清く正しく美しく○幸せ発電所→BE●移動祝祭日↑
BE●苺1BE●苺2
 ■小さいけれど、大きく育つヒント。
運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆
2 0 1 5 年(草未)●11月 灯亥 // 移 動 祝 祭 日
 
11月分一覧 (2015年目次)
オキシタケヒコ波の手紙が響くときに一杯食わされた(2015_1101)
小前亮残業税 不条理な税と担当公務員の笑える正義(2015_1103)
岸本葉子カフェ、はじめますの甘〜夢の中(2015_1105)
こざわたまこ負け逃げにもきっと勝ちはあり(2015_1109)
田中経一歪んだ蝸牛のはぐれ部分(2015_1116)
賽助はるなつふゆと七福神の妖怪退治に毒いっぱい(2015_1121)
倉知淳片桐大三郎とXYZの悲劇の濁った正体(2015_1125)
 
■2015年11月01日(日)宝巳
オキシタケヒコ波の手紙が響くときに一杯食わされた
オキシタケヒコ//波の手紙が響くとき○BE
○90年代からゲームプランナー、ゲームシナリオライターとして、
テレビゲーム開発に携わり、代表作にPlayStation 2用ゲームの
「トリノホシ〜Aerial Planet〜」などがあるが、
体調を崩して第一線より退き、専門学校でゲーム企画について教えながら
11年(宝卯)のDNA「
」の条件あり天冲殺年に、
「What We Want」で第2回創元SF短編賞最終候補。
12年(海辰)のDNA「
」の変則方三位年に、
「プロメテ
スの晩餐」で、第3回創元SF短編賞優秀賞を受賞し、
DNA「石」年の昨年(14年/木午)からは、ライトノベルにも挑戦している
オキシタケヒコ(73-0310/草巳)が、13年(雨巳)から14年(木午)にかけて、
雑誌「SFマガジン」などに掲載された4篇に、書き下ろしを加えた
波 の 手 が 響 く と きが、05月25日(宝丑)に上梓された。

同作は、音声録音だけが手がかりの失踪人探し
深夜に囁かれる幽霊の声の調査・・・など、
零細企業の音響研究所には、今日も
ワケアリの難事件が舞い込む。
幼児期の交通事故が原因声変わりがしていないという理由で、
天使の声帯を持つ所長に、その幼馴染みで口を開けば罵詈雑言の音響技術者、
そして二人にこき使われる雑用係の元気な女性社員。
掟破りなサウンド・プロファイリングが、
」に潜む人々の切ない想いを解き明かす
さらに、彼らと
因縁浅からぬトラブルメーカーのミュージシャンが、
生みだした
不思議な音色の謎が事件を濃く深くしていくという
個性的な解析チームが東奔西走するSF的音響事件簿だが、
時折、
たたみかけるような専門用語が洪水のように押し寄せてきて、
面倒な部分は、なぞる程度にしていけば、
その
音楽を聞くと水に対する飢餓感が強まり
海に行きたいとしか思えなくなってくる話にしても、
聴くと耳が難病に侵されるという、ありえなさそうな設定の表題作にしても、
心地良い眠りに誘われる、時代背景も不明な不思議で感傷的な作品群
もっとも、
最後の落ちがこの作家らしい方向性すぎて、
やはりそこに行くかとなるのは、評価のわかれるところ。
完全無欠だと思っていたけどね(爆)。
ま、
ひねりは微妙も、好きな人には、たまらない風合いなのだね。

徳島県出身で、月支「卯」と日支「巳」のからむ変則方三位年の
DNA「玉」の教えることがテーマだった12年(海辰)より、
専門学校で教鞭をふるっており、
TVのない場所@たぶん大阪」より発信するオキシは、
」冲殺主導でマイペースを貫き通せぬ性癖
往生際が良くないのか、執念深いというよりは、
他者から何らかの力が加えられて、不安定になる。
「貫冲+龍」は、
妙に派手な部分は浪速色満開だろうし、
その気になれば、
ぶっきらぼうだが、即座に打ち解けたふりは、
お手の物だが、我慢ならずで
口は軽めだろう。
「貫冲+司」は、
慌て者のくせに、抜け目の無さもあり。
才能は、この「」だが、真面目な顔をして冗談を並べたり、
真っ当な感覚ではなく、地味そうに見えて、
工夫がとてつもなく凝らされていたりする。
「貫冲+貫」は、
開放的で隙だらけに見えるが、
近づきすぎると、併走しながらしのぎを削り、
どこまでも、
絡んでくるので始末におえず
「草+貫冲+卯月」は、
苦難の人生を味わうことにより、
桁違いの成功も無きにしも非ずだが、
鈍さが加速されるだけで、
時折
あらぬ方向に舵を切りすぎるのが難点。
「丑」年生まれ「草巳」は、
わがままで甘ったれ
調子の良さに引きずられると、依存されるばかり。

宿命の特長は、仲春午前六時頃の川縁遊歩道の雑草
遠目には美しい野草だが、それはハッタリにすぎず、
実際は「
はこべら」や「たんぽぽ」が群生していると思えばわかりやすいが、
戯れに引き抜こうとすれば、(生月冲殺という)
落とし穴があるので、
存在は認めても、密着したり、へたに好奇心は持たぬのが得策。
蛇足ながら、常に
オレンジ色を好んでいるようだが、
宿命にそのオレンジを表す「」はなく
守護神は日支「巳」内の「」なので、本来は赤色を好むのが自然である。
とはいえ、総エネルギー217点中守護神の火性はわずか24点で、
引き出しは、興味のある分野のみ
水気が多く、
現実的ではない部分も少なくないが、
表現手段は、音響であったりゲームであったりと、
冒険はせず。
その意味ではわかりやすく、
期待を裏切らぬ姿勢
年干支の「雨丑」は、時間がかかり、まどろっこしく、気まま。
月干支の「草卯」は、鈍いが真面目な努力家。
そして日干支の「草巳」は、
恋愛の達人であったり、
その逆で
潔癖症の完全主義者だったりする。
干支番号構成は、50-52-42は西方から北方への意外に狭小領域。
やはり、脱線しながらもSF愛なのであろう。

後天運は、初旬「1歳木寅」が、年支「丑」と月支「卯」を繋ぐ、
DNA「
」の10年運天冲殺ながらも成立したので、
幼少期に通常人とは異なる、
屈辱的な経験をした可能性あり。
2旬「11歳雨丑」は、DNA「
」の半会で、生地を後にして結果をだす。
年干支に所有しているので、振り切るものはあっても、
自分のなかではすんなり改良できた見込み。
3旬「21歳海子」は、DNA「
」の組織に所属するなり、
何らかの流れに入るか、徳島との確執など。
あいにく塩水は植物には天敵でもあるのに、思うように成長したとは言えず。
4旬「31歳宝亥」は、DNA「
」の身を傷める天剋地冲で、
息の根を止められたような状態で、過去をひとまず清算。
ゲーム業界から、書く側にまわってガラリ一変の人生。
現在の5旬「41歳鉄戌」は、DNA「
」の名誉。または変身
その結果、
特別意識の強い感覚となる。自身も進み行く方向も共に変化。
権威や異性の力によるところが大であろう。ただし、生月冲殺でもあり、
自己発揮ではなく、何らかの管理下におかれた状態でないと、
評価もたいしたものではないだろう。
6旬「51歳畑酉」は、年支「丑」に日支「巳」がからむ
DNA「
」の三合会局で、前旬で成長すれば、
ひとつ上の舞台で、人気者になるであろうし、
元の場所に戻るようなことであれば、
金銭物質にまつわるトラブルや投資や散財の果て、情けない姿をさらす。
7旬「61歳山申」は、DNA「
」の支合で、争いがつきものの金銭欲だが、
年干「雨」と干合すれば、年干は「灯」、10年運は「陽」となり救い。
すなわち、表向きな変化を受け入れれば、まずまずの時期。
8旬「71歳灯未」は、DNA「
」の守護神も、
さすがに、力は萎えているが、熱い老い方であろう。

さてオキシは生月冲殺である。生月冲殺は、自己発揮をすればするほど
原則的に社会的な立場は上昇せず
それでも組織に所属しているならばともかく、
あれもやってこれもやっては全く似合わない
意志決定も自分ですべきではなく、
マネージャーなり編集者の意のままでないと、
才能も運気も磨かれていかないのが通り相場
」冲殺主導だから、質が悪く何でも自分でやってみたいだろうが(笑)、
それが劣化へのサイン。おそらく、過去に体調を崩したのも、
組織にいながら自己発揮したのではないかという懸念がある。
ところがである。
現在のオキシは、
サイトの運営にも熱心のようだし、
常日頃、
バイクで移動し、SNSまで頻繁に更新しているどころか、
仲間内でリツイートしあっている始末
これでは残念ながら、
限定されたコアなファンには指示されても、
広く認められていくようには絶対にならない
名誉がテーマの10年運にしては、この生き方を改めぬ限り、
来年(16年/陽申)が守護神支合年、さ来年(17年/灯酉)が守護神三合会局年という
60年に2年だけある至福のときになるが、楽しみかも知れないな☆
オキシタケヒコ73-0310
草雨陽
巳卯丑-1
龍貫司貫龍(貫冲殺主導)
木性(78)火性(24)土性(45)金性(26)水性(44)/総合217
寅卯生月冲殺/変則方三位天冲殺害(1歳木寅)
天剋地冲(31歳宝亥)/三合会局(51歳畑酉)
木性過多/火性脆弱/金性脆弱
-1歳木寅/11歳雨丑/21歳海子/31歳宝亥/41歳鉄戌/51歳畑酉/61歳山申/71歳灯未〜
02(草)●BE
 
■2015年11月03日(火)雨未
小前亮残業税 不条理な税と担当公務員の笑える正義
小前亮//残業税○BE
島根県松江市生まれ。東京大学大学院人文社会科系修士課程を修了。
専攻は
中央アジア・イスラーム史
歴史学者として当然のように歴史小説家となり、
最近では、
NHK朝の連続テレビ小説主人公の伝記
広岡浅子 明治日本を切り開いた女性実業家を刊行した
小前亮(76-0212/雨巳※)が、DNA「」の天冲殺の夢の中ということで、
仲間(相棒か)や組織をテーマにしたと言っても過言ではない
』を、08月20日(山辰)の主導DNA」日に上梓した。

同書は、21世紀に入り日本国で「残業税」なるものが導入されたという設定で、
本人によると「
現代社会を蝕むブラック企業やサービス残業の問題に、
斜め上から取り組んだ、渾身の一作
」で、
煙草をやめさせるためにたばこ税があるなら、
肥満を減らすためにポテトチップス税があるなら、
残業を減らすために残業税があってもいいじゃないかという切り口で、
残業税が導入され、
労働改革がなされつつある社会を舞台にしている。
その制度の一部を紹介すると、残業税の税率は、月
40時間までが20%
80時間までが40%、それを超えると80%
これが残業代(法定時間外であれば休出手当なども含む)に
課税される。
例えば法定外の残業をして2.500円の収入があれば、
労働者は250円の税金を天引きされ、
使用者は天引き分を含め500円の税金を納めるという
労使折半で、
税金は
源泉徴収されるのだが、サービス残業脱税であり、
労使ともに処罰されるが、違反を
労働者が告発した場合
および税務署の調査に協力した場合
免除され税の支払い義務は使用者に移る。
中野税務署所属の34歳
バツイチの残業税調査官(通称マルザ)と、
正義の味方を気取った人畜無害な体育会系の20代後半の労働基準監督官が、
二人一組で組織の壁を乗りこえ、
不正を取り締まるのだが、
この両者は一般的に信頼感がないという中で、
どのような摘発が繰りひろげられるか。
また、専門性と公共性の高い公務員は、除外職あるいは免除職と言われ、
残業税が免除。これには、警察官、消防士、自衛隊員、教師、
残業税調査官が該当され、民間にも免除制度はありという、
都合の良さ
ホワイトカラーエグゼンプションの対象となる
年収1.500万以上の給与所得者は、残業の概念がないので残業税もなし。
さらに、残業税導入と引き替えに、
法人税実効税率は20%となり、
解雇規制緩和不当解雇の金銭補償制度が導入されている等々(作者談)。
このような制度下で、
ブラック企業と戦
真面目に摘発に取り組むあまり、離婚してしまった
少々トホホな陰のある残業税調査官とスポーツおたくの熱血労働基準監督官の
凸凹コンビの活躍を描くのが本書で、舞台は東京都中野区管内であり、
ターゲットは、
外国人研修制度を利用した単純労働の脱税摘発というものから、
居酒屋デザイン事務所エステサロンなど、かなりありきたりの業種。
居酒屋は客が居残れば、やすやすと店は閉められぬし、
デザイン事務所も良い仕事をするためには、時間の縛りはつらかろう。
さらに、
エステサロンなど人件費抑制のために、
偽装請負の個人事業主にさせている具合で、このあたりは話がわかりやすいが、
ひとつくらいヒネリを効かせた職場があっても良かったが、
感動はともかく、そこそこ読みやすい、
真面目だが楽しくもある話である。

島根県松江市生まれ。東京大学大学院人文社会科系修士課程在学中より
歴史コラムの執筆を始め、卒業後は、
作家の
芳樹(52-1022/宝丑)が主宰するライトスタッフ入社。
田中の勧めで小説の執筆を始め、05年(草酉)のDNA「
」年に、
中国歴史小説
で作家デビューした小前は、
千葉県流山市在住で、東京は中野区まで律儀に通勤しているのは、
DNA「
」主導で、自尊心高く役割意識に長けており、
勤め人にも向く体質からか。
「牽+鳳」は、一見温厚で誠実も、
規律優先
お天気屋な側面もあるが、わかりやすい人物でもある。
本書主人公のような
公務員にも向いている
才能はこの「」で工夫。風流だが、少々一般人とはズレあり。
「牽+玉」は、まずは
伝統や決まり事第一とし、
そのなかで
実験的な取り組みを行う。
」×2頑固なまでに歴史に通じ
極めて
静かな環境で執筆することを好む
アイデアに富むが、細かな交渉事は得手ではないので、
書くことに専念するためには、事務所所属は賢明であろう。
「牽+司」は、
保身術優秀の傍観者的様相。
中間管理職、実行責任者みたいなものだが、
現場には行かずとも、的確な指示はだすはず。
「雨+牽+寅月」は、まとまりに欠け、結婚は不向きも、
(結婚は)出来ないどころか出来るだろうが、
幸福になれる相手と結ばれるかは別物で、
「辰」年生まれ「雨巳」は、
曲がったことは大嫌い
まさに、
主人公の税務調査員は本人の化身

宿命の特長は。初春午前四時頃にしては、既に強い朝日が昇っている
鉄橋の下を流れる
」ないし、朝もや
ただし、月支「寅」VS日支「巳」の害があり、
その内実は共に「玉」で似ているのだが、
鉄橋が腐っているのか、
その
毒が水質汚染に一役かっているのか、あるいは朽ち果てそうな橋が
清流に悪影響を及ぼしている
のかは不明も、同床異夢の状態には変わりなし。
それが真っ直ぐに流れるなりしているので、
質は良くないものの、極端に近づかねば悪影響は及ばさぬ。
年干支の「陽辰」は、表面温厚も内実は辛辣。
月干支の「鉄寅」は、清濁あわせ持つ変貌自在。
そして日干支の「雨巳」は、穏やかに見えて物事を疑ってかかる。
なので、
あらゆる角度から精査して、真相を暴こうとする
とはいえ持久力はそこまでないので、
短期決戦が得意
風流で精神性が高く、午未天冲殺なので、早生運である。
干支番号構成は、53-27-30で北方と南方を結ぶが、
領域は鋭角的なので、あれこれ手をだすものではない。

後天運は初旬「8歳宝卯」は、DNA「」の改良改革で、
午未天冲殺で「」×2だろうと故郷を出たくなる傾向。
月支「寅」と年支「辰」の隙間を埋める春の方三位完成ばかりか、
日支「巳」までつながっているので、害の軽減にはなる。
ただし、年干支「陽辰」は親の世界に良くない変化があったか、
自身の後天的な仕事運も、すべからく順当とはいかない。
2旬「18歳海辰」は、DNA「
」の仲間作り。
あるいは人脈作りで、能力を知らしめる時。
3旬「28歳雨巳」は、律音で
集中力が増し、満を持してデビュー。
現在の4旬「38歳木午」は、DNA「
調」の10年運天冲殺で、
それこそ
流れに乗って入れば、運気の大幅稼働があり。
名前も売れていくので
、感謝さえあれば怖い物なし
年支「辰」に日支「巳」に続く変則方三位は、やはり害も軽減。
この後は5旬「48歳草未」が、DNA「
」の10年運天冲殺。
さらに豊かな流れで、守備範囲は拡がる。
6旬「58歳陽申」は、年干支「陽辰」の大半会もある守護神で、
10年運天冲殺で驕り高ぶることなければ、真の上昇で魅力も全開。
むろん、月支「寅」と日支「巳」の害も切れ良好な気配で、
スイッチが入り、DNA「
」は、我が世の春。
7旬「68歳灯酉」は、DNA「
」の半会で、熱い成果。
8旬「78歳山戌」は、DNA「
」の主導DNA自己確立
早生の
午未天冲殺でも、害持ちでも健康に留意し長命ならば、
晩年にも評価されるのだ。

さて、残業である。月支VS日支害持ちにしてみれば、夜遅くまで働けば
より
効率が落ちるのは目に見えてくる
さすがにそれは
体験として理解しているのだろうし、
いわゆるブラック企業を題材にして、この
切り口は斬新だろう。
しかし、働く人を守るのはいいが、これでは
生産性はあがらないし、
仕事を自由にさせないということは、
前進力が損なわれ
向上心がなくなってしまうのだが、
そこは小前も理解してのことだとは思いたい。
なにしろ、働かないで困ったことになっている人だっているのだ。
だから、
こういう課税の仕方は「」主導の考えやすそうでも、
明るい未来を実現していくには
邪道ではないか
税の仕組みは単純であるほうが良いのに、
役人は込み入ったほうが仕事になるという発想なのか、
残業税の
裏側に見える消費税をもふくめて、賛同は出来ない。
生産性をあげて取りやすいところからとればいいのに、
あるいは、
駐車違反を取り締まるくらいなら
ごみの
ポイ捨て禁止などを徹底して排除するような
環境税のほうが説得力があるし、社会も浄化されるに違いない。
ただし
そういう発想にならぬのが、変人奇人の「雨巳」の害持ち
それを才能と呼ぶなら
才能なのだ。だが、同時に午未天冲殺は目上運。
目上の活かされてこそなのに、本書では
妻の実家を残業税で告発し、
離婚するはめになり、幼い娘に辛い思いをさせている
その切り口も害持ちの作家らしいのだが、仕事大好きで、
正義漢ぶるのもいいが、
未来を否定してまで仕事に没頭では本末転倒だ。
なお、今年(15年/草未)は、目先を変えたがりたくなる
天冲殺の夢の中ということで、矛盾ある作品を仕上げた
サービス残業は脱税になります」と言われても悪い冗談
当の本人が除外対象者だものね(笑)。
夢の中だけの、
歴史案件ではないハミダシ
いまだけなのか、しばらくやっていずれ戻るのか。
水は器次第で如何様にも変化するということだ。

なお、田中とは同じ「辰」年生まれで、
月干支は大半会の間柄で、日干も救いには違いなく半会もある。
ただし田中の月干支「鉄戌」は小前の年干支「陽辰」を天剋地冲するため、
良き相談相手には違いないが、大きく仕事運が伸びるものではない
しかし、
そこらへんが害持ちなのだから、師弟関係を崩壊させると、
かえって毒も廻ると思うので、気にせぬ方が良いだろう。

ところで、小前は05年(草酉)のDNA「鳳」の半会年あたりに、
結婚をして短期間だが、何を血迷ったか沖縄で暮らしているが、
さすがに毒が中途半端に流れだし、
気が抜けたのか体調不良になり、
舞い戻っているが、そもそも
内側害持ちばかりか、
年上命の午未天冲殺なのに、妻は年下ではなかったのか
だからだろう
第一子女児(09-0423/山戌)は、共通干のない辰巳生月冲殺で、
年干は「畑」と月干と日干が「山」の
土性天干一気格で、
まるで地震のように目上を吹き飛ばす存在ばかりか、
年支「丑」月支「辰」日支「戌」の
地支土性一気格で、
」で入格四土格で、全土性格は周囲を全部やっつける
とはいえ、まだ幼いので、その威力は
親に少しだけ移行したのか、
四土格入格の今年(15年/草未)に、父親が夢の中にもかかわらず、
こうして歴史物以外の仕事をしているが、本人はコタツに潜り込んで
漫画本を読みふける「4歳畑巳」のDNA「石」の最中(笑)。
また、一応羅状で共通干支のある
第二子女児(12-0623/木寅※)にしても、

親を剋する子丑天冲殺ばかりか、小前とは害の関係だし、
本人の初旬「6歳草巳」も日居冲殺変則方三位害で、
姉や友人の犠牲となりやすく、
金性ゼロ(DNA車/牽なし)は、
稼働力も期待出来ず鈍重かお転婆かのどちらか極端になりやすく
「司」主導は、
働く気があるか否かは別にして強欲という
姉に負けず劣らずの傍若無人ぶり。
いやはや、
これだけの楽しみな子が生まれる結婚は、
変人らしく、明らかに普通ではない
病弱一家だと嘆いているようだが、この子らの宿命の偏りでは、
子自身ばかりか、子の成長と共に、より
親の体調も下り坂になりかねない。
なので「38歳木午」と「48歳草未」の
初旬条件のない10年運天冲殺は、
目一杯稼働させられるに違いないのだが、専業作家でも自宅作業をせずに、
通勤したくもなる動機としては充分
とはいえ、上手に化ければ小前より成功度合いがある娘二人。
長女はあえて言えば政治家次女は子丑なので
親とは異なるフィールドで芸術を極めれば、燃焼していくことも可能だろうが、
それ以前に害持ちでも、子の突き上げで、望む望まぬかかわらず、
死ぬほど働かされるのが小前の人生であり、極めるしかないだろう☆
小前亮76-0212※午前四時前生まれ
鉄陽陽
巳寅辰+8
司玉玉牽鳳(牽主導)
木性(52)火性(90)土性(90)金性(32)水性(32)/総合296
午未天冲殺/天冲殺(38歳木午/48歳草未)
方三位(8歳宝卯)/律音(28歳雨巳)/変則方三位(38歳木午)
主導DNA(78歳山戌)/月支VS日支害/害切れ(58歳陽申)
火性過多/土性過多/金性脆弱/水性脆弱
+8歳宝卯/18歳海辰/28歳雨巳/38歳木午/48歳草未/58歳陽申/68歳灯酉/78歳山戌〜
10(雨)●BE
第一子女児○09-0423
山畑灯
戌辰丑+4
石貫貫貫石(貫冲殺主導)
木性(23)火性(19)土性(122)金性(42)水性(48)/総合254
辰巳生月冲殺/天冲殺(4歳畑巳/54歳木戌/64歳草亥)
初旬条件あり(年干支を大半会)/四土格入格(24歳宝未)
干合支害(44歳雨酉)/土性天干一気格/天干一気破格(44歳雨酉)
地支土性一気格/全土性格/木性脆弱/火性脆弱/土性過多
+4歳畑巳/14歳鉄午/24歳宝未/34歳海申/44歳雨酉/54歳木戌/64歳草亥/74歳陽子〜
05(山)●BE
第二子女児○12-0623(※未明誕生で前日扱い)
陽海海
寅午辰-6
龍鳳貫司禄(司主導)
木性(73)火性(83)土性(83)金性(00)水性(26)/総合265
子丑天冲殺/天冲殺(46歳宝丑/56歳鉄子)
日居冲殺変則方三位害(6歳草巳)/方三位(26歳雨卯)
変剋律(56歳鉄子/66歳畑亥/76歳山戌)
主導DNA干合支合(66歳畑亥)/三合会局(76歳山戌)
火性過多/土性過多/金性ゼロ/水性脆弱
-6歳草巳/16歳木辰/26歳雨卯/36歳海寅/46歳宝丑/56歳鉄子/66歳畑亥/76歳山戌〜
01(木)BE●
田中芳樹52-1022
鉄海海
丑戌辰+5
調石龍玉玉(玉主導)
木性(23)火性(19)土性(61)金性(82)水性(71)/総合256
辰巳生年冲殺/天冲殺(55歳陽辰/65歳灯巳)
ターボ運(準を含む・15歳〜)/主導DNA害(75歳山午)
木性脆弱/火性脆弱/金性過多/水性過多
+5歳宝亥/15歳海子/25歳雨丑/35歳木寅/45歳草卯/55歳陽辰/65歳灯巳/75歳山午〜
08(宝)●BE
 
■2015年11月05日(木)草酉
岸本葉子カフェ、はじめますの甘〜い夢の中
岸本葉子//カフェ、はじめます○BE
○祖父は現在のお茶の水女子大学を創設した教育家で、
80年(鉄申)に
中康(56-0412/畑酉)が「文藝賞」を受賞した
なんとなくクリスタルへのアンチテーゼのような
自身の就職体験を綴った
クリスタルきらいよを、
85年(草丑)の干合年に出版し一躍話題になった
岸本葉子(61-0626/鉄寅)。
その後は食や暮らしのスタイルの提案を含む
生活や旅を題材にしたエッセイを多く発表し、
女性を中心に相応の支持を得ているが、
今年(15年/草未)は、
60年に一度の条件あり干合天冲殺を迎え、
98年(山寅)のDNA「龍」年から
自身が暮らす吉祥寺を舞台にした
初の長編小説
カ フ ェ は じ め ま す
「草」重なり内(09月/草酉)の09月10日(畑丑)のDNA「玉」日に上梓した。

同作は、常に「住みたい街上位ランキング常連
吉祥寺に住む地方出身でイケてない
40代シングル女子
(69年/畑酉生まれの設定)が、
通勤途上にあえる中央線
吉祥寺駅から井の頭通りを北西に走った右手にある
紀ノ国スーパー吉祥寺店
(東京都武蔵野市吉祥寺本町3-7-3)の隣に位置すると思われる
(勿論実際にはそんな建物は確認出来ず)
赤い屋根の、かわいい和洋折衷の古民家にひと目惚れしたことに始まり、
そこに一人で住む
風変わりな老婆と偶然の遭遇や、
土地の売却を持ちかける不動産屋の営業達と丁々発止したり、
(所有していることが面倒になりかけている)
持ち主の娘と何とか交渉し月々三万円で借り受け、
おむすびカフェ開業を目指した、
よくありそうな
ドタバタ騒動を軽妙に記したもの。
カフェ開店を目指す女性は多いようだが、それだけ挫折する人も少なくない
開業のための資格取得から、頼りない行政書士や
地元工務店親爺とのやりとりに、同じく独身ながら実家に寄生して、
そこそこ時間のある旧友を巻き込み、
見事、
番茶(他に飲み物はなし)と焼きおにぎりが売りのカフェらしきものを
仕事を辞めずに土日限定数時間の営業形態という、
中途半端な店を開業するまでの笑いと涙と努力の物語
主人公には大変だったろうが、のぞき見しているほうには、何のことはない、
ごくごくありふれた日常にしか見えない安心作である。

神奈川県鎌倉市出身で、東京大学教養学部教養学科相関社会科学専攻を卒業。
84年(木子)のDNA「禄」の月干支「木午」の納音年に、
東邦生命保険相互会社に入社後、86年(陽寅)のDNA「車」年に退社し、
どういうわけか中国の
北京外国語学院に留学。
帰国後、文筆生活に入ったという岸本は、
DNA「
」冲殺主導で、不名誉になりかねないことでも、
それをバネにして、
変貌自在にかわしていく習性
「牽冲+玉」は、
伝統的なものに興味があるも、
それを何とか
新しい包装紙にくるむために尽力する。
企画力はあるも実行力がないところは、主人公に投影されているが、
カフェといいながら、
飲み物は番茶だけで、
珈琲紅茶はおろか他のお茶すらないメニューで、
集客に苦労するばかりか、それなりの自己満足で趣味の延長(笑)。
「牽冲+禄」は、常識があるように見えて、
案外世間知らず
でなければ、平日勤務の手堅い仕事を辞めずに、
土日だけ営業という採算度外視のカフェなど作らず
とはいえ、「禄」は
自己顕示欲だから納得済み。
「牽冲+石」は、
妙な流れにのり揉め事に巻き込まれる
才能は、この「」であり、人たらし
時に的確時に適当なことをいって、人々をその気にさせてしまう
人付き合いは悪くないが、少々の面倒くささは拭えない
「鉄+牽冲+午月」は、
変に物事をまとめようとしたり、
異性との関わりも少なくないが、「丑」年生まれ「鉄寅」は、
内外シーソーで、
公私がアンバランスで、いずれかを犠牲にせねば生きづらい。
岸本のように
功成り名をなしていると、私生活は不遇に傾くので、
どうしても
趣味を充実させようとして、
さらに
仕事と趣味の間でも、この現象を起こしてしまう

宿命の特長は、仲夏正午頃の時代遅れ気味の遊興施設
守護神「雨」はDNA「調」の
独創的少女趣味だが、
総エネルギー211点中守護神水性は、18点しかないので、
僅かなキャラクターを細々と売りにする男子禁制の館
土性63点は「山」も「畑」もあるので、
庶民的な「龍」と地場に縁を感じる「玉」が融合するため
本人好みの和洋折衷で、ある意味ごちゃ混ぜで雑多。
ただし、自身の金性は39点とそこまで強くないので、
埋もれてしまう可能性も否定できない
年支「丑」VS月支「午」の害は、何でもすんなりといかず、
軽く考えていると、
出だしが躓いたり表向きの顔が崩壊しかねなかったり
常に特別な施しをしておかないと崩壊の危険性あり。
ただし、
生月冲殺の乗りの良さに加え、
それも含めて、この人の魅力と解釈する。
年干支の「宝丑」は、マイペースで
他人にペースを乱されるのを嫌うが、
一芸に秀でるセンスがあり、金銭物資にも強い興味を示す。
月干支「木午」は、心優しいが犠牲はつきもの。
そして日干支の「鉄寅」は、
理想が高く手の届かぬ夢を見るも、
変貌自在で、
善人と悪人の顔を併せ持つ習性で自信過剰気味。
干支番号構成は、38-31-27と南方から西方へかけての狭い領域で、
今の時代には、扱い方が困難。

後天運は、初旬「4歳草未」がDNA「」の干合10年運天冲殺で、
年支「丑」VS月支「午」の
害を切ってくれるため、
環境には恵まれているという前提条件があるため、
早期の運気稼働が促されたはずで、
調子の良い生月冲殺であろうと、
真面目に勉学に励んだはずだ。
2旬「14歳陽申」は、DNA「
」の天剋地冲で、
ソフト路線から攻撃的本性へと、
(他力的に)
強制転換が行われ、元気に振る舞う。
3旬「24歳灯酉」は、DNA「
」の主導DNA廻りで自己確立
生月冲殺としてばかりか、実践あるのみの「鉄」にしては、
仕事をやめて外国に向かったのは無謀だが、
時代が
陰の時代へと移り、女性が活躍する素地が、
いわゆる
バブル期へ向けて、確立されていく風潮に巧く乗ったと見るべき。
4旬「34歳山戌」は、月支「午」と日支「寅」のからむ
DNA「
」の三合会局で、あちこち飛び回る。
変剋律もあるので、もちろん精神的放浪は悩みがつきものの、
苦悩すればするほど血となり肉へとなっていったのではないだろうか。
ここで
吉祥寺に庭付きの高級マンションを購入
5旬「44歳畑亥」は、DNA「
」の支合で、
濃厚なテーマをじっくりと
大人の感覚で深めて行く
今年(15年/草未)から始まる6旬「54歳鉄子」は、
DNA「
」の自分のやりたいことを、頑なに実行
岸本だって、カフェをやりたかったのだなと、そっと理解する(笑)。
今後は7旬「64歳宝丑」は、DNA「
」。
少々の妥協屈辱で、足踏みもあろうが、
8旬「74歳海寅」は、DNA「
」。
晩年でも守護神なので、早生の午未天冲殺でも、
たどりつけば、
たとえ内外シーソーでも楽隠居になっても驚きはしない。

岸本は本来もっと活躍し大物になってもおかしくない
宿命と後天運を与えられている
が、多くの失敗を重ねすぎている
まずは、NHKにふられたからといって、
意にそぐわない勤務先とはいえ、
生月冲殺のクセに僅か二年で退職し、
事もあろうに忌み神方向の留学をしてしまったこと。
帰国後に特別な職が用意されているわけでもなく、
事務のパートにつくというていたらく
だからだろう。87年(灯卯)の忌み神主導DNA「牽」年には、
不名誉にも病に倒れる(病名不明)。
88年(山辰)のDNA「龍」年には台湾旅行。
89年(畑巳)のDNA「玉」の
年には、また台湾旅行。
01年(宝巳)のDNA「石」の
年には、虫垂癌に冒される始末。
また、前後するが、同じく生月冲殺のわりには、
最初は
東京都調布市の社宅に入るも、
翌年(85年/草丑)の干合年には、
東京都狛江市に転居。
半年ともたずに
杉並区西荻に引越するなど、ともかく落ち着かない。
また、
内外シーソーで公私がアンバランスなのに、
学生時代も恋愛に明け暮れたために(相手は商社員になる)、
望む就職は叶わず、その後も北京で駐在員と知り合い
恋愛関係になってしまい、二股は実らずといった調子で、
滑らかな人生を送っているとはいいがたい
最も
最悪なのは、主人公もそうだが、
この宿命で
独身なのでマンションを購入していること。
そういうものは、
結婚してから協力して手に入れるものであって、
一人暮らしの女性が住まいを確保してから、
異性を迎え入れてもろくな男は現われぬし、岸本のような難しい運型では、
諦めではなく、
一人で生きていく覚悟がないと、
どこかで
災禍に見舞われかねないのだ。
生まれ故郷でなくとも、
地元となった街を愛するのは、
同作の舞台や登場人物をみても理解できるが、
午未天冲殺の生月冲殺で内外シーソーならば、
若いうちに自己発揮ではなく、望まれて決めぬと
真っ当な結婚相手を見つけるのは厳しい
だから、
行き着く先は趣味みたいなカフェなんだろうが、
そのあたりが浮かび上がってくるところに、
自虐的な哀愁を感じる。

なお、物語の始まりは09月01日の日曜日などという記述から、
岸本の
守護神害年だった13年(雨巳)の妄想であると推認できる。
当日は「鉄午」の
大半会天冲殺日だったので、
きっと本人にも何かはあったのだろうし、実際人間が住まなくなって
傷みかけた廃屋でもみつけたのかもしれない。
そしてカフェのオープンは、
翌年という設定で、02月09日の土曜日になっているが、
何故か、翌14年(木午)の02月09日は日曜日であり、
09日が土曜日なのは、13年なので、小さなことだが、
矛盾となっている。
この辺の
アバウトさが、生月冲殺なのだが、がっくりとくる(笑)。
ともあれ、ばたつきながらも、開店にこぎつけて、めでたしめでたしなのだが、
最後の一行が「
また来てください、この店に」となっているものの、
これは
大家である、お祖母ちゃん一行に向けられた言葉
ならば
謝意もふくめて「また、おいでください」であろう。
こんな
甘っちょろい作り話で、節目の年をお茶濁しは、
岸本は納得しているのか
これも「牽」主導ではなく「牽」冲殺主導の
格好悪さ
時代はとっくに変わっている
発想が一昔も二昔も前過ぎて、ついていく読者はくたびれるのではないか。
間違って
カフェ開店を目指す人が、続かぬことを願いたい
お腹いっぱいだね☆
岸本葉子61-0626
木宝雨
寅午丑+4
石禄禄牽玉(牽冲殺主導)
木性(46)火性(45)土性(63)金性(39)水性(18)/総合211
午未生月冲殺/天冲殺(4歳草未)
初旬条件あり(年干支を天剋地冲)/天剋地冲(14歳陽申)
主導DNA(24歳灯酉)/変剋律(34歳山戌/44歳畑亥/54歳鉄子)
三合会局(34歳山戌)/年支VS月支害/害切れ(4歳草未/54歳鉄子)
内外シーソー/土性過多/金性脆弱/水性脆弱
+4歳草未/14歳陽申/24歳灯酉/34歳山戌/44歳畑亥/54歳鉄子/64歳宝丑/74歳海寅〜
07(鉄)●BE
 
■2015年11月09日(月)畑丑
こざわたまこ負け逃げにもきっと勝ちはあり
こざわたまこ○負け逃げ○BE
○12年(海辰)のDNA「」の条件なし天冲殺夢の中
(
春の方三位が賑やかに成立した)の中で、
期待していなかったからか、「ハロー
厄災」で、
第11回
R-18文学賞読者賞を受賞したこざわたまこ(86-1225/雨卯)が、
3年の時を経て書き下ろしなど五編を加えた、連作集
逃 げを、
09月20日(畑亥)のDNA「
」の半会日に上梓した。
R-18文学賞」といえば、女性が書く性の小説の登竜門
それまで
官能小説といえば男性が手がけるというものであり、
女性が描くことはタブーとされないまでも、大変勇気がいることだったが、
そこに風穴をあけたのが同賞であり、十年あまりで一定の役割をおえ、
この第11回からリニューアルし、選考委員が変わったうえに、
これまでは「
女性が書く、性をテーマにした小説」を募ってきたが、。
この回からは、募集作品を
女性ならではの感性を生かした小説」と定義を変更した。
そこで、読者賞に輝いたのが、こざわ作品である。

同作は、逃げたい逃げなきゃ。でもどうやって
国道沿いのラブホが夜を照らす東北の小さな村で、
みっともなく自分を探す高校生大人の青春小説
歩き方が「
スキップしているみたい」と
シングマザーの母親に言わせた脚に障害をかかえる少女は、
申請もださずに
健常者としての生活を送っているが、
彼女には
同級生には知られたくない秘密があった。
ある日の深夜、偶然それを知ることになった
近くに住む同級生男子の目線で観察された「僕の災い」。
少女漫画家を夢見る残酷な女子高生の日常と夢を砕く美しく、輝く」。
夫のいる同僚教師と
不倫するいけていない独身中年教師
実家での確執を描いた「」。
兄が出奔したために農家を継ぐことにした「兄帰らず」。
駆け落ちした高校教師のやるせなさの「けもの道」。
母に賛成されぬものの、
母と同じように東京にでることを決意した
スキップ少女の「ふるさとの春はいつも少し遅い」。
息苦しさを抱えて暮らす高校生と大人たち。
もはや人生詰んでるけど、この
外でならばなんとかなる、かも、しれない。
あきらめと若さが交差する、
疾走感に満ちた筆致で、
どこか、ささくれだった印象。
この地を
後にすることが負けなのか、それとも出て行けぬことが負けなのか。
いずれにしても、
逃げるなら負け。それは確かだ。
テーマは暗いのに、ほのかな明るさがなくもない
いくばくかの希望が見えるのは、田舎を感じさせない洗練された語り口が、
春を意識しているからに違いない。

福島県南相馬市出身で、専修大学文学部を卒業し、
そのまま東京都在住となり、出没地域が
池袋目白高田馬場あたりで、
受付をしたり、エクセルを使用する仕事をしているという
未婚独身のこざわは、「
」主導で、冷たくて真っ直ぐで頑固
「貫+調」は、
恩知らず仕事はあくまでも仕事
集団に対して利益をもたらすことはせず。
田舎を好いてはいないくせに、舞台だけは田舎を租借する。
「貫+鳳」は、表面は気むずかしい部分もあるが、
内側はズボラ
「貫+司」は、
意志は強いが素早くはない
才能は、この「」であり、堅実で真面目独身であれば家庭生活に憧れ
結婚していれば、安心できる世界を維持する努力。
受賞作にでてくる「ヤリ××」なんていう語句は似合わない。
「貫+玉」は、先は読まずとも
今を上手に切り抜ける
旧きものや故郷に浸るつもりはないが、
意識はするし、設定として
利用することに何ら抵抗なし
「雨+貫+子月」は、
用心深く苦難体験が成長の糧
「寅」年生まれ「雨卯」は、間違っても
脇道にはそれず

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の人工的な水路
整備はされているため、流れは原則真っ直ぐだし、
夜間には不自然な陽光が、あたかも自然に照らしてはいるが、
暗きょには変わりないので、あえて意識しないと存在さえ忘れてしまう
だから、場合によっては「
そんな子いたっけ」というような温和しさで、
率先して異性と交流したり、貪欲に賞取りに参戦するものでもない。
また、その姿を表に
積極的に知らしめることもないので、穏やか。
そして総エネルギー174点が示すように、
冬生まれでも、
水源地の金性僅かに6点しかないので、
水が濁ることはないし、はみ出し運の辰巳天冲殺らしく、
故郷への思い入れもさほどない
表現力の木性が自身の水性54点とほぼ同等の57点なので、
全力で伝達するにはするが、それも静かで控えめ
年干支の「陽寅」は、天性の明るさも、くどくはない。
バランス感覚もあるが、器用貧乏的でもある。
月干支の「鉄子」は、形にこだわる
ナルシスト
対象は異形であろうと身なりだろうと、何らかの首尾一貫とした姿勢あり。
そして日干支の「雨卯」は、周囲への観察力はあるが、
原則は
常識的で模範的な、とても「いい人」。
生き方全般も雑ではなく、丁寧な雰囲気。
迫力に欠けるが、几帳面であり責任感も備わっているので、
負け続けて逃げることはなく、観察するほうであり、
真っ当な部類として評価されるし、
いわゆるR-18文学賞作家のような
クドさは微塵もなく、
辛い話も
薄汚さを感じさせぬのは立派で誠実の塊だ。
干支番号構成は、03-37-40と東方と西方を結ぶ狭い領域。
この人が都会の小説を書いても、意味希薄になるだけだろう。

後天運は、初旬「6歳畑亥」は、DNA「」の半会。
年支「寅」とは支合だし、月支「子」とは隣組であり、
大きく稼働することはないものの、衝突はなく、
一見、
男子のような元気な側面を付加されたが、
小説家になるという願いも意識したようだ。
2旬「16歳山戌」は、DNA「
」の干合支合
真面目人間なりに異性は意識したろうし、演劇に明け暮れたとはいえ、
女子らしく、お洒落にも目覚めたはずで、勤め人としては優秀であったはず。
現在の3旬「26歳灯酉」は、DNA「
」の守護神天剋地冲
前旬の名誉のキーワードの余韻があるなか、
意を決して書いた文章が認められるようになったのは、
熱風が突如吹き抜け、暗きょの水が強烈な霧になったり、
ジェット水流のようになり、方向を変更させることに成功したからだろう。
この前提には、古里や周囲の人間や協力者はもとより、
南相馬の景色に感謝あってのもの。
このまま注目されるか否かは、私的面の緩さや遊びは封印して、
持ち前の地味さを、かえって売りにできるよう努力できるかによる。
この後はの4旬「36歳陽申」は、DNA「
」の才能強化の守護神。
ただし、仕事をしている限り、相当細かい対応を要求されるはず。
5旬「46歳草未」は、DNA「
」の半会。
勝手知ったる使い易いものなので、存分に発信する。
6旬「56歳木午」は、DNA「
調」の独創性。晩年の少女趣味全開。
7旬「66歳雨巳」は、主導DNA「
」で自己確立10年運天冲殺
さすがに頑固なお婆さんとなるはずだが、
激流となれは何が起きても不思議ではない。
8旬「76歳海辰」は、DNA「
」の10年運天冲殺方三位で、
善し悪し別にして、
友人知人の多い賑やかな時期に感謝であろう。

本人なのか編集者なのか、つけもつけたり 逃 げである。
しかし、中に流れている
川は不快ではない
夢の中で書いたからかとは思いたくないが、
新人とは思えない、上手な文章も、
内容に比して下品ではない
夢から覚めて、DNA「
」の発信年(15年/草未)の、
さらに「草」重なりにだせたのは、
自然界の導きだろうし、
この後の盛りあがりは、本人次第なので期待しないでおくが、
この村は、周囲を山に取り囲まれた盆地にある。
さらに南半分が人の住む町と田畑、北半分がタヌキやらイノシシが棲む里山と
いくつかの集落でできていて、真ん中には山と人とを分かつように
一本の川が流れている
」というこざわの故郷は、サラブレッド・オブ・田舎
震災で被災しながら、被害は比較的軽度だったようで、
それでも故郷を思い、
眠っていた創作意欲に着火したのが、
あの時(11年/宝卯)で、DNA「
」の麗しい改善である。
退屈にみえてやはり退屈で、それでも鮮烈さは失わず、
さすがに、どんな器に入れられようと、冬の真水なので、
身が引き締まる純粋な筆致は、
嘘も飾りもなく青春そのもの。でも、地方が活性化しないのではなく、
焦燥感都会とて変わらず不毛なのはどこも一緒
それは大人達が、この三十年あまりの陰の時代に、
明確な未来予想図を提示できなかったからだ。
でも、今は明るい「陽」の時代で、だから
逃 げ暗くはなく
足が不自由だろうと、音楽好きでも歌が下手であろうと、
そんなことは関係なく、
田舎だからこそ一度は出てみたい
不器用な希望
が伝わってくる。
なので、実は行き場のない雑踏に染みこんで消えてしまう
都会の若者よりずっと恵まれていることに誇りを持つべきだろう。
大人は負けて逃げたり逃げる勇気さえなくしているが、
母子家庭や訳ありの脚の責任は親にあろうと
それだって
乗りこえていかねばならない
青春かよ」は上等だ。若者は様々な狡い言い訳を免罪符のように
振りかざすわけにはいかない。むごくて可愛い「
もごい」だって、
ハレは目前であることを、気づくべきなのだ☆
こざわたまこ86-1225
鉄陽陽
卯子寅-6
司玉鳳貫調(貫主導)
木性(57)火性(38)土性(19)金性(06)水性(54)/総合174
辰巳天冲殺/天冲殺(66歳雨巳/76歳海辰)
干合支合(16歳山戌)/天剋地冲(26歳灯酉)
主導DNA(66歳雨巳)/方三位害(76歳海辰)
木性過多/火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
-6歳畑亥/16歳山戌/26歳灯酉/36歳陽申/46歳草未/56歳木午/66歳雨巳/76歳海辰〜
10(雨)●BE
 
■2015年11月16日(月)陽申
田中経一歪んだ蝸牛のはぐれ部分
田中経一//歪んだ蝸牛○BE
○「料理鉄人」「クイズミリオネア」「カノッの屈辱」など、
人気テレビ番組を手がけた演出家が、長編ミステリーでテレビの裏側を描いた。
次々と起きる事件と並行し、男の
出世欲や不倫やらせ
タレントの
枕営業など、登場人物の欲がうごめく
テレビはつまらなければチャンネルを変えられてしまう。
小説も飽きられないよう、構成を練りました
」という
田中経一(62-0930/宝未)の歪 ん だ が、
04月25日(宝未)のDNA「
」の主導DNA日に上梓された。

主人公はテレビ局に勤務する敏腕プロデューサー。
警察の家宅捜索に密着し、番組で生放送する。
覚せい剤の密売や少女暴行殺人などの現場に行くと、
なぜか毎回
入社同期の男と事件との関わりを
におわせるメモや写真が現れ
、主人公を混乱させる。
その男は、別の番組で
ヤラセを指摘されたとき、
今後もヤラセをやり続ける」と言って干されたのだが、
現場復帰して超人気番組を作りあげた
報道部と編成部の確執、企業買収の噂、国税の査察、
混乱の中で誰が何を仕組んでいるのか−。
コネ入社の新人アナも真相を追うが・・・。
テレビの裏方を活写するミステリーで、
テレビ局が合併して、
民放のチャンネルが3つになったという、
近未来の設定だが、ありそうでなさそうな暴露話は、
それなりに、ハラハラドキドキ感タップリ。
またとない臨場感を味わえるのだが、そこは作家が本職ではないからか、
ひとまず
予想通りの結末で、良い意味で安心した。
バラエティー番組の生放送をやっていた時に、
『中継現場でとんでもないトラブルが起きたら楽しいだろうな』
って考えていたんです
」。それが、本作のヒントとなったという。
随所に現在の民放としては異質な
テレビ東京の独自性を評価する雰囲気もあり、それはそれ。なるほど。
とりあえず(生中継などの事件が起きるなど)
どうしてもテレビを見なくてはならない強い動機は生じないかもしれない。

埼玉県出身。立教大学法学部を卒業後、85年(草丑)の天剋地冲年に、
いまはなき(ヤラセで11年/宝卯に廃業)日本テレワークに入社した田中は、
DNA「
」主導で、自分の信条を曲げない
組織より、原則は個人で守りをつらぬくという、頑固一徹でブレない
才能は、この「」で「」VS「」の衝突から生じるので、
恐ろしいほどのプライドの塊であり、そこがまた硬質なのだが、
光輝く部分はまばゆく、衝突に衝突を繰り返して、
最後は欠片になっても自分の道を極めるもの。
「貫+司」は、
急がず焦らず強い意志
硬派であり、いでたちはともかく真面目である。
「貫+龍」は、短時間で他人と融合せず、
口も堅く忍耐力あり
金髪でも
内面は質素であり、華美とはいえない
「貫+調」は、
集団行動は苦手で、恩も売らねば受けぬ人
旧人類とみて差し支えない。
「宝+貫+酉月」は、
理論派苦難の人生で説得力が磨かれる。
「寅」年生まれ「宝未」は、
上がって落ちる
主人公曰くの「
クズ」になることもあるのだ。
むろん、
軽くはないから落ちるのだが、上がる努力を怠らねば良いわけだ。

宿命の特長は、海辺の防波堤のある記念碑。海と言っても大海原ではなく、
総エネルギー200点中守護神の水性は、僅か17点。
土性が61点もあるので、
干拓が進んだ小さな湾に面した存在
土性は創造力で、水性は表現力。
原則、
アイデアの宝庫だが、実践できるのは、そうそう多くはない。
仮に、
何かがゼロというような偏りならば、
もっと大物になっていた可能性があるのと、
頑固なぶん、
タイミングが少々ズレていた可能性あり。
年干支の「海寅」は、溢れるばかりの創造力の持ち主も、
自惚れ強し
月干支の「畑酉」は、
体裁にこだわりあり。
そして日干支の「宝未」は、自分について多くを語らない慎重さあり。
財運は結構なものだが、成功するか失敗するか否かで、
男性は、
多くの異性との交流により磨かれる
本作では、その意味では
田中の名刺代わりなのだろう。
干支番号構成は、39-46-08と西方北方東方領域で、南方欠け。
いわゆるバカ騒ぎはしないタイプで、
バラエティのなかでも品性と
ヒネリはあり

後天運は、初旬「3歳鉄戌」がDNA「」の刑の10年運天冲殺
年支「寅」の半会があるので、友人や兄弟と切磋琢磨する。
2旬「13歳宝亥」は、
才能強化大半会もある10年運天冲殺で、
自分のやりたい道をみつけた。
学生時代は演劇に打ち込み、脚本を書いては、
役者としても仲間と舞台に立った。
3旬「23歳海子」は、DNA「
調」の
「海」は年干に所有する、
守護神の強化だが、裏切り
そこは
テレビ局ではなく制作会社への就職なので、下積みもあり、
有り難迷惑のような苦労をこれでもかとしたであろう。
ターボ運(準をふくむ子丑天冲殺廻り)もあり派手になる。だから退社。
4旬「33歳雨丑」は、
宿命には存在しないDNA「」で、
ありえない発想で、これまでのありようを打ち壊す
フリーを経て、会社を起こす。
5旬「43歳木寅」は、DNA「
」の積み重ねで実績作り
そして今年(15年/草未)から始まった6旬「53歳草卯」は、
DNA「
」の半会で、投資をしたり奉仕をしたり
社会還元も視野に入る至福の入口
7旬「63歳陽辰」は、DNA「
」の栄誉
8旬「73歳灯巳」は、DNA「
」だが、さすがに多忙よりは危険
傷つくこともありながら、仕舞いに向けて突っ走るのであろう。

先達の教えから
100人中3人が『面白い!』と感じる番組を作る」を意識してきた。
既存の人気番組とは全く違う視点で、
文化を牽引しようという気概があったのです
」ということで、
視聴者の記憶に残る数々の独創的な番組を立ち上げ、一時代を築いた
テレビ番組のやらせは、見る側をうんざりさせる。
本作で主人公は「
視聴者の信頼は決して裏切らない」と、
心に決めている。著者自身はどうか。
一つだけですよ」と語ったのが、とあるクイズ番組の出来事。
収録の当日、
大物ゲスト
答えを教えてくれなければ、スタジオには行かない」と言ってきた。
それは無理です」と突っぱねると、そのタレントは不参加に。
番組は規模縮小して収録したそうだ。
」主導なら、そういうものであろうな
本作でも、
頑固な男の信義や人情が描かれており、読後感は実に清廉である。
そこがテレビ局を舞台にしながら、局員ではなく、
少しだけ
外から俯瞰可能な制作会社の立場というのが、よくわかる。
最後どんでん返しで、ハッピーエンドというのが理想ですから
ということだが、それは読み始めた時から、
(おそらく呆気なく終わると)
読者は気づいている
志のあるテレビマンは「
視聴者と裏切らないという契約を勝手に結んでいる
視聴者に監視されている」という科白からもね。
タイトルの「蝸牛」の梅雨の風物詩とも言われる「
紫陽花と蝸牛」の絵柄は、
良い意味でのテレビマンの演出だというもので、
実際には「
アジサイに蝸牛なんていない」と主人公は語るが、そうだろうか。
もちろん、種にもよるだろうが、紫陽花にはやはり蝸牛だと思うゾ。

ところで、田中は株式会社ホームラン製作所(97-0214/灯亥)を
天剋地冲年に設立しながら、条件なし干合天冲殺の夢の中で、
別会社として
株式会社スクイズ(06-0707/灯酉)を立ち上げ、
こちらは、
ライブドア事件でも名前がでたシングルマザーで元レント
内美(75-0131/灯丑)に任せるような形で、
ホームランの業務をスクイズに移行してしまっている。
木内とは共通干のない天剋地冲の関係で、
夢の中で乗っ取られた(笑)可能性も高いが、
木内の才能に目を付けた田中は、なかなか。
現在は
悠々自適に、こうして好きなことに
のめりこんでいる
のかも知れぬが、木内は何故か11月20日(鉄子)に、
アダルトビデオ
不敵をリリースする。大丈夫なのか。

また、田中は昨年(14年/木午)のDNA「」の支合年の
(10年運木寅を加味すると「
」重なり)
DNA「禄」の11月30日(草巳)に、「ゆかり」という若そうな女性と、
三度目の結婚をあげており、そこには幼い男児も一緒。
さらには「料理の鉄人」達が、腕によりをかけたフルコースを振る舞っており、
豪華絢爛すぎて言葉にもならない
本作の主人公のような
見窄らしさは微塵もなく唖然とする。
さらには、この小説を出した後、(僕、バツ2なので)1人目の奥さんから、
こんな大変な業界にいたんですか」というメールが来たとか。
ずいぶん月日が経ってからようやくわかってもらえました」なんて、
「龍」×2もあるのに
懲りてない
ある意味、まだまだ、
まるで終ってないね(笑)☆
田中経一62-0930
畑海海
未酉寅+3
調龍龍貫司(貫主導)
木性(38)火性(40)土性(61)金性(44)水性(17)/総合200
戌亥天冲殺/天冲殺(3歳鉄戌/13歳宝亥)
大半会(13歳宝亥)/害(23歳海子)/ターボ運(準を含む・23歳〜)
土性過多/水性脆弱
+3歳鉄戌/13歳宝亥/23歳海子/33歳雨丑/43歳木寅/53歳草卯/63歳陽辰/73歳灯巳〜
08(宝)●BE
木内美穂75-0131
灯木木
丑丑寅-8
玉貫鳳鳳玉(鳳主導)
木性(62)火性(45)土性(45)金性(30)水性(54)/総合236
申酉天冲殺/天冲殺(18歳草亥/28歳木戌/38歳雨酉/48歳海申)
干合木性天干一気(48歳海申)/天剋地冲(58歳宝未)
害(68歳鉄午)/主導DNA半会(78歳畑巳)
木性過多/金性脆弱
-8歳陽子/18歳草亥/28歳木戌/38歳雨酉/48歳海申/58歳宝未/68歳鉄午/78歳畑巳〜
04(灯)BE
 
■2015年11月21日(土)宝丑
賽助はるなつふゆと七福神の妖怪退治に毒いっぱい
賽助//はるなつふゆと七福神○BE
○出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンが創立30周年記念事業として、
書店員が世に出したい作品を選ぶ小説新人賞」として
たちあげたエンタメ小説新人賞「第1回
本のサナギ賞」が、
14年(木午)の12月19日(木子)に発表され、
その優秀賞となった
賽助(79-1222/雨亥)の
は る な つ ふ ゆ 七 福 神が、
08月30日(山寅)の干合支合日に上梓された。

同作は、時代整合性のない「不況」の僅か二文字でリストラにあい、
自堕落な生活を送るアラサーの榛名都冬(はるな・つふゆ)のもとに、
近所に
初詣にいった縁で、福禄と寿老人という
かなり
マイナーな神様二柱がおとずれ、
(七福神のなかでも)知名度が低いことを悩むお二人に、
コンビニで買った如何にも不健康そうな、お菓子を食べながら、
ネットを使った告知活動を依頼される過程で、大黒様や恵比寿様とも遭遇し、
果ては
七福神内の勢力争いに巻き込まれながらも、
妖怪退治に励む大学の同級生との淡い遭遇したりと、
笑う門には福が来る独身ニート女子にまさかの逆祈願
日常的脱力系ファンタジー小説で、
神様のお手伝いをして、就職が叶うのだろうかはともかく、
怠い始まり方のわりには、かなり強引な設定飛躍で物語は展開し、
表参道、赤坂、恵比寿、深大寺、大黒ふ頭とあちらこちらを引っ張り廻され、
相当疲れることだけは確か(笑)。

埼玉県さいたま市育ちで、玉川大学芸術学部を卒業。
コントユニットとして活動した後、
現在は
和太鼓パフォーマンスグループ「暁天」に所属しながら、
創作活動に励む、鉄塔こと賽助は、
」冲殺主導で、自分の意志で物事が自由にならず、
あちらこちらと振り回される性癖で調子は良く存外軽い
「貫冲+車」は、正直そうに見え一癖あるも
見透かされやすい
「貫冲+石」は、周囲に流され、
あれもこえもしすぎる
「貫冲+司」は、すぐに
焦って妙なスピードで突っ走る
才能は、この「」で一見真面目。ただし、笑えるほど。
それこそ
地味にひとつのことを続けるべきだが、
コントをやって音楽やって、小説書き、tweet三昧では落ち着かぬ。
「雨+貫冲+子月」は、
不用心の極み。
だから、
簡単に七福神とコンタクトもとれる(笑)。
「未」年生まれ「雨亥」は、平和時補佐動乱時長。
平常時は静かで、
スイッチが入ると猛烈に騒がしい

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の運河。明るくない夜のはずなのに、
まるで白夜のように、太陽があるわけで、
どこか人工的
生月冲殺ばかりか、年支「未」VS月支「子」の害があるため、
出だしに躓きやすく、夜で目立たないとはいえ、
表面を毒素が覆っており下半身も弱い
さらには、冬生まれで不要とはいえ、
金性ゼロ(DNA龍/玉なし)で、
浄化装置がついていないため、清水とは言い難く、すべからく汚れている
子丑天冲殺ばかりか、冬生まれの水性は身強なのに、
総エネルギーは172点で、自身の水性は85点とそこそこ強力でも、
作家に必要な創造力という、無から何かを作り出したり、
学びの精神で、
深みのあるものを産みだす力はなし
ここが致命的なのだが、
開き直って無限大に使用すれば突破も可能。
ただし、本作のように
素材は租借する形になるので、
どうしても、
ワンパターンになりやすい
年干支の「畑未」は、
開拓者から略奪する無法者。
月干支の「陽子」は、
移り気でお天気屋も、祭り上げられる質。
そして日干支の「雨亥」は、自己のテリトリーに
相手を引きずりこむが、
徹底して庶民的すぎるため、
名を残すか否かの両極端となり、
自分の目指すものや領域がどれだけ価値があるかにより評価される。
忍耐強いが小心者。人目につかない場所で力を発揮し、
60干支の殿でもあるため、物事を終わらせるという意味もある。
すなわち、破壊しつくして、最初に戻る。
種明かしにはならないだろうが、本書もまた結末はそれ。
干支番号構成は、56-13-60で北方と東方の比較的限定領域。

後天運は、初旬「5歳草亥」が特別条件付10年運天冲殺
刑もあるので、内側の衝突はあったろうが、
何らかの環境異変が刺激を与えているはずだが、
DNA「
」なので、格別な表現方法を身に付けたはず。
2旬「15歳木戌」は、同様に
特別条件付10年運天冲殺だが、
日支「亥」から月支「子」へと流れる
変則方三位でもある
DNA「
調」の独創的感性の流れは、良かったはず。
3旬「25歳雨酉」は、
主導DNA」の自己確立
頑固なのだが、今どきの街中の運河なら、
真っ直ぐに
暗きょとして流れるだろうに、蛇行する
だからこそ、あれこれ手をだしたのだろう。
現在の4旬「35歳海申」は、DNA「
」の害で、社交性は皆無。
悪い仲間に悪影響を及ぼされたり
編集者に一目おいたつもりで、ないがしろにされるばかり、
私生活も
屈辱と妥協の辛酸をなめやすく、人生が塩濁水で濁るばかり
ことに
異性との交流には、一切期待してはいけない
5旬「45歳宝未」は、
ありえない金性のDNA「」の改良改革で蘇生
日支「亥」とは半会なので、汚れも放出できたはず。
6旬「55歳鉄午」は、同じく
ありえない金性のDNA「」の過去や出自で、
年支「未」VS月支「子」の
害も切れるので、気分爽快
7旬「65歳畑巳」は、DNA「
」の天剋地冲。
水の勢いは完全に何かの制御下におかれるが、
不運は消される可能性ありも、自身まで消滅させられてはたまらない。
8旬「75歳山辰」は、遅まきながらDNA「
」の名誉もあり。

さて、日本国は暗い時代を抜け、明るい春の賑わいへと進む、
経済台頭期を迎えるが、そこには
努力する者は報われ
働かざる者食うべからずの論理が強くはたらく
にもかかわらず、本書の主人公は、
美術系大学を出たにもかかわらず、何ら
確たる目的もないばかりか、
前世紀の遺物とも言われる、派遣社員だったという設定で、
クビを斬られた理由が「不況」では、
笑うに笑えないほど、自己責任
周旋屋に身を預けるほうが愚かで、自分の運を活かしておらず
まるでPC上の
七福神ゲームでもやっているようなありさま
コント集団出身らしく、
主人公の苗字
はるな」で名前は「つふゆ」という笑えない設定はともかく、
これで「
秋ない」=「商い」のラインは、
もう少し
手のこんだつくりを期待したかった
また、僅かにアドレスに登録してある
大学時代の男子同級生が、
なぜ、
妖怪退治をしているのか全くもって不明で、そこらは大味
揚げ足をとればきりがなく、
主人公の田舎も富山県というのも芸がなく
神様にひっかけてくれれば、もう少し深くなったように思う。
ま、ひとつ
実用的なところは、神様にお願いするのに、
名乗らない愚か者が多いこと。それへの指摘は正しい
あとは
大黒様に麻雀で積み込みをさせようとしたり、
不謹慎なのが気になった。罰当たりはダメだし、
恵比寿様だけクールな優男というのも、違うだろう。
にこにこで、
ふくよかなのにつきだね(笑)。

なお、賽助に未来はあるかと言えば、
生月冲殺とはいえ、おそらくは実家暮らしでは、おぼつかず。
学生時代は町田に住んでいたはずなのに、舞い戻るとは根性なし。
なおかつ10年運は妥協的害。
これからも受けるであろう屈辱をバネにして、
子丑らしく独立でもすれば何とかなろうが、
失敗か成功かのいずれかになりやすい「雨亥」としては、
まだまだ汚れて、次旬「45歳宝未」のありえない金性の
蘇生半会に期待したいと思う☆
賽助(鉄塔)79-1222
陽畑陽
亥子未-5
車司石貫車(貫冲殺主導)
木性(33)火性(26)土性(28)金性(00)水性(85)/総合172
子丑生月冲殺/天冲殺(5歳草亥/15歳木戌)
変則方三位(15歳木戌)/主導DNA(25歳雨酉)/害(35歳海申)
天剋地冲(65歳畑巳)/年支VS月支害/害切れ(55歳鉄午)
金性ゼロ/水性過多
-5歳草亥/15歳木戌/25歳雨酉/35歳海申/45歳宝未/55歳鉄午/65歳畑巳/75歳山辰〜
10(雨)●BE
 
■2015年11月25日(水)草巳
倉知淳片桐大三郎とXYZの悲劇の濁った正体
倉知淳//片桐大三郎とXYZの悲劇○BE
○93年(雨酉)のDNA「貫」年の大半会年に、
「競作 五十円玉二十枚の謎」一般公募部門に応募した
「解答編」が
若竹賞を受賞。
翌94年(木戌)のDNA「調」年に
日曜の夜出たくないでデビュー。
01年(宝巳)のDNA「龍」の改良改革年には、
壷中天国で第1回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞した
倉知淳(62-0425/雨巳)の二年ぶりの
片 桐 大 三 郎 と X Y Z の が、
「草」重なり月の09月25日(木辰)のDNA「調」日に上梓された。

謳い文句は「この一冊で、エラリー・クイーンのX・Y・Zの悲劇に挑戦」。
今年(15年/草未)になって、「別冊文藝春秋」に掲載された
ぎゅうぎゅう詰めの殺意」が、冬の章として始まり、
書き下ろしの「
極めて陽気で呑気な凶器」が次の春の章。
同じく今年の「オール讀物」に掲載された「
途切れ途切れの誘拐」が夏の章。
そして、しんがりが書き下ろしの「
片桐大三郎最後の季節」が、
秋の章というように、
習得期に始まり動乱期に終わる
ぎりぎり時代整合性ありの構成の冬→春→夏→秋の流れで、
世界的に
著名な我が国の映画監督に見出された
歌舞伎俳優の家に生まれたものの、若くして映画俳優に転身し、
その後はテレビでお馴染みになったという設定の、
ありそうでなさそうな、
幾人かのエピソードで成立させた
古希を過ぎた通称「座長」と呼ばれる主人公が、
ともかく大成功して、現在は突然その
聴力を失ってしまったために、
引退して、自分の会社(芸能事務所)を経営しながら、
体力、気力ともに未だ充実しているため、
こともあろうに、その
特殊な才能と抜群の知名度を活かし
探偵趣味に邁進するもの。
あとに続くのは彼の「耳」を務める新卒芸能プロ社員女子。
ノートパソコンで素早く入力し、それを親分のタブレットに送り
状況を知らせる。殺人×3、誘拐、盗難・・・。
今日も
愚痴をたれつつスターじいさんのあとを追うという
さして
意外さはなく、少々旧めいた感覚は受けるが、
内容や手法は別にして、
とりあえずは読みやすいとしておこう。

静岡県出身。日本大学藝術学部演劇学科を卒業の倉知は、
DNA「
」主導で、自己愛強力プライドの高さが鼻につく。
メールなどは格好が悪いもので、
郵便こそこの時代に目立つと考える。
才能も主導する「」で、スタイル重視なので、
往年のスターを主人公をすえることで、いわゆるキャラ立ちさせている。
自意識の尊大さは、相当なものであろう。
「牽+調」は、
大胆かつ粗野。「調」×2もあり、他人と同じ発想を嫌う
「牽+司」は、保身術あり。
感動させるより客観的に物事をすすめる
「牽+石」は、
事なかれ主義で、実生活は面倒なのが苦手。
冷蔵庫が空になるまで仕事をしない」とWikiには記されている。
「雨+牽+辰月」は、どちらかというと
子供っぽい自尊心なので、
午未天冲殺で
目下縁希薄なのに、
ももクロファンというのも、納得できぬことはない。
「寅」年生まれ「雨巳」は、スケールだけは広く、言わば
大風呂敷

宿命の特長は、晩春朝八時頃の河口。総エネルギー283点中木性75点という
相応に深い木々に覆われている為、明確に見えないが
汽水域で濁っている
または、
暗きょから突如海に放出される下水道ともとれるが、
をしているのは、コンクリートなどではなく、木製である。
そして、トドメは年支「寅」VS日支「巳」の害持ちは、
表裏ありのひねくれ者で、持続力いまひとつ
ヘドロに覆われたその姿は、表面的にも美的要素がないのに、
中身も醜悪という形は、情け無用の屈折した発想になりやすく、
殺人事件を描けば、その
凶器まで、鬼畜なみ。
浄化装置の金性が僅か16点なので、発想も複雑ではなく単純かつ性悪
失礼を顧みず遠慮なく言うが、
不潔だ。
年干支の「海寅」は、自意識過剰で己が一番。これは主人公にも通じる。
月干支の「木辰」は、渋いものが好き。
歌舞伎界から銀幕スターという一時代前の設定も似合い。
そして、日干支の「雨巳」は、
猜疑心の塊で大雑把
多芸多才で感性際立ち風流ではあるが、油断ならぬ御仁。
干支番号構成は、39-41-30と西方領域一色で
思いっきり広くはなく、
落語のような定番スタイルで楽をする。

後天運は、初旬「4歳草巳」が、DNA「」の日居冲殺のため、
遊びや表現力に制約が加えられるが、それも初旬の10年のみ。
さらに木性過多にもなり、
遊び心の人が形成された。
2旬「14歳陽午」は、DNA「
」の10年運天冲殺で、一応地道も、
卒業後に就職をしたのかまでは確認できずも、
年支「寅」の半会に、月支「辰」と日支「巳」につらなる
「午」の変則方三位で、将来計画はあったものの、
とりあえずは生活に困るようなことはなかったはず。
3旬「24歳灯未」は、DNA「
」の引力本能強化10年運天冲殺で、
忌み神年干「海」が「木」となり、
独創性が磨かれ、デビュー
4旬「34歳山申」は、年支「寅」と日支「巳」の
害切れを伴う
DNA「
」の主導DNAの名誉で、スイッチが入った
日干支の干合支合は、思いを遂げるものであり、
第1回本格ミステリ大賞(小説部門)も受賞したし、
干合日干「灯」と年干「海」が二次干合すれば、
年干は「木」に、日干は「草」になるので、
もとからある月干「木」を加え、木性の天干一気が成立し、
ただでさえ強い木性が、森どころか樹海のようになり、
実力以上の過大評価される傾向も、悪い意味ではなく、
仲間をつのりながら、ひとつに集中していれば、
先輩を凌駕して、
一線級に躍り出ることも可能
ま、この人の場合はそこそこだったか。
現在の5旬「44歳畑酉」は、DNA「
」の半会で、危険で多忙
ももクロを追って各地を訪問(笑)。
また、月干「木」が干合すると「山」になり、
この「山」が日干「雨」と干合すると日干は「灯」になるので、
この干合日干の「灯」が年干「海」とさらに干合すると、
年干は「木」に日干が「草」となり、これにもとからある月干「木」を加え、
ふたたび木性の天干一気になる。
これは進み行く方向、作風やファン層の変化による
周辺環境への刺激で、成立するため、極めて他力的なことだが、
さらに、異彩を放ち倉知も上昇したことになる。
ただし、そこにある本性は、よほど次元を上げぬと変わらぬので、
読者は抜け目なく観察していかねばならない。
天冲殺明けの来年(16年/陽申)から始まる6旬「54歳鉄戌」は、
年支「寅」の半会を伴うDNA「
」で月干支「木辰」の天剋地冲で、
旧い物に学び、年長者に可愛がられる気分という
本来の
午未天冲殺の性分が濃くなる
7旬「64歳宝亥」は、年支「寅」と日支「巳」の害切れ。
DNA「
」の宿命にない改善成分は、
新たな挑戦をして過去をなきものにしたくなり、落ち着かぬが、
うずうずした気持ちを理性的に整理して、変化せねば厳しい。
8旬「74歳海子」は、DNA「
」の妥協で、力も萎える。

さて、本作は年支VS日支害持ちの表裏ありが書いたにもかかわらず、
そういう手があったか」というひねりはなく、話は単純で粗雑
仕掛けも慣れた読者なら予測可能なもので、
いくら、迂闊にも自身のスマホに、
GPS機能を埋め込まれたりする情けない役回りであろうと、
この程度の事件に警視庁の敏腕刑事が行き詰まり
国民栄誉賞俳優の知恵を借りるまでもなかろうと思う。
そして、
大時代的な発想だから、女性蔑視的な描写や事件ばかり。
どこが「
最高に楽しくてボリューム満点のシリーズ連作」だって、
ご本人はともかく
編集者は大丈夫か
それに、本当に
主人公は聴覚に問題があるのかも疑問が残る
その
フリをしているだけではないか。
しかも最後はトチ狂ったのか、
犯罪的な行為までと言ったら言い過ぎか。
いずれにしろ、この二年(14年/木午・15年/草未)は、
薄汚れた中身を垂れ流すだけの天冲殺の夢の中。

ところで締めの「夏の章 途切れ途切れの誘拐」で用いられる殺人の手法が、
あまりにも
無惨すぎて、倉知の人間性を疑う
いくら天冲殺の最中で、
理性も何もはたらかぬといっても、
さすがの金性脆弱な者であろうと、
DNA「
」年の遊びやら工夫の範疇を逸脱している。
これを許す
編集者も唾棄すべき対象であり、嘔吐しそうになった。
なにか、
午未天冲殺の残忍な部分を垣間見たような気がする。
今年一番の、
絶対に読んではいけない小説ではないだろうか。
倉知の発想は、
最低の最低なのだが、
独創的であれば何でもありの作家など、
許されるわけがない
倉知淳62-0425
木海陽
巳辰寅+4
石調司牽調(牽主導)
木性(75)火性(60)土性(90)金性(16)水性(42)/総合283
午未天冲殺/天冲殺(14歳陽午/24歳灯未)/初旬日居冲殺(4歳草巳)
変則方三位(14歳陽午)/干合支合・干合木性天干一気(34歳山申)
変則干合木性天干一気半会(44歳畑酉)
年支VS日支害(表裏)/害切れ(34歳山申/64歳宝亥)
木性過多/火性過多/土性過多/金性脆弱
+4歳草巳/14歳陽午/24歳灯未/34歳山申/44歳畑酉/54歳鉄戌/64歳宝亥/74歳海子〜
10(雨)●BE
 
 
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 5 年// 草 未
15年01月分 15年02月分 15年03月分 15年04月分 15年05月分 15年06月分
15年07月分 15年08月分 15年09月分 15年10月分 15年11月分 15年12月分
コラム総合目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜)
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