★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 1 6 年(陽申)●02月 鉄寅 // 移 動 祝 祭 日 |
■02月分一覧 (2016年●目次) |
伊藤朱里●名前も呼べないという堤防決壊の乱れ方(2016_0201) |
若木未生●ゼロワンにある笑いと悲しみの関係(2016_0205) |
樋口毅宏●ドルフィン・ソングを救え!で救われるか(2016_0209) |
三輪記子●twitterで樋口毅宏を凋落させた毒気(2016_0209) |
藤石波矢●昨日の君は、僕だけの君だったの明暗(2016_0216) |
小原優花●蒼い闇と闇でしかない夢の中(2016_0218) |
谷津矢車●からくり同心 景でKADOKAWAと衝突の強気(2016_0222) |
清水晴木●海の見える花屋フルールの事件記は霧の中(2016_0225) |
■2016年02月01日(月)雨丑 |
伊藤朱里○名前も呼べないという堤防決壊の乱れ方 |
○主導DNA「鳳」の対冲年だった昨年(15年/草未)の、 05月07日(雨未)の納音日に、第31回太宰治賞の選考委員会が、 東京都三鷹市内で開かれ、伊藤朱里(86-0310/雨丑)の 「変わらざる喜び」が受賞し、同年11月25日(草巳)の主導DNA半会日に、 『名 前 も 呼 べ な い』と改題のうえ上梓された。 同作は、あてもなく契約社員として勤めた会社を辞めた主人公が、 送別会で不倫相手に娘が生まれていたことを知り、 思わぬショックに彼女は不倫の日々を振り返るが、 結局相手の迷惑にならないよう身を引き、 女手ひとつで育ててくれた実家で母と新生活を送る決意をする。 しかし、過去に彼女を虐待し、癒えないトラウマを植えつけた父が 危篤状態であることを母からの電話で知った彼女は、 すでに縁を切っていたはずの父に 母が内緒で連絡を取っていたことを裏切りと感じ、 怒りで自暴自棄となってしまうが、 激しく自分を責める彼女を救ったのは親友の女装男子だった。 親友の叱咤により自分を見つめなおした彼女は、 身を引くのでなく、はっきりと自分から関係を終わらせるために 「いつでも電話をしてもいい」と言われていた 不倫相手に電話をかけて、決着をつける。 親友が保育士養成の短大時代の同級生で、 昼間は真面目に仕事に励む女装男子であることを明かされるまでは、 よくある、だるそうなストーリーかと錯覚して、 投げだしそうになりかけたが、中途で(決してネタばらしできない)、 種明かしをされてからは、(どうだ参ったかとでも言うように) 語り口にも自信が満ちあふれ、呆気にとられた。 明るさと暗さが、あえて交錯するので、積極的に読みたい類のものではないが、 とりあえずは、及第点の出来と言えるが、 いわゆる働く女性の失敗体験を文章にしただけで、 苦悩は理解できても、未来がまるでないのが辛いので、 本人にとっては時代の先端のつもりでも、時代整合性は今ひとつ。 静岡県浜松市出身で、お茶の水女子大学を卒業後は、 東京都板橋区内に棲息しながら、一般企業に勤務し、 13年(雨巳)の大半会年に一念発起し、会社を辞め退路を断ち、 作家になるべく道を歩み始めたという伊藤は、 「鳳」冲殺主導で、冷静だがひねくれた伝達本能を駆使し、 風流と言うよりは風変わり。 才能は主導する「鳳」のため、冲殺されていようと燃焼しやすいが、 浮遊物・不純物の混じりけがあるため、偏屈である。 「鳳冲+牽」は、表面的なスタイルにはこだわる表現者だが、 それは時によって、変わる。 「鳳冲+貫」は、妙に時代の波に乗ろうとするが、 目先だけで最終到達点は見えづらい。 「鳳冲+司」は、忍耐力あるように見えて実は短絡的。 ただ堪え忍ぶことは出来ずに、梅酒に八つ当たり(笑)。 ほっておくと、濁った感情がとめどもなく湧きあがる。 「鳳冲+龍」は、内面の葛藤は激しいが濁流のように、 周囲には迷惑をかけたり、嫌な感情をもたらせやすい。 だから、幼い時に父親に二階から庭に投げられたという設定で、 接触恐怖症なのに、最初に就職した保育士としての仕事を、 父兄に惚れられて一悶着あったような話になってしまう。 「雨+鳳冲+卯月」は、親縁は濃くなく、 それを活かさぬと通俗的というか普通の人でしかない。 「寅」年生まれ「雨丑」は、勝負師なのだが、一発屋の可能性も否定できぬ。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の河川であり雨で、 普段は明るい朝日と、庶民的ながら特別な遊歩道を兼ね備えている、 人々のジョギングコースなり通勤のための道の脇を流れる、 川面がきらきら光る気持ちの良い流れだが、 年干「陽」と月干「宝」が干合すれば、 年干は「海」で月干は「雨」となる水性の天干一気が完成して、 雨空と汽水域のような川が一体化してしまうようで、 河川は氾濫してしまい濁流に様変わりしかねない。 仕事は陽光の守護神で救いだが、家系や郷里はそうでもなく、 それが一体化したり(実家と関わりを持ちすぎたり)、 精神を集中しすぎると、一時は目立つのだが、 長期間そのままだと疲弊しやすく、持続力も失せてしまう。 また、知恵を使って目上を困らせるだけではなく、 「雨」は飲料水。純粋であるために、汚れを嫌うが、 ちょっかいをだす目上を吹き飛ばしてしまう恐れがあるので、 何を考えているかわからない生年生月冲殺でもあり、 自然体で過ごすのが、なによりの平穏となる。 なお、総エネルギー213点中、伝達本能の表現力木性は64点あるが、 創造力を司る金性は月干「宝」の一点で僅か20点しかない。 冲殺されている「宝」だから、特別に偏向するものだし、 本来の「鉄」という正式な(母親成分がないので)母親成分にもなるので、 作中でも母親の定期的な土曜日午後の電話が、効果的に使用されているものの、 母親が月干の「宝」なら父親は年干の「陽」。 同様に冲殺されているわけだが、不安定。 さらには家族一丸になれば、妙なものに縁はあるだろうが、 乗り越えて行くには難あり。 年干支の「陽寅」は、そつのない技術力。 月干支の「宝卯」は、小商い。 そして日干支の「雨丑」は、時間をかけて気ままに生きる。 人生の本質はスローペースなので晩年へ向けて味わいあり。 和合性が乏しく、どこか冷めていて、好き嫌いが激しく、敵を作りやすく 一見若々しくも、実は老成と童心が同居し、 ある意味、つけたばかりの梅酒のようでもあり、 性格性癖は主人公に、かなり投影されている模様。 干支番号構成は、03-28-50で東方・南方・北方に拡がり、 実際は相当な行動範囲を持っている。 後天運は、初旬「1歳鉄寅」がDNA「玉」の10年運天冲殺。 おそらくは、幼い頃より読書が好きで、 早期に作家になることを意識したに違いないし、 少ない金性が補完されたので、頭を磨くほうに気が向いたはず。 2旬「11歳畑丑」は、DNA「車」で男勝りの行動力。 スポーツという見方もありも、勉学に使用すれば、単純明快な向学心となり、 それこそ水性天干一気の勢いをもってすれば 高度な教育を受けられる環境に進めたはずである。 3旬「21歳山子」は、DNA「牽」の名誉なり異性の変剋律で、 苦悩を受ければ、才能は強化される。 相応の就職先は用意されただろうが、太宰治賞受賞という栄誉も得た。 この後は4旬「31歳灯亥」が、DNA「禄」。 ありえない愛情表現と変剋律。冷水を温める守護神でもある。 5旬「41歳陽戌」は、DNA「司」の地道な努力の変剋律。 月干干合を加味すれば、進み行く方向性や目下の変化。 6旬「51歳草酉」は、DNA「鳳」の半会で、息切れか豊かな表現力強化。 悩みもなくなり、流れは極めて良好。 7旬「61歳木申」は、DNA「調」の偏り。 8旬「71歳雨未」は、DNA「貫」の納音で、守りたくとも守り切れない 現実面の崩壊で、駆け足になったが、 まだ方向性の定まっていない部分があるので、あえて簡素に行った。 ところで伊藤は27歳だった13年(雨巳)に一念発起して会社をやめ、 退路をたって執筆に専念することにしたようだが、 「30歳までにデビューできなければ、あきらめようと決めていた」って、 生年生月冲殺なのに、(自然界に任せずに)自分で決めるなよ。 それでは保育士の仕事を持続出来なかった主人公とさして違わんよ。 これが、条件あり天冲殺年だった10年(鉄寅)や11年(宝卯)ならば、 創作に必要な金性が強化されるので、賛成もできたが、 13年(雨巳)は、大半会年だったが、年支「寅」の害があり、 DNA「貫」年なんだから、ただのわがまま。 辛抱していれば、専念せずとも、本当にこの道があっていれば、 導かれるように受賞できたろうし、言い訳にすぎない。 しかもテーマに斬新性もなければ、 通俗的で「鳳」冲殺のちょっとした工夫しか見られない。 まして、春生まれにも関わらず、明るい未来が全く感じられないのは、 年干「陽」がさして機能していないからだ。 なので「世の中の正論や常識の前で苦しんでいる人たちが、 こういうのもありなんだって一人でも思ってくれたらいい」 なんていう後ろ向きな発想しか見えてこずに、暗いばかり。 だいたい冲殺者が一念発起したわりには実家に帰ったり、 2年間もどうやって暮らしたんだい。主人公みたいに、社会勉強をかねて、 派遣社員をしたりキャバクラでバイトでもしたのかい。 あまりにも、不透明で矛盾がありすぎるのだよ。 なお、現在は墨田区にある専門学校の文化学院に通ったり、 短歌のサークルに参加したりと、本気で作家に専念したとはいえない。 おそらくは取材を兼ねていると言い訳するのであろうが、 それこそ目的なく、仕事を辞め自分探しをしている人並みでブレブレのご様子。 これは、流れに従い成功していく生年生月冲殺には、全くそぐわない生き方。 たいそうなことを表向きには、のたまおうと、ようは遊興の日々。 矛盾も矛盾。大矛盾で偉そうなことは、何ら言えまい。 とりあえずの勲章を手に入れた伊藤は、とりあえず活動は出来るだろうが、 生地生家に縁の薄い生年生月冲殺にもかかわらず、 あっさり実家に戻ったり、また出てきたりと、 (川が)蛇行というか迷いが目だつ。 宿命にしても、際だった偏りがあるわけではなく、 優等生がハメをはずした感が否めずで、 まして誰かに強烈にそそのかされたりでもなく、 学生でござい等という甘っちょろい幻想を携えながら、 好きなことをやっているようでは、生年生月冲殺は活きてこない。 まして変剋律もあるなかで、好き勝手に振る舞ったところで、 苦悩し制約を取り払った人に説得力なし。 「本一冊出したくらいでは、まだ作家とは言えないと思っています。 でも、リングには上がった」と朝日新聞のインタビューに答えているが、 「寅」年生まれ「雨丑」は勝負師であろうと、 生年生月冲殺のやることではないから、この解釈は一発屋になる。 時代整合性なき契約社員を主人公にしたところで敗北は濃厚だったが、 時間がかかる「雨」らしく、すぐには消えぬだろうが、 10年20年と残るには、運の使い道を間違えてしまったのが哀しい☆ |
■2016年02月05日(金)灯巳 |
若木未生○ゼロワンにある笑いと悲しみの関係 |
○早稲田大学文学部在学中の89年(畑巳)のDNA「調」年に、 第13回コバルト・ノベル大賞佳作に入選し、 同年「ハイスクール・オーラバスター」で単行本デビュー。 これまでは、いわゆるライトノベル作家として活動してきた 若木未生(68-1202/陽午)が、10年(鉄寅)から12年(海辰)にかけて、 携帯電話向けサイトに掲載された作品を、合計四回も大幅に加筆訂正し、 さらに40頁のダイエットをしてスリムアップした『ゼ ロ ワ ン』を、 12月08日(山午)のDNA「鳳」日に上梓した(奥付は12月31日の宝巳の干合日)。 弱小芸能事務所に所属する王串ミドロ、33歳。 声優としてもぱっとせず、お笑い芸人としても無名。 だが年末のマンザイ・グランプリで優勝すれば、 どんなに無名でも、キャリアがなくても、一夜にしてスターになれるはず。 こうして漫才コンビ「ゼロワン」は、マングラの頂点を目指し、 今はなき親友の弟で、頼りなくも健気で熱心な若き相方と、 悩みながらも奮闘を開始する。 圧倒的な人気と実力を誇るライバル、自由奔放な恋人らの存在を糧に、 芸人・王串は自分の笑いを形づくろうとする。 不慮の死を遂げたかつての相棒が、主人公の作るネタに落とす影とは・・・。 マイクの前に立つのは二人きり、持ち時間はたった四分。 最強の敵は、生と死の境界を掘りおこして笑う狂気の道化師。 信じる言葉ひとつで、マンザイ・グランプリの激戦を生きのびる。 青く痛く笑って泣けて元気の出る大人のための青春小説という売りだが、 そんじょそこらのお笑い小説と違うのは、 実際に漫才のネタが何本も挿入されていること。 むろん「役者は役がこなくなると困るから厄払いはしない」 などの駄洒落も満載。 また、練って練って作りこまれた感があるものの、 導入部分等に読み手がアニメ好きならば、理解しやすいであろう箇所があり、そこは初の一般書ということなので、寛容になって受け入れたい。 とはいえ、制約のある時間に挑戦する疾走感が心地良く、 また、文章は心憎いほど練れいる。 そして、随所に言葉が躍り出すような まるでマンザイを観ているように、笑わさせてくれるのが楽しい。 埼玉県出身で東京都八王子市育ち、早稲田大学文学部中退。 現在は主人公の出身の設定と同じ八王子暮らしも、頻繁に新宿に出かけている。 ならば、もっと都心に住めよとも思うのだが、 空気の良さににこだわっているとも考えられる若木は、 DNA「車」主導で、反撃は素早く危険な行動も厭わず。 単独行動で、犠牲的本質を備える。 才能は主導するだけに「車」で、激しく危険。 なので、嘆きにしろ引き籠もりにしろ、似合わない。 「車+禄」は、束縛を好まず、礼儀礼節にも無縁で我が道を行く。 「車+石」は、個人感情より大義を優先できる。 「車+鳳」は、大衆的で実は商売にも向く。 「車+牽」は、忍耐力あるように見えて、実はへなちょこな面あり。 デリカシーに欠け、そこらには男性目線もあるので、 声優でもないお笑いでもない中途半端な 冴えない漫才師の心情は理解しているに違いない。 「陽+車+亥月」は、ジタバタしやすく気忙しい。 けんか腰な面もあり、よく動く漫才師は描きやすかったはず。 「申」年生まれ「陽午」は、平時はグイグイ行くが、 いざ問題が起こると、存外逃げ腰にもなる。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の太陽で、 山あいに流れる川の向こうに沈んだ状態で、 川でなく雨降りになれば、即座に存在をたたれる可能性大。 ただし、年干「山」と月干「雨」が干合すれば、 年干は「陽」に月干は「灯」になり、 火性の天干一気になるため、集中力を高めれば、 冬の夜空を真っ赤に焦がすようにもなるが、 その年干支「山申」と月干支「雨亥」は干合支害で不穏であり、 表向きは美しく見えても、薄汚れた部分を内包する。 しかも病的なので、持続しづらく編集者も敬遠がちになるのではないか。 だからだろう。世話になった編集者や、 結婚を意識したガンダムオタクばかりか、 妹までも自死で失う事態を招いてしまった。 年干支の「山申」は鉄壁の砦。 月干支の「雨亥」は耐久力はあるが、心は強くない。 そして日干支の「陽午」は、俗に言う「ヒノエウマ」。 他人の運を食い散らかしながら、激しい人生で消耗と燃焼を繰り返す。 干支番号構成は、45-60-43で西方と北方の一部。 舞台はせいぜい京王八王子に府中あたりと、東京の中心にはならない場所だ。 後天運は初旬「8歳海戌」は、DNA「車」の男性的。 主導DNAでもあるから、危険か否かはともかく、自己確立は早かった。 また、年干「山」と月干「雨」が干合すると、 月干支は「灯亥」になるので、これが10年運干支と二次干合すれば、 10年運は「木戌」となり、異常な環境が与えられれば 10年運天冲殺並みの成功運型。 親と家系に何らかしらの問題が生じ、それが環境異変を引き起こしたもので、 困難な少女時代を過ごせば、相応に上昇する。 2旬「18歳宝酉」は、DNA「司」の輝かしい干合で、 日干支が「海午」的になり、多忙を極める。 デビューはこの初期の89年(畑巳)で、 これは、年支「申」と月支「亥」の害を断ち切って、 腹をくくったため、大学も中退して創作の世界に入る。 これは干合火性天干一気が破格となり、 単にちょっと変わった元気な「陽午」が強調されたため。 3旬「28歳鉄申」は、DNA「禄」の引力本能。 干合天干一気が復活して、火性はくどくなった印象で、 場合によっては、人から遠ざけられることもあったはず。 4旬「38歳畑未」は、DNA「調」の偏り。独創性。 月支「亥」の半会で自信はみなぎり、日支「午」の支合もあり。 また、日支「午」と年支「申」をつなぐ 変則方三位の「未」の出現で、害も軽減され、 だからこそ、これまでのライトノベルではなく、一般書にも挑戦していった。 今年(16年/陽申)から始まる5旬「48歳山午」は、 内側に刑があろうと、そんなことはお構いなしで、 月干「雨」を干合し、進み行く方向の変化や若い人との関わり。 希望を持って未来を拓くDNA「鳳」で、冷静。 6旬「58歳灯巳」は、DNA「石」の仲間を意識。 年支「申」VS月支「申」の害も切れで、 干合火性天干一気強化も、政治的な動きとなる。 7旬「68歳陽辰」は、DNA「貫」の頑固。火性天干一気強化で少々意固地。 8旬「78歳草卯」は、晩年なので活動可能かはともかく、 DNA「玉」のひとつの物事を掘り下げる 守護神廻りの10年運天冲殺で流れに乗れれば安泰。 今回の舞台設定であるマンザイグランプリ(通称マングラ)は、 むろんM-1グランプリを意識したもので取材もしている。 漫才はそこまで好きではなかったそうだが、 過去の資料映像を観たり、周囲の反応から、少しずつ興味をもったようで、 そのあたりの心情は、主人公の亡き盟友の未亡人で、 高校の同級生の思いに反映されている。 この作品は、当初は成り行きから集英社より出版されてしかるべきだったが、 携帯コンテンツとして発表された時期が、 若木の条件なし天冲殺の夢の中だったため、 明けてからも幾度も改稿を強いられたあげく、一年以上もさらされたあげく、 出版されずに、徳間書店に持ち込んだ経緯があり。 若木が天冲殺現象をしっていたならば、明けた勢いで出版出来れば、 もっと注目されたのではないかと残念に思うが、 結果、15年(草未)のDNA「玉」の支合という、 過去の案件をまとめあげる時期に出版にこぎつけられ、良かったと思う。 とはいえ、若木の本質は男勝りの「陽午」。「車」主導は、男気な成分だし、 そもそも「コバルト」シリーズがそぐわなかったのではないか。 本作は注意深く読まないと、男性作品だと見まごう感もあるし、 これからは、もう男気を前面にだして勝負されたらどうか。 天干一気で目上の編集者や男友達をなくしたり、 実の妹を自死で亡くした過去は辛かったにちがいない。 しかし、それにいつまでも付き合っていては未来は拓けない。 これからは日本国(45-0503/海午)は次第に男社会の様相が強まっていく。 女性が成功するには、徹底的に女性的になるか、 あるいは男性と伍して渡りあえる存在になることである。 「陽午」の若木は後者である。自分らしく生きる若木に期待したい。 でも「いい漫才を見ると、さんざん笑ったあとに、 悲しみが忍び寄ってくるんだ」は、もう過去の遺物。 未来は笑えて楽しく、明るくなければならない。 まさに「したたかに生きのびろ」である☆ |
■2016年02月09日(火)宝酉 |
樋口毅宏○ドルフィン・ソングを救え!で救われるか |
三輪記子○twitterで樋口毅宏を凋落した毒気 |
○東京都豊島区雑司ヶ谷生まれ。帝京大学文学部を卒業。 コアマガジンにて「BUBKA」の編集、 白夜書房にて「コリアムービー」等の編集長を務め、 取材で出会った白石一文(58-0827/草亥※)の紹介により、 09年(畑丑)の主導DNA「龍」の対冲年に 「さらば雑司ヶ谷」で作家デビュー。 11年(宝卯)の大半会三合会局年には「民宿雪国」で、 第24回山本周五郎賞候補と第2回山田風太郎賞候補。 12年(海辰)のDNA「調」の守護神年には、 「テロルのすべて」で第14回大藪春彦賞候補になるなどの 渋い光を放ちながら、相応の活動を見せているものの、 もうひとつ派手な領域に届かない日本文芸家協会会員の 樋口毅宏(71-0615/宝未)が、昨年(15年/草未)のDNA「禄」年に、 マガジンハウス発行の雑誌「BRUTUS」に連載していた 『ド ル フ ィ ン ・ ソ ン グ を 救 え』を、 まさかの岡崎京子(63-1213/鉄寅)のイラストを表紙に迎え、 10月15日(木子)のDNA「司」の害日に上梓した。 同作は、89年(畑巳)から91年(宝未)まで、僅か2年間の活動ながら、 元祖渋谷系ミュージシャンとして、当時Olive少女達を虜にした フリッパーズ・ギターへのオマージュから生まれた作品で、 当時小山田圭吾(69-0127/海寅)と小沢健二(68-0414/木寅)が、 渡辺満里奈(70-1118/宝丑※)を取り合ったあげく、 残念にも解散してしまったと見られる エピソードが下敷きになっている。時は2019(畑亥)年。 新高円寺のボロアパートに住む、45歳、結婚経験なし、 子供もなしのフリーターの主人公女性が、 人生に絶望して、睡眠薬をまるごとひと瓶飲んで自殺をはかる。 (非正規雇用で、自由に生きようとして、人生を誤らされた典型で、 労働者派遣法が諸悪の根源だが、騙された者の自己責任) しかし、意識を取り戻した先は、昭和の終わり、 バブル期まっただ中の1989年(畑巳)の渋谷。 まさに「汚れすぎちまった悲しみ」の時代である 30年前にタイムスリップした彼女は、青春時代に好きだったバンド 「ドルフィン・ソング」の解散を阻止すべく、奔走する! 物語は、小沢と見なされる男が、小山田と見なされる男を 惨殺し(91-1027/鉄午)、三日後(91-1030/雨酉)に、 赤坂警察署に出頭し(フリッパーズ・ギターの解散日)やがて死刑判決を受け、 執行されてしまうという歴史的事実(嘘です)を、何とか覆すため、 スーパーのレジうちから、音楽誌のライターにまで、 タイムスリップのトリックを使って昇りつめ何とか二人の殺し合いを阻止し、 歴史の書き換えに挑戦しようとするという 主人公はひたむきだが、どこか笑えるせつない物語。 でも、彼女の登場により、微妙に現実世界は歪められ、 思わぬ落とし穴が生じ、当時は二人のおっかけだった 遭ってはいけない十代のいたいけない自分にまで出会ってしまう。 (タイムスリップした)彼女はドルフィン・ソングの二人を救えるのか?! 時代は彼女に、何をさせようとしているのか? そして、最終的に彼女が行き着く先はいったい、どこだったなのだろうか? あの頃を少しでも体験した人には、読まずにはいられないが、 痛快な解決を望む人には、ちょっぴりガッカリで、まるで別人が書いたような、 後半のぐだぐだ感はさすがに耐えがたいか、 うれし涙にひたるか、うんざりするかのいずれかであろう必読書。 DNA「禄」年だった昨年(15年/草未)には、 09年(畑丑)の大半会年に司法試験に合格し、 日本テレビ系「行列のできる法律相談所」、TBS系「白熱ライブビビット」、 朝日放送「キャスト」などのコメンテーターを務め、 13年(雨巳)からは、グラビア活動などをしていた 共通干支も全くない(松竹芸能所属)、東京大学法学部卒業の 三輪記子(みわふさこ・76-1024/畑酉)弁護士と結婚。 さらに共通干のない第一子男児(15-1102/海午)を得た樋口は、 DNA「龍」主導で、薄汚れることを承知で、常に新たな挑戦を続ける 極めてはみ出すことを得意としながら、庶民的な人。 「龍+司」は、存外用心深く、自分のテリトリーを守る。 「司」×2もあり、派手さはなく堅実で専業主夫向きか。 才能はこの「司」で、家庭的保守的であること。 「龍+車」は、瞬間判断力秀逸というより、何でもひらめき。 「龍+貫」は、短時間で打ち解けることはなく、一見硬派。 「宝+龍+午月」は、他人とは脳波の構造が異なる着眼点。 「亥」年生まれ「宝未」は矛盾を感じづらい性癖。 宿命の特長は、仲夏正午頃の旧式のスクランブル交差点みたいなもので、 年干と日干の同一は両天秤で、あれもこれもやりたがるうえに、 年干支「宝亥」VS日干支「宝未」は大半会なので、 それなりに器用に出来てしまうが、 生年冲殺のため、度々の生き方の変更は劣化の原因。 しかも年干支の「宝亥」は光輝くのに、 日干支の「宝未」は鈍くて鈍重なので、 格好はつけても、スターにはなれないもどかしさ。 総エネルギー203点中、夏生まれの守護神水性は僅か20点しかなく、 これが、どこか曇ったり濁ったりの由縁だが、 多少の劣化はあろうと、真っ昼間の信号の需要はあり。 生年冲殺が、組織に属しているわけではないので、 そこが、いまひとつの理由だが、 それも出来ないもどかしさが、どこか主人公に通じる。 年干支の「宝亥」は、物を感じる霊感のような異才。 月干支の「木午」は、心優しいが内側を犠牲にする。 そして日干支の「宝未」は、あまり自分を語りたがらない マイペースな人間で、戌亥天冲殺のわりには金銭物質への執着があり、 特に男性は「宝丑」程ではないが、 婚姻を繰り返すことにより、裕福になる傾向があり。 慎重さがかえって仇となり、ブレーキを欠けているので、 思い切った冒険が急務だが、樋口はそれを精神世界でなしとげているのだろう。 干支番号構成は、48-31-08で西方と東方を結ぶ領域で、 そこそこ広いが、時代整合性はあえて消しているところを 狙っているのはわかるが、そこにあったのは、 日本国(47-0503/海午)の陰の時代であり、 いまさら懐かしがり郷愁にひたっても、 前向きにはなっているとは言い難いのが残念。 後天運は、初旬「3歳雨巳」は、DNA「鳳」の守護神方三位で、 表現力豊かな、夢見がちで遊び三昧の ごく一般的な少年時代ながら、自分なりの新しい世界を構築。 2旬「13歳海辰」は、DNA「調」の独創的感性で、 才能は積み重なり、向上心とやりきれぬ不満との中で葛藤する。 3旬「23歳宝卯」は、社会参加の時期で、 年干支「宝亥」と日干支「宝未」のからむ大半会三合会局で何でもあり。 雑多な仕事に追われ、力を存分に発揮した時代。 4旬「33歳鉄寅」は、DNA「石」の妥協と屈辱で、 転々するも、したたかな人脈作り。 天冲殺明けの主導DNA「龍」年にデビューするが、 生年冲殺なので、06年(陽戌)の干合条件なり天冲殺に、 間に合っていれば、また違った人生もあったろう。 現在の5旬「43歳畑丑」は、主導DNA「龍」の対冲で、 相応の評価がくだされ、本人の満足度もあがり自己確立をするが、 それまでの過去を改善して、新たな何かを模索したのが、 ありえないtwitterを介した結婚になったもの。 今後は6旬「53歳山子」は、DNA「玉」の過去の害であり清算。 縁のない京都に移り住んだ生活に別れを告げねばならぬ事態になる。 そして過去の手痛い裏切りに遭い、埋もれてしまう可能性大。 7旬「63歳灯亥」は、DNA「車」の10年運天冲殺半会で、危機多発。 感謝も何もなければ、徹底的に叩かれ、それがとてつもなく拡散する。 8旬「73歳陽戌」に至っては、DNA「牽」。 晩年の干合10年運天冲殺で、定見なき変節を行えば、 嘲笑される恐れありだが、次元を上げねば、厳しい人生の終焉だ。 ところで、樋口の結婚について解説しておくと、 雑誌「アエラ 12月末号」によれば、 三輪は13年(雨巳)のDNA「禄」の半会年に、 当時は方三位守護神年だった樋口が、07月13日(鉄辰)に上梓した 「タモリ論」に感動して自身のSNSにその思いをあげたところ、 12年(海辰)に離婚して寂しかった樋口が、即座に反応して交際に至ったもので、 お手軽tSNSつながり。同誌によれば、三輪がまず 「弁護士として、離婚や不倫の事件を多く担当していますが、 人の心って法律だけでは裁くことができません。 そんなに割り切れない気持ちややるせなさに寄り添える人間になりたい。 そう思う私に、樋口さんは新しいものの見方を示してくれて、 いつも大らかに見守ってくれます。」とのろければ、 樋口は「ふさちゃんは、1言うと10わかってくれるなど、 とにかく頭がいい。高学歴の彼女に対して、 初めは気後れするかと思いましたが、 隠し事をしない人なので何でも言い合えました。 付き合って割とすぐに『樋口さんの子供が欲しい』と言われて。 僕の方も、これ以上の人には出会えないと思いましたし、 素直にうれしかったです。『籍も入れなくていい、お金も要らない、 一切迷惑はかけません』と言われましたが、 縁もゆかりもなかった京都に引っ越して、入籍もして、 家の事は僕がやっています。職場が家ですから当然、育児もやっています。 この流れ、まんまとハメられました(笑)。 もうこの年齢ですし、話が違う!とは言いません。 今は新刊が出て一段落したタイミングなので、 作家業は一時休業のような状況ですが、 短い原稿は2人が寝静まった時間に書いています。 息子はふさちゃんに似てほしいですね。僕にないものを持っているから。 優しいところだけ、僕に似てくれたらいいです。」と 歯の浮くような見当違いのコメントを発しているが、 お望み通り、息子はある意味三輪に似ている(共通干あり)が、 樋口とは縁もゆかりもなく、自らの前進力という仕事への情熱を捨てて、 専業主夫になって、どうなのか。これを樋口の場合は、退廃に毒されたという。 そして、その息子は「車」主導で、いさかいのもとだし、 樋口も内側のDNA「車」が騒げば、内側「鳳」で害持ちの三輪と衝突する。 今年(16年/陽申)と来年(17年/灯酉)は、息子の条件なし天冲殺の夢の中。 続いて18年(山戌)と19年(畑亥)は、樋口の忌み神条件なし天冲殺の夢の中。 その前に、この干合年(16年/陽申)で樋口が、 「何か違う」と感じることも否定できない。 この背景には、三輪が月支「戌」VS日支「酉」の害持ちで、 「畑」に「山」が覆い被さるような、屈辱・妥協の妙な相手に翻弄される質が、 (三輪の)干合守護神年で、樋口のDNA「司」の支合年だった 14年(木午)にまとまり、(三輪の)DNA「車」の危険な年(15年/草未)に、 ありえないような結婚をしたものだが、樋口には配偶者成分を意味する 「陽」がなく、陰陽の「灯」で代行するものだし、 三輪も総エネルギー200点中配偶者成分の木性は、僅か6点。 それも同じく正式な「木」がなく陰陽の「草」で代行するため、 共に異性を見る目などなく、仮想世界で想念ばかりが先行して、 現実世界に反映させてしまったのだが、 この踏みこみすぎは、まるで天冲殺現象のようで、大きな間違い。 だからだろう。樋口とは無縁のところで、 子の月干支「陽戌」が母親の年干支「陽辰」を納音し、 三輪はどこぞの、ふなっし〜好きの弁護士なみに、仕事どころではない。 あそこまで商売熱心の辰巳天冲殺でもないし、 実態は内側害持ちの、結婚不向き人間なのだが、 10年運「35歳木午」は、DNA「牽」の名誉で、 本来は弱い木性の役目役割を補完し、 仕事に生きていれば、結構な成果もあったろう。 グラビアまでやったのは、木性脆弱の害持ちで、 体面をあまり重視しなかったため。 弁護士試験に七回も落ちたのは害持ち由縁。 しかも弁護士登録が10年(鉄寅)の夢の中では、持続することもない。 子は、生まれて半年あまりで、条件なし天冲殺入り。 もはや、害持ちだろうと、仕事は諦めよということだろうか。 そんなところに、なんと樋口が東京の地を捨て (戌亥天冲殺だから構わないのだが) 昨年(15年/草未)の06月(海午)には、 京都市中京区の区役所あたりに引越したという。 戌亥天冲殺が寅卯天冲殺に合わせるのは悪い事ではないが、 夫人とも子息とも共通干がないのにやっていけるのは、 東京に比して京都の地がまるで外国かのような錯覚をしている 樋口の思い込みが覚めぬことを願うばかりだね。 さて、往年の岡崎京子まで引っ張りだした表紙は、 背景にビルが見える野っ原に、ドルフィン・ソングとおぼしき二人と 主人公らしき人が描かれているが、薄いブルーと金色の二色使いの絵は、 残念ながら郷愁もないうえに精彩もない。 様々な理由はあろうが、持続出来ずに表舞台から去った人を 干合条件なし天冲殺の夢の中で引っ張りだしたのは、 不正解ではないだろうが、おそらく本人任せではなかったか。 仮にそうでなく、著者や編集者裁量ならば、 あまりにも地味すぎるのではないか。 色気がないし、とてつもなく暗雲で暗黒。 今の世の中は83年(雨亥)から続いた陰の時代を抜け、 もう13年(雨巳)からは陽の時代に入ったのだ。 なので、あの頃の話であろうと、明るくなければならない。 その意味では、時代整合性はまるでないし、大きな話題にはならない。 タイムスリップするなら、せめて復興の60年代70年代にしないと、 その意味もあるまい。 帯には林真理子(54-0401/灯亥)が、 「めちゃくちゃの面白さ。 私たちの80年代をこんなにもてあそんでいいのか! この天才野郎!」 とか賛辞を寄せているが、そう思うのはバブルが忘れられない 時代遅れの人達だけなのにね☆ |
岡崎京子○63-1213 |
鉄木雨陽 寅子卯+8 調禄龍調司(調主導) 木性(87)火性(19)土性(19)金性(06)水性(54)/総合185 午未天冲殺/天冲殺(58歳鉄午/68歳宝未)/変則方三位(8歳草丑) 方三位(38歳山辰)/大半会(58歳鉄午) 木性過多/火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱 +8歳草丑/18歳陽寅/28歳灯卯/38歳山辰/48歳畑巳/58歳鉄午/68歳宝未/78歳海申〜 |
■2016年02月16日(火)山辰 |
藤石波矢○昨日の君は、僕だけの君だったの明暗 |
○13年(雨巳)のDNA「鳳」の守護神年にあった、 「本にまつわる物語」を募集するかたちで新たにスタートした 第1回ダ・ヴィンチ本の物語大賞(13-1227/灯卯)で、 読者審査員および書店員審査員155名、 そして編集スタッフによる最終選考を経た結果、 「初恋は坂道の先へ」で大賞を受賞し、100万円の賞金を得た 藤石波矢(88-0128/宝巳※)の 『 昨日の君は僕だけの君だった 』が、 年支「卯」の半会と月支「丑」の対冲をともなう 昨年(15年/草未)のDNA「禄」年の 11月10日(鉄寅)のDNA「石」の害日に上梓された。 同作は、どちらかというと、高校時代に華やかな記憶がない 大学デビューした奥手の男子学生が、 一目惚れした同級生に意を決して告白したところ、 あっさりオーケーをもらいビックリしているところ、意外な事実を告げられる。 なんと「彼氏に会ってほしい」というのだ。それも二人。 そして「三人で私をシェアして」と言われ、契約書にまでサインさせられ、 社会人一人、大学生三人の奇妙な交流が始まる。 シェアのルールは、書き出すまでもない、普通の縛り。 だが、恋する主人公には、誰の本心も見えない。 この異常な関係が苦しいのは自分だけなのかと悩み。 四人の恋の結末は、痛みと驚きに満ちて・・・。彼女をそうさせた衝撃の過去。 そして、明かされるそもそもシェアの始まり。隙間みたいな恋愛模様を 「テレビ東京」みたいとする著者だが、結果そこに繰りひろげられたのは、 未来の見えない日常と焦燥感。 そのシステム以外は、ありきたりな大学生活の描写。 ある意味普通であるので、際だった領域には踏みこまない。 栃木県鹿沼市出身で、大正大学文学部及び、 東京ビジュアルアーツ映画学科を卒業。 現在は東京都練馬区を経て埼玉県内に住み、 受賞当時は派遣社員という藤石は、DNA「龍」で異様な落ち着きのなさ、 常に庶民的な目線に、少しだけ味付けをしたくなる。 「龍+禄」は、教養と冒険心のある、変わり者のお人好し。 視野は狭いくせに、興味のあることにはやみくも。 「龍+牽」は、小細工好きで、芸術創造世界に入りこむ。 「龍+車」は、ひらめき至上主義。 「龍+鳳」は、内面の葛藤は激しく、それが創造の原動力になる。 才能はこの「鳳」で、中庸心や風流となるが、 遊び人であることは否定できない。 「宝+龍+丑月」は、子供っぽい創造力だが、 先祖の恩恵を受け、可愛がられる質であることはうれしい。 「卯」年生まれ「宝巳」は、よく動く。 宿命の特長は、晩冬深夜丑三つ時の社交場。 その気になると一気に派手になるが、普段の営業はいたって地味で、 強い雨も降っているため、利用するのは、はぐれ者ばかりで、 何か特別なことを企てているさま。 シェアの発想は、総エネルギー195点と重厚ではないとはいえ、 火性45点と土性45点で、異性への屈折した興味がありそう。 家庭はある(日支内「陽」)のにも関わらず、闇夜というか雨まで降るのに、 熱く目立つ愛人宅(年干「灯」)に通うものである。 それでいて木性26点は脆弱なので、 独占できずにシェアという発想で納得させてしまうが、 真っ当であるとはいえまい。 年干支の「灯卯」は、どこはかとなく漂う色気。 その気になれば一気に燃えるが、通常はくすぶる線香なみ。 月干支の「雨丑」は、孤独で時間をかけて気ままに生きる。 そして日干支の「宝巳」は、品質高貴で他人を偏見差別しない。 なのでシェアという発想も産まれるが、 心優しくも、どこか弱々しく、人の助けばかりかお金もかかる。 自分磨きで風流に生きれば、平常な人だが、 それが出来ねば異常性を発揮し、直感力がとぎすまされ、 庶民的な生活が似合わない、異常発想の人である。 干支番号構成は、04-50-18で東方北方南方で、まずまず。 後天運は、初旬「7歳海子」は、宿命に存在しないが、 DNA「調」の女性的感性に変わり者的様相が付加。 2旬「17歳宝亥」は、DNA「貫」の納音で独立独歩。 これまで自分の抱えてきたものを破壊する時期。 東京へ出来てきたことで消化できたのか、ここでデビュー。 現在の3旬「27歳鉄戌」は、DNA「石」で妥協的人生を送り、 相変わらず派遣社員なのが、悲哀を禁じ得ない。 今後の4旬「37歳畑酉」は、冬生まれの「宝」に対して、 月支「丑」と日支「巳」のからむ守護神三合会局10年運天冲殺で、 DNA「龍」は主導DNAでもあるため、自己確立をしたうえ、 新たなジャンルに挑戦して、絶好調とも思える季節を迎える。 感謝と奉仕さえあれば、何をやっても上手くいくが、 それを自分の実力だと勘違いするのではなく、 環境すなわち新たな周囲の協力が得られるということだ。 5旬「47歳山申」は、DNA「玉」の伝統回帰に過去への学び、 10年運天冲殺の刑と支合で、多少の衝突を乗りこえながら、 同様に確固たる立場を築いていくが、 月干「雨」の干合で、10年運は「陽申」にもなるので、 方向性の変化や、目下に何らかの変化があれば名誉にもなる。 6旬「57歳灯未」は、年干支「灯卯」の大半会があるので、 10年運天冲殺を抜けても、即座に挫折はなく、DNA「車」の多忙を極める。 7旬「67歳陽午」は、DNA「牽」の干合名誉運だが、 どこまで次元を上げられるか否か次第で、 さすがに10年運天冲殺20年ほどの勢いなし。 8旬「77歳草巳」にしても、DNA「禄」の引力本能だが、 既に盛りはすぎており、特筆すべきことはない。 さて、前作は直球で書いたミステリーなら、 今作はやや奇をてらった策に溺れた感あり。 別な意味で、恥ずかしくなるぐらいなのではないか。 全体的に抑揚抑えめなのは、変人には違いないが、愛情やら奉仕には縁遠い。 しかも宿命は、偏りがあるわけではなく真っ当。37歳以降に期待はもてるが、 それ以前に、今年(16年/陽申)は受け身でいてこそ、 あるいは感謝に感謝を重ねて名誉もおりてくるという 60年に一度の条件なし天冲殺の夢の中ながら、 干合支合年という、お試し現象。 編集者の助言に従い、何らかの作品を産みだすならば、 相応の評価もあるに違いないが、間違って異性を強く意識して まとめようなんてことを考えたら一生の不覚。 「遊び半分って感じがする。軽いっていうか不埒っていうかさ」に なってしまうぞ(笑)。それこそ。 自由には平安がないのは、主人公を通じて知ったはずだしね。 否、主人公も途中から変わって、気づいたら関わりのある 人物皆の目線になっている横着ぶり。 とはいえ、幸薄いにはそれなりの親の生き方が影響していると、 藤石はその女性にも言わせている。 むろん、奉仕にもいろいろな形があるのだろうが、 欲張りで背徳的な道は、疲弊するばかりで、何らアカルイ未来はなかった。 気づかされているではないか___。 一途は悪くない、いやいや正しいということを。 だからこそ、このお試しを乗りこえるか否か。 成長して次元を上げられるか否かで、 37歳以降の至福の時につながることを肝に銘ずることだろう。 しかし、いくらなんでも派遣社員はないぞ。 正業についてこそ、名誉もやってくることを忘れてはいけない。 なのに、結婚だけは去年(15年/草未)したのは、(新婚旅行の時期から推測) 攻めのDNA「禄」年だからか。 なんだか危機感まるでないが、そこは異常干支ということで、 カミさんに喰わせてもらっているのならば、 仮初めの仕事があろうと「宝巳」としては、逆に正解であり、 夢突入寸前であろうと、危うくはないかも知れない☆ |
藤石波矢○88-0128※午前四時前生まれ |
宝雨灯山 巳丑卯-7 車鳳牽龍禄(龍主導) 木性(26)火性(45)土性(45)金性(35)水性(44)/総合195 申酉天冲殺/天冲殺(37歳畑酉/47歳山申) 納音(17歳宝亥)/三合会局主導DNA(37歳畑酉) 木性脆弱/金性脆弱 -7歳海子/17歳宝亥/27歳鉄戌/37歳畑酉/47歳山申/57歳灯未/67歳陽午/77歳草巳〜 |
■2016年02月18日(木)鉄午 |
小原優花○蒼い闇と闇でしかない夢の中 |
○ゆんころ(Yunkoro)の名で知られるファッションモデル、 ブロガーである小原優花(90-0519/木申)が、 初の書き下ろし小説『蒼 い 闇』を、 昨年(15年/草未)の11月30日(畑酉)の干合日に上梓した。 同書は、義父から受けた虐待と洗脳の日々。 執拗ないじめによる友人との確執。 著者は中学生の時に真面目な態度と顔立ちが原因で、 クラスメイトからイジメを受けていた。 イジメてきたのが主にギャルだった為、 以降ギャルに対して拒否反応を示すようになった 過去を巧みに織り交ぜ、目立たなかった少女が、突如大変身をする。 キャバクラでのアルバイトでやっと得た大切な友人と恋人の裏切り。 出口のない闇にとりこまれそうになった主人公は18歳で、大きな決断を下す。 そして、永年の夢であったあることをきっかけに、 華々しいモデルの世界へと足を踏みこんで行く。 若い女性たちに絶大な支持を得るゆんころが 魂を込めて書き上げた青春物語というフレコミだが、 もう今はこんなに暗い時代ではないのだよというなら理解はできるが、 果てしなく暗いだけのエピソードには、 あまりにも稚拙で、正直ひいてしまう部分もあるが、 目指すは明るい成功という理由ならば、納得もする。 今が明るいからこそ、夜明け前の暗く青々とした 闇も振り返られるのだろうし、眩しい陽光も感じられるのだろう。 東京都大田区出身で、現在は東京都新宿区内に居住していると見られる 小原は、DNA「車」主導で、意識せずとも危険大好きで、 単純明快判りやすい行動をする。 「車+司」は、一見地味で猪突猛進。 感情的な動きをしやすく利用されやすい。 「車+龍」は、ひらめきで動きまわる。 「車+車」は、本能的に計算する。 「車+牽」は、忍耐力あるように見えるが、存外デリカシーなし。 「木+車+巳月」は、大風呂敷。 「午」年生まれ「木申」は、一発大勝負する人生は賭けという人。 宿命の特長は、初夏午前十時頃の都会の街路樹。 車が行き交い、整備されているとはいえ、 総エネルギー260点という存在感はあるものの、 樹木が生育するには過酷な環境で、妨げる金性は実に99点もあり、 伸びようとしては切りそろえられるもので、 安心して枝葉を伸ばせないばかりか、 夏という季節はアスファルトへの照り返しもきつく、 恵みの水性はなんと13点しかなく、 よほど厳しい親でない限り、向学心は育まぬ。 それも塩濁水の「海」が日支「申」内に僅かにあるだけなので、 まず、良き母親だったとはいえない。 むろん海外にのこのこでかけていくのも推奨できず、 初ハワイに浮かれている場合ではない。 父親は干合する「午」内「灯」のため、もちろん守護神ではなく、同情する。 そして自身の木性にいたっては、僅か7点しかない身弱。 弱いので、守ってもらわねばならず、 自立しても化粧などで、過大に見せかけねばならない。 花も咲かせているのだが、そこに(火性57点)養分を吸われっぱなしで、 すなわち目立つのだが、派手に装飾することで、 自分の弱さを隠しているのが、この人である。 また無駄とは言わぬが土性も84点と多く、 異性やら金銭物資には異常な興味もあろうが、 あまりに異種混合の土壌すぎて、根っこも張りづらくなってしまう。 年干支の「鉄午」は、淋しがり屋ゆえに明るく振る舞う。 若い時に厳しい生き方をしないと、運気は上昇しない。 月干支の「宝巳」は、品質高貴なプリンセスも、お金がかかって仕方がない。 そして日干支の「木申」は、目標が大きく常に動き回っていないとすまないが、 先走りすぎると、周囲ともめごとになる恐れ。 攻めるのは得意でも、退避するのは苦手。 あれこれ手を出し過ぎると、身を削るだけになる。 小原のような身弱は、よほど綺麗な生き方をしないと挫折しやすい。 干支番号構成は、07-18-21で東方と南方のみの狭い範囲で活動する。 後天運は初旬「4歳鉄辰」は、主導DNA「車」の半会で、 危ないことにさらされながらも自己確立し、 月支「巳」と年支「午」を補完する変則方三位で(半会まであり)、 自分というものを知る。 生年冲殺なので親の犠牲だが、それを跳ね返しながら、 真っ直ぐ進んでいければ、それなり。 2旬「14歳畑卯」は、DNA「司」の干合。 異性を強く意識し、心地良い気分を味わう。 また、金銭物質への執着も強くなる。 今年(16年/陽申)から始まった3旬「24歳山寅」は、 DNA「禄」の天剋地冲で、感謝と奉仕。そして投資。 過去の生きざまをガラリと変えて、180度人生が変わる。 ここでえげつなくなってしまい、資金を回転せず貯めこみ、 あるいは世のため人のため尽くすことが出来ぬと、 それまで築いてきたものを失う恐れ。 4旬「34歳灯丑」は、なかなか前進不能で、DNA「調」は愚痴が多くなり、 反抗心も増し、若い女性に発信したくとも、叶いづらくなる。 5旬「44歳陽子」は、DNA「鳳」の発信力の半会。 月干「宝」の干合で方向性の変化。 月干「宝」が「雨」になり、10年運が「海」になれば、救い。 すなわち、目下から笑われたり、 あるいは未来計画を時代にあわせたものに出来れば助かる。 6旬「54歳草亥」は、DNA「石」の環境異変ありの10年運天冲殺に害。 腹さえくくれば、仲間とやっているものが 大きく注目されるはずだが、その結果は害で、 藻屑になったり、友人や周囲にのみ成果をもたらす。 7旬「64歳木戌」は、DNA「貫」の異常環境10年運天冲殺で、 今度こそ、自分の名前を挙げる時となる。 8旬「74歳雨酉」は、DNA「玉」の守護神で、 悠然とした、おばあちゃんとして生きていく。 さて小原は「家庭、学校という小さな世界で苦しみ、 仲間や恋愛に翻弄されたあの頃・・・。 女の子にぜひ読んでもらいたい内容です」としているが、 ともかく、話は明るくない。ああ、こういうことあったと回想しようと、 これからの時代で成功する人は、今までと違い、 不幸をバネにして生きていくのではなく、 これでもかという幸福感(精神的に)がなければ、無理。 なので「壮絶な青春を歩んだ主人公に驚愕、そして感動! (22歳・女性)」 「主人公の最後の決断に勇気をもらった。 初めて書いた小説とは思えません。(24歳・女性)」 「行き場のない苦しみに耐え、 過ちを犯しながらも立ち上がってゆく主人公の描写は、 読んでいる私も息が詰まるほど。(31歳・女性)」 「友達グループ内のいびつな繋がりに、 何度もうなずいて涙しました。(34歳・女性)」 「いつの時代も変わらない女の子の悩み。 青春時代を思い出します。(28歳・女性)」 なんていう声まであるだろうが、何か勘違いしていないか。 また、19歳で家をでたのは09年(畑丑)の干合年。 これは、異性がらみ。そして、WEBで聞こえてくるのも、 若い男をとっかえひっかえといった話ばかり。 午未天冲殺は、年長者によって活かされるのに、 若い女性のファッションリーダー?そりゃ違うだろう。 たとえ、出発点はそれでも、年長の男性にみそめられて、 商いなどで成功しましたならわかるが、 遊び半分で、条件なし天冲殺の夢の中の最後の最後で、 (マンション購入の)「審査通った」では哀しい。 条件あり天冲殺でも、生年冲殺には私的面は天冲殺現象が著しい。 また、それは生月冲殺や生年生月冲殺でも、 生き方がおかしければ、自然界は許さない。いずれ藻屑になるだけだ。 話を小説に戻そう。年頃の娘がいるのに、情けないのが、 母親が離婚して再婚し、その男がどうしようもない放蕩者だったり、 ならば祖父母の家にいけばいいのに、それすらしない。 作者の体験も少し混ぜたような、警察の厄介になってしまう 学校に興味のない勉強も今ひとつな少女が、 ようは金をためて整形手術を受けて、 華やかなファッションモデルになるという落としどころ。 整形すりゃ何でも変わるのかい。違うだろう。整形はきっかけにすぎず、 与えられた宿命を活かし、開花させたかであるので、 いくらなんでも、ありえないほどトホホな話。 生年冲殺のゆんころが、条件あり天冲殺だからこそ出せただけ。 最後は産んでくれた母親までも 「あなたの見た目が変わっても、お母さんにとっては 愛おしい娘であることには何も変わりません。 あなたが自信をつけて明るく生きていけるなら、 お母さんは手術に同意します」となる。 また「好きな服を着て、好きな化粧をして、 好きな髪型にして自己発信をする」だそうだが、誰にも支配されず依存せず、 自分の好きなことで生きてみる自由に未来はあるだろうか。 これは13年(雨巳)までの旧い暗い発想である。 今の時代は、陰の時代を経た、強い大和撫子が試される時代。 小原のような260点の見せかけの存在感はあろうと、 自身の木性7点なんていう、かよわい女性のやることではない。 依存して支えてもらってこその街路樹は、 管理されねば生きのびることは難しい。 それも若い男ではなく、午未天冲殺は絶対に年上だ。 整形賛美をしても、表面を飾るだけで、身を削るようではいけない。 しっかり自分を知って、前向きになってもらいたい☆ |
小原優花○90-0519 |
木宝鉄海 申巳午-4 車牽龍車司(車主導) 木性(07)火性(57)土性(84)金性(99)水性(13)/総合260 午未生年冲殺/天冲殺(54歳草亥/64歳木戌) 主導DNA(4歳鉄辰)/変則方三位(4歳鉄辰)/害(54歳草亥) 木性脆弱/土性過多/金性過多/水性脆弱 -4歳鉄辰/14歳畑卯/24歳山寅/34歳灯丑/44歳陽子/54歳草亥/64歳木戌/74歳雨酉〜 |
■2016年02月21日(日)雨酉 |
谷津矢車○からくり同心 景でKADOKAWAと衝突の強気 |
○KADOKAWAは昨年(15年/草未)の 12月(山子)25日(草亥)に発売予定だった谷津矢車(86-0305/山申)の 「からくり同心 景 黒い好敵手」の発売を中止すると、 DNA「車」の主導DNA日だった12月24日(木戌)に発表。 同社によると、作家の谷津から 「原稿の改変が行われているのではないか」との指摘を受け 調査したところ、担当編集者が無断で原稿を変えていたことが判明した。 あわせて同シリーズ第一作『からくり同心 景(15-0825/雨酉)』にも、 改変があったため、初版一万部を回収して絶版にするという。 同社は「原稿の無断改変は、決して行ってはならないこと。 チェック体制の厳重強化、編集者の指導、教育を徹底し、 二度とこのようなことを起こさぬよう再発防止に努める」としている。 谷津は同社の公式ホームページで 「ゲラチェックの際、明らかにわたしのものではない 文章が混入していました。しかも、中にはキャラクターの台詞などの 小説にとって核である要素にさえ手が加えられていた形跡がありました。 何者かが、わたしの文章を大幅に改竄していたのです」と憤りをあらわに、 「改竄者が担当編集者であったこと、 さらにはその改竄範囲が広範にわたることも併せて判明するに至り、 もはやわたしの著作物と胸を張れる代物では なくなっていたことが判明したのです」として、 印刷段階に入っていた第二作の発売中止を申し出たという。 同書は亡き父親の跡を継ぎ、江戸の治安を守る同心となった主人公が、 壊れて動かない一体のからくり人形と出会う。 修理のために、このからくり人形を知己の 発明家のもとへ持ち込んだ主人公だったが、そこに正体不明の襲撃者が現れる。 それは、ひとたび覚醒すれば無敵の戦闘力を誇る からくり「景」を狙った、の刺客だった。 目覚めた「景」は、善悪の判断と好悪の判断が極めて稚拙な まるで喋ることができる種子島のような活躍をしながら、 美しい若武者の姿に擬態し、主人公介を唯一の主と認めて付き従い、 あまたの事件を解決するという江戸の町に、 現代風の戦闘型ロボット集団が出現し、 これでもかと破壊の限りをつくすもので、 江戸という設定がなければ、柔なストーリー展開だし、 戦隊物にしては食い足りない部分を、 特性羽織をまとえば、人間のような姿になりながら、 主体性をもたず、主がなければ戦えない不自由な設定は、 生年生月冲殺の谷津らしいのだが、昨年(15年/草未)がDNA「龍」の 改良改革の落ち着かぬ日々であった谷津が DNA「調」の害月に出版社と衝突した意図が理解不能で、 あえていえば、マンガみたいな話に嫌気がさしたかと思うが、 ならばなぜ、前作発売時に気づかなかったのか。 前作にしても回収するとしながらも、16年(陽申)02月(鉄寅)段階で、 amazonでは手に入るわけだし意味不明。 真剣にKADOKAWAと戦う気持ちがないなら、 ぜひ、改ざん前の姿でシリーズ化するのが、 作家として務めであると思うのだが、今年(16年/陽申)は、 DNA「龍」の守護神改良改革年なので、ぜひ期待したい。 東京都青梅市出身で、駒澤大学文学部歴史学科(考古学専攻)を卒業。 引力本能全開だった12年(海辰)のDNA「禄」年に、 「蒲生の記」で第18回歴史群像大賞優秀賞を受賞し、作家デビュー。 その後、14年(木午)の主導DNA「車」年には、 喜多川歌麿や写楽を世に送り出した江戸時代の 出版プロデューサー蔦屋重三郎の波乱に満ちた半生を描いた 「蔦屋」など歴史小説を多く手がけ、 昨年12月29日(畑卯)の仕事納めのDNA「石」の狡猾天冲殺日に、 勤務していた会社を退職して、専業作家宣言をした谷津は、 「車」冲殺主導で、他人との諍いが多い。 「車冲+車」は、妙な計算をして失敗する。 副業禁止規定のある会社で、社長に直談判して慌てるでは世話なし。 「車冲+鳳」は、一風変わった人付き合いの仕方で高尚な商売をする。 才能は、この「鳳」で遊び半分(笑)。一応、風雅なのだが、実態は掴みづらい。 「車冲+龍」は、一応前提はありながらも、 空から降ってきたようであり、地熱が湧きでるようであるひらめき。 「車」×2に「鳳」×2と、遠くから俯瞰すればわかりやすい人でもある。 「山+車冲+寅月」は、髪結いの亭主でも、 入り婿みたいなもので、何らかの役割は果たさねばならぬ。 「寅」年生まれ「山申」は、気を付けないと孤立しやすい。 宿命の特長は、初春午前四時頃の山で、陽光は早くも昇り、 鉄鉱石などの金属を掘り出しているのだが、 総エネルギー243点中金性は26点しかないので、レアアースみたいなものか。 本体土性は88点ながら冲殺されており、火性は66点もあることから、 ゆるゆるの活火山で、たいした噴火はないものの、 常に警戒は必要な、信用ならぬ場所。 木性も46点とそこそこあり、それが木性年(14年/木午・15年/草未)で 稼働力があがり専業決意なのか。 ただし、その木性を育てる水性は僅か17点しかなく、 これは配偶者成分にもなるので、この人と結婚する女性は弱体化するのか。 髪結いの亭主として養子にでもなっても、 奥方は早く亡くなり針のむしろというのも考えられる。 しかし、また少し売れただけなのに、 専業作家宣言をするのは、おめでたすぎないか。 真面目に勤め人を続けながら、趣味でやっていればともかく(才能は鳳)、 生年生月冲殺としては、自己発揮も甚だしいのではないか。 DNA「牽」年で自尊心が強くなり、 偏屈な名誉にこだわるから、編集者と意思の疎通を欠き、 貪欲で融通の効かぬ者となってしまうのではないか。 年干支の「陽寅」は、何でもそつなくこなすが際だった才気なし。 通俗的な人情長屋ものはお手の物であろう。 月干支の「鉄寅」は、悪さも出来れば正義にもなれる二面性。 敵の立場にもたてる自在性。 そして日干支の「山申」は、堅牢なる砦。なかなか動かない。 冲殺者だから、よけい援軍もアテにならぬが、それでも待つ。 毒舌的な批判力で辛辣な発言をするが、周囲から浮きやすい人。 干支番号構成は、03-27-45と東方南方西方をカバーし存外広い。 後天運は初旬「1歳宝卯」は、守護神年干「陽」を「海」に干合させ、 DNA「禄」の引力本能強化10年運天冲殺になるが、 この時10年運は「雨」になるため、これがさらに日干「山」と干合し、 落ち着かぬ日々を送ることになるが、後天成功爆発運型まで届かず。 DNA「調」の本質は、偏りであり、他人と同じことをしたくないという 特別な意識が育まれたのである(宝より表出)。 2旬「11歳海辰」は、DNA「禄」の半会で、権力と感謝と奉仕。 00年(鉄辰)の「辰」重なりには、小説を書き始めたという。 これはDNA「鳳」の才能強化半会年であった。 3旬「21歳雨巳」は、塩濁水の前旬と異なり、 「山」には似合う川なり霧なり雨のDNA「司」の その気になれば叶う干合支合で、デビューばかりか、 結婚までしてしまった。本能のままである。 とはいえデビューは12年(海辰)のDNA「禄」年で感謝感激である。 この後は4旬「31歳木午」が、守護神扱いの主導DNA「車」で自己確立。 順調にいけば、さらなる多忙となり売れに売れて、確固たる地位を得るはず。 5旬「41歳草未」は、DNA「牽」の栄誉。 何らかの受賞表彰はもとより、選考者ともなるだろう。 6旬「51歳陽申」は、年干支「陽寅」の納音こそあるが、 月干支「鉄寅」の天剋地冲で、諸事情により立場が変わり、 なかなか前進できぬとはいえ、DNA「龍」の改善で救われる。 7旬「61歳灯酉」は,DNA「玉」の懐古する守護神10年運。 8旬「71歳山戌」は、DNA「貫」の意固地で、 さすがに終わりを迎えるか。 しかし、後天運は最大級とは言わねど、恵まれた姿である。 ところで谷津は、昨年(15年/草未)のDMA「牽」の名誉年に、 責任をとるように、実家が青森にある正体不明の女性と婚約し、 今年01月(畑丑)には入籍。 おそらくは立川近辺に居を構えたはずだが、 つい最近も引越の荷造りがああだこうだといいながら、 実家で仕事をしていたりと、どうにもシッポを出さない(笑)。 「車」冲殺主導なので、忙しく引越の荷物でも片付けながらのほうが、 スピードに乗れるのであろう。 そして、内側の「鳳」を見れば私的面はのんびりなのに違いない。 さて、そうはいっても結婚と、KADOKAWAとの衝突が 同時期に起こったのが、さすがに気になる。 また、生年生月冲殺が、専業作家になるならば、 如何なる理由があろうと、駆けだしが衝突すべきではないのだが、 あまりにも下手であり、もう少し上手に対峙してほしい。 その理由は、10年運「21歳雨巳」が、年支も月支も害だということ。 つまり、まだ前へ簡単には進めないのだから、 修行のために会社勤めをしなさいという自然界の声が聞こえる。 そもそも、売れっ子作家でもないのに、 副業はそぐわないみたいな言い訳をしているが、 趣味の延長みたいなところで、いくばくかの金銭を得て、 勤務先の社長と相談をしたりしているが、 生年生月冲殺にはあるまじきもので、自己発揮ではないか。 詰問されれば白状するのも良いが、作家として世の一般人に 認知されているわけでもないのに、出版社と衝突したり、 (社員が作家という)勤務先社長の誇りにもできぬところに、 一抹の不安をおぼえるが、これは干合支合ばかりか、 一応「巳」と「申」に刑もあるオマケみたいなものか。 しかし、あと少しの辛抱で「31歳木午」の主導DNA10年運が始まり、 年支と月支(共に寅)の半会で、すんなりと世界が拡がるのに、 またその時期を、18年(山戌)にすれば、三合会局まであるし、 来年(17年/灯酉)ならば、DNA「玉」の落ち着いた守護神年で、 谷津は急ぎすぎたので、編集者が関与する改ざんまで行われて、 試されたのだろうし、また、生年生月冲殺は、よほどのことがない限りは、 世を忍ぶ仮の姿で、作品を通じて勝負すべきなのに、 頻繁にSNSを更新している。 若い感性の新しい時代劇の担い手なんて言われているのも、最初だけ。 ある意味旧き良き時代の日本が手本になる時代なのだから、 本来は「車」冲殺主導とはいえ歴史物を手がける谷津には、おあつらえ向き。 無駄に垂れ流しをせずに、真面目に仕事をしてもらいたい。 なんでも御意で、自己発揮をしないのが生年生月冲殺。 改ざんしたとされる編集者をも寛大な気持ちで許すのが美しいし、 容易く動かぬのが、「山」のあるべき姿。大人になってもらいたい☆ |
谷津矢車○86-0305 |
山鉄陽陽 申寅寅+1 龍鳳鳳車車(車冲殺主導) 木性(46)火性(66)土性(88)金性(26)水性(17)/総合243 寅卯生年生月冲殺/天冲殺(1歳宝卯) 干合支合(21歳雨巳)/主導DNA支合(31歳木午) 火性過多/土性過多/金性脆弱/水性脆弱 +1歳宝卯/11歳海辰/21歳雨巳/31歳木午/41歳草未/51歳陽申/61歳灯酉/71歳山戌〜 |
■2016年02月25日(木)灯丑 |
清水晴木○海の見える花屋フルールの事件記は霧の中 |
○大学在学中から脚本、シナリオなどの活動を始め、 DNA「龍」の守護神年だった11年(宝卯)に、 短編映画「隠れ団扇」の脚本を執筆。 15年(草未)のDeNAスマートフォン向けアプリ 「Lie〜嘘と真実〜」のシナリオ原案などに携わった 清水晴木(88-0806/雨巳)が、 昨年(15年/草未)のDNA「鳳」の条件あり天冲殺年の 12月01日(宝亥)のDNA「龍」の守護神対冲日に、 『海の見える花屋フルールの事件記 〜秋山瑠璃は恋をしない』を上梓した。 同書は、千葉は浦安あたりの海の見える街角に 佇んでいる小さな花屋が舞台で、看板娘の秋山瑠璃は、 人の名前さえ忘れるほどの天然ドジな女性(27歳)だが、 半端ない花々の知識と愛情なら誰にも負けない。 そんな可憐な彼女は花にまつわる事件は見過ごせず、 花屋探偵さながらに謎を解き明かしていく。 運転免許を持っているという理由と、浦田公英というタンポポ(蒲公英)を もじったような名前だったためにアルバイトに採用された大学生が 使えない助手として働きながら、少しずつ彼女に惹かれていくけれど、 彼女には「人を好きになってはいけない過去」があり、一筋縄ではいかない。 骨折り損のくたびれ儲けみたいな彼の日常と、 一輪の花に秘められた想いに、清潔なお仕事ミステリーで、 謎解きと花言葉にある陰陽の意味合いとロマンは秀逸。 気づいたら、泣いていたとは言わねど、 おそらくは野人で害持ちであろう花屋探偵の決めセリフは 「全てが咲きましたよ!」だ。 花を愛でるだけではなく、こよなく愛しく接する 無限大の優しさだけを持つ花屋探偵に、 補佐する人付き合いに不器用な大学生バイトの 教科書にでも出てきそうな、純粋な胸キュンミステリーは、 刺激こそないが、気分はものすごく洗われることは保証する。 千葉県習志野市大久保出身で、東洋大学社会学部を卒業した清水は、 DNA「車」冲殺主導で、妙ないさかいに巻き込まれやすい人。 空回りも多く、心を傷めやすいが、 物事を複雑に考えず、単純明快な生き方が似合う。 「車冲+牽」は、我慢することに使命感を憶え、 「車冲+司」は、盲目的に突っ走りやすく、 善意の第三者には心強い相棒になるし、 悪意のある者には極めて利用し甲斐のある下僕にもなる。 ただし、異性や尊敬の念を抱く相手にのみそれは発揮される。 「車冲+車」は、計算が出来ないのに、本能のまま動くため、 他人からは理解が得られにくい。 「雨+車冲+未月」は、生地生家に縁薄く、自己反省の権化で、 「辰」年生まれ「雨巳」は、蛇行癖はあろうと、 真っ直ぐ進む努力は、怠らない。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の山間の水田脇の畔を流れる用水路。 あるいは渇水危機の湧き水、やむなく水を巡廻させて使用される水車。 総エネルギー305点は相当な存在感だが、 山が深いところにある隠し畑のように土性147点は引力本能抜群で、 異性に対する興味はなみなみならぬものがあるが、 本人は28点と強くないばかりか、午未天冲殺のため、 同書の主人公のように、年上女性に対する憧れが強い。 守護神金性も同様に25点しかないため、 創造力に頼るより、花言葉なり実際の樹木など、 現実世界に存在するものを最大限に活かそうとする。 年干支の「山辰」は、制約が多く、 じわじわとしか前に進めずも、最後には成果を実現するが、 組織に馴染めず、かごの鳥状態の自由人。 月干支の「畑未」は、自らは築かなくても、 開拓者を上手に利用し、居座ったり、略奪する質で、 他人を利用しても、それで我慢してしまうと怠け者になる恐れあり。 簡単に花屋に入りこみ収まることが可能なのも、これが理由。 そして日干支の「雨巳」は、穏やかに見えて、猜疑心の塊。 これが主人公の事件解決への原動力になる。 また、鋭い感性の持ち主で、どんなに困難な事象でも、 執拗に追及するが、自己の心の中身を見透かされること嫌い、 適当にはぐらかすこともあり。 干支番号構成は、05-56-30となり東方北方南方を結ぶ、 比較的狭い範囲であり、濃厚も暗くはない。 後天運は、初旬「1歳鉄申」は、DNA「玉」の守護神刑支合で、 学びの気持ちや母親の意向が強くなるものの、 衝突があろうと諦めずにいれば形になる。 また、これといった後天稼働条件はないものの、 ターボ運(子丑天冲殺廻り)が、40歳迄続くので、 その間は、何をやっても目立つようになる。 とはいえ、想念が無限大に拡がる生月冲殺のため、 その気になり、ひとつのことを極めれば、激流にもなる可能性あり。 2旬「11歳宝酉」は、DNA「龍」の改良改革半会で、 新たなものに挑戦する好機で、リフレッシュ。 この20年間はブレない限り、相応に安定どころか上昇する気配。 現在の3旬「21歳海戌」は、DNA「石」の塩濁水で、 悪い友人の影響で、前進不能となったり(年干支「山辰」の天剋地冲)、 本体の「雨」は濁りに汚染されてしまうので、苦しい。 何らかの療養生活があった模様。 この後は4旬「31歳雨亥」は、DNA「貫」で頑固一徹の見直し。 気持ちはそのままで、現実のみ破壊される納音。 前旬の汚濁は解消される見込み。 5旬「41歳木子」は,DNA「調」の極端な流れ。 僅かな水がチョロチョロと流れるものの、 そこに他者にない独創性を付加すれば吉。 6旬「51歳草丑」は、DNA「鳳」の半会で、 「丑」内「宝」の金性が救いとなり、蘇生傾向。 流れは悪くないので、一気に作品なりを産みだす必要性あり。 7旬「61歳陽寅」は、DNA「司」の害で、 堅実に暮らしていくことが困難も。かえってケチは落ち目。 あるいは感謝が不足すると、ろくでもない裏切りや体調不良。 8旬「71歳灯卯」は、DNA「禄」の回転・放出。 さらに感謝や奉仕がなければ、徹底的に厳しい人生。 老いのせいにしてはならない。 さて、花に対する造詣が深いのか、勉強したのかはともかく、 その知識が嫌味なく披露されており、軽やかな文体からは、 読了するまで、作者が女性だと疑わなかったが、見事である。 もっとも、主人公の一方は大学生男子なので、いくら女性の描写が細やかでも、 考えて見れば若い男性目線には違いないが、 これが作者以上に(笑)、誰からも好かれそうな好青年というか、 午未天冲殺の象徴のような存在で、 これも、作者が書いたであろう14年(木午)と15年(草未)の 夢のような、あるいは夢見ることが好きな午未天冲殺の特性を いかんなく披露しているのは、好感度大である。 肝心の物語では、キーマンの果物店店主が終わりのほうまで、 性別不明なままで展開していくのが謎だったが、 そういうことかいと最後には納得したが、少々強引な感もある。 花言葉の陰と陽、二人の主人公の過去と未来(あるかな)は巧みであり、 時折大学生男子の心の声というか、ノリツッコミは面白かった。 そして、過去に囚われていた看板娘の暗さが 最後には解消するかに見えたのも、なかなかよろしい。 そして、オーラスは看板娘への大学生の告白。 タンポポのヤマルリソウへの思いは実ったであろうか。 ちなみに タンポポには、「真心の愛」と「別離」があり、 ヤマルリソウは「家族への思い」と「私は考える」。 同居する父親への将来への介護まで含めた想いなのか、 それとも、答えを永遠に保留するほど、考えるのであろうか。 なんだか、思わせぶりである。 なお、この生年月日は窪田正孝と同一である。 当然のように、活躍の度合いといえば、清水は窪田の比ではない。 この二年(14年/木午・15年/草未)の窪田は、 それこそ朝ドラや大河にとひっぱりだこ。 忙しい「車」主導を存分に活かしていた。ところが清水はどうだろう。 おそらくは10年(鉄寅)にお知らせ現象があったのにもかかわらず、 生月冲殺なのに、地元から飛躍するために流れて行くことが出来ず、 11年(宝卯)には白血病になり、骨髄移植を受けるまでになったが、 これは土性過多で金性も水性も弱っていた証し。 しかし、守護神なので、なんとか救いはあって復活できたが、 療養期間はともかく、その後も脚本家でございとパソコンの前にはりついて、 日がなのらりくらりと、守護神方向の金性とは言え 猫にうつつを抜かしている(とはいえ守護神である)。 それでは普通人の倍ほどある305点のエネルギーを持て余すであろうさ。 とはいえ夏の「雨」は嫌われない。それを地でいった作品は、そのまんま。 一輪の花に秘められた想いに、水を注ぎ助けるのは、 夏の「雨」の役割だが、総エネルギー305点なのに、 自身の水性28点は気弱な年下の青年一歩手前の少年の姿。 でも、頑張りすぎると蒸発するなり消されてしまうが、 少なくとも精神領域の仕事が最適とは思えない。 成長して、本物の大人の姿を見せつけるためにも、 花屋でもやったほうが余程稼働するぞ。 ともかく、若いのだから「車」主導は、 身体を動かさねばダメということなんだよ。 もしも作家活動をするなら、そのために難しいことを考えず、 動き回って取材することだが、ペット同居で溺愛は、時代にはそぐわない。 まず内側に閉じこもらず、外に出でよである☆ |
清水晴木○88-0806 |
雨畑山鉄 巳未辰+1 牽車司車牽(車冲殺主導) 木性(46)火性(59)土性(147)金性(25)水性(28)/総合305 午未生月冲殺/ターボ運(〜40歳)/納音(31歳雨亥) 害(61歳陽寅)/主導DNA(71歳灯卯) 土性過多/金性脆弱/水性脆弱 +1鉄申/11歳宝酉/21歳海戌/31歳雨亥/41歳木子/51歳草丑/61歳陽寅/71歳灯卯〜 |
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 6 年// 陽 申 |
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