はたまったものではないが、それはそれという「ヒノエウマ」であり、 苦労しながら運気向上させる。 月干支の「雨巳」は、穏やかさと猜疑心の同居。 陰湿で疑念は執拗に追及し納得するまで徹底する。 目標・納期を切られたほうが頑張れる。 そして、日干支の「陽戌」は、上下関係より仲間意識。 社交上手で交流が多い分裏切りに遭遇することもあるが、 それを糧に粘りに粘っていく。 平凡な人生になりにくく劇的なことがいくつかあり、 商才に優れるので、現実社会で存分に力を発揮すべきだろう。 干支番号構成は、43-30-23で西方と南方領域のみで、 あれもこれも出来ないので専門に生きる。 今回のピアノ本はあくまでもイレギュラー。 後天運は初旬「3歳木午」がDNA「龍」のありえない木性の探究心。 ないとはいえ、さすが初旬で補完されたので、生きていく活力は与えられた。 2旬「13歳草未」は、DNA「玉」のありえない木性ながら、 一点に絞る生き方でカメラマンになるつもりが、 早々と学ぶ気持ちより実践の雑誌の世界に入るどころか、 結婚までしてしまう。午未天冲殺は早熟でもある。 3旬「23歳陽申」は、DNA「貫」の主導DNAで自己確立。 格闘技の世界から実録任侠世界まで顔を売る。 4旬「33歳灯酉」は、DNA「石」の害。 人間関係に問題をきたしたか、自信過剰になったのか、 00年(鉄辰)の能動的天剋地冲年でフリーの記者となるものの 実際は、屈辱も妥協もありで艱難辛苦で己を磨いた時代。 5旬「43歳山戌」は、DNA「鳳」の変剋律で、 表現力で苦悩することで才能が磨かれるが、 進み行く方向の変化もあり、干合作用により、 月干「雨」が「灯」に、10年運は「陽」となり、 干合火性天干一気入格で全火性格入格で、 燃えさかり、その名を轟かせる最強の時代。 現在の6旬「53歳畑亥」は、DNA「調」の一息ついた時代ながら、 独創的鋭角的に尖りピアノまで手を染め、 若い女性に縁があるので、ピアノ教師も編集者も若い女性も、 それはそれで話に対応するのに苦慮するのが才能にもつながる。 今後は7旬「63歳鉄子」が、DNA「禄」の引力本能強化で、 あれもこれもやりたくなるが、成功するか否かは別物。 8旬「73歳宝丑」は、DNA「司」の堅実。 冒険は出来ない危ない橋は渡れないことへの苦悩で、 前旬で拡げた世界をすぼめて、小商いでもやる様相か。 似合ってなくもないが、年干と日干の「陽」は「海」に変化してゆくので、 月干「雨」をいれて水性の天干一気が成立し、 物事を理詰めで考えて行くようになり、 老いて益々盛んというか、見返りがあるかないかではなく、 集中して妙な世界観を構築していくが、 天干の水性が地支の火性を剋し衝突大で 肉体的にも相当厳しく消耗するが完全燃焼か。 さて、配偶者(66-0523/海午*想定)は、 「36歳畑丑」のDNA「牽」の10年運害で、 格好付かない時期の08年(山子)の天剋地冲年ばかりか、 鈴木の変則火性天干一気入格年に、乳癌を患うが、 誕生日だけ判明していたので、同学年の守護神と想定した。 木性ゼロ(DNA鳳/調なし)の表現力皆無で、 午未天冲殺の鈴木と相乗効果で子供はないが、 年干支も月干支も同一で密着度が高く、 本人は鈴木の犠牲になり、鈴木のありえない守護神にもなるので、 働き者の「海午」らしく、良く鈴木を助け、全般を支えているのは、 まるで戦友のようであることを付け加えておきたいが、 本書の内容には全くと言って良いほどかかわっていないが、 ある意味余興のために、電子ピアノまで購入しても、 末は本にしてしまうだろうくらいは考えていたであろう☆ |
■2020年06月22日(月)陽申 |
岡田光世○ニューヨークの魔法は終わらない願望に潜むもの |
○青山学院高等部在籍中に米国、ウィスコンシン州の高校に一年間留学。 両校を卒業後の青山学院大学在籍中に 協定校Ohio Wesleyan Universityに留学。 青山学院大学を卒業後、New York University大学院英米文学科で Creative Writingを学び、修士号取得。 読売新聞米国現地紙「読売アメリカ」の記者を経て、 作家、エッセイストばかりかジャーナリストとしても、 アメリカの教育や家族、社会問題などにかかわっている 岡田光世(60-0928/畑未)が、 ニューヨークを舞台に人と人とのささやかな温かい触れ合いを描いた 「ニューヨークの魔法」の 『ニューヨークの魔法は終わらない』が、 大半会年だった昨年(19年/畑亥)の 05月10日(灯未)のDNA「龍」日に上梓されている。 本書は「ニューヨークの魔法」シリーズの完結篇で――感動の最終章! ニューヨークは大都会なのに、ひと昔前の田舎町のような懐かしさがある。 世界一お節介で、図々しくて、でも泣きたくなるほど温かい。 長年、ニューヨークに住む著者が、 街角や地下鉄で出会う見知らぬ人とのちょっとした心の触れ合いを、 小粋な英語を交えて描くエッセイというよりは生活そのもの。 岡田が夫を撮ろうとして、たまたま写真に入ってしまった見知らぬ黒人女性。 「これでいつまでも私のこと、忘れないわね。 私の名前はサーシャ。で、その写真、削除しないでよ!」と叫び、 自由の女神のように手をあげピースサインで颯爽と去っていく。 静かな電車で、著者の噛むガムが大きな音を立てて弾け、 思わず首をすくめると、前にすわる男性が笑顔で「いいね」と親指を立てる。 美術館で好きな絵を見つめていれば、「僕もこの絵が好きなんです」と 後ろに佇む異国の青年が声をかけてくる。 メトロポリタン美術館、オペラハウス、タイムズスクエア、 セントラルパーク、ブルーノート、グラウンドゼロ、 テレビ局のスタジオ、ブルックリン・ブリュアリー、 マディソン・スクエア・ガーデン。 ニューヨークのあちこちから、人の息づかいと会話が聞こえてくる。 今日もどこかで、出会いがある。 ミュージシャンの生演奏に合わせて、見知らぬ人同士が踊っている。 17歳でたった一人、アメリカの高校に留学。 星空の下でクラスメートと過ごした最高に楽しい時間、 クリスマスの宴のあとのハプニング、 ホストファミリーのマムとの永遠の別れ――。 著者の原点ともいえるウィスコンシン留学時代の秘蔵エピソードも初公開。 最終章「アメリカの家族アルバム」は秀逸。 「ニューヨークのとけない魔法」「ニューヨークの魔法は続く」 「ニューヨークの魔法のことば」「ニューヨークの魔法のさんぽ」 「ニューヨークの魔法のじかん」「ニューヨークの魔法をさがして」 「ニューヨークの魔法の約束」「ニューヨークの魔法のかかり方」 そして「ニューヨークの魔法は終わらない」! 著者が何故ニューヨークに行かねばならなかったか。 負担ではなかったのか、それを白日の下にしたい。 東京都杉並区松ノ木出身で、青山学院大学を卒業の岡田は、 DNA「鳳」主導で、冷静な観察力。 「鳳+禄」は、他人と一瞬で融合可能な口の巧さ。 「鳳+貫」は、表面は温厚だが根っこには、強く誰にも負けたくない。 「鳳+調」は、細かなこだわりはなく、それなり。 「鳳+車」は、豊かな経済力を実現できる庶民性。 才能は、この「車」で単独行動。危険など感じない心意気。 「畑+鳳+酉月」は、特別な意識はあるが、真っ当な人。 「子」年生まれ「畑未」は、 平和時は悠然と振る舞えるが、問題多発時は逃げるに限る。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動も恐れなし。 物事の始めの洩星は「貫」で、まず自分一人で始める。 締めにあたる導星は「車」で、無に帰す。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の賑わう街で、 ビルの谷間に花も咲く公園のような存在でもあるが、 どこにいても特別に目立つ存在で、人の目を惹く。 総エネルギー154点は、アイドル運型で、 子丑天冲殺なのに軽さがあるので、人に好かれる。 生年冲殺でもあり、親の犠牲で、母親のいる実家と米国との二重生活は、 年支「子」VS日支「未」の害持ちで表裏ありで、 そうそう持続力なし、この解消に二重生活があるのだから、 良きこともあれば、そうでない難しさもあり。 年干支の「鉄子」は、取り越し苦労がないとはいえないが、 徹底したナルシシストで米国生活に浸る。 月干支の「草酉」は、盆栽の花のように完成しており、 それが米国で注目される理由で、一本気のため、それはそれで理解されやすい。 そして日干支の「畑未」は、いわゆるジャジャ馬で、 制御不能で他人のものを略奪する気迫もあるが、 うっかりすると手抜きの日常になりやすい。 干支番号構成は、37-22-56で西方南方北方で東方欠けだが、 無理はしていないとは言えず。 後天運は、 初旬「7歳木申」はDNA「牽」の名誉。 年支「子」の半会があり、前向きさが付加され、 異性とも対等に交流し何でも形から入り、いわゆる格好の良い生活に憧れる。 2旬「17歳雨未」は、DNA「禄」の引力本能強化。 ニューヨークにも定着拠点を確保。 3旬「27歳海午」は、DNA「司」の堅実と家庭。 年支「子」VS日支「未」の害切れもあり、 95年(草亥)のDNA「車」の半会年に結婚。 4旬「37歳宝巳」は、DNA「鳳」の主導DNAで自己確立。 5旬「47歳鉄辰」は、DNA「調」の独創性ばかりか、 年干支「鉄子」の大半会で、仕事運も大いに伸びる。 進み行く方向の変化もあり、今後の方向性を決定づける。 現在の6旬「57歳畑卯」は、DNA「貫」の大半会で大事件で、 大成果という我が世の春。 今後は7旬「67歳山寅」は、DNA「石」の仲間と集う政治力。 8旬「77歳灯丑」はDNA「龍」の守護神害切れ対冲で、 さすがに「龍」がないので、かえって米国から帰国すれば、 様々な救いもやってくる気配。 さて、ミッツイ 17歳ではじめてアメリカの高校に留学したのが原点! ウイスコンシン州西部モンドヴィ! 母親がオーダーメイドで新調してくれた ピンクの膝丈のドレスが違和感をもたれてしまった! 北海道のような酪農地帯だから仕方なし! 皆んなカジュアルなショートパンツかジーンズをはいていた 日本人がひとりもいない田舎町の高校で 宇宙人みたいに思われながら、それが米国との始まり! 「17歳雨未」のDNA「龍」を活かしたもの。 それが今では、ニューヨーカーか観光客かは見ればわかる! 屋台越しに 私が買ったコーラは1ドルなのに、 キャリアウーマン風のペットボトルの水は2ドル! 客がニューヨーカーなら1ドル観光客なら2ドル! 「君は友だちだ。だから1ドルだよ」 会ったばかりなのに、もう友だちになってしまうという自慢! さすがに一筋縄ではいかぬ毒持ち子丑天冲殺なのだが、 若いからこその表出しない害中のDNA「龍」に騙されてしまったのか。 さて、岡田は毒持ちだけに完璧になりづらく、 人生における大きな間違いをおかしている。 子丑天冲殺だから、相手は年下であるという条件をクリアしようと、 高校生という未だ世間がわかっていない時期に 同級生とはいえ相手は早生まれのために共通干がないばかりか 日支が害の関係の塩崎智(61-0320/海子)と出会い、 岡田の日干支「畑未」が塩崎の日干支「宝丑」を天剋地冲しているのに、 95年(草亥)の05月06日(灯酉)にニューヨークで結婚してしまっている。 それで「私たち夫婦も、子どもがほしい、と思っていたとき、 ちょうど『アメリカの家族』の取材と執筆をしていました。 第1章は「子どもを”作る”」。 この、生殖医療で子どもを授かった人たちーーについては、 最後まで書くことができない辛い章でした。 まさに、自分たち夫婦が直面していたことだったから。」 などと言っているが生年冲殺とはいえ 岡田がニューヨークに渡ったのは、宿命害切れとはいえ、 私生活は夢の中の85年(草丑)の天冲殺の夢の中。 同級生といったって共通干もなく、相手の未来を制御しているのだから、 望むような結婚ではないのだから、それはそれで無理があるし、 しかも、ビリー・ジョエル(49-0509/灯卯)を 生で聴けるといって普段は感情を表にださないのに、 「ヒューヒュー、ホーホー」とかいいながら 「ビリー、最高だぜ!愛してるよ!」 「ビリーを生で見られるなんて、 あとはブルース・スプリングスティーン(49-0923/陽辰)を 拝めたら思い残すことはない」なんていってると さえないオジサンが通りかかったと思ったらそれがブルース本人だった。 (ビリーのコンサートにゲストでやってきた) 何度もこぶしをふりあげながら倒れんばかりに絶叫して 「明日なき暴走」とか「凍てついた十番街」をうたう。 そんな夫は、火性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人で、 配偶者成分皆無なんだから、何でもありとはいえ難しい。 そんな夫の生年月日は、今年(20年)は無観客競馬ながらも 「コントレイル」号でG1皐月賞とG1ダービーを連勝し、 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの開成高校出身で JRAの矢作芳人調教師と同一なのだから、人生何があるかわからない! 生月冲殺の塩崎が軽快で不可思議な毒を持つ 岡田にその気にさせられ、日米二重生活になってしまったのだから、 仕方がないことだと思う☆ |
岡田光世○60-0928 |
畑草鉄草 未酉子-7 調車貫鳳禄(鳳主導) 木性(22)火性(20)土性(40)金性(52)水性(20)/総合154 子丑生年冲殺/天冲殺(77歳灯丑/87歳陽子)/変則方三位(7歳木申) 主導DNA(37歳宝巳)/大半会(57歳畑卯) 年支VS日支害(表裏)/害切れ(27歳海午/77歳灯丑) 木性脆弱/火性脆弱/金性過多/水性脆弱 -7歳木申/17歳雨未/27歳海午/37歳宝巳/47歳鉄辰/57歳畑卯/67歳山寅/77歳灯丑〜 |
■2020年06月25日(木)畑亥 |
松居大悟○またね家族がふたたび家族になれたかな |
○04年(木申)の大学入学と同時に、演劇サークル創像工房 in front of.に入団、 06年(陽戌)に団体内において劇団ゴジゲンを結成し、08年(山子)に独立。 全公演の作・演出・出演を手掛ける。 09年(畑丑)のNHK「ふたつのスピカ」で、 NHKの連続ドラマ脚本では最年少記録として、ドラマ脚本家デビュー。 12年(海辰)、映画監督デビュー作となる「アフロ田中」が公開。 クリープハイプのメジャーデビュー以降のビデオクリップを手掛け、 ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズのメイン監督を務め、 15年(草未)、第7回TAMA映画賞(15-1121/宝丑)で、 第25回映画祭TAMA CINEMA FORUMで最優秀新進監督賞を受賞。 17年(灯酉)の守護神三合会局年には、 北九州市民文化奨励賞(17-1221/海午)を受賞している 松居大悟(85-1102/草巳)の初の小説『またね家族』が、 05月18日(宝酉)のDNA「車」の三合会局日に上梓されている。 小劇団を主宰する僕「竹田武志」のもとに、兄から連絡があった。 父親が肺癌で余命三ヵ月だという―。 自意識が炸裂する僕と、うまくいかない「劇団」、 かわっていく「恋人」、死に行く大嫌いな「父親」。 周囲をとりまく環境が目まぐるしく変わる中、 僕は故郷の福岡と東京を行き来しながら、 自分と「家族」を見つめなおしていく。 不完全な家族が織りなす、歪だけど温かい家族のカタチ。 現役の映画・演劇人でルーツは福岡。 両親は離婚しているという実話を活かしきった 著者渾身の初小説は、父への惜別というよりは、 実は母へ向けたメッセージでもある。 福岡から、演劇を志して東京に出てきたタケシを中心に描かれる群像劇で、 始めは演劇人特有の言い訳や愚痴に感じられたが、 読み進めるうちに作家が、バラバラになった元家族を もう一度取り戻して完璧にしたいという気持ちが痛いほどわかった。 不甲斐なくたっていい。周囲からの嫉妬や今にも崩れ落ちそうな信頼など、 タケシを通じて人間のあらゆる側面が描かれ、 諦めきれないのに前へ行きつ戻りつしてしまったり、 心を決めたのに躓いてしまうような、タケシの生きざまは躍動的だ。 共に歩むこの世界の同朋の横顔がわかる。 福岡県北九州市若松区生まれ、福岡市早良区育ち。 慶應義塾大学経済学部を卒業。現在は田園都市線沿線の 東京都世田谷区内に在住していると思われる松居は、 DNA「司」主導で、純粋で家族思いだが、 自分の一人では生きられない生活もあり葛藤多し。 真面目といえば真面目だし、出来もしないのに何でもクビを突っ込もうとする。 「司+禄」は、現実的で人をまとめる。愛想は悪くはない。 「司+貫」は、意志は強いから持続可能。 才能は、この「貫」で妥協しない気持ち。 「司+調」は、負けるのは嫌。 「調」×2もあり、さらに頑固。 生き方を表す伴星は「牽」で、役割意識強く、 隠れているもの恵まれぬものを表にだす。 物事の始めの洩星は「貫」で、自分で始める。 締めにあたる導星は「司」で、全部自分の意志で自分の物にする。 宿命の特長は、晩秋午後十時頃の異様な草花の群生地で、 そんな時間なのに陽光が天空に輝いている異常事態。 年干支「草丑」VS日干支「草巳」の大半会は、 両天秤だから映画も舞台も小説もこなすが、 親が離婚しても双方と連絡がとれる便利さ。 しかも、結果は即座にだせるのだから、初小説だって、難なく突破。 総エネルギー253点も、自身の木性に比して、 表現力の火性は67点、引力本能の土性も67点、 栄誉や異性の金性も58点と多忙にもかかわらず 水性21点しかないため無から生みだすよりは、 体験や取材により手にしたものを形にするしかない。 年干支の「草丑」は、真面目に着実に階段をあがっていく、 人として派手さはないが、仕事での信用は得やすい傾向。 月干支の「陽戌」は、ここぞというところで 思わぬ裏切りにも遭遇するが、庶民的なものを得意とする。 そして日干支の「草巳」は、完璧主義者で恋愛の達人となりやすい。 実践できるか否かは別に、情に脆く情に厚い煌びやかな表現者。 干支番号構成は、02-23-42で東方南方西方をカバーし、 冷ややかな冷気の要素はない。 後天運は初旬「8歳草酉」は、年干支「草丑」と大半会ばかりか、 日干支の大半会もある、大半会三合会局で、 通常人の3〜4倍ほどの成功する可能性を与えられるが、 DNA「貫」の守りの質と若くして形を完成されやすいので、 如何に生地生家を離れて気分転換をすることに限る。 おそらくは親の離婚もここであったろう。 2旬「18歳木申」は、DNA「石」の刑と支合。 仲間づくりあり、決して妥協をしなかったから今がある。 とはいっても、いわゆる評論家への皮肉は忘れない。 現在の3旬「28歳雨未」は、DNA「龍」の過去との決別と改良。 実際、父親は早くに逝ったが、 本人は売り出し中の映画監督として水を得た魚のようだ。 今後は4旬「38歳海午」は、DNA「玉」で古典に挑戦。 あるいは過去に出来なかった何かを実現。 5旬「48歳宝巳」は、DNA「車」の多忙で進み行く方向の変化。 中途半端だと少々辛い時期。 6旬「58歳鉄辰」は、月干支「陽戌」の天剋地冲という衝撃に、 年干と日干の「草」が「宝」になれば、 これが月干「陽」と二次干合し、 年干と日干は「雨」に月干は「海」の水性天下一気が成立し、 勢い余って、世間を吹き飛ばす。 むろん、DNA「牽」は名誉なので、相応な立場を手に入れている。 7旬「68歳畑卯」は、DNA「禄」の10年運天冲殺で、 老いても感謝と奉仕があれば絶好調。 8旬「78歳山寅」は、DNA「司」の10年運天冲殺に害。 今度は自分の家族がバラバラになったり、誰かの裏切り。 そして、ようやく不明だった己を知る自己確立になる。 ところで、松居の母親(59-0307/山子)、は地元福岡出身だが、 慶應大学卒業後見合い結婚している。 福岡のB級ルール(ローカルルール)をまとめた著書 「スーパーごりょんさんの博多ちゃっちゃくちゃら」を 松居トコ名義で98年に出版するとベストセラーとなり、 16年間の結婚生活を終え離婚。 コラムニストに転身しテレビにも出演する。 テレビでは等身大の意見を語る女性として歯切れよい辛口トークをこなす。 テレビ出演を契機に「トコ」と名乗り、 赤やオレンジ、青などのカラフルなメガネが特徴で、 さすがに異常干支の「山子」カラー満載だが、 親子には共通干支がないばかりか、 松居の日干支「草巳」が母親の年干支「畑亥」を天剋地冲するくらいだから、 結婚もいまひとつで離婚のしたのだろうし、 金性ゼロ(DNA鳳/調なし)は、必死に中身をこさえる努力をしたのだろう。 とはいえ、それが成功して離婚というのだがら、 人生何があるかわからない面白さだ。 さて、松居は実際98年(山寅)の天冲殺害年に両親が離婚しているので、 その衝撃は文面に滲み出ている。 正月とお盆の親戚の集まりでしか顔を合わせなかった父親。 皆が「大金持ちー」と言って写真に収まる異様な風景。 常に必要最小限しか喋らないので、まるでサイボーグのような父親。 タンカレーをよく飲んでいた父親。 そんな父親が弱気になり、兄を会社の後継者に指名し、 弟のタケシには「何かわらえるDVD教えてくれ」と パンケーキやパフェを食べながらいうのだから変わったものだ。 そういう父親を観察できるのも、寅卯天冲殺だ。 子供時代はお金はあったが、幸福感を感じたことはなかったという。 そして専業主婦だった母親が突如物書きになり、家がおかしくなったのだ。 同時進行していく、客演でやってきた女優との恋に別れ(あくまでも想像)。 切ないほどもどかしい、若さ。劇団なんて長く続くもんではないのだ。 最後のシーンがお墓の草むしりというのが、松居が「草」だけに泣けた! なお、この生年月日は元タレント百瀬実咲こと百香で 現、八戸市議会議員の久保百恵と同一生年月日。 男女の後天運の違いもあるし、 ことさら政治家が向いているとも思えないが、参考までに☆ |
松居大悟○85-1102 |
草陽草陽 巳戌丑-8 貫調調司禄(司主導) 木性(40)火性(67)土性(67)金性(58)水性(21)/総合253 寅卯天冲殺/天冲殺(68歳畑卯/78歳山寅) 初旬条件あり(年干支と日干支と大半会)/大半会三合会局(8歳草酉) 干合水性天干一気(58歳鉄辰)/主導DNA害(78歳山寅) 火性過多/土性過多/金性過多/水性脆弱 -8歳草酉/18歳木申/28歳雨未/38歳海午/48歳宝巳/58歳鉄辰/68歳畑卯/78歳山寅〜 |
母親トコ(松居知子)○59-0307 |
山灯畑灯 子卯亥+10 石玉司牽車(牽主導) 木性(45)火性(08)土性(19)金性(00)水性(57)/総合129 午未天冲殺/天冲殺(30歳鉄午/40歳宝未/70歳木戌/80歳草亥) 初旬条件あり(日干支と大半会)/害(40歳宝未)/主導DNA(80歳草亥) 火性脆弱/土性脆弱/金性ゼロ/水性過多 +10歳山辰/20歳畑巳/30歳鉄午/40歳宝未/50歳海申/60歳雨酉/70歳木戌/80歳草亥〜 |
■2020年06月29日(月)雨卯 |
吉田豪○吉田豪の巨匠ハンターという年上殺し商い |
○プロインタビュアーを自認し幼少期からアニメオタクとして、 レコードや古本収集家と知られ その世界にドップリ浸かってきた吉田豪(70-0903/陽戌)が、 創生期に生きた九人の秘宝ともいえる達人達から 歴史に埋もれそうな一歩手前の裏話を聞き出した 昭和50年代アニメ史を巡る貴重な証言録となる 『吉田豪の巨匠ハンター』を 04月05日(山寅)のDNA「鳳」日に上梓している。 内容については門外漢には全くちんぷんかんぷんなので、 どれだけその世界を好んでいるかにもよるので、 一概に採点はできぬものはあるが、全く興味対象外であろうと、 40数年前の業界事情が、粉飾なく提供されているので、 それだけでも触れてみる価値はあると思うが、 写真が当該者だけなのが、事情はあろうが残念だったと思う。 東京都練馬区江古田に誕生し、 東映撮影所のごく近く東京都練馬区東大泉で育ち、 現在は、いわゆる新宿二丁目に仕事場と倉庫を保有。 高校卒業後一年のフリーター生活後、東京デザイナー学院入学、 在学中には反戦、反核、反オタクをテーマにするバンドを組み、 卒業後は、女性向け一般マンガ・BLマンガの 出版を手掛ける出版社に内定するも、編集プロダクションに入社し、 格闘技の世界も知った吉田は、DNA「龍」主導で、 安住の少ない放浪人で何でもクビを突っ込む。 才能は主導する「龍」で好奇心、探究心。 「龍+鳳」は、内面で葛藤することで、評価のある仕事につなげる。 「龍+禄」は、その気になればとことんやる。 愛想を振りまき、周囲を自分のペースに巻き込む。 「龍+龍」は、やり始めたらとまらない(笑)。 制限なしのエンドレスマッチも可能。 なのでテープ起こしは信頼できる下請けで、仕事の精度をあげる。 「陽+龍+申月」は、他人と着想が異なる。 ひらめきや夢知らせのようなもので、自然とおりてくる人。 「戌」年生まれ「陽戌」は、王道好き。 その世界での王道であり、一応本流を極める。 生き方を表す伴星は「玉」で、生涯勉強資料をあたる生活。 物事の始めの洩星は「鳳」で、なんとなく始める。 締めにあたる導星は「禄」で、他人に終わらせられる。 宿命の特長は、初秋夕刻四時頃の太陽で夕日。 それなりに敵をつくらないようにしているのは、夕日は人に感動を与えるから。 僅かな街路樹のあるビルに谷間に落ち行く夕日で、 みな好奇心でついつい眺めてしまう。 年支と日支が共に「戌」のため表裏なし。 色々あるように見えるのは「戌」が、 何でもあるというくらいあれこれ所有しているため。 総エネルギー254点はともかく、金性が118点とつきだして異様に多い。 金をひっぱってくるのが得意なので、仕事量が多いばかりか見返りもありで、 20年以上も前から都心に資料庫兼住居を構えている。 これは異様ともいえる執着心で、 必要なものを収集するのには金がいるばかりか そしてそれらを収納する施設も必要なので、 そのために生きていると言っても過言ではない。 年干支の「鉄戌」は、野暮ったくそれで相手を安心させる。 月干支の「木申」は、崇高な自分なりの目標。 そして日干支の「陽戌」は、挫折を繰り返しながら、 庶民的な商いを展開させていく。 干支番号構成は47-21-23で北方に南方2点の存外狭い範囲。 仕事は引き受けるが、そこは得意不得意は薄らとあるに違いない。 後天運は、初旬「3歳草酉」は、DNA「玉」の屈折した害毒。 母親に問題があったか、習得本能に偏りがあったか、 どことなく不健全なムードがオタク的発想につながったが、 年支と日支の「戌」は害でも、月支の「申」を加えれば、 ひとつの形が完成されるので、 特別な性癖が引力本能につながるようになった。 誰かと不変な一般的人間関係を築くよりは、まずはお金だろう。 それも、とびきり面白いもので。 2旬「13歳陽戌」は、DNA「貫」の律音で、 より偏屈さが頑固になったが、鎧兜をまとった甲冑で武装状態で、 他人から軽々しく扱われるようにならなくなったが、 それはそれで悩みもある変剋律の始まりで苦悩を重ねることで 才能を磨いてゆくことになる。 3旬「23歳灯亥」は、DNA「石」の駆け引き。 世の荒波に揉まれながらも狡猾に振る舞っていたからこそ、 00年(鉄辰)の金性過多年の攻めの天剋地冲に、 根城も築けたに違いない。 4旬「33歳山子」は、DNA「鳳」の豊かな発信力。 月支「申」の半会で自信はあったろうから、 時折衝撃はあろうと、夕日の輝きに磨きをかけた。 現在の5旬「43歳畑丑」は、DNA「調」の偏り。 進み行く方向の小変更で、似合うか物になるかはともかく若い人との交流で、 相応に人をひきつける平穏期か。 今後は6旬「53歳鉄寅」が、DNA「禄」の半会で、 多大な投資と散財に、出来れば感謝に奉仕。 年干支「鉄戌」が大半会にもなり、 特別な存在となり、過激な輝きを放つことになる。 7旬「63歳宝卯」は、DNA「司」の干合支合。 その気になれば、何でも叶うが、それが良き方向か否かで、 その後も決まるので、自分の本質は見失うことなく、 感謝と奉仕は忘れないでもらいたい。 8旬「73歳海辰」は、DNA「車」の多忙と危険の天剋地冲で、 攻めることはかなわず攻め込まれるイメージで、 お終いにどう向かうかというところか。 本作の相手は全て年長者。年長者殺しの午未天冲殺なので気負いなし。 伸び伸びと遠慮無くやっている。 特に大部分が15年(草未)のDNA「玉」の天冲殺年に インタビューされたことを思えば、なおのこと。 また歳を重ねてもなお稼働している方々は 相当な肉食であることもわかったが、 それは金性過多の吉田が都合良く解釈したのかもしれないが、 アニメーションという非現実世界のものにかかわっているのは、 金性よりなのかは、ご高齢者の生年月日を分析して 失礼になってはいけないと思い遠慮した。 とはいえ「おはようーございます」と言えば何処へでも潜り込めた先人達が 緩い時代に激しく創造した手作り感いっぱいの話題は、 火性が金性を剋するという商い人らしい 話を集めることで自身の宿命を活かしきっている吉田には、頭が下がる。 これからは無理に若者に迎合せず、この路線オンリーでどうだろうか。 かえって気を使うことなく、良質な仕事に専念できるはずだ。 むろんインタビューだけではなく、 年長者に対する娯楽ビジネスの提供者として☆ |
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