★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 2 3 年(雨卯)○04月 陽辰 // 移 動 祝 祭 日 |
■04月分一覧 (2023年○目次) |
楪一志○レゾンデートルの誓いの東峰渚は弱くない!(2023_0401) |
堀静香○せいいっぱいの悪口に今だけの声(2023_0405) |
遠坂八重○ドールハウスの惨劇に震える鎌倉の昼と夜(2023_0407) |
山口真由○ふつうの家族にさようならの徳と美徳と未来(2023_0412) |
鷹樹烏介○銀狐は死なず 死ぬわけにも行かぬ(2023_0414) |
中森明夫○TRY48に透けて見える絶望的な怠状(2023_0415) |
村瀬健○神様の絆創膏が瑞々しく蘇生させる(2023_0417) |
中江有里の再婚は初沢亜利に運気献上という美談○2023_0419 |
田辺青蛙○致死量の友だちどころか致死量越え(2023_0420) |
北尾トロ○人生上等!未来なら変えられるにこめた冷静○2023_0423 |
鈴木涼美○ギフテッドに望まれる落ち着き(2023_0424) |
■2023年04月01日(土)畑丑 |
楪一志○レゾンデートルの誓いの東峰渚は弱くない! |
○14年(木午)のDNA「龍」の対冲年より同人誌で創作を始め、 新型コロナウイルスで世界が騒然となっていた 20年(鉄子)のDNA「禄」の半会年の、 12月29日(陽午)の納音日から、カクヨムで発表した 「レゾンデートルの祈り」が編集者の目にとまり 掲載作を加筆訂正した同書で、 60年に一度の思いが叶う干合支合年だった21年(宝丑)の 06月25日(木辰)のDNA「龍」の半会日にデビューし、 多くの支持を得て、文フリに出店したり、 仕事の合間を縫って度々取材などの旅行を繰り返している 楪一志(93-1221/陽子)が、同じくカクヨムに連載した作品に、 書き下ろしを加えた続編の『レゾンデートルの誓い』を 昨年(22年/海寅)の09月05日(宝酉)の干合天冲殺日に上梓している。 全ての始まりは20年(鉄子)にあった世界的に流行した感染症が始まりだ。 経済の衰退や外国からの襲撃。人の心がすさんだことによる治安の乱れ。 そんな中、一人一人の生き方を尊重することを 目的として生まれた「安楽死制度」。 年齢が80歳以上だったり、難病を患った場合など、 特定の条件のうちどれかひとつに該当する 14歳以上で生きる辛さを抱える生涯でも一度だけ申請できるものだが、 申請してから一年間は安楽死が出来ず、 その期間は人命幇助者と呼ばれるアシスターと十回以上の面談が必要なこと。 自らの気持ちと向き合い、生きる意味を見つめ直す一年間という。 ある意味、お役所仕事なのだが、舞台は2040年(鉄申)、 神奈川県藤沢市の江ノ島を望む「ラストリゾート」。 この場所で死を願う人々と向き合う22歳の新米アシスターの 東峰渚(とうみね・なぎさ18-0810/木戌)は、かつて自らも安楽死を望んでいた。 だからこそ、寄り添える痛みがあると信じたい。 あの時の自分を照らしてくれたような、誰かの希望の光になりたいと願う。 それがたとえ、最も許せない人であっても。 これで最後なら、一生分の想いを伝えよう。 「何のために生まれてきたのか、答えられますか?」 生きる辛さ、その孤独に優しく寄り添う。 自分を児童養護施設に追いやった実母との出来すぎた再会、 歌えなくなったネット発の歌い手、 若き末期肝がん患者、交通事故親を失った過去を抱え 職場を去った同期同僚との邂逅に修復! 良くある先輩への淡い思いなど2018年(山戌)生まれの 22歳の女性には荷が重い仕事の重圧! SNSで話題を呼んだ「レゾンデートルの祈り」の待望続編には、 美しい江ノ島の光景ばかりか衝撃の新事実まで隠されていた。 北海道札幌市在住とみられる勤め人で、フェイスシート詳細不明。 そこそこ売れたので専業作家になろうという夢を一瞬みたが、 いわゆる中間管理職となり、決して仕事が嫌いではなく、 生年冲殺なので思いとどまった楪は、 DNA「牽」主導で、役割意識が強く、役割さえあれば、 他者からそれを求められれば意気に感じ、ある意味自己陶酔。 部下や大切な人の不始末や苦悩に対し、 責任を感じやすいし、登場人物もそんな人達ばかり。 「牽」×3もあり、かなり格好をつけたがり屋だが、 さすがに「人の生き死にを左右する」国家資格のアシスターが、 短期大学でわずか一年の研修で得られるのは甘過ぎはしないか。 医者も薬剤師も6年は最低かかるのに、安易すぎるだろう。 「牽+司」は、保身術を備えた地道な仕事も、 それだけに、冲殺していることもあり、満足しきれずに羽目を外したくなる。 才能は、この「司」で冲殺されているので、屈折した純粋さ。 誰かのために役立ちたいという、少々お節介な気持ち。 「牽+牽」は、無我夢中になると何をしでかすかわからない行動派。 「牽+龍」は、ヒネリのある創造力を駆使するのを好む。 「陽+牽+子」月は、機敏だが若い時の仕事が晩年まで持続しにくい。 「酉」年生まれ「陽子」は稼働力抜群。 生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味を満喫したい人生。実益を兼ねた人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「龍」で、終了したら次を考える。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃のシンボルツリーのある 川面に日没から時間の経過があるにもかかわらず 未だ残光がうっすらとある不自然な陽光で、 矛盾を抱えながらも、残業したり酔客相手の労働者に癒やしを与える。 決して強い存在ではなく、総エネルギーも132点と儚く、 自身の火性は僅か「08」点しかない存在感は薄くも 敵の少ない誰からも好かれやすい人。 守護神で創造力も自身より上回るとはいえ17点しかなく、 にもかかわらず水性78点の稼働力や名誉に、 引力本能や配偶者成分を示す金性が29点で、 支持者は圧倒的に異性であろうし、 マンション購入を節税対策のためなのか検討したりする。 とはいえ最大の着目点は土性ゼロ(DNA鳳/調なし)は、 休息なしの生年冲殺で仕事人間なのは当然だが、 無限大の発信力とはいえ、実はワンパターンにもなりやすい。 登場人物が増えると収拾がつかなくなるので、 あくまでも心許ない乙女の絵に描いたような物語。 年干支の「雨酉」は、頭脳明晰世渡り巧み。如才なく不快感与えず。 月干支の「木子」は、夢や浪漫を追う孤高の人で打たれ弱い。 そして日干支の「陽子」は、繊細で移り気で不安定さが魅力にもなるが、 だからといって「アシスター」が、自殺志願者に化ける展開は、 話の流れとしては理解可能だが、支持できるものではない。 干支番号構成は、10-01-11と東方の狭い領域で、 原則神奈川県江ノ島からは出ないのだ。 後天運は初旬「5歳雨亥」がDNA「牽」の主導DNAで、早くも自己確立。 大人になるのは早く、主人公達の体験は作家の経験でもあろう。 とはいえ、それは生年冲殺らしく親の事情であろう。 ここからはターボ運(子丑天冲殺廻り)に入るので、 ほぼ生涯何をやっても格好をつけて目立つ人生となる。 2旬「15歳海戌」は、DNA「車」で危険多忙。 生地生家はとっくに飛びだしていた時期であり、 舞台が鎌倉という設定は、最低でも関東地方ないし、 横浜に近い神奈川県に居住していた時代があったのかもしれぬ。 現在の3旬「25歳宝酉」は、DNA「司」の干合10年運天冲殺で、 異性に縁ありも、地道に何かをつみあげてゆく絶頂期。さすがに生年冲殺。 今後は4旬「35歳鉄申」は、DNA「禄」の10年運天冲殺半会で、 月支も「子」なので半会で、自身満々で何をやっても存分に稼働する。 投資でもあるが根底にあるのは、生年冲殺とはいえ、 20年間の天冲殺で金銭物質は存分に手にいれただろうから、 感謝と奉仕に廻せるか否か、社会貢献活動もふくめ試されるが、 成功への階段を昇りつめるのも、ここまで。 5旬「45歳畑未」は、DNA「調」の疲労困憊。 20年間におよぶ10年運天冲殺を経験した疲労蓄積。 挽回しようと方向変換しようとしても、 創造力の源の守護神月干支「木子」は干合支害で、 ありえない「畑」になって偏り。 日干支の「陽子」も干合支害で、その気になると、異性や投資案件の失敗。 干合月干は「山」となり、これが年干「雨」と二次干合すれば、 年干は「灯」に月干は「陽」になり、日干は「陽」になるので、 火性の天干一気が成立し、あまり喜ばしいことではなく目立つ可能性。 独立なんかしていたら、大失速確定なので、 組織にいられるのなら、左遷ないし不祥事。それでも組織が全て。 6旬「55歳山午」は、ありえないDNA「鳳」の対冲。 守護神DNAの月干支「木子」の天剋地冲で、立場なし。 前旬に連動するように、過去の実績全てが崩壊。 7旬「65歳灯巳」は、DNA「石」の妥協。 8旬「75歳陽辰」は、DNA「貫」の大半会大成果。 とはいえ、意固地な年寄りになるだけで、 事件を起こさぬよう静かにいたいものだ。 さて楪は、目下のところ独身だが交際相手はいる模様。 自尊心の高い作家としては読者には内密にしておきたいところ。 だが、どんな相手と交際しようと、異性成分の「宝」は、 冲殺年支「酉」内にあるので不安定でありDNA「司」の冲殺は家庭的に非ず。 これは仕事先で相手をみつけるか、上司や編集者の紹介でなければならない。 それが出来るか否かだが、この配偶者は「司」が冲殺されているので、 浪費家かまたその逆の吝嗇家になりやすく、 それにより作家の仕事に影響してしまうことが心配。 そして、生年冲殺の成功は、徹底して仕事優先であること。 兼業作家にとっては、これはかなり厳しい。 だから寡作になるのが兼業者なのだが、 楪は本業でも相応の評価されているのに、有給をとって活動をしているが、 趣味の域(同人)でも本業に問題がでないとは限らないが、 「僕も仕事を辞めようと思っているうちに昇格しました。」はともかく、 「ラストスパートだけど時間確保するために来週の月曜有給とることにした。」や「来年家買っておこうかなと最近悩んでる」 「お金持ってないです。もちろんローンです。希望は関東ですね」 なんていうのは、ファンとやりとりするのはどうだろう。大丈夫か〜。 安楽死の発想ばかりか、生活感がないところに、 2040年にしては目立った環境異変も描かれていないし 事情はともかくアシスターの設定が軟弱すぎないかとも思うが、 総エネルギー254点の親縁なしの、 異性を真綿で絞め殺すような日座冲殺の割には 自身の木性が13点しかない金性118点もある役割意識の強い主人公が、 母親の連れ子のため、両親の離婚と共に義理の父親には女としか扱われず、 施設経験者の母親の花恋をなぞるように、 DV夫と絵に描いたような離婚の結果、 施設で育ったものの「21歳灯巳/31歳陽辰」の守護神10年運に入り、 人生が上向いてきたのは喜ばしきこと。 暗い話は沢山なので、成長物語に期待したい。 この後渚が弱いままでは、らしくない。成長を期待したい〜☆ |
東峰渚○18-0810 |
木鉄山灯 戌申戌-1 禄車牽禄牽(禄冲殺主導) 木性(13)火性(38)土性(56)金性(118)水性(29)/総合254 申酉日座生月冲殺/ターボ運(〜60歳) 主導DNA(11歳山午)/大半会(51歳木寅) 木性脆弱/火性脆弱/金性過多/水性脆弱 -1歳畑未/11歳山午/21歳灯巳/31歳陽辰/41歳草卯/51歳木寅/61歳雨丑/71歳歳海子〜 |
■2023年04月05日(水)雨巳 |
堀静香○せいいっぱいの悪口に今だけの声 |
○歌人集団「かばん」所属で、中高非常勤講師のかたわら エッセイや短歌を手がけ、18年(山戌)のDNA「玉」年に、 「やわらかい月」で第二回石井僚一短歌賞次席の 堀静香(89-1018/宝亥)が、19年(畑亥)のDNA「龍」年に 文学フリマ東京でだした「ZINE」(千部完売)に執筆した作品に、 書き下ろしを加えた『せいいっぱいの悪口』を、 昨年(22年/海寅)の11月11日(山辰)の」DNA「玉」日に刊行している。 今日生きていることも、昨日生きていたことも全部本当。 明日生きたいことも本当。今がすべてで、いやそんなはずはない。 適当で怠惰であなたが好きで、自分がずっと許せない。 財布と鍵を忘れて買い物にでかけ、夫の職場まで無遠慮にチャリを走らせる。 事故が怖い。病気が怖い。何が起こるか分からないから五年後が怖い。 二十年後はもっと怖い。今がずっといい。でも今が信じられない。 なのに、今しかない。 晴れていて、風が強くて、花粉がすごい。くしゃみが出る。 なんていうほうは、まだ手厳しくないほうで、 日記をはじめ、貪欲で上品とはいえない暴言と 出産や育休から復職までの日記などの詩人の生活の記録。 怒りなのかなんなのか、生きてきた、まるごとをだしたもので、 爽快さはないのに妙に納得できるものである。 せいっぱいかどうかはともかく、悪口よりボヤキである。 神奈川県横浜市青葉区出身で、上智大学文学部哲学科を卒業し、 司書免許習得後一年留年して教員免許を取得。 17年(灯酉)の主導DNA「車」年に結婚すると、 18年(山戌)に哲学者の夫が宇部高等専門学校一般科准教授となり、 山口県へ転居し、山口県宇部市在住で、 慶進中学校・高等学校の非常勤講師と思われる堀は、 DNA「車」主導で、反撃素早く危険も厭わぬ行動力。 とはいえ電車のホームの先頭に立って、突き落とされたり、 吸い込まれたらどうしようかと不安になり、一歩下がる臆病者。 また、大学時代にフラメンコをやるくらいだから踊る詩人! 「車+石」は、手段を選ばずの目的遂行。本になるなら私生活も垂れ流し。 才能は、この「石」で人たらし。妥協ではなく狡猾。 「才能がないっ!」とゴシック体でカラフルに光るネオンサインだってさ。 「車+司」は、猪突猛進、あたり構わず前進あるのみ。 もちろんポイント5倍なので、スーパーは日曜日に出かける。 「車+龍」は、閃きの達人で行き当たりばったり。 「宝+車+戌月」は、口先で夫を動かす女王様気質。 だたっこみたいに夫にねだる。 「買って買って買ってよ〜」と寝転んで手足をばたつかぜて エアロバイクを買わせてしまうのだから夫も甘いものだし、 夫は育児のために天剋地冲年に半年の育休をとらされる。 「巳」年生まれ「宝亥」は、老獪で孤立する。 生き方を表す伴星は「司」で、家族一丸となって。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終える。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の恐れ多い里山の入口にある道標。 総エネルギー212点はまずまずも、自身の金性は59点と最強。 創造力の土性も55点で、引き出しは豊かも、 木性38点の引力本能や稼働力の火性は38点と少々空回り。 最大の弱点は守護神水性が僅か22点しかないため、 徹底的に磨いて光輝くというものではなく、 品性高貴と言い難く、特別な宝飾品にはならず、盗難の懸念なし。 なぜか「ピーマンの肉詰め」に卑猥な響きをを感じる。 道標も樹木にかかるとはいえ、 その樹木は年干の「畑」に干合されると「山」になり。 これは頭でっかちになればなるほど埋もれやすい。 きらびやかでないので、全編本音満載とはいえ、 そこまで言うのかというものは、刺激物の類い。 年干支の「畑巳」は集落の渋い物知りも、 大黒柱を倒しかねない獅子身中の蟲。白蟻の例えであり夫には脅威。 月干支の「木戌」は崇高な理想と権威だが、 異性を真綿で締め殺しかねない恐怖の魅惑。 そして日干支の「宝亥」は、閃きの達人で感性の人。 干支番号構成は、06-11-48で東方2点と北方1点を結ぶ狭量領域。 暖かで明るい未来という印象はない。 後天運は、初旬「7歳草亥」がDNA「禄」の欲深い 特別条件付10年運天冲殺であるので、異常環境。 また、年干支「畑巳」を天剋地冲するので、後転成功運型。 2旬「17歳陽子」は、DNA「牽」の免許や異性。 月支「戌」に日支「亥」に連なる「子」の変則方三位で、 比較的内側の人間形成となったが、司書免許・教員免許に加え、 夫になる人物とも出会っているのだから、順当。 現在の3旬「27歳灯丑」は、DNA「車」の主導DNAで自己確立。 慌ただしい生活は、仕事もするが出産も経験。 孤軍奮闘で走り切っている印象。 今後は4旬「37歳山寅」が、DNA「玉」の10年運天冲殺支合。 旧い場所への帰還なのか、伝統回帰なのか、ひとつの流れを極める。 5旬「47歳畑卯」は、DNA「龍」の10年運天冲殺半会で、おおいに名前も売り、 進み行く方向の変化と新たな体験なり、全く新しい境地。 6旬「57歳鉄辰」は、DNA「石」で、仲間と共にある人生で、妥協禁物。 7旬「67歳宝巳」は、DNA「貫」の納音で、因縁解脱。過去の清算。 8旬「77歳海午」は、DNA「調」の守護神で、老いて少女的感性を磨く。 さて経緯は不明も堀が夫と出会ったのは、大学が同じ学科で、 たまたまどちらも恋人がおらず、なぜかタイミングがあって、 東京に雪が降った二月に、目と目があって恋に落ちたのではなく、 岡本太郎展にでかけて、赤坂プリンスの最上階に宿泊客のふりをしてでかけ、 どういうわけか「付き合ってもいいですよ」といって交際に発展したもので、 「夫を愛してないわけではないが、絶対にこの人でしかない」でないらしい。 その哲学者の夫・小川泰治(89-0404/木午)とは、 羅状で共通干支があろうと、「宝」が「木」のお飾りで、 それなりに尽くしてくれるだろうけど、そこは共通干がなかろうと 干合支合する息子がとりもつ縁で、夫婦には感動ないもんね。 さすがに「石」主導の夫は、なんでも容認で居心地が悪くはないが、 不満が募るのを回避出来ずで、だから精一杯の悪口も活気づくが、 「宝」の「車」主導では品良くありようはなく、需要も多いとは言えぬだろう。 出会いが11年(宝卯)では、大事件ありの夢の中。 一周回って、また夢の中で、せせらぎの中で目立つが、 夢で始めたもんだから不満がつのるに決定でやむない〜☆ |
第一子男児○20-1119 |
陽灯鉄木 寅亥子+6 禄石貫龍牽(龍主導) 木性(54)火性(32)土性(13)金性(07)水性(57)/総合163 戌亥生月冲殺 方三位(16歳畑丑)/害(56歳雨巳)/主導DNA半会(66歳木午) 木性過多/土性脆弱/金性脆弱/水性過多 +6歳山子/16歳畑丑/26歳鉄寅/35歳宝卯/46歳海辰/56歳雨巳/66歳木午/76歳草未〜 |
■2023年04月07日(金)草未 |
遠坂八重○ドールハウスの惨劇に震える鎌倉の昼と夜 |
○大学卒業後、一般企業に勤務しながら、小説執筆に挑戦。 初挑戦した長編ミステリー作品で 第25回ボイルドエッグズ新人賞(22-0510/雨亥)を受賞。 デビュー作としては異例のシリーズ化が決定した 遠阪八重(93-1115/鉄子)が、『ドールハウスの惨劇』が、 01月20日(山寅)のDNA「龍」日に上梓された。 舞台は北鎌倉にある全国有数の進学校で名門の冬汪高校! 同高二年の華奢でひ弱な容貌の滝蓮司は、 眉目秀麗だが今どきガラケー使いの変人の卯月麗一とともに、 生徒や教師から依頼を受け、思ってもみない方法で問題解決を図る 「学内便利屋」として活動している。その名も「たこ糸研究会」。 会長は蓮司、副会長は麗一。「社会貢献するのが俺らの活動目的だから」と 取り壊しの決まっている歴史の重みを感じさせる 古い校舎の一角が、二人の部室にして事務所。 ある日蓮司は、道を歩けばスカウトが群がり 学内にはファンクラブすら存在する頭は悪いが超絶美少女、 藤宮美耶という同級生から、ある依頼を受ける。その依頼とは――。 蓮司と麗一が依頼を引き受けたため、惨劇の幕は開く! 舞台は、鎌倉に佇む白亜の豪邸。 二人は特異な家族にまつわる、おぞましい事件の真相を紐解くが、 これが一筋縄ではいかない仕掛けで二重三重の裏切りに遭う。 正義感の強い秀才×美麗の変人、二人の高校生探偵が驚愕の事件に出会った! カルシウム摂取量全国トップ・滝蓮司と 訳あって一人暮らし眉目秀麗ハムカツ好きの超変人の卯月麗一は、 藤宮美耶とその双子で美人とは言い難い頭脳明晰が売りに劣等感を感じている 沙耶の苦難を救えてたのだろうか! 離婚してシングルワンオペで双子を育てる母親の苦悩と 歪んでいようと最大級に子供の特性を活かしきろうとしたが、 そこには意思の疎通を欠いた双方の齟齬が微妙にからみあい、 予期せぬ「死」を迎えることになるが、真相は唖然とするもので、 このタイトルに偽りのない美しさを添えている。 理想的な人形って、何なのだろうか。 ゾンビ好き、ホラー好き、バッドエンド好きの作者が 「日常が舞台できちんと救いのある物語」に挑戦した傑作! 渾身のミステリーはシリーズ化が既に決定しており、 おそらくメディアミックスに行われるに違いない。 神奈川県鎌倉市出身在住。早稲田大学文学部を卒業で、 執筆は週末だけで何度も新人賞には応募しては挫折してきた遠坂は、 DNA「禄」主導で、自己顕示欲と誰かに役立つ自覚をもつ。 才能もこの「禄」で、感謝と奉仕の気質。 「禄+石」は、行動力ありきの人で、誰とでも分け隔て無く交流できる。 「禄+調」は、組織からはハミダシ加減で、繊細で独創的発想。 「調+調」は、哲学的で常識を飛び超えた妄想的切れ具合。 少女趣味の極みであり、本来は超絶美少女を書かせたらピカイチ。 「鉄+禄+亥月」は、身体はそこまで丈夫ではなく、懐古趣味。 実際に行動するより、直感により精神的な閃きを得る。 「酉」年生まれ「鉄子」は、正直者。 生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化を求める。 物事の始めの洩星は「石」で、共同作業なのでバディ物。 締めにあたる導星は「禄」で、他人が終了。 宿命の特長は、晩冬深夜十時頃の降りしきる雨にうたれる人工物。 さしづめここではひとけのない校舎や無人の家。 総エネルギー175点は身弱ともいえる部類で、 自身の金性は45点に対し、表現力の水性は111点。 その意味では、水面に浮かぶ船。とすると水草は僅か19点。 守護神の火性ゼロ(DNA車/牽)の野人なしは、目的なければ働かず。 その気になれば無限大の稼働力。 土性ゼロ(DNA龍/玉なし)は、頭の中身は空っぽか、 こちらも無限大なので、いまのところ感性勝負で、 良く知っている鎌倉が舞台になるが、いずれは綿密な取材が必要になるだろう。 静寂が恐怖。それは、野人だから、腹の音が鳴るから(笑)。 こんな人が一般企業に勤務しているのこそホラー。 年干支の「雨酉」は、世渡り巧みで敵が少ないため 副業とまでは言えぬ執筆と受賞もすんなり容認。 庶民的で作家活動は意外性とみられたのだろう。 月干支の「雨亥」は、自分の領域に人を引き込む。 なので舞台は鎌倉だし、隅々まで知り得た高校生活。 日干支の「鉄子」は、極度の心配性のわりには、格好をつけたがり、 自己愛の象徴のようなものがあるが、非積極的人生は、 表街道より裏街道に精通し、夜陰にまみれる。 取り越し苦労が強くなり、いつまでも実家にいると内臓系に難あり。 干支番号構成は10-60-37で東方北方西方で南方の夢は拡がらず、 戌亥天冲殺〜子丑天冲殺〜辰巳天冲殺の並びは どれも家系の気を全うに受けないので、 偏りある宿命としては、健康な生活を維持するためには、 生じられる親を意味する土性もないため、 一刻も早く実家から飛びだし、気楽な日常を送るほうが、 作家としては成功の近道になるだろう。 後天運は、初旬「7歳木子」は、DNA「禄」の主導DNAで早くも自己確立。 幼少期から絵本や児童文学に触れる機会があり、 漠然と作家になりたいという希望は持つ。 2旬「17歳草丑」はDNA「司」の干合支合で、 異性というよりは男性作家の作品や それこそホームズ&ワトソンの影響で、作家への道へのめり込む。 足りないのは熱気ということか。 現在の3旬「27歳陽寅」は、DNA「車」で元気溌溂。 月支「亥」の支合で、心は落ち着く。 待望のありえない火性の登場で、一気に日の目を観て受賞。 今後は4旬「37歳灯卯」は、DNA「牽」で栄誉。 前旬より効果的面のありえない熱い火性で、月支「亥」も半会で絶好調。 日支は刑があろうとも他人と争いながら評価を得る。 5旬「47歳山辰」は、DNA「龍」のありえない改良改革半会で、 さらに突如10年運天冲殺まであり、この世の春。 また、年干と月干の「雨」は「灯」に干合変化し、 何もかもがガラリ一変で、進み行く方向の大変化もあり重厚な名誉。 6旬「57歳畑巳」は、DNA「玉」の同様にありえない落ち着いた流れに入る 10年運天冲殺で、年支「酉」の半会で前進気勢旺盛、 月干支「雨亥」の天剋地冲もあり、「巳」はありえない火性の象徴でもあり、 もはや手がつけられないような成功。 「禄」主導らしく感謝と奉仕さえあれば、大丈夫。 7旬「67歳鉄午」は、DNA「貫」の納音で過去の清算。 他力的な案件、結構問題などもあり引退の道へ。 8旬「77歳宝未」は、DNA「石」の害。 周辺環境の激変や友人知人の造反に涙する。 さて、会社員ながら副業を認められているのは良いとして、 覆面に近い状態ならば、別に報告しなくてよいものを そこは組織人として、舞い上がったのか正直者たる由縁。 あとは、「禄」主導で偉ぶらずに感謝と奉仕を貫けば良い。 心配なのは、下手に売れたからと行って退社して専業になろうとは思わぬこと。 偏った宿命で孤独を好むとはいえ、そこは規則正しい生活があってこそ、 受賞に至るような作品を書けたのだから、ひとまず欲をかいてはいけない。 また、繰り返すがいつまでも親と暮らしていると、 内蔵疾患などで身体を壊しやすいので、執筆時間を融通するために、 会社まであまり遠くない場所での一人暮らしを推奨する。 食事などどうにでもなるのが、野人なのだし、シリーズ化は好ましく、 来年(24年/木辰)は60年に一度の主導DNA天冲殺を向かえる。 欲をださねば、大いに支持されるはずなので、突っ走ってもらいたい☆ |
■2023年04月12日(水)鉄子 |
山口真由○ふつうの家族にさようならの徳と美徳と未来 |
○東京大学法学部卒業後、財務官僚を経て 15年(草未)の人生の折り返し地点年(律音年)まで、 弁護士として法律事務所に勤務。 その後ハーバード・ロースクールを卒業し、ニューヨーク州弁護士登録。 弁護士資格はあるものの国内登録はしておらず、 精力的に、テレビ出演、執筆などで活動中で、 信州大学特任教授の山口真由(83-0706/草未)が、 『ふつうの家族にさようなら』を、 一昨年(21年/宝丑)の02月26日(草卯)の大半会三合会局日に上梓している。 ふつうの家族ってなんなんだ? そもそも家族ってなんなんだろう。 「ふつうの家族」――それは聖なる呪いである。 のんびりとした父、てきぱきとした母、要領のいい妹に 自分を対比した時に、一瞬フリーズしかねない。 30代後半、未婚。同居人は妹で、予め計算されたような凍結卵子15個。 いわゆるスタンダードがない時代に、私たちの生きる時代は複雑だ。 家族も、親子も、夫婦でも――常に「スイッチオン」でなくていい。 その関係は「点いたり、消えたり」でいい。 「ふつうを押し付けられたくない私は、多様性を押し売りしたいわけでもない。 新しく生まれつつあるマジョリティの側にまわって、 空気を読まない古臭い奴らをつるし上げたいわけじゃない。 (略)これからの時代、私たちがすべきことは違いをあぶりだすことじゃなくて、 同じを探しにいくことなんじゃないか。 家族のあり方が変わってもなお、昔と変わらない普遍的ななにかを その真ん中のところに見つけにいくことじゃないかと、 私は思うようになった」と結ぶが、 本編は「精子バンクはオンラインデート」だの アメリカの「実子」と日本の「養子」の違いなど、ステイタスとしての家族、 プロセスとしての家族などへの私見を面白可笑しく語っている。 「子供がほしいから結婚する女性には シングルマザーになりやすく覚悟が必要」ばかりか 種の提供を見込める「優秀で割り切った関係の相手などみつからない」 まで言ってしまうと、さすがに自然界への冒涜ではないかと思ってしまう。 なんでもかんでもお金で買える米国文化がそんなに良いかな。 米国のフェミニストは、仮初めに食事など奢らない。 でも、ここは一応、敷島だぜ。 「ふつうの家族」へのコンプレックスを語ることは可能だが、 その実「生乾きの傷ではなく古びた疵痕の話ばかりをする。 商品棚に陳列可能な不幸を叩き売って、自己憐憫の甘い蜜をすする。 その繰り返しでは私たちはここから抜けだせない」という ひとまず山口の結婚しない言い訳の集大成だが、 目指すは菊川怜(78-0228/鉄申※)であり、 滝川クリステル(77-1001/宝卯)だというから力も抜ける。 北海道札幌市南区真駒内で誕生。 家族は整形外科の開業医の父と内科の勤務医の母、美容皮膚科医の妹。 筑波大学附属高等学校を卒業後、東京大学教養学部文科一類に入学し 法学部に進学。三年次に司法試験に合格。 四年次に国家公務員採用I種試験(試験区分:法律)に合格。 東京大学法学部を首席で卒業。法学学士の学位を取得。 東京大学総長賞(学業)を受賞。 ハーバード大学ロースクールでは、LL.M.の学位を取得し、 現在は神奈川県横浜市中区または南区あたりの京急沿線に、 相手の年干支「木子」を自身の月干支「山午」が、 天剋地冲する関係の妹(85-01XX)と居住する山口は、 「鳳」主導で、冷静だが熱狂もできない趣味人で発信力のある食い道楽。 「鳳+玉」は、格式高い伝統的学問に裏付けられた表現も 自己の生活や性癖は棚上げで、弱点をつかれるのは好まず時に激昂。 才能は「玉」であり、資格による専門分野を楯に強行説得。 「鳳+禄」は、なめらかな口調で人当たり良し。 「鳳+龍」は、内面の葛藤が新たな潮流を讃美するがストレスは付きもの。 「鳳+司」は、調和と忍耐なのだは学問的には誰にも負けたくない。 「草+鳳+午月」は、目指すは温厚な山口なりのスタンダードで実は普通の人。 「亥」年生まれ「草未」は、内外シーソーで公私のバランス悪い仕事人間。 生き方を表す伴星は「司」で、努力の積み重ね。 物事の始めの洩星は「鳳」で、なんとなく担がれ始まる。 締めにあたる導星は「禄」で、他人の意思で終了。 宿命の特長は、仲夏正午頃の山間の川沿いに咲く花で、 総エネルギー205点はまずまずだが、 年支「亥」VS日支「未」の三合会局もあり、根っ子は強く、しぶとく蔓延る。 とはいえ、年干「雨」と月干「山」が干合すると、 それぞれ「灯」と「陽」になり火性強化で炎上しやすく、 気づかないところで、立場を悪くするが、 金勘定に厳しくなく仕事と割り切って冷静さを装いきれれば、 クールダウンは可能といっても差し支えない。 とはいえ最大の特徴は金性ゼロ(DNA車/牽なし)で、 責任の所在は今ひとつとなり、抑えが効かず暴走しやすい。 また、この重しが配偶者成分皆無となり、独特の異性観を構築し、 特に結婚せずとも生きて行けるという境地になる。 一種の開き直りなのだが、棲息する山は崩れやすく、 守護神水性の水源地もないことになり、 加齢と共に頭が鈍くなり、惚けやすくなるか、とぼけるか(笑)。 資格がありながら弁護士登録をしていないのも、このため。 年干支の「雨亥」は、自己の領域に他人を引きずり込み、 忍耐強いが小心者で、身内以外に心を開きづらい。 月干支の「山午」は、女帝の質で、従わぬ者には見放し諦める。 そして日干支の「草未」は、個性があるようで 実はない典型的な良い人になるか、どら娘のような手がつけられぬ人。 干支番号構成は、60-55-32で北方2点に西方1点の鋭角領域で、 専門外は見当違い発言になりやすい。 後天運は、初旬「1歳畑未」はDNA「禄」で引力本能強化。 年干が月干が干合された年干支「灯亥」は、 初旬のみ「灯」と「畑」は同格のため、大半会的となり成功運型。 大切にされ可愛がられ、それに応えるという図式が出来上がる。 2旬「11歳鉄申」は、ありえない金性のDNA「牽」の権威。 筑波大学附属高等学校に合格し、父方祖父母の居住する神奈川県横浜市内へ。 順調に東京大学へも進学する。 3旬「21歳宝酉」は、同様にありえぬ金性のDNA「車」の危険で多忙で渡米。 現在弁護士登録をしていないのは、ありえない金性10年運に得たもので、 縁が薄いものとしてこだわりがないからに違いない。 現在は4旬「31歳海戌」のDNA「玉」の守護神刑の最後で、 国内を拠点に、ある意味ばばくさく存在感を誇示する。仕事は正念場。 今後は5旬「41歳雨亥」はDNA「龍」の半会で、進み行く方向の変化で、 国外にでるなり、生き方を変更しないと、火性強化で熱気増加。 妹の変化に刺激をうけてなり、場合によっては婚姻も選択肢にいれるが、 それでは仕事に支障をきたすので直前回避するか、 あるいは事実婚などで後悔するなど苦難の時期。 6旬「51歳木子」は、DNA「石」の害。 ターボ運(子丑天冲殺廻り)も終わり、仲間や援助者の離反で、 月干支の「山午」の天剋地冲もあり、一気に表舞台から去るのか。 7旬「61歳草丑」は、DNA「貫」の納音で、因縁解脱も時既に遅し。 月支「午」の害からも立場の不安や、精神的にも壊れた状態。 8旬「71歳陽寅」は、DNA「調」の晩年の反抗期で異端扱いか。 さて、山口は20年(鉄子)のありえないDNA「牽」の干合支害年の 12月23日(鉄子)の60日に一度の干合支害日に出演した フジテレビ系で放送されたバラエティー「ぺらりんこ」に出演し、 NGの男性の条件に「慶応大学出身」「マンションの36階以上に住んでいる」 「仕事が早く終わる」という判るようで判らない3つを挙げ、 「慶応」については「東大ディス(見下す)がある」、 「マンション」は「夜景を見せられるのが嫌」、 「早く終わる」は「自分の予定を変えられるのが苦痛」 「30分早く終わるから、早く来てくれない?」と言われると 「パニックになる」と独自の男性観を説明。 結婚願望はあるとするが「結婚に愛はいらない」と断言。 過去に婚約破棄をされた経験も明かし 「その時はその人のこと好きだと思ってたけど、 そのまま一緒になってもうまくいかなかったかなと思って。 『愛が無くなった』と言われたら取り付く島がない。 だから、結婚に一番大事なのは愛じゃないんだなって」と 心境の変化があったとしたが、 そこじゃないことが気づかない山口の己知らずは悲しい。 山口に不足している金性は、役割意識。 すなわち相手の人生に責任をもつ気持ちなど、 さらさらないのだから、なかなか難しい〜☆ |
■2023年04月14日(金)海寅 |
鷹樹烏介○銀狐は死なず 死ぬわけにも行かぬ |
○17年(灯酉)の守護神年の、DNA「牽」の支合日に、 第五回ネット小説大賞(17-0707/草未)に入選。 18年01月(灯酉年最後の最後)、 「ガーディアン新宿警察署特殊事案対策課」 で、デビュー。 同年、操觚の会に加盟。 21年(宝丑)のDNA「調」の条件なし天冲殺害年に、日本推理作家協会に入会。 22年(海寅)のありえない引力本能発揮年に変格ミステリ作家クラブ加入。 第五回書評家細谷正充賞(22-1004/鉄寅)を受賞した 鷹樹烏介(66-0228/山午)が『銀狐は死なず』を、 昨年(22年/海寅)のありえないDNA「禄」の半会年の 02月20日(木辰)の主導DNA「龍」日に上梓している。 俺を嵌めたのは誰だ! ――血煙りと硝煙たちこめる日常と非日常の狭間。クライムサスペンス開幕! 孤高の犯罪者「銀狐」最後の仕事を複雑に絡み合った糸が襲う! 昔気質の犯罪者、通称「銀狐」。 日本人の母とロシア人の父を持ち、ロシアで育ったためロシア語に堪能! 最初はボクサーとしてデビューし、 その後はロシア人の通訳をして生活をしていたが、 老人の暴走事故で妻と娘を失ってからは、高級時計の修理屋を隠れ蓑にして 「殺さず・弱者からは奪わず」を貫いて仕事をしていたが、 防犯技術の発展に対応できず、最後に大仕事をして引退すると決意。 警察の所轄を巧みにかわすため、赤羽岩渕の都県境に荒川沿いに居を構える 馴染みの情報屋(風木)から、あるヤクザが巨額の現金を 移送するという情報を仕入れ、強襲の策を練る! 作戦は成功したものの、現金輸送車の中は空だった。 時をおかず、銀狐によって警備員たちが殺害されて 現金が奪われたという噂が流れ、情報屋も殺害されてしまっていた。 現金を狙う複数の追っ手が迫るなか、いったん敵地へ乗り込み、 原付バイクやタクシーを複数回乗り換え 最後は最寄りが無人駅という場所に確保していた奥多摩の避難先で 偶然無宿生活をしていた銀狐にはないWEB技術に卓越した 無国籍少女の「野良」を発見し (予防接種をしていない分感染症には抵抗不能だが)、 追い出す気力もなくなり、なりゆきでコンビを組み、 自分を嵌めた者たちを探し出し、復讐を果たすことを誓う! どんなに傷ついても、「狼は豚にはならない!」 腐敗警察官、警察の内偵者、凄腕の殺し屋と彼と組むハッカーなど 脇を固める役者陣が、良い味を醸しだす、本流の粗暴小説! 「銀狐」の無念は晴らせるのか〜、退職金は確保できるのか! 修羅場を共にくぐたったら、試験に合格だ、もうバディ! いや、親子に違いない!、戸籍を買うから学校へ行け! そして「銀狐」は軽トラで北を目指す! 体験せずとも、ヒトゴロシ小説は書けるを実践した作家に大期待! 東京都荒川区町家育ち。中学生の時千葉県松戸市に転居。実家は現在も同地。 高校は茨城県土浦市にある男子校で、日本大学農獣医学部を卒業で、 結婚当初は東京都世田谷区喜多見駅付近に居住し、 各地を転々としたのち、現在は東京都江東区亀戸在住の鷹樹は、 DNA「車」主導で孤軍奮闘の風来坊で、 まずは行動ありきで危険を厭わぬ武闘派を目指したい! 孤独を好み単独行動で、反撃素早い犠牲的本質。 「車+玉」は、考えたとおりに行動。「玉」×2は研究家なのは、 母親にあたる方向だが、校正者ということで辻褄合う。 「車+龍」は、始めたら止まらない! 「車+鳳」は、大衆的で金銭欲。 才能は、この「鳳」で冷静沈着。 「山+車+寅月」は、大人げないが若い人と気軽に交流。 恥をかいてまで生きていたくないので格好をつける。正に「銀狐」! 「戌」年生まれ「山午」は、待ち運。 生き方を表す伴星は「玉」で、生涯学習で何かを研究。 物事の始めの洩星は「車」で、何もないところから始める。 締めにあたる導星は「玉」で、目下と共に終わる。 宿命の特長は、初春午前四時頃の岩場が表層にむき出す「山」。 存在感ある強固な姿で、総エネルギー258点は堂々としたもので、 子丑天冲殺でもあり身強も身強。頑丈でへこたれない。 守護神で創造力で情報収集能力の火性は114点もあるばかりか、 年支「戌」VS月支「寅」VS日支「午」の三合会局は、 さらに火性の意欲熱気を倍加され、足元は火の海。 あまりにも熱く登頂不可能なので、 観察するにはそれこそドローンでも飛ばせねばならない! このあたりは避難先を偽装し、裸足では生活できない状況にも似かよる。 地支は目下や支持者になるが、最も近しい配偶者は苦しく燃え尽きかねない。 木性15点の栄誉は火性で簡単に焼きつくされ。なかなか届かず。 発信力の金性も15点で、いわゆる硬派一点張りで、 本流保守を支持するが亜流には屈せず潔い! そして配偶者成分や生活の糧となる水性ゼロ(DNA禄/司なし)で 情け無用なのだが、とことん生きれば無限大。 「専業作家にはなれぬ」と嘆くが、要因はこのあたり。 優しくなければタフにはなれぬが、優しすぎても同じで、 一滴もない水は、感謝と奉仕であり、兼業は恥に非ず! 年干支の「陽戌」は、精神性を鍛錬すると異常性を見せる商人。 月干支の「鉄寅」は、清濁併せ呑む、悪人でも正義あり。 そして日干支の「山午」は、さまざまな頂点に君臨する帝王だが、 良い意味で諦めが早く、これが生死をわける。 干支番号構成は23-27-55で南方2点と北方1点の鋭角領域で得意技くりだす。 後天運は初旬「2歳宝卯」は、DNA「調」で孤独で反逆的。 年干支「陽戌」と干合支合するため、後天稼働運型。 年干支は「海戌」に10年運は「雨卯」となり、 ありえない水性の出現で、生きながらえる素地ができるが、 干合10年運「雨」は日干と二次干合すれば、それぞれ「灯」と「陽」になり、 火性過多となり、黙々と読書でもしていた幼年期だろうか。 2旬「12歳海辰」は、ありえないDNA「禄」の引力本能。 高校生活を茨城県土浦市へ送ったのは理に叶ったものだったのだろう。 日大六会キャンパスも神奈川県の江ノ島なので、水性を好む。 3旬「22歳雨巳」は、同様にありえないDNA「司」の陰の引力本能。 就職して建材系の商社、公益法人など男性ばかりの職場は、 女っ気なく、かえって地味な生活。 4旬「32歳木午」は、DNA「車」の主導DNAで自己確立で稼働力をあげる。 転職した会社の年下の上司であった妻と知り合い結婚へ。 5旬「42歳草未」はDNA「牽」の支合で、栄誉や自尊心が形になり、 この最後の最後で作家への足がかりはつけた。 進み行く方向性の変化は、このあたりで作家を意識。 東日本大震災対応の激務で会社で倒れ緊急搬送。 心臓発作は火性過多のなせるもので、またしても転職をしてしまった。 動かぬ「山」なのに、攻撃的で辛抱ならないためだが・・・。 現在の6旬「52歳陽申」は、DNA「龍」の月干支「鉄寅」の天剋地冲で、 「申」内「海」も幾ばくかは使える、あらたな方向性はやっていく自信。 今後は7旬「62歳灯酉」が、DNA「玉」の落ち着きで、格上がり。 作家として存分にやっていけるであろう時代! 8旬「72歳山戌」は、DNA「貫」の大半会大事件というところか。 さて「山」は動かない。とはいえ「車」主導で、ついつい動きたくなる。 水性ゼロで持病があろうと、倒れようと転職はすべきではない。 これが鷹樹が辛抱のないところで、善し悪し別とはいえ、 成功が早くなかった証しで、事情があろうと兼業作家は理解するとして、 ながく一箇所で辛抱強く勤め上げ、現実的な放浪を回避し 精神性の放浪は作家活動で活かしていれば良かったはずだ。 ならば世に出るのも自動的に早くなったのが残念でならない。 で、なければ妻と出会えなかった? それは水性のない身としては別の話。 19年(畑亥)のDNA「石」の年には、網膜剥離+白内障で手術。 水性がないのだから、目に異常がでるのは当然のこと。 転倒しようと受け身の流れで手術で生き延びた。 22年(海寅)のDNA「禄」のありえない水性年には、またしても目を手術。 これは宿命にない成分とはいえ、夢の中でないので持つはずである。 ところで、鷹樹の妻は出向先の上司だったそうで、 午未天冲殺らしく仕事運を稼働させた者として子はいない。 そして生年冲殺らしく仕事に忙殺され、体調を崩したとみられるが 10年運「47歳陽辰」の納音を迎え、 作家本人はお彼岸の中日に、湿気の強い雨を恨みながら、 まるで妻がこの世にもういないような発言をしている。 配偶者成分皆無のない鷹樹を身を粉にして支え、 燃焼しつくしたのだろうと推認するが、 おそらく鷹樹の条件なし天冲殺だった21年(宝丑)から ありえない水性年の22年(海寅)に起きたことであろうか。 ご冥福をお祈りすると共に、 この二年の水性年で存分に様々な英気を引きよせて 守護神10年運(52歳陽申)内の来年(24年/木辰)には主導DNA「車」年を迎える。 鷹樹が亡き妻の後押しを受けてさらに大きくなる番だろう〜☆ |
妻○67-1118 |
陽宝灯草 戌亥未+7 石司石龍玉(龍主導) 木性(33)火性(71)土性(33)金性(50)水性(27)/総合214 午未生年冲殺冲殺/天冲殺(67歳山午/77歳畑未) 主導DNA半会(27歳木寅)/ターボ運(27歳〜)/納音(47歳陽辰) 木性脆弱/火性過多/土性脆弱/水性脆弱 +7歳海子/17歳雨丑/27歳木寅/37歳草卯/47歳陽辰/57歳灯巳/67歳山午/77歳畑未〜 |
■2023年04月15日(土)雨卯 |
中森明夫○TRY48に透けて見える絶望的な怠状 |
○コラムニスト、編集者、小説家、評論家であり、 「おたくという語の生みの親。」と自称しているが、実際は広めただけ。 中森明菜(65-0713/灯卯※)の熱狂的ファンであり、筆名も由来するが、 82年(海戌)のDNA「禄」の変則方三位年に、 「東京おとなクラブ」創刊、発行人。83年(雨亥)の主導DNA「司」年に、 「漫画ブリッコ」誌に「おたくの研究」を連載。 85年(木子)のDNA「車」年に、「宝島」誌から連載した オムニバス「東京トンガリキッズ」で小説家デビュー。 88年(山辰)のDNA「貫」の大半会年の小説「オシャレ泥棒」は、 89年(畑巳)のDNA「石」年に、に宮沢りえ(73-0403/畑巳*)主演でドラマ化。 08年(山子)のDNA「貫」律音年の人生の折り返し地点には、 「野性時代」誌に「学校で愛するということ」を連載。 10年(鉄寅)のありえないDNA「鳳」年に、 「アナーキー・イン・ザ・JP」を発表している 中森明夫(60-0101/山子)が、雑誌「新潮」に、 ありえないDNA「調」年の支合年だった 21年(宝丑)12月号から22年(海寅)09月号に連載していた 虚構小説『TRY48』を加筆訂正して01月30日(山子)の律音日に上梓した。 かつての若者たちのカリスマにして元祖・マルチクリエイター、 そして稀代のスキャンダリスト。 寺山修司(35-1210/鉄申)が生きていたとしたら――。 「怪優喜優侏儒巨人美少女等、アイドル大募集〜アイドル実験室TRY48」は、 この時代にはそぐわない差別すれすれの物語。 これまで書類審査で何度も落とされ続けてきた 東京都内の私立高校に二年生として通うアイドル志望の百合子は、 目を見張った、ひょっとしたら自分でもいけるのではないか。 83年(雨亥)の害年に肝硬変で倒れ、収容先の病院で亡くなったとされていたが、 その後長い昏睡期間を経て奇跡的に新しい人格として甦った寺山が、 85歳にして、アイドルグループのプロデュースを したのではないかという妄想と空想。 東京都知事と同じ古風な名前で日頃から「緑のたぬき」と揶揄され、 苗字は「深井」なので「不快ユリコ」と散々に虐められてきたが、 チャンスだと確信した。 クラスで唯一会話をする「大世古ゆかり」に教わった学校のサブカル部で アンダーリムの赤い眼鏡をかけた「寒川光子」こと 「サブコ」と名乗る物知り女子と知り合い「家出のすすめ」や 「書を捨てよ町へ出よう」を教えられ、寺山修司を学ぶ。 曰く、トルーマン・カポーティを信奉するアンディ・ウォーホルと 三島由紀夫にファンレターまで書いた寺山との対比を図解されるなど・・・。 強烈な東北訛りは「寺山修司」が「寺山すうじ」に、 「です」は「デシ」に聞こえ、 「ぼいくがやっている演劇というのは、いつも観客に見られている ・・・・つまりノゾかれているってのが日常的な空間なわけデシ・・・」 実際80年(鉄申)には渋谷の路地裏で アパートの一室をのぞいたとして逮捕されたらしい。 やがてサブコをマネージャーとしてユリコはオーディションに受かるが、 サブコの使い勝手の良さを重宝した寺山から距離をおかれるが・・・。 寺山のもと、少女たちが令和の日本を駆け巡り、停滞した世相をひっくり返す! 寺山の再発見という知的興奮といえば 過去に溺れた人々にはある感動をもたらだろうが、 単にスキャンダラスで当時のアヴァンギャルドを模倣かつ復活させた群像劇で 渾身の痛快エンタメ長編というフレコミだが、本当にそうなのか。 かつて寺山の芝居に興奮した世代には想い出だろうが、 それ以外にはチンプンカンプンで、伝え切れていない自己満足的展開は、 「三上寛ひらがなで書きみかみかん 英訳すればオレンジレンジ」とか 「SPEEDを逆から読むとDEEPSで直訳すればクスリとリスク」だの オヤジギャグに心なく笑うしかない。 萩原朔美(46-1114/海辰)や芥正彦(46-0107/宝巳)の登場や 劇場の受付が寺山の母親だったり、興味本位としてはありかもしれないが、 「人生にリハーサルなんか無いんだから、常に今が本番だ」にしろ、 「服よ捨てよ、グラビアへ出よう!!」だって。 舞台は麻布十番からいつの間にか、中野阿佐谷高円寺で アイドル達が繰り出す!市街劇「アイドル・ノック」だ! 全編、中森の寺山への偏愛であり、夢のような茶番。 決して上品ではない、今なら明らかに抗議殺到するものを 寺山の知名度を借りて実現させた実録に近い挿話! なかには吐き気がする人もいないとは言い切れない。 三重県志摩市出身。三重県立明野高等学校に入学するも、 一年の夏休み明けに自主退学。その後、東京の大学に進学していた、 5歳年上の兄を頼って上京し、東京の高校へと進学。 最終学歴は明治大学付属中野高等学校中退と自称する中森は、 DNA「司」主導で、時間をかけて何かを収集するが、 その何か以外には興味をもてない、吝嗇家と言えなくもない。 「司+禄」は、自制心は欠け、たがが外れると崩れやすいが、 平時は仲介能力を発揮。 「司+司」は、一見分かりやすそうで、心の奥底では何を考えているか不明。 「司+石」は、限定された仲間を大切にするが、質素の極み。 「司+龍」は、用心深く陰湿で、自己の得意分野以外では口を閉ざしたり、 自覚があるかどうかはともかく、的外れの発信しかできない。 才能はこの「龍」で環境により変化する本質は、物の裏側を探る。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷を離れて。 締めにあたる導星は「石」で、共倒れ。窮地は周囲に抱きつく。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の丘のような存在で、 場違いな薄明かりのような陽光が不気味に光り 周囲の街を観察するもので、特別な道のプロを自称。 あくまでも自称なので、見える人見たい人にしか見えず視界不良。 総エネルギー145点は、自身がアイドルなみの軽さ。 自身の土性はわずか12点で、泥のようなもの。 また主導するとはいえ水性過多の103点は、 泥を通り越して、汚染水とも言えなくもない。 これに年支「亥」に月支と日支の「子」の水性12支のならびは、 地支水性一気格的となり、崩れやすいところに、 午未天冲殺なのに若者(アイドル)を利用せねばならない矛盾もあり困難。 ここにまるで牛蒡のような僅かな木性が地中に根をはり、 派手な稼働力は表には見えてこない。 守護神火性は、さすがに深夜だけあり僅か7点しかなく、 動き廻って情報を得るというより限定領域で収集。 最大級の特性は金性ゼロ(DNA鳳/調なし)は中身なし。 無限大とも言えなくはないが、伝達本能がないので、 伝えるという行為がワンパターンになってしまい 中庸心はおろか、特別な発想もあるようでないので、 アイドルを利用したり、異端の故人を使う掟破りしかできない。 年干支の「畑亥」は、こちらからあちらの時代への繋ぎ目。 一発勝負を賭けるので、中森明菜も寺山修司もそのネタ。 月干支の「陽子」は、移り気でお天気屋。アイドルは不安定。 そして日干支の「山子」は、どん底から這い上がるものがあり、 若い頃から大人と対等に渡り合い、様々なものを枝葉をつけ加工するが、 早熟なため、いつまでも過去にすがるばかりで、 若者からは風変わりな幻想としか思われぬ。 干支番号構成は、36-13-25で西方東方南方で北方欠けで、 目上すべてでもあるのに、ちょっとした不自然。 後天運は、初旬「8歳草亥」は、DNA「牽」の役割意識が付加。 木性は「亥」内「木」のDNA「車」の行動力のみだったので、 真冬にもかかわらず、草の刺激により、 ありえない柔軟な飾りを張り巡らした格好で、 異様な環境に身を置いてこそ輝く特別条件付10年運天冲殺でもあり、 生地を離れ上京して、稼働開始したのは、至極真っ当。 2旬「18歳木戌」は、DNA「車」の変則方三位10年運天冲殺で、 際立つ危うい環境下で多忙を極めることになる。 3旬「28歳雨酉」は、DNA「司」の主導DNAで、自己確立。 せっせと時間のかかる作業を積み重ねる時代。 4旬「38歳海申」は、DNA「禄」の半会。 年支「亥」の害もあり、前半は何らかの問題もあったろうが、 前旬の勢いもありシノギぎったばかりか、精神性強ければ引力本能強化で潤い、 現実性にばかり目を向けていれば、水没という矛盾。 5旬「48歳宝未」は、DNA「調」の10年運天冲殺で、 月干干合は進みゆく方向の変化だが、同時に守護神「陽」を失い、 「海」は権力志向強化で急上昇または急降下を繰り返す。 月支も日支も害となるため(特に月干支は干合支害で)、 異端を貫くことへの追い風は薄れ、 あるいは独創性が際立たぬようになり、時代に追い越されていく。 現在の6旬「58歳鉄午」は、DNA「鳳」の10年運天冲殺で、 発信力の逆転を狙う時期で、本書では挽回したい気持ちがありありで、 この時期としては象徴的だが、若年運としては若い世代ではなく、 過去を知る者への存在誇示というより、言い訳。 今後は7旬「68歳畑巳」は、DNA「石」の妥協で屈辱。 8旬「78歳山辰」は、DNA「貫」の大半会で、意固地。 さすがに、しぼんでいるに違いない。 さて、「司」主導だけに体制派であり、認識も午未天冲殺らしく、 「戦争のおかげでひめゆり部隊や少年特攻兵などの ありえないほど感動的なものを生んだ」などという 見当違い発言を批判されたりしたり、 「おたくは1983年に私が命名した言葉ですが」には、失笑ものだ。 なぜならば、「おたく」は60年代後半から女子中高生に、 主に山の手地区で使われていたもので、 70年代には既に巷間には定着をしており、勘違いも甚だしい。 「司」主導の午未天冲殺がアイドルにのめり込むのは自由だが 「独身、結婚歴ナシですよ(^O^)」は売りでもない。 寺山修司という歴史上の人物を利用してまで 売名に走りたい気持ちはわからぬまでもないが、 明るい未来がないばかりか、しっちゃかめっちゃかに尽きるのかもな〜☆ |
■2023年04月17日(月)草巳 |
村瀬健○神様の絆創膏が瑞々しく蘇生させる |
○「爆笑レッドカーペット」「キングオブコント」「エンタの神様」 「おはよう朝日です」「ちちんぷいぷい」など、 テレビやラジオの構成・ブレーンに放送作家として参加。 10年(鉄寅)の人生の折り返し地点である律音年に、 「一瞬で一生 人を引きつける話し方」の出版を機に講演活動を開始。 17年(灯酉)に、第24回電撃小説大賞選考委員奨励賞(17-1001/宝酉)を受賞し、 受賞作「噺家ものがたり〜浅草は今日もにぎやかです〜」で 小説家デビューした村瀬健(78-0329/鉄寅)の 『神様の絆創膏』が、昨年(22年/海寅)の11月25日(海午)の ありえないDNA「鳳」の天冲殺半会日に刊行されている。 貴方の心の傷に、優しく 絆創膏を貼ってくれる。 東京は浅草に建つ、小さくも美しい日和神社には、ある伝説が残っている。 はるか昔。人間に助けられた猫が恩返しをするために、 町が洪水に襲われるのを住民に知らせて救った、という。 時は現代。隣接する春日野病院に通院する人々が、日和神社を訪れる。 「隕石が衝突する日には」は、乳房を切除することになる女性が、 仕事をしたいがために、かつての交際相手の転勤について行かなかったが、 戻ってきた彼が、手術が上手く行くように必死に支え、 逆プロポーズするもので、地球最後の日には誰かといたいというせつない願い。 「風に吹かれて」は、ハーモニカ好きの鬱病になった高校生が、 ピアニストと出会って自信を取り戻すまで。 「私だけの物語」は、仕事を選びすぎたあげく歩道橋の階段を踏み外し、 小学校の時の恩師に名乗れないまま励まされ、車椅子になった女優の復活。 「ゴッドファーザー」は、皮付きポテサラが得意な売れない役者の 父親が脳梗塞に倒れたことによって知る以外な過去と、一芝居。 「神様の絆創膏」は、末期大腸癌を宣告された女性が、 十九年前に高層ビルから飛び降りた息子を思いだしながら、 元江東区職員で公園を設計していた元夫の今を知る。 草団子と甘酒と義理堅い猫と宮司が織りなす、幸せの意味。 「幸福とは、納得であり、幸福な人生とは、納得を積み重ねていくこと」。 病気の話は、コロナ禍での作家と父親の見送りにも触発されたが、 暗そうにみせかけて希望が必ず隠れている。見つかるよ幸福。きっとね! 兵庫県尼崎市出身。報徳学園高校卒業。 関西大学法学部と放送芸術学院専門学校を卒業の村瀬は、 DNA「司」主導は、根が真面目。 「司+牽」は、役割意識に優れ保身術もあり。 「司+禄」は、現実を良く観察し、人と人との橋渡し。 「司+龍」は、用心深く落ち着きを求める。 才能はこの「龍」で、庶民的な探究心。 「司+司」は、一見何を考えているか不明だからこそ、文章で補う。 「鉄+司+卯月」は、中身はとても熱い。 「午」年「鉄寅」は、出来れば真っ直ぐ進みたい。 生き方を表す伴星は「調」で、独創性溢れる奇異な人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「龍」で、常に次を考えている。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の山間の開花前のお花畑を走る トロッコみたいな軽便鉄道ながら市民の足。 生年冲殺なので、親の犠牲にならず仕事命が好ましい。 総エネルギー218点はそれなりも、自身の金性は僅か11点と身軽なところに、 木性が89点もあり、何をしてもだいたい生きていけるし、 火性45点はそれを支える稼働力になり、 創造力の土性も73点と、関西在住なのに関東を舞台にと使えるが、 特筆すべきは水性ゼロ(DNA鳳/調なし)ということ。 春生まれで水がなければ木性も育たないが、 発信力も無限大になるか、内容はともかくワンパターンかいずれ。 ないだけに必死に使うのはバランスをとるうえでも好都合。 あとは偏らずになるべく美しくいけるか否か。 年干支の「山午」は、強面で頼りがいあるが存外淡泊。 月干支の「草卯」は、地道でも鈍感。 そして日干支の「鉄寅」は、変貌自在。 干支番号構成は55-52-27と北方22点と南方を結ぶ鋭角領域で、 つまり作風は原則変化することなし。 後天運は、初旬「2歳陽辰」がDNA「車」で行動力の強化。 日支「寅」から月支「卯」へと繋がる春の方三位完成で賑やかしい。 内側から外へと力は良い流れ。 また81歳までは何をしても目立つターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まる。 2旬「12歳灯巳」は、DNA「牽」の害で、不名誉なこともあったはずの 思春期に学生時代。実際のところ、いわゆる就職はしていない。 3旬「22歳山午」は、DNA「龍」の10年運天冲殺。 前旬で落ち込みがあればあるほど、爆発的にあがるもので、 庶民性を強調した様々なエンターテインメントに関与した。 4旬「32歳畑未」は、DNA「玉」の10年運天冲殺で、落ち着き。 作家としてもデビューしてゆく。 現在の5旬「42歳鉄申」は、DNA「貫」の納音で過去の清算。 月干「草」の干合は進み行く方向性の変化で、 特別に光輝く仲間を意識していくだろうし、私的面の意識の変化もあり。 今後は6旬「52歳宝酉」が、DNA「石」の妥協なり政治力。 7旬「62歳海戌」が、DNA「鳳」のありえない水性成分の到来で、 年支「午」VS日支「寅」との間で三合会局が成立し、 現実は火性強化ということで、体調の著しい変化は脅威。 8旬「72歳雨亥」は、DNA「調」のありえない独創性で、 年干「山」の干合で火性強化に、地支との支合は木性強化。 前旬をなんとかやりすごしても、目まぐるしい変化には悲鳴をあげるのかも。 さて、村瀬は野人でなくとも偏りある宿命で、お笑い好き。 その技術を駆使した講演会で活躍しているが、 常に周囲にある笑いのネタを拾っている努力は感心するし さすがに「司」主導だけにマメだなと感じる。 「夏場の東京出張の際にとあるバーで知り合った、 現役の傭兵で従軍前夜に日本で警備のバイトしてた人が去り際に言った、 『やっぱ、夜勤明けに戦争はきついな』がぶっちぎりですね。」だもの。 とはいえ、前作「西由比ヶ浜駅の神様」が 韓国で発売されベストセラーになるなど鼻高々。 とはいえ、売れに売れた背景は害の10年明けの 20年間に渡る天冲殺のおかげであり、情報収集の成果。 これに対して、感謝なり奉仕なりが稀薄だと、いずれ厳しい時もやってくる。 この2年(22年/海寅・23年/雨卯)はありえない水性年で絶好調も さ来年(25年/草巳)は60年に一度の干合支害年。 お金や若い女性に躓けば一巻の終わりだからね〜☆ |
■2023年04月19日(水)灯未 |
中江有里の再婚は初沢亜利に運気献上という美談○ |
○89年(畑巳)のDNA「調」の条件なし天冲殺に、 アイドル雑誌「アップトゥボーイ」の美少女コンテストで優勝しデビュー。 女優や歌手として活動し、02年(鉄午)から10年(鉄寅)まで業界関係者と結婚! 06年(陽戌)よりは作家としての活動をしていた中江有里(73-1226/陽申)が、 林忠彦賞を受賞するなど気鋭の写真家・初沢亜利(73-0728/草丑)と 結婚したと「文春オンライン」が報じている。 東京都港区北青山出身で、上智大学文学部社会学科卒業の初沢は、 DNA「禄」主導の自己顕示欲の強い冒険家で、 「禄+禄」は、不器用で単独行動。「禄」×4もあり、唯我独尊。 「禄+龍」は、我が道を行くものの、やりたいこと一直線で犠牲がつきもの。 才能は「龍」で放浪。そのための浪費。 「草+禄+未月」は、子供っぽい引力本能でスポンサー受け良好。 「丑」年生まれ「草丑」は、硬派で孤独。 10年運初旬「7歳山午」はDNA「司」の害で、 ほぼ生涯ターボ運(子丑天冲殺廻り)回りで目立つが経済は追いつかず。 10年運天冲殺も初旬条件もないため、 大手メディアに目を背けるも玄人受け良し。 現在の5旬「47歳木寅」は、DNA「石」の仲間ありきの依存。 一方の中江も初旬条件などないが、現在の5旬「44歳畑巳」は、 月干干合の進み行く方向の変化ありの10年運天冲殺で目下絶好調。 今年(23年/雨卯)は、DNA「牽」の役割発揮で、 守護神方向で経済的に困窮した初沢の支援にでた格好で、 初沢はDNA「龍」の守護神年で、女性からはよくモテたそうだが、 「ついに腰を落ち着けたか」と祝福ムードも、内情はそんなもの〜☆ |
■2023年04月20日(木)山申 |
田辺青蛙○致死量の友だちどころか致死量越え |
○06年(陽戌)のDNA「石」年の 第4回ビーケーワン怪談大賞で「薫糖」が佳作となり、 「てのひら怪談」に掲載作家中で最多の5作品が収録された。 07年(灯亥)のDNA「貫」の納音年に 吸血鬼/ヴァンパイア文学800・アート夜想賞(今野裕一/選)を、 「杏の血」、「七つの子」で受賞。 08年(山子)のDNA「調」の条件なし天冲殺年に、 「生き屏風」で第15回日本ホラー小説大賞短編賞(08-0508/山申)を受賞。 10年(鉄寅)のDNA「司」の害年には「映写眼球」で、 みちのく怪談コンテスト高橋克彦賞を受賞。 同年には一休とんち大賞の審査員に就任。 11年(宝卯)のDNA「禄」年に、みちのく怪談コンテストを受賞。 以降、妖怪事情では上方ではその名を轟かせている 田辺青蛙(82-0802/灯巳)が、昨年(22年/海寅)の60年に一度の干合支害年の 03月20日(海申)の干合支合支刑日に 初の小説『致死量の友だち』を上梓している。 「ねえ、知ってる?熱砂西瓜って名前のミステリ作家がいるの。 毒殺ものをたくさん書いているから好きなんだけど・・・。 除草剤のモルラードって、20年前なら誰でも買うことができたの。 致死量は15cc。スプーン一杯でも口にしたら絶対しぬの。 解毒剤はなし。しかも苦しんで死ぬの」 一緒にあいつらに復讐しましょう。どうやって飲ませるかだけね。 凄惨な虐め、離散同様の家族――「死」を覚悟したとき、 傍らでささやく美しいクラスメイト。 彼女は毒を隠し持つ麗しい女王蜂だった。 「別に、生きていて欲しい人なんていない……」 「そう、なら皆殺しでいいのね」 学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。 母親に話をしても「虐めは虐められるほうが百パーセント悪い」 と信じているので、家でも亡き次兄ばかり忍ばれて孤立するばかり。 死をも考え、遺書を握りしめてバスに乗っていると 百合の花と紅茶に少し粉っぽい香りをした同じ学校の制服の子に出会った。 「あなた運動部でもないのに割と筋肉質よね。家で筋トレでもやっているの? 力を蓄えてあいつらの首を絞めてやるつもり?」と、 美しいクラスメイトの橘夕実から一緒に復讐しようと誘われる。 夕実も校内で悍ましい仕打ちをうけていたのだ。 学校内の監視カメラの位置や購買の利用率、女子の生理周期まで調べ、 あとは実行者として仕立てられたひじりは、その覚悟を試される。 夕実に誘われるまま、毒を使って仕返しを考えるようになったひじりは、 彼女から毒の知識を得ていくが、 美しい彼女へ憧れや恋に似た依存を強めていく。 私たちは学校では仲の良い素振りを見せない。 全世界70億人のなかで、ただひとりの大切な人が、 鴉のクウロというペット、一人暮らしのように見受けられる豪邸。 後で知ったことだが、母親は元薬剤師で覚醒剤中毒でこの世にいないらしい。 休日の図書館に忍び込む方法、使われていない農家の納屋から農薬を盗む! 保健室のベッドの下で潜んで目撃した壮絶な出来事。 そんな中、ひじりが絶望に打ちひしがれる事態が起こり、 思わぬ事件に発展してしまう。 その悲劇の裏にひそむ悪意にひじりは動揺しながらも、 男子13名女子12名の動向を探りながら、復讐の鬼と化すが、 この学園は呪われている。そして、ひじりの計画を知り 盗聴器を見せびらかして脅してくる謎の保健室登校の同級生。 ついには学園中を巻き込んだ大きな惨劇が発生してしまう。 私たちの毒を盗んで、同級生皆殺し?! ――その裏には驚きの事実が待ち受けていた。 「死んでなかったの?」驚愕の父親殺しに対照的な特徴をもつ・・・。 命がけの鬼ごっこ。唇に唇を重ねられ、苦い味が体中に拡がった。 「大丈夫よ。できるだけ長く遊びたいから。今日はこの手を握っていてあげる。 あたしに殺されなかったら、早く殺しに来てね。 できることならあなたの手で死にたいの」。 いささかはんなり怪談話より100倍面白い田辺の魅力を堪能してもらいたい。 岡山県の刀鍛冶、備前長船の末裔で、大阪府で誕生しながら、 京都府京田辺市で育ち、10代後半からニュージーランドオークランドで過ごし、 オークランド工科大学卒業後は、職歴等不明で 現在は大阪府大阪市都島区在住の田辺は、 DNA「鳳」主導で、比較的自己中心ながら怪談を広める使命に燃える。 「鳳+調」は、曖昧で相手を油断させながら、話を引きだす。 「鳳+石」は、がさつでズボラ。 「鳳+牽」は、お天気屋。 才能は「牽」になり、称号はやる気をもたらす。 「鳳+貫」は、時代整合性はいまひとつでも気にしない。 「灯+鳳+未月」は、生意気ながらアイデアに富む人生。 「戌」年生まれ「灯巳」は、仲介者であり妖怪と現世を繋ぐ。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生。 物事の始めの洩星は「石」で、共同で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、ほぼ趣味的領域。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の小さな湾を照らす双頭の灯台。 日中なのに灯台の灯りは無用なのに、特異な建築様式から注目されている。 総エネルギー294点は最強に近く鬱陶しいが、 年干「海」と月干と日干の「灯」が宿命内干合をおこせば、 年干は「木」月干と日干は「草」になりいささか柔軟性を持つ 干合木性天干一気となり、子丑天冲殺の上に目上を取り込んで 支配下におくような傾向もあり、それが怪談話収集には役立つが、 配偶者成分が年干「海」になるため、強力なライバルと奪い合う図式だが、 月干支の「灯未」の寅卯天冲殺より、当然のように子丑天冲殺が身強なので、 権威的な異性を好む傾向で、干合後結婚後の年干支は「木戌」的になるのに、 仕事を継続していくには結婚はある意味武器になる。 とはいえ自身の火性136点は身強で、主人公の名前の「ひじり」も、 語源は神聖な火を管理する者だ。 配偶者成分の水性は17点と弱く、結婚相手は常に危険にさらされる火の海で、 創造力の木性は18点と乏しく、発信力の土性は76点で、 引力本能の金性は47点のため、努力しても報われぬ傾向は否めない。 とはいえ創造力は木性天干一気で補われるので、 腰をすえての集中力あふれる仕事が望まれよう。 年干支の「海戌」は、旧家に生まれながら新たな流れを極める挑戦者。 月干支の「灯未」は、家系のやり残した因縁を実行。 そして日干支の「灯巳」は、先祖の運気を背負い家運絶頂に誕生し、 孫子の運まで喰って成功をもたらすが、一見人当たり良く内面頑固。 あれこれ手をださずひとつに集中して力を発揮し、 あまり広範囲な活動を行えずに近畿圏から出ることはない。 干支番号構成は、59-44-54で北方2点に西方1点の狭量範囲。 後天運は、初旬「9歳陽午」は、DNA「石」で妥協なり協調性和合性。 友人間に埋没する遅咲きの子供であった可能性強い。 2旬「19歳草巳」は、DNA「龍」で海外や放浪の庶民的挑戦に苦悩。 本人にとっては理想ともいえるデビューや結婚までしている。 3旬「29歳木辰」は、DNA「玉」で落ち着きで母親らしい子育て。 現在の4旬「39歳雨卯」は、DNA「車」の多忙。 今後は5旬「49歳海寅」は、DNA「牽」の干合支害で不名誉。 月干も日干も干合で変化するため、進み行くや自身方向の変化。 公的より私的面での動きが懸念。体調悪化も注意したい。 6旬「59歳宝丑」は、晩年のDNA「禄」の10年運天冲殺。 前旬で落ちるに落ちていれば、壮絶な上がりを見せる可能性あるが、 初旬条件がないところに、感謝と奉仕がなければその限りではない。 7旬「69歳鉄子」は、DNA「司」の10年運天冲殺。 前旬次第だが、変剋律もあるので、お金や家庭内苦労ありで、 地道で堅実で派手さのなさを体感する方向。 8旬「79歳畑亥」は、主導DNA「鳳」の対冲で、晩年の自己確立。 発信方法の変節に苦悩しながら、才能を磨く。 さて、田辺の夫はWEBエンジニアをしていた 07年(灯亥)のありえない火性年に文學界新人賞を受賞し、 野間文芸新人賞(10年/鉄寅)や芥川龍之介賞(12年/海辰)等を受賞している 円城塔(72-0915/畑酉)だが、共通干はかろうじてあるものの、 どこに知り合ったか円城の惚れた弱みか 結婚は10年(鉄寅)の円城のDNA「調」の条件なし天冲殺の夢の中で、 こともあろうに年下の田辺が目上剋しの子丑天冲殺という超のつく逆縁で、 さらには、干合木性天干一気であり集中力で仲間を呑み込む いくらその威力を弱まる田辺の害年に結婚といえども、 夢の中でそれまでの本拠地としていた東京から、 円城が住まいを移したのだから、呆れてものが言えない。 いわゆる授かり婚の性別不能の子供は小学校高学年。 これでは二人の足を引っ張るばかりで、 17年(灯酉)の円城のありえない火性の刑年で田辺の大半会年に刊行された 「読書で離婚を考えた。」では、夫婦に正解はないなどいいながら、 読書感想文を交換しあえば、いまよりもっと相互理解が進み、 仲良くなるのでは――? そんな思いで始またことも、あえなく失敗。 円城が「1週間だけ、暇なときでいいから、ご飯作ってみて。 そうしたら僕の気持ちもわかるかもしれないから」って言ったら、 「そんなことを言う人とは暮らせない!」と田辺が返す始末で、 いくら多様性ありでも、円城が思いのほか活躍できていないのが、 残念でならないし、それは田辺についても同じ事。 22年(海寅)の60年に一度の田辺の干合支害年と円城の忌み神天冲殺年は、 表面的には乗り切った模様だが、夫婦の動向や子供についての話題も 特に語るわけもなく、芥川賞作家がカクヨムが主戦場という按配で、 もう一廻りして子供が成人でもする頃には、跡形もなくなっているだろう。 なお、田辺の怪談はそこまで怖くないソフトタッチなので、 私生活やこの小説のほうがよほど刺激ありと伝えておきたい〜☆ |
■2023年04月01日(土)畑丑 |
北尾トロ○人生上等!未来なら変えられるにこめた冷静 |
○5年かかって大学を卒業後、フリーター、 編集プロダクションのアルバイトを経て、26歳でフリーライターとなる。 30歳を前にして北尾トロの筆名で原稿を書き始め、 99年(畑卯)の主導DNA年よりは、インターネットを利用した オンライン古書店「杉並北尾堂」を始める 40代に入って裁判の傍聴を始め、後半からは、 日本にも「本の町」をつくりたいと考え、 08年(山子)のDNA「龍」年に仲間達と長野県伊那市高遠町に 「本の町プロジェクト」を展開。 10年(鉄寅)のDNA「貫」年にノンフィクション専門誌「季刊レポ」を創刊。 編集発行人を務め、15年(草未)のDNA「司」の干合支害年まで 20号を発行して終刊。「裏モノJAPAN」での裁判傍聴の連載記事は 好調でメディマミックス化を展開するなど、 多岐にわたって活動する北尾トロ(58-0123/鉄子)が、 02月08日(灯酉)のDNA「牽」日に、 『人生上等!未来なら変えられる』を刊行している。 過去は変えられないけど、未来なら変えられる!人生上等! レディース暴走族「魔罹〜」の総長は、出所者たちのマリアになった! 二度の服役経験がある栃木県那須塩原市の建設請負会社社長、 廣瀬伸恵(78-0824/山午)の激動の痛快半生を描くいた本書は 映画やドラマを上回るようなスピードで悪の道を突っ走り中学2年生で家出! 温泉街のコンパニオン、ヤクザによる監禁を経験! その後レディース暴走族を結成。暴力上等で組織を大きくした! やがて覚せい剤の売人になり経済は豊かになろうと二度服役! だが二度目の服役中に獄中出産すると、 子供のためにと、がらりと生き方を変えた! ところが、まっとうな仕事をしたくても、 職場で素性がばれると居場所がなくなる! ようやく受け入れてくれたのは、建設業界! やがて建設請負会社を起業し、さまざまな出会いにも恵まれ、 刑務所の出所者を雇用し、場所を提供するようになる! 裏切られることも多いが「私は決して見捨てない」と、 従業員のために寮を確保し、毎日ご飯をつくる。 これまでの従業員のほとんどが出所者だ! 長年筋金入りの裁判傍聴者として、犯罪者に慣れている著者の 北尾にとっても、驚愕の連続! 廣瀬が悪に走り、劇的な更生を遂げたのはなぜか! そしてこれからの計画は! 福岡県北九州市小倉区育ち。父親の転勤に伴い小学校の頃は九州を転々。 中学二年時に兵庫県尼崎市に転居。さらに高校二年時に東京都立川市に転居。 東京都立日野高等学校、法政大学社会学部を一年留年して卒業。 大学進学時には、東京都世田谷区経堂や東京都武蔵野市吉祥寺北町をはさみ、 東京都杉並区内の阿佐ヶ谷、高円寺を転々。 93年(雨酉)のDNA「調」年に結婚を機に東京都杉並区西荻窪北に転居、 その後12年(海辰)のDNA「鳳」の天冲殺年から 20年(鉄子)の律音の人生の折返し地点まで長野県松本市に、 同年、埼玉県日高市在住の北尾は、DNA「玉」主導で、気分転換不得手。 なので引越が多かったり、取材に走る。逆転の発想。 「玉+石」は、人付き合いの中に意味を見いだす。 「玉+調」は、何でも知ってるようで知らないが、 そのくせ世間知らずを装いながら、ある意味オバサン気質を磨き、 相手の懐にとびこみ本音を探る。 才能はこの「調」で繊細な丁寧な取材力。 「玉+牽」は、用心深く何度も確認。 「鉄+玉+丑月」は、何よりも確証が大切。 「酉」年生まれ「鉄子」は、自分に正直。 生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味みたいな人生。 物事の始めの洩星は「牽」で、目上の引き立て。 締めにあたる導星は「調」で、気に入ったことだけする。 宿命の特長は晩冬深夜二時頃の出番を待つ渡し船。 総エネルギー176点は自身の金性71点であろうと圧は感じず。 水性75点は水辺。守護神15点は仄かな灯り。土性15点は係留される泥地で、 木性ゼロ(DNA禄/司なし)は、顧客なしで待ちの状態。 配偶者成分も皆無なので、風来坊のように取材に行く。 その気になれば発動機を回して動ける態勢も、落ち着きはなし。 年干支の「灯酉」は、浪花節的面持ち。 月干支の「雨丑」は、辛抱あるのみ。 そして日干支の「鉄子」は、自己愛、自己陶酔。 干支番号構成は、34-50-37で西方2点に北方1点で、 東方南方欠けは、特に明るいものを好むわけではなし。 後天運は、初旬「6歳海子」はDNA「鳳」。 伴星にあたる、ゆとりでありのんびりで趣味に出会う。 2旬「16歳宝亥」は、DNA「石」の友人知人という人脈拡張。 日支「子」VS月支「丑」に連なる方三位で、着実。 3旬「26歳鉄戌」は、DNA「貫」で生きたいように生きる。 この最後の93年(雨酉)の月干支「雨丑」の大半会年に結婚も、出会いは不明。 4旬「36歳畑酉」は、DNA「玉」の主導DNA方三位で自己確立。 5旬「46歳山申」は、DNA「龍」の改良改革気分の半会で、 進み行く方向、目下の変化は「雨」が「灯」になり、娘の誕生が守護神的! 環境も良き方向に向かうが、あまりにも結婚から時間の経過があり不安! 現在の6旬「56歳灯未」はDNA「牽」の害で、ありがた迷惑。 月干支「雨丑」の天剋地冲は、立場の変更で、 本書のような表面的に難儀な役割を体験する仕事もありか。 今後は来年(24年/木辰)のDNA「禄」の引力本能強化半会天冲殺より始まる 7旬「66歳陽午」は、DNA「車」の天剋地冲は、大逆転。 より稼働力があがり燃焼効率は良くなるが、危険ではある。 8旬「76歳草巳」は、ありえない木性のDNA「司」の干合10年運天冲殺。 最晩年ながら、年支「酉」VS月支「丑」のからむ三合会局もあり、 仕事や社会貢献の面で大注目されるのではないだろうか。 さて、ここでは当然のように廣瀬伸恵にも触れておきたい。 総エネルギー265点の全身子丑天冲殺で親分肌の「山午」で、 年干支VS日干支の律音は表裏なしで人生が二分する。 初旬「5歳畑未」のDNA「石」の支合で人脈づくりに長け、 家庭が面白くなく、ヤンキーの先輩連に憧れレディースに! ヤクザに監禁され覚醒剤漬けにされるが、そこは警察に通報せず、 父親を上手に利用して、最悪の事態を逃れる。 悪さを覚えて待ち運を活かせば、売人として一時ながら成功も理解可能。 ただ、木性ゼロ(DNA車/牽なし)で、自尊心皆無なのでお縄に。 とはいえ伴星「司」は地道に生きれば、頼られる存在で敵なし。 あとは、目上剋しの子丑天冲殺がの相手が同格ないし、 が県内最大の暴走族の総長で釣り合いは良さそうに見えて、 年上と一緒になったのが失敗のもとで、問題はそこだけで、 (本人は経産で太って嫌われたと述懐するが山は肥えてこそ本物) 刑務所内での出産や、苦労すればするほど成功の度合いも違う。 真っ当に生きてからは、前ありの者達の「母ちゃん」として 慕われれば自然界の応援で、それこそ「山」のような存在になるのは必定。 鍛えられればそのぶん伸びる子丑天冲殺らしく、懲役も糧。 離婚もして人材や人脈も削がれたが、あらかた取り返し、 片腕も育ってきたのは、廣瀬の器の大きさ。 今では出所者の受け皿で、土木作業事業者としても盛況だ。 実姉は大学に進学して、社会福祉などの資格をとって独立も、 陰陽関係が明確にでており、分かり易い。 廃業したビジネスホテルを買収して 更生施設兼従業員寮までこさえて未来も考えている。 年上の北尾が、辛うじて取材ができたのは、 北尾に廣瀬が冲殺範囲をもたれていることと、 方向性こそ違えども、共に木性ゼロという共通項あってのものか。 とはいっても北尾も萎縮したには違いない。 なお、このような子供が生まれるのは親の結婚によるものだが、 その親も貧困にあげく祖父を反面教師にした父親が 仕事人間で財を築くも外に女性をつくり、 あっけなく母親がでていく形で離婚しているのだから、 (母親経営の飲食店が絶好の前科持ち女子の更生場所にもなった) 始めから一緒になるような仲ではなかったのだが、 それをいったら今さらで、子供は成功するか破滅するか否かの人生で、 見事這い上がってきて、世のため人のためなのだから申し分ない。 人生上等なのだ! ところで、北尾は木性ゼロ(DNA禄/司)で飄々とした売りはあるものの、 引力本能は原則ないため、配偶者成分皆無。 とはいえ「玉」主導は安定志向でもあるので、 どこかでありえない引力本能を無限大に発揮して結婚に至った模様も、 さすがにありえないものだけに、夫人は農業に興味を持ち、 おそらくは娘も都会へでていってしまっているのかもしれない。 多くの人と接触する機会があるとはいえ、 昨年(22年/海寅)は守護神年干「灯」が点滅し、コロナに罹患もしている。 そこらには生き方に無理や陰りはなかったであろうか。 感謝と奉仕がないならば、仕事を通じての社会貢献がバランスをとる。 まだまだ試されるに違いない〜☆ |
■2023年04月24日(月)海子 |
鈴木涼美○ギフテッドに望まれる落ち着き |
○09年(畑丑)のDNA「牽」年に新聞社に就職し、 13年(雨巳)の天冲殺害年に提出した修士論文が 「AV女優の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか」 として書籍化され話題になり、14年(木午)のDNA「鳳」年に新聞社を辞し、 「身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論」を刊行。 17年(灯酉)の主導DNA「司」年に同作が映画化された 鈴木涼美(83-0713/海寅)。 以降、煌びやかな肩書でメディア出演し、 夜働く女性たちに関する問題に切り込み。 人生の折り返し地点だった22年(海寅)度には、 「ギフテッド」と「グレイスレス」が 立て続けに芥川賞候補となったが、 ここでは昨年07月15日(畑巳)のDNA「牽」の天冲殺害日に上梓された 『ギフテッド』を取りあげる。 「あと一篇だけ、詩をかき上げたいの」と電話越しに母は言った。 「病院のベッドの上ではそれが無理なの。わかるでしょう。」に こめられた特権的な意識を嗅ぎ取っても、怒る気持ちも苛立ちもなかった。 歓楽街の真っ只中に暮らす25歳になるホステスの主人公が、 老舗料理屋の三人姉妹の長女で、 重い病に侵され先の短く過去に詩人でありかけた 望むような崇高な成功を収めなかった母を引き取り看病をするが、 ほどなく病院に戻ることになり、 彼女は仕事を辞め母親の死に向き合い、その死を迎える。 17年間一緒に暮らした母は酒場で唄を歌いながら シングルのまま主人公を産み育てるかたわら 数冊の詩集を出したが、名前が売れることはなく、 濃厚な死の匂いの立ち込める中、彼女の脳裏をよぎるのは、 少し前に自ら命を絶った女友達のことだった。 彼女の飼っていた犬はどうしたのだろうか。 思いがけない父ではない母への来訪者、 親娘にも見えてしまう中年男性の母との思い出話に、 母へのそれとなく重さのわかる贈り物。 本物の父親は母親より20歳以上年上の演出家で女優の妻がいたが、 時々お金をくれていたが母親にばれて禁じられた。 そして16歳の時に父親は亡くなった。 夜の街の住人たちの姿を迫真のリアリティに迫りながら 妥協をしない天涯孤独となった主人公の生き方! 新感覚の日本文学が受賞に届かなかったのは、文章は練り込まれていようと、 このテーマにあえて賞は贈れないというものだろう! 多様性もあろうが天賦の才能も集団に馴染めぬも紙一重と言おうと、 それがタイトルというのも、賛同が得られなかったのかもしれない。 東京都中央区出身で、89年(畑巳)のDNA「牽」の天冲殺害年に、 神奈川県鎌倉市に転居。93年(雨酉)から父親の外遊に同行して渡英。 ロンドンハムステッドの私立女子校セント・マーガレット・スクールに通学。 清泉小学校、清泉女学院中学校、明治学院高等学校を経て、 慶應義塾大学環境情報学部を卒業し、 東京大学大学院学際情報学府の修士課程を修了。 ハミダシ運なばかりか夢と毒の影響もあり居所が定まらず、 神奈川県横浜市中区(馬車道、関内)を経て、東京都世田谷区北沢、 東京都港区芝浦、東京都港区白金、東京都港区新橋、東京都港区六本木、 東京都港区西麻布、東京都渋谷区広尾、東京都新宿区百人町、 東京都渋谷区神宮前など引っ越しを繰り返す。 09年(畑丑)のDNA「牽」年に日本経済新聞社に入社。 都庁記者クラブ、総務省記者クラブなどに配属され、 地方行政の取材を担当するも、14年(木午)のDNA「鳳」の半会年に 退社した鈴木は、父親は舞踊評論家で翻訳家の鈴木晶(52-0802/鉄辰)で、 母親は児童文学研究者で翻訳家で故人の灰島かり(50-0602/山辰)で 「司」主導は、純粋で一人で生きて行くより、 街や交際相手と一体感を維持したくて、その都度引越を繰り返す。 「司+鳳」は、他人とは一線を引けるが 私的交流相手や家族とは距離があろうと意識する。 (実際は冲殺範囲をもたれている) その意味では、個人を大切にするという気持ちあり。 才能は、この「鳳」でバランス感覚のある中庸心。 「司+車」は、猪突猛進で周囲を翻弄するし利用されもするが、 反撃は素早い。 「司+石」は、大器晩成で仲間を意識する。 「司+牽」は、発展家なのに保身術あり。評論家的精神。 「海+司+未月」は、子供みたいで甘え上手。 「亥」年生まれ「海寅」は、正直者。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動で実は孤独。 物事の始めの洩星は「石」で、共同で始めるが、 締めにあたる導星は「車」で、マイペースでなかったことにする。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃にスコールのような雨が降る 孤島に押し寄せる「海」で、総エネルギー217点はまずまずで、 自身の水性は66点で弱くはないが、ハミダシ運の辰巳天冲殺ばかりか、 金性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人のため、親縁あるようでなし。 理由の是非はともかく持続力が稀薄なため、記者も志半ば。 とはいえ無限大の創造力を発揮することは可能だが、 取材や体験による周辺の事情が題材になりやすい。 とはいえ木性の70点は工夫がいっぱい。 年支「亥」VS月支「未」の半会で木性強化ばかりか、 日支の「寅」は強い木性のために、地支木性一気格的であり、 海底に張り巡らされた木性のネットワークに支えられている。 火性の33点は見合う異性には、簡単に遭遇せず。 放浪しながら、その時その時を精一杯生きる。 年干支の「雨亥」は、自己の領域で勝負も存外小心者。 月干支の「畑未」は、じゃじゃ馬のような略奪者。 そして日干支の「海寅」は、表面温厚で、内面自意識過剰。 自分が一番でないと気が済まない自信家。 干支番号構成は、60-56-39で北方と西方の狭量領域で退廃的ムード。 後天運は、初旬「9歳鉄申」がありえない金性のDNA「龍」。 海外でも暮らし、金性の恩恵をフルに受動する。無限大の頭脳も鍛えられた。 また48歳迄はターボ運(子丑天冲殺廻り)で、何をしても目立つ。 2旬「19歳宝酉」も、ありえない金性のDNA「玉」で、 ひとつの流れに入りこみ、毒になったか薬になったかはともかく 縁の薄い体験ばかりで、鍛え上げられる。 3旬「29歳海戌」は、DNA「貫」の大半会で大成果で、独立独歩。 あっさり組織から離脱して、自分らしさ満開の生活を送る。 現在の4旬「39歳雨亥」は、DNA「石」の協調性和合性の仲間作り。 年干支の律音は、本気で仕事に打ち込む姿で、仲間を思いやる。 仲間のために、立ち上がるということもあるだろう。 楽をして丁寧さに欠け薄まらねば、良い形に持ち込めるはず。 今後は5旬「49歳木子」は、DNA「鳳」の趣味の人生。 月干干合もあり進み行く方向性の変化。 気持ちは不安定ながら、発信力の強化で勢いは未知数。 6旬「59歳草丑」は、DNA「調」の反発反抗。 月干支の天剋地冲もあり立場も変わる。 7旬「69歳陽寅」は、DNA「禄」の自己顕示欲強化に感謝と奉仕。 8旬「79歳灯卯」は、DNA「司」の主導DNAで自己確立。 華々しい経歴、話題性のある行状、そして意外な心情。 ある意味時代により添うような姿勢は歓迎傾向なのだろうが、 候補にあがりながら、受賞できぬ理由はあからさまだ。 繰り返すが、辰巳天冲殺が親と似たような仕事に進めば、 現実的に独立していようと、またハミダシ者が家系にかかわる 母親への気持ちをを素材に扱った時点で、遠のく。 金性ゼロ(DNA龍/玉なし)なのだから無限大に使用できるのは、 取材力であり創造力であり、そこに自然界の応援はない。 そしてないからこそ、話題作りもして組織から飛びだしたのだが、 日干「海」から年干「雨」を仕事面でとらえれば協調性和合性だろう。 豊かな発信力があろうと「司」主導がその気になってしまえば、 本来なら覆面的に活動をしていれば、浮かぶ瀬もあったろうが、 それが出来ぬ事で森羅万象不可思議な存在も稀薄になったろう。 主題に対する姿勢もさることながら、経済優先の結果、 栄誉を取り逃がしたうえに、 ありえない守護神金性年(20年/鉄子・21年/宝丑)がピーク。 いくら動ける「司」主導でも、腰を据えて仕事に取り組んでほしい。 あとは来年(24年/木辰)に開き直って全部さらけだせるかどうかだろう〜☆ |
鈴木涼美○83-0713 |
海畑雨鉄 寅未亥※+9 石牽車司鳳(司主導) 木性(70)火性(33)土性(48)金性(00)水性(66)/総合217 辰巳天冲殺/ターボ運(〜48歳) 主導DNA三合会局干合(79歳灯卯/地支半会支合木性一気格 木性過多/火性脆弱/金性ゼロ(野人)/水性過多 +9歳鉄申/19歳宝酉/29歳海戌/39歳雨亥/49歳木子/59歳草丑/69歳陽寅/79歳灯卯〜 |
父親・鈴木晶○52-0802 |
鉄灯海海 辰未辰+2 鳳牽龍玉龍(玉主導) 木性(78)火性(52)土性(82)金性(22)水性(50)/総合284 申酉天冲殺/天冲殺(2歳山申/12歳畑酉) 主導DNA支合(12歳畑酉)/納音(22歳鉄戌)/ターボ運(62歳〜) 木性過多/土性過多/金性脆弱 +2歳山申/12歳畑酉/22歳鉄戌/32歳宝亥/42歳海子/52歳雨丑/62歳木寅/72歳草卯〜 |
移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 3 年/ 雨 卯 |
23年01月分● 23年02月分● 23年03月分● 23年04月分● 23年05月分● 23年06月分● 23年07月分● 23年08月分● 23年09月分● 23年10月分● 23年11月分● 23年12月分● |
コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
さ く い ん ○ |
BEHPは書体設定を明朝体にしてご覧になられるのを推奨しています○ |
プラウザのバックを使ってお戻りください○ |
清く正しく美しく○BEハレ幸せ発電所→運命向上委員会 |
○実践的運命改良サロン Copyright(c)1994→2024 birthday-energy.inc. |