清く正しく美しく○幸せ発電所→BE●移動祝祭日↑
BE●苺1BE●苺2
 ■小さいけれど、大きく育つヒント。
運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆
2 0 1 4 年(木午)●03月 灯卯 // 移 動 祝 祭 日
 
03月分一覧 (2014年目次)
大崎梢ようこそ授賞式の夕べにの退屈(2014_0301)
周防柳八月の青い蝶と哀しくも鮮烈な記憶(2014_0307)
奥田亜希子左目に映る星のこじらせ自慢(2014_0312)
中澤日菜子お父さんと伊藤さんの野蛮性(2014_0316)
横関大沈黙のエールが描く血族は悲喜交々(2014_0319)
安達元一ハイエナたちの25時のお約束の結末(2014_0323)
樋口直哉スープの国のお姫様に湘南の風(2014_0328)
 
■2014年03月01日(土)宝未
大崎梢ようこそ授賞式の夕べにの退屈
大崎梢//ようこそ授賞式の夕べに○BE
○支店は不明も、06年(陽戌)まで三省堂書店に勤務していた経緯があるため、
同年に書店を舞台にした
配達あずきんにてデビューした
大崎梢(67-0928/草未)。
同作をはじめとした
成風堂書事件メモシリーズは、
駅ビル内にある中規模書店を舞台とし、
しっかり者の店員木下杏子ワトソン役兼語り手に、
勘のいい
学生アルバイト西巻多絵名探偵役とした作品群となっている。
このシリーズは、多くが書店を舞台にした日常の謎を扱っており、
本格書店ミステリ」とも呼ばれてファンも少なくなく、
シリーズ最新刊の
ようこそ授賞式のべには、
本屋大賞の現場を題材にして、13年(雨巳)の11月15日(草酉)に上梓された。

同書の内容に少々触れれば、年に一度のイベント書店大賞授賞式の日。
成風堂に勤める杏子多絵は、初めての授賞式参加とあって、
華やいだ気分でいっぱい。
ところが朝の業務を終えて出かけようという矢先に、福岡の書店員の
花乃
書店の謎を解く名探偵」に会いに成風堂を訪れる。
書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を解いてほしいというのだ。
一方、
明林書房の新人営業マンの智紀も、
今日この日を有意義に過ごすべく、準備万端整えていた。
そこへ、他社の営業マンの
真柴から、今すぐ来いと呼び出しを受ける。
書店大賞事務局長の竹ノ内が、今日のイベントに関わる
重大問題に頭を抱えているらしい・・・・・。
成風堂書店事件」×「出版社営業井辻智紀の業務日誌」、
両シリーズのキャラクターが勢ぞろいし、
書店員の最も忙しい一日を描く、本格書店ミステリということだが、
最後の謎解きの仕込みは、あっけなさすぎるのか、
はたまた大崎らしいのか、解明していきたい。

東京都港区白金出身で、現在は神奈川県横浜市内在住。
結婚はそこそこ早かったようで、
娘は既に社会人と思われるし、
息子も大学生なり、社会参加したばかりくらい
であろうというと推測されるが、
私生活が全く見えない大崎は、DNA「」主導で、
本人なりの特別意識のために、
働くのが大好きで、危険であり犠牲的本質
「車+禄」は、
束縛を嫌い自由な発想を好み、礼儀礼節に振りまわされず
」×3もあるので、サービス精神は旺盛のようだが、
公私ともに数字にこだわりすぎの感は否めないだろう。
「車+鳳」は
大衆的で、小金を動かすのはお手のもので、
書店員は天職だっただろうし、その経験を活かして金銭物質に変化させるのも、
さすが
経済優先の精神構造なのだと恐れ入る。
「草+車+酉月」は、
気忙しく土壇場で開き直る
常に小競り合いをしながら、自己を刺激しつつ鼓吹もする。
」年生まれ「草未」は、原則表裏はないが孤独でもある。

宿命の特長は、仲秋午後6時頃の街灯の下の花壇
あるいは
花が終わったあとに、電球をめぐらしライトアップされているさま。
木々ならともかく、そこは「草」なので、
熱すぎて燃え尽きないか
火事になったりしないか心配の種はつきない
それは、総エネルギー240点中、
水性ゼロ(DNA龍/玉なし)のため。
夏生まれではないので
野人ではないし、秋の「草」を作物とすれば、
乾燥させるのも出荷前には必要なので一理あり。
しかし、水があれば新鮮な状態で、市場に提供できる利点もあるが、
それが出来ないため、
文体にも瑞々しさはなく、忙しない
本来創造力は皆無なので、無限大と解釈して主戦場はやはり書店の現場だし、
あらたなフィールドで勝負をしようとしても、なかなか華やぐわけでもない
スイッチさえ入れば無限大の創造力で、文章を紡ぎ出しているのであろうが、
火性の伝達本能が弱くないので、
バランスは良くないと見受けられる。
本人は
なかなか作家になりたくてもなれなかったと嘆くが、
その理由は、
水がないからに他ならないし、
賞を取れないのは宿命中にDNA「」がないからで、やむをえまい。
年干支の「灯未」は、外見は静寂でも中は熱い。
月干支の「畑酉」は、心がさめており批判精神の塊。
そして日干支の「草未」は、堅実・着実。
ある意味
地味というか真面目なのだが、個性はそこまで光らない
孤独なのに、
一人でいるのは苦手で、家族が必要だし、
末っ子なので、相応な成功か失敗のどちらかになりやすく、
その意味では、成功した事例ではないのか。
干支番号構成は、44-46-32と西方と北方のみで、
そろそろ燃え尽き感も感じる今日この頃である。

後天運は、初旬「4歳鉄戌」は、DNA「」のプライドを与えられたが、
これといった条件はなく、何らかの制約は加えられたものの、
ごく普通の子供であったかも知れぬが、
異性は強く意識したはずであろう。
2旬「14歳宝亥」は、DNA「
」の主導DNA半会で、行動力が強化
自己確立する時期で、本人は「
マンガばかり読んでいた」というが、
短大時代に知り合った、
乱読家と22歳で結婚して、
本を今まで以上に読むようになったというが、
結婚は89年(畑巳)の条件なし天冲殺であったことを付け加えておく。
普通の仕事辞め、夫の赴任地であった札幌で時間をもてあまし読書三昧
3旬「24歳海子」は、DNA「
」。年干支「灯未」の干合支害で表向きの変化。
宿命にない水性の害で、身体の変調などはなかったろうか。
95年(草亥)の大半会年に、神奈川県横浜市内に移り
本好きが高じて書店員になったようだ。
でも、
お里は争えずに、担当はコミックだとか。仕方なし。
主婦の客と仲良くなって本を貸し借りもした時代である。
さすが、このあたりは
孤独を克服する」だね。
4旬「34歳雨丑」は、DNA「
」改良改革対冲で、
害も抜けた真水で汚れを洗い流す時期で、
宿命にないものが、とんとん拍子でやってきて、あれよあれよと、
書きためておいた書店物が編集者の目にとまりデビュー
現在の5旬「44歳木寅」は、DNA「
」の群像劇なので、
今回は
登場人物が多い。出来れば、人物案内くらいほしいところだよ。
ターボ運なので目立つことは目立つが、
「木」に埋もれぬにように必死で、なんとか「草」のしぶとさをだす。
また、時間の経過と共に「木」は月干「畑」に干合され「山」になれば
蓄財
どこまでいっても辰巳天冲殺であるな。
この後は6旬「54歳草卯」は、DNA「
」の木性強化。
年支は半会、日干支は大半会で、
月干支「畑酉」の天剋地冲で、
何らかの評価は与えられるだろう。
そして7旬「64歳陽辰」は、DNA「
調」の10年運天冲殺
8旬「74歳灯巳」は、DNA「
」の10年運天冲殺
ここまでまでしのげば、とてつもない贈り物もあるだろうが、
水のない植物にどこまで需要があるか。
どれだけ、
奉仕と感謝を知恵を使って出来るかにより決定されるであろう。

さて、大崎は火性の伝達本能が強い上に
」主導でもあるから、SNSの更新は頻繁に行っている。
もっと
取材に歩けよ(宿命にない水性の活かし方)と思うのだが、
とはいえ、色々なヒントをtwitterで垂れ流してくれているのだから、
それを論じずにいられない。
ともかく、12年(海辰)の守護神年干「灯」が消えて、
宿命にない
忌み神塩水の洗礼はキツかったらしく、
今年は人間関係でつまずいてしまい、
誰を信じればいいのかわからない、信じるのが恐い状態に。
でも先日もらったメールに、信じられる人を信じればいいんですよ。
あなたのまわりにはそういう人がいるでしょとあり、
シンプルな言葉に教え諭されました。
何があっても、自分なりに進むっきゃないですね

2012年12月30日 - 3:16pmだとか、
落ち込むことがあり、食欲がぐんと減り、体重も減ってしまった。
こういうのを不幸中の幸いって言うのかなー。

2012年10月20日 - 2:42pm
ひとさまのおめでたい話題のあとに、じぶんの残念なつぶやき… 
10月はめげることがあって、食が細り、痩せた気でいたけど、
ちがったみたい。体重…。
髪型はワカメちゃんになっちゃったしな。(●`ε´●)

2012年10月25日 - 6:31pm
(↑山田風太郎賞受賞した冲方丁と窪美澄へのお祝いツイートの後に)
といった具合に
大の大人がみっともない
宿命にない水重なりの条件なし天冲殺で、徹底的に試されたのだろうが、
こうして
垂れ流してしまうのが、強くはない」の証明で、
柔軟でも強くなれねば、賞はやってこない。
また、「
鎌倉の八幡宮、昨年は夫婦で凶を引いてしまい、
別口で行った娘も凶。びびって今年は江ノ島神社に行ってしまいました。
そしたら今年も行った息子は小吉、彼女は凶。
息子はそもそも凶の常連で、受験の年に大凶を引いたという話に。
お正月くらい、もうちょっと甘めにしてほしい〜。

2014年1月03日 - 10:08am
これは
天冲殺の最後の最後だが、単なる神頼みしか出来ていない
そもそも、
お願いは毎年同じ所にいかねば意味がないし、
お願いばかりか御礼も必要なのに、それをしている形跡もなし
さらに、人出が多いから良いのではなく、
家の近く、いわゆる氏神様みたいなところにいかねば意味がなく
この家族は、
単に観光地へ出かけただけなのではないか(笑)。

大崎梢通俗的である。
そして、今回の作品は
宿命にない水性年書かれたのだが、
条件なし天冲殺夢の中であり、揺れやブレを感じる
だって、
犯人(?)の動機があまりにも短絡的でガックリするし、
最後の種明かしや、辞めていく書店員の面持ちもやや幼い。
このあたりが、異彩を放つ水性ゼロであろうと大崎の限界
良くある話を文章にするだけでは、
文学の香りなどせず賞に手が届くわけもないだろう
書店員の話では限界があるが、そこは
辰巳天冲殺なので、
自分の知る世界しか物語に出来ない哀しさなのだね。
むろん、他の題材でも努力されているのは認めるところだが、
残念ながら、どれも
前向きな明るさがないことに気づかぬと
解決はしないと厳命しておこう。
なお、この生年月日は元東関脇の力士で、10年(鉄寅)の干合年に
野球賭博に関与したとされ、解雇された力忠成と同一。
男女の差はあるものの、
危険な種は内包しているのである☆
大崎梢67-0928
畑灯灯
未酉未+4
鳳禄禄車禄(車主導)
木性(39)火性(87)土性(87)金性(27)水性(00)/総合240
辰巳天冲殺/天冲殺(64歳陽辰/74歳灯巳)
主導DNA半会(14歳宝亥)/害(24歳海子)
ターボ運(旬をふくむ・24歳〜)/大半会(54歳草卯)
火性過多/土性過多/金性脆弱/水性ゼロ
+4歳鉄戌/14歳宝亥/24歳海子/34歳雨丑/44歳木寅/54歳草卯/64歳陽辰/74歳灯巳〜
02(草)●BE
 
■2014年03月07日(金)灯丑
周防柳八月の青い蝶と哀しくも鮮烈な記憶
周防柳//八月の青い蝶○BE
○13年(雨巳)の第26回小説すばる新人賞が、
守護神対冲日の09月17日(陽戌)に発表され、
周防柳(64-1221/木辰)の「翅と虫ピン」に決定し、
八月青い蝶と改題され、守護神天冲殺月(02月/陽寅)の、
02月10日(海子)のDNA「龍」の半会日に上梓された。

同作は、東京のホテルに勤務する女性が、あと二週間で七十八歳になる父親の、
末期白血病の在宅看病をするため、故郷の広島県に帰省する。
そして、退院してくる父親の居室の準備をするなかで、
仏壇の奥から
翅が少し焼けた古いチョウの標本を発見する。
それは
六十五年前に父親が経験した哀しい記憶の形見であった。
ときは太平洋戦争末期の昭和二十年。
広島の中学一年生だった彼は、陸軍航空偵察隊の軍人として出征中の
父親の二十歳そこそこの年若い愛人(そうならざるをえなかった)に恋をする。
二人は「昆虫好き」
(彼女の
若くして亡くなった父親が東京帝大の蝶の研究者)という
共通項がとりもつ縁で交わりを深め、あの八月六日(45-0806/灯未)、
秘密の場所にチョウの羽化を見にいく約束をする。
しかし、当日彼は学徒動員のために待ち合わせ場所へ行くことができなかった。
そして、
離れ離れの頭上に原子爆弾が落ちる
川に落下してからくも助かった彼には、彼女の安否が分からない
地獄のごとく変わり果てた光景のなか、熱線で溶けた身体を引きずりながら
待ち合わせ場所へ向かい全てを理解する___。
妻も娘も知らなかった知られざる父親の青春の一頁
切ない恋物語なのに、どこか骨太の作品は、
昭和20年(草酉)と現代の八月が交錯しながら展開する鮮烈な記憶だ。

東京都練馬区出身で、早稲田大学第一文学部哲学科を卒業。
現在は
東京都国立市に在住で、ライター・編集者でもある周防は、
」主導で、幼少期に意識した謎を解き明かさねばならぬ性分
故郷や母親の影響を受けやすく、気分転換は得手とはいえない。
才能も」で、ひとつのことをじっくりと掘りさげたり、
旧くからあるものを伝え教えていく役割で、教師にも向く。
「玉+禄」は、
追従するのは得意だが、
逃げるのは苦手ながら、計算された味わい深い表現力が魅力。
「玉+貫」は、先は読めぬも、
過去や伝統に学びながら、
今日明日を、
適切な手法で切り抜ける
「玉+鳳」は、
自己を止揚して客観的な主張が可能である。
自分が
体験したことをふくらませて、
文学という場で再現することも可能だ。
「木+玉+子月」は、
頭は良いが、情に脆い
「辰」年生まれ「木辰」は、
孤独を理解している。
「木辰」のDNA左3「禄」は、結婚には不向きであり、
不族の三業干支は、生きている間でも、どこかバラバラ。
この運型の
最後は一人なのを暗示しているが、
これは現実的には家族がいようと、魂の世界では別個であることなのだ。

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃川辺の樹木
月干に守護神「陽」が輝くが、
夜中に太陽が照るわけもなく
従って、
この世のものとは思えない現象を体験する。
あるいは、
想念の世界で自分のものとする
年干支と日干支が全く同一で
表裏なしだが、
表のことを裏の顔でやったり、その逆もあるばかりか、
常に
両天秤の人生を過ごしやすく
ライターもやれば編集者もやるが、その
バランスが絶妙で、
これからは、作家という立場をどのように、はめこんでいくかである。
不器用かと思えば、誤解されて、こじらせやすい部分もあり。
夜なのに妙に目立つので、不審なことと遭遇する可能性もあるが、
危機意識が薄いというより、
老獪な部分が怖い物知らずにもなっている。
総エネルギー232点中、自身の木性は94点なので、弱い流木ではなく、
立派な筏や木の橋や船、堤防にある並木にも見立てられるし、
月支「子」VS年支+日支「辰」の半会で、
地支水性一気格と見れば、水の都の連絡船にもなり、
夜半であろうと役割はある。
とはいえ、
金性ゼロ(DNA車/牽なし)のため、普通の仕事には向かず
必死に
働きたくないのか、組織に縛られたくないのか、
「木」なのに動き回るには厳しい。
よって、机に向かい文章を構築するのは向く。
しかし、
剪定が一切行われずに、だらしがない面もあり
洒落っ気はないので「翅と虫ピン」は、当初のタイトルだったが、
八月青い蝶化粧をされて、売れるようにもなる。
気を抜くと働かなかったり、
歪な自尊心の持ち主になりやすいが、
金性がないということは、
余分な重しがなくある意味の自然のまま。
加工もされていないので、森ガールの天然性はあり。
月干支の「陽子」は、頭の回転の早い
才人で、誰かにかつがれる
年干支と日干支の「木辰」は、しぶとく
派手さのない目立ちたがり屋
信仰心に厚く、同じような環境の人とばかり交流していると腐るので、
ともかく
情熱を失わぬように、前向きに生きるだけだ。
干支番号構成は、41-13の西方と東方を結ぶ直線のみ。
広い領域ではなく、冬生まれという時代整合性を保持する。

後天運は、初旬「5歳草亥」が、木性強化とはいえ
DNA「
」の特別条件付10年運天冲殺
政治力に妥協和合に屈辱の環境は、何でもありで制御不能。
子供ながらに、悩みはあったのだろう。
しかし、まだ
この時代の練馬区は東京とはいえ、充分な自然が残り
畑もふんだんにあり、悪くない環境だったはず。
2旬「15歳木戌」は、自我が強くなったDNA「
」の
特別条件付10年運天冲殺で、納音付で、
未来も閉ざされ過去も破壊しつくされた時代。
主導する「玉」の「雨」が母親なら、父親は「辰」内「山」であり、
それが、この時期に破壊しつくされた可能性もあり。
社会にでたのも、この10年運であろうから、
明るくない社会人のスタート
3旬「25歳雨巳」は、勝手知ったる
主導DNA」の自己確立
母親の立場も理解し、ひとつの流れに入る。
4旬「35歳海申」は、月支「申」と年支と日支「辰」の三合会局で、
DNA「
」の改良改革で、新たな生き方を模索した。
現在の5旬「45歳宝未」は、DNA「
」の宿命にない金性で名誉
その中の主導DNA「玉」年での受賞は、
遅かりし感もあるが真っ当
役割意識も濃厚になるが、守護神月干支「陽子」の干合支害は不安もあり。
この時期に書いておかねば後悔すると励んだのだ。
この後は6旬「55歳鉄午」は、同じく
宿命にない金性で、
立場の変化とDNA「
」の多忙。若年期に燃焼しきっていないはずだから、
ここでバランスをとるように猛烈に働く。働かずに趣味に浸っていれば、
常に厳しいほどの危険な目に遇うのだから、働くであろう。
7旬「65歳畑巳」は、DNA「
」の堅実。
8旬「75歳山辰」は、DNA「
」の感謝に奉仕で、
世のため人のために尽くしきる。

舞台は広島で、そして八月となれば、登場人物の設定からも、
おおむねの結末は裏切られることはないのだが、
美しいチョウがモチーフとなっているだけに、
原爆投下後の悲惨な描写は、あえて描かずに省いても良かったのではないか。
映像化されても充分鑑賞に耐えられる作品なので、
残忍になる必要などない。
それこそ
広島のあの日が、加速度的に風化していかねない平成の世で、
この切り口は、
清新で好感が持てるだけに、不満だ。
また、
大竹市ではなくO市所沢市ではなくT市とぼかしたのは、
「玉+禄」の
妙な計算で、理解しがたい。
そして、
受賞時主人公苗字が「宍戸」だったのに、
出版化された時には「
熊谷」と変わっていた。
色々と事情もあるに違いないのが「」だ。

さて、周防は語る。「この小説は陸軍の軍人の子として広島に生まれ、
中学生のときに被爆した私の父親をモデルとした作品です。
しかしながら、ここに書かれてあることの九割はフィクションです。
なぜならば、父は自分の過去についてなにも語らず、
私のほうも父の痛みに触れる遠慮からなにも聞けずに終わったからです。

なるほど「玉」主導としては、至極当然なことだし、
「雨」の母親に比して、「山」の父親が黙して語らずなのであろう。
また「
父の被爆体験は、小説家を志す私にとっては、
いつか書いてみたいテーマの一つでした。
ゆえに、父が白血病でついに去ったとき、
これですべてわからずじまいになった、と後悔に唇をかみました。
しかし、逆説のようですが、だからこそどうしても
書かねばならぬと奮い立ったのです
」も、「」の「」らしいとらわれ方
人はおそらく、いちばんだいじなことは言わないのでしょう。
そして、そのわからないことの中にわけいっていくのが
小説なのではないでしょうか
」はともかく、
それが周防の原動力になっているのだから、
異論なし
がんばれのう、期待しとるけのう』というのが、
父からもらった最後のことばでした。
いまこの私を、父は天国でどう見てくれているでしょうか

については、人それぞれの思いがあるだろう、
肉体は滅びても魂は死なず。それが、全てだ☆
周防柳64-1221
陽木陽
辰子辰-5
貫鳳禄玉禄(玉主導)
木性(94)火性(23)土性(46)金性(00)水性(69)/総合232
寅卯天冲殺/天冲殺(5歳草亥/15歳木戌/85歳灯卯/95歳陽寅)
納音(15歳木戌)/主導DNA支合(25歳雨酉)/三合会局(35歳海申)
害(85歳灯卯)/地支半会水性一気格/年干支VS日干支律音
木性過多/火性脆弱/金性ゼロ/水性過多
-5歳草亥/15歳木戌/25歳雨酉/35歳海申/45歳宝未/55歳鉄午/65歳畑巳/75歳山辰〜
01(木)BE●
 
■2014年03月12日(水)海午
奥田亜希子左目に映る星のこじらせ自慢
奥田亜希子//左目に映る星○BE
○13年(雨巳)の第37回すばる文学賞が、09月05日(木戌)にあり、
奥田亜希子(83-1013/木戌)の「アナザープラネット」が選出され、
明けて14年(木午)の、02月10日(海子)のDNA「龍」日に、
目に映る星と改題され上梓された。

同書は、飲み会で出会った男とホテルに行くことも少なくない
二十六歳のOLが主人公
で、
この世界の
誰とも真剣に付き合えないと孤独を感じている。
彼女は
左目に近視と乱視があり、左目のみで見たときの世界の脆さや、
それを
人と共有できない寂しさを分かってくれていたのは、
社交的で勉強も出来て人気者ながら、
同じような目を持つ
小学校の男子同級生だけだった。
ひっそりと、色々なことを
図書室で語り合っただけの想い出だったが、
偶然
大人になって出会った彼は、コンタクトを着眼して、
かつての魅力もなく、そんなものかと思っていた矢先に、
ある飲み会で、
片目が近視と乱視の同僚がいるという話を聞きつけ
彼女は、その男の連絡先を教えてもらい一度会いたいとメールする。
その男は、
声優出身のアイドルの熱心な追っかけで、
そんな彼に会い、話を聞くために、彼女は地方のイベント会場まで同行するが、
(彼の)
おたく仲間には警告を受けるし、
女性と交際経験のない相手とは一向に話がはずまない
しかし、アイドルが
熟年俳優と不倫していたことが発覚したり、
過去の交際相手の同僚ホテルに行って素っ気ない態度をしたことを、
その
交際相手にわざわざ恫喝されたことで、
(
おたくの彼)緊急救助依頼したことから、
片目を閉じる癖、お互いが抱える虚像を飛び超えて
急速に距離が縮まるとかいう、発想としては、何ら独創性もない
つくりこんだ感がありありとした作品であるが、
同時受賞した男性の作品は、難解なだけで論評にも値しないので、
単に応募作品のレベルが高くなかったのかも知れぬが
才気はあり。

愛知県出身。愛知大学文学部哲学科を卒業し、
どういう風の吹き回しか、現在は
千葉県我孫子市在住の奥田は、
」主導で、特別意識が思いっきり高く
組織に入れば相応の役割を発揮し、出世も容易く出来てしまう
作家として認められれば満足
「牽+貫」は、
打算的。かつな生き方は主人公にも通じる
「牽+牽」は、何のプラスにもならない
無意味な行動に走る恐れ。
「牽+玉」は、
アイデアはあっても実行力なし
旧くさいなかにも、何らかの新たな風を吹きこむ
努力をするが
用心深すぎる傾向
「牽+龍」は、
小細工は相応にするが、大向こうをうならせる器に非ず
「木+牽+戌月」は、
意識は子供で大人になりきれず
生地生家に留まる場合は、養子をとるような宿命で、
「亥」年生まれ「木戌」は、
内外シーソー
私的面を優先させると、社会的には中途半端になる。
受賞したのだから、とりあえずは封印したと判断する。

宿命の特長は、晩秋午後八時頃の海辺の豪雨にうたれる樹木
総エネルギー238点中自身の
木性は42点なのに、水性は90点もあるばかりか、
陰陽の水性が天干に混濁しているため迷い多く
(水性は)母親成分にもなるので、
母親ばかりか年上女性の悪影響も避けられず
無駄な知識を入れすぎるきらい。
選考委員の
香織(64-0321/畑巳)とは日干干合の仲だが、
奥田の日干支「木戌」は、江國の年干支「木辰」を納音し、
江國の日干支「畑巳」は、奥田の年干支「雨亥」を天剋地冲して、
互いの脚を引っ張り合うようなものなのに、
江國に「
小説の冒頭で、肌のきれいな男の人と寝るシーンがありますね。
そこで、その男の人の肌の形容を
『インクジェット紙の年賀状を思い出す』という。
この比喩はとても私には書けない(笑)。
でもその表現でどんな肌か想像できてしまう。
ああ、そういう人っているなって。
しかもその彼は小説の中でメインではないのに、
一切手を抜かずに丁寧に心を砕いて書いているところが印象的でした
」と
誉められて喜んでいるのは、そうなのか
「雨」から表出している
伝統的な思考ならば容認できても、
落ち着きがなく放浪したり、
庶民性なり時代の最先端を行くような生き方は危険
もとより「木戌」は、
私的面に不安を抱えやすい申酉天冲殺のなかでも、
特に
異性を不幸のどん底におとしやすい、究極のさげ●●
さらに、これに
内外シーソーが加わるのだから、
男を意識しているようでは、
進歩も何もないことを知るべきだ。
そこまで現実的な人ではないので、体験から表現するより、
周囲への取材による情報収集という可能性もあるが、
本人の体験で描いているようでは
そこらじゅうに不運をまき散らしていたことになる
江國は「
人は誰でも変で面白い」と言わせているが、
それは大きな間違いで、変ではない人もいるし、
とてつもない変な人がいるということを知るべきだ
その意味で奥田は、「戌」×2を所有しているため、
さげ●●の因子を倍も内蔵しているのだから、
変を通り越しこして近づいてはいけない存在である。
年干支の「雨亥」は、
耐久力はあるが小心者
月干支の「海戌」は、
旧い家系に生まれながらも、
新しい生き方を模索する挑戦者。
そして日干支の「木戌」は、
人を育てる教育者に向くが
結婚した相手を発展させず滅ぼすばかりの人
干支番号構成は、60-59-11と北方と東方領域だが、
狭い守備範囲で、同書には「自分が好きなゲームやアニメの要素を入れた
らしいが、
その程度なのか・・・。

後天運は、初旬「9歳雨亥」は年干支律音のため成功運型
DNA「
」の強化は、おぼろげながら書くことを意識している。
とはいえ、小学校の工作の時間にお手製の絵本を作ったり、
中学校のときに小説を書いてみたり程度のことである。
2旬「19歳木子」は、DNA「
」の変則方三位で、
月支と日支の「戌」に年支の「亥」の先の「子」が見え
守備本能強化
大学卒業後は
フリーペーパーの制作会社に就職。
営業して広告をとり自分で記事を書いた。反響があると嬉しかったが、
やはり「
広告は他の誰かが伝えたいメッセージであって、
自分が書きたいことを書いて誰かの心が動いたわけではない
」と
痛感したそうであるが、それも持続出来ずに、
恐ろしい「木戌」なのに
07年(灯亥)の守護神年で、忌み神月干「海」を弱体化させられたのか、
結婚までして、パートをしながら創作活動をし、
11年(宝卯)には
出産まで経験している。
現在の3旬「29歳草丑」は、DNA「
」の人付き合い。
妥協屈辱のキーワードは、受賞狙いで本当に書きたかったことではない。
この後の4旬「39歳陽寅」は、DNA「
」の守護神半会で、
私生活を大幅に犠牲にすることでもあれば、完成の領域に入り、
相応な評価も得られようが、
自信過剰遊興
5旬「49歳灯卯」は、DNA「
調」の守護神支合で、進み行く方向性の変化。
子供や目下が犠牲になることにより、同様に限定された分野で評価あり。
6旬「59歳山辰」は、DNA「
」の天剋地冲で、奉仕の念がないと破滅
7旬「69歳畑巳」は、DNA「
」の地味
日干「木」が干合で「山」になり、
これが年干「雨」と二次干合すれば、年干は「灯」となり、
さらに、この干合年干「灯」が月干「海」と三次干合すれば、
年干は「草」月干は「木」になるので、元からある日干「木」をふくめ、
木性の天干一気が完成するが、これは本人の次元が上がることで、
周囲と協調して何かを行うことであり、
主役を張るより
皆と共に何かの運動をするようなものか。
8旬「79歳鉄午」は、DNA「
」。老いて多忙目障りになり消されるか。
9旬「89歳宝未」以降も活動を持続できれば、
主導DNA「
」でようやくの自己確立を迎える。

今後は「部屋を整理しているときなどに目に留まって、
そういえばこんな本持っていたな、もう随分読んでいないし手放そうかな、
と悩まれても、やっぱりもう一回読むかもと棚に戻してもらえる、
そういう小説を書きたいです。ひっそりと、けれどもいつまでもしつこく
誰かの本棚に居座ることが私の目標です
」だそうだが、
本心は権威となるのであろう。
しかし、主導DNA「
」の天冲殺害月(13年09月は宝酉)に受賞したのは、
他に的確な受賞候補がいなかったので、ついつい「木戌」の
悪夢に
選考委員が手をだしてしまった成果であろう(笑)。
そして「
木戌ばかりか内外シーソーが受賞したということは、
夫や子供がとてつもない犠牲になったということに他ならない。
ちなみに、
夫は「木」の干合成分の「畑」だが存在せずに、
陰陽の「山」が「戌」内にあり、
自分より格下
すなわち
奥田が大物になればなるほど夫の運は下降するばかり。
子供は火性の「灯」で守護神なるも同様に「戌」内に夫とともにあるが、
同様に尽くしたところで、自分を乗りこえていく存在にはならず
そういう構図がこの人に見えている。

ところで「変わった恋愛小説だ」という選評が
目に映る星に贈られた言葉だが、
通俗的な合コンOLと、アニメ歌手の追っかけの出会い恋愛なんて、
いかにも誰かが考えそうな発想だし、そもそもリアリティがないうえに、
感動するような小説的な山場すらなし
江國はもちろんのこと、
登場する人物がみなどこか変わっているが、
現実味があって、チャーミングで体温がある

なんて選評をした田光(67-0308/宝未)は、
昨年(13年/雨巳)は
守護神年とはいえDNA「」年で、
気が抜けてしまったのではないか。
透明度0%のこじらせ女子と純度100%のアイドルオタクの恋の行方
なんて、
そのフレーズを聞いただけで、
読まずにわかるような展開
であり、作りすぎ。
これは
、オタクの人に失礼ではないかとまで思ってしまう。
それだけ、地味な作品で
、そこまで感動はしないので
奥田は「木戌」の
本当の挫折を未だ味わっていないから
呑気なことを書いていられる
のであろうな。
その意味では、
いつか化ける伸びしろは残しているが、
運命的には微妙さを残し、後味はなんともいえない☆
奥田亜希子83-1013
海雨灯
戌戌亥+9
玉龍牽牽貫(牽主導)
木性(42)火性(30)土性(22)金性(54)水性(90)/総合238
申酉日座冲殺/初旬条件あり(年干支と律音)
変則方三位(19歳木子)/天剋地冲(59歳山辰)
干合木性天干一気(69歳畑巳)/主導DNA(89歳宝未)/内外シーソー
木性過多/土性脆弱/金性過多/水性過多
+9歳雨亥/19歳木子/29歳草丑/39歳陽寅/49歳灯卯/59歳山辰/69歳畑巳/79歳鉄午〜
01(木)BE●
 
■2014年03月16日(日)陽戌
中澤日菜子お父さんと伊藤さんの野蛮性
中澤日菜子//お父さんと伊藤さん○BE
13年(雨巳)の07月22日(畑丑)のDNA「」の半会日に、
第8回(2013度)
小説現代長編新人賞に選ばれた
中澤日菜子(69-0311/草酉)の「柿の木、枇杷も木」が、
お父さんと藤さんと改題され、
01月06日(灯丑)のDNA「
」の半会日に上梓された。

DNA「」の条件なし天冲殺の今年(14年/木午)になって、
日本図書館協会選定図書に選ばれた同作の主人公は、
小田急線と思われる東京は
新宿から発着する私鉄の
駅前
にある書店のアルバイト店員の女性34歳で、
以前コンビニで働いていた時に知り合った
54歳の小学校給食調理補助員と同棲して一年少々。
そこへ
74歳の父親がころがりこんできた(母親はすでに他界)。
兄夫婦と同居していたが、孫の中学校受験で兄嫁と確執があり、
(兄嫁が)ノイローゼになってしまったので、
居場所をなくしたので、そうするしかなかったのだ。
小学校教諭をしていた父親は、世間の評判とは裏腹に、家庭では傍若無人
常に
憎まれ口を叩き、人をイライラさせる。
すべてに細かく、
人に厳しいため気疲れする。
ある日、父親は生まれ育った
山奥の長野の家を目指すが、
廃屋化した家は
落雷の影響焼失する。
柿なぞ買って食べるものではない」という名セリフをはいた想い出と共に。
しかし、飄々と対応する
同居人男性が味な対応をし事なきを得て、
やがて、
自力で介護付ホームに入居する決意をするという話。
家族の記憶やイベントもタイミングよく盛り込みそれなりの出来映えだが、
親孝行すら出来ぬ自己中心的な生き方を巧みに隠したり
兄嫁の精神疾患も、老人が原因とすりかえたのはどんなものか。
同居は自ら言いだして、可笑しくなるなんて後天運の問題もあろうが、
結婚そのものに原因があるとしかいいようがない
そして、本人にとっては日常的なのだろうが、
清潔感を感じさせぬ文体には、未来をあまり感じないし、
東京が舞台なのに、とりあえず感が漂い、情景がまるで浮かばない、
彩りのなさも薄汚れ感に拍車をかけている

今年の02月に降った大雪に関して、
先日降った雪は45年ぶりの大雪だそうです。
その、45年前の大雪の日に私は生まれたのです。
大雪とか大地震とか、そういうのに縁がある日なのかなあ
」と言い、
東京都町田市出身で、東京都調布市在住。
慶應大学文学部を卒業の、日本劇作家協会会員、
不等辺さんかく劇団」を旗揚げ、
以降現在まで同劇団の作・演出を務める中澤は、
DNA「
」主導で、鋭敏ではないが頑固一徹
「貫+車」は、正直で
短気
才能も「」で、行動力・実践力。男勝りの元気さ
「貫+禄」は、
腹を据えた自我で、挫折しらず
「貫+鳳」は、表面は
温厚趣味人風情だが、中身は頑固で、付き合いづらい
「草+貫+卯月」は、
苦難の人生を歩むことで説得力がでてくるが、
存外用心深いところもあり。
「酉」年生まれ「草酉」は
自分が可愛い人

宿命の特長は、仲春午前六時頃の街の花壇にある花の蕾
造花ではないが、どこか人工的な感はぬぐえず
通り過ぎる人が遠くから眺めるには問題はないが、
近づいても、麗しい香りなどがあるわけでもない
年支と日支(共に酉)の同一は、
表裏なしも、
裏を返せば表のことも裏のことも一緒くたになり、
同棲相手と実の父親が同居するという発想もそのまま。
アルバイトをしながら劇団の活動をし、さらに二人の娘を育てながら、
作家活動をすることに
違和感がないのは、日干「草」が月干「灯」を生じ、
その月干「灯」が年干「畑」を生じるためだが、
午未天冲殺に子育ては辛いだろうから、自立させているはず
また、目上運命の午未天冲殺なのに、
水性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人は、
母親縁がないので、同作でも早く亡くならせているし、
父親にもどこか嫌悪感を感じているのは、
本人の体験というか、
感覚が濃厚に反映されているように感じる。
野人ばかりか、その素が水なので、
清潔感なく埃をかぶった状態で、
文体の美しさに期待するものではなく
人によっては
嫌悪感を受ける可能性もあることは付け加えたい。
総エネルギー116点という身弱が、あれもこれもやっているのは感心せず、
生き急ぎすぎれば、危ういイメージだ。
年干支の「畑酉」は、
自力運の開拓者で整然とした雰囲気も、
組織を発展させなかったり、
屋台骨を倒す白蟻的役割。
月干支の「灯卯」は、普段は燻るも
その気になれば一気に暴発
そして、日干支の「草酉」は、
完成された盆栽やサボテン並みで棘あり
批判精神旺盛であり、
究極の変わった恋愛や結婚を好む傾向。
干支番号構成は、46-04-22で北方東方南方と領域は広いが、
疲れてしまわないか、心配だ。

後天運は、初旬「8歳山辰」は、DNA「」の支合。
これといった特別条件はないが、
ありえない家族地味さも体感
高校生の頃から書いてきたそうで、ひとつひとつ階段を昇ってきた様相。
2旬「18歳畑巳」は、年干支「畑酉」の大半会を伴う
DNA「
」の半会で、世界が大きく拡がり
自我を発揮した好機で、劇団も旗揚げ。
3旬「28歳鉄午」は、宿命にないDNA「
」の名誉10年運天冲殺で、
認知度が格段にあがり、この最後で「第三回
仙台劇のまち戯曲賞」大賞を受賞。
名誉でも、そこまで大きくならなかったのは、
宿命にないばかりか、男性に使用したからではないか。
現在の4旬「38歳宝未」は、DNA「
」で才能開花
一昨年の12年(海辰)の宿命にない水性の支合年には、
「第四回
泉鏡花記念金沢戯曲大賞」で、「春昼遊戯」が優秀賞を受賞し、
そして、DNA「
」の改良改革年だった、
同じく
宿命にない水性の半会年だった
昨年の13年(雨巳)には、この
小説現代長編新人賞受賞である。
ただし、応募締切は01月末だったので、
テーマは「
」で書いたということだろう。
この後は、5旬「48歳海申」が、宿命にないDNA「
」。
伝統や過去など旧いものに縁がさらに濃厚になるが、
初旬条件のない10年運天冲殺を抜けてしまっており、
準守護神扱いの「灯」が干合で「草」化し、方向性の変化より、
意固地さ満開となるが、塩水はそこまで歓迎できぬので、失速の恐れあり。
6旬「58歳雨酉」は、宿命にないDNA「
」の改良改革で旅立ち。
自身が二つ所有する「酉」なので、相応に似合わぬ実験的試み。
7旬「68歳木戌」は、DNA「石」の
妥協と屈辱の、
特別条件付10年運天冲殺で、苦難で目立ち、
8旬「78歳草亥」は、DNA「
」のもちこたえれば意固地で、
主導DNA付の特別条件付10年運天冲殺だが、余力は残っているのか心配。

さて、10年運天冲殺ばかりか野人が宿命にない水性の恩恵で、
世に認められた格好だがら、よほどの覚悟と感謝がないと失速は確実
そして、
野人だからこそ、スナネズミを飼っているようだが、
生き物の存在は、気がブレる可能性大。
可笑しいのは野人だからだし、親とも上手につきあえず、
男任せなのは、
実生活に重なっているに違いない。
蕾といったが、花は与えられた環境でいかようにも変化する。
この生年月日は、元
フジテレビアナウンサーで、
現在は
パリ暮らす中村里子同一。どちらが幸せかは別である☆
中澤日菜子69-0311
灯畑雨
酉卯酉※+8
禄鳳車貫車(貫主導)
木性(26)火性(22)土性(22)金性(46)水性(00)/総合116
午未天冲殺/天冲殺(28歳鉄午/38歳宝未/68歳木戌/78歳草亥)
害(68歳木戌)/主導DNA(78歳草亥)/年干支VS日干支天剋地冲
木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/水性ゼロ(野人)
+8歳山辰/18歳畑巳/28歳鉄午/38歳宝未/48歳海申/58歳雨酉/68歳木戌/78歳草亥〜
02(草)●BE
 
■2014年03月19日(水)畑丑
横関大沈黙のエールが描く血族は悲喜交々
横関大//沈黙のエール○BE
○木性身強らしい強靱さで、8年連続で江戸川乱歩賞に応募し、
10年(鉄寅)のDNA「牽」の干合年に予定通り、
「再会」(応募時のタイトルは再会のタイムカプセル)で、
見事、第56回
江戸川乱歩賞を受賞し作家デビューした
横関大(75-0218/草未)が、渾身の力をこめてつづった
記念すべき五作目の単行本
沈黙エールが、
昨年(13年/雨巳)のDNA「龍」の改良改革年の
09月26日(草未)の律音日に上梓された。

同作は、フランス留学を控えた主人公の女性が働く
恵比寿の一軒家を改造した人気洋菓子店に、
親戚の子供だという生意気な少年が
タクシーで乗りつけてきたところから始まる。
少年を連れて、実家近く(文京区湯島)の焼き鳥屋で食事をしていると、
消防車のサイレンが聞こえてくる。
火事だ!」 燃えているのは、実家の洋菓子店だった。
急いでかけつけると、店は燃え落ち、父の居所がわからない。
そのとき、彼女の携帯電話が震えた。番号は父親のものだ。
しかし電話に出たのは、刑事。
父は、近くの神社の境内で殺害されていたという。意識を失い倒れる主人公。
翌朝、回復して焼失してしまった店の様子を見に行くと、
長年行方不明だった兄が帰宅していた。
怒涛の冒頭から一気に展開する謎、謎、謎、謎、
謎の連続
ばらばらになった家族の想いが一つになるとき、衝撃の真相が明らかになる。
この事件の真相を知るには、きみの家族の秘密を解かなければいけない。
それでもいいかい?

刑事と、兄のかつての同級生で交番勤務の切れ者巡査が辿り着いた秘密は、
思いも寄らぬものだった。
少年の正体は_____。兄の真意は_____。
早くに亡くなった母親に、十年前に没した姉の死因もからみ、
これに、偶然を装って近づいてきた老舗百貨店の次期社長の思惑もあり、
手に汗握る展開に、読者を
飽きさせない独創性には脱帽する。
主人公は、
果たしてフランス留学を果たせたのだろうか
昔ながらのシュークリームも食べたくなる会心作だろう。
そして、ラストシーンは「そうきたか〜」とうなった。
家族とは、言葉にしなくてもわかりあえる何かを持っている
それが表題
沈黙エールになるのだろうが、結果は明るくていいぞ。

静岡県富士宮市出身。武蔵大学人文学部を卒業。
二十代後半で、故郷の
富士宮市役所にユータン勤務した公務員の兼業作家で、
堂々と顔だしをしている横関は、DNA「調」主導ながら、
陽光から表出されているため、
暖かみがあり嫌味なクセを感じない独創性。
主人公は女性で、
仕事が出来るパティシエなんて、いかにもだ。
「調+貫」は、集団に属しているのに、集団行動はせず。
恩恵は受けもしなければ、
集団に盲目的に尽くすこともせず
「調+禄」は、
発想は柔軟でユニーク。
「調+司」は、
負けず嫌い
「草+調+寅月」は、目的を見つけて一生懸命努力し、
自己を犠牲にしても、大切なことを優先する。
「卯」年生まれ「草未」は、努力しないと視野が狭くなり、
異性を理解するのは、どちらかというと苦手。
だから、女性にはシャイになるか、粗暴に描くかのどちらかで、
女性も元気よく男性的である。

宿命の特長は、初春午前四時頃の山間の草木の種子で、
これから発芽して、山肌を覆うほどの多量だが、
水性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人のため、
成長するには時間がかかるもので、状態としては、
無限大の可能性を秘めてはいるが、準備をしているもの。
創造力は皆無ながら、はまった時の破壊力は目を見張る
乱歩賞史上最多落選者の受賞については、
ミステリーの公募賞でもっともメジャーな賞だと思い、
ものは試しで送ったら、二次選考まで通過しました。
気をよくして、それからずっと書いていました。
応募するために毎年いろいろなことを考えて、毎回違うモチーフを使い、
手を変え、品を変えして書いていました。
七度落選して、落ちた作品は何かしら欠陥があったのだろうと、
リライトして出版することはせず、デビュー後も、
いちから新しいものを書いて発表しています。
その都度考えて新しいものを書くことが、
僕のレベルアップにつながると思って
」は、さすがに水性ゼロとしては、
大変
立派な心がけだと思うし、出来た人だ。
また
金性ゼロ(DNA車/牽なし)は、組織に縛られるのを好まぬ自由人で、
配偶者成分も皆無のため、妻帯しているかも不明。
異性理解不能で柔軟だからといって、同性好きではなく、硬派の強靱さも売り
とはいえ、年干支「草卯」VS日干支「草未」の大半会は、
両天秤も極まり、同時に公務員と作家を兼業しても問題すら起こらない。
山頂のこちら側と向こう側に、違和感がなく、
行き来するのに、不自由することもないのだろう。
ないものがあるにもかかわらず、
総エネルギー248点中自身の木性は144点と
身強
距離感はあるが、
家族や職場に友人知人と
理解しあえるコミュニティを形成
している。
本業では恐らく、伴星の示すDNA「牽」の裏方に徹する
年干支の「草卯」は、本質は生真面目。努力しないと鈍くなるばかり。
月干支の「山寅」は、恥をかいてまで落ちぶれたくない
美意識の持ち主で、大物の風格。
そして日干支の「草未」は、堅実・着実で周囲に振りまわされぬが、
未来へ向かって黙々と努力し、我慢強く真面目な人は、敵がおらず好かれる。
成功するか失敗するかの両極端だが、
派手さのない人生も淡々と堪能できるようにもなる。
干支番号構成は、52-15-32と北方南方西方を
カバーして守備範囲は狭くない。
舞台が常に東京であるのは、誰しも受け入れやすいからだそうだ。

後天運は、初旬「5歳灯丑」が月支「寅」と年支「卯」のからむ
DNA「
」の変則方三位ながら、「」内に宿命にない金性も水性も得て
稼働する準備はできたもよう。むろん、水さえあれば発芽促進の
「灯」は、ありがたい存在で、近づけば危険だが、
ハウス内の照明やランタンなら心配ない。
2旬「15歳陽子」も、「子」内水性を得た陽光なので、救いがなきにしもあらず。
ただし、ここで東京に出てきて気に入っても、月支「未」は害だったので、
住む街だとは、思わなかったに違いない。これはDNA「
調」。
3旬「25歳草亥」は、
特別条件付10年運天冲殺で、
年干支「草卯」と日干支「草未」の
大半会三合会局で、
作家には挑戦したいが、辰巳天冲殺らしく、
故郷で職を得ながら、毎年テーマや仕掛を変えて応募した。
それが報いたのは、前旬の積み重ねがありながらの、
4旬「35歳木戌」の同じくDNA「
」の上手に立ち回った
特別条件付10年運天冲殺で、木性強化の年支の支合に、月支の半会で、
そこに宿命にありえないDNA「牽」の10年(鉄寅)で、見事に受賞もしたし、
念願のデビューにもこぎ着けた。
今後は5旬「45歳雨酉」は10年運天冲殺が抜けても、
宿命にない水性と地支「酉」内金性で、方向性の変化が出来たら
月干干合で華やかなNA「
」の改良改革になる。
6旬「55歳海申」は、同じく宿命にない水性と地支「申」内金性で、
今度はDNA「
」で王道と判断したい。
しかし、やれてそこまで。定年になったら両天秤も難しいし、
宿命にない金性の7旬「65歳宝未」や8旬「75歳鉄午」は、
単にウルサイ年長者という感じかもしれない。

横関は「僕はデビュー以来、人と人とのつながりを
テーマにして書いてきました。
今回は、家族のミステリーを真正面から書いてみたかった。
家族は人と人とのつながりの中で一番コアな部分で、
どの人にとっても、最終的に頼る存在だと思います。
家族の絆が希薄になったと言われている中で、
家族のことを再認識したり、実感してもらえたらいいなと。
この家の秘密ほどではなくても、
どの家族にも何かしらの秘密があるのではないかと思います
」は、まさに正論

最後になるが、横関の物語は十年という区切りがいい
十年一昔だし、十年運も巡るわけだ。
そこを考慮しながら、誰かは日座冲殺なんだろうなと
想像したりと楽しい。繰り返すが、
ラストシーンは、
洒落てはいないが、希望があって納得
出来るし、
冒頭のシーンの意味を再確認できて、安心もした。
また、タイトルに秘したものが、どんな
脇役にもしっかり描きこまれていて、
ビジュアルイメージが湧く姉妹は一人二役で充分だろう(笑)。
なお、この生年月日は、
ミュージシャンの
村一Wコロンねづっちと同一。
野人の横関としては、条件なしとはいえ、60年に2年だけある
水性天冲殺(12年/海辰・13年/雨巳)で意欲作をだせたし、
女性の気持ちにも、挑戦するような作品が描けたのは、
成長以外何ものでもなし。
あとは、専業作家に色気をださないで、淡々とやっていけば、
この先も、相応の作品は提供してくれるに違いなし☆
横関大○75-0218
山草雨
未寅卯※-5
貫司禄調貫(調主導)
木性(144)火性(40)土性(64)金性(00)水性(00)/総合248
辰巳天冲殺/天冲殺(25歳草亥/35歳木戌)
変則方三位(5歳灯丑)/主導DNA害(15歳陽子)
大半会三合会局(25歳草亥)/干合支合(75歳鉄午)/地支半会木性一気格的
木性過多/土性過多/金性ゼロ(配偶者成分皆無)/水性ゼロ(野人)
-5歳灯丑/15歳陽子/25歳草亥/35歳木戌/45歳雨酉/55歳海申/65歳宝未/75歳鉄午〜
02(草)●BE
 
■2014年03月23日(日)雨巳
安達元一ハイエナたちの25時のお約束の結末
安達元一//ハイエナたちの25時○BE
○88年(山辰)より放送作家として活動開始。
「踊る!さんま御殿!!」「奇跡体験!アンビリバボー」
「SMAP×SMAP」「とんねるずのみなさんのおかげでした」
「たけしのコマネチ大学数学科」「ドラえもん」などの
ヒット番組を数多く構成する
放送作家にして、会社経営者
04年(木申)の干合年には、
ギャラクシー賞大賞を受賞するなど、
本業以外にも小説やビジネス書も多く著述している、
真偽はともかく「
視聴率200%男」を自認する
安達元一(65-0823/畑酉)のハイエナたちの25が、
昨年(13年/雨巳)の12月20日(鉄申)の主導DNA「調」日に上梓された。

同書は、某テレビ局の夏休みの特別生放送番組「25時間テレビ」の
作り込まれた感動の舞台裏を時系列的に追っていく物語で、
今年の目玉は
余命6ヶ月と告げられた
少女を救うためのお涙頂戴募金企画
だったが、
生放送に出演するはずだった彼女が忽然とテレビ局内で消えてしまう
犯人は誰なのか。そして、どこに彼女はいるのか
前代未聞の出来事に右往左往するスタッフ。
皆の不安や心配を抱えたまま進んでいく番組。
異変に気付いた視聴者からのクレーム、
他社の報道でどんどん追い込まれていく。
最悪の結末が頭を過ぎり始めた頃、犯人に繋がる手がかりが見つかる。
手がかりを元にたどっていくと意外な人物が浮かび上がってきた
少女は無事に見つかるのだろうか。番組は成立するのだろうか。
責任問題内外から指摘されながらも、意に反して視聴率は異様にあがり
犯人を追いつめていくのだが、そこには
意外な共犯者の存在があった。
さすがの映像感覚は特筆物で、
まるでテレビを見ているような
流れる文体
は飽きさせないし、モデルになる実在人物もいるに違いないが、
業界の裏話と読んでしまうだけではもったいないうえに、
しっかりと問題提議もされている、
手に汗握る秀逸作は、
命の重さも考えながらも、エンタテインメントを追求し、
数々の伝説的な番組を生んだ放送作家らしい
新感覚の上質なノンストップミステリーと言えよう。

群馬県渋川市出身で、89年(畑巳)の大半会年に
早稲田大学社会科学部卒業し、現在は東洋大学大学院工学研究科
情報システム専攻博士課程在学中という安達は、
DNA「
調」主導で、制約を感じながらも独創的発想で、
数々のヒットを産みだす。
「調+玉」は、若年にて老成して大人びた感覚で、
得意分野の知識は豊富だが、いわゆる
博学の世間知らずで、
ごく
一般的で普通の生活はなじまない
才能は主導する「調」で、女性の好きそうな感性を所有し、
鋭角的攻撃的芸術的に「玉」を付加した伝統的王道的なものを掘りさげる技
「調+鳳」は、私生活は
だらしなく、なあなあの曖昧模糊。
「調+車」は、反骨精神あるも、落ち着きはなく、
常に動き回る
「調+牽」は、内面の気品はあるのだが
表向きは粗野
数字をとるためなら、
予算を無視してでも、勝負に行く
「畑+調+申月」は、質の良い
遊び人
「巳」年生まれ「畑酉」は、
受け身の人生。周囲に人が集まって、
あれこれ世話を焼いてくれたり、
人材も枯渇することなし

宿命の特長は、初秋午後四時頃であり街そのもの
「畑」と見れば、年干の「草」に、月干の「木」と
作物にはことかかず
街だとすれば、
多くの人材も集まり異性にも事欠かない
だからだろう。仕事も忙しかったが結婚に至るまでに、
贅沢な悩みもあったか、子供は小学生と幼稚園児の男児の模様。
朝は七時に小学校に送り九時には幼稚園に送りって、
配偶者はどうなっているのか疑問と言えば疑問
天干に「木」「草」と出ているわりには、
総エネルギー204点中木性は19点しかないから、
守護神であっても、
実際はそこまで力量がないのかもしれない。
また、その
木性には根っこがないばかりか、
月支「申」と日支「酉」が真性金性のところに、
年支の「巳」は、月支「申」と刑と支合で、日支「酉」とは半会で、
地支は金性の一気格となるため、遊びを仕事に結びつける
子供達も何らかの利用対象かと思ったら、万歩計使用健康志向らしい(笑)。
木性はそこまで強くないため、
常に新たなテーマに挑戦し、
モチベーションをあげる必要があるし、推奨できぬとはいえ、
大学へ行ってそれも何かの糧にしようとし、
ともかく、頼みの名誉やプライドの木性が倒れぬように、
努力は怠らない
年干支「草巳」は、恋愛の達人にして、
生真面目完璧主義者
月干支「木申」は、
休息のない大それた夢の実現に努力する。
そして日干支の「畑酉」は
開拓者で、時代の先端を行き、
どちらかと言うと、表向き的な部分にとらわれがち。
組織や屋台骨を長い時間をかけてひっくりかえす
山師みたいで、白蟻的な恐ろしさのある人
干支番号構成は、42-21-26西方とで南方で構成されており、
テレビの世界では相応な活動ができるが、
長い目で見れば、冷静な時代整合性のない熱い領域の人である。

後天運は、初旬「5歳雨未」はDNA「」の引力本能を与えられたが、
月支「申」と日支「酉」に「戌」で
秋の方三位完成だが、
時計と逆回りの男性運なので「未」は
変則方三位で、
「雨」と燥土「未」のセットは
不自然だが、
変則方三位は成立するも、特別な
稼働条件はなし
2旬「15歳海午」は、DNA「
」で、堅実地道。
ラジオ番組ハガキ職人という積み重ねから、なし崩しに業界入り
3旬「25歳宝巳」は、DNA「
」は辛い仕事でも遊び倒す
4旬「35歳鉄辰」は、主導DNA「
調」の自己確立で、
年干「草」は干合で「宝」になり、
月干の「木」が目立ったので、
ギャラクシー賞受賞
現在の5旬「45歳畑卯」は、
突如やってきた10年運天冲殺
それも頑固な「
」の納音で、
過去の破壊を起こしながら動きが騒々しくなった
大学にクビを突っ込んでいるのも、作家活動をしているのも同様。
この後は6旬「55歳山寅」は、DNA「
」の10年運天冲殺
年支「巳」が
なので、伸びは期何でもあり待できぬが、
妥協も屈辱も丸呑みなら、なんでもありだろう。
7旬「65歳灯丑」は、
準守護神的な「」で半会の金性強化も、
DNA「
」は改良改革新たな世界が待っているかも知れぬ。
8旬「75歳陽子」は、DNA「
」で旧きをたずねる。
しかし、もう元気は残っていないかもしれない。

今年(14年/木午)は、待望守護神年でDNA「」年。
大学のことも気になるが、ここはやはり名誉ある仕事
ハイエナたちの25だって、その気になればすぐドラマになる。
お手軽と言えばその通りだが、的を射ているのだからズバリだぞ。

さて、この生年月日は、元日本テレビアナの美奈子(65-0614/畑亥)が、
01年(宝巳)に結婚した
知ロバートと同一。
永井の日干支「畑亥」が、堀の年干支「草巳」を天剋地冲するため、
堀は精彩がないようだが、安達はまだまだのようであるから、
表面的だけが美しいテレビの世界だけでなく、
欲をだして頑張るのだろうが、
自己発揮ばかりしないで、
王道のテレビの世界で、もっともっと極めないと後悔するかもな。
10年運天冲殺は、流れに乗るもので、新たな挑戦ではないのだ。
小説は・・・エンドで、明るい方向に行ったけどね☆
安達元一65-0823
木草木
酉申巳-5
車牽鳳調玉(調主導)
木性(19)火性(17)土性(62)金性(89)水性(17)/総合204
寅卯天冲殺/天冲殺(45歳畑卯/55歳山寅)
変則方三位(5歳雨未)/主導DNA(35歳鉄辰)
納音(45歳畑卯)/三合会局(65歳灯丑)/地支半会金性一気格
木性脆弱/火性脆弱/金性過多/水性脆弱
-5歳雨未/15歳海午/25歳宝巳/35歳鉄辰/45歳畑卯/55歳山寅/65歳灯丑/75歳陽子〜
06(畑)BE●
 
■2014年03月28日(金)山戌
樋口直哉スープの国のお姫様に湘南の風
樋口直哉//スープの国のお姫様○BE
○05年(草酉)のありえない木性のDNA「」の改良改革年と、
宿命に二つある「
重なりという象徴的な年に、
さよなアメリカで第48回群像新人文学賞受賞した
樋口直哉(81-0519/灯酉)のスープの国のおが、
03月04日(木戌)の同じく
宿命にない木性の害日に上梓された。

同書は、31歳の元料理人の男が(情け無いことに)
別れた恋人から奇妙な仕事を紹介された。
それは、湘南に建つ古い屋敷で、
一人暮らしの高齢のマダムのために
毎晩一杯のスープを作ることで、報酬は破格
屋敷では、マダムの
17歳になる孫娘である風変わりな美少女に出会う
両親を事故で失くした彼女は心を閉ざしていたが、
母親の遺した料理本を愛読し、
古今東西の料理について膨大な知識を持っていた。
幼い頃に母と生き別れた料理人は、彼女に自分と似たなにかを感じ
二人は少しずつ心を通わせていき力をあわせ、
スープづくりを通じ秘密の扉が開いていった
想い出のポタージュ・ボンファム、ビールのスープ、
画家ロートレックが愛したスープ、偽ウミガメのスープ、
せかい1おいしいスープ_____。二人は力を合わせて、無理難題のような
リクエストのなかに隠された謎を解いていき、
彼女の知りたいことも、主人公が気になっていた母の手がかりにも、
手が届くところまでやってきた____。
果たして、
喉に刺さった小骨みたいなものはとれるのだろうか

東京都板橋区生まれ。服部栄養専門学校卒業。
兼業作家で、本業は
フランス料理の出張料理人という樋口は、
DNA「
」冲殺主導で、一見真面目そうな顔をして不届きなことをする(笑)。
堅実さは微塵もなく生活のために変化球を使った商いをする。
「司冲+禄」は、人を
上手に介して先々の食い扶持を確保
「禄」×3もあり、
その場限りなら、簡単に誰とでも打ち解けるのだろう。
「司冲+車」は、
頑張れば頑張るほどクドさが空回り
誰かに踊らされていると、とてつもない成果も得る可能性あり。
「灯+司冲+巳月」は、家庭運なく、妙に
孤独で小悪人と誤解される。
「酉」年生まれ「灯酉」は、
一人になれば窮地から抜けだせる

宿命の特長は、初夏午前十時頃の特別な機器と、
風変わりな水(スープのもとであるストック)を使う熱い火だが、
木性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人ため、
燃料源が何もないのだから、実態もなく想像力に欠ける
絵に描いたような風景で、スイッチが入らぬと昼行灯のままで、
毎日真面目に仕事をやるのではなく、
特殊な場を与えられると、その場しのぎの、ありえない力を発揮して、
素晴らしい料理に見えるような努力をする。
金性が異様に強く、
金銭物質に対する欲が半端ではないが、
親縁がないのだから、生きていくためには、やむを得まいが、
一見上品そうな料理をつくりそうなマジックを使用する。
年干と日干が同一の両天秤なら、難なく兼業も可能だろうが、
樋口の場合は、年支と日支が同じで、飯の種を一緒くたにしただけで、
そこには
精神性が入りこんでないので、楽ではない
実際同書でも「
料理人はレシピは見ても読まない」みたいな
感覚的な仕事をする物言いだし「本も読まない」と主人公に語らしている。
月支「巳」と年支と日支の「酉」の半会で、
地支金性一気格
常に落ち着かぬ現場であったり、目下を忙しく働かせる。
年干支の「宝酉」は、毒にも薬にもなりづらい自我で理屈は上等。
月干支の「雨巳」は、風流で細かなことにとらわれず。
そして日干支の「灯酉」は、周囲を巻き込む
人騒がせな人で、
怖い物知らずで無鉄砲義理人情を重んじる浪花節生き方も、
その
気持ちがなくなると、退いていく傾向で、ある意味単純でわかりやすい。
干支番号構成は、58-30-34と北方と西方偏りで、
未来へ向かう前進力は希薄で、過去を確認する少々時代遅れな領域も、
調子だけは良いので、まだまだ終わりではない。

後天運は、初旬「5歳海辰」は宿命にない守護神で、
DNA「
」の干合支合で、まず形から入ると共に、
格好を気にし、異性への興味も芽生えたが、
女性を大切にすることで、成功へとつなげる運型としたい。
料理人としての腕は、宿命にないものをたたき込まれれば、
使えるだろうし、作家の生業は、生月冲殺なので、
ありえない想像力を無茶苦茶使用するので、楽ではないだろうが、
この初旬の成功運型は、
少なくとも稼働の可能性だけは与えてくれた
2旬「15歳宝卯」は、DNA「
」の天剋地冲。
宿命にありあまる金性の到来で、
お金持ちかどうかではなく、
お金に変える技術の体得
年干支「宝酉」は納音で、親は頼りにならず、細かい
修行で前進不能
生活を180度変化させることで生きのびた
デビューはこの最終で、努力はしやすいはずである。
現在の3旬「25歳鉄寅」は、DNA「
」の主導DNA自己確立
この二年の12年(海辰)と13年(雨巳)は、
デビュー以来初めて迎える条件あり天冲殺だったが、
どうやら、
自己の守備範囲の料理人が登場する
孤独な物語の執筆に没頭していたと理解したい。
この後は4旬「35歳畑丑」は、DNA「
」の三合会局で、
自己宣伝をしながら、財をさらに得ていく。
5旬「45歳山子」は、DNA「
調」の変剋律で、
独創的な料理や作品を産みだす悩み
ただし月干「雨」が干合すると「灯」になるので、意固地になる可能性大。
目下の反攻もあるのか_____。
6旬「55歳灯亥」は、DNA「
」の変剋律。スタイルを守ることの悩み。
7旬「65歳陽戌」は、DNA「
」の変剋律を伴う
周囲に騙されてどん底に落ちかねない。人間関係の悩み。
8旬「75歳草酉」は、ようやく新しい風に吹かれて蘇生する
ありえない木性のDNA「
」の刑。その気になれるか。

04月04日(草巳)の春休み中には、青春小説ドロップが、
ヒロインに(96-0112/山申)を迎えて映画公開される。
さすがに
条件あり天冲殺に決まって、
夢から明けた宿命にない木性年に公開されるので、
若い人は映画館に足を運ぶと楽しいだろう。

しかしスープの国のおは、
下手に
料理人としての顔がちらつきすぎて、
少々(料理人は)格好つけすぎだし、
自己満足気味な部分が、
盛りあがりに欠けるうえに、とにかく心躍る訳でもなく
とてつもない魔法が解けたわけでもないし、
料理の香りも伝わってこないから、食欲もわかないうえに、
感傷的すぎて、もうひとつ。

それでも「光の差し込まないキッチンで仕事をしていると、
身体に疲れがしみこんでくるし、滅入った。
それ以来、働く場所は太陽の光が入る場所と決めている。
いい料理をだすレストランは、
客席よりもいい場所にキッチンがあるものだ
」とか、
スープは元々家庭料理だ」「悲しみは美味しいものが癒やしてくれるし、
喜びは一緒にいる人が増やしてくれる
」くらいのことは書いている。
だが
ドロップに続く、浅野にお(80-0922/山戌)の装画は、
内容とは少々違うイメージ。
同じ辰巳天冲殺でも、日支は「害」の関係で
阿吽の呼吸がない
湘南のお姫様のイメージは、違う気がするうえに、
交通事故で両親を失う設定は安易だ☆
樋口直哉81-0519
雨宝海
酉巳酉※-5
禄車禄司禄(司冲殺主導)
木性(00)火性(45)土性(15)金性(105)水性(11)/総合176
辰巳生月冲殺/天冲殺(5歳海辰)
初旬条件あり(日干支と干合支合)/天剋地冲(15歳宝卯)
主導DNA(25歳鉄寅)/三合会局(35歳畑丑)
変剋律(45歳山子/55歳灯亥/65歳陽戌)
害(65歳陽戌)/地支半会金性一気格
木性ゼロ/土性脆弱/金性過多/水性脆弱
-5歳海辰/15歳宝卯/25歳鉄寅/35歳畑丑/45歳山子/55歳灯亥/65歳陽戌/75歳草酉〜
04(灯)BE
 
 
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 4 年// 木 午
14年01月分 14年02月分 14年03月分 14年04月分 14年05月分 14年06月分
14年07月分 14年08月分 14年09月分 14年10月分 14年11月分 14年12月分
コラム総合目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜)
さ く い ん
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清く正しく美しく○幸せ発電所→BE○運命向上委員会//
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