清く正しく美しく○幸せ発電所→BE●移動祝祭日↑
BE●苺1BE●苺2
 ■小さいけれど、大きく育つヒント。
運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆
2 0 1 6 年(陽申)●06月 木午 // 移 動 祝 祭 日
 
06月分一覧 (2016年目次)
片山恭一なにもないことが多すぎるにこんがらがる(2016_0601)
相戸結衣路地裏わがまま眼鏡店〜メガネ男子のおもてなし〜の妄想(2016_0604)
菅野彰僕は穴の空いた服を着て。が薄汚れている理由(2016_0610)
ヒキタクニオ野良猫たちの午後と不器用な夢(2016_0614)
一色さゆり神の値段の冒涜と不穏な根拠(2016_0620)
加藤実秋桜田門のさくらちゃんの軽快なる毒(2016_0628)
top●BE
 
■2016年06月01日(水)木寅
片山恭一なにもないことが多すぎるにこんがらがる
片山恭一//なにもないことが多すぎる○BE
九州大学農学部農政経済学科を卒業し、
同大学院在学中の86年(灯卯)の大半会年に「気
」で、文学界新人賞を受賞。
しかしその後95年(草亥)の
きみのらなところで世界は動くまで、
作品が単行本化されない不遇の時期を過ごすが、
01年(宝巳)の天剋地冲年に刊行された故郷の
愛媛県宇和島市を舞台にした
世界の中心で愛をさけぶが、
守護神害年だった04年(木申)に映画化やドラマ化されると、
発行部数が
国内単行本最多記録の321万部(当時)を記録した
片山恭一(59-0105/灯亥)のにもないことが多すぎるが、
04月25日(灯丑)のDNA「貫」日に上梓された。

おそらく、舞台ははきっと四国の宇和島に違いないのだろうが、
時代設定が曖昧な緩い縛りの中で、
若い男子ばかりが原因不明の病気で、亡くなっていく話で、
妙な熱気なのか、
体温だけが高くなるような錯覚を覚える、
病気なのだか何なのだかもわからない、平常人には理解不能なもの。
主人公は
高校時代の友人とのバンド活動を謳歌していたが、
ドラムスが原因不明の病であっけなく死んでしまう。
やがてほかの三人も同じ病気にかかり・・・。
異性と交際経験のない主人公は、
亡きドラムスの残された彼女に淡い恋心を抱きながらも
いつ死ぬのかと、まるで
他人事のようにボヤいている
ビートが必要だ。ぼくたちを躍動させるいいビート。
それに詩だ。くだらない詩は捨ててしまえ――。

ボブ・ディラン(41-0524/海申)の遅れてきた熱狂的信者である彼は、
バンド活動に励み、自己表現を模索するそこらへんにいる高校生だった。
まだ人生を始めたばかりの彼は、
隔離された病室でこんな世界にしてしまった大人たちを呪う。
でも、それだけではクールじゃない。
かつてのバンド仲間たちと、病院内で演奏をする。
人生の喜びや悲しみを知らないまま
死んでいかなくてはならない主人公たちの精いっぱいの生を、
ロックやクラシックの音楽に絡めて描くのだが、
風景は白っぽく明るいのに、
内容は湿気ていて暗いばかり。
タイトルはディラン曲名から取られているようだが、
共通干支がある守護神方向とはいえ、
午未天冲殺の片山には年下は鬼門なのに、編集者が同じということで、
何故か装画を直木賞作家の
西奈子(77-0507/木子)が手がけているのが印象的で、
(
今年は西も忌み神年で、そこまで良くない上に、
片山の日干支「灯亥」が西の年干支「灯巳」を納音し、西の評判は落ちる
)
それに
触発されて手にとって衝動買いする御仁もいるだろうが、
とりたてて、
彼女が手がける意味もなかろうし、関連性も普通に考えたら希薄。
何かあるのだろうかと期待するのは、
オオアリクイ好きと、ボブ・ディランの信奉者くらいかもしれない。

愛媛県宇和島市生まれ、福岡県福岡市在住。
九州大学農学部農政経済学科卒業後、同大学院修士課程在学中だった片山は、
DNA「
」主導で、簡潔でスピード感あるものの、常識にはややずれる
危険なことが嫌いではなく、伴星も「車」で
単独行動なうえに性急なので、
新人賞を受賞したために、大学院を中退し、
塾講師や専業主夫をしながら、創作活動を始めた。
野人でもないのにディラン好きなのは、
危うい生き方に、実は共鳴しているため。
「車+調」は、とてつもない
反骨精神の塊で、のんびりできない。
何かを「山」のように
貯めこむ習性で、精神的にも陰気を重ねやすい
才能はこの「調」で、独創的で他者の追従を許さぬ女性的感性
なので
世界の心で、愛をさけぶのような、
女性が主人公であるほうが、共感を得やすいのに、
今作のような、
色気も清新さもない青臭いだけの学生の話は、
本質ではないのに、残念である。
「車+牽」は、
忍耐力があるように見え、たとえ病院に入院しても、
どこか
落ち着き払っているかのように見える描写もするが、
集団行動は得意ではなくせいぜいバンドを組むくらいだが、
それも積極的とは言い難く、
周囲の人や異性にも、
デリカシーのない発言をしやすい
「車+玉」は、
考えたとおりに行動するわかりやすさで、
そこに
夢やら浪漫やらが加われば支持もされやすい。
「灯+車+子月」は、いつも
気忙しく神経質なのに、すぐに衝突したくなる
「戌」年生まれ「灯亥」は、勝負師で一発屋
セカチューがあったから、感謝である。

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃山頂の噴煙のもとをなすマグマ
しかし、火性は総エネルギー172点中20点しかない身弱で、
たいして
有難味もなく目立たない
山といっても
小高い丘程度だし、中心部に水がふんだんにあるので、
温泉が湧きでてこようと、かなりの低温で沸かす必要あり
または、
寒い冬の利用客もまばらな山小屋のストーブ
少人数への暖気しか提供できぬものの、
一定の条件さえ満たせば、使い勝手は良好。
そうそう嫌われる存在ではないのだが、
セカュー」で全てを出しきった感もあり、
力はちょうどよく抜けているのだが、抜けたままともいう。
地支は、月支が秋の土用の「戌」から、
日支の「亥」へ、そして月支の「子」へつなぐ変則方三位が完成しており、
簡単には破壊されないが、精神的にはともかく、
現実的にその分成長または変化することも少ないと言える。
とはいえ、
無理さえしなければ生きやすく静かな場所。
オーストラリアの
アリススプリングスウルル思い浮かべても良い。
年干支の「山戌」は、
数代前に出生の秘密があったり、
異様に凝り性ながら、
自由度に乏しく守備本能が強い。
月干支の「木子」は、
初心に還るとか
頭をまるめるという意ありで、
打たれ弱く、裏に籠もりがち。
そして日干支の「灯亥」は、
静のなかで喜怒哀楽激しく
理性で感情を抑えることが効かない
気分屋で、
恨みや妬みを生きる原動力にしやすい。
干支番号構成は、35-01-24で西方東方南方をカバーするが、
北方欠けという矛盾ありも、特異な領域で面白くもある。

後天運は、初旬「1歳草丑」が、ありえない守護神「」の輝きを付加。
四国から九州へと移りゆく原動力になった庶民的な探究心で、
宿命の日支「亥」と月支「子」のからむ方三位が完成。
2旬「11歳陽寅」は、DNA「
」の和合妥協も、
年支「戌」は半会、日支「亥」は支合と、型崩れはなしも、
76年(陽辰)年のDNA「石」の
屈辱妥協年に、脳腫瘍の疑いで倒れたことが、
本作品にも色濃く影を落としている
それは「
セカュー」の時から変わらぬ姿勢。
3旬「21歳灯卯」は、年支「戌」の支合を伴う
日干支「灯亥」の大半会で、DNA「
」は自身火性の強化もあり、
結婚をして専業主夫にもなりながら塾講師などもつとめ、
新人賞を受賞することにもなった。
4旬「31歳山辰」は、DNA「
調」で、年干支「山戌」の納音もあり、
細かな作業ばかりで、なかなか前進が出来ぬ時期。
おそらくは愚痴やボヤキも多かったであろうし、
それが前進を妨げた理由のひとつでもある。
5旬「41歳畑巳」は、守護神ながら月干「木」が干合により「山」化し、
DNA「調」の芸術的な泣きが強調された「
セカュー」が世に出る。
DNA「
」は万人受けすることにもなり、
主導する「」と連結して商売にもなったし、
結果的に日支「亥」の対冲は、
売れぬ過去を一蹴したことになる。
現在の6旬「51歳鉄午」は、初旬条件なしのDNA「
」の10年運天冲殺
蓄財に走っているかはともかく、またもや
地味な世界観に逆戻り
そして今後の7旬「61歳宝未」は、DNA「
」の感謝と奉仕
10年運天冲殺半会は、実際には投資や散財か。
セカュー」であれだけ売れたのに、
この人が何かの社会貢献をしたという話は聞こえてこない。
目立たぬところでやっているのかも知れないが、
その可否は、この10年で問われることになるだろう。
そして8旬「71歳海申」は、
干合支害で、DNA「」の不名誉。
何かとてつもないプライドを損なうような嫌な事態になるかもしれない。

本書の最初のタイトルは同じ
ディランの曲である
ブルーこんがらがってだ。
それを
土壇場になって編集者の思いつきで、
味も素っ気もないものに変えられてしまったのは、
今年(16年/陽申)は、DNA「石」の
屈辱の害年であり、嫌な裏切りだからだ。
それも、
10年かけて必死に推敲してきたものが、
知り合いとおでん屋で一杯やって、
ほろ酔い気分のところに不意打ちに電話が入って
頭がユルくなっているので
ああ、いいですよ」って言わされてしまったようだが、
灯火が酒に溺れてどうするよ(嘆)。
これには伏線があって、「
セカュー」も
最初は「
恋するソクラテス」だったらしいから、
編集者世界の中心で、愛をさけぶにして、
成功したので
抵抗できなかったらしいけど、昔は昔、今は今
ちなみに、
片山が一方的に惚れ込むボブ・ディランとは、
共通干支のない干合支害の関係で、最初からこじれることは想定されるのに、
これは
腐れ縁みたいなもので、片山の自由
しかし、次のエピソードは
看過できない
このたびオフィシャル・サイトを開設いたしました。
以前に『片山恭一書店』というサイトをやっていましたが、
こちらは運営会社を経由したものなので不如意なことも多く、
長く開店休業の状態にあります。こうした状況を見かねて、
ぼくの師匠でもあるフォトグラファーの小平尚典さんが、
「この際、新しくサイトを作ればどうか」とアドバイスしてくれました。
幸い師匠の古くからのご友人、ウェブ・デザイナーの東裕治さんとは
同じ福岡市在住ということもあり、日ごろから懇意にさせてもらっています

このtwitterの日付は、なんと2016年4月20日(海申)
その気になると騙されるである。で、のぞいてみると、
デザイナーなんか必要のない何の変哲もないもので、
正直申し上げて、
前のほうが味がある。やれやれ。
10年の歳月をかけて、歳を重ねて
ある意味
年寄りが若者のフリをして書いた退屈な話を本にするのは
お好きにどうぞであるが、なんともタイミングがよろしくない。
これなら、この二年(14年/木午・15年/草未)が、
60年に2年だけある守護神天冲殺だったんだから、少しは話題になったはず。
どうにも
タイミングが悪くなっているのは、申しわけないのだが、
飼い猫にかまけて気が乱れてきたからであろうね。
ちっとも、ロックじゃないではないか(笑)。
午未天冲殺は、
夢みたいなことを追いかけているのがいいけれど、
本作は、
乾ききった古本の手触りを感じるだけで、
あの「
セカュー」のような清廉な感動はどこにもなかった
宇宙の片隅で、二本の棒を擦り合わせても、熱は生まれるかもしれないが、
喜びや悲しみが生まれるとは限らない
残念だけど、
あれで力を使いきったうえに、おそらく感謝がなかったので、
陳腐でご自分だけの世界に行っちゃったんだろうね☆
片山恭一59-0105
木山木
亥子戌+1
調玉牽車調(車主導)
木性(44)火性(20)土性(18)金性(26)水性(64)/総合172
午未天冲殺/天冲殺(51歳鉄午/61歳宝未)
方三位(1歳草丑)/大半会(21歳灯卯)/干合支害(71歳海申)/変則方三位
火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
+1歳草丑/11歳陽寅/21歳灯卯/31歳山辰/41歳畑巳/51歳鉄午/61歳宝未/71歳海申〜
04(灯)BE
西加奈子○77-0507
草灯雨
子巳巳+10
調石玉禄禄(禄主導)
木性(33)火性(75)土性(50)金性(40)水性(17)/総合215
戌亥天冲殺/生日冲殺/天冲殺(50歳鉄戌/60歳宝亥)
害(20歳灯未)/主導DNA(30歳山申)/干合木性天干一気(70歳海子)
木性脆弱/火性過多/金性脆弱/水性脆弱
+10歳陽午/20歳灯未/30歳山申/40歳畑酉/50歳鉄戌/60歳宝亥/70歳海子/80歳雨丑〜
01(木)BE●
ボブ・ディラン○41-0524
雨宝鉄
申巳巳-6
玉石龍禄禄(禄主導)
木性(00)火性(52)土性(78)金性(103)水性(30)/総合263
戌亥天冲殺/天冲殺(56歳灯亥/66歳陽戌)
初旬条件あり(日干支と大半会)
変剋律(46歳山子/56歳灯亥/66歳陽戌)/干合支害(56歳灯亥)
主導DNA(66歳陽戌)/変剋律と天冲殺の同時終了(75歳)
木性ゼロ/土性過多/金性過多/水性脆弱
-6歳海辰/16歳宝卯/26歳鉄寅/36歳畑丑/46歳山子/56歳灯亥/66歳陽戌/76歳草酉〜
09(海)BE●
top●BE
 
■2016年06月04日(土)灯巳
相戸結衣路地裏わがまま眼鏡店〜メガネ男子のおもてなし〜の妄想
相戸結衣//路地裏わがまま眼鏡店○BE
○13年(雨巳)のDNA「」の主導DNA半会年に、
第8回
日本ラブストーリー大賞
「LOVE GENE〜恋する遺伝子〜」で受賞しデビューした
相戸結衣(72-0416/灯丑)。
(出版時に「
さく動物病院」と改題/応募時筆名「愛戸結衣」)
昨年(15年/草未)のDNA「龍」の対冲年には、
小説投稿サイト「小説家になろう」で開催した「
お仕事小説コン」で、
路地裏わがまま眼鏡店〜ガネ男子のおもてなしが、
昨年(15年/草未)の12月01日(宝亥)の
守護神感謝日に
優秀賞を受賞し、
04月20日(海申)のDNA「
」の名誉ある天冲殺日に上梓された

同作は、相戸自身がメガネ男子大好きというところから生まれた
仕事小説であり「
客に冷たく、眼鏡に優しい」という
地方都市にある文具メーカーにコネでようやく入った契約OLの、
究極メガネ男子に憧れるメガネ愛に目覚める物語と、
お洒落な郊外駅の路地裏に、ひっそりとたたずむメガネ店に隠された秘密の、
涙なくしては読めない、いわゆるゆとり世代の愛あるお話し
(
イケメンがメガネをクイッと上げるのに陶酔するらしい)
もちろん、笑いあり!ウンチクありのお仕事エンタメ!全五話の短編連作で、
作者の野望は「
この小説を読んでメガネが欲しくなり、
結果、メガネ男子人口が増えますように!!
」だそうだ(笑)。
SSS級の認定眼鏡士という、それはそれは高度なプロも登場するが、
商売としては成りたちそうもない話の
落としどころがどうなるのかと心配していると、
強引な展開ながら、
健全でまずまず納得できるハッピーエンドには、ほっとした。
文具OLなんて契約なんだから、
実家にいるならメガネ屋やれ〜」だけどね(笑)。

宮城県仙台市生まれ。岩手大学人文社会科学部を卒業後、
教育系出版社にて営業職についたあと、結婚・出産を機に退社し、
11年(宝卯)の守護神からは、小説投稿サイトを立ちあげ、
マイペースな生活を送っていると見られ、「
メガネいいよ!メガネ!!」と
やたら
テンションの高い相戸は、DNA「」主導で、元気な人
闘争的で前のめりで反撃すばやく物事を難しく考えぬ性癖
弓道二段・少林寺拳法二段も納得であるし、
自分が危険だから、危険なものを好み、
爬虫類だって猛禽類だって、
好きになったらやめられないのである。
「車+車」は、計算された行動力の持ち主で、
アイデア豊富
だから主人公も
乱暴な物言いのイケメンには「ツボる」。
「車+禄」は、ルールに縛られるのは苦手で淡々とした生き方だが、
消耗品には無駄な投資はしないが、大切なものには出費を惜しまない
服装はどちらかというと、
華美というか、派手好み
「車+牽」は、根気があり
頑張り屋だが、
デリカシーや協調性に欠けるという、少々頑固者。
「車+玉」は、
考えたとおりに行動するわかりやすい面があり、
だからメガネ男子の本も書くし、取材も楽しかったであろうね。
このあたりは存分に主人公に活かされている。
枯れてない(笑)。
「灯+車+辰月」は、
暴走しがちで周囲はついていくだけで精一杯。
実際、話も中途から
イケメン絶賛主義から、お涙頂戴路線へ様変わり
とはいえ、「子」年生まれ「灯丑」は孤独を満喫するから冷静で、
フクロウに会いたい気持ちを抑えられながらも、仕事もする。

宿命の特長は、晩春海沿い防風林豊かな景勝地の灯台
さしずめ宮城県なら松島が思い浮かぶし、
灯台と言えば、地蔵島か波島であろう。
美しい海と松林に囲まれた灯台は、とにもかくにも絵になる
しかし、
ひとたび海が荒れれば危険でもあるので、取扱注意(笑)。
年支「子」と月支「辰」の半会で、水は強くなるし、
さらには年支「子」と日支「丑」の支合でも水性は存分強くなり、
異性にも溺れやすいのが困りもの。
足場はさほど良いとはいえず浮島にあるとも考えられる
これは意識も高いし、
元気ハツラツには違いないし、
イケメン好きも間違いないところ。
さらには、
下半身が冷えやすいという弱点あり。
また総エネルギー220点とそこそこ存在感はあるものの、
自身の火性は僅か14点しかない身弱だが、
木性は47点あるうえにすぐ近くの月干にあり手堅く使え、心配はないが、
水性は実に106点もあり、
行動力抜群攻撃的な性癖であろう。
とはいえ、年干「海」と日干「灯」が干合すれば、
それぞれ「木」と「草」になり、これに月干「木」を入れて、
木性の天干一気が成立するので、
名誉を得れば役割を与えられれば結婚すれば集中力あり
だから
賞を取れば励みになり、一層頑張るようになるが、
どちらかというと、配偶者とは友人関係になりやすく、
時間の経過と共に、
男女間の関係というより同士的になりやすい
結果的には
天干は木性地支は水性の二極化となり、潔い性格であろう。
年干支の「海子」は、小悪魔的な雰囲気もあるが、
気が強く怒らせたら、手が付けられないものの、
反面怒ると運気が下降する傾向も、知恵を使って闘う。
月干支「木辰」は、地味なわりには出しゃばりで、
内側に激しい闘志を秘めている。
そして、日干支の「灯丑」は、視野が広くお人好し。
上辺は丁寧ながら、どこか慇懃無礼な面あり。
先祖のなし得なかった野望や仕事を成就させる傾向あり。
干支番号構成は、47-41-14で東方西方北方で構成された鋭角領域。
得意分野を徹底的に掘り下げたほうが得策か。

後天運は初旬「4歳雨卯」が主導DNA」で自己確立
男勝りだったのか、何でも一人でやってしまったのか。
水性がより過多となり水位が上がった感もあるが、
自分が消え入らぬためには、それだけ稼働力を上げねばならぬ忙しさも、
若い時分なので、
スポーツに興じることもあったろうし、
相応に自分らしさを感じながら、大人になっていったはず。
2旬「14歳海寅」は、DNA「
」の変則方三位で、少し斜に構えた名誉
良い意味で横にそれた印象であり、なので、東北大学ではなく岩手大学。
3旬「24歳宝丑」は、DNA「
」の感謝と奉仕。
動きながら、魅力を振りまく時代。
4旬「34歳鉄子」は、DNA「
」の変剋律の支合で、
家庭を持つ苦悩生活のための苦悩などを味わうと、
才能が磨かれるので、受賞しデビューにこぎつけた。
今年(16年/陽申)から始まる5旬「44歳畑亥」は、
DNA「
」の変剋律付方三位で、年支「子」と日支「丑」がからめば、
冬の方三位が成立し理知的になり、
優雅なうえに、
直球をど真ん中に投げ込める性癖から、営業的にも成りたちそうで、
結果に重点を置いた展開も期待できそうだ。
今後の6旬「54歳山戌」は、DNA「
調」の変剋律で、目下女性との確執。
頼みの月干支「木辰」が天剋地冲に遭うので、立場は危うくなることもあり。
7旬「64歳灯酉」は、DNA「
」の大半会10年運天冲殺
突如、上がり下がりの大きい防戦一方の時代に突入も、
慌てず騒がず、単純に物事を考えていけば良いのかもしれない。
8旬「74歳陽申」は、年支「子」と月支「辰」のからむ
三合会局10年運天冲殺で、DNA「」は屈辱妥協
あまり、その気になって進みすぎると落ち込みもあるので達観してほしい。

さて、どちらかというと、ドタバタに近いのだが文章の習熟度は高く
ライト文藝という範疇には違いないのだろうが、
作者はもっと
高度なテーマにも挑戦できるのではないか。
筆は早そうだし、感動するツボも心得ており
愛だの恋だのとはしゃぎ。男子に媚びる女子」を
描く気持ちがないのも、気持ち良くて爽やかだ。
あとは、この二年は条件なし天冲殺の夢の中とはいえ、
火性まわりで人間関係が拡がる時期。
精神性の強い分野なのだから、ひとまず後先考えず、
彼女を活かしきれる編集者と出会えるか否かだろう。
守護神は感謝と慈愛の心。実は透明に見える光にも色がある。
それを見えるようにしてくれるのが、相戸なんだろうし、
輝きを演出して、味付けをしてくれるはず。
あとは発信し続けることで突破口は開けるはずだね。

なお、夫とは岩手県で就職して同じ職場で出会い結婚し、
転勤などを経験し、夫は保険業に転職しつつ、現在は仙台市郊外に家を建て、
結婚後も13年(雨巳)の主導DNA「車」年まで、
パートとして働き続けてきたようであるが、
筆名の由来となった
第一子女(04-XXXX)の出産は、
守護神的であろうと条件なし天冲殺の夢。
だからだろう。あまり気持ちが入らぬのか、
第一子女児についてはさほど記述がないが、
第二子女児(06-0912/木辰)は、大半会や共通干支もあり、
天冲殺妊娠であろうと、
明けての出産は気分爽快で、
可愛さもひとしおと見えて、頻繁に登場する。
女児二人の出産は、
結婚に多少の偏りがあったか、
これからも創作により、そのエネルギーを消化されていくのだろうが、
健闘を祈りたい☆
相戸結衣72-0416
木海宝
丑辰子-4
牽玉禄車車(車主導)
木性(47)火性(14)土性(33)金性(20)水性(106)/総合220
申酉天冲殺/天冲殺(64歳灯酉/74歳陽申)
主導DNA(4歳雨卯)/変則方三位(14歳海寅)
変剋律(34歳鉄子/44歳畑亥/54歳山戌)/方三位(44歳畑亥)
大半会(64歳灯酉)/三合会局(74歳陽申)
干合木性天干一気/天干一気破格(14歳海寅/44歳畑亥/64歳灯酉)
地支半会支合水性一気格
火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
-4歳雨卯/14歳海寅/24歳宝丑/34歳鉄子/44歳畑亥/54歳山戌/64歳灯酉/74歳陽申〜
04(灯)BE
第二子女児○06-0912
灯陽灯
辰酉戌-1
鳳調石牽牽(牽主導)
木性(33)火性(63)土性(34)金性(52)水性(18)/総合200
寅卯天冲殺/天冲殺(51歳宝卯/61歳鉄寅)
方三位(1歳陽申)/主導DNA害(51歳宝卯)
木性脆弱/火性過多/土性脆弱/水性脆弱
-1歳陽申/11歳草未/21歳木午/31歳雨巳/41歳海辰/51歳宝卯/61歳鉄寅/71歳畑丑〜
01(木)BE●
top●BE
 
■2016年06月10日(金)雨亥
菅野彰僕は穴の空いた服を着て。が薄汚れている理由
菅野彰//僕は穴の空いた服を着て。○BE
○05年(草酉)のありえない木性の半会年迄は、
東京都内在住で、福島県生まれながら、実家は埼玉県にあり、
その後は
福島県会津若松市在住のようだが、
フェイスシートもほとんど正体不明で、知ってる人は知っているのだろうが、
おそらくは、ちょっぴりオタクなアラフォー女性の
菅野彰(70-0202/雨丑)のありえない木性年から明けた
第一作目の
僕は穴の空いた服を着て。が、
03月20日(宝丑)のDNA「龍」の「丑」重なり日に上梓された。

幼い頃、父が自死受け止められずに大人になった主人公
心に穴が空き穴の空いた服を着ている
自分をひた隠しに生きてきた
。時折襲われる恐怖感。
出版社の社会部で将来を嘱望されていたが、
姉の突然死から腑抜けになり使い物にならなくなり
花形の週刊誌部門からクロスワードパズル編集部
追いやられてしまい、虚無感にさいなまれていた。
父と同じにはならないと約束した姉は何故
桜が散るように秋田は角館の橋の欄干から転落したのか
だからこそ、
結婚を望む交際中の彼女を前にして
自分は家族は持てないと悩み苦しむのだが、
(何が、自分が生きていくので精一杯だか・・・)
三周忌を迎える時期に、意を決し、心優しく気のおけない親友と共に、
姉の死の真相を探る旅に出るのだ(GWの男二人旅もどこか滑稽だけれど)。
姉の弟の人生を思う必死の叫びと慟哭は伝わったのか。
姉の思いを心の穴に当て親友に感謝し
心が美しく広い彼女と飾らない幸せはこさえていけるのか
しかし、
父親の自死の真相を伏せられたまま
やる気がなくなったのか
左遷され
姉は不倫の果ての一人旅という安易なテーマを陳腐にならず、
線の細い青年を丁寧に描いているのはわかるが、
いくら生き方が全てとはいいながらも、
交際中女性が大人すぎて男の不甲斐なさが強調される流れは、
まるで夢と毒がセットになってやってきた10年運害に突入したような有様で、
それで
持ち直したところで、
この世を去った者への感謝に結びつくものだろうか
少々
前時代的な物の見方にはうんざりするが、
好きな人には、たまらないであろうブルーなお話し

母校が教育系大学であり、短期大学部と四年制大学が併設され、
本人は女子短大だが、諸般の事情により明かしていないが、
交友関係から、
文教大学女子短期大学部卒業と推認され、
漫画原作者、小説家、エッセイスト、脚本家と紹介されている菅野は、
私生活は「のんちゃん」と呼ばれ「
」主導で、単純明快。勢いのある人。
飾り気がなく、どこか男勝り。それは
筆名にあらわれている。
「車+龍」は、瞬間的に物事を判断し、
前へ進み後戻りなし
その判断は良いのか否かは問題ではなく、潔い。
「車+車」は、
計算しながら動くも、「車」×3もあり本質は頑固中の頑固
これが
美徳でもあり、また何らかの足かせにもなっている。
「車+禄」は、
制御されず自由に思いのまま。
「雨+車+丑月」は、実践が伴うかどうかは別にして、
言葉だけの攻撃で、周囲を困らせる
さらに「丑」日生まれでもあり、この様相は濃くなり、
周囲からは一目置かれたり扱いづらい人だと思われやすい
伴星も「車」で
単独行動で、洩星は「禄」で他人にかつがれ、
導星は「龍」のため、終了と共に前を壊し次へ進む
「酉」年生まれ「雨丑」は、
矛盾だらけの人生である。

宿命の特長は、晩冬厳しい寒さを演出する深夜午前二時頃の雨
あるいは、
常に氾濫する河川。否、洪水状態
または
決壊寸前のダムや、やむをえず放流されたばかりの状態。
年支「酉」に、月支と日支の「丑」が半会で金性化するので、
水源地になる知恵が膨大で、まさに溢れるばかりの創造力で危険。
視界に拡がる田畑も、季節はずれのため用をなさず、
月干「灯」の守護神も、これだけ水性が強ければ役立たずとなり、
ハウス栽培も行えずせいぜい避難所だが、住民は何処を探してもみつからず
次第に何者も寄せ付けず、遠巻きに観察する対象でしかなくなる。
この現象の最大の理由は
木性ゼロ(DNA鳳/調なし)で、
水を放流するために、水路が存在しないため、何でも頑固に我慢する。
それも
限界がやってくれば壊れるだけ。
後天運に木性が廻ったり、十年に二年の木性年や、
年に二ヶ月または四ヶ月(十ヶ月のうち二ヶ月)ある木性月に、
放流(表現)するものだが、破壊現象があればその限りではなく、
とてつもない災害をもたらす可能性もあり、要注意。
だから都会を捨て、いわゆる
田舎生活を選択したのも、
あながち間違いとは言えず、孤高の人には合っている。
木性がないから
伝達本能は稼働せず、なかなか本心は明かさず
文章表現無限大に使用していると考えられる。
年干支の「畑酉」は、作物のない整備された使用前の畑。
あるいはひとけのない街並み。
月干支の「灯丑」は、先祖の成し遂げなかった業を成し遂げる。
そして日干支の「雨丑」は、粘りはあるものの
和合性に乏しく一人でいるほうが楽な人
情熱に欠けどこか冷めていて、好き嫌いが激しく敵をつくりやすい傾向。
なかなか動かず時間がかかり、
外見とは別に若年より悟りきった老人的な面があるかと思えば、
童心がいつまでも残り斬新な思考の持ち主にもなる。
干支番号構成は、46-14-50で、北方二点と東方を結ぶ比較的狭量な印象。
浮ついた気持ちはないが、近寄りがたい感あり。

後天運は、初旬「1歳山寅」はDNA「」の10年運天冲殺で、
上がり下がり、障害物がとてつもなく多かった時代。
親の仕事の関係のためか、引越が多く、
強い水性に制約が加えられた
また宿命にはないDNA「牽」のこの人なりの
役目役割が与えられ、干合作用により、日干は「灯」的に、
10年運は「陽」的になれば、
子供ながらに救いはあった模様
2旬「11歳畑卯」は、DNA「
」の主導DNA10年運天冲殺。
干合火性の加護もなくなり、単に危険にさらされ
予期せぬことが多々あったことで、自分とは何かを覚悟する。
中学校時代(埼玉県内)には、教師と一悶着あったようだが、
それは、
ありえない木性年の84年(木子)または85年(草丑)で、
それこそ、DNA「鳳」または「調」の
隙が生じたもの。
これが
トラウマになって、決して結婚しない理由となったものだが、
頑なな菅野らしいエピソードだが、
融合出来ぬから救いも求められず
かといって大人ではなく、自然界の応援も得られぬ時期では、
闘うわけにもいかずに苦しみを受けたが、
才能開花させるには、役だったとも言えなくない。
3旬「21歳鉄辰」は、DNA「
」。大学入学から就職へと東京にいながらも、
旧きものや故郷や親や親族や老人達に囲まれる。
4旬「31歳宝巳」は、DNA「
」の三合会局。
」主導で、決めれば早いから、改善の嵐で福島の会津に移住。
それこそあれもこれも追い立てられたように、とてつもない力が働いて、
著作のほうも、表現するというより、
勢いで押し出されるように発表。
手段も形態も、あれもこれもで望まれるまま。
まさに、環境も生活も仕事も改善していったのだ。
現在の5旬「41歳海午」は、DNA「
」の屈辱と妥協の害
冷徹でも純度が高く見える塩濁の害で、
どこか
世捨て人のように、投げやりさが一部出てきたり、
世間や地元との歓迎したくない
交流に辟易する。
反応して融合しすぎれば、自分らしくないと判断されるうえに、
方向性を変化させたり、目下と濃い関わりをもつと、
守護神月干「灯」が「草」になり、10年運が「木」になり、
あらぬ伝達方法を用いたり、本心ではない表現をしてしまい、
その結果は裏切りなので、
評価は散々になったり、
人から攻撃されたり、我慢しすぎると病魔に冒される可能性もあり。
もとから孤高とはいえ、陰陽関係の害は、所有しない成分で、
日支ばかりか月支も害が成立するので、
不安定さは増し、実は最も苦手な部分だが、
本作では姉弟の
害毒の部分が強調されているのが興味深い。
ただし
逃げてはいけないので、その理由を探しにいったわけだが、
未来がなく過去の確認だけでは、完全消化とは言い難い
この後の6旬「51歳雨未」は、DNA「
」の納音で、
前旬の破壊。月干支「灯丑」も天剋地冲となるので、
どこにでも流れて行く「雨」としては、原則
毒の地からの脱出が本筋。
それが出来ぬと他力的に破壊され、流離うことになりかねない。
7旬「61歳木申」は、DNA「
調」の反抗と叛逆。
恐らくこれだけ偏りがあり「車」主導だと、
極めて個人的な事情で闘ったり、目下に担がれる危険性もあり。
本筋は真っ直ぐだが安全安心の気づかいで、
若々しい少女的感性を、その時代なりに伝えていくもので、やれば出来る。
8旬「71歳草酉」は、DNA「
」の半会で、
当然のように月支も半会になり自信にあふれた優雅な発信が出来れば良いが、
前旬で頑張りすぎると、疲労困憊で萎えてしまう場合もあり。

菅野は会社勤めをしているわけではない生業としては、
仕事があるということは、公的なものに重きをおいて、
私的なことには一切目をつむっているのだろうが、
まだ決して老いてはいないのに「
私は独身女性で、子どももおらず」と
達観した発言をしているのは、
木性ゼロ(DNA鳳/調なし)が、
成長力ある目下を表しているので、自分を理解しているのだろうし、
作品を産みだすことに、その情熱を使用しているのに違いない。
しかし、ないからといって、どうにも後ろ向きな発言をせずに、
作っても良いのである。それがバランス。
妙に
愛玩動物でも飼育するのは、気が乱れるので作家としては、
褒められたものではないしね。

ところで、今作は近親者の自死や事故死という暗い主題となっている。
しかし、13年(雨巳)よりは陰の時代を抜けて、
明るい方向に進んでいる我が国には、菅野の扱う話が、
いくら
怜悧な冬生まれとはいえ、あまりにも暗くてかなわん。
最初はよくある
マリッジブルーの話だと思っていれば、
姉の死の真相には、あまりにも情けなくて目を背けたくもなる
不倫をして一人で傷心旅行に出かけるなんていうのも、
時代整合性なき陰の発想だが(不倫も旅行も)、
その結果待ち受けていたものが、
安っぽすぎないか
最もらしく姉の死の真相を
友人と解明に行くというのは、
現在の10年運DNA「石」の
害にも通じるが、
そもそも
結婚に対して憂鬱な気分になるのは、
理由の如何を問わず相性に問題があるか、責任感の欠如ではないか。
対象が姉であろうと、そんな気持ちで結婚して子供も作りたくないという
逃避意志を持ちながら異性と交際するなんて失礼だ。
」主導なので、危険な死を意識するのはやむなしとして、
この10年運は、木性がない使いづらい守護神月干「灯」のゆらぎだからこそ、
母親目線年上女性の目線であることは否定しないが、
似合わない
それに、あまりにも
女性が寛容だと、男はいつまでも幼児性が抜けないもの。
自死も忌み嫌われるものだが、甘やかしてはいけないのだよ、菅野。
自分の書きたい気持ちだけで書きたいことを書きました。
ということだが、ここには
未来はあるようで何もない
あなただって、
いずれもっと強い男性を描きたくなるはずだから☆
菅野彰70-0202
灯畑灯
丑丑酉+1
車禄車車龍(車主導)
木性(00)火性(19)土性(57)金性(69)水性(72)/総合217
寅卯天冲殺/天冲殺(1歳山寅/11歳畑卯)
主導DNA(21歳畑卯)/三合会局(31歳宝巳)/害(41歳海午)/納音(51歳雨未)
木性ゼロ/火性脆弱/金性過多/水性過多
+1歳山寅/11歳畑卯/21歳鉄辰/31歳宝巳/41歳海午/51歳雨未/61歳木申/71歳草酉〜
10(雨)●BE
top●BE
 
■2016年06月14日(火)灯卯
ヒキタクニオ野良猫たちの午後と不器用な夢
ヒキタクニオ//野良猫たちの午後○BE
○条件あり天冲殺の夢の中だった木性強化の85年(草丑)に、
日本グラフィック展奨励賞を得たことから、アートの分野で、
イラストレーター・マルチメディアクリエーターとして活動後、
00年(鉄辰)の60年に一度の干合支害年に、
渋谷の若きナショナリスト達を描いた
の桜で作家デビュー。
同作は02年(海午)に
洋介(79-0507/木戌)主演で映画化され、
主義主張はともかく、センセーショナルな問題提議と
主演窪塚の名前を売るのに貢献した
ヒキタクニオ(61-0721/草卯)が、
昨年(15年/草未)の大半会年に上梓した
「ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社」が、
狼たの午後」や「キャットストリート」を意識して加筆修正され、
猫 た ち の 午 後として、
05月20日(海寅)のDNA「玉」の守護神的日に刊行された。

飲めばどんな願いも叶うというウドブノという
旧ロシアからやってきた怪しい飲み物
間抜けな運び屋が、日本のヤクザとの受けわたし場所と指定した
真夏の
青山墓地外人墓地脱水症になり、息絶え絶えになっていたところに、
コーカソイドモンゴロイドミックスで、
三部制都立高校を中退神宮前探偵社にいるアンナに、
(アンナが飲んでいた)
甘酒と引き替えに、11万円を託し命を落とした。
場所は
裏原宿というより旧原宿団地近く、
キラー通りからさらに奥に入ったさびれたビル。そこに彼女達の根城がある。
これに同じコーカソイドとモンゴロイドのミックスでも
ブロンド娘のヨーコがおり、二人は二十歳過ぎ。
率いるのは、30歳過ぎの
東京工業大学を卒業したという
手先の器用なノアで、彼女は
アメリカンインディアン日本人ハーフだ。
探偵社といっても、たいした仕事があるでなく、
警察無線や消防無線の傍受を売って小金を稼いでいるもので、
この三人が千駄ヶ谷にある食べ放題の焼き肉屋で、
なりゆき上、
元警察官で、犯罪計画要人警護をフリーで行う
キレのある動きをするデブで曰くありげな男を仲間に引き入れて、
乃木坂にあるヤクザやロシアから派遣された殺し屋相手に、
凜々しくも豪儀な戦いを挑むコーンゲーム的な物語
体力に気力に頭脳まで試される、
五千万円相当の
幻の飲み物大争奪戦が繰りひろげられる。

福岡県中央区出身で、無茶な生活を送りながら(生年冲殺のクセに)、
真っ当な就職もアルバイトさえもしたことがないのが自慢で、
年干「宝」が干合で守護神「雨」に変化した
06年(陽戌)のDNA「調」の支合年に、
遠くてい海で第8回大藪春彦賞を受賞。
現在は地下鉄丸ノ内線
南阿佐ヶ谷駅を利用する杉並区内に在住で、
12年(海辰)の守護神害年には、実録物の
ヒキタさん! ご懐妊ですよ〜男45歳・不妊治療はじめました
を上梓したヒキタは、DNA「」主導で優しくマメな男
とはいえ、それは
自分が認められたいがための手段で、
ヒーローになるならば何でもやり、あでやかな花を咲かせる
「禄+禄」は、世渡りは下手ながら、
長い年月をかけて信用を築いていく
だから
晩年になって妻に子を求められたことにもなる。
「禄+貫」は、徹底して相手の裏をかくような、
計算しつくされたパフォーマンスで、些細なことでは動じない度胸と男気あり。
「禄+車」は、規律を守るのが苦手で自然体。
そこが生年冲殺なのに、
束縛されぬ部分で、
警察官を辞した男に、大それた計画を描かさせる礎でもある。
「草+禄+未月」は、強面でも
子供じみた部分あり、愛される側面。
「丑」年生まれ「草卯」は、平和な時代には表にでるが、
暗い時期には裏へ回って策を練るタイプ。
伴星は独創性ある生き方で、
反逆者になるか芸術志向の表現者になるか、紙一重

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の草花で、
総エネルギー211点中自身の木性は実に100点もある
身強だが、
群生化しているように見えて、子丑天冲殺のため、輪の中にいようと
あるいは
周辺にいようと実は孤高という設定
年干支「宝丑」VS月干支「草未」の天剋地冲は、
一見強面で付きあいづらそうだし、
実際
衝突も少なくないのが創作の原点になるのだろうが、
内側世界(月干支と日干支の大半会)は
常に張り合うような存在の仲間が介在し、
それが配偶者かもしれない。
守護神ばかりか創造力の源になる水性は。24点。
ふんだんに水気を得るわけにはいかぬが、
少ないものを効率良く使用し、生きていく糧とする。
年干支の「宝丑」は、周囲に振りまわされずマイペース。
自然体のユーモアセンスを兼ね備え、計算高さなく無心。
それにより金銭物質を引き寄せる。
月干支の「草未」は、没個性的になりやすいが、
誰彼というではなく、なんとなく他人に好かれ、
真面目な優等生かどら息子になるかのいずれか。
そして、日干支の「草卯」は、真面目だが鈍いがために、
計画性ある行動をとり、そこそこの実績は残す。
干支番号構成は、38-32-52で西方と北方の、
広くはない領域
だから
舞台も限定され、裏原宿から神宮前であり青山墓地なのだ。

後天運は、初旬「5歳木午」は、DNA「」の妥協。
家族親戚が多い中など、あるいは友人知人が多い中で
埋没気味。
群れの中で孤独を味わうこともあったろう。
2旬「15歳雨巳」は、
守護神DNA「」の改良改革も決め手なし。
典型的な中小企業のオヤジだった父親が倒れ
結果、
子丑天冲殺と生年冲殺の呪縛から逃れられた
そして上京と
最大級の改善。なので、良きことも悪しきこともあった。
日本グラフィック展奨励賞をこの最後に受賞。
3旬「25歳海辰」は、DNA「
」の
守護神ながら塩濁水と毒もまわって、
荒れた生活
経済的に上がったり下がったりの不安定な時代。
4旬「35歳宝卯」は、DNA「
」で危ない思考も、
具体的な行動ではなく、
作家デビューという形で消化。
5旬「45歳鉄寅」は、DNA「
」の役割の確立。
月干と日干の「草」が干合で「宝」となり、
年干「宝」を入れて、
金性天干一気が成立し、
集中力も増して大藪春彦賞を受賞。
また、いつ結婚したかは不明な10歳年下の妻の
ヒキタさんの子供が見てみたい」の一言に一念発起し、
不妊治療を始め、その過程を堂々
ヒキタさん! ご懐妊ですよ〜男45歳・不妊治療はじめました」で開示
今年(16年/陽申)から始まる6旬「55歳畑丑」は、
DNA「
」の主導DNA10年運天冲殺で、
仕事の廻りが良くなり、
経済的に恵まれる時期で、
自己確立をしつつ、これまで以上に仕事で認められるようになる。
次旬の7旬「65歳山子」は、DNA「
」の堅実。
10年運天冲殺と刑に変剋律まで加わり、
蓄積方法による苦悩を感じることで才能もさらに磨かれるが、
あまりにも強欲になると、かえっ
て金銭物質で躓くこともあり。
自制心を失い投機に走れば、なおのこと危ういトラブルに縁あり。
なにごとも感謝あっての人生だということを忘れてはいけない。
8旬「75歳灯亥」は、忌み神DNA「
」の三合会局で辛い。
とは言っても高齢なので、気が抜けてしまうだけかも。

まず、本作について触れれば、
二転三転どころか五転六転もする目まぐるしい展開は、
読者を飽きさせぬエンターテインメントになっており満足度は高い
深夜帯であれば、すぐにでもドラマ化可能であろう。
ネタバレは最小限にとどめたいのだが、ひとつだけ不満なのは、
アンナの二十歳のモデルで役者の卵の
弟の部屋隠れ家に使用したこと。
そんなことは
調べれば簡単にわかってしまうのではないか。
そこだけがお粗末。なんでも願いが叶うくだりについては想定どおり。
高性能デブが28インチのジーンズを履くことを願うといっても、
毎日運動して体調管理しているのは、痩せるためではなく、
美味しく喰うためなんだし、
デブを自虐していないのが喜劇になっているし、
東工大(3類の応用化学)出身で頭も切れて手先が器用な年長のノアが、
敵対するヤクザの事務所のPCに潜入してセキュリティをダウンさせたり、
爆弾を簡単に作れたりと、与えられた環境下での工夫も存分だし、
絵空事ではなく、荒っぽいが説得力もあり。登場人物のキャラもたっており、
追い立てられるような緊迫感と意外性のある展開は、
暴力ではなく、何よりも知恵の絞りあいになっているのが特筆できるのだ。

ところで、ヒキタの06年01月からの不妊治療のスタートは、
いまだ05年(草酉)の納音年の最終の天冲殺月で、
過去の因縁を破壊するもの。
07年(灯亥)の忌み神DNA「鳳」の三合会局年から
人工授精開始
そして、ようやく天冲殺明け(生年冲殺なので私的面は天冲殺扱い)の、
DNA「牽」の干合年で、
金性天干一気入格年の三合会局月の、
DNA「調」の天冲殺日に、
第一子女児(10-1122/陽子)が誕生するのだが、
残念なことに
共通干支は一切なく
ヒキタは女児に冲殺範囲をもたれており、
なかなか
親娘の交流は噛み合わないことになっている。
努力はされたのであろうが、予定日を十日も過ぎての
陣痛促進剤を使用しての誕生も不自然になってしまった。
なぜ、子供が簡単に出来なかったのか。
そして、
不妊治療どころか人工授精までするに至ったのか
それは夫婦の組み合わせや結婚の時期に問題があったはず。
10歳違いということは、普通に考えれば、71年(宝亥)生まれで、共通干はある。
あとは、どちらかの天冲殺や害の結婚。
もちろん10年運害も該当するし、ヒキタが子丑天冲殺なのに、
妻も子丑天冲殺ということもありうる。
つまり、
本来なら結婚しないような間柄や時期に一緒になったのに、
無理に無理を重ねて自然界に挑戦した結果なのである。
普通は夫が非協力で、なかなか上手くいかないものだが、
これだけ
ヒキタも積極的になったのにである。ヒキタの宿命を見てみよう。
配偶者成分にあたる「鉄」がないので、陰陽の「宝」が妻の成分。
しかしこの
妻は冲殺されているので不安定
そしてヒキタの木性100点に比して、金性30点は身弱。
さらに、この
妻が出産する子供は、水性になるので、
こちらも24点と
さらに弱いのである。
これでは、よほど相性が良くて、
時期を間違うことがなきようにしないと、難しい。
自然界がなかなかクビを縦に振らなかった理由もわかる。
そして、子供というのは流れなので、
そういう人達が
意図的に作ろうとしても上手くはいかない
結婚して相当の時間が経過していても同じである。
なので、こういう場合はよほど
失うものが大きくないと、
相性の良い子供は誕生しない
条件が一切つかない申酉天冲殺が誕生しただけでも良しとするか。

また、ヒキタの生年月日はあの研二同一である。
かつては「
バカップル」などと揶揄されながらも、
マスコミの中心にいた時期もあったわけだが、
現在は事件を起こし
実刑判決を受け沖縄刑務所に服役中であるが、
そんな羽賀も
同じ年に女児(10-0419/畑亥)をもうけており、
やはり共通干支はない
あんな人と比べられたくないだろうが、事実として伝えたいだけで、
私生活での苦悩が、良い作品を産みだす原動力になっていれば、
それはそれで良いのだと思う☆
ヒキタクニオ○61-0721
草宝雨
卯未丑-5
車貫貫禄禄(禄主導)
木性(100)火性(19)土性(38)金性(30)水性(24)/総合211
子丑生年冲殺/天冲殺(55歳畑丑/65歳山子)
害(25歳海辰)/干合金性天干一気(45歳鉄寅)
主導DNA(55歳畑丑)/変剋律(65歳山子/75歳灯亥/85歳陽戌)
三合会局(75歳灯亥)/年干支VS月干支天剋地冲
木性過多/火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性脆弱
-5歳木午/15歳雨巳/25歳海辰/35歳宝卯/45歳鉄寅/55歳畑丑/65歳山子/75歳灯亥〜
02(草)●BE
第一子女児○10-1122
灯鉄木
子亥寅-5
禄石牽車龍(車主導)
木性(54)火性(32)土性(13)金性(07)水性(57)/総合163
申酉天冲殺/天冲殺(15歳草酉/25歳木申)
変則方三位(5歳陽戌)/害(35歳雨未)/主導DNA天剋地冲(45歳海午)
木性過多/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
-5歳陽戌/15歳草酉/25歳木申/35歳雨未/45歳海午/55歳宝巳/65歳鉄辰/75歳畑卯〜
03(陽)●BE
top●BE
 
■2016年06月20日(月)雨酉
一色さゆり神の値段の冒涜と不穏な根拠
一色さゆり//神の値段○BE
DNA「鳳」の半会年で流れが良くなった15年(草未)の
第14回
このミステリーがすごい!大賞(15-1001/鉄戌)に、
一色さゆり(88-1015/雨卯)の神 の が決定し、
明けて02月24日(陽子)のDNA「司」日に上梓された。

同作は、工房にもメールで、制作の指示を送ってくるだけという
メディアはおろか関係者の前にも
一切姿を見せない前衛芸術家で、
インクアートの最先端を行く
川田無名(という架空の作家)にまつわる物語。
唯一、その
正体を知るギャラリー経営者が何者かに殺された
主人公の
アシスタントの女性は、彼女を殺した犯人や、
無名の
居場所を探るべく動き出すが、手がかりもないばかりか、
警察も本腰をいれず、無名を犯人にしてしまうという乱暴な捜査で
途方にくれ
画廊も閉鎖されようとしていた
最後の仕事として、来歴などは完全に伏せられ、
似作が約六億円で落札されたほどの価値をもつ
幻の作品で、
無名が1959年(畑亥)に描いたという作品を、
殺された経営者がオークションにだすことになっていたため、
それを彼女の
別居中の夫の協力を得て売却しようとするのだが、
手に汗を握る争奪戦の結果、落札内定者ではなく、
とてつもない金額で突如代理人を通じ、
電話で参加してきた者に、横取りされてしまった。
幻の作品に記された番号から無名の意図に気づき、
やがて無名が徹底して
姿を現さない理由をも
推察するオチ
になるのだが、捜査本部の唯一の女性捜査官と
意気投合
し(漫画じゃあるまいし単独捜査)、
最後には真犯人をあげ、無名らしき人物から電話をもらい、
めでたしめでたしはともかく、これまでにないアート・ミステリで、
平易な文体は、結構楽しめたのだが、必要以上な画廊経営者や
その周辺人物の良からぬ風評がまき散らされ、
さらには、大きなお金のからんだ、
その世界では
著名な人物に、まつわる人物が殺されたというのに、
警察はぞんざいだったり、マスコミもろくに動かず
(そのほうが都合が良かったのかもしれぬが)
いまどきの警察は、もっと優秀だろうし
女性刑事の言動がステレオタイプで、登場人物があまりにも少ないので、
早い段階から、
犯人の目星がついてしまいかねないのが残念すぎる。
また、選評にもあるように、何か画廊経営者に文句でもあるのか(笑)、
従業員を搾取しているような描写は、
本筋とは全く無縁なので、
蛇足ではなかったか。
一般読者が業界を知らぬと思ったのか、
業界の仕組みが説明的だし、後半のオークション部分に、
かなりの枚数が裂かれているのも退屈気味。
前衛芸術家がおいそれと姿を表さぬのは理解するが、
存命ならば工房は持続させるべきだし、
それこそ
主人公のアシスタントが担うべきで、いささか理解に苦しむもので、
終わり方がどうにも絵になっていないのが少々不満。
さすが、
干合支害持ちだね。

京都府京都市出身。実家は京都の数珠卸問屋
12年(海辰)に
東京芸術大学美術学部芸術学科を卒業。
卒業後東京での
3年間のギャラリー勤務を経て、
15年(草未)09月(草酉)には、
香港中文大学大学院美術研究科修士課程に在籍し、
16年(陽申)04月(海辰)から、
静岡県静岡市内の美術館に学芸員として勤務する
一色は、DNA「
」主導で、落ち着くことのない創造力の持ち主
「龍+鳳」は、
内面の葛藤が激しく、芸術世界で力を存分に発揮するが、
エネルギーの消耗も半端ではなさそうだ。
「龍+牽」は、
大切なものでも無造作に扱ったり
無為無策な動きを見せたりする(オークションで競う場面)。
芸術性を高めるために策をこうじるような事もあり。
才能は、この「」で栄誉であり権威
なので藝大なのだし、小説を書けば賞も取らねばならなかった
「龍+石」は、
経済感覚なし。だから芸術家
そしてこれまたオークションの
土肝を抜く金額
技術に裏付けられた、言い訳無用の実行力は納得する。
「雨+龍+戌月」は、
陰湿で老獪。歳をとらぬと良さが出ぬ裏方の匠
「辰」年生まれ「雨卯」は、
孤立しやすい
孤高の老インクアートの大家が、
表に出たくないのは、
凝縮させればそんなところだ。そして「死ぬのはいつも他人」。
自分の死は見ることが出来ずに、物語は終わってしまう
その後の世界は見ることが出来ない。
だから、
死ぬのはいつも他人という道理になる。

宿命の特長は、晩秋午後8時頃の断崖絶壁のような
高い「
」を削るように波が押し寄せる」に
しとしと降る」か、あるいは流れ込む「」で汽水域
塩濁水や流砂などに汚染されている危険性があり、
飲料水としては不適切と考えがちだが、
視点を変えて、
変わった風味の発泡水と思えば、それなりの需要も見込める。
とはいえ、
清潔さは感じられず、王道でもなく、マイナー感が濃く滲む
そして総エネルギー215点中水性63点に土性66点の姿は、
川だとしても
濁って底は見えず
これに年干支「山辰」VS日支「雨卯」の
干合支害もあるので、
究極の表裏あり人間となり信用ならない存在だ。
その部分を、
表向きの仕事と創作で両立させているかのようになりながら、
真っ直ぐには進めず飽きやすくあれこれ手を出すので、散漫になる。
また、
生き方も少々雑になり、丁寧な描写が出来ぬので、薄汚れた発想勝負で、
あくまでも変化球のような
隠し球を沢山磨けねば
あからさまに
他人を騙す性悪人間にしかならず。
いずれにしろ、干合支害が年干支と日干支にある陰干の場合は、
配偶者の社会性を向上させることなく、何らかの不名誉な事象を産みだし
場合によっては、
夫または自身が病に冒される可能性大で、
これを回避させるには、
一切の社会性を発揮せず
専業主婦(男性の場合は専業主夫)になるのが手っ取り早い改良方法だが、
一色は(害持ちばかりか)「龍」主導のため飽きっぽく、
これに月干に陰陽関係の「海」があるため、
仕事を持つうえに、創作の場のような
寄り道を不可欠としている。
ようは
蛇行する濁流なのである。
年干支の「山辰」は、
制約が多いためなかなか前進不能だが、
じんわりと成果を得るが、身内への思いが伝わりづらい。
月干支の「海戌」は、言動が粗野なるも
逆境でも不可能を可能にする挑戦者
そして日干支の「雨卯」は、一族の中では
模範生で、「いい人」。
なのに、
猛毒を宿命に持つ矛盾が、この人の魅力。
干支番号構成は、05-59-40と東方北方西方の比較的狭い領域。
なので、経験豊かなアートの世界が舞台となった。

後天運は、初旬「2歳宝酉」は、DNA「」の主導DNA
早くも
自己確立となり、好奇心旺盛なところに、
ここから生涯何をやっても目立つ
ターボ運(子丑天冲殺廻り)が始まる。
また、年干「山」と日干「雨」が干合すると、
日干支は「灯卯」となるので、
10年運干支天剋地冲が生じ、
これは
成功運型の資格あり。
さらに、宿命の害も切ることになるので、
気合い充分
難点は月支「戌」の害があり、
家系の恩恵はなく
常に不安定さを加速させたことか。
それとて、辰巳天冲殺には無用の心配だろう。
2旬「12歳鉄申」は、年支「辰」の半会を伴う
DNA「
」の金性強化で、王道を行く藝大に入学。
3旬「22歳畑未」は、DNA「
」の半会で、
せっつかれるように稼働力が強化し、結果もでる時期になり、
DNA「
」の「」重なりの半会で受賞となったもの。
この後は4旬「32歳山午」は、DNA「
」の名誉
しかるべき職につくなり、才能強化でもあるため、
場合によっては栄誉ある受賞もあるかもしれないが、
宿命が宿命だけに、土性過多はそこまで歓迎できず、
不名誉もないとは言えず。
5旬「42歳灯巳」は、DNA「
」の10年運天冲殺で、感謝奉仕投資
場合によっては権力行使で生き方次第で大きく上がるが、
その根拠は忌み神月干「海」が干合で「木」となり、
特別な道筋がつき、目下の変化顕著
とはいえ干合後の月干支は「木戌」なので、
大仕事も可能か。
ただし、
社会還元がどれだけ出来るかにかかわってくる。
6旬「52歳陽辰」は、DNA「
」の10年運天冲殺
意地汚くなれば、水質汚染は更に厳しくなり、
加齢による
強欲が目に甘えれば失うものも大きい
7旬「62歳草卯」は、DNA「
」の垂れ流し。
蓄積したものが流れ出して狼狽えるが、悪くない時期。
8旬「72歳木申」は、DNA「
調」。
毒物の排出が僅かしか機能しなくなり、困惑する。

一色は「これまでにないアート・ミステリーを目指して、
とにかく夢中になって楽しく書きました。
そして書き終えてから、この物語は実在のアーティストや
伝説的事件におおいに依っていることに気がつき、
アートそのものの面白さに改めて圧倒されました。
今後この何倍もいいものが書けるよう全身全霊頑張ります。
」とは、
本人の受賞時の弁だが、
奉仕活動ならともかく生年冲殺が余興では困る
干合支害持ちだから、意識も崩れて、あれこれ手をだしたがるのだが、
年干支「山辰」VS月干支「海戌」の天剋地冲もあって、
どれだけ
迷惑をかければ気が済むのか。
ならば、学芸員なんかやめにして、
この道を極めれば良かろう
妙に
欲をだしたところで、周囲が困惑するだけで、
本人の疲弊度合いも半端ではなかろう。
学生だったからこそ、時間もあっただろうし、
それも藝大の大学院にはじかれたから、香港まで流れ、
」主導らしく気分転換しながら書けたものであり、
それなりに
手慣れた筆致であろうと、設定がとりあえず斬新なだけであって、
あっけない話に未来は感じない
そのあたりは、
表紙装丁で想像がつくではないか
なのにタイトルは
神 の
孤高の作家を神としてしまうところが、ビジネス臭を感じる
冒涜とまでは言わぬが、この国では
受け入れがたい発想。
アートの価値を高めることは素晴らしいが、
結局金銭にしか置き換えられないところが、どうにもならないものだろうか

ところで、普通の結婚が似合いそうもない一色は、
14年(木午)のDNA「
調」のDNA「」の方三位日(15-1103/山寅)に、
大学の先輩で
彫刻家の夫と結婚しているが、
夫の父親は愛知県新城市の硯作家の名倉鳳山と見られ、
義父の影響が今作の根幹をなしたとみて間違いないが、
風変わりな一色と一緒になるくらいだから、
父子とも変わり者であることは想像できるが、
妙なもの好き(干合支害)なのに、そして結婚することが才能を磨き、
自尊心の塊みたいな一色が、
趣味で毒を垂れ流していることで、
配偶者を延命させているという図式と見られる。

ところで一色の母親は、NPO法人マザーズサポーター協会理事長の
喜田菜穂子(57-0201/木辰)。
この人は一色の父親が二度目の婚姻相手で、
82年(海戌)に結婚しているが、
二男一女を出産のち(一女は一色)、離婚時期は不明も、
00年(鉄辰)に再々婚するなどの
腰の座らぬ人
これはDNA左3「禄」が、いわゆる
穀潰しの浪費家であるばかりか、
地支半会水性一気格的(冬の土性の丑と、
年支申VS日支辰の半会で水性旺地)で、
流木化しているため「司」主導が
堅実にならず
自我が強くなりすぎて、衝突が多いからだろう。
彼女の父親が何度も再婚し、父の連れ子で育ち、
実の母親が彼女と連絡を絶って出て行ったのは
6歳の時という記述があるが、これは
条件なし天冲殺の夢の中の時期。
その後、曽祖父に預けられたり、親戚の尼寺に里子に出されそうになったりと
紆余曲折の末、新しい母親に育てられたりと、
辛い幼少時代を経験しているのに、
子供が三人もいるのにもかかわらず離婚した過去を持つが、
喜田の息子の一人は黒銀なるイラストレーターで、
さらに大津市役所に勤務する息子は「喜田力文」を名乗っているため、
再々婚の相手と離婚した可能性もあり、なんとも訳がわからないが、
喜田のサイトをのぞくと、娘と度々交流があるのがわかるが、
(08年の干合年に
ネットカフェで財布をとられたことを深夜に電話している)
二人には共通干はないどころか、相互冲殺の害の関係実りはない
ちなみに一色の宿命によれば、「雨」を生ずる「鉄」がないため、
月干「戌」内「宝」が母親。
となると父親は、干合相手の「陽」なのに代用品の「戌」内「灯」。
このように
家系が微妙にズレている感があるので、
やはり本物の相手ではなかっただろうから、
干合支害持ちの娘が産まれたわけだということを記しておきたい。
そして、これらは暗くて
陰な前時代(83年〜12年)の話。
いまは
明けて陽の時代を13年から迎えているが、
一色の話もどこか暗くて、明るい未来はさして感じられない
そこが
猛毒持ちだけではなく、純水ではない一色の弱点なのだし、
裏を返せば魅力でもある。
本業でも結果をだしてもらいたい
一色さゆり88-1015
海山灯(月支内のため野人扱い)
卯戌辰※-2
牽石鳳龍鳳(龍主導)
木性(52)火性(18)土性(66)金性(16)水性(63)/総合215
辰巳生年冲殺/天冲殺(42歳灯巳/52歳陽辰)
初旬条件あり(宿命内干合日干支と天剋地冲)/ターボ運(〜81歳)
主導DNA(2歳宝酉)/害(52歳陽辰)/方三位(72歳木寅)
年干支VS月干支天剋地冲
年干支VS日干支干合支害(究極の表裏)/害切れ(2歳宝酉)
火性脆弱/土性過多/金性脆弱/水性過多
-2歳宝酉/12歳鉄申/22歳畑未/32歳山午/42歳灯巳/52歳陽辰/62歳草卯/72歳木寅〜
10(雨)●BE
喜田菜穂子57-0201
宝陽陽
辰丑申-9
鳳牽禄司車(司主導)
木性(40)火性(20)土性(60)金性(68)水性(58)/総合246
寅卯天冲殺/三合会局(9歳鉄子)
変剋律(9歳鉄子/19歳畑亥/29歳山戌)/主導DNA(19歳畑亥)
天剋地冲(29歳山戌)/地支半会水性一気格的
火性脆弱/土性過多/金性過多/水性過多
-9歳鉄子/19歳畑亥/29歳山戌/39歳灯酉/49歳陽申/59歳草未/69歳木午/79歳雨巳〜
01(木)BE●
top●BE
 
■2016年06月28日(火)宝巳
加藤実秋桜田門のさくらちゃんの軽快なる毒
加藤実秋//桜田門のさくらちゃん○BE
○96年(陽子)のDNA「玉」年に、映画「天使の涙」のノベライズ化をし、
98年(山寅)のDNA「石」年には、講談社X文庫ティーンズハートから
少女小説
トゥモウトゥデイを発表。
03年(雨未)のDNA「禄」の半会年には
インデゴの夜で、
第10回
創元推理短編賞を受賞し,本格的に小説家デビュー。
同作をシリーズ化した
インディゴの夜シリーズは、
05年(草酉)のDNA「車」の守護神年に、TVドラマ化、舞台化、漫画化され、
10年(鉄寅)のDNA「調」年の
アー・ユー・テディ?
同様にドラマになった、
加藤実秋(66-1008/畑亥※)が、
守護神半会年だった昨年(15年/草未)に刊行した
さくだもん!の続編になる
桜 田 門 さ く ら ち ゃ んを、
04月15日(灯卯)のDNA「龍」の半会日に上梓した。

怪事件の謎を解くのは、エリート刑事VS.落ちこぼれ女子職員!?
そうきたら、エリート刑事ではなく、
女子職員となるのが楽しく頼もしい小説
警視庁の秘密兵器は、指輪のサイズが15号と、ちょっぴり腹黒脱力系女子。
久米川さくら警視庁に勤める総務部業務管理課の事務職員だ。
定時退庁をモットーに日々の雑務をこなすが、
普段はボケボケで例えば「高麗崇」というネームプレートを頼まれると、
高麗祟」というように、タカシタタリになってしまう(笑)。
実は
鮮烈なひらめき刑事部に舞い込む
難事件を解決する陰の立役者
でもあった。
そして、
決めセリフは「きみ、犯人じゃないよね」なんて
どこかで聞いたセリフ。証拠だけが足りない事件の真相は?
殺人犯が庁内に侵入? さくらちゃんが容疑者!?
登場人物は他に、自分を
いまどき俺さま」なんていう
刑事部捜査第一課元加治くんは、
さくらちゃんのもとへ事件を持ち込んでくるエリート刑事で、
童顔がコンプレックスで、常に三つ揃いのダークスーツを着用するが、
口ではエラソーなことを言っているクセに、実はさくらに頭が上がらない
(
いつか一緒になるんだろうなという予感をさせる微笑ましさ)
秋津さんは、
さくらちゃんの先輩兼相棒で、
ちょっと
アンニュイな年齢不詳の美魔女
言動微妙に昭和・バブルくさく、昔は銀座に出ていたこともあるらしい。
赤プリでディナー」なんていうし、そもそももうないよ
ったく、それでは御年幾つになるんだい。
そして、正丸さんは、さくらちゃんの上司で、
小太りで色白美肌な「男おばさん」。
妻・娘による手作りのアームカバーがトレードマークといった具合。
さて、ここまで読まれて気づいた方もいるかもしれないが、
登場人物は、警視庁の人間から容疑者まで、出てくる連中の
苗字は全部、
西武池袋線西武新宿線駅名からとっている。
加藤に
土地勘があるのか、沿線に生まれ住んでいるのか、
はたまた、
単に好きなだけのかは不明も、
抱腹絶倒な文章に呼応するような、
人を食ったような設定も、この作家らしいおかしさだ。

東京都出身ということ以外は、創元推理短編賞を受賞時の遠影があるくらいで、
皆目不明な加藤は、DNA「
」主導で小洒落た遊び心タップリ
「鳳+龍」は、それをうみだすために、
内面の葛藤は厳しくエネルギー消耗が著しい
「龍」×2あり、
庶民的な発想に長ける
才能主導するだけに「」で、遊び心に客観性のある冷静な気持ち
「畑」が「宝」という
特別意識の強い方向から表出されるため、
無駄に豪華な仕掛けであったり、
ありえない設定なのに、徹底して妙なこだわりを持つ。
警視庁窓際捜査班」とはよくも言ったものである。
「鳳+司」は、
遊ぶのは仕事の上の表現の世界だけで、
内側はいたって堅実で地味
耐えて耐えていく辛抱強さもあり、
見かけ以上の図太さ
「鳳+玉」は、
自分を棚上げして、あれこれウルサイ
これは、「
久米川さくらそのものだね(笑)。
また、問題を
知恵を使ってすり替えるのは、元加治クンに滲み出ている。
「畑+鳳+酉月」は、
くだけた文章を書こうと、
基本的な常識のある人で、「午」年生まれ「畑亥」は、内外シーソー
すなわち公私共に恵まれることはなく、これだけ活動華やかであると、
私的面で恵まれることは、ありえないかもしれない。

宿命の特長は、仲秋午後六時頃の都会の街
まだ陽光も強く照りつけているが、
街灯も点灯する用意は準備万端
これで
立派な街路樹でもあれば絵になるのだが、
日支「亥」内「木」しか確認できないので、
街といっても、
賑わいは地下街なのかも知れぬ。
光が強くあたっているので、
それなりに恵まれているのに、
逆に暑苦しすぎて、木性を人間に例えれば、
地下に
避難というか逃げている印象を受けるのだ。
総エネルギー164点は身弱の部類も、
自身の土性が46点のところに、創造力の火性は61点もあり、
「鳳」主導としては、
すこぶる頭は良い
木性が14点と少ないのは、前述のように、
表向きが
ゴーストタウン化した地下街隆盛な街だからか。
主導する金性と水性がそこまで多くないのは、
なくても構わぬからであろう。
火性の影響が強いのは、母親や学校の女性教師や
先輩や遊び友達の影響大
で、誰彼となく人は寄ってくる気配
年干の「陽」を母親とすると、
父親は「宝」になり、
月支「酉」内で家系の中心に、微動だにすることなく、
威厳を放つ
年干支の「陽午」は、言わずと知れたヒノエウマ。
他者の運を喰いながら、運気を延ばして行く強烈さ。
月干支の「灯酉」は、人情味溢れる浪花節みたいな人間で、
仲の良い人間には徹底して付き合うが、
反目する勢力とは覚めた目を投げかける。
そして日干支の「畑亥」は、
一か八かの勝負師であり、
身体的な霊感の持ち主となり、
書くのが早いなどの特技あり。
混沌としているが、自我が強くプライドの塊でもあり、
なかなか
簡単には融合しない性癖であろう。
伴星は「鳳」の趣味に生きる人であり、干支番号構成は43-34-36で西方偏り。
少々時代整合性なくなってきているが、
何か特別なテーマを切り取っていくならば充分活躍の余地あり。

後天運は、初旬「10歳陽申」が、DNA「」。
準守護神的な陽光ので、よってたかって、あれこれ誘われる有り難迷惑
勉強はするのだが、満足やら成果は半分といった具合か。
2旬「20歳草未」は、
守護神半会10年運の到来で、
前旬を吹っ切るように、
猛烈に稼働するDNA「」は、働き者
3旬「30歳木午」は、DNA「
」の守護神の名誉や役割で、デビュー
4旬「40歳雨巳」は、DNA「
」の天剋地冲10年運天冲殺で、
相応に売れるが、その
お返しができたか否かでレベルも決まる
今年(16年/陽申)から始まる5旬「50歳海辰」は、
DNA「
」の塩濁10年運天冲殺で、当初は地味な感じも、
次第に月干「灯」との干合で、10年運は「木辰」的に、
月干は「草」的になれば、
周囲の目下が守護神となり持ちあげてくれる。
ようは
目的を変更することで、稼働力があがるのだが、
むろん前旬に続き、
感謝なきところには落とし穴あり
今後は6旬「60歳宝卯」が、主導DNA「
」の半会で自己確立も、
次第に下降するかに見えて、年干「陽」と干合すれば、
10年運は「海」になり、これが月干「灯」と二次干合すれば、
それぞれ守護神的な「木」と「草」の賑わいとなり、
姿形を変え、主戦場を移しながら、衰えることのない筆致を披露する。
7旬「70歳鉄寅」は、DNA「
調」のいじらしさ。年寄りらしい愚痴。
8旬「80歳畑丑」は、DNA「
」の頑なさで、さすがに幕引きか。

なお本書は、15年(草未)10月02日(宝亥)に出された
さくだもん!の続編で、
15年07月15日(海辰)から11月16日(陽申)まで、
文芸WEBマガジン「ジェイ・ノベル プラス」に掲載されたもので、
さすが
守護神年には、ダジャレ企画物とはいい
加藤はうまく料理しているが、こんな経験は初めてだという。
でも
新たなチャレンジをすことが、
今の10年運を
稼働させることになるのだから、
これからは、こういうスタイルで行けばということなのだろう。
どんなことであろうと、
環境と自身を出来るだけ近づけて活かしていくのが、
生きやすい見本であるのだから☆
加藤実秋66-1008※午前四時前生まれ判断
灯陽木
亥酉午-10
玉龍司鳳龍(鳳主導)
木性(14)火性(61)土性(46)金性(22)水性(21)/総合164
辰巳天冲殺/天冲殺(40歳雨巳/50歳海辰)
害(10歳陽申)/天剋地冲(40歳雨巳)
主導DNA半会(60歳宝卯)/内外シーソー
木性脆弱/火性過多/金性脆弱/水性脆弱
-10歳陽申/20歳草未/30歳木午/40歳雨巳/50歳海辰/60歳宝卯/70歳鉄寅/80歳畑丑〜
06(畑)BE●
top●BE
 
 
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 6 年// 陽 申
16年01月分 16年02月分 16年03月分 16年04月分 16年05月分 16年06月分
16年07月分 16年08月分 16年09月分 16年10月分 16年11月分 16年12月分
コラム総合目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜)
さ く い ん
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