清く正しく美しく○幸せ発電所→運命向上委員会_BE○//著名人を誉めたり貶したりしながら自分を磨く！

★★★　■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★

★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★

見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する

○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆

2 0 2 4 年(木辰)○04月山辰 // 移動祝祭日

■04月分一覧 (2024年○目次)

六車由実○それでも私は介護の仕事を続けていくという廻り道(2024_0401)

高見澤俊彦○特撮家族は神様でも制御不能(2024_0402)

ねこクラゲ○薬屋のひとりごと作画者が脱税で告発される毒あけ(2024_0403)

金平茂紀○ロシアより愛をこめて あれから30年の絶望と希望と記憶(2024_0405)

大石あきこ○維新ぎらいと熱く闘う正義の味方(2024_0408)

長井短○私は元気がありませんの自堕落でやる気なし(2024_0409)

桐野夏生○日没の猛毒で作家の本性をあらわす消化と貢献(2024_0411)

和山やま○カラオケ行こ！で新たなありえない青春を提案(2024_0412)

島村菜津○世界中から人が押し寄せる小さな村～新時代の観光の哲学に学ぶ(2024_0414)

伊吹亜門○帝国妖人伝のありえない闇間の邂逅(2024_0415)

青山繁晴○わたしは灰猫そして、灰猫とわたしの幻の湖を待つ(2024_0417)

乾緑郎○浅草蜃気楼オペラといつも心は野辺の花の君のそば(2024_0418)

芳野友子○その毒持ち本性が日本を滅ぼす(2024_0419)

岡田紗佳○おかぴーす! 岡田紗佳1stフォトエッセイ Mahjong Booksの魔力(2024_0422)

松樹凛○射手座の香る夏は秋への扉を開ける(2024_0423)

石崎洋司○JC紫式部で1040年の時滑りの学園は大騒動(2024_0428)

■2024年04月01日(月)草未

六車由実○それでも私は介護の仕事を続けていくという廻り道

○社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員。
03年(雨未)のDNA「司」年の「神、人を喰う―人身御供の民俗学」で、
サントリー学芸賞(思想・歴史部門)(03-1106/雨未)を受賞。
東北芸術工科大学芸術学部准教授を経て介護士に。
13年(雨巳)のDNA「司」年に、介護の現場に民俗学の
聞き書きの手法を取り入れた経緯を綴った「驚きの介護民俗学」で、
第2回日本医学ジャーナリスト協会賞(書籍部門)大賞(13-1007/陽午)を受賞、
同年には第20回旅の文化奨励賞を受賞。
他の著書に「介護民俗学という希望―すまいるほーむの物語」があり、
デイサービス施設「すまいるほーむ」管理者・生活相談員の
六車由実(70-0816/山辰)が、20年(鉄子)のDNA「鳳」の半会年から
「カドブン」で連載していた「つながりとゆらぎの現場から」をもとにした
『それでも私は介護の仕事を続けていく』を、
昨年(23年/雨卯)のDNA「司」の干合支害年の09月29日(鉄寅)に刊行している。

「驚きの介護民俗学」から10年、「介護」という営みに見えてきた新境地！
デイサービスを我が家の一階に移し、軌道に乗り始めた矢先のコロナ禍！
想像以上の困難に直面した約3年、「介護」とはいかなる営みかを
現場で問い続けながら見えてきた希望と、新たな「介護民俗学」の形とは――。
なぜ、こうまでして学問の世界を諦め介護の現場に入っていくことになったか。
父の死。母の介護。愛犬の闘病など、波乱万丈の目白押しは何故だったか。
ユニークな入所者たちとの交流や、離れ業のような連携プレーなど。
そこにあったのは想像を絶する苦難と女子高生の修学旅行なみの喧騒と
苦笑しながら楽しむしかない日常に、年末年始すらない仕事人間の実態！
そして高齢者ゆえの別れ！介護保険見直し問題など、
謎のパートナーに支えられながら六車の奮闘は続く！

静岡県沼津市生まれ。中高一貫の加藤学園暁秀高等学校を経て、
94年(草亥)のDNA「牽」の天冲殺年に静岡県立大学国際関係学部を卒業。
96年(陽子)のDNA「龍」の三合会局年に、
静岡県立大学大学院国際関係学研究科比較文化論専攻修士課程を修了。
00年(鉄辰)のDNA「鳳」年に、
大阪大学大学院文学研究科日本学専攻博士後期課程を単位取得退学。
01年(宝巳)のDNA「調」年に、
東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員に赴任し、山形県内に在住。
02年(海午)のDNA「禄」年に、大阪大学博士(文学)。
04年(木申)のDNA「車」の半会年に、東北芸術工科大学芸術学部助教授に就任。
07年(灯亥)のDNA「玉」年に東北芸術工科大学芸術学部准教授となるも、
08年(山子)のDNA「貫」の主導DNA大半会年に大学を退職し、
ハミダシ運の戌亥天冲殺にも関わらず、沼津市の実家に戻る。
ハローワークでホームヘルパー2級の資格を取得し、
09年(畑丑)のDNA「石」年より静岡県の特別養護老人ホームで介護職員となる。
12年(海辰)のDNA「禄」年より有限会社ユニット・デイサービス
「すまいるほーむ」管理者兼生活相談員となっている六車は、
DNA「貫」主導で、情況環境により変化。
難題が持ち上がれば持ち上がるほど強固になる。
「貫+調」は、集団行動に適さずどころか苦手で、恩義に無縁。
「貫+牽」は、目的達成のための手段は雑(手段は選ばず)。
才能は「牽」で役割意識にして、本来は権威が必要。
なので、退官しても書物で体面を保つ。
「貫+鳳」は、流れに乗るのは不得手で、急がない。
「貫+車」は、正直。
「山+貫+申月」は、用心深いがここぞという時には勝負にでる。
「戌」年生まれ「山辰」は、他力運で人を使う。
生き方を表す伴星は「牽」で、自分に厳しく埋もれた物を表に紹介する。
物事の始めの洩星は「貫」で、自分の意志で始める。
締めにあたる導星は「調」で、自己中心で極端な小うるさい老後。

宿命の特長は、初秋午後四時頃の岩場に辛うじて崇高な樹木のある「山」。
生年冲殺のため、親や組織の犠牲だが「山」のため動くことは辛いし、
(なので精神苦は別に自宅を開放するしかないという始末)
動けば洒落にならないほどの苦難が降りかかるが、
総エネルギー247点中自身の土性が76点ある身強のうえに、
頑強な金性77点と硬派が、遊興には流れず岩窟さを後押し。
とはいえその金性は言い訳もふくめ、
現場の労苦を発信して、世に知らしめることはする。
闘争本能で才能にもなる木性は33点で、争えず。
習得本能の火性は僅か21点で、学習機能は現場で取得。
そして引力本能の水性は40点とそうそう楽にはならず。
年干支の「鉄戌」は、どこか野暮ったいがズケズケ物事に関わろうとする。
危機察知能力もあるが、火事場の馬鹿力をイザとなったら発揮する。
月干支の「木申」は、理屈では困難とわかっていうようが、
高い理想を掲げて、実現しようと努力する。
そして日干支の「山辰」は、制約が多く前進が鈍る面があるが、
自由奔放に生きているように誤解されるが、実際は不器用の塊。
干支番号構成は、47-21-05で西方南方東方の広範囲ながら、
北方領域が欠けているので、現実世界に向く。

後天運は、初旬「3歳雨未」は、DNA「司」で純粋で真面目な人物の完成。
干合があるので、その気になっていれば熱気が帯びてくる。
熱中することを見つけることが身を守る。
2旬「13歳海午」は，DNA「禄」の感謝と奉仕。
あるいは冒険と自我の形成で、中高一貫校で社会にでてからの道を探る。
冲殺年支「戌」の半会もあり、やる気満々。
3旬「23歳宝巳」は、DNA「調」。自分なりの特別意識の強さを追究。
4旬「33歳鉄辰」は、DNA「鳳」の刑。年干支「鉄戌」は細分化された仕事を、
工夫して処理をしていく必要があるが、飽きる萎える方向へ向かい挫折。
主導DNA大半会年(08年/山子)に退官し、
ハローワークでホームヘルパー2級資格を取得。
屈辱妥協および人間関係広範囲に拡がるの09年(畑丑)より介護の世界へ。
5旬「43歳畑卯」は、月干干合で進み行く方向の変化で、
見栄えをよくする月干「木」の木性が消失し、結果は害なので、
ユニット・デイサービス「すまいるほーむ」管理者兼生活相談員としての
三階建ての自宅を開放することで、私生活もない苦難の連続。
現在の6旬「53歳山寅」は、DNA「貫」の主導DNAで自己確立。
月干支「木申」の天剋地冲は、生きて行く覚悟であり、
冲殺年支「戌」の半会により、ようやく軌道にのったことを実感。
今後は7旬「63歳灯丑」は、DNA「玉」の守護神で、智恵を使った回想。
8旬「73歳陽子」は、DNA「龍」の守護神半会。
月支が「申」なので三合会局が成立し、老いてなお新たな挑戦。
それにともなう見返りも確保できて、完成の領域で報われる。

さて六車は、生地生家ばかりか仕事の犠牲になる生年冲殺。
さらには生き方を容易く変えられることが出来ない「山」。
にもかかわらず、やり直しが効きやすい若い時分ならともかく、
中年期に差しかかかる時期で、逃げるような言い訳をして、
完全リセットして新たな仕事に挑戦したため、
さらにその場で艱難辛苦を受けたりしているのに懲りていない。
理由の如何を問わず、学者として生きていれば、
また別の次元の高さを極められたはずで、
研究者としては痛手以外の何物でもないが、
おそらくいずれは、名誉職のような形で、研究の場には復帰するに違いない。
その遠回りは良かったのかどうかは、世間が判断することである～☆

六車由実○70-0816

山木鉄灯
辰申戌-3
鳳車牽貫調(貫主導)
木性(33)火性(21)土性(76)金性(77)水性(40)/総合247
戌亥生年冲殺/害(43歳畑卯)/主導DNA(53歳山寅)/三合会局(73歳陽子)
木性脆弱/火性脆弱/土性過多/金性過多
-3歳雨未/13歳海午/23歳宝巳/33歳鉄辰/43歳畑卯/53歳山寅/63歳灯丑/73歳陽子～

■2024年04月02日(火)陽申

高見澤俊彦○特撮家族は神様でも制御不能

○73年(雨丑)の主導DNA「貫」年に、
大学内にて守護神年の坂崎幸之助(54-0415/宝丑)に誘われ
DNA「牽」年だった桜井賢(55-0120/陽子)と共に、音楽活動を始める。
74年(木寅)に「夏しぐれ」で「THE ALFEE」としてデビュー。
当初はレコード会社との方向の違いなどから
工事現場でアルバイトなどをしていたが、当初の坂崎主導のフォーク路線から
高見沢がリーダーとなったロック路線が注目され、
83年(雨亥)の大半会年に「メリーアン」がヒットし、
以降「星空のディスタンス」をはじめ、数々のヒット曲を生み出した。
23年(雨卯)の主導DNA律音年には、
結成50周年を迎えた「THE ALFEE」のリーダーで、
数々の歌い手に楽曲提供、プロデュースを行ったり、
ドラマやアニメなどの音楽監督も行っている
THE ALFEE(74-0825/山戌)の高見澤俊彦(54-0417/雨卯)が、
18年(山戌)の干合支合年の「音叉」、
20年(鉄子)の「秘める恋、守る愛」に続き,
「オール讀物」にありえない改良改革年の21年(宝丑)から
害毒緩和の方三位成立の23年(海寅)まで連載されていた
『特撮家族』が満を持して昨年(23年)の律音年の
04月10日(雨酉)の主導DNA納音日に上梓されている。

「初めて彼を見た時、不思議な懐かしさに心がときめいた。
何処かで会った？もしかしてデジャブ」
気の進まない員数合わせの合コンだった
戦国武将を愛する埼京線の戸田公園前駅から十数分という
銀行総合職の融資課勤め三十三歳「レキジョ」の田川美咲。
今までこの手の男は知っていたが、大抵その笑顔を空っぽだった。
女性の扱いには慣れているものの一般教養の知識はかなり低い。
たとえば歴史の話になると途端に貝になる輩がいかに多いことか。
歴史に疎い男は論外！
ただし、馬鹿のひとつ覚えみたいに、
戦国の風雲児信長好きは信用ならないという持論がある。
あらわれた戸塚颯太郎から帰り際に声をかけられ、
慌てて携帯を落としてしまい、拾ってくれたところ
「アレ？田川さんて朝倉義景に興味あるんですか？」とやられたものだから、
しかも福井出身だと言うではないか。
千代田区外神田の老舗の鰻屋の跡取り息子に生まれながらも
神田明神に現れる神様と仲良くなった経緯から
神道学者になった父親・洋介は怪獣フィギュアの収集家で、
田川家にはフィギュアが溢れている！
なのに母親の紀子はフィギュア嫌い！
テレビ局勤務で二歳上の兄・健太は特撮映画好き！
三歳下の美容師の妹・結衣は、
ウルトラマンシリーズなどの変身ヒーローが大好き！
美咲に恋のチャンスが到来かと思いきや、父親が心不全で急逝し――。
父親は残された娘が心配で成仏できずに、
魂の世界への順番待ちで呼び出せば都合良く現れるし、
映画作りをしたい兄と店をだしたい妹が遺産目当てで争うが、
やがて美咲の交際相手が在原業平なみのとんだ食わせ者だと判明し、
家族総出で退治に出向いたたかと思えば、遺産は父親使いきっただって。
最後には、大逆転のサービスもあるが、それは読んでのお楽しみ。
恋×特撮×神様とは何だろう！
特撮はネタで神様を中心としたお目出度い昭和ふうのドタバタ喜劇！
高見沢俊彦が贈る、仄かに団結する家族の物語！

埼玉県蕨市出身。蕨市立南小学校、蕨市立第一中学校、
明治学院高等学校を卒業、明治学院大学文学部英文学科を中退(後に名誉学士)。
父親は中学校の国語教師で校長となり、
母親も元教師で、8歳年上の音楽好きな兄がおり、
80年代には東京都渋谷区神宮前に居住し、
白色のベントレーを愛車として紹介され、
10年(鉄寅)あたりには東京都渋谷区在住と推認できる高見澤は、
DNA「貫」冲殺主導で、マイペースを保ちづらく、
他者に脚を引っ張られる傾向で、
それが嫌ならば孤独でいるか、常に群れの中で孤高を保つしかない。
「貫冲+車」は、正直そうで分かり易い人を装う。出で立ちがロック。
「貫冲+鳳」は、時代を意識せず自己の好むものを貫いているように見せる。
「貫冲+調」は、面倒な案件は曖昧にしてすませる。
「貫冲+牽」は、妙な主義主張で自己を飾り計算されたスタイル。
才能は、この「牽」で際立つ独創的な格好の良さ。
「雨+貫冲+辰月」は、他者より様々な物を押しつけられる。
「午」年生まれ「雨卯」は、自己中心でわがまま。
生き方を表す伴星は「車」で、妙な単独行動。
物事の始めの洩星は「貫」で、自己の意志で始める。
締めにあたる導星は「鳳」で、趣味みたいな人生。

宿命の特長は、晩春午前十時頃の山間の深い森から
湧きいずる小川なり、霞みたいなものだが、
総エネルギー218点中自身の水性は32点と身弱。
しかも金性ゼロ(DNA龍/玉なし)は、ハミダシ運の辰巳天冲殺であり、
生地生家に縁なく、好んだ場所に流れていける利点あり。
伝達本能の木性は工夫ありの82点。
引力本能の火性は23点で、見かけほどの派手さはなし。
闘争本能の土性は壮大な81点と動きあり。
月干支「山辰」VS日干支「雨卯」は、ろくでもない異性などに翻弄される。
痛手を受けたくなければ、近づけずも、害毒の正体は胃弱。
成功した生月冲殺らしく、寡黙なので、謎に包まれた私生活は正解。
年干支の「木午」は、心優しいが内側に犠牲はつきもの。
月干支の「山辰」は、理解されずともジワジワ進む。
そして日干支の「雨卯」は、迫力なく几帳面で模範的な常識人。
干支番号構成は、31-05-40で西方東方西方で西方主体の鋭角領域。

後天運は、初旬「4歳畑巳」が、DNA「車」の10年運天冲殺でロック！
年干「木」を干合すれば年干は「山」になるので、
月干の「山」と共に日干「雨」を干合すれば、それぞれ「陽」と「灯」になり、
変則干合火性天干一気が成立し、その気になればやたら目立つ。
また、月支「辰」VS年支「午」の間が埋まることで、
日支「卯」から年支「午」までスムーズにつながり害の緩和の変則方三位成立。
地支も火性に味方する雰囲気なので、集中力を発揮すれば火の玉状態。
2旬「14歳鉄午」は、DNA「玉」のありえない金性の出現で、
中退して社会参加も、いわゆるフォークソング路線を行かされる。
「玉」らしく浪漫派とも言うべきか。
3旬「24歳宝未」は、レコード会社との契約がなくなり、
バックバンドをしたり、ライブハウスが主戦場。
DNA「龍」の改良改革半会で、自身がイニシアティヴをとる
いわゆるロック路線に舵をきり、売れるようになる。
4旬「34歳海申」は、DNA「石」。
サポートメンバーを加えた野外活動など。
5旬「44歳雨酉」は、DNA「貫」の主導DNA納音で自己確立に害切れ。
方向性の変化で「Alfee」が「ALFEE」になったり、
歌番組以外のいわゆるバラエティ番組への出演も増加。
6旬「54歳木戌」は、DNA「調」の特別条件付10年運天冲殺。
発信力表現力が際立つ害切れで、40年間のドキュメンタリー映画など。
この最後に小説家に挑戦。
現在の7旬「64歳草亥」は、DNA「鳳」の特別条件付10年運天冲殺半会。
神田明神にて、キャラクター・デザインを担当した
御朱印が限定販売されるなど、発信力抜群で絶好調。
今後は8旬「74歳陽子」は、DNA「司」の刑。
一気に老け込むなり地味になったり、
体調不安もあり、さすがに精力的な活動は困難か。

さて金性ゼロ(DNA龍/玉なし)の干合支害持ちは、
随所にいかんなく発揮され、変形ギターは才能を活かした特長的なもので、
所有ギター数も500本を超えているという。
干合支害持ちでこれだけ売れたこともあり、おそらく狂信的ファンが怖くて、
独身または仮になんらかの関係のある特定の人物がいようと公にできず。
まさに干合支害持ちの生月冲殺として成功するのは楽ではないね～☆

高見澤俊彦○54-0417

雨山木灯
卯辰午+4
調牽鳳貫車(貫冲殺主導)
木性(82)火性(23)土性(81)金性(00)水性(32)/総合218
辰巳生月冲殺/天冲殺(4歳畑巳/54歳木戌/64歳草亥)
干合火性天干一気方三位/変則方三位(4歳畑巳)/主導DNA納音(44歳雨酉)
月干支VS日干支干合支害/害切れ(44歳雨酉/54歳木戌)
木性過多/火性脆弱/土性過多/金性ゼロ(野人)
+4歳畑巳/14歳鉄午/24歳宝未/34歳海申/44歳雨酉/54歳木戌/64歳草亥/74歳陽子～

■2024年04月03日(水)灯酉

ねこクラゲ○薬屋のひとりごと作画者が脱税で告発される毒あけ

○人気を博している漫画『薬屋のひとりごと』の作画を担当している
福岡県福岡市南区在住の漫画家の
ねこクラゲこと池田恵理香(87-0730/鉄辰)が、
約4.700万円を脱税したとして、福岡国税局は04月0１日(草未)、
所得税法違反の疑いで、池田を福岡地検に告発したと発表した。
告発は02月29日(雨亥)付。
同国税局によると、池田は19年(畑亥)から21年(宝丑)の3年間で、
印税と原稿料計約2億6.000万円の所得があったにもかかわらず、
申告をせずに所得税約4.700万円を脱税した疑いが持たれている。
出版社などによると、小説として発売された同作品は
複数の社で漫画化され、アニメ化もされていたという。

熊本県上天草市(旧/天草郡姫戸町)出身で
福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧/TECH.C.福岡)を卒業して、
「曹植系男子」などの著作のある福岡は、
DNA「玉」主導で、気分転換下手で懲りない人。
「玉+司」は、生活優先現実優先。
才能は「司」であり吝嗇蓄財。
「玉+龍」は、意識はあろうと実行出来ず誤解を生みやすい。
「玉+牽」は、用心深く商習慣に疎い。
「鉄+玉+未月」は、とりとめなき人。
「卯」年生まれ「鉄辰」は、上がって落ちるからこれは危うい。
生き方を表す伴星は「鳳」で、(脱税も)なんとなく始める。
物事の始めの洩星は「牽」で、(始まりは)お上の告発。
締めにあたる導星は「玉」で、目下と共に終わる。

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の灼熱の火炎放射器みたいなもので、
総エネルギー233点はまずまずも、自身の金性は僅か19点の身弱。
守護神水性も20点しかないため、余裕なし。
にもかかわらず引力本能の木性は81点もあるので、
ようは器以上の収入があるのに、
火性66点は格好ばかりで。役割意識を働かせられなかったもの。
また、最大級の特長は、年支「卯」VS日支「辰」の害持ちで表裏あり。
原作者ではなく装画者なので、バレないとでも思ったか。
意識はしていたのだろうが「玉」主導の「鉄」は鈍重だもの。
年干支の「灯卯」は、その気になると素早く動く。
月干支の「灯未」は、家系の因縁を背負って生きる。
そして日干支の「鉄辰」は、進むだけで後退せず。

後天運は、初旬「3歳山申」はDNA「龍」の改良改革10年運天冲殺。
忌み神ながら創造力が大幅に付加も、落ち着かぬ日々。
2旬「13歳畑酉」は、DNA「玉」の主導DNAで自己確立。
10年運天冲殺に宿命害切れで、ひとつの作業を掘り下げるよう導かれる。
3旬「23歳鉄戌」は、DNA「貫」の納音。同じく害切れで過去からの離別。
個人生活を犠牲にすることによって稼働するので、デビューを果たす。
現在の4旬「33歳宝亥」は、DNA「石」の狡猾でズルでにべもない。
今後は5旬「43歳海子」は、DNA「鳳」の守護神も息切れか。
年干と月干の「灯」の干合は方向性の変化。
干合された「灯」は「草」になるので、
これを日干「鉄」が二次干合すれば、年干と月干は「宝」になり
金性の天干一気成立となり、目上を武力制圧みたいなものだが、
両刃の刃みたいなもので、大躍進か落下の人生か否か。
ターボ運(子丑天冲殺回り)も始まるので、やたら目立つ。
6旬「53歳雨丑」は、DNA「調」の守護神も普通の人で勢いは疑問。
7旬「63歳木寅」は、DNA「禄」の感謝と奉仕と散財。
8旬「73歳草卯」は、DNA「司」の干合支害で生活苦。

関係者によると、多額の所得を得ていることが
想定されていたにもかかわらず、申告がなかったため、
同局調査査察部が22年(海寅)10月(鉄戌)に強制調査に着手。
調査の結果、脱税で得た疑いがある資金は、
本人名義の不動産の購入費に充てられたり、
池田名義の金融機関の口座に預金されていたという。
また、調査に対し申告の義務は把握していたとしたうえで
「連載が忙しくなって税理士と話す暇がなかった」などと話していた。
申告漏れ額が多額であることなどから、告発に踏み切ったとみられるが、
害持ちは通常人以上に税理士に丸投げが正解で、
遵法意識がなかったのは、害持ちの危うさ。

ねこクラゲは、04月01日(草未)のDNA「司」日に、
自身のX(twitter)で
「今回このようなことになってしまい誠に申し訳ありません。
以前の私は税金に関して無知であったため確定申告を怠っていました。
私の無知不勉強が招いた結果は全て受け止めます。
しっかり納税義務を果たしている皆様にも不誠実であったと
深く反省しています。」という内容のコメントを発表。
また、脱税した約4.700万円については全額納付したとしているが、やむなし。
今年(24年木辰)は、DNA「禄」の感謝と奉仕という流れでの警告。
税務署はこの調子で政治家も告発してほしいものだね～☆

ねこクラゲ(池田恵理香)○87-0730

鉄灯灯雨
辰未卯+3
牽牽龍玉司(玉主導)
木性(81)火性(66)土性(47)金性(19)水性(20)/総合233
申酉天冲殺/天冲殺(3歳山申/13歳畑酉)
主導DNA支合(13歳畑酉)/納音(23歳鉄戌)/干合金性天干一気(43歳鉄子)
方三位(63歳木寅)/干合支害(73歳草卯)/ターボ運(準を含む・43歳～)
年干支VS月干支大半会/年支VS日支害(表裏)/害切れ(13歳畑酉/23歳鉄戌)
木性過多/火性過多/金性脆弱/水性脆弱
+3歳山申/13歳畑酉/23歳鉄戌/33歳宝亥/43歳海子/53歳雨丑/63歳木寅/73歳草卯～

■2024年04月05日(金)畑亥

金平茂紀○ロシアより愛をこめて あれから30年の絶望と希望と記憶

○76年(陽辰)のDNA「禄」の天冲殺にTBS入社を決め、
77年(灯巳)のDNA「司」の干合支害天冲殺年にTBS入社。
以降同局でモスクワ支局長ワシントン支局長、
「筑紫哲也NEWS23」編集長や報道局長などを歴任。
10年(鉄寅)のDNA「龍」年より「報道特集」キャスター。
22年(海寅)の律音年に退任すると、同番組の「特任キャスター」に就任。
DNA「鳳」の対冲年の04年度(木申)の
ボーン上田記念国際記者賞を、05年(草酉)に受賞。
DNA「貫」の律音年の人生の折返し地点の22年度(海寅)の
外国特派員協会「報道の自由賞」を受賞。
早稲田大学大学院客員教授で、沖縄国際大学非常勤講師の
金平茂紀(53-1218/海寅※)が、
『ロシアより愛をこめてあれから30年の絶望と希望』新版を
主導DNA年だった昨年(23年/雨卯)の09月25日(陽戌)の
DNA「禄」の半会日に刊行している。

同書はDNA「調」の支合年だった95年(草亥)03月01日(宝卯)に刊行された
「ロシアより愛をこめてモスクワ特派員滞在日誌 1991～1994」を、
加筆訂正したうえに、
補章として22年(海寅)から23年(雨卯)にかけて、著者がロシアの侵攻を受けた、
ウクライナのキーウに決死の覚悟で入り取材したものに、
同時期にロシアをもふたたび訪れた
著者の日記「ソ連の亡霊どもが彷徨っているロシア」や
「エピローグ」「あとがき」「解説」が付加されたもので、
約30年経過してロシアが変わったことや変わらないことを知らせ、
困窮しているのに特別準備作戦に踏みきった覇権主義や、
大ロシア構想という理由付けを理解しながらも、
「無為な殺し合いは止めてほしい」という悲痛な声であり、
スマホの普及とユニクロの進出にただ驚き、
プーチンの威信でタクシーのボッタクリはなくなり、
空港の対応も日本より素早くなっている！
ロシアもウクライナも双方を知る著者のありのままの見聞録で、
ロシアに暮らす一般市民の暮らしぶりを報じ、
上から下までの構造的に腐敗しきった問題点をも指摘しており、
何かをしないより、冷淡や無関心でいることを潔くしない
民の心によりそい、時間をかけてテーマを掘り下げる
著者の真骨頂をみた気がするが、
TBSは金平を自費でロシアやウクライナに行かせるって何だよ！？

北海道旭川市出身。北海道旭川東高等学校から
東京都立西高等学校に転入し、東京大学文学部社会学科を卒業後に、TBS入社。
モスクワ(91年～94年)、ワシントン(02年～05年)、
ニューヨーク(08年～10年)に赴任という経歴で、
現在は神奈川県横浜市内在住の金平は、
DNA「石」主導で、何でもあり何でも受け入れるという
広範囲な人間性であり人たらし。
「石+龍」は、庶民的な放浪者で現場主義。原資は二の次でまずは行動。
「石+禄」は、行動力逞しく他人を利用する術に長けている。
才能は「禄」で、感謝と奉仕に愛想ありき。
「石+石」は、孤独を感じない集団のなかで単独行動。
「石+鳳」は、繊細とは言い難いが、おおらかでそれが人を巻き込む。
「海+石+子月」は、極めて強気で、おだてに弱い。
「巳」年生まれ「海寅」は、自己本位。
生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。
物事の始めの洩星は「龍」で、故郷や故国を離れて。
締めにあたる導星は「禄」で、他人に幕引きさせられる。

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の林に土砂降りの雨が降りそそぐ「海」。
総エネルギー207点は自身の水性が59点で、冬生まれでもありまずまず強者。
水の本質から、器により如何様にも変化できるので、数字以上に存在感あり。
とはいえ金性は12点しかなく、それも冲殺年支内なので、業務命令ありき。
最大級の偏りは、年支「巳」VS日支「寅」の刑をともなう害は、
表裏ありで朝令暮改も臨機応変。仕事をしている限り予測不能で波あり。
私生活はあってなきのごとし、本人には慣れであろうと、
周囲はバックアップやら後方支援で大変な目に遇う可能性大。
年干支の「雨巳」は、猜疑心で情報を疑って精査する。
月干支の「木子」は、ユニークな着想をするが孤高。
そして日干支の「海寅」は、自分がナンバー1というタイプ。
干支番号構成は、30-01-39で南方東方西方でそれなりの領域。

後天運は初旬「4歳雨酉」がDNA「石」の協調性和合性。
主導DNAでもあり、早くも自己確立ばかりか、
冲殺年干支「雨巳」の大半会があり、私的面を犠牲にすることで大きく前進し、
生年冲殺でもあり他者の倍にもなる後転成功運型。
特に若年期は父親の転勤の影響で、私生活が不安定で、
融合・妥協することで、自己を守ってきたはず。
2旬「14歳海申」は、DNA「貫」の納音で過去の完全破壊。
宿命の害切れもあり節目となり、高校生で東京へでてきて、
次旬に期待がもてるよう、生年冲殺らしく勉学で上昇。
3旬「24歳宝未」は、DNA「玉」のひとつの流れを極める。
社会に適合していき、社会人としての実質始まり。
4旬「34歳鉄午」は、DNA「龍」の改良改革の半会。
月干支「木子」の天剋地冲もあり、海外赴任で弾みがつく。
5旬「44歳畑巳」は、月干干合で「木」は「山」になる方向変換で、
DNA「牽」の10年運天冲殺に害も役割は格段に上がっても、
望み通りかどうかは別という流れで、執行役員に。
6旬「54歳山辰」は、DNA「車」の10年運天冲殺。
報道キャスターとして、現場よりTV放送の場で多忙に、そして危険。
相応の職務を経験したのち、TBSからは退く。
現在の7旬「64歳灯卯」は、DNA「司」で純粋な批判であり生真面目。
TBSの元ワシントン支局長・山口敬之(66-0504/雨亥)が起こした
伊藤詩織(89-0514/木戌)さんに対する性暴力事件に対する
局側の対応について
「あまりに非道なことが局内と政治権力の間で罷り通ってしまった」と
断罪したが、徹底的な内部調査を主張したにもかかわらず、
当時の経営陣は懲罰委員会を開くことすらせず、
うやむやにして山口を早期退職扱いにして
蓋をしてしまったことに大憤慨していたり、
また、安倍晋三(54-0921/鉄辰)元首相の国葬に関し、
自民党の二階俊博(39-0217/草酉)元幹事長が、
「黙って手を合わせて見送ってあげたらいい」
「こんな時に議論すべきじゃない」と発言したことについて、
「議論するためのテレビ番組に出てきて、議論すべきじゃないとは。
この方は国会とか民主主義の意味をお分かりなのかと、
耳を疑います」と猛烈に批判したりするなど現場からしりぞかされ、
戦火をくぐって紛争地へ出かけるも、生年冲殺としては微妙だったためか、
古巣のTBSとは一悶着あって現場を去ることになった模様。
今後は8旬「74歳陽寅」は、DNA「禄」の感謝と奉仕。
現場に興味があろうと年齢的限界は否定できず、
そこに不満は残ろうとも、肝心の冲殺年支が害になっていては無謀。

さて、30年前のソ連の最後と現在のロシアの対比。
広大な領地を所有していた覇権主義など。
ソ連からロシアになろうと、極端に言えばその本質は変わらず。
ウクライナにも詳しいのだから、仕事柄いてもたってもいられなかったろうが、
生年冲殺としては要請のない仕事は危険極まりないが、
金平の視点を通した現場主義には、読者には臨場感を感じたわけで、
仲間や家族という視点も金平らしく参考になることを付け加えておく。
最後になるが、害持ちの生年冲殺は、私生活は全くみえない。
あっても困難だろうが、なくても驚かないし、そういう人生もまた良し～☆

金平茂紀○53-1217※午前4時前生まれ判断

海木雨陽
寅子巳-3
石鳳禄石龍(石主導)
木性(44)火性(46)土性(46)金性(12)水性(59)/総合207
辰巳生年冲殺/天冲殺(43歳畑巳/53歳山辰)
初旬条件あり(年干支を大半会)
主導DNA(4歳雨酉)/納音(13歳海申)/害(43歳畑巳)
干合木性天干一気(53歳山辰)/年支VS日支害/害切れ(13歳海申)
金性脆弱/水性過多
-3歳雨酉/13歳海申/23歳宝未/33歳鉄午/43歳畑巳/53歳山辰/63歳灯卯/73歳陽寅～

■2024年04月08日(月)海寅

大石あきこ○維新ぎらいと熱く闘う正義の味方

○02年(海午)のDNA「龍」の守護神天冲殺年に、大阪府庁に入庁し、
騒音・大気汚染などの問題を扱う環境職に従事。
08年(山子)03月(草卯)13日(海子)、橋下徹(69-0629/草亥)大阪府知事の、
就任後最初の朝礼で、サービス残業に抗議し、話題に。
18年(山戌)のDNA「禄」年に、松井一郎(64-0131/畑卯)府知事が
西日本豪雨で関西に甚大な被害がおきるなか、
沖縄県に選挙支援に出向いた事に抗議し、府庁を退職(夢の中入庁なので正解)。
19年(畑亥)のDNA「司」の干合支害年に、
大阪府議会議員選挙に淀川区から立候補するも落選。
21年(宝丑)のDNA「牽」年に、衆議院議員選挙(大阪5区)に、
れいわ新選組から出馬し、維新の地上戦・空中戦に耐え
近畿ブロックの比例で最終議席で、復活当選した(さすが午未天冲殺！)
大石あきこ(77-0527/木申)が、
大阪のマスコミと維新がベッタリことなどに異を唱える
『維新ぎらい』を一昨年(22年/海寅)の06月14日(雨巳)の
DNA「玉」の守護神日に上梓している。

発端は始業前に挨拶をしたかった橋下だったが、
最初は「府庁を変えるのは知事でも幹部でもなく、
第一線の職員である皆さんです」とリップサービスをしたが、
「超過勤務」になるということに不快感を示した。
そこで大石は「あなたは若い職員に『上司に不満があるならメールを送って』
などときれいなことを言うが、職場をバラバラにしている。
職員と府民を分断している。あなたのやろうとしていることは逆ばかり」
と対決の火蓋を切った。
そして議員になることによって、より橋下徹の天敵として扱われることになる。
自分の価値観に賛同する者は手厚く保護し、異を唱える者には冷淡。
ワンマン社長とイメージが重なる。
仮想敵をつくって対立を煽る維新と橋下徹の圧力に
政治家・大石あきこが抗う理由とは?
分断を生む「維新政治」で本当にいいのだろうか?
橋下徹の世界観は、大阪の地域政党「大阪維新の会」に引き継がれ、
その後、国政政党「日本維新の会」へとつながっていった。
大阪を中心に全国でも支持を広げており、
21年(宝丑)秋の衆院選では野党第2党に躍り出た。
「身を切る改革」をキャッチフレーズに
野党第1党に迫る支持率を得ているうえに、
一見リベラルな政策も掲げているが、それらの実態はどうなのか！
「維新政治」の何が問題なのか！
維新が発足してから10年あまりが経ったが、
この間の大阪で何が起き、橋下や維新がどのような役割を
果たしてきたのかを検証している。
「なぜ維新に嫌悪感を抱かずにはいられないのか」も考察する。
「お腹がすいたこそが正義！素人集団でも悪政は止められる！
草の根の力で未来を切り開こう！右か左かではなく、上か下かの闘いで、
合理性より血の通った政治を目指す！」
万博ばかりか街路樹の伐採など自然破壊をし、
給食の質を落とし、横断歩道の塗装までケチるのが、
本物の身を切る改革なのか！違うだろう！
相変わらず女性議員の数は多くない！
コロナ禍にしても、都合の良い言い訳をする維新の裏を取り
無意味な競争を止めさせようとして、
徹底的に矛盾を突く大石は正義の味方だろう！
「政治のオーナーはあなたです」という
大石の果てしない挑戦は続く！

大阪府大阪市浪速区出身。大阪市立塩草小学校、大阪府立北野高等学校、
大阪大学工学部を卒業し、
大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻修士課程を修了。
現在は大阪府大阪市淀川区在住の大石は、DNA「鳳」主導で冷静。
人情家だが、客観的に物事を判断できる特性で、広報アイコン。
「鳳+鳳」は、気さくで元気で粘り強く。
「鳳+車」は、大衆的な金勘定の名人。
才能は「車」で有無を言わせぬ行動力。
「鳳+調」は、柔軟な政治力。
「鳳+石」は、少々ガサツも常識的。
「木+鳳+巳月」は、直感的な熱い洞察力。
「巳」年生まれ「木申」は、勝負師。
生き方を表す伴星は「龍」で、常に先を考える。
物事の始めの洩星は「石」で、共同で始める。
締めにあたる導星は「鳳」で、精神的な支柱となる。

宿命の特長は、初夏午前十時頃の消し忘れた照明に
照らされたような都会の一本杉。
総エネルギー285点は、身強とも見紛う存在感だが、
自身の木性は僅か26点で守備本能に懸念あり。
守護神水性は僅か11点で午未天冲殺にもかかわらず、
なんでも上から救われるものではない。
とはいえ土性78点の引力本能は立派なものだし注目される。
金性87点の闘争本能は、身を挺して闘う姿は渾身の行動力をあらわしている。
また、年支と月支の「巳」は、日支「申」は刑と支合だが、
これは金性化するので、間違いなく闘争本能をサポートして、
いてもたってもいられないように稼働できるようになり
本能的に争い闘いながら融合してゆく部分あり。
年干支「灯巳」は、先祖からの運気が上がりきったところで、。
他人に任せず何でも自分でやりたがるが、ひとつのことに集中してこそ、
目標を達成する孫子の代までの運気に支えられ成功。
月干支「草巳」は、外見華麗内面不安定も何でも完璧を求める情熱心。
そして日干支の「木申」は、理想が高く到底実現不可能そうな計画でも、
それが正しいと決意したならば、実現のためにエネルギッシュに動き廻る。
攻めるのは得意も退くのは苦手で、器用貧乏な面あり。
干支番号構成は、54-42-21で北方西方南方の鋭角領域。

後天運は、初旬「3歳陽午」は初旬10年運天冲殺で苦悩は多いが、
社会にでてから成功する証しで、DNA「鳳」は冷静・中庸精神の強化。
主導DNAで早くも自己確立で、自己宣伝・自己発信力の強化で、
言いたいことは何でも言える元気さが強化された。
2旬「13歳灯未」は、DNA「調」の10年運天冲殺で、
反骨精神に独創的な女子力が付加し、熱く成長。
3旬「23歳山申」は、DNA「禄」の引力本能、奉仕の精神が強化され、
大阪府庁に入庁。
年支と月支「巳」の刑と支合は、脇目も振らず結果に満足できるよう努力する。
この最後で、当時の橋下徹(69-0629/草亥)の就任会見で噛みつく。
4旬「33歳畑酉」は、DNA「司」の干合で変化。
松井一郎(64-0131/畑卯)府知事に叛旗を翻し退職。
府議会議員選挙に挑戦も敗退。
現在の5旬「43歳鉄戌」は、DNA「車」の叛旗。
月干干合は方針変更で、れいわから国政選挙に挑戦し当選。
今後は6旬「53歳宝亥」は、DNA「牽」の害と裏切り。
年干支「灯巳」も月干支「草巳」も天剋地冲で、
とてつもない攻撃を受けて不名誉もあり。慎重でいることが大事だが、
体調不良に最も気をつけるべきだろう。
7旬「63歳海子」は、DNA「龍」の復調という成果。
守護神水性の補填と年干「灯」は「草」になるため
干合木性天干一気になり仲間を率いて大仕事で目標達成。
8旬「73歳雨丑」は、DNA「玉」の落ち着き。
年支と月支(共に巳)の半会もあり、拡がる世界。
肝っ玉母さんみたいに、落ち着きある相談者として確立。

さて、大石といえば因縁の維新の創始者である
橋下徹(69-0629/草亥)との関係を明確にしておきたい。
同じく北野高校の先輩後輩になる関係だが、
大石の月干支「草巳」を橋下の日干支「草亥」を納音するため、
橋下が大石の立場を悪くし、大石が橋下の過去を覆すようなもので。
そもそもの日干支の関係はDNA「石」の害関係で妥協できず。
すなわち天敵であることは間違いない。
だからこそ22年(海寅)に、大石を名誉毀損で告訴したのだが、
担当弁護士が笑うように「ブラックユーモア」
気に入らない者は袋だたきにするだから橋下は負けたのだろうが、
共に守護神年であろうと、橋下の10年運「48歳草丑」はDNA「貫」の意固地。
月干「鉄」と干合すれば「宝丑」でDNA「車」で「草」の橋下は劣勢。
そこは大石の「車」は闘う姿勢さえ崩さねば負けるわけもなし。

理想的な社会を目指す大石は「自分はこんな社会だったら嬉しい」
「私にもこれなら参加できる」
「この世の不正が、その波によって打ち消された時
きっと一緒にお祝いしましょう」と頼もしい限りだ～☆

大石あきこ○77-0527

木草灯灯
申巳巳+3
調石車鳳鳳(鳳主導)
木性(26)火性(83)土性(78)金性(87)水性(11)/総合285
午未天冲殺/天冲殺(3歳陽午/13歳灯未)
主導DNA(3歳陽午)/害(53歳宝亥)/干合木性天干一気(63歳海子)
地支支合金性一気格/木性脆弱/火性過多/土性過多/金性過多/水性脆弱
+3歳陽午/13歳灯未/23歳山申/33歳畑酉/43歳鉄戌/53歳宝亥/63歳海子/73歳雨丑～

橋下徹○69-0629

草鉄畑海
亥午酉-8
禄牽玉鳳車(鳳主導)
木性(26)火性(23)土性(46)金性(45)水性(21)/総合161
申酉日座生年冲殺/初旬条件あり(年干支を大半会/日干支を天剋地冲)
主導DNA半会(28歳灯卯)/ターボ運(68歳～)
木性脆弱/火性脆弱/水性脆弱
-8歳畑巳/18歳山辰/28歳灯卯/38歳陽寅/48歳草丑/58歳木子/68歳雨亥/78歳海戌～

■2024年04月09日(火)雨卯

長井短○私は元気がありませんの自堕落でやる気なし

○高校在学時から演劇活動を始め、自称「演劇モデル」として活動。
舞台、テレビ、映画と幅広く活動。
主作品はドラマ「武士スタント逢坂くん」「ねこ物件」、
舞台玉田企画「ヨン」などで、演技者・モデルとしての側面も持つ。
著書は「内緒にしといて」があり、
現在は夫・亀島一徳(86-0917/木子)と交換ノートを更新中の
長井短(93-0927/宝亥)が
「小説トリッパー」22年秋季号と23年夏季号と「yomyom」vol67に
発表した3作品を加筆訂正した初の小説集『私は元気がありません』を、
02月28日(海戌)のDNA「調」の害日に上梓した。

二日酔いで、家事もしたくない。
知り合いのフォトグラファーから廻ってきた
アパレル会社で働く吾郎とは早速意気投合して一緒に住み始めた
イラストレーターの雪は「30超えるとマジどっとくるよ」といって
同棲相手が出張にでかけるのを布団の中で見送って
夜になったらやってくる16歳高1からの16年9ヶ月の付き合い
残業がないからいいよと先輩に言われて郵便局に就職した
悪友りっちゃんとの自宅飲み会に備える！
たわいもない悪さやどうでもいい回想や死んでしまった共通の知人への思い！
吾郎との写真を友人来訪時には隠してしまう感情！
実りのない会話と物憂げな退廃的描写！
「元気なんてなくてもいいんだよ天気と同じだから」
「雨の日も雪の日も雪は俺のことが好きでしょ」
彼氏は固定と呼び、好奇心で妙な異性関係もやってしまう。
「悲しみに意味は植えない。元気は元気。
私の体重は今52キロギラム。46キログラムに戻れるだろうか」
お前にまつわるものだけを器用に選んで捨てたならば、
そうはできない。でもりっちゃんとハワイに行けるかな。
「変わりたくない」というピュアな願いが行き着く悪夢という恐怖――。
長井短らしい決して上品とは言えない言葉が躍る、恋と友情、怒りと怠惰！
アップデートする時代についていけない女子高生が、
暴力的な恋に落ちる「万引きの国」に
魔法のようなダサイ言葉連発の「ベストフレンド犬山」を収録。

東京都府中市出身。東京都立豊多摩高校を卒業。
実家は聖蹟桜ヶ丘駅前の呑み食い歌処「一平」。
20年(鉄子)のDNA「石」年には、新居が傾いていて転居せざるを得なくなり、
23年(雨卯)のDNA「鳳」年になって、ようやく引っ越したそうで、
現在は東京都渋谷区笹塚近辺または
東京都世田谷区三軒茶屋付近に在住と思われる長井は、
DNA「貫」主導で、好き嫌い激しく自傷気味で、
それを回避するために、適当なふりをする。
才能は「貫」×3もあるので「貫」で、情況により変質する頑固さ。
「貫+貫」は、用心深くて利己的。
「貫+調」は、恩義が通用しない孤独な世界。
「貫+鳳」は、波に乗りづらく時代に背を向ける。
「宝+貫+酉月」は、波乱で苦難な人生こそ特殊技能を産む。
「酉」年生まれ「宝亥」は、嘘のつけない正直者。
生き方を表す伴星は「玉」で、常に勉強する姿勢必要。
物事の始めの洩星は「貫」で、一人で始める。
締めにあたる導星は「調」で、あれこれ五月蠅く騒ぐ。

宿命の特長は、仲秋午後六時頃の川面に漂う原石で、
光でもあれば目立つものの、総エネルギー176点中、
自身の金性は116点もあり身強なのに、
火性ゼロ(DNA車/牽なし)は照明があたらず目立たない
配偶者成分皆無なので、相手を間違えやすく、無限大。
闘争本能もないので、ほっておいたら自堕落で仕事せず。
なので木性15点はなかなか稼ぎに結びつかず、
土性ゼロ(DNA龍/玉なし)は、地頭は期待出来ず空っぽなので、
守護神水性45点で磨かれても、決して洗練はされない。
目立つと言えば目立つのだが、破調の美であり、
現在のような活動をしていなければ、落ちこぼれのニートになりかねないが、
妙な運型を徹底して偏重に変換して表現すれば、珍獣として役立つ。
年干支の「雨酉」は、世渡り上手で不快感与えず、
記憶力も悪くないのだが上品とは言えず、社交上手で異性を踏み台。
月干支の「宝酉」は、世渡り下手で努力の賜物で、実績をつみあげるが、
何かに役立つかといえば、さに非ずで毒にも薬にもならず。
そして日干支の「宝亥」は、感性感覚だけで生きている人。
干支番号構成は、10-58-48で東方と北方のみで、未来に対する期待はしない。

後天運は、初旬「4歳海戌」は、DNA「調」の守護神も、
他人とは違った生き方をしようという気持ちが強まるが、後転稼働運型はなし。
2旬「14歳雨亥」は、DNA「鳳」の刑での守護神で、
遊び半分の気持ちで過ごすが諍いもあり、
冷静な判断というより、軽い気持ちで早々と社会にでる。
現在の3旬「24歳木子」は、DNA「司」で地道や家族。
似合わない木性強化で、生活を考える。
今後は4旬「34歳草丑」は、DNA「禄」の引力本能強化で、
年支と月支(共に酉)の半会があり、需要に応えて面白い存在感を発揮できそう。
5旬「44歳陽寅」は、DNA「牽」の干合支合10年運天冲殺で、
進み行く方向ばかりか自分もとてつもない熱気に動かされ
変化するという一大躍進期で、ありえない火性の恩恵で我が世の春で栄誉。
格好をつけながらも感謝する気持ちさえあれば、急上昇。
6旬「54歳灯卯」は、DNA「車」の10年運天冲殺半会で、
危険なほどに多忙で無我夢中で動かされていれば、
同じくありえない火性の恩恵で、もっとも輝き、光が当たる時期で、
感謝さえあれば、決して落ちることはない。
7旬「64歳山辰」は、DNA「玉」のありえない土性の落ち着き。
年干「雨」の干合は仕事面や表向きの顔の変化。
10年運は「陽」に年干は「灯」になるが、
干合後10年運が月干と日干(共に宝)を二次干合すれば、
それぞれ「雨」になるため、もとの年干を合わせて
水性の天干一気にもなるので、智恵の変化で目上を凌駕する。
8旬「74歳畑巳」は、DNA「龍」のありえない土性の対冲。
これまでの生き方を改善して新たな方向を模索するが、
あまりにも急激な対応は、疾病を招いたり疲弊を産みやすい。

さて長井は「私は元気がありません」ということだが、
そりゃそうだろう、パートナーの亀島も決して凡人とはいわぬが、
長井のありえない成分の木性という物珍しさだけで、
共通干もなければ、相手の運を刺激するものも持ち合わない。
とりたてて一緒にいる必然性を感じないものなので、
それでは、元気などでるよしもない。
土性もないので、無限大の理性や分別を使わねばならないが、
感性だけで異性を判断するなら、いないほうがマシということだ。
一刻も刺激のない関係を解消して、自己研磨の世界を追求すれば、
さらなる大物になりそうだが、結婚は亀島の条件なし干合天冲殺の19年(畑亥)。
今年(24年木辰)は、長井も2年間の夢の中からさめるのだから、
二人の無為な4年間を清算できれば、明るい未来が拓けてくるはずだ～☆

長井短○93-0927

宝宝雨雨
亥酉酉+4
鳳貫調貫貫(貫主導)
木性(15)火性(00)土性(00)金性(116)水性(45)/総合176
寅卯天冲殺/生日冲殺/天冲殺(44歳陽寅/54歳灯卯)
変則方三位(4歳海戌)/干合支合(44歳陽寅)
変則干合水性天干一気(64歳山辰)
木性脆弱/火性ゼロ(配偶者成分皆無)/土性ゼロ/金性過多
+4歳海戌/14歳雨亥/24歳木子/34歳草丑/44歳陽寅/54歳灯卯/64歳山辰/74歳畑巳～

亀島一徳○86-0917

木灯陽陽
子酉寅+7
鳳調玉牽鳳(牽主導)
木性(42)火性(40)土性(14)金性(23)水性(22)/総合141
戌亥天冲殺/天冲殺(7歳山戌/17歳畑亥)
変剋律(7歳山戌/17歳畑亥/27歳鉄子)
変則方三位主導DNA(37歳宝丑)/大半会(67歳木辰)
木性過多/火性過多/土性脆弱/
+7歳山戌/17歳畑亥/27歳鉄子/37歳宝丑/47歳海寅/57歳雨卯/67歳木辰/77歳草巳～

■2024年04月11日(木)草巳

桐野夏生○日没の猛毒で作家の本性をあらわす消化と貢献

○84年(木子)のDNA「禄」の半会年に、
「愛のゆくえ」が第2回サンリオロマンス賞の佳作となりデビュー。
93年(雨酉)のDNA「調」の条件あり天冲殺支合年に、
「顔に降りかかる雨」で、
第39回江戸川乱歩賞(93-0629/宝巳)を受賞し、作家活動を本格化。
97年(灯丑)のDNA「牽」年に、
「OUT」で第10回このミステリーがすごい！第1位を獲得。
98年(山寅)のDNA「龍」年に、
同作で第51回日本推理作家協会賞(98-0519/陽寅)を受賞。
99年(畑卯)の主導DNA害年に「柔らかな頬」で、
第121回直木賞(99-0715/山辰)を受賞。
03年(雨未)のDNA「調」年に「グロテスク」で、
第31回泉鏡花文学賞(03-1006/海子)を受賞。
04年(木申)のDNA「禄」の条件あり天冲殺年に「残虐記」で、
第17回柴田錬三郎賞(04-0929/宝亥)を受賞。
05年(草酉)のDNA「司」の60年に一度の干合支合天冲殺年には、
「魂萌え！」で第5回婦人公論文芸賞を受賞。
08年(山子)のDNA「龍」の半会年には、
「東京島」で第44回谷崎潤一郎賞(08-0819/宝卯)を受賞。
09年(畑丑)のDNA「玉」年には「女神記」で、
第19回紫式部文学賞(09-0811/山子)を受賞。
10年(鉄寅)のDNA「貫」年には「ナニカアル」で、
第17回島清恋愛文学賞(10-0924/灯丑)を受賞。
11年(宝卯)の主導DNA害年には、同作で
第62回読売文学賞(11-0201/灯亥)を受賞。
15年(草未)のDNA「司」の干合年には紫綬褒章を受章。
21年(宝丑)の主導DNA年には、
早稲田大学坪内逍遙大賞(21-0928/畑卯)を受賞。
23年(雨卯)のDNA「調」の害年には「燕は戻ってこない」で、
第64回毎日芸術賞(23-0101/畑未)と
第57回吉川英治文学賞(23-0302/畑未)を受賞。
21年(宝丑)の主導DNA年には、
日本ペンクラブ第18代会長に選出され女性初の会長となり、
谷崎潤一郎賞、柴田錬三郎賞の選考委員を務める
桐野夏生(51-1007/鉄辰)が、16年(陽申)のDNA「車」の
条件あり天冲殺年に雑誌「文学」、
同じくDNA「牽」の条件あり天冲殺年だった
17年(灯酉)～20年(鉄子)の雑誌「世界」に掲載し
20年(鉄子)の大半会年に上梓した「日没」が、
昨年(23年/雨卯)の10月13日(木辰)に文庫化されている。

金曜日の夜、急にパソコンの調子が悪くなった。
ネットに繋がったり切れたりを繰り返し、
不安定になったと思ったら切れてしまったので、
仕事のメールはスマホですませた。
世の中の動きには興味もない。絶望しているからだ。
いつのまにか市民ではなく国民と呼ばれるようになり、
すべてがお国優先で、人はほとんど自由を明け渡している。
もちろんテレビは捨てたし、新聞もとっていない。
ふいに外にでたままの飼い猫のコンブも土曜日になっても帰ってこないので、
コンブの行きそうな路地や、猫の集まる公園など探し回ったが、
探し疲れてフェミレスでハンバーグセットを食べ、
コンビニで夜食の弁当を買ってアパートに戻ると
性愛小説家・マッツ夢井のもと一通の手紙が届いた。
それは「文化文芸倫理向上委員会」と名乗る政府組織からの召喚状。
編集者の助言を得ようとしてもつかまらず、弟にコンブの捜索を託すと弟は
「最近小説家がよく自殺するね」と言われることに不審をおぼえながら
なぜか千葉県の海辺にある出頭先に向かった彼女は、
断崖に建つ海辺の療養所へと収容される。
B98番と呼ばれ、「社会に適応した小説」を書けと命ずる所長。
貧相な食事とまるで罪人のような三日に一度の入浴。
スマホも通じない外界との遮断！終わりの見えない軟禁の悪夢。
分かり易い人権無視の中で「更生」との孤独な闘いの行く末は――。
「混乱」「拘束」「転向」「嘲笑に絶望」！
真綿で苦しめるようなソフト官憲の手口！
誰も信用できない世界に出口はあるのだろうか。
自由なき世界の無力感には従順も抵抗も希望もないのだろうか。
ヘイトスピーチ法に隠されて成立したという笑えない近未来は、
仕組まれた罠に騙されながら辿り着く狂気の世界だった！
足下に拡がるディストピアを描き日本を震撼させた衝撃作だ！

石川県金沢市に誕生。建設会社でエンジニアをしていた父をもち、
両親と兄、弟のリベラルな家庭に育つ。
父の転勤が多く、3歳で金沢を離れ、仙台、札幌、
さらに中学校2年生で東京都武蔵野市吉祥寺北町へと引越。
武蔵野市立第四中学校を卒業。桐朋女子高等学校を卒業。
成蹊大学法学部を卒業後は、映画館に勤務、
その後広告代理店で医者向け雑誌の編集に従事。
75年(草卯)のDNA「司」の60年に一度の干合支害年にあっさり結婚。
81年(宝酉)の主導DNA「石」の天冲殺年に女児を出産後は、
一時フリーライターをしており東京都武蔵野市に在住。
10年(鉄寅)のDNA「貫」の方三位年よりは
神奈川県葉山市の一軒家に在住の桐野は、
「石」冲殺主導で、そぐわない人間関係に翻弄され、
和合性があるのかないのか影響されると徹底され、
野望を叶えるためには、とことん何でもするとはいっても
本質は適当でいい加減という好い加減。
才能もこの「石」で、微妙な人間関係の観察や構築。
「石冲+司」は、派手なのに純粋な部分もあり、人付き合いが妙。
何が何でも評価につながるものを貪欲に求める。
「石冲+牽」は、事なかれ主義で権威に弱い。
「鉄+石冲+酉月」は、発射しないミサイルで脅し。
「卯」年生まれ「鉄辰」は、上がって落ちる。
生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。
物事の始めの洩星は「司」で、貪欲の積み重ね。
締めにあたる導星は「石」で、巻き添えにする。

宿命の特長は、仲秋午後六時頃の煌びやかな武装をした戦車で、
総エネルギー158点は軽量級ながら、小回り良し。
とはいえ自身の金性は55点を占め、精神的には身強。
発信力の水性は19点で、やや寡黙。むろんSNSは無縁。
引力本能の木性は44点、稼働力の火性は21点でマイペース。
情報収集能力の土性は19点と相応の取材は必要なのか。
年干支「宝卯」VS月干支「灯酉」の天剋地冲は、
他者に迷惑をかけたりかけられたりして激しいが消耗度著しい。
とはいえ最大級の際立ちといえば、年支「卯」VS日支「辰」の害持ちで、
表裏ありで持続力はいまひとつ。だから主人公も苦難だが、
本人はあれこれテーマを変えて気分転換という荒技。
これに生月冲殺の危うさと適当さが魅力を構成する。
年干支の「宝卯」は、庶民性ある善人を演じられるが不格好な特別意識あり。
月干支の「灯酉」は、怖い物知らずで屈折した度胸と人情。
そして日干支の「鉄辰」は、後ろを振り返ることなく猪突猛進。
干支番号構成は、28-34-17で南方2点に西方1点の鋭角領域で、
振り幅は広いようで、実際は奇妙な人間の危うさに固執する。

後天運は初旬「1歳山戌」が、DNA「龍」の改良改革対冲で、
生月冲殺は家系の犠牲で、父親の転勤による各地を転々という消化。
とはいえ変剋律(異常干支の30年間)も始まるので、
苦悩が才能を磨くもので、庶民に寄り添う想像力。
2旬「11歳畑亥」は、DNA「玉」で平穏。一応東京の地に落ち着くも、
伝統や母親といった古色蒼然に馴染んだかは別物。
3旬「21歳鉄子」は、DNA「貫」の大半会大成果。
社会参加するも、陰の生月冲殺らしく長続きせず、
害持ちらしく60年に一度の干合支害年に結婚して妊娠そして出産も、
それとて自己満足にはならず、シナリオ学校などに通う。
4旬「31歳宝丑」は、DNA「石」の主導DNAで自己確立。
ひとまずジュニア小説家としてデビューするも黒歴史。
5旬「41歳海寅」は、DNA「禄」で引力本能強化の方三位で、
月干干合は、進み行く方向の変化。
また干合月干「草」は日干「鉄」に二次干合されると「宝」になり、
年干「宝」を含めた変則干合金性天干一気入格で闘う姿勢十分となり、
女性ハードボイルドの先駆けになり、売れっ子作家となり、直木賞も戴冠。
6旬「51歳雨卯」は、DNA「調」の害と月干支の天剋地冲で、
害持ちのためか、偏りを精一杯活かして、華麗なる受賞歴を積み重ね、
豪邸まで手に入れた模様。
7旬「61歳木辰」は、DNA「禄」の引力本能強化の刑で、
せいぜい野良猫に傷を負わされた程度で、売れるべきして売れる。
現在の8旬「71歳草巳」は、DNA「司」の干合で売れればなんでもあり。
月支「酉」の半会で自信に揺らぎなく、
年支「卯」に日支「辰」につらなる変則方三位は、
蓄積上等でともかく読者を喜ばせる方向に舵を切る。

桐野はあとがきで「小説家のマッツ夢井です。
マッツは、エッチな小説をうまく書きたいと願ったり、
才能ある同業者に嫉妬したりして、猫と暮らしています。
ところが、ある日突然、マッツはブンリンというところから
召喚状をもらいます。そして、見知らぬ岬の療養所に行く羽目に。
そのうち出られるだろうと高を括っているうちに、
マッツは自分が幽閉されていることに気付くのです。
何かが変だ。何かが変わってきている。
違和感を覚えながらも日常に流されているうちに、
いつの間にか、世の中の方がすっかり変わってしまっている。
この小説は、そんな怖い話です。
フィクションとして楽しんで頂けたら嬉しいですが、
世界にはこんな話はいくらでも転がっています。
フィクションが現実にならないことを、心から祈ります。」としながらも、
いくばくかの抵抗を試みているのが面白い。
とはいえ、マッツは成功しなかった場合の桐野の姿で、陰の部分。
それをわかっているのだから、悪よのうである。

ところで桐野は60年に一度の干合支害年(75年/草卯)に結婚したとはいえ、
同じく81年(宝酉)の主導DNA天冲殺年に出産。
そしてDNA「調」の害の10年運で土地を求め移住するなど、
してはならないことをしているが、その負の部分を全て
小説世界で吐きだしているのだから素晴らしい。
もちろんは配偶者や子供はたまったものではないだろうが、
恩恵を受けているのだから文句も言えまい。
こんな芸当はなかなか出来ないが、
害持ち表裏ありが消化しながら社会貢献しているのだから、
見習うべき立派な生き方ではないかと感じるが
恐ろしい人なので迂闊には近づけない(笑～☆

桐野夏生○51-1007

鉄灯宝灯
辰酉卯+1
石牽龍石司(石冲殺主導)
木性(44)火性(21)土性(19)金性(55)水性(19)/総合158
申酉生月冲殺/変剋律(1歳山戌/11歳畑亥/21歳鉄子)
大半会(21歳鉄子)/主導DNA(31歳宝丑)
干合金性天干一気方三位(41歳海寅)/変則方三位(71歳草巳)
年支VS日支害(表裏)/害切れ(1歳山戌)/年干支VS月干支天剋地冲
火性脆弱/土性脆弱/金性過多/水性脆弱
+1歳山戌/11歳畑亥/21歳鉄子/31歳宝丑/41歳海寅/51歳雨卯/61歳木辰/71歳草巳～

■2024年04月12日(金)陽午

和山やま○カラオケ行こ！で新たなありえない青春を提案

○01月12日(草亥)のDNA「玉」日に公開された
綾野剛(82-0126/畑酉)主演の映画『カラオケ行こ！』が、
早くも04月12日(陽午)に配信開始となる。
本作は、綾野演じる絶対に歌が上手くならなければならないヤクザが、
思春期に悩める合唱部の中学生に歌のレッスンを頼み、
次第に絆を深めていく物語。

原作者の和山やま(95-0125/陽辰)は、沖縄県糸満市出身で、
東京工芸大学芸術学部マンガ学科在学時の16年(陽申)の大半会年に、
和山友彦名義で応募した「優等生の問題」が、
第67回ちばてつや賞一般部門に入選し、
沖縄が舞台のサーフィンを題材にした読み切り「渚へいこう」が、
「週刊Dモーニング読み切り増刊2016冬号」で巻頭掲載されデビュー。
「夢中さ、きみに。」が、
第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞と、
第24回手塚治虫文化賞短編賞(20-0428/宝丑)を受賞し
現在は都内在住と思われ「調」冲殺主導は、女性心理を変化球で描いたり、
一般的でない世界を丁寧に面白可笑しく描く。
「調冲+鳳」は、楽しく適当にやっているように思わせる。
「調冲+龍」は、降って湧いたように着想が降りてくる。
「調冲+石」は、妙な自尊心やこだわりあり。
「陽+調冲+丑月」は、子供じみた好き嫌いを大人の風合いに見せる。
「戌」年生まれ「陽辰」は、王道志向。
生き方を表す伴星は「調」で、自分をそのままさらけだす。
物事の始めの洩星は「龍」で、故郷を離れて稼働する。
締めにあたる導星は「石」で、誰かと共同で終える。

宿命の特長は、深夜午前二時頃のこれから朝日となる
準備をしているようでしていない陽光で、
総エネルギー257点は冬生まれとしては秀逸で、
未だ光輝いているであろう街灯を上手く使いながら、
それなりに存在感をあらわす子丑生月冲殺で、
その気になれば「戌」年「丑」月「辰」日生まれで
「未」がそろえば四土格入格というなんでもありの人。
初旬条件は特にないものの2旬「13歳畑卯」の主導DNA害で覚醒し、
現在の3旬「23歳鉄辰」は、引力本能抜群で、
この後も妙な気を起こさねば楽しめる。
昨年(23年/雨卯)は害年だろうと、
主導DNA方向の綾野剛の天冲殺現象に救われたね～☆

和山やま○95-0125

陽灯木木
辰丑戌+3
龍石鳳調鳳(調冲殺主導)
木性(47)火性(59)土性(61)金性(42)水性(48)/総合257
子丑生月冲殺/主導DNA害(13歳畑卯)/四土格入格(53歳雨未)
火性過多/土性過多
+3歳山寅/13歳畑卯/23歳鉄辰/33歳宝巳/43歳海午/53歳雨未/63歳木申/73歳草酉～

■2024年04月01日(月)草未

島村菜津○世界中から人が押し寄せる小さな村～新時代の観光の哲学に学ぶ

○大学在学中にはイタリア美術史を専攻。
卒業後にイタリアに留学し、以後現地での数年間にわたる取材をもとにした
著書「スローフードな人生！－イタリアの食卓から始まる」を刊行。
同書は日本で当時知られていなかったスローフードを紹介したもので、
以後日本でスローフードが広く知られるようになった先駆者で、
イタリア各地に滞在しながら、雑誌に寄稿。
98年(山寅)の主導DNA天冲殺年に、ヴァチカンのエクソシストらに取材した
「エクソシストとの対話」で第5回21世紀国際ノンフィクション大賞
(現/小学館ノンフィクション大賞)優秀賞を受賞している
島村菜津(63-0505/山申)の
『世界中から人が押し寄せる小さな村～新時代の観光の哲学』が、
干合天冲殺年だった昨年(23年/雨卯)02月28日(灯巳)の
守護神DNA「玉」日に上梓されている。

暗い穴蔵のような部屋の誂えだが、どの部屋もひとつとして同じものはなく、
地元の職人がこさえた素朴な消耗品の数々。
煤だらけの壁、Wi-Fiはあるもののテレビも冷蔵庫も電話もない、
庶民の生活空間。
硝子瓶入りの湧き水に、ウエルカム薬用酒、シャンプーも硝子瓶入り、
わら紙に包まれた石鹸も自家製。
修復した後が無数にある古木を再利用した調度品。
インスタ映えとは無縁の料理――なぜ人を魅了するのか？
イタリア半島は島国である日本のほぼ4/5の広さながら、
共に第二次大戦の敗戦国であったり、高齢化が進み
人口は都市部に集中し、放牧で栄えた田舎は消滅集落化していたなど、
どこか似通った部分も少なくなく、空き家問題は深刻化していた。
これからの観光の最重要ワードであり、廃村・空き家問題の救世主となりうる
「アルベルゴ・ディフーゾ(分散型の宿)」
(アルベルゴは宿、ディフーゾは拡散するの意)。
旅行者は村に点在する古民家を拠点とし、
周囲の自然や農村の暮らしそのものを楽しむという試みで、
76年(陽辰)に北部の山間地で震災後のプロジェクトとして立ち上げられ、
99年(畑卯)に特に村に縁も所縁がなかった
イタリア北部ミラノ出身のダニエーレ・キングレン
(父親がスウェーデン人で母親がイタリア人で
実家は欧州でも有数なセメント会社の経営者)という
酔狂な若者投資家が30代の頃に偶然バイク旅行で訪れ
単に空き家の活用とか不動産経営ではない文化的プロジェクトとして
その魅力にとりつかれ山村まるごとホテルを思いつき
中部のアブルツュオ州の皇帝の原っぱという意味の
標高1.460メートルの20世紀の文化の痕跡すらない16世紀にまで遡る
歴史的建造物がある元放牧地を開拓したもので、
同様の悩みをもつ英国や米国のジャーナリズムに絶賛された。
(日本で言えばセメント屋の麻生一族の末裔みたいなものか)
その哲学と実践を、イタリアと日本での豊富な取材を基に、
徹底的に関係者を取材をして掘り下げたもので、
増える廃村と空き家問題に懸念がある「日本も見習うべき」と提唱している。
※19年(畑亥)には「ノストラ・ピエトラ(我らが石)」という
ドイツの短編ドキュメント映画になっている。
また日本では15年(草未)に出来た、
岡山県小田郡の宿場町「矢掛屋INN&SUITES」と、
18年(山戌)に出来た、琵琶湖を臨む大津市の
「商店街HOTEL 講大津百町」が、
紹介されているので参考になるかもしれない。
コロナ禍のあとの都市の古民家もふくめマイナーな文化財が
これ以上失われぬためにも、地震や水害の多いこの国だからこそ、
「先人たちが残してくれた遺産を守っていきたい」と提唱している。

長崎県生まれで福岡県福岡市博多区育ち。福岡県立福岡高等学校、
東京藝術大学美術学部芸術学科を卒業。イタリア美術史を専攻。
卒業後にイタリアに留学し、現在もイタリア国内に在住と思われる島村は、
「貫」主導で、困難な事案こそ挑戦し撥ね返し、頑固なまでに固執する。
才能は「貫」で存外好き嫌いがあるも、状況や環境により対応。
「貫+牽」は、何が注目されるか検討して形にするも、
創造するのではなく紹介に徹する。
「貫+鳳」は、急がずに趣味のような生きざま。
「貫+司」は、意志は強いが、行動に移すまで時間を有し、
利益になり納得できる事案なら動く。
「貫+龍」は、忍耐力強力で短時間で和合せず。
「山+貫+辰月」は、用心深いが得になれば冒険し、ゴネると手がつけられず。
「卯」年生まれ「山申」は、老獪で孤高。
生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生が賢明。
物事の始めの洩星は「牽」で、目上の引き立てや権威ありき。
締めにあたる導星は「鳳」で、趣味のような最後。

宿命の特長は、晩春午後十時頃の天気雨に降られている頑強な「山」で
総エネルギー202点はまずまずも、自身の土性は65点なので強力。
月干に守護神火性があるので使用には耐えるが、
僅か21点しかないばかりか、直火の「灯」ではないのが弱く、
習得本能は実際に見聞しないと発動せず。
伝達本能の金性は20点しかなく、内容に期待してはいけない。
稼働力の攻撃本能は48点でそれなりも
引力本能50点は、水性で泥濘む可能性。
とはいえ冲殺年干「雨」と日干「山」が干合すれば、
年干は「灯」日干は「陽」になるので月干「陽」とあわせ
干合火性天干一気になり妙な目立ち方をするので注目に値するが、
あまりに近づくと火の粉で被害をこうむる可能性もあり要注意。
また年支「卯」VS月支「辰」の害は、病的で胃弱も妙な足踏みで不穏。
一筋縄ではいかぬ面を周囲に与え牽制するには役立つ。
年干支の「雨卯」は、霞や霧のような存在で常識的模範生で子煩悩。
月干支の「陽辰」は、表面温厚も深い部分は辛辣で躓きながら上昇する。
そして日干支の「山申」は、堅牢な砦で味方の到着までしぶとく持ち堪える。
後番号構成は、40-53-45で西方北方の極端な領域。

後天運は初旬「1歳灯巳」は、DNA「玉」の伝統や古風。
ありえない方向の頼りになる守護神的雰囲気が生涯影響を及ぼすばかりか、
年支「卯」VS月支「辰」の害を軽減する変則方三位はありがたく、
日支の刑は守護神なので許容範囲。
70歳まではターボ運(子丑天冲殺廻り)があるので、
生年冲殺さえ稼働していれば、宿命の勢い以上に何をしても目立つ様相。
2旬「11歳山午」は、DNA「貫」の頑固さに才能強化で上京。
天干一気の破格もあり、動きづらい「山」でも決心が強固なら、迷わず動けた。
3旬「21歳畑未」は、DNA「石」の人間関係構築。
冲殺年支「卯」の半会でやる気充分で、興味と計算がはたらきイタリアへ。
4旬「31歳鉄申」は、DNA「鳳」の発信力強化。結婚もして出産もした模様。
5旬「41歳宝酉」は、DNA「調」のありえない特別な偏り。
天干一気の破格に月干干合は進み行く方向の変化。
守護神月干「陽」は忌み神「海」となり害切れも誘発し、
11年(宝卯)の極端な天冲殺年は乳癌を発症。
6旬「51歳海戌」は、DNA「禄」の対冲で、宿命害切れが継続も、
年支「卯」は支合のため集中して努力することが救い。
感謝と奉仕に笑顔の社会貢献が必須だった。
現在の7旬「61歳雨亥」は、DNA「司」の干合支害で、
その気になりすぎると崩壊しかねないが、年干支「雨卯」の大半会はあり、
無理をしても地道な引力本能を発動したいと願う。
今後は8旬「71歳木子」は、ターボ運(子丑天冲殺廻り)明けの
月支「辰」VS日支「申」のからむDNA「車」の三合会局は、
さすがにに老境に入り、無理をすれば肉体の疲弊ではないか。

さて能力があり後天運の勢いもあれば相応の活躍は可能だが、
生年冲殺とはいえ、さすがに「山」が海外へ行くとなると
冒険すぎて半減とは言わねど7掛けくらいの稼働ではなかろうか。
異常干支があるわけでもないのに、国際結婚だし、
相手はイタリア人かと思えばロシア人という変化球。
「山」らしいのは「スローフード」だけだしね(笑)～☆

島村菜津○63-0505

山陽雨陽
申辰卯+1
司龍鳳貫牽(貫主導)
木性(48)火性(21)土性(63)金性(20)水性(50)/総合202
寅卯生年冲殺/ターボ運(～70歳)
変則方三位(1歳灯巳)/主導DNA(11歳山午)
干合支害(61歳雨亥)/三合会局(71歳木子)
干合火性天干一気/天干一気破格(11歳山午/41歳宝酉/61歳雨亥)
年支VS月支害/害切れ(41歳宝酉/51歳海戌)
火性脆弱/土性過多/金性脆弱
+1歳灯巳/11歳山午/21歳畑未/31歳鉄申/41歳宝酉/51歳海戌/61歳雨亥/71歳木子～

■2024年04月15日(月)畑酉

伊吹亜門○帝国妖人伝のありえない闇間の邂逅

○大学在学中は同志社ミステリ研究会に所属。15年(草未)のDNA「禄」年に、
「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ！新人賞(15-0804/海子)を受賞し、
同作を連作化した「刀と傘明治京洛推理帖」でデビュー。
同書は第19回本格ミステリ大賞(19-0510/灯未)を受賞し、
さらにミステリが読みたい！2020年版国内篇で第1位を獲得。
今年(24年/木辰)になって「焔と雪京都探偵物語」が、
第77回日本推理作家協会賞の候補作に選出された
伊吹亜門(91-0710/宝巳)の『帝国妖人伝』が、
02月20日(木寅)のDNA「司」重なりのさらに「寅」重なりに上梓。

犯人は誰? 探偵こそ誰? 時は明治、那珂川二坊は「文学で名をなさん」とす。
一高を卒業して、博文館で校正係をしながら、
作品が尾崎紅葉(1868-0110/畑未)の目にとまり早十年。
師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。
この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。
「長くなだらかな坂」どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。
蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、
盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。
酔客らは推論を重ねるが「そりゃ違いますやろ」という声の主、
福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く「真相」だった。
捨てられた子と捨てた母が伏線となる。
北王子魯山人(1883-0323/陽寅)との邂逅。
「法螺吹峠の殺人」京都・奈良をつなぐ法螺吹峠で、
新型軍艦の設計図盗難を巡る悲劇と謎解き。
夢野久作(1889-0104/鉄辰)との邂逅。
「攻撃」ナチス勃興前夜のポツダムでの
ヨーゼフ・ゲッペルス(1897-1019/鉄申)の野望。
石原莞爾(1889-0118/木午)との邂逅。
「春帆飯店事件」魔都・上海。川島芳子(1906-0524/山辰)との邂逅。
「列外へ」昭和の戦争前夜からあの八月十五日までの日々。
山田風太郎(1922-0104/海申)との日々。
明治・大正・昭和を生きた凡人小説家、
那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり!
闇間に漂う全5話は、まるで観てきたような史実を料理した逸作！

愛知県名古屋市昭和区で誕生し、愛知県江南市の滝学園中学高校を卒業。
浪人して同志社大学を卒業。
大学進学時に京都府京田辺市にて一人暮らしを始め、
21年(宝丑)のDNA「貫」の大半会年に、
京都府内から大阪府茨木市周辺に移住し
阪急京都線を利用し京都市内の製薬会社の総務部に勤務している伊吹は、
DNA「車」主導で、働き者で素早い反応。
「車+車」は、狙いすました行動力で本能的。
「車+玉」は、静かで落ち着いた理性で、分かり易い性癖。
「車+貫」は、一本気で隠しごとを好かず。
才能はこの「貫」で、妥協しない頑固までな信条で、やられたらやり返す。
「車+禄」は、気負いや構えなく自然体で制約を好まない。
「宝+車+未月」は、老獪で慎重な役人気質。
「未」年生まれ「宝巳」は、矛盾の多い人生。
生き方を表す伴星は「牽」で、埋もれた何かを表にだす。
物事の始めの洩星は「禄」で、誰かに担がれる。
締めにあたる導星は「貫」で、一人で孤独な終末。

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の枯れてしまった草花を
まるで補うように取り囲む装飾品や案内掲示板の類で、
雨が降ったり水がまかれた時だけ活き活き見える状態も、
総エネルギー304点もあり、使用に耐えるか否かは別に異様な存在感。
自身の金性は65点あり、守りは鉄壁。
引力本能の木性は57点だが、これは水性次第でムラあり。
闘争本能の火性は91点あり、稼働力は存分にあり。
そして習得本能の土性は忌み神とはいえ91点で、
引き出しの広さは卓越しているのだが、
如何せん守護神水性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人は、
無限大に行わねばならず、偏りある独特の風情。
ないものをひねりだすのが自身の金性の努力。
遊びはないのだから仕事に邁進するだろうし、
乾ききって潤いがないので、ギスギスしないかだけが心配。
年干と日干の同一は両天秤なので、やる気は十分だが、
目立つので、職場でもバレバレで、期待されている模様。
年干支の「宝未」は、用心深さと懐疑の念。
月干支の「草未」は、群れのなかで観察するが嫌われない。群像劇が得手。
そして日干支の「宝巳」は、精神性の高い偏見なき観察眼。
干支番号構成は、08-32-18で東方南方西方で北方欠けの相応の領域。

後天運は、初旬「1歳木午」がDNA「司」の夏の方三位完成。
熱い現実的な想念も、そこに真面目に取り組もうとするものだから、
存在感はあっても、緩慢な面が強調された模様。
2旬「11歳雨巳」は、DNA「鳳」のありえない水性の出現で、
一気に光輝くもので、中庸精神ある表現力が付加されため、
滑らかな人生となり、出生地を後にして京都へでることができたし、
その後の人生を決定する活動を開始したはず。
3旬「21歳海辰」は、DNA「調」のありえない独創性。
仕事をしながらも、世間に認知されデビューを勝ち取る。
現在の4旬「31歳宝卯」は，DNA「貫」の才能強化10年運。
年干支「宝未」の大半会に、月支「未」の半会もあり、
大いに世界は拡がるうえに、水性はなくとも前旬からの勢いばかりか、
22年(海寅)と23年(雨卯)のありえない水性年は追い風にはなった。
今後は5旬「41歳鉄寅」が、DNA「石」の妥協や協調性和合性の害。
なんらかの方向転換を試みるが、軋轢あり。
そしてその変化は月干「草」が「宝」に変化することになるので、
干合金性天干一気にもなるので、
特別意識が強くなり周囲特に目上との衝突が痛手になりかねないが、
一部の熱狂的支持者に支えられようとしても厳しく、
集中力を発揮しすぎて、ありえない病に罹患したり、
家族の身代わりやまたは裏切られるような事態にも注意したい。
6旬「51歳畑丑」は、DNA「龍」の半会で、新たな挑戦に蘇生。
「丑」内水性は若干使用可能も、その気が残っているか否かで、
残っていれば、年支「丑」の対冲や月干支「草未」の天剋地冲で、
腹をくくって、不毛の10年運を逆転することも可能。
7旬「61歳山子」は、DNA「玉」の過去の見直しや伝統回帰に重鎮との問題。
変剋律もあるので、それらの方向で苦悩すれば才能も磨かれ、
「子」内「雨」に使用可能で生きながらえる。
8旬「71歳灯亥」は、DNA「車」の主導DNAで、ようやく自己確立。
「亥」内「海」は使用可能も日干支の天剋地冲は、自己破壊。
自己否定なのか闘争的本能が晩年になり無理を通すのかは、
遥か先すぎて、踏みこむことは難しい。

さて伊吹は才能強化年の21年(宝丑)の大半会年に結婚している。
「宝」の配偶者成分は火性の「陽」。
火性は91点を占めるばかりか、夏生まれのため相当頑丈な配偶者で、
頼りになる存在ばかりか、結婚(干合)で擬似水性を生成できるのは好都合。
あとは、ありえない水性をひねりだして表現力を駆使するだけ。
野人に休息なしで、無限大というのはそういうものなので、
成功したければ自己犠牲を強いながらもやっていくしかあるまい～☆

伊吹亜門○91-0710

宝草宝雨
巳未未※-1
貫禄玉車車(車主導)
木性(57)火性(91)土性(91)金性(65)水性(00)/総合304
申酉天冲殺/方三位(1歳木午)/干合金性天干一気害(41歳鉄寅)
変剋律(61歳山子/71歳灯亥/81歳陽戌)
主導DNA天剋地冲(71歳灯亥)
火性過多/土性過多/水性ゼロ(野人)
-1歳木午/11歳雨巳/21歳海辰/31歳宝卯/41歳鉄寅/51歳畑丑/61歳山子/71歳灯亥～

■2024年04月17日(水)宝亥

青山繁晴○わたしは灰猫そして、灰猫とわたしの幻の湖を待つ

○共同通信記者、三菱総合研究所研究員、独立総合研究所社長を経て、
16年(陽申)より参議院議員、作家、東京大学教養学部非常勤講師、
近畿大学経済学部客員教授。
著書に「平成紀」「ぼくらの祖国」「ぼくらの哲学」
「壊れた地球儀の直し方」などがあり、
自由民主党・衆参両院の議員集団「日本の尊厳と国益を護る会」代表、
参議院・経済産業委員会理事、参議院・政府開発援助沖縄北方特別委員会理事、
自由民主党・経済産業部会部会長代理、
「政治献金を1円も受け取らず、政治資金集めパーティも一切開かず、
団体の支持は受けず、後援会を作らず、後援会長を置かず、完全無派閥」
という新しい国会議員の生き方を掲げ、自由民主党党員獲得数を誇りながら、
作家活動を続けている青山繁晴(52-0725/海申)が、
02年(海午)に起稿し、13年(雨巳)に初稿完成、
守護神半会年だった20年(鉄子)に脱稿して上梓した
「わたしは灰猫」に後日譚を加え
『わたしは灰猫そして、灰猫とわたし』として、
昨年(23年/雨卯)の12月30日(海戌)の
DNA「貫」の天冲殺日に文庫化している。

「わたしは灰猫」
雨のあがるときは、こんなにも静かだったかなと、
咲音(さいん・93-0526/灯未)は
待合室の青い柱に背骨を軽く預けて考えている。
「日本のいちばんの季節はおまえの生まれた五月だよ」、
空が晴れわたると、アラスカ生まれの彼女は
少女の頃に父に聞いていたその遠い記憶に手を引かれ、
墜落事故で父を失った25歳の彼女は初めて日本に帰ってきた。
母の記憶を確認し消息をしるために。
元日の夜に高原の町につき四ヶ月のあいだ気持ちの呼吸を整え
やっと五月一日、山へ入るバスターミナルにやってくると、
雨音が隙間なくあたりを埋めるばかりで登山の備えをしてきた彼女は
「雨がやまないと源の原に行けない」と知り、青いバスを待つ。
ようやく恐ろしく痩せて若い運転手が操る目的のバスがやってくると
灰と白の交じりあった髪が両肩に広がり背中の半ばまでを隠して
伸び放題で狭い背が曲がり瘤にて盛りあがり、
そこへ首がめりこんでいる案外清潔な紺の作業衣を着た
まるでカラクリ人形のような老婆にであう。
それが、山中でひとり暮らす謎の老婆「灰猫」との出会いだ。
咲音が2歳七ヶ月(96年/陽子)の
60年に一度の害毒年のとき、父と母は離婚を決めた、
そして誰しも母の手に小さな手を伸ばすと思っていると、
父の膝下に抱きつき運命が決まった。アラスカからニューヨークへ、
コロンビア大学で免疫学の研究者となってからは、
デンマークへ移って、政府系の研究機関で環境数理学を担当した。
源の原の雨は棒のように降ってくる。両親はまるで雨の番をしていたみたいだ。
三重県多気郡大台町(町全域が国際連合教育科学文化機関生物圏保護区)の
奈良県境にある山奥の祖父の建てた家で、しかしなぜ雨の番なのかは
「いつかお母さんに聞いてごらん」と言われたまま、それっきり。
何年かに一度出現する森の中の湖。清冽な水の音が聞こえる緊迫。
力を背景とした一方的な現状変更の試みや、テロ、暴力的過激主義の拡大、
未知の感染症など、これまでにない不安の時代が続いている。
人間の命をめぐるその情況に、
この物語は新しい鮮やかなカタルシス、新しい生き方を暗示する。
咲音は四年前(15年/草未)に山を下ったという
53歳になるという母親の消息を見つけたのだろうか。
番人ですらない不思議な元村長夫人だった老婆(1930-0525/草亥)は、
咲音を取りあげたときは産婆だったという
八十九歳の老婆の役割はなんであったか。
父の読んでいた真性水性天干一気の芥川龍之介(1892-0301/海辰)の小説や、
大阪の船場で繊維問屋をしていた祖先の話を思いだしながら
屋敷にある水槽と突然一時的に出現する大きな池(幻の湖)を待つ。
そして灰猫の最期を看取る。
「そして灰猫とわたし」は、23年07月11日(鉄午)。
父の遊覧機の墜落は自決だったと知る。そして少年運転手の事故死を知る。
ベーリング海の海底から引き上げられた遊覧機。
免疫研究所に転籍した咲音は、
父の遺体は深い海の底に投げだされたことを確認する。
そしてアマリカ海軍の調査船の先端に人影を見つける。
小説なのか寓話なのかそれは不明だ。

兵庫県神戸市長田区に生まれる。3人兄弟の末っ子。長田幼稚園に通う。
父親は8人兄弟の末弟で、明治維新後に創業した
実家の青山織物株式会社の神戸支店に勤務、
やがて、社長に就任し加西郡泉町(現/加西市)へ転居し、
高校卒業まで同地で過ごす。
71年(宝亥)のDNA「玉」の条件なし天冲殺害年に、
淳心学院中高等学校を卒業し慶應義塾大学文学部に入学。
74年(木寅)のDNA「鳳」の対冲年に中退し、
家庭教師とスキー場のアルバイトで資金を調達し、
早稲田大学政治経済学部を受験し入学。
79年(畑未)の主導DNA「牽」年に、早稲田大学政治経済学部を卒業し、
共同通信社に入社し、徳島支局、京都支局、大阪支社経済部、
東京本社政治部を経て、97年(灯丑)のDNA「司」の干合年に退社し、
三菱総合研究所入社。02年(海午)のDNA「貫」年に独立総合研究所を設立。
16年(陽申)のDNA「禄」年に、通算8回目の出馬依頼を受諾し、
第24回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で比例区から出馬し当選し、
現在2期目。
「政治献金を1円も受け取らず、政治資金集めパーティも一切開かず、
団体の支持は受けず、後援会を作らず、
後援会長を置かず、完全無派閥」という新しい国会議員で、
自由民主党党員獲得数1位を誇り、
00年(鉄辰)のDNA「龍」の半会年に「夜想交叉路」を執筆し
東京都隅田区または東京都江東区在住と推認される青山は、
DNA「牽」主導で形を気にする。潔さが売りで自分なりの権威を大切にする。
「牽+車」は、忍耐力はあるように見え、集団行動苦手で周囲に配慮せず。
「牽+龍」は、創造力を駆使するなかで小細工得意。
「牽+貫」は、損得考えて孤高を貫く政治力に、主義主張は前面に出さず。
才能は「貫」で、攻撃を受けたら徹底抗戦の頑固一徹。
「牽+司」は、保身術秀逸で評論家志向。
「海+牽+未月」は、ハミダシ運の戌亥天冲殺らしく他の流れを継ぐ。
「辰」年生まれ「海申」は、落ちて上昇。
生き方を表す伴星は「司」で、家族一丸。
物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。
締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わる。

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の「海」で
燈台を境にして、二つの海流が混じりあう場所。
夏生まれの特性から、立ち位置も明確なので敵なし。
年干支VS日干支の大半会は、結論をだすのが早ければ、
まずまずの好結果で、表裏なしで自営業自由業に向く。
また月干「灯」は、年干と日干と干合すれば、
月干は「草」に、年干と日干は「木」になり、
木性の天干一気が成立するので、仲間をまとめあげる力あり。
総エネルギー257点で自身の水性は73点で夏生まれにしては身強。
とはいえ守護神金性は27点のみなので、
入学→退学→別途受験→入社→転勤→退社→起業→政治家→作家と
気分転換という荒技で補っている様相。
火性50点の引力本能に土性69点の攻撃本能は強いが、
伝達能力の木性38点は若干少なく、工夫が必要だろう。
年干支の「海辰」は、冷静で頭脳明晰、制約されるほど成功する可能性大。
月干支の「灯未」は、家系の因縁。なし得なかった何かの実現。
そして日干支の「海申」は、気楽で素直。社会にでてから開花大。
回りくどい表現より簡潔さが美徳。親の干渉は敵。
干支番号構成は、29-44-09で南方西方東方と相応の領域を所有。

後天運は初旬「4歳山申」が、DNA「車」の品行方正とはいえぬ行動力。
悪がき達と連んだり、何でも相談所を自宅に開設。
近所の電信柱に案内矢印をつけ母親に叱責されたりもした。
年支「辰」の半会もあり、親の事情により、
危険と言うよりは賑やかな街から本家の土地に移りながらも、
賑やかな土地姫路城近くのミッションスクールに通学するという矛盾。
2旬「14歳畑酉」は、DNA「牽」の主導DNAで自己確立。
親の考えと自己の本質との違いに気づき、行動にでる。
未来の配偶者にも、大学で出会っている。
3旬「24歳鉄戌」は、DNA「龍」の守護神10年運天冲殺。
前例を翻し会社幹部との面接官とことごとく衝突しながらも社会参加。
金性強化の追い風でみるみる頭角を現し、結婚もしている。
4旬「34歳宝亥」は、DNA「玉」の守護神10年運天冲殺に害。
同じく金性強化は、本家本流の政治部に異動も、ありがた迷惑。
外務省キャップ時の95年(草亥)の天冲殺害年には、
ペルー日本大使館公邸占拠事件に遭遇し、
人質になった人々に貴重な証言をとったが、当時の世情を考慮し、
取材が活かされずボツになった体験により記者退職を決意。
5旬「44歳海子」は、DNA「貫」の才能強化10年運で独立独歩。
月干干合は進み行く方向の変化で、干合木性天干一気の破格。
年干支「海辰」VS日干支「海申」と合わせて大半会三合会局が成立し、
三菱総研研究員を経て独立総合研究所を設立する。
6旬「54歳雨丑」は、DNA「石」の協調性和合性。
月干支「灯未」の天剋地冲で、政界との関わりが出始めるが、
さすがに薄まる時期で、大腸癌に見舞われ凄まじい腸閉塞で死を意識。
現在の7旬「64歳木寅」は、DNA「鳳」の対冲で、木性強化。
発信力の強化は、近畿大学経済学部・国際経済学科の客員教授に就任。
東京大学教養学部の学生自主ゼミ非常勤講師となり指導にたつ。
ターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、目立ちに目立って衆目の知ることになり、
母親に「お前ね、政治家の如き汚らわしい職にするために、
育てたのではないバカたれ！」と反対されながらも、
政党からの再三の要請ばかりか、妻や秘書の後押しもあり、
参議院議員全国比例で当選。現在2期目。
今後は8旬「74歳草卯」が、DNA「調」の偏りに偏屈。
頂点にたとうとするのか、独創的繊細世界に舵を切り専業作家を極める予定。

ところで、青山といえば骨のある政治家として、
世襲政治家にはない潔い論調を展開している。
座右の銘は「脱私即的」で、
いわゆるジャーナリスト・評論家・タレントと見られるのを嫌い
「実務家」と称し、改憲論者だが、自民党の憲法草案には反対で、
「大日本帝国憲法を含め、オリジナルの憲法を作り直すことが必要だ」と主張。
自衛隊に代わる組織として、国民防衛を主眼とする「国民軍」の創設を主張、
戦いに無関係である一般市民を無差別に殺傷する核兵器の使用には、
「世論が核保有に傾き、核保有反対が少数意見になろうとも、
私は命ある限り核兵器保有に反対する」とし、
女系天皇容認論については
「万世一系を辿って来た皇室の在り方を否定する」として反対の立場。
「男系女系」ではなく、「父系母系」という用語を使うべきだと主張。
また、明治以降に天皇の住居である皇居を東京都に置く事に強く反対しており
「江戸城は武家屋敷で、元々は徳川家の将軍が自分たちの
利権、利益、権力を守るための砦であるので、
京都御所におかえりになるよう」主張。
衆議院議員総選挙の小選挙区比例代表並立制に反対し、大選挙区構想を展開。
北方領土については、サンフランシスコ講和条約に、
ソ連つまりロシアは参加せず、ポーツマス条約が有効であり、
ロシアの不法占拠状態と主張。
宗教組織とは一切無縁で「宗教団体の支援を、一般の有権者が知らない、
明らかにされていないのは見直すべき」としている。
また、趣味嗜好の煙草は、学生時代にKOOLを勧められて吸っていたが、
後に金欠になり止め、栄養ドリンクについても「効果が全くない」と主張。
「原稿を書く日本語への愛情を感じられる」ということで
Wordでは無く、ジャストシステムの一太郎を愛好。
趣味として父親が教習所を経営していた関係で、
愛車はロータス・エリーゼとロータス・エキシージCUP260。
ゴルフは付き合いで嫌々するなどエピソードにつきないが、
いわゆる政治家らしくなく、利害関係がないということで、
その意味で同世代の故.安倍晋三(54-0921/鉄辰)元首相には頼りにされ、
安倍が凶弾に倒れた日に奈良に出向く飛行機が偶然一緒で、
選挙情勢や世情について意見をかわしたことが感慨深いそうで、
先に飛行機からおりた背中に「人生がにじみでていた」と回想する。

さて、79年(畑未)の主導DNA「牽」年に結婚した妻との出会いは、
所属サークル主催の加山雄三(1937-0411/山辰)コンサートのチケット拡販。
青山が彼女の自宅を電話帳から割り出し交際に至ったもので、
東京都豊島区出身の水産学研究者・水産学博士、東京海洋大学特任准教授、
独立総合研究所社長の青山千春(55-XXXX)で異色の金髪が特色、
長男は同研究所前社長の青山大樹(生年月日不明)と次男(83-XXXX)がいるが、
「海」の配偶者「灯」は月干にあり、仲は良いだろうし派手で目立つ存在。
子供は「灯」の生みだす土性で、最強の強さを誇るが忌み神方向で、
青山の素質や生き方を継承するような流れにはならず。
ハミダシ運で初代運で孫子の代の運まで使い切っている気もするが、
政治の世界で実現できないなら、文学の世界で達成してもらいたい～☆

青山繁晴○52-0725

海灯海鉄
申未辰+4
貫司龍牽車(牽主導)
木性(38)火性(50)土性(69)金性(27)水性(73)/総合257
戌亥天冲殺/天冲殺(24歳鉄戌/34歳宝亥)
主導DNA(畑酉)/害(34歳宝亥)/大半会三合会局(44歳海子)
ターボ運(64歳～)/干合木性天干一気/天干一気破格(44歳海子)
木性脆弱/土性過多/金性脆弱/水性過多
+4歳山申/14歳畑酉/24歳鉄戌/34歳宝亥/44歳海子/54歳雨丑/64歳木寅/74歳草卯～

■2024年04月18日(木)海子

乾緑郎○浅草蜃気楼オペラといつも心は野辺の花の君のそば

○10代から演劇を志し、小劇場を中心として活動しながら、
20代半ばからは各文学賞に投稿を開始。
07年(灯亥)のDNA「司」の60年に一度の干合支合年に、
鍼灸師の資格を修得し、鍼灸師となる。
08年(山子)の「SOLITUDE」が日本劇作家協会の主催する
第14回劇作家協会新人戯曲賞の最終候補となり、
同協会により刊行された「優秀新人戯曲集2009」に収録。
10年(鉄寅)のDNA「龍」年には、
「忍び外伝」で第2回朝日時代小説大賞を受賞。
「完全なる首長竜の日」で
第9回このミステリーがすごい！大賞(10-1005/山子)を受賞。
同作は13年(雨巳)のDNA「石」の天冲殺害年に映画化され、
他にもドラマ化されたり漫画化された作品が際立つ
乾緑郎(71-0118/海寅※)の『浅草蜃気楼オペラ』が、
03月13日(陽子)の守護神DNA「禄」日に上梓された。

大正二年(1913/雨卯)、山梨県立第一高等女学校を卒業し、
女優を夢見て東京市にやってきた山岸妙子は、
長唄をたしなみ文筆家を称する麹町の叔母・片桐芙美を頼り、
16歳で帝国劇場歌劇部(二期生)に入団する。
指導の厳しさで恐れられるイタリア人演出家や、
洋装を着こなす外国帰りのスター女優、
血気盛んな先輩などに囲まれ、妙子はレッスンに打ち込んでいた。
だが日本人には新しすぎたオペラは客には受け入れられず、
歌劇部はあっさり解散となってしまい、妙子は浅草にある日本館に流れつく。
母親のあとを追うように結核でこの世を去った無二の親友になった
上野のお山で出会ったヴァイオリン弾きのハルちゃんや
テノール歌手の田谷力三(1899-0113/宝巳)と出会い
時代の波に翻弄されながら友情と
夢あふれる大正浪漫歌劇のヒロインとなってゆく！
父親との葛藤、母親や兄の存在と応援に叔母の非業な最後。
妙子のファンでスリあがりの地回りのヤクザという若い衆の死！
予期せぬ分家筋との見合いと笑える破談など、
舞台経験者らしい乾の真骨頂が縦横無尽に発揮された
震災前夜からこの国の原風景が揺るがせた儚くも美しいエール！
「歌があって。お客さんがいれば、もうそこは立派な劇なのだと。
野辺に咲く花があれば、舞台の飾りはもう十分。
ハルちゃんはもういないから、一人で立つのは不安だけど、
私はまた歌おうと思っています。この瓦礫の山の上で」は泣ける！

東京都目黒区出身。東洋鍼灸専門学校を卒業。
現在は東京都世田谷区または東京都大田区あたりに在住と思われる乾は、
DNA「玉」主導で、忙しない環境は得手ではなく、
静かな環境で考えを巡らせたい傾向で、まるで母親目線。
「玉+司」は、生きて行くための工夫。極めて現実的。
「玉+禄」は、計算しつくされた仕事に生活。
才能は「禄」で、感謝と奉仕に愛想に、さらに自己顕示欲。
「玉+龍」は、意図した通りになるかはともかく人間は孤独。
「玉+牽」は、用心しながら冒険する創作者の質。
「海+玉+丑月」は、静かな明るさで大器晩成。
「戌」年生まれ「海寅」は、意図的に孤立することが心の安定を産む。
生き方を表す伴星は「調」で、他者とは違う奇異な振る舞いや生き方。
物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。
締めにあたる導星は「玉」で、若い人と共に終える。

宿命の特長は、深夜午前二時頃の施設が相応に整備された港で、
これから忙しくなる前のひとときで、深い眠りを貪っていたり、
早々と起きだして準備をしたりと、いわゆる夜明け前。
総エネルギー225点はまずまず、自身の水性47点を
土性66点と制御されながらも52点の金性で鮮度を保つ。
その意味ではアイデアや疾風感はあっても、
木性27点の伝達本能は間口は広くはなく
火性33点の引力本能にしても存分ではないが、
年支「戌」VS日支「寅」の半会で火性は生成されるので、
結論を先送りせず、二次的な方向(港湾使用料)で財を得る。
年干支の「鉄戌」は、圧倒的な存在感と野暮ったかろうと危機察知能力。
月干支の「畑丑」は、常に笑顔を絶やさず自然と人が集まってくる。
そして日干支の「海寅」は、穏やかなのは表面上だけで、勝負所をわきまえ、
それでいて自信家のため全力前進で、破壊も厭わず。
干支番号構成は、47-26-39で北方南方西方で東方欠け、一定の領域。

後天運は、初旬「6歳鉄寅」は、DNA「龍」の庶民性が付加。
年干支「鉄寅」の大半会があるので、後転成功運型だが、
とりあえずはあれもこれも体験したり吸収したり、
捨てたりという、小学校入学時あたりからの分かり易い人生の始まり。
2旬「16歳宝卯」は、DNA「玉」の主導DNAで、早くも自己確立。
手当たり次第に見えて考えながらの挑戦の始まり。
3旬「26歳海辰」は、DNA「貫」の自我強化の10年運天冲殺で、
うねるように勢いよく一気に稼働し始める。
4旬「36歳雨巳」は、DNA「石」の10年運天冲殺害で、
協調性和合性はいまひとつも、何かを犠牲にしながらも、
世間に認知されていくもので、デビューを果たす。
現在の5旬「46歳木午」は、DNA「鳳」の発信力の工夫。
月干の干合は、進み行く方向への舵取りで、売れ線狙い。
年支「戌」日支「寅」を巻き込む三合会局で、我が世の春。
工夫をして冷静な姿勢で発信力を磨くことで、大成果。
今後は6旬「56歳草未」は、DNA「調」の群生と偏り。
月干支「畑丑」の天剋地冲は、立場の変更。
腹をくくり変化を厭わずに、若い女性の仲間意識に注視。
7旬「66歳陽申」は、DNA「禄」の天剋地冲。
守護神ながら浪費がたたればすさむだろうし、
感謝と奉仕で世のため人のためならば、晩年でも逆転の様相。
8旬「77歳灯酉」はDNA「司」の干合。地味で堅実。
目まぐるしく変化してしまえば、老いにも勝てないが、
自己をわきまえ、規則正しい生き方であるならば平穏。

さて、乾は3旬の10年運天冲殺入りして息子が産まれているようで、
7年前は妻も仕事を持ち、息子が通学している間の静寂が執筆時間だったようだ。
「海」の妻にあたる干合相手は年支「戌」内で守護神になる。
火性じたいは強力ではないが、稼働させることで頼りになる妻。
また「灯」が生みだす土性は月干「畑」が目立つところにあり、
力強く自慢の存在であり、息子の成長を眺めながら乾は生きているのだろう。
「玉」主導は、家にいるだけで守備本能が強化する。
演出家でもある乾の腕のみせどころ、夢の中でこそ大いに期待～☆

乾緑郎○71-0118※午前四時前生まれ判断

海畑鉄陽
寅丑戌+6
龍牽禄玉司(玉主導)
木性(27)火性(33)土性(66)金性(52)水性(47)/総合225
辰巳天冲殺/天冲殺(26歳海辰/36歳雨巳)
初旬条件あり(年干支を大半会)/主導DNA(16歳宝卯)
害(36歳雨巳)/三合会局(46歳木午)/天剋地冲(66歳陽申)
木性脆弱/火性脆弱/土性過多
+6歳鉄寅/16歳宝卯/26歳海辰/36歳雨巳/46歳木午/56歳草未/66歳陽申/76歳灯酉～

■2024年04月19日(金)雨丑

芳野友子○連合会長その毒持ち本性が日本を滅ぼす

○連合の芳野友子(65-1109/陽寅※)会長は、
04月18日(海子)のDNA「車」日の記者会見で、
衆院東京15区補欠選挙(04月28日/海戌・投開票)を巡り、
立憲民主党の公認候補が共産党の支援を受けている状況を
「容認できない」と述べた。
その上で「連合東京から自主投票に決めたと報告があった」と明らかにした。

東京都都下の出身で、84年(木子)に18歳でJUKI入社し、
1年後組合活動に携わり、共産党系の組合に対する
批判的な指導を受け以降専従に、
10年(鉄寅)のDNA「禄」年にJUKI労働組合委員長、
15年(草未)のDNA「玉」年に連合副会長。
21年(宝丑)のDNA「司」の変則干合木性天干一気年に
連合会長に就任した芳野は、DNA「龍」冲殺主導で、
新しいことをやっているようで、格好だけ。
自己都合の庶民性の塊。
「龍冲+鳳」は、内面葛藤もどこ吹く風、新たな世界感を構築。
才能は「鳳」で自己宣伝。
「龍冲+玉」は、周囲と融合するようで浮きやすく誤解されやすい。
「龍冲+石」は、言い訳無用の実行力。
「陽+龍冲+亥月」は、自己も他者も犠牲上等。
「巳」年生まれ「陽寅」は、困ったら固まる。
生き方を表す伴星は「禄」で、全くつかみどころなし。
物事の始めの洩星は「龍」で、出身母体を離れてこそ始まる。
締めにあたる導星は「鳳」で、趣味みたいなもの。

宿命の特長は、初冬午後十時頃の沈まぬ太陽で、
傍らに街灯が控えているのに、しゃしゃりでる。
総エネルギー221点中自身の火性は80点で身強扱い。
しかも守護神燃料の木性が69点もあるのだから
若干の疲労を感じようと、それなり。
才能で発信力の土性も42点だから目立つ。
ところが金性14点は極度に少なく冬生まれだけに冷酷無比。
水性16点は格好がつかないというよりは権威あるのみ。
生月冲殺なのでのせると天まで昇るが生日冲殺もあい苦悩だらけ。
最大級の特色は、年支「巳」VS日支「寅」の害は、
朝令暮改どころか表裏ありで、胡散臭いが、
完全になりきれず、つい本音がでてしまうのが悪の証し。
年干支の「草巳」は、自己流の完全さ。
月干支の「灯亥」は、恨み骨髄の代々木嫌い。
そして日干支の「陽寅」は、明るくふうまうが器用貧乏。
干支番号構成は42-24-03で西方南方東方で、意外や北方なし。

後天運は、初旬「10歳山子」は、DNA「鳳」の才能強化でお喋り。
2旬「20歳畑丑」は、DNA「調」の極端で組合専従。
3旬「30歳鉄寅」は、DNA「禄」の地力強化に、変則干合木性天干一気。
4旬「40歳宝卯」は、DNA「司」の干合で、干合木性天干一気で政治力強化。
現在の5旬「50歳海辰」は、DNA「車」で、進み行く方向の変化で栄誉の強化。
今後は6旬「60歳雨巳」は、DNA「牽」の害で不名誉。
7旬「70歳木午」は、DNA「龍」の守護神で主導DNAで自己確立。
8旬「80歳草未」は、DNA「玉」の守護神で流れを極める。

バリバリの代々木嫌いは賛否はともかく個人的感情。
とはいえ、戌亥天冲殺のハミダシ運の割には
政権寄りに見えてしまうのが害持ち由縁！
それがこの国に相応しいかといえば、組合のなれの果てで否。
次旬の害で路線変更なり信用失墜で葬られる予感～☆

芳野友子○65-1109※午前四時前生まれ

陽灯草草
寅亥巳+10
玉石鳳龍鳳(龍冲殺主導)
木性(69)火性(80)土性(42)金性(14)水性(16)/総合221
戌亥生月冲殺/生日冲殺/変則干合木性天干一気(30歳鉄寅)
干合木性天干一気(40歳宝卯)/害(60歳雨巳)/主導DNA半会(70歳木午)
年支VS日支害(表裏)/木性過多/火性過多/金性脆弱/水性脆弱
+10歳山子/20歳畑丑/30歳鉄寅/40歳宝卯/50歳海辰/60歳雨巳/70歳木午/80歳草未～

■2024年04月22日(月)陽辰

岡田紗佳○おかぴーす! 岡田紗佳1stフォトエッセイ Mahjong Booksの魔力

○中国人の母を持ち、6歳から12歳まで中国上海で祖母と暮らす。
大学在籍中にファッション誌「non-no」の専属モデルを務め、
17年(灯酉)のDNA「鳳」の守護神天冲殺年に
日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士になり、
19年(畑亥)のDNA「禄」年には
「KADOKAWAサクラナイツ」のメンバーとなり
最年少Mリーガーとなり、TVやYouTubeなど多数のメディアに出演する一方、
グラビアにも挑戦し役満ボディの異名を持ち。
国士無双13面待ちを成就させるなど伝説的な対局を見せている
岡田紗佳(94-0219/草亥※)が、02月20日(木寅)のDNA「石」の支合日に
『おかぴーす! 岡田紗佳1stフォトエッセイ Mahjong Books』を刊行！

東京都世田谷区出身。青山学院大学国際政治経済学部を卒業の岡田は、
DNA「調」主導で、キレがありながらも温厚繊細な女子力の保持者。
「調+司」は、負けず嫌いで勝つことしか念頭になし。
「調+玉」は、得意分野以外では世間知らず。
才能は「玉」で学習能力。
「調+石」は、自尊心の塊も名誉にはこだわらず。
「調+調」は、常識破りの戦法。
「草+調+寅月」は、目的あってこその破壊力。
「戌」年生まれ「草亥」は、生き方に矛盾なし。
生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない感性。
物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。
締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で決める。

宿命の特長は、初春午前四時頃の朝日にあたる
森の中の宿り木または、苔・蔦などの植物で依存性高い。
総エネルギー240点中自身の木性は104点で身強だが、
陽の木性の「木」が強いのであって、仲間や組織が強固で、
本人はまるで切り札のように大切に守られている。
守護神の発信力の火性は朝日だけに僅か20点で寡黙も、
物言わぬ術は独創的で美しいうえに、
年支「戌」VS月支「寅」の半会で火性は生成可能なので、
みてくれほどヤワではない。
また土性60点は強い引力本能で、極めて商いに強い。
配偶者成分で役割発揮の金性は11点で、さほど興味なし。
むしろ孤軍奮闘こそが美徳。
学習能力の水性は45点で、伝統的な学びの威力。
年干支の「木戌」は、感受性豊かな浪漫主義者で、理に叶った引力本能。
月干支の「陽寅」は、天性の明るさは人当たり良く、そつの無い技術力。
そして日干支の「草亥」は、未来予測の霊感という読みの深さで、
一芸に秀で仲間と共に何らかの目標を達成し、世渡り巧みな傾向。
年干支も日干支も日座冲殺で、異性が近づくだけで、
養分だけ吸い取られ廃人になりかねず、
自身にもなんのプラスにはならないという希有な存在で結婚不向き。
干支番号構成は、11-03-12で東方の極めて狭量領域で爆発的。

後天運は、初旬「5歳草丑」は、DNA「貫」の守備本能強化。
負けるわけにはいかない。母の故郷に修業は00年(鉄辰)という気合い入る。
2旬「15歳木子」は、DNA「石」で、寄らば大樹の陰でモデル活動開始。
年支「戌」と日支「亥」に連なる変則方三位で、横広がり。
日本プロ麻雀連盟所属の女流プロ雀士に認定。
現在の3旬「25歳雨亥」は、DNA「龍」の改良改革。
ターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、みずみずしい目立ち方。
Mリーグで、新規加入のKADOKAWAサクラナイツから
ドラフト指名されてMリーガーとなる。
今後は4旬「35歳海戌」は、DNA「玉」で本場に行くか、
なんらかのひとつの流れに入るか。
5旬「45歳宝酉」は、DNA「車」の10年運天冲殺。
進み行く方向の変化は、危険な様相で本物の兵士にないかねない。
6旬「55歳鉄申」は、DNA「牽」の10年運天冲殺。
月干支の天剋地冲は立場の逆転に、不名誉や異性の裏切り。
7旬「65歳畑未」は、DNA「禄」の半会で、感謝と奉仕。
8旬「75歳山午」は、DNA「司」の地道な活動も、
年支「戌」VS月支「寅」の三合会局の火性強化で安泰。

麻雀は頭脳スポーツという位置付けばかりか、あまたの女性雀士の中では、
解説や論評も可能で、スポーツ紙で週1でコラムを執筆。
中国語も堪能で政局への意見も要求されているが、
日中双方の血をひく者としては、架け橋になれれば正解であろうか。
一度つまづいてはいるが、二度と同じ過ちさえなければ、
この先希有な立ち位置で、より大きな存在になれるのは、
宿命に暗示されており、失敗はゆされないか～☆

岡田紗佳○94-0219※

草陽木陽
亥寅戌-5
石調玉調司(調主導)
木性(104)火性(20)土性(60)金性(11)水性(45)/総合240
申酉日座冲殺/生日冲殺/天冲殺(45歳宝酉/55歳鉄申)
変則方三位(15歳木子)/ターボ運(25歳～)
干合支害(55歳鉄申)/三合会局(75歳山午)
木性過多/火性脆弱/土性過多/金性脆弱/
-5歳草丑/15歳木子/25歳雨亥/35歳海戌/45歳宝酉/55歳鉄申/65歳畑未/75歳山午～

■2024年04月23日(火)灯巳

松樹凛○射手座の香る夏は秋への扉を開ける

○大学時代は推理小説同好会に所属し、
20年(鉄子)に「飛ぶ教室」第51回作品募集に佳作入選、
21年(宝丑)に「ペンを取ってくれませんか？」で
第8回日経星新一賞(21-0217/草丑)優秀賞を、
同年「射手座の香る夏」で第12回創元SF短編賞(21-0427/草巳)を受賞。
近年目覚ましい活動をしてきた松樹凛(90-0820/灯巳)の
初の作品集『射手座の香る夏』が、
02月29日(雨亥)のDNA「車」の天剋地冲日に天剋地冲日に上梓された。

人生の最高の一瞬を切り取って読者に差し出そうとする強い意志。
それが青春小説の証しで、せつなく清く美しい。
「射手座の香る夏」は、意識の転送技術を濫用し、
危険で違法な動物乗りに興じる若者たち。怖い物などなにひとつもない。
十歳の少女が一人で山に入って出逢った銀色狼への思い。
そんな経験を心に抱えながら大人になった、神崎沙月。特区の発電所勤務。
作業中に熊に襲われ何者かに助けられ、あの凪狼を目撃する。あなたは誰？
吹き抜けた夜空が運んできたのは、いつか遥か昔に感じた夏の匂いで、
はるか遠い過去の星々の甘い残香だった。
「十五までは神のうち」は、出生の巻き戻しが制度化された世界で、
過ぎ去りし夏の日の謎を追う男性。
出生追認制度。全ての日本国民は、15歳の誕生日を迎えた時に一度だけ、
自分の出生を、この世に生まれた事実そのものを、
認めるか否かという選択肢を与えられる。
もちろん大抵の子供達は追認を選び、何も起こらずに人生は続く。
一方、ごく稀にそれを認めない子供達もいる。
その場合は巻き戻し処置が行われ、
彼らはこの世界に生まれてこなかったことになり、痕跡が消える。
兄と息子に制度を選ばれためったにない経験をした西野蒼。
かつて短い間暮らしていた島に、妻の反対を押し切り
子供時代の痕跡を尋ねて、震災の翌年に住んでいたことがある
瀬戸内海の瀬見島を訪れる。
いまは老いたかつての憧れの女性教師との再会と
思いだされる触れてはいけなかった過去。
子供が選択したら巻き戻しのためのカプセルを飲まされるのが、
自分ではなく母親だという苦痛で、女性の中絶権にまで言及した。
過去が消えてなくなろうと記憶だけは消すことができないから厄介だった。
傷つくのは、いつも女性。ただし救われるのも女性。
蝉たちは、何事なかったように、
どこにもない夏の中で鳴き続けていくだけの描写は儚い。
「さよなら、スチールヘッド」は、限りなく夏が続く仮想現実世界で、
自らの身体性に思い悩む人工知性の少女の連続不眠記録の挑戦。
誰かとの約束のために、川を遡る。
「影たちのいたところ」は、少女の憂鬱な夏休みにある日現れた、
影たちをつれた男の子。影達は羽化した蝶のように舞い踊り、
互いに手を取り合って月明かりで満たされた夜の中へ消えて行く。
――夏を舞台とする四つの小説に、青春のきらめきと痛みを巧みに閉じ込めた、
第12回創元SF短編賞受賞作を含むデビュー作品集は輝いているが、
表題作は想定内ともいえるが、
「十五までは神のうち」には、打ちのめされるだろう。

埼玉県さいたま市浦和区出身。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程を修了。
20年10月25日(海寅)の干合支害日に、都内某所から
中央区銀座のカプセルタワービルに引越。
21年(宝丑)04月に、結婚を機会に東京都練馬区内在住と思われ
勤務先は東京都中央区内と思われる松樹は、
DNA「牽」主導で、なによりも形から入るため、
カプセルタワー居住体験をしたり、役割意識も濃厚。
「牽+鳳」は、人当たり良く温厚な常識人も、気分屋。
才能は「鳳」で豊かな工夫と風雅な気持ちでその気になれば冷静になれる。
「牽+司」は、保身術や危険から身を守る安全対策を怠らない。
「司+司」は、気安い印象も実際のところ心の奥底はさらけださない。
「牽+玉」は、改革と伝統の融合で、用心深く構える。
「灯+牽+申月」は、物事のまとまりに欠け、結婚や交際に理性なし。
「午」年生まれ「灯巳」は、他力運。
生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化を求め、落ち着つきたくない。
物事の始めの洩星は「鳳」で、なんとなく趣味のような好奇心から始める。
締めにあたる導星は「玉」で、目下と共に。あるいは夢潰えて終わる。

宿命の特長は、初秋午後四時頃の形だけの街路樹のある
早くも中途半端にオフィスのビル群を照らす形だけの街灯。
総エネルギー272点は立派なものだし、
自身の火性87点は身強だが、生じる木性が僅か7点しかないもので、
だったらゼロで野人のほうが潔いのだが、それがないための苦悩ありで、
遠くからみても熱気ムンムンだが、近づくと実態不明。
土性84点は言い訳だらけで、SNSの発信は洪水なみ。
それで自爆まではいかぬが疲労困憊を旅行で補う。
金性81点は相応な収入もあるが湯水のように使用。
水性13点は役割意識希薄なのか、夫人が家系の中心にいるものの身弱か。
年干支の「鉄午」は、大切にされすぎると乱暴な武器で手がつけられず。
月干支の「木申」は、他人に理解されぬような見果てぬ夢。
そして日干支の「灯巳」は、先祖の運気があがりきったところに誕生。
生家は貧しくも苦労してのし上がる突然変異か、
孫子の代まで運気を使い果たす代わりに成功するもので、
他人には人当たりが良く、内面は相当巌窟。
人に任せるのが不安で何でも自分でやりたがり、子育てにも邁進。
干支番号構成は、07-21-54で東方南方北方で西方欠け。

後天運は初旬「6歳草酉」が、DNA「龍」の半会。
不足している木性の補填が小学校入学時くらいより与えられ、
庶民性のなかにも勤勉であれば先が見える。
一方、年干「鉄」に干合されると「宝」になり金性強化で、
親の干渉や期待がありすぎると伸びずで残念。
とはいえ小説を書きはじめたのは、小学校の高学年からだ。
2旬「16歳陽戌」は、DNA「石」の協調性和合性で、
年支「午」の半会がある程度で、賢く立ち回ったか。
商才が廻ったと思えば、わかりやすい。
また、ここから変剋律(異常干支の30年)が廻るので
なんらかの苦痛を受ければ、才能は磨かれる。
ここでは人間関係の苦労で、文章にも滲みでる。
現在の3旬「26歳灯亥」は、DNA「貫」の納音。
それまでの自分を否定したり壊れてデビュー。
中銀タワーの一時的体験もしたし、通勤時間も増えて、
それまでの自分ではなくなり脱皮に成功する。
なんでも思い切って壊せば活路が拓ける。
自分の存在そのもの、生き方への自問自答。
4旬「36歳山子」は、DNA「調」の偏り激しい10年運天冲殺で、
初旬条件のないものの一風変わった体験をきっかけに
年支「午」の対冲と月支「申」の半会で、流れに乗っていれば、
あっさり仕事の方向性が変わり原則とてつもない目立ち方をする。
会社勤めを継続させていれば、とてつもない大きな仕事をする。
5旬「46歳畑丑」は、DNA「鳳」の豊かで冷静な10年運天冲殺。
守護神月干「木」の干合は、進み行く方向性の変化で、独創性強化の成功も、
感謝と奉仕次第で上がるも下がるも、一過性と思い社会貢献をしたい。
6旬「56歳鉄寅」は、DNA「司」の害。
守護神月干支「木申」の天剋地冲は、立場の不安定から、
順調さを欠いて困窮したり、病魔におかされて萎えてしまう。
7旬「66歳宝卯」は、DNA「禄」の愛想と放出。失えば生きながらえる。
8旬「76歳海辰」は、DNA「牽」の主導DNAで自己確立。
また、日支「巳」と年支「午」を内側から外にだす変則方三位。
再評価されて、晩年の栄誉など。

さて、松樹は世にでたのが条件なし金性強化の天冲殺年の夢の中。
気を張らずに夢にうなされるような結果栄誉を手にしたデビュー。
にもかかわらず、副業禁止の会社で自己発揮して上を説得したり、
「ノーベル文学賞取ったら会社辞めて専業作家に」だとか、
「目標は超絶ベストセラー作家になって3億円くらいの家を買うことです。」
などど夢がないというか吝嗇家の一面も見せているが、
夢の中で始めたことは余程の覚悟がないと持続せず。
趣味くらいの軽い気持ちでいないと難しい。
さらには、同じく夢のなかで結婚をして、60年に一度の干合支害年に
共通干支のない天剋地冲関係の息子(22-0424/宝亥)が誕生し、
動物園にいったりあちこち連れ回し、コロナに罹患したりもしているのに、
よりによってフィンランドだかにまで旅行にでかけ、大名気分。
地に足がついているとも思えないが、
それが趣味の著作に活かされるのなら良いのだろう～☆

松樹凛○90-0820

灯木鉄木
巳申午+6
司玉司牽鳳(牽主導)
木性(07)火性(87)土性(84)金性(81)水性(13)/総合272
子丑天冲殺/天冲殺(36歳山子/46歳畑丑)
変剋律(16歳陽戌/26歳灯亥/36歳山子)/納音(26歳灯亥)
害(56歳鉄寅)/変則方三位主導DNA(76歳海辰)
木性脆弱/火性過多/土性過多/金性過多/水性脆弱
+6歳草酉/16歳陽戌/26歳灯亥/36歳山子/46歳畑丑/56歳鉄寅/66歳宝卯/76歳海辰～

第一子男児○22-1224

宝海海山
亥子寅+4
調調龍鳳司(鳳主導)
木性(54)火性(13)土性(13)金性(19)水性(111)/総合210
寅卯生年冲殺/天冲殺(14歳木寅/24歳草卯)
主導DNA・方三位・変則方三位(4歳雨丑)/ターボ運(14歳～)
干合水性天干一気(34歳陽辰)/天剋地冲(44歳灯巳)/害(74歳鉄申)
木性過多/火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
+4歳雨丑/14歳木寅/24歳草卯/34歳陽辰/44歳灯巳/54歳山午/64歳畑未/74歳鉄申～

■2024年04月28日(日)海戌

石崎洋司○JC紫式部で1040年の時滑りの学園は大騒動

○大学卒業後、出版社勤務を経て、
92年(海申)のDNA「牽」のありえない害毒緩和方三位年に
「ハデル聖戦記」でデビューすると、
09年(08年/山子のDNA調年の最後の最後)には、
日本YA作家クラブを仲間と共に発足(現在は退会の模様)に尽力。
09年(畑丑)のDNA「鳳」年より2年間「公募ガイド」に、
児童向け文学作品の創作講座を連載。
12年(海辰)のありえないDNA「牽」の夢の中に、
「世界の果ての魔女学校」で第50回野間児童文芸賞を受賞。
ありえないDNA「車」の半会年の夢の中には、
第37回日本児童文芸家協会賞を受賞。
23年(雨卯)のありえないDNA「車」の天剋地冲年には
「オードリー・タンの誕生」で、
第70回産経児童出版文化賞JR賞(23-0505/雨亥)を受賞するなど
特に若い読者へ向けて目覚ましい活動を展開し
「黒魔女さんが通る!!」シリーズで絶大な人気を誇る
石崎洋司(58-0321/灯酉)が、
青い鳥文庫で満を持しての新シリーズ『JC紫式部』を
02月15日(畑酉)のDNA「鳳」日に上梓した。

遠い昔(986年)の右大臣藤原兼家の時代の都が、時滑りでおよそ1040年後に！
紫式部たちがタイムスリップしてきた、セレブで平安時代の学園が舞台の、
ちょっぴりホラーでロマンチックなラブコメは心くすぐる！
巻頭には描きおろし漫画14Pが収録され、出だしもすんなり！
アメリカのボストンで生まれニューヨーク育ちという
中1の一ノ瀬彩羽(いちのせいろは)は、母親を2ヶ月前に亡くしたばかりで、
物理学者の父親の仕事の都合で日本への「みやこ研究学園都市」に。
転校初日、困っているのを助けてくれたのは、イケメンの高校生・藤原道長！
温和しくするつもりだったのに、女子生徒達にめっちゃにらまれ、大ピンチ!
同じクラスのお世話係・藤原紫(ゆかり)は、
強気でマイペースだけど面倒見がよくて安心！
ただ、クラスの中心で女王様気質の清原清菜(せいな)とはそりが合わず、
――つまり、お世話係の紫と彩羽は、「二人ぼっち」！？
「鬼門」「方違え」「庚申待ち」「百鬼夜行」と、不思議ルールに翻弄され
へんてこな学園での前途多難な生活が始まったが、
早くも父親は逃げる算段～、「えーつ学園生活は始まったばかりだよー」！
紫式部と清少納言らが現代に降臨してきても違和感なしは作家の腕！

東京都出身で、慶應義塾大学経済学部を卒業後、
一時は出版社勤務も詳細不明で、現在も東京都内在住と思われる石崎は
DNA「龍」主導で、庶民的な心情。落ち着きなくも精神分野の探究心濃厚。
「龍+調」は、一見気難しく近寄りがたく不平不満の気持ちは向上心に変換。
才能は「調」で、繊細で丁寧な女性的感性。
「龍+禄」は、教養ある包容力も闇雲で拡がらず先鋭的。
「調+調」は、哲学的側面あり、軽いようで深い。
「龍+龍」は、制御不能で淡々とした持続力。
「灯+龍+卯月」は、他人とは脳波のありようが違う感性。
「戌」年生まれ「灯酉」は、他者に救われる。
生き方を表す伴星は「車」で、休息なしの単独行動。
物事の始めの洩星は「調」で、離別、離脱から。
締めにあたる導星は「禄」で、他人が終了。

宿命の特長は、仲春午前六時頃の山の麓に拡がる草原地帯の松明みたいな照明。
総エネルギー144点は身弱も自身の火性38点に対し
習得本能で創造力の木性が34点あるので、まずまず。
その木性は生じてくれる闘争本能の水性がないため、着火しやすい。
とはいえ、努力をしないと廃れる危険。
水性ゼロ(DNA車/牽なし)は、配偶者成分皆無で家庭への責務なし。
いわゆる自尊心はなく、なんでもありで制約されず。
伝達本能の土性28点で、出し惜しみというよりは力が抜ける。
それでいて引力本能の金性は44点もあるので、売れる！
魅力と言えば、ありえない異性表現ばかりか、
年支「戌」VS日支「酉」の害は表裏あり。
とはいえ、隣接する空間のため違和感なく、そこがやり手。
意識することなく、ありえない世界感を表現できてしまうのだから、
あえて私生活などなくても、楽しく暮らせる孤独大好き。
もっとも制約あるなかでは持続力はないので勤め人は向かず。
しかも月支「卯」の自己の出自なり立場さえ鮮明にしていれば、
その害すら切れているように見せかけられるのだから、適度な悪。
年干支の「山戌」は、守備本能が異様で親をふくめ先祖の婚姻に因縁あり。
凝り性で徹底的にその時々興味があるものにこだわる。
月干支の「草卯」は、努力家で真面目で精神的な協調性はないとは言えぬ。
そして日干支の「灯酉」は、怖い物知らずの度胸の良さに人情家の側面。
複雑怪奇さはではなく、内面はともかく、表層的には判りやすい。
干支番号構成は、35-52-34で西方2点に北方1点。
東方も南方もない世界は、建設的な未来より享楽的な範疇。

後天運は、初旬「5歳陽辰」が、DNA「石」の10年運天冲殺の支合。
宿命害切れもあり、友人間との何らかの制御不能な何かがあったが、
後転的には仲間や集団を頭の中に描ける素地ができた。
しかも84歳まではターボ運(子丑天冲殺廻り)なので、
なにをやろうとそれなりに目立つという素晴らしい流れ。
2旬「15歳灯巳」は、DNA「貫」の大半会で自己顕示。
自分が中心の経済なので、就職しても永続化は困難な素地。
社会参加は方三位年(80年/鉄申)あたりとはいえ、自己都合でやむなし。
3旬「25歳山午」は、DNA「調」の才能強化。
最後の最後のありえない方三位年(92年/海申)に滑り込みデビューは納得。
4旬「35歳畑未」は、DNA「鳳」の躍動感あるサラサラとしたひろがり。
シリーズものも手がけて順調な推移。
5旬「45歳鉄申」は、DNA「司」の引力本能方三位。
さらには月干干合で進み行く方向の変化は、
完全に路線を確立し、この最後の最後の12年(海辰)の
ありえない水性の名誉天冲殺年には、野間児童文芸賞を受賞。
6旬「55歳宝酉」は、DNA「禄」の引力本能の半会。
ありえない水性半会成果年の13年(雨巳)には、日本児童文芸家協会賞を受賞。
現在の7旬「65歳海戌」は、ありえない水性のDNA「牽」の名誉。
その気になるとろくでもない干合支害も、ありがた迷惑みたいなもので、
ありえない水性天剋地冲年(23年/雨卯)には、産経児童出版文化JR賞を受賞。
今後は8旬「75歳雨亥」は、ありえない水性のDNA「車」。
月支「卯」の半会もあり、自信満々で事切れるまで稼働する。

さて、石崎は目下条件なし天冲殺の夢の中。
奉仕活動なのか宣伝活動なのか、さすがに要請があり断れなかったのか、
YouTubeで顔出しで小説講座をやっているが、相変わらずのしかめっ面(笑)。
ニコニコされるのもなんだが、愛想不足は否めない！
害持ちなんだから演技しろよという感想～☆

石崎洋司○58-0321

灯草山宝
酉卯戌+5
調龍禄龍調(龍主導)
木性(34)火性(38)土性(28)金性(44)水性(00)/総合144
辰巳天冲殺/天冲殺(5歳陽辰/15歳灯巳)
初旬条件あり(年干支と納音的・初旬のみ陽と山は同格)
ターボ運(～84歳)/大半会(15歳灯巳)/方三位(45歳鉄申)
干合支害(65歳海戌)/年支VS日支害(表裏)/害切れ(5歳陽辰)
土性脆弱/金性過多/水性ゼロ(配偶者成分皆無)
+5歳陽辰/15歳灯巳/25歳山午/35歳畑未/45歳鉄申/55歳宝酉/65歳海戌/75歳雨亥～

移動祝祭日○ 2 0 2 4 年/ 木　辰

24年01月分● 24年02月分● 24年03月分● 24年04月分● 24年05月分● 24年06月分●
24年07月分● 24年08月分● 24年09月分● 24年10月分● 24年11月分● 24年12月分●

コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年～)

さくいん ○

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