清く正しく美しく○幸せ発電所→運命向上委員会_BE○//著名人を誉めたり貶したりしながら自分を磨く！

★★★　■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★

★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★

見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する

○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆

2 0 2 2 年(海寅)○07月灯未 // 移動祝祭日

■07月分一覧 (2022年○目次)

山尾悠子○新編夢の棲む街への幻想怪奇の戸惑いと困惑(2022_0701)

平林都○なぜか成果を出す人の社会人マナーの王道は夢の中(2022_0703)

佐原ひかり○ブラザーズ・ブラジャーの光と影(2022_0705)

秋津朗○デジタルリセットという現代の流れ者考(2022_0708)

草上仁○大人になる時のありえない教訓(2022_0712)

三宅香帆○それを読むたび思い出すにある毒の欠片(2022_0715)

重信房子○戦士たちの記録パレスチナに生きるの夢と害毒の続き(2022_0716)

羽田圭介○滅私の商法(2022_0717)

東野圭吾○マスカレード・ゲームは終わらない(2022_0718)

辻仁成○父ちゃんの料理教室で愛を演出(2022_0719)

香桃もこ○イカにんじゅつ道場ただいま弟子ぼしゅうちゅうの偽りなき毒(2022_0720)

床品美帆○431秒後の殺人 京都辻占探偵六角の不穏な夢の中(2022_0723)

上田紀行○覚醒のネットワークの毒の続きと言い訳(2022_0722)

渡辺裕之○紅の墓標～オッドアイの熱烈と夢の中(2022_0727)

小野寺優○ラノベ古事記日本の英雄と天翔ける物語の麗しき商いと夢の中(2022_0729)

■2022年07月01日(金)草卯

山尾悠子○新編夢の棲む街への幻想怪奇の戸惑いと困惑

○大学在学中のありえないDNA「龍」年だった73年(雨丑)に、
「仮面舞踏会」を「S-Fマガジン」の
SF三大コンテスト小説部門(のちのハヤカワ・SFコンテスト)に
応募して選外優秀作に選ばれ、75年(草卯)の主導DNA「貫」年の11月号の
「女流作家特集」で掲載され20歳でデビューし、
78年(山午)のDNA「司」の天冲殺年に「夢の棲む街」、
80年(鉄申)のDNA「牽」年の「仮面物語或は鏡の王国の記」
82年(海戌)のDNA「玉」の害年に、
「歌集角砂糖の日」発表後は活動が途絶えてきたが、
99年(畑卯)のDNA「禄」の天剋地冲年に
「幻想文学」第54号に「アンヌンツィアツィオーネ」を発表。
18年(山戌)のDNA「司」の害年発表の「飛ぶ孔雀」で、
第46回泉鏡花文学賞(18-0927/海戌)と、
第39回日本SF大賞(19-0224/海辰)を受賞し、
第69回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門/19-0306/海寅)を受賞している
山尾悠子(55-0325/草酉)の『新編夢の棲む街』が、
03月25日(灯丑)のDNA「鳳」日に上梓されている。
なお「薔薇色の脚のオード」は20年(鉄子)11月(灯亥)に展示されたもので
「夢の棲む街」は、「SFマガジン」76年(陽辰)07月号の再録。
「漏斗と螺旋」は、「群像」20年(鉄子)01月号からの再録である。

演出家が足の裏に言葉を吹きこむことにより、育った「薔薇色のの脚」。
見事に発達して脂ぎった常人の二倍はある骨盤の上に
栄養不良のために異様に痩せ細った上半身。
人工的につくりだされた偏執的な意志が漂う世界。
演出家が街に出て乞食や浮浪者や街娼を仕立て上げた。
言葉で重くなった、彼女達の脚。
異様に下半身が発達した踊り子達の叛乱と鎮圧に帰還。
匿われた「薔薇色の脚」を観察して、噂をひろめる「夢喰い虫のバグ」の葛藤。
そして、薔薇色も演出家も消滅してしまうが、
やがて「わたし、昔薔薇色の脚だったの」という女が出現。
美しいものをつくりだすことは、暴力的でグロテスクなのだそうだ。
凶暴的で愛らしく、そして優美。絶望的な上半身たち。
「夢の棲む街」は長い間「薔薇色の脚」を夢見ながら待っていた。
そう思えるほどの新編 ――新たにたに編集された「夢の棲む街」。
当時二十歳の学生が書いた伝説の作、山尾悠子のプロトタイプとしての才能が
もっとも高密度に結晶した同作は、その作品世界を現在の作者が再訪する
問題作「漏斗と螺旋」を初収録のことにより、
あわせて読めば山尾悠子の今と過去の文章や
創作へのスタンスの違いがよくわかる。
40年ほど前に書かれた「夢の棲む街」を今、
また、山尾悠子がアプローチするという
要素をもっている「漏斗と螺旋」。ある意味自作の読書論。
「読者が、より自由に、より深く、より愉しく読んでもらえるように
山尾悠子の魅力にダイレクトに近づけるように
新たな読み方を体験していただきたいものです。」とあるが、
果たしてそこに隠されたものはなにだろう。

岡山県岡山市出身。岡山県立操山高校をへて、同志社大学文学部国文科を卒業。
大学在学中は京都に住んでいたが、77年(灯巳)大学卒業後、山陽放送に入社。
テレビの制作部で美術担当。79年(畑未)に退社し、作家専業に。
84年(木子)には、大阪府吹田市に住んでいたが、
現在は岡山県都窪郡早島町在住の山尾は、DNA「貫」主導で、不器用。
午未天冲殺が結婚したまでは良かったが、
妊娠出産育児では、なかなか創作にまで手が廻らず。
才能はこの「貫」で、好き嫌い激しく容赦ない戦い。
「貫+禄」は、計算皆無の怪しげな愛想と計画的な夢想。
「貫+車」は、単純構造で細工せず。
「貫+貫」は、用心深く、慎重。
「草+貫+卯月」は、真面目だが鈍感で鋭敏さなし。
「未」年生まれ「草酉」は、活動的。
生き方を表す伴星は「牽」で、隠されたものを表にだす。
物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。
締めにあたる導星は「車」で、自己の進み方で妥協せず。

宿命の特長は、仲春午前六時頃の苗。
発芽してさほど時間の経過のない強靱な植物で、
総エネルギー161点は、軽いアイドルみたいな存在。
とはいえ自身の木性は72点あり身強で、
年干と日干の同一(草)は両天秤で兼業可能も、
目下縁稀薄の午未天冲殺の生年冲殺が、
出産までしてしましったら、それは適わず。
水性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人は、
一風変わった妙も妙な凡人には理解不能の発想で、
読者ばかりか自身まで煙にまくも、
持続できねば、成長することができぬので、
新版なり懐古のみ可能な旧態依然でしかなくなる。
火性23点の伝達本能に、同様に金性20点では、なかなか名誉に届かず。
土性46点はそこそこあり、地道だがそれだけ。
月干支「畑卯」VS日干支「草酉」は、犠牲にするかされるかだけ。
善し悪しではなく結婚が作家生命を奪う印象。
年干支の「草未」は、比較的誰にも好かれるので、印象良好。
月干支の「畑卯」は、やたらに闘争的。
そして日干支の「草酉」は、あらかじめ完成された食料のようなもので、
なにかしら成長して結実するようなものではなく、
盆栽の花のように、それだけの世界。
干支番号構成は、33-16-23で西方南方の限定領域。

後天運は、初旬「4歳鉄辰」は、DNA「牽」で役目役割。
日干支の「草酉」とは干合支合なので、後天成功運型。
いわゆる異性に好まれる型で、魅惑の虜。まさに薔薇色。
2旬「14歳宝巳」は、DNA「車」の半会で活動的。動きは機敏で刺激的。
3旬「24歳海午」は、DNA「玉」の10年運天冲殺。
ありえない水性の出現により、一気に蘇生したかのように、
救いの嵐にまみれるが、流れにのってという前提条件による。
4旬「34歳雨未」は、DNA「龍」の10年運天冲殺。
改良改革気分一新といければ良かったが、救いは子育てに奪われた。
5旬「44歳木申」は、DNA「石」で、妥協。
消えたのか消されたのかはともかく、音なしはある意味自業自得。
6旬「54歳草酉」は、DNA「貫」の才能強化の独立志向。
現在の7旬「64歳陽戌」は、DNA「調」の害と変剋律。
若い女性に慕われて苦悩を経験しつつ才能を意識も、
ありがた迷惑みたいなものか。
今後は8旬「74歳灯亥」が、DNA「鳳」の変剋律。
年支「未」に月支「卯」のからむ三合会局で、
世界は大きく拡がるが活かせるか否かは別である。

難解なれど妄想ではなく作品として認知されたのは、
ありえない水性の守護神10年運天冲殺。
なので、その20年を抜けてしまったら失速するのは、
生年冲殺でも縁稀薄で自然。
それが「64歳陽戌」のDNA「調」の変剋律付の害で
若い熱心な信奉者の応援により、ありえない「海」年に再現されたもの。
身弱なうえに、作家という生年冲殺なのに、
現場を離れてしまえば、孫の男子(21-0224/雨卯)がいようと
継承されないのは、やむないところ。
良くも悪くも、最初から完成されているのだから、
成長はせずに、懐古になるわけだし、
それを愛でたい人は愛でれば良いのだろう☆

山尾悠子○55-0325

草畑草雨
酉卯未※+4
貫禄車貫禄(貫主導)
木性(72)火性(23)土性(46)金性(20)水性(00)/総合161
午未生年冲殺/天冲殺(24歳海午/34歳雨未)
初旬条件あり(日干支と干合支合)
律音(54歳草酉)/害(64歳陽戌)/三合会局(74歳灯亥)
変剋律(64歳陽戌/74歳灯亥/84歳山子)
月干支VS日干支天剋地冲
木性過多/火性脆弱/金性脆弱/水性ゼロ(野人)
+4歳鉄辰/14歳宝巳/24歳海午/34歳雨未/44歳木申/54歳草酉/64歳陽戌/74歳灯亥～

■2022年07月03日(日)灯巳

平林都○なぜか成果を出す人の社会人マナーの王道は夢の中

○「鬼のマナー講師」ことエレガント・マナースクール学院長の
平林都(61-0514/灯未)が大炎上したという。
05月21日(木戌)に放送されたNHK「チコちゃんに叱られる！」に出演した際、
あまりに厳しい指導でスタッフが泣いてしまったのだ。
ネット上では批判の声が大噴出。
出演するMCにもスタッフに同情するほどだった。
そんな平林氏は過去にも、不朽の名作と言われる
アニメ作品にも鬼のダメ出しを突き付けていた――
「チコちゃん――」は、当たり前過ぎてかえって
大人が答えられないような疑問を投げかけるクイズ形式のバラエティー番組。
この日のテーマとして
「フォークの歯が4本なのは、スパゲティを上手に食べるため」が
投げかけられた。
2～5本の歯のフォークでスパゲティを食べ、
どれが最もマナー良く食べられるのか？
それを検証するために平林が講師として登場したのだが、
そこでは女性スタッフにダメ出しのオンパレードだった。
いきなり「すごい仏頂面。下を見ずに私を見て」と注意。
女性スタッフがおじぎで返すと「下を見るなと言うてるやろ！」と一喝。
あまりの厳しさに女性スタッフが涙を見せると「泣くな！ええ歳して！」、
うまく食べられなければ「下品！」などと容赦なし。
結果的に4本歯のフォークが最良ということが証明されたが、
スタジオのMCも「辞めてしまうやろ」と同情し、
ネット上では。「公衆の面前で罵倒するのはマナー違反」
「ただのパワハラ」「下品なのはお前だろ」と批判が相次ぎ、
「マナー講師」がtwitterーのトレンド入りを果たした。
芸能プロ関係者の話では
「最近、平林さんはバラエティー番組に引っ張りだこ。
歯に衣着せぬ物言いと鬼キャラがウケています。
江頭2:50さん平林の洗礼に遭った一人。
江頭のユーチューブチャンネル『エガちゃんねる』に出演した際、
江頭の食事マナーに猛烈ダメ出し、最後『マイナス50点！』と採点すると、
江頭が『このクソババア！』と襲いかかろうとしていましたからね。
それが見事に笑いになっていました」
もちろんこれは平林のキャラであり、演出の一環という側面はあるだろう。
それでも、今回はさすがにやりすぎたかもしれない。
「女性スタッフが泣くのを放送するのは、
演出だとしても誤解を与えかねない」と指摘するのはテレビ関係者だ。
だが「鬼のダメ出し」は、過去にも炸裂したことがあるようで、
誰もが名作と認めるアニメ作品に
かみついていたというから穏やかではない。
その一つが、感動の名作と言われるアニメ映画「火垂るの墓」。
太平洋戦争時、両親のいない14歳の清太と4歳の妹・節子が
何とか生き延びようとするものの、
やがて衰弱死するという悲しい物語なのだが・・・。
平林は「大人として恥ずかしくないマナーを教えてください」の中で、
二人が一時預けられた親戚の家を飛び出したことに「ダメ出し」。
「勢いのみで出て行ったものの働いた経験もないし、
まともな食事もつくれないし、お金もないので、
妹のために田畑のものを盗みますが、
やがて妹がコレラに罹り、死んでしまいます。
(中略)妹を死に追いやったのは主人公だと言っても過言ではないでしょう。
(中略)この映画からの学びとは、
まずは我慢をすることが大切だということです」
さらに著書「なぜか成果を出す人の社会人のマナー」では、
「マッチ売りの少女が嫌い」と記し、バッサリとこのように斬り捨てる。
「(少女は無理してでも着衣を)小ぎれいにするべきだったと存じます。
たとえマッチを売ることが不本意だったとしても、売りたいならば、
もっとプロ意識を徹底させなければなりません」だそうだ。
前出のテレビ関係者は「平林さんは我慢の大切さや、
営業のやり方を説きたかったのかもしれませんが、
フィクションにダメ出ししなくてもいいのでは」。
それが「鬼」と言われるゆえんかもしれないが、
本人は「台本どおりにやっただけで、気分がよいことではございませんが、
今までの人生の中には、もっともっと辛いことがありました。
墓場まで持っていかなければならないような秘密もあります。
むしろ、他人からの批判が自分を今以上に強くしてくれるのだから、
ありがたい状況なんですよ」と一向に気にしない等と
「東京スポーツ」が報じているので、早速、著書を手に取ってみたが、
「ビジネス社会で成功する人は、必ず他人から好かれる人。」
「商談も人事査定も決め手は人間関係。」
「ビジネスの場は舞台。相手が望むものを演じることで夢を売る。」
ビジネスにおいて最強の武器になる「接遇」という
「人に好かれる技術」を具体例を交えて解説しているのだ、
書かれていることは真っ当で特に目新しいことはなく、
「言葉」「表情」「動作」という、
相手にわかりやすい形で示すことがポイントだと強調しているが、
いわゆるマニュアル書で、
格段新しいことが書かれているわけでもあらず。

鳥取県八頭郡若桜町出身。幼い頃に母親と死別、父親が遊び歩いてばかりで
ほとんど家に帰らなかったため、高校卒業まで叔父夫婦の元で育つ。
周りの友人が着ているような服も着ることができなかったほど困窮しており、
「金銭感覚の無さはその反動かも」とも考え、
子供ながらに「叔父・叔母に嫌われないように頑張らなきゃ」と
笑顔でいることを心がけたことが、接遇を極めるきっかけになったという。
「本当は大学に行きたかったが、叔父夫婦に言い出すことはできず、
自分より成績の悪い同級生が大学へ進学していくのを見て、
とても悔しい思いをした」と語り、兵庫県内の信用金庫に就職。
その間、茶華道や着物着付けを学び、複数の彼氏にも応援され、
27歳で接遇マナーを講習する「エレガント・マナースクール学院」開業。
マナー講師兼経営者として、病院、銀行、自動車販売店などで
数多くの研修を担当しており相応の成功を収め、
現在は兵庫県神戸市兵庫区在住の平林は、
「司」主導で、純粋だが何でも自分のものにしたがる。
ある意味金の亡者で、お金しか信用できず。
「司+車」は、闘争的で猪突猛進ではた迷惑。
「司+貫」は、意志強固。
才能は、この「貫」で好き嫌い激しく、喧嘩は買うし
自分が優位であることは変えない。
「司+禄」は、自制心欠け、他人を利用することに長ける。
「灯+司+巳月」は、悪人的と誤解されるが、
「丑」年生まれ「灯未」は、自身が王道。
生き方を表す伴星は「石」で、他人を踏み台で人脈が全て。
物事の始めの洩星は「禄」で、環境と両親の不在がそうさせた。
締めにあたる導星は「車」で、最後は一人。

宿命の特長は、初夏雨降りにたたられる渋い景勝地の
派手なサインのある案内板だが、総エネルギー271点は迫力あるが、
自身の火性79点の強気に土性の79点の発信力は立派も
水性36点は真水で真性守護神の「海」に非ずで、栄誉より商いに流れ、
輝きづらく、結果的に金性56点が不満のもとになる。
年支「丑」VS月支「巳」の半会は、前のめり。
前面にでているのが「車」なので、ヤル気満々。
年干支の「宝丑」は、周囲に振りまわされぬ我が道を行く。
月干支の「雨巳」は、猜疑心の塊。
そして日干支の「灯未」は、親の因縁を継承し何かをなしとげる。
干支番号構成は、38-30-44で西方偏りで限定領域で戦闘する。

後天運は、初旬「8歳木午」が、DNA「玉」の支合。
意味は母親だし、年支「丑」の害は父親の放蕩。
叔父夫妻には、元々縁はあったのではないか。
とはいえ、闘争心を押し殺し、静かにしていたと解釈したい。
月支「巳」VS日支「未」の狭間を埋める方三位は、
熱い夢を叶えりために努力する開拓者となる。
2旬「18歳草未」は、DNA「龍」で、年干支の天剋地冲は、
望まずとも、細かな仕事で働く。
改良改革気分一新は、多くの趣味を趣味に終わらせず、
しきたりを学び、庶民の心得そ得て、スクールを設立。
3旬「28歳陽申」は、DNA「石」の協調性和合性。
伴星でもあり、人間関係を拡大。
年干と干合すれば、年干は「雨」となり気忙しく、
10年運環境は、ありえなぬ「海」で形づける。
4旬「38歳灯酉」は、DNA「貫」の独立心闘争心旺盛。
年支「丑」VS月支「巳」とで三合会局が成立し、大きく世界が拡がった時期。
5旬「48歳山戌」は、DNA「調」の独創性。
月干干合による進み行く方向の変化に加え、干合10年運が「陽」になるので、
これが年干「宝」とさらに干合すれば年干は「雨」になり、
さらにこれが10年運環境と刺激し合えば、
干合年干と月干の「雨」は「灯」になり、
変則干合火性天干一気となり、大いに目立つし、30年間の変剋律にも入り、
まずはDNA「調」で苦悩すると才能が磨かれる。
若い女性の方向だが、ここでは娘の問題としたい。
現在の6旬「58歳畑亥」は、DNA「鳳」で発信力強化。
月干支の「雨巳」の天剋地冲は立場の変遷。
表現力の問題なので、この苦悩もまた才気を磨く。
今後は7旬「68歳鉄子」が、DNA「司」の害で、
主導DNAは自己確立だが、お金で失敗したり、裏切られたり、
体調不良に陥るもそれをテーマでしぶとく生きる。
8旬「78歳宝丑」は、DNA「禄」の感謝と奉仕の天剋地冲。
後天稼働10年運などないところで、成功してしまえば、
大きなお試しに遭うに違いないが、
逆転の人生が、必ずしも好ましいとはいえぬだろう。

数多くの接客研修を担当。現在では年間で300件以上の研修をこなし、
フジテレビ系「エチカの鏡」では
「伝説のマナー講師」として紹介され、
ご満悦で、幼少期の反動から、派手な生活をしているようで、
一人娘は嫁いでいるようだが、結婚の時期もまた離婚の時期も不明。
正規の配偶者成分も皆無なので、やむなし。
そのあたりは、親の因縁を継承するわけだが、
反動で買い物には際限なく金を使うのは「司」主導の
強欲さの一旦だろうが、その善し悪しはこれからでてくる。
今回のネット上の騒動は、明らかに条件なし天冲殺が理由だが、
そこはありえない「海」で救いにもなるというもの。
少なくとも著作は売れたろう。

あらためて、『なぜか成果を出す人の社会人のマナー』が、
04月19日(海寅)重なりの、ありえない栄誉の天冲殺重なりに
上梓されているので触れるが、ここで平林の提唱する「接偶」は
「ただのマナーではありません。人に好かれる技術です」といいながら
今回は過剰演出もあり、好かれるより敵も増やしたのではないか。
書かれていることは、いたくごもっともで、
ケチをつけることこは何もなし。
右も左も何もわけがわからないというような人には参考になるだろう。
しかし、繰り返しいうが、そこには新しいことは何もない。
あたりまえのことをあたりまえにやれば、
恥もかかぬし不快にもさせないものだが、
あまりにもマニュアル然とした本は「現実ではなく夢をみせろ」といっても、
カバーなくしては、外では読めた代物ではない。
そこらがDNA「牽」なしの背伸びなのか。
感動も驚きもときめきもなく提唱とは真逆すぎて笑えるのだ☆

平林都○61-0514

灯雨宝海
未巳丑※+8
禄車貫司車(司主導)
木性(21)火性(79)土性(79)金性(56)水性(36)/総合271
寅卯天冲殺/方三位(8歳木午)/三合会局(38歳灯酉)
変則干合火性天干一気(48歳山戌)
変剋律(48歳山戌/58歳畑亥/68歳鉄子)
主導DNA害(68歳鉄子)/天剋地冲(78歳宝丑)
木性脆弱/火性過多/土性過多/水性脆弱
+8歳木午/18歳草未/28歳陽申/38歳灯酉/48歳山戌/58歳畑亥/68歳鉄子/78歳宝丑～

■2022年07月05日(火)畑未

佐原ひかり○ブラザーズ・ブラジャーの光と影

○17年(灯酉)のDNA「龍」の変則方三位年に、
筆名「苦夏まどか」で「ままならないきみに」で、
第190回コバルト短編小説新人賞(17-1006/陽寅)を受賞。
19年(畑亥)のDNA「貫」の大半会年に「きみのゆくえに愛を手を」で、
第2回氷室冴子青春文学賞(19-1012/海午)大賞を受賞。
受賞作を加筆修正・改題した『ブラザース・ブラジャー』で、
昨年21年(宝丑)のDNA「鳳」の夢の中の
06月25日(木辰)のDNA「牽」の干合日に、デビューを飾っているので解説する。

新時代の才能が描く、傑作青春小説は、金木犀の甘い香り！
父の再婚で新しい母・瞳子さんと
弟・晴彦と暮らすことになった、高校一年生のちぐさ。
ある日、晴彦がブラジャーを着けているところに遭遇する。
「ファッション！ふつうにおしゃれでやってるんだよ！」
「うそ！いったいブラのどこがおしゃれだっていうのよ」
どこって……。デザインとか、形とか、おしゃれじゃん……。
刺繍だって、すげえし……」
戸惑いながらも晴彦を「理解」しようとするちぐさだったが、
ある言葉で傷つけてしまい――。弟とか、男の子とか、関係ない。
ただ目の前の「あなた」に向き合いたい！ちぐさは意を決して――！？
第2回氷室冴子青春文学賞大賞「きみのゆくえに愛を手を」を
加筆・改題した表題作と、「好き」という気持ちを貫きたい
晴彦の葛藤を描く書き下ろし続編「ブラザーズ・ブルー」を収録！
繊細に、そしてまっすぐに、家族や性別を越えた新しい関係性を描く、
濃厚甘美な青春小説！！

兵庫県神戸市生まれ。子供の頃に少しだけ名古屋市に住んでいたが、
今年(22年/海午)から京都市内で一人暮らし。
大阪大学文学部卒業の佐原は、DNA「貫」主導で、融通効かず。
「貫+石」は、集団を意識しながら孤独でもある。
「貫+龍」は、忍耐力あり。
「貫+司」は、意志は強いが加速は今ひとつ。
才能はこの「司」で、地道で純粋な生活。
「貫+玉」は、その場その場をしのぎきる。
「畑+貫+午月」は、生き方を変えぬのが美徳。
「申」年生まれ「畑未」は、仲介能力あり。
生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化あり。
物事の始めの洩星は「龍」で、故郷離れて一人で。
締めにあたる導星は「貫」で、最後は一人になる。

宿命の特長は、仲夏正午頃の海添いの砂丘で、
いわば鳥取砂丘のような景勝地もやたら熱そうな印象で軽々しくは近づけず。
総エネルギー270点の子丑天冲殺なので気安さなどなく、
自身の土性は108点の身強も身強で、奪略により得た勢いは止められず、
火性80点は灼熱地獄で、木性は僅か18点とオアシスでもなく、
救いの水性も36点しかないため、辛い日常。
年干支の「海申」は、それでもお気楽。
月干支の「陽午」は、他人の運を喰らって生きる。
そして日干支の「畑未」は、じゃじゃ馬で略奪者。
干支番号構成は、09-43-56で東方西方北方ながら
比較的狭い領域なので、さらに濃度は強まる。

後天運は、初旬「2歳草巳」が、DNA「車」の初旬日居冲殺で、
自身の10年運天冲殺が始まるまでは、危険で妙な異性の犠牲。
日支「未」に月支「午」に連なる方三位で、
現実はより熱くなり、いたたまれない。
2旬「12歳木辰」は、DNA「牽」で地域に生き世界に伸びる。
国立大学入学も、その一環であり、形づくりや妙な異性との交流。
現在の3旬「22歳雨卯」は、DNA「禄」の半会で、守護神。
感謝と奉仕と冒険が吉となる。
今後は4旬「32歳海寅」が、DNA「司」で守護神も、
年干支「海申」の納音があるので、仕事が砕けて細かい商い。
5旬「42歳宝丑」は、DNA「鳳」の初旬条件なしの10年運天冲殺。
月干「陽」が干合で、進み行く方向の変化で「海」化して救い。
舞い上がって、大変化は一時的とはいえ派手になる。
6旬「52歳鉄子」は、DNA「調」の害と変剋律の始まり。
苦悩あれば才能が磨かれる10年運天冲殺で、
疾病か、若い女性やファンの裏切りや反目。
月干支「陽午」の天剋地冲もあり、立場なくも急転直下の上下運。
7旬「62歳畑亥」は、DNA「貫」の主導DNA大半会で、
自己確立で己を知ることで、大成果もなきにしも非ず。
8旬「72歳山戌」は、DNA「石」の協調性和合性で、
さすがに妥協せざるをえない状況に甘んじるか。

設定はこれ以上ないと思う。
ただし、過去にどんな理由があろうかではなく、
子供が未成年、特に女児をもつ親の再婚は気が乱れるので
すべきではないのが通り相場で軋轢のもと。いらぬ刺激はすべきではないが、
男親と娘に、女親に息子で、余程覚悟がないとできない再婚は、
作家が体験していないからこその斬新な手口で可能にしたものだろう。
父親が母親の妹と浮気しようが、母親が男とでていったのだって、
きっとそういう関係だったんだろう、
でも、それとこれは別で、そういう結婚のもたらせた
副産物の話としては、このうえない、いい弟だ。
でも、ブラジャーはファッションではなく、機能性がある。
そこの説明はわかるようでわからない国宝級！
自分にあわなくなった、似合わなくなったと思えば良い。
なんだって「愛が大事だしね」！
無理をしているのか意図的なのかはともかく
洗濯という難題は水が守護神の佐原の領域。
そこにとっておきの秘密は、不思議と違和感を感じないのは
繰り返すが、水の愛情が作家にとっての守護神だからだろう。
父娘家庭でも家事は父親が担っていたなんていうのは
「畑未」らしいところだし、なにはともあれ趣味なんだから、
そりゃまともなブラージャーに憧れる娘には、まぶしい。

さて、小説世界の話はともかく、佐原の受賞は条件なし天冲殺の夢の中。
あけて、普通の感覚に戻るのが
今年(22年/海寅)のDNA「司」の堅実な生き方に戻るなのに、
仕事をやめて京都へ乗り込み専業作家宣言までしている。
夢の中とはいえ精神性の強い受賞はともかく、
だからといって明けて仕事をやめて専業作家宣言は無謀に思える。
京都へやってきたのはともかく、それは絶対早まってる思うゾ。
もう少し現実世界を見て、日常生活を深く濃く研究すべきではなかったか。
夢からさた勢いとはいえ、あまりにも早計。編集者はなにやってんだかも、
言い出したら「人の話は聞かない」という遠回り！☆

佐原ひかり○92-0612

畑陽海海
未午申-2
司玉龍貫石(貫主導)
木性(18)火性(80)土性(108)金性(28)水性(36)/総合270
子丑天冲殺/天冲殺(42歳宝丑/52歳鉄子)
初旬日居冲殺方三位(2歳草巳)/害(52歳鉄子)
変剋律(52歳鉄子/62歳畑亥/72歳山戌)/主導DNA大半会(62歳畑亥)
木性脆弱/火性過多/土性過多/金性脆弱/水性脆弱
-2歳草巳/12歳木辰/22歳雨卯/32歳海寅/42歳宝丑/52歳鉄子/62歳畑亥/72歳山戌～

■2022年07月08日(金)海戌

秋津朗○デジタルリセットという現代の流れ者考

○昨年(21年/宝丑)のDNA「龍」の改良改革気分一新害切れ対冲年の
04月26日(木辰)のDNA「調」日に、リモートにて
第41回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞の選考会が行われ、
応募総数538作品の中から最終選考に残った4作品のうち、
秋津朗(60-0425/雨未)の「デジタル的蝉式リセット」が、
一般から選ばれたモニター審査員により最も多く支持され読者賞を受賞した。
同作は『デジタルリセット』と改題され
昨年(21年/宝丑)のDNA「龍」の害切れ年の、
12月25日(灯未)の守護神日に上梓されている。

兵庫県神戸市西区の不動産会社に勤める川島孝之は、
子どものいない社長から後継者として期待される優秀な社員だったが、
ある時から孝之の周辺で関係者の失踪が相次ぐようになる。
舞台は変わりその数年前、ひとりの青年が
同居していた女性とその子供たちを殺害し失踪した。
殺された女性の弟・相川譲治は、姉が同居の男とともに
連絡が取れなくなっていることを知り調査をはじめる。
譲治は、この同居の男がIT企業に務める田代という社員で、
大槻製材所に勤めていた高見という男と同一人物であると突き止める。
大槻製材所でも、2年前から従業員全員が音信不通となっていた。
この男はニンベンというデジタルデータ偽装集団から
個人情報を買い取り、別人になりすましているらしい。
許すのは5回まで。次は即リセット――。
理想の環境を求めるその男は、自らの基準にそぐわない
人間や動物を殺しては、別の土地で新たな人生を始める
「リセット」を繰り返していた。
関係者全員を殺害することで人生をリセットし、
新しい人生を送っていたのだった。
そして良好な人間関係を築いていたはずの
「川島孝之」も突然失踪し相川は困惑するが、
偶然に川島の同僚の由香を救出し、助け合いながら、追いつめていく！
デジタル社会に警鐘を鳴らすシリアルキラー！
そしてそのシルアルキラーをも喰い物にする
化け物のような存在！なんてこった！？
13年(雨巳)から18年(山戌)の5年間に起きた事件の話だが、
欲を欠けば失敗もするが、したたかであれば、
今でもどこかで誰かがヒッソリと利用しているはずである。

兵庫県神戸市兵庫区出身在住で、
大学卒業後IT企業に制御系のエンジニアとして就職。
現在は嘱託として同社勤務する秋津は、DNA「牽」主導で、仕掛けが大切。
自己愛だが、何でもスマートに切り取る。
「牽+貫」は、打算的な攻撃力。
才能は「貫」で、目的があれば頑固なまでの持続力も、
限界をこえれば何もない。
「牽+車」は、繊細な思いやりなし。
「牽+玉」は、用心に用心を重ねた強行。
「雨+牽+辰月」は、相手の懐に入りこむのが得手。
「子」年生まれ「雨未」は、まとめ下手。
生き方を表す伴星は「鳳」で、なんとなく趣味の延長。
物事の始めの洩星は「牽」で、目上の引き立て。
締めにあたる導星は「貫」で、一人で終わる。

宿命の特長は、晩春午前十時頃の古池。
とはいっても、総エネルギー201点ながら
自身の水性66点もあるのだから、勢いあり。
金性36点も年干支「鉄子」VS月干支「鉄辰」の大半会もあり、
表面的には澄んだ聖なる水に見えるが、
いわゆる守護神の火性は19点で全体的な効率はいまひとつ。
もっとも注目したいのは、年支「子」VS日支「未」の害であり、
底には毒性のある何かが隠されており、妙な風合い。
表裏ありなので、二面性ある人物描写に卓越しているが、
「牽」主導のためか、仕事では第一線でもないためか、
顔だしをしてしまっているところが、実は恐ろしい。
年干支の「鉄子」は、落ち着きいまひとつの心配症も、
自己陶酔しやすく、その企てに自画自賛。
月干支の「鉄辰」は、ざっくばらんで振り向くことなく
難しいことは考えずに、前進あるのみ。
身を傷めやすく、あるいは傷めても問題のない、
変貌自在の恐怖に包まれている。
そして日干支の「雨未」は、純粋で打算ないようにみせるが、
環境順応能力あり、転じて異性難は、登場人物もいい男にいい女。
干支番号構成は、37-17-20で西方と南方の比較的狭量地域で、
その場所で濃密な活動をするが、流れ者である。

後天運は、初旬「3歳宝巳」は、DNA「龍」の庶民性。
放浪癖ではなく、精神的な創造性が強めらるも、
これといった後天稼働運型にはあらず。
2旬「13歳海午」は、DNA「石」の協調性和合性に妥協。
とはいえ宿命害切れもあり、社会の良き洗礼を受けながら、
濁ることも抵抗せず、相応の形をつくる。
3旬「23歳雨未」は、DNA「貫」の律音で、勢い。
本人が二重に重なるようなしぶとさをまとい、
未来は大きく拓けたわけではないが、居場所は確保した見込み。
4旬「33歳木申」は、DNA「調」の独創的様相の10年運天冲殺で、
年支「子」VS月支「辰」との間に三合会局の
目一杯な拡がりが提示され、キャリアを積み、突如一筋縄ではいかない
繊細な仕事に参加することで、派手な運の伸び方をしたはず。
5旬「43歳草酉」は、DNA「鳳」の工夫発信力の10年運天冲殺で、
前旬ほどの派手さはないものの、仕事面の変化、進み行く方向の変化。
月干支は干合支合でもあるので、落ち着いて向かえた状態。
現在は6旬「53歳陽戌」のDNA「司」の変剋律刑。
月干支「鉄辰」の天剋地冲で立場の変更。
コロナ災禍でリモート勤務となり、嘱託へとの変更。
通勤時間がまるまるあいただけではなく、経済への漠然とした不安ばかりか
時間を活かしたいという思いからからの執筆に。
今後は来年(23年/雨卯)の大半会年より始まる
7旬「63歳灯亥」がDNA「禄」の半会。
感謝と奉仕、世のため人のための気持ちが強くなり、
それが執筆へ向くのならば悪くないどころか、
前旬以上に熱い守護神なので、活動には期待がもてよう。
苦悩すれば良いのだから、苦悩せねば人生でもない。
8旬「73歳山子」は、DNA「牽」の主導DNAにして干合支害。
とてつもない裏切り、自身や家族の病や躓きに、
時間を裂かれることで、自己の本質に気づくのだろう。

さて、表裏ありの害持ちがリモートワークという
DNA「玉」の害年の、仕事面の変化で、
時間を得たことで、自分の居場所探すために執筆。
害年だからこそ、ホラーも笑えるが、
リモートで執筆の結果は、害切れDNA「龍」の支合年で、
世に出られたのだから、予定通り。
結婚して子供も複数いるようだが、
それらに対する細やかな不満も一気に解消するように
著作に活かしたのは、想像可能。
そしてデジタルリセットには違いないが、
根底にあるのは、この時代のある不可思議な人間の動き。
タイトルほどデジタルではなく、湿り気たっぷりの恐怖は、
害持ちらしく迫真の土俵際のうっちゃり勝ちという騙しと裏切りと、
完全犯罪はなりえないのか否かとふくみをもたしているのも悪くない☆

秋津朗○60-0425

雨鉄鉄灯
未辰子+3
玉玉車牽貫(牽主導)
木性(40)火性(19)土性(40)金性(36)水性(66)/総合201
申酉天冲殺/天冲殺(33歳木申/43歳草酉)
律音(23歳雨未)/三合会局(33歳木申)
変剋律(53歳陽戌/63歳灯亥/73歳山子)/主導DNA干合支害(73歳山子)
年支VS日支害(表裏)/害切れ(13歳海午)
火性脆弱/水性過多
+3歳宝巳/13歳海午/23歳雨未/33歳木申/43歳草酉/53歳陽戌/63歳灯亥/73歳山子～

■2022年07月12日(火)陽寅

草上仁○大人になる時のありえない教訓

○小中学生の頃から短編小説を書きはじめ、
高等学校在学中に新人賞へ応募開始。
81年(宝酉)のありえない引力本能全開天冲殺年に、
筆名「艸上人」として「ふたご」で、
第7回ハヤカワ・SFコンテスト(81-0808/山午)に佳作入賞。
82年(海戌)のDNA「車」の変則方三位年には、
SFマガジン8月号に短篇「割れた甲冑」を発表し正式デビュー。
89年(畑巳)の「くらげの日」で、
第20回星雲賞(89-0819/宝亥)日本短編部門を受賞。
97年(灯丑)の「ダイエットの方程式」で、
第28回星雲賞(97-0823/灯酉)日本短編部門を受賞。
同年には「東京開化えれきのからくり」で、
SFマガジン読者賞も受賞。
19年(畑亥)、およそ四半世紀ぶりの短編集「5分間SF」を上梓。
日本SF作家クラブ・宇宙作家クラブ会員の
草上仁(59-1220/陽子)の『大人になる時』が、
04月22日(草巳)のDNA「玉」の守護神日に上梓されている。

「世界が一変する短篇集――。」とはよくぞ言った代物。
ひとつの言葉で、たった一行で、世界が変わる！
怖さと楽しさが詰まったSF&ホラー短篇集は、
ありえない発想から予測出来ない時空への誘い。
表題作は「誰でも、大人になるんだよね」
――息子のなにげないひと言が少年時代の不可思議な記憶の扉を開く。
死ぬ快感を味わうために高層ビルから飛び降りる
若者たちを描いた二十秒の快感は、クローンの出現を予測させる！
「スカイダイブ」こそ麻薬にとってかわった危険な代償！
ただし、蘇生装置の作動は90%だから10%の確率で死ねることになる。
陸上競技認定ロボットを使った
高度な競技に巧みな仕掛けをほどこした不正を曝く
「スタート・ピストル」！
地球から脱出した人類が、管理責任という
微妙な風習のある星の支配者と駆け引きをする「大酋長」！
犯罪のない清廉な場所で、役人の仕事を維持するために
辞書に載っていない言葉を発すると捕まる
ディストピアが舞台の「ハパンサペナ」では、
頭の良い奴が、規則を変革できる！
役人を騙し恥をかかせる鮮やかな算段！
いくらクローンをつくっても抗体までは難しい！
心は魂という発想はなく、人工知能で充分という
考えがもたらせた「自分殺し」！など。
料理の味でしかコミュニケーションを取れなくなった妻と
その身勝手な夫の物語「妻の味」などの未収録短篇に加え、
相棒のために命を捨ててまで受粉行為をする「バディ」！
コロナ対策を皮肉る「ワクチン」の新作二篇を収録した、
90年代から現代までに異世界を見事に提案した前代未聞の世界感！

神奈川県鎌倉市生まれ。筑波大学附属高等学校から、
慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後は、保険会社に入社。
21年(宝丑)のありえない方三位年に定年退職し、
二足のワラジ状態を解消し、三重県で隠居中という草上は、
DNA「牽」主導で、勤め人気質で最優先の仕事人で、
自身の役割をわきまえながらも、格好をつけて創作者でもある。
「牽+龍」は、芸術的で完成度の高い想像域。
「牽+牽」は、とてつもない危険な技を磨く。
「牽+調」は、気品は損なわぬ程度に大胆。
才能はこの「調」で、他者の追従を許さぬ独創性。
「牽+貫」は、思想的な主義主張とは無縁。
「陽+牽+子月」は、刺激的できびきびした動きは如何にも仕事人も、
実際は趣味の世界でもなければ、仕事は持続困難。
「亥」年生まれ「陽子」は、高度な自己愛。
生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化をしていないと気勢維持出来ず。
物事の始めの洩星は「牽」で、特別な人より引き立てられる。
締めにあたる導星は「調」で、自己中心で好き勝手な人生。

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の水面に既に沈んだ陽光の残影が、
その鏡のような水に反響しているようなもので、
どう考えても矛盾があるために、際立つが強力に非ず。
総エネルギー145点は身弱なうえに、守護神木性は23点。自身の火性は14点で、
発信力の土性は、僅かも僅か5点しかないので寡作も寡作。
金性ゼロ(DNA禄/司なし)は冷酷無比で配偶者成分皆無とはいえ、
実際は無限大であり、望めば異性も金銭物質も豊富だが、
おそらくは望まないのではないか。
年干支の「畑亥」は、身体の異常干支で手仕事が早く、
考えていることを瞬時に実行できる。
月干支と日干支の「陽子」は、お天気屋×2で
あらゆることに安定感はないが、不思議と人には好かれ、
気づいたら輪の中心に座しているが、優柔不断でもあり。
干支番号構成は、36-13の西方と東方の直線で、この世のものとは思えない。

10年運初旬「4歳草亥」は、DNA「玉」の特別条件付10年運天冲殺。
特殊環境にあれば活きるので、中学受験からならば、
鎌倉から都心に通うなり、都心に寄宿しているだけでも、
勉学に縁ありなら問題なしだし、この年代で通学する特異性で充分だし、
古典にふれているのが守護神で上等ということか。
2旬「14歳木戌」は、DNA「龍」の特別条件付10年運天冲殺。
さらには変則方三位まであり拡がりがでてきて、
同じく守護神であり、こちらはありとあらゆる見聞を広める！
知識の幅が格段に濃密かつ拡張されていく。
3旬「24歳雨酉」は、DNA「牽」の主導DNAで自己確立。
勤め人が本業で、創作は趣味なり気分転換と心に決めた。
4旬「34歳海申」は、DNA「車」でなかなか前進気勢出ずとも、
やたら忙しく猛烈に働かされた時代で成果もだした。
5旬「44歳宝未」は、DNA「司」の進み行く方向の変化も、
月干支も日干支も干合支害なので、その気になると金銭物質の損失。
あるいは異性にこっぴどい目にあわされるなどで苦難の時代。
現在は6旬「54歳鉄午」のDNA「禄」の天剋地冲で大逆転。
むろん前旬に落ちている前提であるが、
定年はともかく、縁もゆかりもない遠隔地では沈み込む恐れ。
今後は来年(23年/雨卯)の主導DNA刑年から始まる
7旬「64歳畑巳」は、DNA「調」の才能強化10年運も、
孤独は危険でもあるので、さらなる移転はあるはず。
8旬「74歳山辰」は、DNA「鳳」の中庸精神発揮も
息切れて、手仕舞いの可能性も否定出来ず。

「全ての人が生活の心配から解放された未来には、
特筆すべき芸術作品や科学的発見、研究が出現しにくくなっていた。
名誉慾や自己実現欲求は、進歩の原動力として
充当ではなかったのだ。
勝負事もすたれた。生活物資があまりにも安価になったので、
賭け事は魅力を失ったし、睡眠学習装置や自動筋肉学習装置によって、
練習なしにスポーツ選手になれようになってしまうと
スポーツの魅力もうせた。(中略)音楽や芸術、文学や映像装置も
同様に味気ない鑑賞物に堕落する」のが草上による未来だそうだ。
金性ゼロの火性の発する言葉には、愛が稀薄なのだから、
冷静に分析しているともとれるが、
未来が無機質とは決まったわけでもない！
孤独が才能の草上は凡人ではなく奇人変人の異端でありながら、
高度な笑いを届けてくれる希有な存在と言えるのだ☆

草上仁○59-1220

陽陽畑木
子子亥-4
調貫牽牽龍(牽主導)
木性(23)火性(14)土性(05)金性(00)水性(103)/総合145
申酉天冲殺/天冲殺(4歳草亥/14歳木戌/24歳雨酉/34歳海申)
変則方三位(14歳木戌)/主導DNA(24歳雨酉)
干合支害(44歳宝未)/天剋地冲(54歳鉄午)
木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/金性ゼロ(配偶者成分皆無)/水性過多
-4歳草亥/14歳木戌/24歳雨酉/34歳海申/44歳宝未/54歳鉄午/64歳畑巳/74歳山辰～

■2022年07月15日(金)畑巳

三宅香帆○それを読むたび思い出すにある毒の欠片

○大学院で「万葉集」を研究する傍ら、天狼院書店(京都天狼院)で、
アルバイト店長も務め、書店のサイトに書いた書評ブログが大きな話題となる。
16年(陽申)の守護神方三位年に、書店のウェブサイトに掲載した記事
「京大院生の書店スタッフが
『正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね』と
思う本ベスト20を選んでみた。」が、
年間総合はてなブックマーク数ランキングで第2位に。
選書センスと書評が大反響を呼んで、現在はIT企業に勤務しながら、
文筆家・書評家として活動中の三宅香帆(94-0112/山戌)の
『それを読むたび思い出す』が、
02月12日(陽申)のDNA「龍」の方三位日に刊行された。

同書は、新進書評家による、初の自伝的エッセイ集で、
昨日、明日、明後日、そして、その先もずっと――本とともに生きる。
幼かったときの言葉の記憶、地元・高知との距離感、
京都で過ごした青春時代、東京で働きながら文章を書く日々や、
東京にいながらも「不思議な場がない」と
嘆いているが、そういう感覚になることに気づいているのか否か。
だから、公私で旅する魅力を紹介するが、
実はそれが疲弊のもとなのは、未だご本人は気づいていない(後述)。
そして「そこでその街のイオンに行く。イオンに行けば書店にある」と
いう発想は、普通すぎはしないか。それともイオンの回し者か(笑)。
あなたは天狼院書店にいたのではないか。
一般人にも媚びをうれる三宅は立派につきる！
「同世代の誰よりもたくさん本を読むこと。
書くことと誰かの孤独に寄り添うこと。」について記しているが、
読者が共感するのではなく、
多くの読者になんとかお近づきになりたい思惑が
見え隠れする人畜無害の本であることは否定しているわけではなく、
支持者以外には、あまり役立ちそうもない、
通俗的な話題をふることで、都会の者が「荒野を目指す」のとは真逆の
地方出身の悲哀に同情を得ようとしているが、
そこまで無理をしているという姿勢を知りたいとは思えない。
高知県と言えば、三宅香帆という印象操作をしているようにみえるが、
ならばタレントになって、坂本龍馬のように
政治を目指すという選択肢でも視野にいれているのかもしれない。
「ぼんやりと本に関わる仕事に就けたらいいなと思っていた」ならば、
いやしくも書店店長の立場は手放すことはなかったのではないか。
IT企業の善し悪しではなく、生活優先の言い訳は見苦しいかも知れない。

徳島県美馬市生まれ。97年(灯丑)の高知県高知市へ移住。
高知学芸大学附属中学校・附属高校を卒業し、京都大文学部を卒業後は、
京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。
博士後期課程中途退学し、19年(畑亥)にDNA「石」年に上京し、
現在は都営新宿線沿線に居住していると思われる三宅は、
DNA「司」主導で、何でも自分のものにする。
純朴で手元に置いておかないと安心できず。
「司+調」は、競争意識旺盛で負けず嫌い。
「司+司」は、つかみ所なく実際は何を考えているか、
本心の本心は明かさない。
「司+牽」は、創造力稀薄で危機察知能力ありで、
書評家を気取るが敵はつくらない。
「山+司+丑月」は、甘え上手で油断ならず。
「酉」年生まれ「山戌」は、仲介者。
良く言えば、出版社と読者をとりもつようなもの。
生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない変化なき生き方が望まれる。
物事の始めの洩星は「調」で、別離から始まる。
締めにあたる導星は「牽」で、名を残す。悪名も名声も。

宿命の特長は、晩冬深夜午前二時頃のどしゃぶりの雨にたたられる、
寒々しい「山」で、総エネルギー205点は、自身の土性46点と
そこまで身強に非ず。守護神火性もわずか20点しかなく、創造力はさしてなく、
後詰めの木性も14点と僅かも、月干「草」が表出しているので、
それなりに目立つが「怒るのが苦手」なのでなく、
その方向が手薄ということだけで、争いが苦手という安全を選択する。
火性脆弱は、年干「雨」と日干「山」が干合すれば、
年干は「灯」と日干は「陽」に見えるので虚的でも、
仕事をしていれば、なんとかしのげるということ。
また、年干支「雨酉」VS日干支「山戌」の干合支害は、
究極の表裏人間となるため、朝令暮改で持続力稀薄。
とはいえ仕事についていないと不安で、
いわゆるケチな「司」主導のため正業もしながら副業もする。
人間の善し悪しではなく、本人の意志や責任とは別のところで、
信用ならない人なので、全幅の信頼はおけず。
また、ろくでもない異性をひきつけやすく、微妙。
持続ならないから、高知から京都へでてきたのに、
京都で骨を埋めることなく、東京まで流れてきたのは、
原則動いてはならない「山」にしては、力が削がれるが、
金銭物質至上主義の辰巳天冲殺の「司」主導なので、
都会のお金に惹かれたのに違いない！
さらに金性は実に81点もあり、中身は凄いとも思えるが、
土性46点を上回るのは、いかつい岩石などが露出しすぎで、
それが妙な魅力になっているかもしれぬが、
実際は柔軟性がないという欠点もあり。
年干支の「雨酉」は、頭脳明晰世渡り巧み。
品性やや欠けることあるが、如才なし。
月干支の「草丑」は、真面目だが地味。
そして日干支の「山戌」は、家族や身内と意思疎通が困難。
自身または祖先に血脈の乱れあり。じわじわとしか前進できぬし、
生日冲殺のため、身動きがなかなかとれず。
干支番号構成は、10-02-35で東方と西方を結ぶ狭量域で、
あれもこれもできるわけではない。

後天運は初旬「8歳陽寅」が、宿命内干合日干支と大半会するため、
後転成功運型となり、社会にでさえすれば、活躍できる可能性あり。
DNA「龍」は、守護神火性強化になるが、
衝撃の読書体験は、はやみねかおる(64-0416/(草未)との出会い。
刺激的という意味では充分納得出来る。
深夜の「山」に陽光がでても、朝日はきれいだろうが、
そこまで熱気は期待出来ず、本物の守護神「灯」の補佐でしかないが、
これで京都大学入学が叶ったのは、「司」主導由縁。
2旬「18歳灯卯」は、DNA「玉」の落ち着き。
大学院まで行ったのは、旧い場所に縁があるからだが、
実際には京都にでてきたのは、
13年(雨巳)の主導DNA干合条件なし天冲殺なので、
改良したとみるが、才能開花はここが守護神ばかりか
宿命にある害が切れたもので、スイッチが入ったもの。
今年(22年/海寅)から始まる3旬「28歳山辰」は、DNA「貫」。
宿命害切れをともなう納音付10年運天冲殺で、
年干支「雨酉」の干合支合もあるので、仕事面の大きな大きな変化であり、
それにより、過去の因縁を知らずのうちに、
本人の意志とは別のところで、自然に崩壊するのが好ましいので、
本人が発信しない限り、わからぬ事情もあり。
4旬「48歳鉄午」は、DNA「鳳」で進み行く方向の変化。
半会もあり成果もともなうが、わずかな木性が消滅し、
禿げ山になる恐れもあり、ただでさえ多い金性の過多は、
好ましいとは思えず芸能界にでもいるならばともかく、
目立ちすぎの感もあり、微妙。
5旬「58歳宝未」は、DNA「調」の偏り。
月干支「草丑」の天剋地冲もあり立場の変化も、
同様にいわゆる女性らしさを演出ではなく、
反発反抗にいってしまえば、好感度下降。
6旬「68歳海申」は、DNA「禄」の投資。
年支「酉」と日支「戌」の害を緩和する方三位の完成。
とはいえ冬生まれに水の洗礼はありがたくなく、
感謝と奉仕がないと、見向きもされぬか。
7旬「78歳雨酉」は、DNA「司」で主導DNA。
自己確立を伴う干合支害は、晩年でもあり厳しい状況。
体調不良や人の離反は言うに及ばず、
欲の皮が突っ張ったままだと、ズバリ金銭失敗になりかねない。

さて三宅は「読むことは思い出すことに似ている。
いい小説を読むとき、すぐれた評論やエッセイを読むとき。
大切なことを思いだした気分になる」と出だしから、
一応真面目な面をみせているが、反面「私はなんでもしっている」。
それを言葉にしてくれた著者に謝意をあらわしているようも感じるが、
敵をつくりたくない、媚びにも感じられるのは、
辰巳天冲殺としての商売人の資質を垣間見る。
だから、書店の店長も務まったのだろうが、
どんな職種かは不明も、IT企業は消費者と直に触れる機会は、
少ないのは素人目にもわかる。
本書は「地元」「京都」「読書」に関する話題なのだが、
それはDNA「玉」の「灯」の方向であり、守護神そのもの。
それらを思い出すことで、かろうじて矛盾を補正しているのはわかるが、
実は相当に厳しいのではないか。
来年(24年/雨卯)は宿命害切れの60年に一度の干合支合年で、
忌み神とはいえ主導DNAでもあるのだから、孤独に耐えきれず、
異性を内側に引き入れないとも限らない。
一般人にはそれで万々歳だが、三宅にそれが似合うかは別。
干合支害持ちは、早々と異性の気を受けると失速しやすい。
若さで乗り切れるのは限度あり。
自然界は、こうして人間を試すが、精神性の高い仕事が実は似合わず、
現実的に生きるのが、「山戌」の本性であり、
そこに気づくならば言うことはないが、
心配なのは究極の表裏が自分の私生活をSNSや文章で
証してしまえば、極めて危険だということ。
そこまでして自己顕示欲を満足させたいかはともかく心配だね！☆

三宅香帆○94-0112

山草雨灯
戌丑酉+8
司牽調司調(司主導)
木性(14)火性(20)土性(46)金性(81)水性(44)/総合205
辰巳天冲殺/生日冲殺/天冲殺(28歳山辰/38歳畑巳)
初旬条件あり(宿命内干合日干支と大半会)
納音(28歳山辰)/三合会局(38歳畑巳)
方三位(68歳海申)/主導DNA干合支害(78歳雨酉)
年干支VS日干支干合支害(究極の表裏)/害切れ(18歳灯卯/28歳山辰)
木性脆弱/火性脆弱/金性過多
+8歳陽寅/18歳灯卯/28歳山辰/38歳畑巳/48歳鉄午/58歳宝未/68歳海申/78歳雨酉～

■2022年07月16日(土)鉄午

重信房子○戦士たちの記録パレスチナに生きるの夢と害毒の続き

○いわゆる「日本赤軍」の中心メンバーとされながらも
実際には仲介役として広報担当として、
メンバーの一人と偽装結婚してレバノンに渡航。
パレスチナ解放機構(PLO)の内部組織
「パレスチナ解放人民戦線(PELP)」と共闘し、
イスラエルのテルアビブ・ロッド空港襲撃事件などに関わったとされ、
00年(鉄辰)の大半会天冲殺年に潜伏先の大阪市西成区で逮捕され、
20年の刑期を満了し、今年(22年/海寅)のDNA「龍」年の
05月28日(宝巳)の主導DNA天冲殺日に、
東日本成人矯正医療センターを出所した重信房子(45-0928/鉄子)が、
『戦士たちの記録パレスチナに生きる』を
05月30日(雨未)のDNA「調」の害日に上梓している。

東京都世田谷区上用賀に出生。その後世田谷区上町に移り、
中学校時に東京都町田市へ引越し。
実家は当初現在のコンビニのような
「総合食品店日の出屋」を経営していた模様も、
父親が病に倒れ、経営がたちゆかなくなったと述懐しておあり、
東京都渋谷区鉢山町にある都立第一商業高校を卒業後、
いまではセクハラと言われかねない
「容姿端麗身長155cm以上」という条件の高給だった
野田醤油(キッコーマン醤油)に成績優秀者として入社。
同僚に触発され、65年(草巳)の年干支と月干支(共に草酉)の大半会を伴う
DNA「司」の干合年に明治大学二部文学部史学地理学科に入り、
小学校の教員を目指すが、仕事は一年半で退職しており、
当初は地方の自民党政治家の息子と交際していたが、
(極秘扱いされているようで、公表されていない)
意見が対立し学費値上げに絡んで明大闘争に参加し、
67年(灯未)のありえない火性のDNA「牽」の害年に、
社会主義学生同盟(ブント)に加入し、
69年(畑酉)のありえない土性のDNA「玉」年には、中央委員に選出され、
70年(鉄戌)のDNA「貫」年に爆発物取締罰則、
殺人予備容疑で逮捕されるが釈放。
71年(宝亥)の主導DNA年に、レバノンに脱出した重信は、
DNA「石」主導で、協調性和合性で何でも受け入れ、
年干も月干も異性をあらわす干合成分があり、感化されやすく、
それが政治力とも判断されるが、妥協しやすく危険回避能力あり。
「石+石」は、集団に参加するが、その中で孤独でもある。
「石+調」は、補佐役気質であり、自尊心は強くも実質は伴わず。
最高幹部幻想は、眉唾物でしかない。
「石+司」は、家族は大切も日常生活は簡素。
才能は「司」で堅実志向。
「鉄+石+酉月」は、思想的で政治家気質も、
おだてに乗りやすく、祭り上げられ、その気になる。
「酉」年生まれ「鉄子」は、正直者で嘘はつけない。
生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生が望まれる。
物事の始めの洩星は「石」で、共同で始める。
締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で終わる。

宿命の特長は、仲秋午後六時頃の夕闇の中で、
不自然ながらも草花を囲い込む鉄柵で、年干も月干も干合成分なので、
あたかも異性を従えて君臨する女王のごとくだが、
自身が干合すれば「草」は「宝」になり、
干合金性天干一気となり、仲間でしかなくなる。
偽装結婚をしたり、自らの立場を維持するために実質婚をしたりと
いかにも辰巳天冲殺らしく、現実最優先であるがために、
結果的には生き延びている。
つまり、異性を踏み台にしたのか、されたのかわからぬまま、
なんとなく、祭り上げられてその気になるのだが、
総エネルギーは、119点しかなく、
頼みの木性も目立つようで実際は12点で弱々しい兵士。
守護神火性ゼロ(DNA車/牽なし)の野人は、
ひっそりとして息をひそめ、活動実態は乏しい。
土性ゼロ(DNA龍/玉なし)は、無限大の知恵を所有するようにみえ、
実際は親縁なしで、頭脳明晰とも言い難く、
本物の知性があれば海外へ目を向けぬかもしれぬが、
動物的嗅覚もはたらくので、国内で連合赤軍に参加していれば、
盟友が粛正されているので、そのあたりを察知した可能性はあり。
自身の金性は一応88点あり、小世帯の盟主でしかない。
年干支と月干支の「草酉」は、あらかじめ完成されたような
盆栽の花のようであり、無機質な美しさを秘めている。
日干支の「鉄子」は、裏資金の調達や管理にたけ、
心配症だが格好だけは気にするナルシストで、
虚弱体質であり、子宮に疾患があったり癌を患ったりもしている。
これらは血縁者との関係が濃厚であると回避できず、
実務能力はあるので、調整役としては優秀であっても
象徴であっても闘争の実行には加わらず。
干支番号構成は、22-37の南方と西方を結ぶ直線であり、拡がりは苦痛のもと。

後天運は、初旬「4歳陽戌」が、ありえない火性のDNA「車」で、
虚であろうと攻撃力や行動力が付加され、生き延びられる素地を得る。
また、ここから30年間は異常干支が廻る変剋律があるので、
苦悩すれば才能は磨かれるので、商才は長けた。
2旬「14歳灯亥」は、DNA「牽」のありえない火性の栄誉。
それこそ、ありえない役目役割を担う。
3旬「24歳山子」は、DNA「龍」のありえない土性の放浪。
海外へ脱出して、その地で能力の片鱗を見せる。
ありえない相手との関係を深め、重信メイ(73-0301/陽寅)を出産も、
相手などの詳細は明かされていない。
4旬「34歳畑丑」は、DNA「玉」のありえない土性の回帰。
活動を深めて行くが、とりまとめ役以上の何もない。
5旬「44歳鉄寅」は、DNA「貫」。
年干も月干も干合で変化し、進み行く方向活動実態の変化。
守りに入っており、国内にも偽名で密入国している。
6旬「54歳宝卯」は、DNA「石」の主導DNAで自己確立。
年干支と月干支の天剋地冲もあり、未来も立場も破壊され逮捕拘留。
7旬「64歳海辰」は、DNA「鳳」の10年運天冲殺で、自己宣伝。
獄中からの発信で、再注目されるようになる。
現在の8旬「74歳雨巳」は、DNA「調」の10年運天冲殺で、
言い分けにも似た独創的発信となり、刑期満了で釈放され、大いに目立つ。

ところで、重信が明治大学に入学したのは、
65年(草巳)で年干支と月干支の大半会をともなう
60年に一度の干合条件なし天冲殺の夢の中で、
いわゆる赤軍派の前身組織に所属したのは、
67年(灯未)のありえない火性の、60年に一度のありがた迷惑年で、
ようは明るそうな話で、その気にさせられたもの。
本来なら、夢や毒が明ければ、解消して元いた場所に戻るべきなのに、
土性という知恵がまわらなかったために、
意図的か否かは別にして、海外へ逃亡。
海外でも土性がないので、一般人が行くような場所ではなかった。
やがて、里心がついたのか、国内に頻繁に出入りすることになり、
逮捕されたのが、00年(鉄辰)の年干と月干が干合され
日干支が大半会となる、条件なし天冲殺の夢の中。
そこで、ようやく35年間の夢の時間を閉じることになるが、
都合57年にも及ぶ迂回も迂回。
「監獄生活に自由などなく、子供時代から描いていた
『世の中を良くしたい』という夢は断たれ、
人権抑圧機関であり矯正指導のあり方には、
居心地が良いわけがありません」と前文で述べているが、
それは彼女が夢と毒の中で行った清算なのであって、
「政治活動による国家の報復」ではなく、
思想信条とは別次元のものであると明確にしたい。
今年(22年/海寅)は、DNA「鳳」の息切れで、
もはや言い訳に終始するしかない状況。
もっと別の人生もあれば、社会貢献もできたろうから、
夢や毒で躓いたら、軌道修正せねばならないということだ☆

重信房子○45-0928

鉄草草灯
子酉酉※+4
司司調石石(石主導)
木性(12)火性(00)土性(00)金性(88)水性(19)/総合119
辰巳天冲殺/天冲殺(64歳海辰/74歳雨巳)
変剋律(4歳陽戌/14歳灯亥/24歳山子)
主導DNA(54歳宝卯)/干合金性天干一気
木性脆弱/火性ゼロ(野人)/土性ゼロ/金性過多/水性脆弱
+4歳陽戌/14歳灯亥/24歳山子/34歳畑丑/44歳鉄寅/54歳宝卯/64歳海辰/74歳雨巳～

重信メイ○73-0301

陽木雨海
申寅丑+2
牽龍禄龍調(龍主導)
木性(44)火性(38)土性(52)金性(38)水性(59)/総合231
辰巳天冲殺/天冲殺(12歳陽辰/22歳灯巳)
ターボ運(～91歳)/変則方三位(2歳草卯)/大半会(12歳陽辰)
土性過多/水性過多
+2歳草卯/12歳陽辰/22歳灯巳/32歳山午/42歳畑未/52歳鉄申/62歳宝酉/72歳海戌～

■2022年07月17日(日)宝未

羽田圭介○滅私の商法

○明治大学付属明治高等学校在学中の03年(雨未)の
60年に2年しかない守護神条件なし天冲殺の夢の中で、
高校生と中学生の兄弟が憎み合い、
「家庭内ストーキング」を繰り返すさまを独特の表現で描いた
「黒冷水」で第40回文藝賞(03-0826/宝未)を大半会天冲殺日に受賞。
15年(木午)のDNA「司」の条件なし天冲殺で、
「スクラップ・アンド・ビルド」で、第153回芥川賞(15-0716)を受賞。
お笑い芸人との同時受賞や本人のキャラクターが話題となり、
その後はテレビ番組などマスコミへの出演が激増している
羽田圭介(85-1019/宝卯)の『滅私』が、
昨年(21年/宝丑)の11月30日(海午)の守護神的天冲殺日に上梓されている。

「物を捨てよ、心も捨てよ！人生は限られている！」
東京都渋谷区西端の18平米のワンルームの狭さと引き替えに、
公共交通機関が張り巡らされた都心に住み、
必要の無いものは、即座にゴミ箱行き！
ミニマリストの男(冴津武士)が直面するSDGs時代の悲喜劇。
必要最低限の物だけで暮らすライターの男。
物だけでなく人間関係にも淡泊で、
同志が集うサイトの運営と投資で生計を立て、
裕福ではないが自由でスマートな生活を手に入れた。
だがある日、その人生に影が差す。胎児のエコー写真が送られてきたのだ！
(余白部分にはAYANE & TAKESHIと印されている)
かつての交際相手の弟や、自分の昔の所業を知る人物が現れたのだ。
過去は物ほど簡単には捨てられないのか。
といっているうちに、自分が恋人から見放される～。
気軽なことをいいながら、簡素商品のweb「MUJOU」を経営しているが、
実際の収入は株式投資も、行き着く先は意外やゴミ屋敷！。
更新される煩悩の現在を鋭く描く。
これが売り物で、確かに娯楽としての小説は提供してくれてはいるが、
難点をあげれば、主人公の顔がどうしても
作家本人の顔として浮かんでしまうことか。
賛否両論あろうが、功罪になっている。

東京都多摩市に出生。93年(雨酉)の守護神対冲年以降、埼玉県北葛飾郡松伏町。
明治大学付属明治高等学校卒業から、明治大学商学部を卒業。
大学時代に半年だけ千代田区神田駿河台の大学周辺で、
一人暮しをしたが、不安定になり午未天冲殺らしく実家に戻る。
09年(畑丑)のDNA「龍」年に就職した一般企業を辞する前に、
東京都府中市に中古マンションを購入。
5年半住んだものの、芥川賞受賞時の14年(木午)は、
東京都都内杉並区和泉の家賃7万5千円のワンルームで生活、
17年(陽申)の干合年には、家賃15万5千円の2LDK。
18年(山戌)のDNA「玉」の支合年には、
家賃24万に駐車料3万円のタワーマンションに、引越をしているようだが、
引越魔という証言もあり、結婚を機に引越している可能性のある羽田は、
DNA「車」主導で、犠牲的本質で危険大好き。
ある意味、創作の原動力はこれだろう。
才能は、この「車」で反撃素早く、原則は単独行程。
「車+貫」は、一本気で頑固さが笑いを誘う。
「車+禄」は、制御されるのが苦手で周囲に囚われない。
「車+牽」は、忍耐力はあるように見えるが、
まるでつくりもののような感情で、他人の心によりそうことも苦手。
「宝+車+戌月」は、巧みな発信力で周囲を巻き込む。
存外堅さを所有するので、受け入れやすい人とそうでない人が、極端。
「丑」年生まれ「宝卯」は、内外シーソー。
内側に干合支合があり、私生活に溺れると失敗しやすく、
いわゆる結婚は不向きだろうし、
タレント活動がすぎると、本業の評価は下がる可能性あり。
生き方を表す伴星は「石」で、人脈の拡がる人生。
物事の始めの洩星は「禄」で、誰かかにその気にさせられる。
締めにあたる導星は「車」で、マイペースで無に帰す。

宿命の特長は、晩秋午後八時頃の花屋。
美しく花をアレンジメントして、映えるような演出がほどこさせたもので、
精神性の高い商いより、現実的な生き方が似合う。
総エネルギー192点はアイドルなみの軽さで、
重厚な発言は似合わずに、自身の金性は51点あるが、
木性48点と生きていくことの経済的苦悩なし。
とはいえ名誉の火性は33点で、結婚と評価が両立せずだし、
土性33点はそこまで創造力はなく、水性27点は表現力も際立つものなし。
年干支の「草丑」は、地道で真面目な積み重ね。
月干支の「陽戌」は、人生の岐路で強烈な裏切りに遭うが、
それを乗りこえて笑顔で生きていくと、
小金持ちとしてのささやかな成功があり。
そして日干支の「宝卯」は、庶民性あるブランド小物などで、
邪気がない天性の善人だが、異性難と金銭物質を
丁寧に扱わぬと逆襲に遭う可能性あり。
干支番号構成は、02-23-28と東方と南方の比較的狭い領域。

後天運は、初旬「4歳草酉」が、DNA「禄」で強い引力本能全開なうえ、
年干支「草丑」を大半会するばかりか、日干支「宝卯」の天剋地冲もあるので、
私生活を犠牲にすると、後転的に多大な成功を収める可能性が大。
他人に支持され、大人に可愛がられることが必要であるが、
感謝と奉仕が出来れば、万全であろう。
2旬「14歳木申」は、DNA「司」の地道な積み重ね。
これといった条件はないが、引力本能は強化された模様である。
いわゆる世にも出ている。
3旬「24歳雨未」は、DNA「鳳」の半会で、豊かな表現力で、
伸び伸びと席巻する絶頂期で、本を売るためにも、
積極的にマスコミに露出し顔を売りに売ったし、
細かな対応も求められるままにした。。
現在の4旬「34歳海午」は、DNA「調」の独創性。
年上命の午未天冲殺のため年上に可愛がられねばならないが、
自信はあっても、仕事の伸びは前旬ほどではなく、
こともあろうに、共通干のない年下の女性との結婚。
子供がいなければ、まだしも子供でもできれば、
この逆縁は坂道を転げ落ちるように下落するので注意したい。
5旬「44歳宝巳」は、DNA「貫」の意固地。
若さと20年間におよぶ10年運天冲殺の勢いで、
相応の名声を得たが、ここが目下の変化や、進み行く方向の変化。
離婚したり、裏切りに遭うことで、運の下降は回避出来るし、
それをまたテーマに書くことは可能だ。
6旬「54歳鉄辰」は、DNA「石」の害で、
名声をささえる月干支「陽戌」の天剋地冲を伴う
屈辱と妥協の害であり、年干「草」の干合も加味すると大変化。
胃の痛むような事案の連続で、これまで好き勝手にやってきた
ツケが一気にでるが、それが肉体的なものなのか精神的ものなのかは、
これからの生き方にもよる。
もとより月干「陽」は「海」に、日干「宝」が「雨」になるが、
これに年干「草」が「宝」に一時的になり、
これは月干による干合で「雨」にもなるので、干合水性天干一気まで入格し、
目上に言い訳をしながら反感を買うので、害になるという見方もできる。
7旬「64歳畑卯」は、苦難を抜けたあとの、DNA「龍」の改良改革。
気分一新ができれば悪くないが、果たして出来るのか否か。
8旬「74歳山寅」は、DNA「玉」で、原点回帰もで古典に挑戦という
発想もでてくるだろうが、早生の午未天冲殺としては、
そこまでは期待できぬかもしれない。

さて、どれだけ稼ぐかというくらいマスコミへの露出を断ることなく、
本業がどこまで頑張れたかは、それも内外シーソーなので、
作家としての評価があがったは別。
また、20年(鉄子)の相手のDNA「龍」の改良改革年に、
年下の派手な活動をしているとはいいがたい
女優の中神円(93-0730/海子)と結婚してしまったが、
逆縁年下の上に共通干もないところでは、
いくらいちゃついているのを番組で見せられても、
好感度は中長期的には、下がりかねないだろう。
それで1本かければ御の字だろうが、本来は商売に向く羽田にしては、
いったい何がしたいのか、妻を笑わせているうちは華だが、
中神は月支「未」VS日支「子」の害持ちでキレたら怖いし運をさげる。
ひとまず、今年(22年/海寅)と来年(23年/雨卯)が、
中神の天冲殺に入るが、怖いのは24年(木辰)の害で続く羽田と
26年(陽午)と27年(灯未)の火性強化の天冲殺年が危うい。
いくら後天運で10年運天冲殺があろうと、初旬条件あろうと、
文藝賞も芥川賞も天冲殺受賞では、夢の効用でしかない。
自然界からの壮大な贈り物だが、
そのお返しをすることなく小金を稼ぎ、年下女性と結婚では、
何か怖いことが待ち受けているように思えてならない！☆

羽田圭介○85-1019

宝陽草雨
卯戌丑-4
禄牽禄車貫(車主導)
木性(48)火性(33)土性(33)金性(51)水性(27)/総合192
午未天冲殺/天冲殺(24歳雨未/34歳海午)
初旬条件あり(年干支を大半会/日干支を天剋地冲)
干合水性天干一気害(54歳鉄辰)/変則方三位(74歳山寅)
内外シーソー/月干支VS日干支干合支合
木性過多/金性過多/水性脆弱
-4歳草酉/14歳木申/24歳雨未/34歳海午/44歳宝巳/54歳鉄辰/64歳畑卯/74歳山寅～

中神円○93-0730

海畑雨宝
子未酉+3
石牽石牽玉(牽主導)
木性(11)火性(20)土性(40)金性(28)水性(65)/総合164
寅卯天冲殺/天冲殺(63歳陽寅/73歳灯卯)/変則方三位(3歳鉄申)
ターボ運(～42歳)/月支VS日支害/害切れ(53草丑)
木性脆弱/火性脆弱/金性脆弱/水性過多
+3歳鉄申/13歳宝酉/23歳海戌/33歳雨亥/43歳木子/53歳草丑/63歳陽寅/73歳灯卯～

■2022年07月18日(月)海申

東野圭吾○マスカレード・ゲームは終わらない

○日本電装(デンソー)に技術者として勤務の傍ら推理小説を書き、
83年(雨亥)のDNA「石」年に「人形たちの家」を、
第29回江戸川乱歩賞に応募し、は二次予選通過。
85年(草丑)のDNA「調」の支合に「放課後」で、
第31回江戸川乱歩賞(85-0702/海寅)を受賞しデビュー。
86年(陽寅)の守護神条件あり天冲殺年には退職し上京。
98年(山寅)の主導DNA天冲殺年に上梓した「秘密」で、
第52回日本推理作家協会賞(99-0521/雨酉)を受賞。
「容疑者Xの献身」で、第134回直木賞(06-0117/陽午)を受賞、
同作品で第6回本格ミステリ大賞/小説部門(06-0512/宝丑)を受賞。
08年(山子)の主導DNA支合年には、「流星の絆」で第43回新風賞を受賞。
12年(海辰)の大半会年には、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で、
第7回中央公論文芸賞(12-0824/灯巳)を受賞。
13年(雨巳)には、「夢幻花」で、第26回柴田錬三郎賞(13-1003/海寅)を受賞。
14年(木午)には、「祈りの幕が下りる時」で、
第48回吉川英治文学賞(14-0304/木戌)を受賞。
19年(畑亥)には、第1回野間出版文化賞(19-1106/灯未)を受賞するなど
錚々たる実績を誇る東野圭吾(58-0204/海子)の
『マスカレード・ゲーム』が、
04月25日(山申)の主導DNA「車」の半会日に上梓された。

警部となった新田浩介に、あらたな難題がやってきた。
世界一最も安全で有名なホテルの異名がありながら、
その陰ではホテルと信頼関係を深め、
想像を絶する捜査で品位を守ったあの場所で、
事件が発生する可能性があるというのだ。
解決の糸口すらつかめない三つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者が全員、
過去に人を死なせた経験があることだった。
リベンジポルノ、強盗殺人で、親や子を亡くした無念の集積！
人を殺しておきながら死刑や無期懲役にならず、心神喪失などが考慮されたり、
未成年で劣悪な環境にそだったなどが考慮され、
執行猶予されたり、僅かな刑期で拘束はとける。
なのでその犯人は「正当な行為だと思っている。
殺されて当然の人間の命を奪っただけ」と強い殺意があるようだ。
まるで「必殺仕置人」！あらたに凄腕のエリート女性警部まで登場し、
管理官も黙認せざるをえない盗聴や不当な監視行動を被疑者に行い
「違法捜査と騒ぎたいならお好きにどうぞ。
ただしそれは事件が解決してからにしてください。
最優先事項は、犯人たちの計画実行を阻止することです」と、
新田とは捜査手法を巡り土壇場まで衝突が繰り返されるが、
ネット上にある痕跡を徹底的にあらいだし、
丁寧な捜査を進めていくと、交換殺人の疑惑にたどりつき
その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、
クリスマス・イブというとてつもない面倒な日に、
あのホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明し、
複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始するが
「ホテルを訪れるお客様は皆さん被っておられます」
なのだからむろん混迷を極めながら、
結末は当然のように期待裏切らぬ展開で、盲点をついたような意外な犯人には
「誰かを憎み続けるってエネルギーのいることなんです。
そのくせ、そこから新しいものは何も生まれないし、
自分を幸せにしてくれるわけはではない」と、
さすがに作家が難のある生月冲殺らしい科白を用意している。
手に汗握る圧巻の読みごたえと、その後に信頼関係築いてきたホテルとの齟齬。
新田の父親は米国企業の脱法を手がける悪徳弁護士で、
息子が刑事だなんて割のあわない仕事をしているのを
快く思わぬようだったが、新田にくだった使命は、
情け無用どころか、掟やぶりの展開。
まさかのこれで終わらない新たな舞台も感じさせる！

大阪府大阪市生野区出身で、実家は時計屋。
大阪府立阪南高等学校卒業後は1年間の浪人を経て、
大阪府立大学工学部電気工学科に進学。
大学在学中はアーチェリー部の主将を務めた。
86年(陽寅)の守護神条件あり天冲殺年より東京都内在住も詳細不明な東野は、
DNA「車」冲殺主導で、人は衝突するものだという考え。
妙な攻撃本能を内在しているため、お約束ともいえる描写は、心の声！
「車冲+玉」は、思い通りに動かない。つまり、一癖も二癖もあり。
「車冲+石」は、狡猾な思考で騙しの技巧。
私生活には飽きが来るので、ないが如し。
「車冲+車」は、計算できない唖然とする展開。
「車冲+鳳」は、庶民性の欠片もなく、金では転ばないが、
意図しない方が稼げると言うことも知っている。
才能は、この「鳳」で冷静沈着な遊び心。
「海+車冲+寅月」は、自分のしたい全ての善悪を
登場人物を使って実現するという離れ業。
動物的嗅覚で、明後日の方向からやってくる敵にも備える。
「戌」年生まれ「海子」は、本番に強い。
普段は寝ているようでも、切替は素早く、機敏に変化！
生き方を表す伴星は「石」で、人脈の拡がる人生。
物事の始めの洩星は「車」で、何もないところから探る。
締めにあたる導星は「鳳」で、まるで趣味のような自然体。

宿命の特長は、初春午前四時頃の鬱蒼とした森を抱える断崖絶壁に
打ち寄せる高波で、闘争本能旺盛なため、常に落ち着くことなく
時空を超えて制御不能のまま刺激を繰り返す。
総エネルギー199点は、身強でもなんでもないが、
大物に見せる技があるので、繰り返しているうちに、
ようはシリーズものが、当たれば当たるほど、
世界感は無限大に拡がるようで、圧倒させる。
表現力の木性は48点で、まずまずも、守護神火性の包容力や感謝と奉仕力は、
僅か26点しかないものの、年支「戌」VS月支「寅」の半会で、
前向きに仕事に携わっていれば、無限大の火性も生成可能。
主導DNA方向の土性は51点で、動きを緩めねばよいが、
発想力の金性は僅か22点どまりなので、
別の意味でシリーズもので登場人物を手際よく使う。
自身の水性は52点で、土性に張り合うように動く。
年干支の「山戌」は、組織の犠牲で自由があるようでなく、
どこか秘密を内包し、見た目より薄暗く、陰を落とす。
凝り性で単独行動で意思の疎通は得手ではない。
月干支の「木寅」は、場を和ますムードメーカーで、笑いをとりにいくが、
仲介者として或いは中間管理職なみの気配りをするが、時に笑えぬ場面もあり。
そして、日干支の「海子」は知恵を巡らせて
仕事をこなしていくが、家族の繋がりは稀薄。
二代目運の寅卯天冲殺でも、家業継承より初代運的で、
生地生家に縁遠くなる傾向。怒ると運は急降下するのを察知すれば、
相手を怒らせて、自己を正統化させる目論見も可能。
干支番号構成は、35-51-49で西方と北方の狭い領域で、
限定した場面を想定していくことに活路。

後天運は、初旬「10歳草卯」はDNA「調」で孤高。
姉や妹がいればその影響を受けるが、
実際、客室乗務員の姉と、教師の姉の存在は
女性への偏り激しい気持ちを形成される手助けとなった。
「読書どころか漫画すら読んでいなかった」とはいいながら、
高校時代の74年(木寅)のDNA「鳳」の条件あり天冲殺に
偶然手にとった、小峰元(1921-0324/陽戌)の
「アルキメデスは手を汚さない」に触発され、
下手の横好きと謙遜しながらも、青春推理小説に興味を持ち、
江戸川乱歩賞を目標とした書き手を目指す気持ちも芽生えた10年運天冲殺で、
ようは善し悪し別にいろいろあったということで、
さらに99歳までほぼ生涯、何をやっても目立つ
ターボ運(子丑天冲殺廻り)を与えられ、
いったん着火すれば大いに活動できるものだが、
10歳運という滑り出しは本物になるには時間がかかることを示唆。
2旬「20歳陽辰」は、DNA「禄」の半会で守護神火性の温かな気持ちが増加。
83年(雨亥)の年干「山」の干合で、さらに火性が強化された
変則方三位年には、当時女子校の非常勤講師をしていた妻と婚姻。
出会いは学生時代と推認されるが、姉の知己かもしれない。
86年(陽寅)の守護神条件あり天冲殺には、先も読まずに、
生月冲殺の勢いだけで、会社員生活に別れをつげ上京。
3旬「30歳灯巳」は、DNA「司」で、守護神火性の強化。
96年(陽子)の火性重なりあたりから、ようやく売れるようになる。
4旬「40歳山午」は、主導DNA「車」で自己確立。
年支「戌」VS月支「寅」と三合会局が成立し、
直木賞受賞を皮切りに圧倒的な評価がなされたが、
その反動は私的面の徹底崩壊。
5旬「50歳畑未」は、DNA「牽」の害。
月干「木」の干合は進み行く方向の変化だから、
DNA「車」の主導DNA方向の強化になり、
文字通り多忙で、周囲の反応も格段の崇めようとなるが、
反面、体調不良になったり、私的面の不安定さを意識する。
現在の6旬「60歳鉄申」は、DNA「龍」。
月干支「木寅」の天剋地冲もあり、期することがあり、
ありえないほうの創造力の金性の登場で、
新たな世界感や手法を用い、向かうところ敵なし。
今後は7旬「70歳宝酉」は、DNA「玉」で深まる。
年支「戌」の害で、前進気勢は落ちるが、まさかの古典的手法を使用したり、
未完作品に手をつけたり、シリーズ再始動など
ひとつひとつ整理にかかる見込み。
8旬「80歳海戌」は、DNA「貫」。
頑固な重鎮は好々爺にはならず、手のつけられぬ
我が儘を各方面にもたらすに違いない。

さて、東野はエッセイ「たぶん最後の御挨拶」で、
離婚の報告をしてる。
「たぶん僕のなかで変わったものがあるとすれば、力が抜けたんだと思います。
夫として、妻の気持ちをわかろうというのは必要だと思うんです。
でも、難しいですよね。夫婦という関係を解消してしまったあとのほうが、
相手の気持ちが見えてくるというか。
一歩下がって見られるようになったというか・・・・・」としているが、
それを鵜呑みに信じてはならないのが、生月冲殺だから。
子供がいようがいまいが、これだけの作品を世にだすためには、
孤独であることとが望まれるのだから、それはそれで言い訳だろうと構わない。

また、東野を理解するうえで貴重なエピソードを紹介しておきたい。
下村敦史(81-0709/山子)が第60回江戸川乱歩賞を受賞した、
14年(木午)のDNA「鳳」の対冲年の09月05日(畑卯)のDNA「牽」の天冲殺日に
帝国ホテルで行われた授与式に参加した東野は、
新人賞でも破格の1.000万円という賞金を得たことに対し、
『まぁ、1.000万円なんてはした金です。
すぐにもっと稼げるようになりますから、パーッと使ってください』と、
冗談ともつかないスピーチをされて、
一瞬場が凍てついたと「サイゾーウーマン」が報じている。
来場していた殆どの作家は、簡単に1.000万円なんて稼げないため、
場は静まり返ってしまったそうだが、
ベストセラーの印税に加え、映画・ドラマ化された際の版権料も、
がっぽり入ってくる東野にとって、
1.000万円を稼ぐことが簡単なのは生月冲殺らしいノリの良い発言だし、
使わねば入ってこないのだから、東野の発言には一利ある。
とはいえ同誌は、この発言の裏には、
東野の抱えている不安が見え隠れするという。
「東野は、ポスト東野の座を脅かす新人が出てくるのを
非常に恐れているんです。10月21日(草丑)付の読売新聞で発表された
『好きな作家ランキング』では、
故.司馬遼太郎(23-0807/海子)に続く2位に選ばれて
大喜びしていたそうですが、常に人気が落ちる不安が付きまとっているよう。
そのため新人には厳しく接することで知られ、
今回も牽制の意味を込めて出た発言だったのではないでしょうか」と
言われる始末。
かつては編集者からの評判も良かったというが、
12年(海辰)に放送された、
フジテレビ系連続ドラマ「東野圭吾ミステリーズ」の
視聴率が振るわなかったことについて、
いまだに「『俺の名前を使っても、アレしか数字が穫れないなんて』と
話すなど、天狗になっている様子も見られます。周囲が持ち上げすぎて、
調子に乗ってしまっているのでは・・・・」(書籍編集者)との声まで出ている。
莫大な稼ぎは銀座遊びに使われているといわれ、
経済を回している自負もある東野だが、
今回のような授賞式にも露出の激しいドレスを着た
銀座のホステスたちを4～5人引き連れてくるため、
「古き良き時代の大作家像を一手に担っている存在」ともいわれるが、
生月冲殺だから、後先考えずは正しいとして、
感謝も奉仕もないところに、自己発揮が激しすぎれば、
「車」冲殺主導の、妙な闘争本能が才能の「鳳」を刺激して
さらには、ターボ運の後押しもあり、ここまできた東野だが、
当時は「50歳畑未」は、DNA「牽」の害で不名誉で、
運気が一時的に下降したものだが、それが杞憂だったのは、。
現在の両者の立ち位置が、さらに雲泥の差である現在を考慮すれば、
何もいえないのだが、スケールの大きい「車」らしい豪快さは、
まさにエンターテインメントの真髄を行くのだから何も言うまい。

ところで善し悪し別にして、新田役といえば 木村拓哉(72-1123)が
脳内に再生されてこれを読んだ読者も多いだろう。
作家とは共通干支もあるし、共通干もあれば天剋地冲もある
刺激的な関係であり、今さら他の役者が演じるわけもない。
期待するところは多く、読者にとってはある意味神なのかもしれない☆

東野圭吾○58-0204

海木山灯
子寅戌+10
車鳳石車玉(車冲殺主導)
木性(48)火性(26)土性(51)金性(22)水性(52)/総合199
寅卯生月冲殺/生日冲殺/天冲殺(10歳草卯)/ターボ運(～99歳)
三合会局主導DNA天剋地冲(40歳山午)/害(50歳畑未)
火性脆弱/金性脆弱
+10歳草卯/20歳陽辰/30歳灯巳/40歳山午/50歳畑未/60歳鉄申/70歳宝酉/80歳海戌～

■2022年07月19日(火)雨酉

辻仁成○父ちゃんの料理教室で愛を演出

○85年(草丑)のDNA「車」の天剋地冲天冲殺年には、
いかにもなロックバンドのECHOESのヴォーカリストとしてデビュー。
89年(畑巳)の年干支納音のDNA「貫」年には、「ピアニシモ」で、
第13回すばる文学賞(89-1005/山戌)を受賞し作家デビュー。
91年(宝未)の主導DNA「鳳」年には、ECHOES解散。
その後、ソロ活動へ。同年、本格的に作家としての活動を始める。
97年(灯丑)のDNA「龍」の天冲殺対冲年(実質96年/陽子)の最終に、
「海峡の光」で第116回芥川賞(97-0116/山午)を受賞。
同年に函館市栄誉賞受賞を授与される。
99年(畑卯)の大半会年には、「白仏」の仏語翻訳版
Le Bouddha blanc(仏語翻訳者：Corinne Atlan)で
フランスの五大文学賞の一つであるフェミナ賞の
外国小説賞を日本人として初めて受賞。
16年(陽申)のDNA「玉」年には、辻仁成が編集長を務めるウェブマガジン
「デザインストーリーズ」(16-1012/灯卯)を立ち上げ、
21年(宝丑)の主導DNA天冲殺年には、
2021年度フランス観光親善大使(21-0530/山寅)に任命された
辻仁成(59-1004/畑未)が、『父ちゃんの料理教室』を、
昨年(21年/宝丑)の60年に一度のDNA「鳳」の天冲殺年の
06月01日(鉄辰)のDNA「調」日に刊行している。

普段は45歳の時に誕生した息子にパパと呼ばれ自分のことも
「パパはね」になっているが、本書ではtwitter並み軽やかに「父ちゃん」と、
父性的な立場を強調し、シングルファーザーとして、
小学生だった息子を高校生まで育て上げ食べることの素晴らしさを奥深さを
愛と涙と良き自画自賛で形にした記録。
文章・レシピばかりか写真も、本人という豪華版。
さすが「鳳」主導全開である。17歳の息子に父が伝える、料理と人生のこと
「あのね、料理は特別なことじゃないんだよ。
まずはキッチンに立ってごらん」
シングルファザーとして日々の食事を作り続けてきた著者が、
息子にそのレシピと己の人生そのものを伝えた
「フランス風イカめし」に始まり
「辻家のアメリカンクッキー」に至る30品目は、
まさに辻風「愛をください～♪」なのか～という料理エッセイ。
なぜ料理をするのか、なぜこんなにも美味しいのか。
コツやタイミング、経験から導き出した知恵も盛り込みながら、
辻家の定番料理の数々を伝授していく。
「読めばきっと、大切な人に料理を作りたくなる。」という
フレコミだが、処はフランス。
日本ではないので、食材ばかりか印象がどうしても
巴里風味なので、実践するとなると、また別か。
作るかどうかは別に、読み物として眺めるには良い。
なんでも、生クリーム入りだもの。もたれそうだけど(笑)。

東京都南多摩郡日野町(現日野市)に誕生も、
少年期は父親の仕事の都合で福岡市、帯広市、函館市と各地を転々。
(現在の国内拠点は福岡市郊外)
北海道函館西高等学校を卒業し、成城大学経済学部に進学するも中退。
02年(海午)のDNA「司」年に、三度目の結婚を、
共通干支すらない中山美穂(70-0301/鉄辰)と結婚すると
喧騒から逃亡するように、DNA「禄」年だった03年(雨未)に渡仏。
パリ市内で生活していたと見られる。
コロナ禍の影響で、条件なし天冲殺の最中にもかかわらず、
海沿いの田舎に小さなアパルトマンを購入。
現在は、パリのカルチエ地区は仕事場、田舎は生活、という2拠点生活。
一人息子の辻十斗(04-0114/海辰)の大学入学に際して、
この09月(畑酉)から一人暮らしになるという辻は、
DNA「鳳」主導で、他者とは差別化をはかる
特別な趣味全開のような人生を送る。
生きることは大変だろうが、美味しいものを完成させ、
料理をしていると嫌なことを忘れられる。
煮込み料理が好きなのは、人生を豊かに濃くしてくれるからだ。
「鳳+司」は、負けず嫌いで地味に競争意識を発揮。
キッチンはシングルファザーとして息子を育てるための道場。
食材を捨てるのを嫌い、余すところなく使用するのは、
「司」があり、倹約家でもあるからか。「有頭海老のパスタ」にしても、
中身のない人間はなるなと悟しながら、殻の部分を残すなと教育する。
「鳳+貫」は、表面は温厚なようで中身は頑固親父。
才能と言えば、この「貫」で好き嫌いあらわにして戦う。
たくさんの後悔を背負うことが貴重な経験となり。
父ちゃんであることを放棄しない。
野菜嫌いもいろいろ混ぜ合わせて克服させた。
なんでもミント入りは、考えものだけど。
本当に美味しいものを作るには時間もかかるのだ(人間もでしょ)。
「鳳+禄」は、口は達者で常に引力本能全開。
人間は「料理する人としない人に分かれる」といいながら
息子が音楽や日本語よりも前に「料理を習いたい」と言ってくれたのも自慢。
「畑+鳳+酉月」は、自尊心が強く矢面にたつには耐えられず、
結果的には逃亡する。でも、逃亡先はキッチンだから良し。
「亥」年生まれ「畑未」は、平時は逞しくモメたくないので隠遁。
生き方を表す伴星は「牽」で、格好をつけて誰かを引き立てる。
物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。
締めにあたる導星は「司」で、自分の意志。

宿命の特長は、仲秋午後六時頃の川を隔てた仕事場と住宅地で、両天秤。
秋生まれの「畑」なので、守護神は木性。
年支「亥」内の「木」をとるが、日支「未」内にも陰陽の「草」があり、
年支「亥」VS日支「未」の半会で、
稼働力があがればさらに木性が強くなるので
ファンサービスが必須で、本書もその一環。
総エネルギー185点は、身弱の部類でアイドルなみも、
気だけは強い子丑天冲殺なので、
たっているものは親であろうと子であろうと
徹底的に利用することが生き延びる術。
また、自身の土性は一応66点あり、
次位が水性の45点で、その気になればなんでもやっていける。
主導DNAの金性は僅か26点なので、実は使い回し。
典型的なのは、他人に提供した曲をセルフカバーしたり、
番組で女優に唄わせたり(ZOO)と、売れるならなんでも良し。
想像力の火性も22点で、心許なく作家としては感覚かつ印象操作で演出。
国内にいれば埋もれてしまうものの、
海外からこだしにすれば、それはそれというもの。
年干支の「畑亥」は、手先の器用さ。
主導DNAを活かすばかりか料理にも技あり。
月干支の「雨酉」は、品性上等とは言えぬが、大胆不敵。
頭脳明晰で世渡り上手という演出家。
そして日干支の「畑未」は、略奪者の典型で、
他人のこさえたもので、商売する。
なので、息子も立派な略奪で勝ちえた切り札であり商品。
干支番号構成は、36-10-56で西方東方北方で南方欠け。
そこまで広範囲をカバーできるわけでもない。

後天運は、初旬「9歳海申」は、DNA「司」で堅実。
家庭的な側面強化はそのあたりも、受け入れ態勢あろうと
秋生まれの「鳳」主導に、塩水の洗礼は似合わず。
2旬「19歳宝未」は、主導DNA「鳳」で優雅な自己確立。
音楽界でのデビューと一度目の結婚。
3旬「29歳鉄午」は、DNA「調」の支合で、
独創的な生き方で作家デビュー。二度目の結婚に芥川賞受賞。
3旬「39歳畑巳」は、DNA「貫」で頑固。二度目の離婚と三度目の結婚。
4旬「49歳山辰」は、DNA「石」で狡猾に振る舞う。
進み行く方向性の変化に目下の変心は、三度目の離婚で、子と暮らす。
現在の5旬「59歳灯卯」は、DNA「龍」の改良改革の三合会局。
子離れの時であり、新たな人生を模索。
今後は6旬「69歳陽寅」が、DNA「玉」で里心で帰還か。
7旬「79歳草丑」は、DNA「車」の天剋地冲天冲殺で、
危険な道行きは、なんらかの無限大の逆転現象。

さて、辻はシングルファザーになって絶望感から抜けだすために、
世界一の父ちゃんになって息子を幸せにしてやろうと決意した。
その有効的手段がゴージャスではない普通の料理だったと言っている。
辻家の家訓は「愚痴や不平も言いすぎると、不幸が近づいてくる。
だから明るい未来を見つめるように生きろ」だ。
幸い、日本ではなかったので、雑音も少なかったろう。
なにより、殆ど夢の中で育児を経験した、
元妻とは共通干支もなく(本人の)主導DNA年で、
息子の夢の中で、辻のDNA「車」年で逃げてしまった訳だし、
冷静な息子がフランスをそして父親を選んだのは自然の流れ。
刊行したのは集大成ともいえる主導DNA「鳳」の夢の中で、
ひとまず区切りをつけたかったに違いない。
血は争えず、音楽の道に進みそうな息子へのエールは、
辻ファン必読の書で、涙を誘うは決して言い過ぎではない☆

辻仁成○59-1004

畑雨畑木
未酉亥-9
貫禄貫鳳司(鳳主導)
木性(26)火性(22)土性(66)金性(26)水性(45)/総合185
子丑天冲殺/天冲殺(79歳草丑/89歳木子)
主導DNA(19歳宝未)/三合会局(59歳灯卯)
木性脆弱/火性過多/土性過多/金性脆弱
-9歳海申/19歳宝未/29歳鉄午/39歳畑巳/49歳山辰/59歳灯卯/69歳陽寅/79歳草丑～

辻十斗○04-0114

海草雨灯
辰丑未-3
石調調石司(石主導)
木性(72)火性(23)土性(70)金性(19)水性(82)/総合266
午未生年冲殺/天冲殺(53歳畑未/63歳山午)
ターボ運(13歳～)/主導DNA(13歳雨亥)
四土格/四土入格納音(23歳海戌)
木性過多/火性脆弱/土性過多/金性脆弱/水性過多
-3歳木子/13歳雨亥/23歳海戌/33歳宝酉/43歳鉄申/53歳畑未/63歳山午/73歳灯巳～

中山美穂○70-0301

鉄山鉄灯
辰寅戌-8
貫龍龍禄龍(禄主導)
木性(52)火性(40)土性(96)金性(48)水性(21)/総合257
申酉天冲殺/天冲殺(28歳草亥/38歳木戌/48歳雨酉/58歳海申)
主導DNA天剋地冲(38歳木戌)/三合会局(78歳鉄午)
土性過多/水性脆弱
-8歳灯丑/18歳陽子/28歳草亥/38歳木戌/48歳雨酉/58歳海申/68歳宝未/78歳鉄午～

■2022年07月20日(水)木戌

香桃もこ○イカにんじゅつ道場ただいま弟子ぼしゅうちゅうに偽りなき毒

○三重県四日市市にある子供の本専門店「メリーゴーランド」の
童話塾に参加し、執筆活動をはじめ、
19年(畑亥)の協調性和合性の思わぬような時期の、
飛ぶ教室58号(19-0725/雨亥)掲載「リボンのル・ボン」で、デビュー。
飛ぶ教室67号(21-1025/陽午)「ぼくは、わすれんぼう」を掲載。
絵本の読み聞かせや子育て支援のボランティアを行う
香桃もこ(64-1225/山申)の
『イカにんじゅつ道場ただいま弟子ぼしゅうちゅう』が、
06月10日(木午)のDNA「車」日に上梓された。

「せっしゃは、にんじゃでござる」忍術をきわめ道場を開いたイカが主人公。
弟子入りした海の生きものに、雲がくれの術や変わり身の術などを教え、
弟子たちからは尊敬のまなざし。
でもこのイカ、お腹がすいて、つい弟子をぱくりと食べてしまった！
三匹の弟子を食べておなかがいっぱいになったところに、
マッコウクジラが弟子入りしてきた。
今度は逆に自分が食べられそうになり、
イカの忍者がくりだしたのは、イカスミによる分身の術！
マッコウクジラがイカスミを食べている間に。
逃げる計画は、はたしてうまくいくのか～！？
食いしん坊でいいかげん、言い訳ばかりだけど、
なぜかにくめない魅力があるイカの忍者のお話。
「ユーモラスな表情や動きまでも存分に味わえる絵とお楽しみください。
ゆったりとした文字組とたっぷりの挿絵で、
子供もがはじめてひとりで読むのに
手に取りやすいつくりなので、朝読にもおすすめです。」
という紹介だが、人間から見たら、このイカは食べたいかと問われると微妙で、
ニンジャのわりには、目立ちすぎな感じもする！
なお、イカの皮膚には色素細胞がたくさん並んでおり、
精神状態や周囲の環境によって体色を自在に変化させるそうだから、
ニンジャとしたのは理に叶っているばかりか、
マッコウクジラが天敵というのも事実なところに偽りなしであるが、
ダイオウイカは食用に適さないが、クジラには通用せぬのかも！

徳島県生まれだが、幼少期は福岡市にも住んでおり、
愛知淑徳短期大学国文科卒業で、
現在は愛知県名古屋市東区在住と思われる香桃は、
DNA「司」主導で、純粋で真面目な人だが、
それだけに、このイカのように、生きることへのこだわりが強い。
「司+貫」は、強い意志があるが、慌てることもない。
「司+鳳」は、忍耐力あり。
「司+車」は、いつでも一生懸命。
「司+龍」は、用心深い出処進退。
才能は「龍」で広く浅い何でもありの観察力。
「山+司+子月」は、外見に比して中身は激しい。
「辰」年生まれ「山申」は、正直者。
生き方を表す伴星は「石」で、人と交流しながら役に立つ。
物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。
締めにあたる導星は「龍」で、常に先のことを考える。

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の「山」で
木陰を介して残照が不自然に残る姿は、ありがたいが矛盾もあり、
場合によっては、深夜であろうと稼働せねばならない。
総エネルギー184点は「山」というより
「丘」なりちょっとした「里山」という風情だが、
自身の土性が51点に対し水性が64点もあり、
これが生真面目のもとになっているが、
年支「辰」VS月支「子」VS日支「申」の三合会局を加味すると
泥のように足元が沈んでしまいかねないので、
常に勉学を忘れずに知恵を駆使するような
熱い気持ちを持続させるとことが必要。
とはいえ本来は陽光より熱気の灯火が有用であるため、
意識的にあちこち動かずに落ち着いた雰囲気を醸し出すのが得策か。
年干支の「木辰」は、目立ちたがりのわりには控えめな印象。
根気強さがあり自己が納得するまで諦めない。
味方も多いが敵もいるという油断はできない面あり。
月干支の「陽子」は、移り気でお天気屋ながら、やや決断力に難ありも、
不思議と周囲に盛り立てられ、祭りあげられたりもする。
そして日干支の「山申」は、堅牢な要塞。
梃子でも動かぬ頑固さで守りに徹し、
援軍が到着するまで、敵をはねのけて、しのぎきる。
干支番号構成は、41-13-45となる鋭角的な
西方東方北方に渡る狭い領域で、あれもこれも出来るわけではない。

後天運は、初旬「6歳草亥」が、DNA「牽」の害を伴う
特別条件付10年運天冲殺であり、制御不能。
親の躾けも厳しかったろうが、
それ以上に四国で誕生も九州に渡るなど
その親の都合であったとしても、終生容易に格好がつかないため、
何かをなしとげるには時間がかる様相は幼少期の影響もあり。
とはいえ、他人とは異なる体験も糧になるので、
後転的に活かし切れば成功運型ともみなせる。
2旬「16歳木戌」は、DNA「車」の忙しなさに行動力強化の
特別条件付10年運天冲殺のため、同じく制御不能。
前旬に比して年干支「木辰」の納音もあるので、
全力前進が無理であったり、親の場所が壊れているので何かあったかもしれぬ。
いわゆるOLを経験しているのは、ここ。
3旬「26歳雨酉」は、DNA「司」の主導DNAで自己確立。
地道で家庭的な風合いがさらに強くなり、
結婚なりをして出産をしたものと思われるが、
大いに動きが活発になった時期でもありそう。
4旬「36歳海申」は、DNA「禄」の感謝と奉仕で、
本格的なボランティア活動の始まりか。
5旬「46歳宝未」は、DNA「調」の独創的発想。
守護神月干「陽」の干合で方向性の変化。
より濃厚な引力本能全開とならねばなくなる。
現在の6旬「56歳鉄午」は、DNA「鳳」の発信力。
月干支の天剋地冲で腹をくくって立場を変えるもので、
単行本デビューとなる。
今後の7旬「66歳山申」は、DNA「貫」の律音。
ある意味頑固な年寄りだが、より濃厚強固になる。
8旬「76歳畑酉」は、DNA「石」の協調性和合性。仲間とともにある暮らし。

さて、詳細は不明だが香桃は(10年運初旬害の影響もあり)、
10年運が主導DNAとなった「26歳雨酉」の干合10年運入りした
おそらくは92年(海申)のDNA「禄」年に婚姻または事実婚をして、
主導DNA重なりという絶好機に男児を出産している。
男児は、大阪大学文学研究科音楽学研究室と
大阪市立大学都市文化研究センター研究員の
加藤賢(93-0330/鉄戌)で、優秀者としての勲章である
独立行政法人日本学生支援機構より
奨学金返還免除(第一種奨学金全額免除)を受けている
いわゆるポピュラー音楽の研究家である。
香桃が水性過多なばかりか、
息子は生月冲殺で、年支「酉」VS日支「戌」の害持ちは、
表も裏もある流れに乗る、ある意味調子の良い人だが、
月干支「草卯」VS日干支「鉄戌」の内側の干合支合はあり、
こちらもちょっと外れたところはあるものの、
堅実思考なのうえ、手を伸ばせば異性もいるばかりか、
加藤の母親成分を日支「戌」内「畑」ととられえれば
父親を示す配偶者成分「木」となるがなく、
陰陽の「草」が代行するものの、実際の加藤が父親と交流豊かなのか、
異性に流れているのかは推認できず。
とはいえ「カーチャンの絵本のヒット祈願」なんて
やっているのだから、親思いの良い息子。
惜しむらくは共通干支がないので、
香桃が結婚する相手を間違えたのかもしれないが、
微笑ましい親子には違いなく
「名古屋人は言うほどエビフライ食べないんですが、
それはそれとして新幹線乗るたびに味噌カツ海老フライ弁当とかいう
「わんぱく感」あふれる駅弁を毎回買ってしまう。」あたり
野暮ったさと洗練された風情が融合している模様。
こちらは「司」冲殺主導で、づっこけで不真面目に近いほうが、
伸びに伸びるのだから。親子でも正反対も、親離れは必要かな～。

さて、香桃が出版にこぎつけたのは、
条件なし天冲殺の夢の中で、これから持続できるか否か。
また、この本を携えて、日頃の活動をより濃厚にできるかどうか。
いずれにしても、「夢の中での贈り物」に対しては感謝に奉仕があるのみ。
持続させねばならないので、欲深くならずに、
地道な活動をより濃厚にしてもらいたいと思うのだ☆

香桃もこ○64-1225

山陽木陽
申子辰-6
車龍鳳司貫(司主導)
木性(33)火性(17)土性(51)金性(19)水性(64)/総合184
寅卯天冲殺/天冲殺(6歳草亥/16歳木戌)
害(6歳草亥)/主導DNA(26歳雨酉)/大半会(76歳山辰)
地支半会水性一気格/火性脆弱/金性脆弱/水性過多
-6歳草亥/16歳木戌/26歳雨酉/36歳海申/46歳宝未/56歳鉄午/66歳畑巳/76歳山辰～

加藤賢○93-0330

鉄草雨灯
戌卯酉-8
調司龍司石(司冲殺主導)
木性(34)火性(19)土性(14)金性(67)水性(21)/総合155
寅卯生月冲殺/天冲殺(8歳木寅)
律音(48歳鉄戌)/害(58歳畑酉)/方三位(68歳山申)
年支VS日支害(表裏)/月干支VS日干支干合支合
火性脆弱/土性脆弱/金性過多/水性脆弱
-8歳木寅/18歳雨丑/28歳海子/38歳宝亥/48歳鉄戌/58歳畑酉/68歳山申/78歳灯未～

■2022年07月23日(土)灯丑

床品美帆○431秒後の殺人 京都辻占探偵六角の不穏な夢の中

○02年(海午)より各文学賞に投稿を始め、15年かかって
17年(灯酉)のDNA「龍」の改良改革年に、「赤羽猫の怪」で、
第15回北区内田康夫ミステリー文学賞(17-0321/灯未)区長賞を受賞し、
「月刊ジェイ・ノベル」2017年4月号に掲載。
18年(山戌)の主導DNA「石」の害年に、
「ROKKAKU」で第15回ミステリーズ！新人賞最終候補。
19年(畑亥)、投稿作「ツマビラカ～保健室の不思議な先生～」が、
第16回ミステリーズ！新人賞(19-0807/陽子)を受賞。
同作を改題した「二万人の目撃者」で本格的デビュー。
今年(22年/海寅)のDNA「司」の天冲殺年に、
「ROKKAKU」を改題した「431秒後の殺人」が表題作となった
『431秒後の殺人京都辻占探偵六角』を
04月28日(宝亥)のDNA「鳳」日に初単著を上梓した
床品美帆(87-0430/畑酉)を解説する。

駆け出しカメラマンの安見直行は、写真の楽しさを教えてくれた
恩人である叔父の死の謎を解き明かすため、
祖母に教わった、失せ物を見つけ出す
辻占の達人が主をつとめる六角法衣店を訪れるが、「一見客はお断り」と
年嵩もさして代わらぬ当主には、そっけなく追い返される。
しかし、偶然撮影した店内の写真に、
見た記憶がない猫が写りこんでいることを発見し
再訪すると「あんた、失せ物を探して欲しいんやろ?
犯罪者を刑務所にぶちこめる証拠を」と言われ
ネット情報やクチコミ情報を精査して二人で協力して犯人を捜す！
仕掛けは撮影機材に関するもので、容易く一般人には理解しがたいもので、
最重要容疑者は、被害者の死亡時刻の前後はタクシーに乗っていた妻。
「死亡事故」を他殺と証明する証拠を探し出すため、
実験を繰り返し、証拠を集め、事故ではない事件を解決していく！
占いでもなんでもない、いつも不機嫌で気紛れな
探偵もどきとお人好しのワトスン役のバディが遭遇する五つの難事件！
あえてつくりこまれた呆気ないオーソドックスさが
結末=解決なのでかえって不可解な感もなきにしも非ず、
古都・京都の21世紀型犯罪に挑戦するが、
舞台は京都という特殊設定を使いこんでいても、
居住者や部外者にはなかなか感情移入しづらいのが残念！
とはいえ、表題作よりは「立ち消える死者の殺人」のほうが、
切なく表題作よりこなれており、
タイトルはともかく、探偵と一族の名誉を賭けての
戦いでもあり、好感が持てた！

大阪府出身、東京都在住も詳細不明。
同志社大学文学部卒業に加えシナリオ・センター大阪校卒業後は、
東京で就職し会社勤めをしている床品は、
DNA「石」主導で何でも引き受ける生年冲殺で、
仕事最優先のため、執筆は趣味の範疇。
バディものに最適な協調性和合性あり。
「石+車」は、仕事に振りまわされ自由なし。
才能は、この「車」のため行動力。
舞台も都合良く、京都まで行かせて動き廻る。
「石+鳳」は、繊細さなくガサツ！
「石+龍」は、筆致は達者も実行力に難あり。
「石+牽」は、気配り上手だが妥協もする！
「畑+石+辰月」は、大阪や京都なら目立つが、
東京ではある意味余所者扱いで、いまひとつ目立ちきれない。
「卯」年生まれ「畑酉」は、老獪で孤独好む。
生き方を表す伴星は「禄」で、つかみ所のない感謝と奉仕。
物事の始めの洩星は「車」で、たった一人で始める。
締めにあたる導星は「鳳」で、趣味の領域。

宿命の特長は、晩春午前十時頃のハウス栽培で
温度を一定に保つ「畑」であったり、
派手めな看板を掲げた立派な樹木のある街なみも、
作物や樹木に手をかけすぎると、良さが損なわれるので、
仕事が忙しくて刊行までの道のりに時間がかかったり苦難あり。
また、総エネルギー164点は丈夫とはいえず、
本業あれば生活のためにそちらを優先するため寡作。
木性は67点もあり、踏ん張りは利くが、月干支「木辰」VS日干支「畑酉」で
異性を意識したり結婚したら、良さを損なうので難しいところ。
また年支「卯」VS月支「辰」の害の躓きは、
すんなり受賞作は刊行されぬところに、
投稿生活15年ばかりか、様々な弊害となり、
本業持ちとしては、真っ直ぐ進めない。
害を切るのが自身の持つ日支「酉」なので
創作が救いにも思えるが、トリックが面倒だったり、
やおら解き明かす探偵と助手にしても、
スピード感はなく京都が似合うといえば似合うが、
「龍」持ちなので、いくら学生生活を送ったとはいえ
せめて現在地の東京舞台が好ましいのに、
いろいろ屈折もでてくるのは、やむなし。
年干支の「灯卯」は、観察準備に時間がかかるが、
こうと決まれば、動けぬことはない！
月干支の「木辰」は、出しゃばりで目立ちたがり屋。
この傾向は、女性だと特に顕著となるが、渋さは維持。
そして、日干支の「畑酉」は、ともかく外見を飾る。
カメラという小道具もその一環。
外見は煌びやかで派手でも、実生活は味気なし。
干支番号構成は、04-41-46で東方西方北方で南方欠けも、
あれもこれもと器用にはならず限定領域での活動。

後天運は、初旬「2歳草巳」は、DNA「車」の半会・
忙しなくて、完璧を求める。
また初旬日居冲殺で自身の10年運天冲殺までは、
多忙さや本物でない異性の犠牲を強いられる。
2旬「12歳陽午」は、DNA「玉」なので、
ここで京都とのかかわりができたが一時的。
3旬「22歳灯未」は、DNA「龍」が回り東京へ。
年干支「灯卯」の大半会もあるため、
厚遇されるばかりか使い勝手のいい守護神で堅調。
現在の4旬「32歳山申」は、DNA「石」。
主導DNAで自己確立となって、生年冲殺とはいえ
夢の中で単行本デビューは皮肉とはいわぬが微妙。
今後は5旬「42歳畑酉」は、DNA「貫」の律音。
進み行く方向性の変化ばかりか、月干支は干合支合なので堅調
さらには、年支「卯」VS月支「辰」の害切れで、
地力強化で要請があり専業になれるか
はたまた仕事でさらに上昇で作家はお休みか
目下の変化は、出産などもあり。
6旬「52歳鉄戌」は、DNA「調」の害。
月干支「木辰」の天剋地冲で体調不良も、
年支「卯」VS月支「辰」の害切れは、
害持ちだけに、なんとかやりすごせるか。
7旬「62歳宝亥」は、DNA「鳳」のゆとり。
8旬「72歳海子」は、DNA「司」で地道で目立たずか。

さて話は占い師ではなく、明確に探偵色をだしたほうが
いいと思うのが、それ以前に「石」主導でもあり、
妥協なのか表紙の装画がまるで地味。
そこが残念なDNA「司」の夢の中ということなのかな☆

床品美帆○87-0430

畑木灯灯
酉辰卯+2
龍牽鳳石車(石主導)
木性(67)火性(21)土性(40)金性(17)水性(19)/総合164
寅卯生年冲殺/初旬日居冲殺(2歳草巳)
変則方三位(2歳草巳)/主導DNA(32歳山申)
律音(42歳畑酉)/害(52歳鉄戌)
年支VS月支害/害切れ(42歳灯酉/52歳鉄戌)/月干支VS日干支干合支合
木性過多/火性脆弱/金性脆弱/水性脆弱
+2歳草巳/12歳陽午/22歳灯未/32歳山申/42歳畑酉/52歳鉄戌/62歳宝亥/72歳海子～

■2022年07月24日(日)山寅

上田紀行○覚醒のネットワークの毒の続きと言い訳

○60年に一度の干合支害年だった86年(陽寅)より
スリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、
その後「癒し」の観点を最も早くから提示、
現代社会の諸問題にもテレビ、新聞等で提言を行い、。
98年(山寅)の主導DNA害年より3年間、毎日新聞で論壇時評を担当、
00年(鉄辰)から2年間は読売新聞書評委員、01年(宝巳)の律音年より1年間は
NHK衛星放送「週刊ブックレビュー」司会者をつとめるほか、
日本仏教の再生に向けての運動に取り組み、
03年(雨未)より「仏教ルネッサンス塾」塾長をつとめている
文化人類学者で、東京工業大学副学長(文理共創戦略担当)で、
リベラルアーツ研究教育院教授の上田紀行(58-0504/宝巳)が
89年(畑巳)のDNA「龍」年に上梓した
『覚醒のネットワーク』の復刻版が、
04月17日(鉄子)のDNA「石」日に刊行された。

同調圧力に囚われず自らの頭で考えることが
必要とされる現代において、読み手をポジティブにし、
内発的な力を引き出してくれる書籍という売りで、
文化人類学者である著者が、
フィールドワークでスリランカを訪れたときに書いた、
数ある著作の原点にあたる作品。
今、多くの人が、自分はいなくてもいいのではないかと悩んだり、
何かがうまくいかないことを他人のせいにしてしまうなど、
無力感を抱えているかもしれない。
本書は、そのような状況から一歩踏み出して、
他者と関係を築いていくきっかけを与えてくれる内容。
社会がブラック化していくなかで
自己嫌悪と空回りを存分に経験した著者から
一見裕福になったといいながら満たされることなく
自然は大切といいながら自然を破壊していく矛盾を取っ払い
前に進みたいと願っている人、特に若い世代の人にこそ読んでもらいたい、
心がイキイキするというが、ものごとは陰陽でできているので、
不幸と幸福は紙一重だと知るべきだ。
つまり、誰でも悪魔も天使も抱えていないとは限らない。
だからスケープゴートが登場する
誰しも著者のように心優しいとは限らないから厄介だ。
「差別と暴力の渦巻くこの世界をどうやって変えていく」か、
「心はパラシュートと同じで、開かないと何の役にも立たない」など、
脱力している場合ではなく、
原点であり最前線に著者はいたいようだが、
ならば、もう少し平易な文体が望まれるのではないだろうか。

東京都の城西地区出身で、現在は東京都世田谷区二子玉川在住の上田は、
DNA「玉」主導で、執念深いまでに、
連綿とする妙なものを掘りさげる、専門家。
気分転換は不得手だから、煮詰まるほど極める。
母親がしっかりと教育できないと埋もれるだけ。ある意味、考えすぎの極意。
「玉+玉」は、傍から見たら大変そうでも、
本人なりに楽に生きられるよう努力する。
才能は「玉」×3もあるので、学者になるか
単に旧いだけの人になるかは、後天運次第か。
それこそ学者にでもならないと行き場なし。
「玉+牽」は、伝統を極めるなかにも適度な冒険心あり。
それが縁もゆかりもないスリランカへの渡航。
若くなければできない行動も、そのあたりは「牽」×2も先を読めなさ。
「宝+玉+辰月」は、確証がないと納得しないので徹底的に調査。
「戌」年生まれ「宝巳」は、矛盾だらけの人生。
生き方を表す伴星は「鳳」で、なんとなくその気になる。
物事の始めの洩星は「牽」で、目上の引き立て。
締めにあたる導星は「玉」で、目下すなわち学生と共に終わるのか。

宿命の特長は、晩春午前十時頃の山中から
出土したばかりの稀少鉱物が注目され光があたっている状態で、
総エネルギー278点は、とてつもない可能性を感じさせるが、
土性の泥を落として出現するのは57点と想定内。
土性104点に隠匿されていたのだから埃だらけ。
これを清める水性は僅か17点しかなく、
しかも月支「辰」内で年支の「戌」の対冲を受けているので。
使用しづらく、発信力に難あるため。
伝達手段も小難しいことで武装しているようだが、
単に頭でっかちで平易な言葉を選べないだけ。
とはいえ木性22点に貪欲さはなく、典型的研究家だが、
傷つきやすいがパワーはあるので、侮れない。
また月年の「陽」と日干「宝」が干合すれば、
それぞれ「海」と「雨」になり、干合日干が年干「山」とさらに干合すれば、
年干は「陽」に日干は「灯」になるので、
もとからある月干「陽」を加え、変則干合火性天干一気にもなるので、
うちなる事件や結婚などの刺激により、外向きの思考に変化をみせれば、
目上を焼きつくすだけの激しさを見せるようになるので、
そこからが真骨頂を披露する舞台に上がれるのだろう。
年干支の「山戌」は、先祖に血脈の乱れあり。
守備本能が異様に強く、家族や血縁者に思いが伝わりづらい。
凝り性で興味対象を見つけると徹底して行う。
月干支の「陽辰」は、表面温厚も深層部では辛辣。
屈折せねば大物だが、人生の一番大切な時期に、
手痛いに裏切りに何度もでも遭遇し、
それを重ねることにより、強くなっていく。
そして日干支の「宝巳」は、天皇陛下に代表されるような
心優しき貴族のようなもので、肉体より精神性の異様さ深さで、
偏見や差別をしない心優しい人になる。
干支番号構成は、35-53-18で西方北方南方をカバーする
相応の領域で当方欠けも、社会貢献できるか否かは流れ次第。

後天運は、初旬「1歳灯巳」は、DNA「車」の危険。
ここから70歳までは何をしても目立つ
ターボ運(子丑天冲殺廻り)が始まり、派手な人生になるが、
この2歳時には父親が全財産を持ち出し、
出奔してしまうのだから、宿命は大いに活かしきることになる。
2旬「11歳山午」は、DNA「玉」で主導DNAで自己確立。
年干支「山戌」の大半会があり、人生も動くところに、
月支「辰」から日支「巳」に連なる変則方三位で格好がつく。
翻訳家である母親で共通干のない上田公子(30-0308/灯巳)の
奮闘により教育熱心さは理解できるが、
父親の不在は上田の母親が子丑天冲殺にもかかわらず
おそらくは年上男性と結婚したからであろう。
筑波大学附属駒場高等学校を卒業し、
東京大学教養学部文化人類学科へと進み典型的学術的コースへ。
3旬「21歳畑未」は、DNA「龍」の新たな挑戦で、
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程修了。
4旬「31歳鉄申」は、DNA「石」の協調性和合性人脈拡大の
10年運天冲殺もあり、格段に運気が上がる。
93年(雨酉)には、愛媛大学養部助教授に就任。
94年(木戌)には、国際日本文化研究センター助教授を兼務に結婚。
97年(灯丑)には、火は氏京工業大学学院社会理工学研究科助教授。
5旬「41歳宝酉」は、DNA「貫」の大半会10年運天冲殺で、
03年(雨未)には、東京大学文学部助教授兼務。
05年(草酉)には、スタンフォード大学仏教学研究所フェロー。
12年(海辰)には、東京工業大学リベラルアーツセンター教授。
6旬「51歳海戌」は、DNA「調」の独創性だが、
20年にわたる10年運天冲殺を抜け、ゆるやかに、難着陸。
16年(陽申)、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授
7旬「61歳雨亥」は、難関「山」の干合による個の変化。
今年のDNA「禄」の対冲には、東京工業大学副学長就任。
今後は、8旬「71歳木子」で、DNA「司」。
派手な後天運も終了して、地味な人生になるだろう。

さて上田は「NHKニュースおはよう日本」に出演した縁で、
94年(木戌)に同局の武内陶子(65-0417/宝丑)アナと結婚。
出会いは93年(雨酉)あたりの
上田の守護神条件なし天冲殺あたりと思われ、自由度なし。
一方の上田にしても生年生月冲殺で入局は害の10年運。
両者真っ当ではないところに、
第一子女児は04年(木申)の上田の夢の中であり、
第二子女児/第三子女児(10-0406/陽戌)は一緒に
育ててはならない双子だし、いったい結婚後何年たっているのか。
そもそも「宝」同士のはりあう仲に整合性なし。
変わり者だから容認されるかもしれぬが、あまりにも不自然でしかない☆

上田紀行○58-0504

宝陽山雨(月支内のため野人扱い)
巳辰戌※+1
玉牽牽玉玉(玉主導)
木性(22)火性(78)土性(104)金性(57)水性(17)/総合278
申酉天冲殺/天冲殺(31歳鉄申/41歳宝酉)
宿命内干合月干と二次干合し初旬日居冲殺(1歳灯巳→草巳)
ターボ運(～70歳)/変則方三位主導DNA(11歳山午)/大半会(41歳宝酉)
変則干合火性天干一気/木性脆弱/火性過多/土性過多/水性脆弱
+1歳灯巳/11歳山午/21歳畑未/31歳鉄申/41歳宝酉/51歳海戌/61歳雨亥/71歳木子～

武内陶子○65-0417

宝鉄草雨
丑辰巳+6
禄石貫鳳石(鳳冲殺主導)
木性(50)火性(27)土性(79)金性(66)水性(38)/総合260
辰巳生年生月冲殺/天冲殺(6歳宝巳)
初旬条件あり(日干支と大半会/宿命内干合年干支と律音)
変則方三位害(16歳海午)/三合会局(46歳草酉)
変剋律(56歳陽戌/66歳灯亥/76歳山子)
干合金性天干一気/天干一気破格(56歳陽戌)
火性脆弱/土性過多/金性過多/水性脆弱
+6歳宝巳/16歳海午/26歳雨未/36歳木申/46歳草酉/56歳陽戌/66歳灯亥/76歳山子～

第二子女児/第三子女児○10-0406

陽鉄鉄海
戌辰寅※-1
禄禄司玉鳳(玉主導)
木性(52)火性(64)土性(72)金性(48)水性(21)/総合257
午未天冲殺/天冲殺(41歳草亥/51歳木戌)
方三位支合(1歳畑卯)/害(61歳雨酉)
火性過多/土性過多/水性脆弱
-1歳畑卯/11歳山寅/21歳灯丑/31歳陽子/41歳草亥/51歳木戌/61歳雨酉/71歳海申～

■2022年07月27日(水)宝巳

渡辺裕之○紅の墓標～オッドアイの熱烈と夢の中

○ありえない水性年だった02年(海午)頃に、
作家を目指して文章を書き始めるも、
当時は時代小説や推理小説を書き、様々な新人賞に応募をしたが、
手ごたえのない年月が過ぎたが、そんな中でたまたま同姓同名の
俳優の故.渡辺裕之(55-1209/木辰)と知り合う機会があり、
ある日彼を主人公にした作品はどうかと
会話が弾むうちに盛り上がった。
経緯は不明も、具体的な人物をモデルにすることで、
ストーリー展開がスムーズになり、テンポが良い作品が出来上がった。
作品に目を留めた出版社があり、07年(灯亥)の火性天干一気強化年に
「傭兵代理店」でデビューした渡辺裕之(57-0802/陽午)の
『紅の墓標～オッドアイ』が、
03月25日(灯丑)の火性天下一気強化害日に上梓された。

新型コロナ災禍の21年(宝丑)のある日に、
陸上自衛隊の三等陸佐と警視庁の警視正という肩書きを持ち、
双方に所属するため、事件によって身分を使い分ける
特別強行捜査局の朝倉の元に、
旧知の海軍犯罪捜査局(NCIS)のハインズが訪ねてきた。
米海軍の最新鋭原子力潜水艦の最高機密情報漏洩の疑いがあり、
極秘捜査を手伝ってほしいとい言われ、米軍佐世保基地に出向く。
その矢先、演習中の事故で虹彩異色症となった朝倉が襲撃され、
風貌が酷似する中国中央統制部の工作員と間違われた可能性が浮上する。
中国内部の複雑な事情から、
元公安調査庁・特別捜査官で誰にでも化ける特技を所有する
年齢不詳の影山もその男を追っており、急展開を見せる。
機密を漏洩した米軍内部スパイの少佐や邦人協力者の内藤二佐は、
金品で転んだのでなく、人質として家族をとられ、
シンガポールに幽閉されているという。
日本を舞台に、水面下で激化する高度な情報戦と
最先端機器を突破する独自の技術力！
ろくに食事もとらず非常食のみでしのぎ、
派手なカーチャイスが繰りひろげられる奪還作戦！
偽装パスポートで個人の資格で潜入する朝倉！
頼りにならぬ日本領事館ではなく
無事治外法権の米国大使館に逃げ込めるのか！
手に汗握る超人的捜査官のこの世のものとは思えぬ活動！
米中の対立を朝倉たちは止められるか！

愛知県名古屋市北区出身。中央大学経済学部卒業。
アパレルメーカー、広告制作会社を経て、
89年(畑巳)の主導DNA方三位年に、
自ら広告デザイン会社を立ち上げるも、
09年(畑丑)の主導DNA年より専業作家となり、
東京都練馬区豊玉北在住と思われる渡辺は、
DNA「調」主導で、他人と同じなのを快しとせず。
「調+司」は、個人活動が得意で負けず嫌い。
「調+石」は、自尊心は並大抵ではないが、特別な勲章は欲しない。
才能は、この「石」で政治力であり、
適度な距離を置いた仲間とも関係。
「石+石」は、仲間はいるがその中で孤独に徹する。
「陽+調+未月」は、運命的方向に流れる。
「酉」年生まれ「陽午」は、補佐役に徹すると揉め事を乗り切る。
生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。
物事の始めの洩星は「石」で、共同で始める。
締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で終わる。

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の陽光で、
燃えさかる戦場の火の手が中空まで達している状態。
総エネルギー241点中自身の火性は実に142点の身強で、
傭兵であろうと疑う余地なし。
また日干「陽」に加え、年干と月干まで陰陽の仲間になる「灯」で、
火性の天干一気はやたら目立つので、オッドアイであり、異様な風貌。
とはいえ、創造力の木性は僅か16点なので、パターンは必要。
発信力の土性は60点で制御しながらも
魅惑の金性は23点と目立つ割には見返り求めず、
水性ゼロ(DNA車/牽)なしの野人は、栄誉には縁なく
主人公にしても、極秘任務であり、正規の手柄にはならず。
ないだけに、登場人物の釣り好きには笑わせてもらえる。
年干支の「灯酉」は、義理と人情のからむ浪花節。
月干支の「灯未」は、みかけは冷静も中身は熱く。
そして日干支の「陽午」は、他者の運を喰い潰す。
干支番号構成は、34-44-43で西方主体の極めて狭い領域。

後天運は、初旬「9歳陽午」がDNA「貫」の頑固一徹。
遅咲きながら、日干支とは律音が成立し、後天成功運型となる。
2旬に入る前には上京したことになる、稼働は早まったはず。
2旬「19歳草巳」は、DNA「玉」でひとつの流れを極める。
月支「未」に日支「午」を加えて夏の方三位が成立。
想念は拡がり、夢は見ているが、ひとまず就職。
アパレルメーカーは4年で辞し、広告会社でデザイナーに転身。
3旬「29歳木辰」は、DNA「龍」の改良改革。新たな挑戦で起業。
4旬「39歳雨卯」は、DNE「牽」で、
ありえない水性の役割発揮の10年運天冲殺。
5旬「49歳海寅」は、同じくありえない水性の
DNA「車」の10年運天冲殺。
年干も月干も干合で、未来も進み行く方向も干合変化で、
火性天干一気が破格で、作家に向かう。
現在の6旬「59歳宝丑」は、DNA「司」の干合支害。
その気になると裏切られるので、知己となった同姓同名の俳優を喪失。
ひょっとしたら私生活も破綻だが、引き続き火性の天干一気は破格し、
日干「陽」は「海」に変質するため、
これが、さらに年干と月干の「灯」と干合すれば
変則干合木性天干一気入格となり、
爽快にもなるので、ありがた迷惑ということか。
今後は7旬「69歳鉄子」が、DNA「禄」の天剋地冲。
感謝と奉仕の大逆転の変剋律で、生活全般の見直し。
そして8旬「79歳畑亥」が、DNA「調」。
主導DNAで最晩年の自己確立で、苦悩をしながらも立ち直る。

さて、合気道・居合道の免許皆伝。
気分転換に料理をするという渡辺は、
その配偶者成分を年支「酉」内「宝」にもつが、
火性が強くて金性を熔解させてしまう可能性が強く、
おそらく妻帯していない可能性が高く、
女性に嫌悪感をもっているわけではなく、
朝倉のように家族をも巻き込んでしまう日常のため、
旧blogやInstagramにも、家族の存在は感じられない。
愛猫が登場するばかりで、まさに孤高の捜査官を地で行く。
当該書籍の脱稿は恩人の共通干なしの俳優の縊死後。
作家をそれに何を感じたであろうか。
稼働力が無限大という共通点がありながら、
虚の世界で実の世界を描ききる作家には
忸怩たるものがないというよりは、
己の生き方には自信を持てているに違いない。
この2年は渡辺のありえない水性の夢の中！
先輩役者へのはなむけにはなったに違いない☆

渡辺裕之○57-0802

陽灯灯海
午未酉※-9
石石石調司(調主導)
木性(16)火性(142)土性(60)金性(23)水性(00)/総合241
寅卯天冲殺/天冲殺(39歳雨卯/49歳海寅)
初旬条件あり(日干支と律音)/方三位(149歳草巳)
干合支害(59歳宝丑)/天剋地冲(69歳鉄子)
変剋律(69歳鉄子/79歳畑亥/89歳山戌)
火性天干一気/天干一気破格(49歳海寅/59歳宝丑)
変則干合木性天干一気(59歳宝丑)/主導DNA(79歳畑亥)
木性脆弱/火性過多/金性脆弱/水性ゼロ(野人)
-9歳陽午/19歳草巳/29歳木辰/39歳雨卯/49歳海寅/59歳宝丑/69歳鉄子/79歳畑亥～

■2022年07月29日(金)雨未

小野寺優○ラノベ古事記日本の英雄と天翔ける物語の麗しき商いと夢の中

○13年(雨巳)のDNA「車」年に、偶然出合った古事記に興味を持ち、
それを現代風に翻訳しようと思い立ち、当時人気のあったラノベを読み漁り、
14年(木午)のDNA「玉」の害切れ支合年に、
ウェブデザイナーとしての経験を活かし、古事記を現代的に口語訳したサイト
「古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた」を
立ち上げたところ、「わかり易くて面白い」と人気になり、
月間約50万VPを記録する人気サイトを運営する
小野寺優(84-0712/灯未)の
『ラノベ古事記日本の英雄と天翔ける物語』が、
04月08日(宝卯)のDNA「禄」の天冲殺日に刊行されている。

ラノベ匂ぷんぷんの地図にイラストに相関図、
わかりやすい簡素で感動する説明。
太文字が原文から現代語解釈になっていたりと、
見やすさは抜群でケチがつけようがない完成度！
日本の英雄にキャラ萌えしながら読める現代訳「古事記」は、
日本最古の歴史書「古事記」をラノベ風に現代翻訳し、
大人気の「ラノベ古事記」のシリーズ第3弾は、
古事記の上中下巻からなるシリーズの中で、
日本建国が書かれた「中巻」後半の「英雄篇」を読みやすく
笑いあり涙ありのドラマティックな内容へと翻訳したもので、
順番に読まずとも充分堪能できる古代ロマン！
43代の女帝で元明天皇の求めにより、太安万侶(おおのやすまろ)が編纂し、
稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗唱した、その経緯ばかりか
本編の隅々まで、小野寺の「古事記LOVE」が伝わる熱血書は、
読まずに通過できない破格の気休めに最適！
悲劇のヒーロー「ヤマトタケル」の日本をつなぐ物語に
元祖できる女・神功皇后のパワフルな国外遠征など！！！
日本最古のヒーローたちの笑いあり涙ありをまとめた豪華本！
「ラノベ古事記」に書かれた「原文」の対応箇所も
ひと目で分かるようになっており、読み終えたときには、
「あなたも神様と日本の歴史が大好きになっているはず」という自信の書は、
一応「本書は古事記のストーリーを楽しんでいただくことを
目的としているため、学術的な正当性を示すものではありません。
相関図や目次に使われている名称の漢字について、
基本的には古事記のものを使用していますが、
一部わかりやすさを優先した表記に変更しています」という
良き言い訳も忘れない。
今より崇高だったわりには、帝家が気さくに描かれている
永遠の乙女に贈る素敵の嵐は否定するものではない。
「神武さん、日本を建国してくれてありがとう。
この国めちゃくちゃ楽しいよ！！全土がテーマパーク！！
一生、遊べる！！！」は、さすがの著者の運型だから
額面どおりとはいかぬけど、遠からず近からずで、とってもお目出度い！

医療系のITを支援してる会社にwebデザイナーとして勤務し、
かつては東京都練馬区内に住んでいたと思われるも、
現在は東京都港区内の実家に居住している小野寺は、
DNA「貫」主導で、好き嫌い激しく、刺激を受けると即座に反応する鋭敏さ。
才能も「貫」で相当保守的。
「貫+車」は、物事を難しくするのは大嫌い。だから古事記もラノベ。
「貫+貫」は、実は用心深く利己的で、たっているものは親でも利用する。
「貫+玉」は、旧きものに無理なく迎合可能。
「貫+禄」は、敬虔に非ず見栄をはる。
「灯+貫+未月」は、自己顕示欲旺盛。口先達者の女王様気質。
「子」年生まれ「灯未」は、老獪。
生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味に生きる人生。
物事の始めの洩星は「禄」で、人々にその気にさせられる。
締めにあたる導星は「貫」で、一人で終結。

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の名所旧跡を不自然に照らす照明。
総エネルギー200点ジャストは可も無く不可もなく、普通。
とはいえ、自身の火性は63点で夏生まれの火性旺地で、
必要以上に燃えさかっているので、熱く冷めることはない。
学習機能の木性は49点。発信力表現力の土性は42点。
つまり、燃えることで自己の造形でひときわ目立つ。
では経済が安定しているかといえば金性25点は物足りず、
出ていく一方という感もあり。
水性21点は攻撃的とはいえ栄誉には縁なく
正規の配偶者成分の「海」の存在がない野人扱い。
とはいえ最大限の屈折した魅力のもとは、
年支「子」VS月支+日支(共に未)の害毒持ちで、
表も裏もある、一筋縄ではいかぬ部分。
親の場であり「子」と自身の生き方や立場の「未」の害は、
ある意味、ありがた迷惑だが、背に腹はかえられずで、
おそらくは、一人っ子の三代目運の寅卯天冲殺のため、
孫可愛さの親に子供を委ねるしたたかさは特筆もので、
そんな芸当が出来ぬとラノベ古事記でもないので良しとする
したたかさは、女王様のように蝶よ花よと育成された証しか。
年干支の「木子」は、孤独でリセット上等の神々のような面持ち。
月干支の「宝未」は、自己表現は極力しない不言実行者。
粘り強く気づいたら意外な金銭物質運あり。
そして日干支の「灯未」は、見かけ涼しげも中身は熱い。
先祖のなしえなかった野望の実現も可能。
干支番号構成は、01-08-44で東方二点の西方一点の狭い領域で、
あれこれやらずに、古事記で勝負。

後天運は、初旬「2歳鉄午」は、宿命にないDNA「司」の堅実さ。
月支と日支(共に未)の支合もあるんで、開拓者的の着実な想念も、
楽をしたら本物にはならない兆し。
さらには年干支「木子」の天剋地冲があり、
親の仕事や立場は厳しくなるかもしれぬが、
後転成功運型となり、4旬5旬の10年運天冲殺に期待。
さらには宿命の害も切れるので、優柔不断さや胡散臭さも緩和される。
特にDNA「司」は、才能「貫」の強化になり、
表向きの「車」と相生関係で仕事面に影響でやすい。
2旬「12歳畑巳」は、DNA「鳳」の発信力。
年干「木」が干合で「山」になるので、宿命にないDNA「調」的になり、
芸術志向が強くなるので、その方向の大学を選択したとみられる。
3旬「22歳山辰」は、前旬で興味を抱いたDNA「調」。
社会参加もこの時期になり、WEBデザイナーになる。
結婚相手と出会ったのもここで07年(灯亥)の大半会年。
現在の4旬「32歳灯卯」は、DNA「貫」の才能開花10年運天冲殺で、
月支「未」は半会で自信満々。日干支「灯未」は大半会で、大事件の勃発。
今後は5旬「42歳陽寅」は、DNA「石」の10年運天冲殺。
月干「宝」の干合や目下そのもの(子供や支持者など)の変化。
そして進み行く方向の変化もあり、
月干は「雨」に10年運はありえない「海」となり、
何らかの名誉もありえぬことではない。
とはいえ、友人知人を大切にしないと裏切られたり、
妥協することにもなりかねないので、
感謝と奉仕ない生き方は急降下しかねない。
6旬「52歳草丑」は、DNA「龍」の新たな方向性。
月干支「宝未」の天剋地冲は立場の大幅変更。
日干支「灯未」は、それこそ新たな人生。
年支「子」とは支合なので、仕事は相応。
7旬「62歳木子」は、DNA「玉」の害。
宿命害持ちなので衝撃が少なかろうと、実家や家系の問題も少なかろうが、
「未」×2があるので、原則的には下半身系の病気。
8旬「72歳雨亥」は、DNA「車」で多忙なり危険。
ターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まるには始まるが、
高齢でもあり、大きな動きより前旬をなんとか抜けても
断末魔に近い苦しみがないとは言えぬだろう。

さて、小野寺は著作も好調のようで、
勤めをやめてしまったのかは確認がとれないが、
神社やその参拝者に向けて、メディアを運営し
各種WEBサービスを提供する「あまはし」というブランドを前面にだした
株式会社キキライフを本名で、
今年04月14日(灯酉)の干合木性天干一気が成立する
主導DNA「貫」日に、東京都港区西新橋に設立している。
神聖なる案件を商売にするのは如何なものかという意見はともかく、
持続力がいまひとつの表裏あり害持ちのため
常に新しいことに挑戦するのは悪いことではないが、
条件なし天冲殺に入った夢の中で、
現実的な商いを始めたらどうなるかといえば芳しくはない。
あくまでも精神性の強い著作だけにとどめておけば
良かったものを、たとえ主導DNA10年運天冲殺で、
熱にうなされるように一気に燃えさかっても、
未来永劫持続しないので、感謝と奉仕だけで
一切利潤を求めないのであればともかく、
投資にたいする多大な見返りは期待しづらく、
藻屑となり、後悔することにならないかが心配。

また、小野寺には正式な配偶者成分である「海」を
宿命にもたない野人なみの運型だが、
07年(大半会)年あたりに社会にでてから知り合ったであろう
沖縄県出身の男性と遅くとも14年(木午)の
DNA「玉」の害切れ支合年あたりに結婚して、
第一子男児(15-1120/鉄子)と、第二子女児(17-0807/陽寅)と、
第三子女児(19-0614/海申)をもうけているが、
三代目運の寅卯天冲殺としては実家住みも悪くはないが、
親の場である年支「子」と自分を示す「未」ばかりか
家系の流れを示す「未」とは害毒関係で、
本来なら同居は芳しくないものだが、
仕事中心で育児を親にまかせていると考えれば、適度な距離はあるのだろう。
しかし、第一子は年干支「草未」VS日干支「鉄子」の
干合支害持ちで究極の表裏で育てづらいうえに、
大切にされていつまでも実家と関わりもっていると
主に内蔵系に疾患がでる子は早く外にださねばならないし、
第二子は「鳳」×3のんびりしているようで、
その気になれば、初旬条件ありで10年運天冲殺も早く廻ってくるが、
いかんせん港区内に引越した19年(畑亥)は、
立場が不安定な条件なし天冲殺の夢の中で、外にださねば稼働せず。
第三子にしても、生年冲殺は親の犠牲も
燃焼すれば面白い仕事も可能だろうが、
年支「亥」VS日支「申」は害持ちで、表裏ありの持続力なし。
小野寺にとっては守護神方向で
干合すれこそ共通干支はなく、いずれ苦しくなる！
このあたりの問題は「52歳草丑/62歳木子」あたりまで
くすぶるはずだが、子らの成功を考えたら、
三人三様、全員早いところ、寄宿舎のある学校(留学ふくむ)などで、
適性を活かしたほうが家族安泰になると思うのだが、
そこまで気が廻らぬほど、忙しいはずだろうが、
なんらかのお知らせ現象はやってくるので、
さまざまな補正が強いられる夢の中で忘れてはならないはずだ☆

小野寺優○84-0712

灯宝木海
未未子※-2
玉禄貫貫車(貫主導)
木性(49)火性(63)土性(42)金性(25)水性(21)/総合200
寅卯天冲殺/天冲殺(32歳灯卯/42歳陽寅)
初旬条件あり(年干支を天剋地冲)/主導DNA(32歳灯卯)
害(62歳木子)/ターボ運(72歳～)
年支VS月支+日支害(表裏)/害切れ(2歳鉄午/52歳草丑)
火性過多/金性脆弱/水性脆弱
-2歳鉄午/12歳畑巳/22歳山辰/32歳灯卯/42歳陽寅/52歳草丑/62歳木子/72歳雨亥～

第一子男児○15-1120

鉄灯草灯
子亥未-4
司牽調禄司(禄主導)
木性(45)火性(28)土性(14)金性(16)水性(57)/総合160
辰巳天冲殺/天冲殺(54歳雨巳/64歳海辰)
変則方三位(4歳陽戌)/干合支害(34歳草未)
主導DNA天剋地冲(44歳木午)/三合会局(74歳宝卯)
年干支VS日干支干合支害(究極の表裏)/害切れ(44歳木午)
火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
-4歳陽戌/14歳灯酉/24歳陽申/34歳草未/44歳木午/54歳雨巳/64歳海辰/74歳宝卯～

第二子女児○17-0807

陽山灯灯
寅申酉+10
石鳳鳳鳳司(鳳主導)
木性(14)火性(48)土性(45)金性(50)水性(20)/総合178
戌亥天冲殺/天冲殺(20歳鉄戌/30歳宝亥)
初旬条件あり(年干支と律音的・灯と畑は初旬のみ同格)
方三位(20歳鉄戌)/干合支合(30歳宝亥)
干合火性天干一気(50歳雨丑)/ターボ運(60歳～)
木性脆弱/水性脆弱
+10歳畑酉/20歳鉄戌/30歳宝亥/40歳海子/50歳雨丑/60歳木寅/70歳草卯/80歳陽辰～

第三子女児○19-0614

海鉄畑鉄
申午亥+8
牽龍牽牽鳳(牽主導)
木性(13)火性(50)土性(75)金性(18)水性(34)/総合190
戌亥生年冲殺/天冲殺(38歳木戌/48歳草亥)
律音(18歳海申)/害(48D祭草亥)/天剋地冲(78歳山寅)
年支VS日支害(表裏)/害切れ()78歳山寅
+8歳宝未/18歳海申/28歳雨酉/38歳木戌/48歳草亥/58歳陽子/68歳灯丑/78歳山寅～

移動祝祭日○ 2 0 2 2 年/ 海寅

22年01月分● 22年02月分● 22年03月分● 22年04月分● 22年05月分● 22年06月分●
22年07月分● 22年08月分● 22年09月分● 22年10月分● 22年11月分● 22年12月分●

コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年～)

さくいん ○

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プラウザのバックを使ってお戻りください○

清く正しく美しく○BEハレ幸せ発電所→運命向上委員会