清く正しく美しく○幸せ発電所→BE●移動祝祭日↑
BE●苺1BE●苺2
 ■小さいけれど、大きく育つヒント。
運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆
2 0 1 8 年(山戌)●06月 山午 // 移 動 祝 祭 日
 
06月分一覧 (2018年目次)
藤田あみい懺悔日記 子どもの愛し方を知るまでに猛毒あり(2018_0601)
麻宮ゆり子碧と花電車の街という至極美しい風景(2018_0605)
カレー沢薫女って何だ?に何もない魔術(2018_0611)
桜井鈴茂できそこないの世界でおれたちはにの出来損ない(2018_0618)
森まゆみ イタリアの小さな村へアルベルゴ・ディフーゾのおもてなしに羨望○2018_0619
野田秀樹藤田陽子に第三子男児誕生の先行き不穏○2018_0621
青山美智子木曜日にはココアをにおける恐怖の戦闘力(2018_0623)
本城雅人傍流の記者に逆転あり(2018_0625)
top●BE
 
■2018年06月01日(金)木子
藤田あみい懺悔日記 子どもの愛し方を知るまでに猛毒あり
藤田あみい//懺悔日記○BE
○経歴不明も印刷出版業界に入りたくて、04年(木申)のDNA「禄」年に上京も、
なぜかWEBデザインの職に就き、同業者と結婚のち出産を経験し、
無印良品家モニター三鷹の家大使」に、
14年01月(13年/雨巳の最後の最後)に就任。
ぜんぶ、無印良品で暮らしています」と豪語する(本当かね〜)
藤田あみい(85-0928/鉄午)が、
マガジンハウスのHanakoママWEBにて連載していた「懺悔日記」を
懺悔日記 子どものし方を知るまでとして、
02月22日(草酉)のDNA「司」日に上梓した。

不安はなくならないそれが親ってものなのだーーー。
「Hanakoママweb」にて累計80万PV超を記録した
不穏連載「懺悔日記」の書籍化で、なんのことはない
娘の発達に
疑い
を持ってしまったことをきっかけに、
インター
ネットにあふれる情報の渦にまきこまれ
深刻な
産後ウツに見舞われ強迫性障害まで発症した
2年半にわたる
慟哭再生記録としているが、
どんなに苦しくても「
愛する娘のために治りたい」、
その一心で石にしがみつくように治療法や医師を自ら探し、
やがて快方へと向かっていく姿が胸を打ち、
同じ悩みを持つママの力になりたいとはいっても、
かえってそれこそ妙な気持ちになりはしないか。
ここでは、
何故彼女がそういう目に遭ったのか、
実績ある医者に何度も諭されても、
無闇な時間を浪費したかを立証する。

北海道釧路市出身で、吉祥寺などを経て、
現在は
東京都三鷹市上連雀無印良品の家に住む藤田は、
DNA「
」主導で、面倒なのでパッケージやマニュアルに囲われると楽
当初はのろのろしているが、
反撃に転じるまで時間がかかり
行動に移せぬままだと、屈辱と妥協を強いられる
才能主導する「」で、他人を巻き込むような人たらし
にしろ友人知人騒動坩堝に落とし疲弊させる大層な人物。
「石+玉」は、
理屈に頼る
情けないことに、
いつまでも大人になりきれず親頼り
「石+牽」は、
事なかれ主義にして、権威にすがる形や見てくれ優先
なので「
発達障害」という妄想に囚われた。「無印良品志向も、これが理由
「石+司」は、
大器晩成と言えば聞こえは良いが、
何か
頼るものがないと生活が成立せず、それが「無印良品」であり、
本質地味吝嗇家で、現実性が強いから、まずモニター
「鉄+石+酉月」は、特別な感覚で
その気になると何でもするが、
石橋を叩いて渡るようなものが、かえってブレーキになっているのは、
気性が強いのに、
自分で自分に遠慮しているからではないか。
「丑」年生まれ「鉄午」は、
矛盾だらけの人生
伴星は「貫」で、
生き方を変えないから、いつまでも妄想
洩星は「司」で、
努力の積み重ね。
導星は「石」で、
共同で終えることになる。
ようは
自分で責任をとらずに逃げるので、
それが、かえって
ブーメランのように戻ってくる

宿命の特長は、仲春午後六時頃のお花畑というか農場
そして、それらを
出荷するために作業管理する親方
総エネルギー192点だから、そこまで重たくないので、
菜っ葉の類を仲間と共に育てている。
その葉物も、どちらかというと、
毒というか癖のある仇物
とはいえ自身の
金性が66点と強く、木性は僅か36点なので、
効率が良いとはいえず、木性は配偶者成分にもなるので、さして強くならず
方向はお金にもなるが、
ケチなのに歩留りが悪いという状態。
最も重要な火性が25点しかなく、
成育もままならず悩み多し
あまりにも
真剣になると売り物の「」を自身で安っぽくさせてしまい
あっという間に「宝」に変質させると、石ころに変身
金性天干一気になるだけに、仲間意識は強いが、
目上を騒動に巻き込みやすく夫は会社勤めを辞めるはめになる。
また、年干支「草丑」VS日干支「鉄午」の
干合支害は、
究極の表裏人間となり、朝令暮改精神不安定
最も仕事に向かないタイプ専業主婦で気楽が一番だが、
下手に
目的があったり仕事で気分転換をはかろうとすると、
物事の
収拾がつかなくなりバランスを崩し、多くは心の病をきたすものである。
15年(木午)には、気分転換と称して、
娘を保育園に預け働きにでているのだから呆れてしまう
そして、戌亥天冲殺なので、
ハミダシ運なのに、
いつまでも親離れ出来ずにいると、その傾向は顕著で、
母親成分は「」になり、害中の年支と日支双方にあり、
腐葉土と言えば聞こえは良いが、汚染された土壌
父親は干合関係の「木」になるが、宿命に存在しないので、
年干と月干にある「草」。こちらも害の上に乗っかっているので危うく、
本人は父親離れ出来ずに大人になっており、
北海道から東京に出てこようと親に頼りっきりで、
それがおそらくは、そこまで
真っ当な仲でない
親の結婚の消化
をさせられているのに、より頼りになり災禍を加速させている。
天干にあるだけに半端に父親が目立つ家系。
そして守護神の「灯」も、害中日支「丑」内にしかなく、
常に不名誉な状態を保っている。
「石」主導は、あちこちで
友人知人をこさせるのは得手だが、
それも「鉄」から見て「宝」の方向なので、インターネットの情報もふくめ、
それぞれ好き勝手なことばかり言う特別な厄介な存在になりさがるばかり。
ちなみに内側のDNA「
」は、格好を気にして無印良品」というもので、
よくもまあ、モニターになれたというか、
害持ちは一見笑顔も得意なので、
本音をださずそれなりの意見をもらうには、
最適だったのかもしれないが、
害持ちだけに陰気を引き寄せやすく
住所を公表するようなモニターには向いているわけがない
年干支の「草丑」は、
忍耐力あるように見える努力家。
月干支の「草酉」は、
成長なく完成された盆栽の花
そして日干支の「鉄午」は、
孤独ゆえに明るく振る舞う見せかけ。
物事を深く考えぬアッサリ性癖も、考え出すとロクなことにならず、
何事もシンプル思考が得策。
だから「
無印良品」なのに、悩むモニターに潔さなし
自分に厳しく生きないと、
感情むきだし乱暴狼藉者になりやすく、
本書には触れていないが、
配偶者や子供は暴力の捌け口にされやすい
干支番号構成は、02-22-07で、東方と南方を結ぶ比較的狭い領域。
なので、移動も吉祥寺からせいぜい三鷹であった模様。

後天運は、初旬「3歳陽戌」がDNA「」の10年運天冲殺
行動力のある男勝りか、危険思想が付加されたが制御不能
変剋律付なので、行動力は出て苦悩すれば、才能は磨かれる。
2旬「13歳灯亥」は、DNA「
」の10年運天冲殺
格好をつけながら、04年(木申)のDNA「禄」の
攻めの時期に、
上京するも安定しないために、少々ヨレてWEBデザインの世界へ。
同じく変剋律付なので、
意識を高くもとうとすれば苦悩して、
人間関係という才能も秀でるようになる。
3旬「23歳山子」は、DNA「
」の忌み神ながら、
新たな動きに悩みながらも、仕事を移りながら
才能
となる営業力や人との軋轢を研磨する。
宿命にある
害切れも加速して、夫と出会い、
主導DNA」年だった11年(宝卯)に結婚
変剋律はここで終了するが、
勢いで無印良品」の家も手に入れる
害があるだけに不安定の中の安定を維持していたともとれる。
今年(18年/山戌)のDNA「
」の改善条件なし天冲殺から始まる
4旬「33歳畑丑」は、DNA「
」の
いくら宿命害持ちとはいえ、その
害が切れた時期だけに、
結婚をして産後鬱になりながら家まで手に入れた状態があけ、
(害持ちなのに、
ネット情報に頼り娘の発達障害を疑うのは、
干合支害持ちの徹底した表裏ありらしい症状)
害持ちが害らしい自分を取り戻すのだが、
現象は、
過去を悔やむ害となり、害切れ時期に結婚や出産ばかりか
家まで手に入れたことを悔やみかねない
その後は5旬「43歳鉄寅」は、DNA「
」の大半会。
年干と月干の「草」も
自家中毒ではなく
他力的なことで「宝」になり、金性天干一気の強化
方向は
独立や自爆なので、暴発気味過去を清算
6旬「53歳宝卯」は、
主導DNA」の自己確立
友人知人あるいは妹に頼る人生が、自分らしいと悟る。
7旬「63歳海辰」は、DNA「
」の息切れ。
8旬「73歳雨巳」は、年支「丑」に月支「酉」がからむ
DNA「
調」の三合会局で、晩年も晩年なのに、
何かにかつがれて、空中分解しかねない偏り。

さて、問題は多々あり。まず、いつ出会ったかはわからぬが、
もともと
結婚不向きな害持ち究極の表裏ありで、
干合とはいえ
天干一気なのに、夫ののっぴ(75-0110/陽辰)は、年上
共通干もないものだから、理解度はいまひとつ
さらには結婚が、
本人の主導DNA「石」年とはいえ
おそらくはそれらしく
同僚の夫との結婚は、
夫の60年に一度の方三位干合支害年(11年/宝卯)で、
傍にいた異性にまんまと騙された。
そんなわけだから、
夫は不安定な妻のために
娘の誕生とともに(娘を守るために)生月冲殺にもかかわらず独立

だからだろう、生まれた女児のてーたん(13-1206/陽午)は、
母親と共通干がないため、疑心暗鬼にさせ
本人も苦労が耐えない「
ヒノエウマ」の「陽午」を消化
とはいえ、父親と同じ「陽」は、
一家に二人の太陽が存在することになり、
互いに良さを打ち消しあうし、(夫は)生月冲殺なのに、
出産時に映画を見に行って浮気を疑われるだろうさ(笑)。

トドメはモニターを始めた家に住み始めた日
13年01月11日(灯丑)で、
藤田の害月の害日
すなわち
害持ちが害重なりに入居
もちろん
女児も日支「」だから害日そりゃ具合も悪くなる
究極の表裏人間らしく双方の親に虐待を疑われたり
瞬間的に理性を失い家出までしている。
(
夫には何で帰ってきたとまで言われて・・・)
夫にとっても、条件ありとはいえ、
忌み神天冲殺月(01月/雨丑)のDNA「石」の妥協天冲殺日。
いくら
矛盾だらけの人生とはいえ、
安い買い物ではなかろうモニター後の家が害毒まみれでは、
今後も明るい未来などないし、購入した日(15-0216/雨亥)にしても、
家族全員にとって忌み神では話にならない。

改良方法は、さすがに一家離散とはいかぬだろうから、
ひとまず
汚れきった無印良品」の家から出るのが得策だが、
そうせずとも、
出ねばならぬような事態に陥りかねない。
それが
猛毒持ちとはいえ、可哀想なのは子なりと思うが、
それを
乗りこえていくのが「陽午」というのに納得する。
残念ながら、
懺悔の値打ちもない日記である☆
藤田あみい85-0928
草草灯
午酉丑+3
司司牽石玉(石主導)
木性(36)火性(25)土性(50)金性(66)水性(15)/総合192
戌亥天冲殺/天冲殺(3歳陽戌/13歳灯亥)
変剋律(3歳陽戌/13歳灯亥/23歳山子)
害(33歳畑丑)/干合金性天干一気大半会(43歳鉄寅)
主導DNA(53歳宝卯)/三合会局(73歳雨巳)/干合金性天干一気
年干支VS日干支干合支害(究極の表裏)/害切れ(23歳山子)
火性脆弱/土性過多/金性過多/水性脆弱
+3歳陽戌/13歳灯亥/23歳山子/33歳畑丑/43歳鉄寅/53歳宝卯/63歳海辰/73歳雨巳〜
07(鉄)●BE
第一子女児(てーたん)13-1206
雨雨木(月支内のため野人扱い)
午亥巳※+1
牽牽石車貫(車主導)
木性(15)火性(74)土性(50)金性(20)水性(47)/総合206
寅卯天冲殺/天冲殺(21歳陽寅/31歳灯卯)/害(11歳草丑)/大半会(21歳陽寅)
干合火性天干一気変則方三位(41歳山辰)
干合水性天干一気方三位(71歳宝未)/木性脆弱/火性過多/金性脆弱
+1歳木子/11歳草丑/21歳陽寅/31歳灯卯/41歳山辰/51歳畑巳/61歳鉄午/71歳宝未〜
03(陽)●BE
(のっぴ)75-0110
灯木木
辰丑寅+8
龍石玉牽鳳(牽冲殺主導)
木性(88)火性(65)土性(65)金性(14)水性(46)/総合278
子丑生月冲殺/方三位害(18歳畑卯)/干合木性天干一気(38歳宝巳)
主導DNA(58歳雨未)/
木性過多/火性過多/土性過多/金性脆弱
+8歳山寅/18歳畑卯/28歳鉄辰/38歳宝巳/48歳海午/58歳雨未/68歳木申/78歳草酉〜
03(陽)●BE
top●BE
 
■2018年06月05日(火)山辰
麻宮ゆり子碧と花電車の街という至極美しい風景
麻宮ゆり子//碧と花電車の街○BE
○03年(雨未)のDNA「」の名誉年の、
05月09日(宝巳)の
干合支合天冲殺日に、応募総数863篇の中から
「たゆたふ蝋燭」(後に「
真夜中サクラ」に改題)で、
第19回
太宰治賞を受賞する機会をえて、
その10年後の13年(雨巳)の60年に一度のDNA「牽」の
栄誉天冲殺支合年には、
敬語で旅す四人の男で、小説宝石新人賞を受賞した
麻宮ゆり子(76-0812/陽申)が、双葉社webマガジン「カラフル」に、
16年(陽申)の60年に一度の人生の折り返し地点から、
10ヶ月かけて連載していた
電車の街を、
加筆修正して
主導DNA」年を迎えた
今年(18年/山戌)の04月22日(木申)のDNA「龍」日に上梓した。

昭和30年代の名古屋繁華街大須
何でもありのごった煮の街で終戦直後に生まれた
花電車に乗る願いをもっている
の母親信子は、福井の貧しい農家に生まれ
若くして大阪に女中勤めに出された経験がありながら、
今は
昼に喫茶店夜に酒場での給仕をする働き者
戦争で夫と子供をなくし八軒長屋を経営管理する
富江という老婆の好意もあり、二人で、つましくも幸せな日々を送っていた。
碧は、近所の賄い付きの
きしめん屋で働いたアルバイト代映画館に通い
将来は、映画監督になるという希望を持っている。
そんなある日、一人の男が母娘の前に現れる――。
エレキギターのむせび泣くような音が全編に流れてくる
軽やかだが味わいのある旋律的文章に彩られ、
豊かではなくとも、
この国に活気が満ちあふれていた
あの頃の情景鮮やかに再現している。
実在の大須の怪人や女剣士ばかりかコンパルのサンドイッチや
創生期の名古屋タイムズまで登場させ、
街を行き交う市電の優しい揺れに乗せて描く、
オードリーヘップバーン大好きな少女のゆるやかな成長物語は、
読みすすむうちに、思わず涙が溢れてしまうほど、じんわりと心を揺さぶる。

(55-0201/雨巳)には、
文章にちりばめられたそこはかとない可笑しさ、
重たいことも軽く書けるし、軽いことも意味ありげに書ける、
というのがこの作者の個性であり、それがとても心地よく伝わってきた
」と
絶賛された麻宮は、埼玉県深谷市深谷に生まれながら、
親や故郷からはハミダシていく気質辰巳天冲殺のため
大学は京都の
大谷大学文学部哲学科を卒業。
京都の老舗の会社では、PCを持って出張先を飛び歩いた
多忙な生活を送ったかと思えば、大学の事務職員、
名古屋のデイサービスに勤務経験あり。
京都造形芸術大学通信教育部教員をしながら、
静岡県を経て、現在は
東京多摩地域(三鷹や調布あたり)に
居住していると思われ、
」主導は冷静沈着発想豊か質の良い趣味を備えている。
「鳳+玉」は、
世間を客観的に観察するものの、
自分のこととなると、慌ててしまったり、
頑なに
経験からくる思い込みから逃れられぬ様相。
とはいえ、
才能はこの「」で、古き良き時代を今に甦らせる
庶民的しきたりを伝えるという意義のあるもの。
なので、大学職員はもとより、力技で
デイサービスもあわぬわけではない。
老舗の良さを人々に伝えることなど、
適職についてきたが願わくば
持続が美徳の生年冲殺だけに、
極めて欲しかった感もあるが、おそらくは結婚相手の転勤により叶わずも
仕事大好きな資質が、その時その時に縁のあった仕事に向かったので、
現在はそれが作家という制約が少ない立ち位置により消化されている。
また、生地から旧い都である
京都の大学に進学したのは、
導かれたもの以外のなにものでもないだろう。
「鳳+鳳」は、肩肘を決してはらない、心地良い
粘り強さ
「鳳+貫」は、表面は温厚で柔軟だが真底は
頑固の塊
「陽+鳳+申月」は、論理ではなく
感覚で全てを見通せる
閃き力は他の追従を許さず、
見えないものの裏に隠れたものを表にだせ
探究心に溢れ、
歳を重ねるごとに愛嬌が増すも、
懐古趣味旧さを決して感じさせない憎め無さを所有する。
「辰」年生まれ「陽申」は、スケールが大。
伴星は「貫」で、私的には波の少ない人生。
洩星は「玉」で、身内の助け。
導星は「鳳」で、風流な人生となる。

宿命の特長は、初秋午後四時頃の夕陽風光明媚の極み。
とはいえ、年干月干日干に重なる
真性火性天干一気は、
水面に三つの陽光が重なりあって反射する不思議な光景で、
まばゆいばかりの姿は人々を飽きさせることはなく、
この世のものではない美しさをたたえているが、
ごく近くにいる人物には、その
柔和さとは裏腹に、
あまりにも
熱気が強いため、焼き尽くされてしまうに等しい
「身内は辛いよ」の典型となり、
専業主婦に収まりきらず
絶景は遠くから眺めるものを地で行く作家稼業が似合う
また、地支は年支「辰」と月支と日支の「申」が半会すれば、
より
強力な水流となり、天干の火性を抑制することになるが、
これは
目上も目下も吹き飛ばしたり利用しつくすものとして、
天干の精神面は火性、地支の現実面は水性に
綺麗に分離し、
その人物の生きる次元は別にして、
極めて判りやすい潔い人
配偶者成分になる金性は陰の「宝」になるが、存在しないため、
陰陽の「鉄」が「申」内にあり、
配偶者より格上の活躍をするだろうし、
才能木性を仕事で存分に使い、それを土性を使って表現しつくす。
著作で消化されているのか、はたまた猫を飼育しているからか、
子供の存在は確認できぬが、最大限に燃焼するには、
別の消化も考慮すべきかも知れない。
また、総エネルギー236点中最も
点数が低い木性16点の強化は、
才能を枯渇させず維持するために必要不可欠で、
日頃から木性(野菜や果実)は、惜しみなく摂取すべきだし、
洋風なものより
和風なものをとりいれ
身体の手入れにしても
日頃から西洋薬の世話になるより
和漢薬を用いて整える
といった手法が望まれる。
なお
生野菜は水に転じやすくなるので、
焼くなり煮るなり火を通すことにより多量に取り入れ、
日頃から
静かな環境で、情報を仕入れたり勉強をして
表現力に活かしきるべきではないか。
麻宮は「
今度出る文庫のゲラ、薄い本なら1冊書き下ろせるのでは?
というほど大量に加筆修正してしまった。
2〜3年前に自分が書いた文章を読むと、
アラばかり目について、とにかく全部直したくなる。
この症状に名前はあるのだろうか
」というが、
これこそ「
」が才能の見直ししたい症候群生年冲殺という
没頭したら止まらない親とは異なる高級な宿命である。
年干支の「陽辰」は、
表面的には温厚だが深い部分では辛辣
自分から動かずとも様々なものが集まってくる
失敗しても
何度でも立ち直り可能なしたたかさを持ち合わせ、
挫折や裏切りも多く経験するだろうが、
遅咲き運なので恐るるに足らぬもので、主人公「」のような存在。
また月干支と日干支の「陽申」は、
少しのヒントさえあれば
直感力で、空想夢想を育て上げることが得手になり、
狭い範囲に固執することなく、
無限大なみの包容力
権力や奉仕力を実現させてしまう。
ただし、
執着心が強すぎると、凝り固まる危険性もあり両刃の剣
ひらめきを時間をかけて熟成させるので寡作にもなる。
近寄る者は同性でも
火の粉がかかるので、編集者の寿命も長くは続かず
実際、本作も複数の編集者の手にかかっているが、
優秀で身強な編集がつけば、もっともっと高みにいける人である。
干支番号構成は、53と33の直線でブレなし。
主人公が幼少期から映画監督を目指していたのと同様に、
麻宮もまた作家が目標であったはず。

後天運は初旬「2歳草未」が、DNA「」で才能強化
これといった決め手はないものの、
生年冲殺で親や土地の犠牲さえあれば、感性は磨かれる
特に
母親の趣向や、母親的な存在旧い何かに刺激を受け、
抵抗しながらも成長する姿には、
何か
主人公に気脈を通じる苦難が必ずあったはず。
場合によっては、
幼くして親を失っている可能性もあり。
それが初旬か、次の12歳以降かは年運にもよるが、
実際に材料がないので不明も、
2旬突入の88年(山辰)が、DNA「
」の半会天冲殺なので、
この接運は
激動であったと想像できる。
2旬「12歳木午」は、DNA「
」の改良改革
生地生家からの独立志向強くなったり、
離れねばならぬ事情が出来て、遠い場所への脱出に挑戦するが、
才能の「玉」には感づいていたので京都へ向かう
3旬「22歳雨巳」は、DNA「
」の自尊心に燃えた10年運天冲殺
初旬条件はなくとも、
仕事命で目標さえあれば大躍進
当初は期待されずとも、実際社会参加してみれば、
組織は仕事が出来る人間だと認識するので、
どんな仕事でも、若くして責任のある役割を任されたはずであろう。
なお当初の老舗の勤務先は、風邪で倒れても有給休暇が使えず、
女子更衣室に役員が覗きにくるので辞めたらしいが、
生年冲殺は一度就職をしたら自己発揮で辞めぬ方が良いのだが、
これは
就職先を見誤ったからだろうが、
97年(灯丑)あたりに就職活動をしていれば、屈辱妥協年になる。
結婚はこの時期だが、
司馬太郎(23-0807/海子)は知らずとも
4歳から和歌山県から移り住み出身地が
大阪府八尾市となっている
天童しみ(54-0926/草酉)好きという姉がいる夫の出身地が当地のため、
出会いは前旬の大学入学時なのか、卒業して社会参加してからのなのか不明も、
結婚は比較的早かったのではないか。
(96年に亡くなった司馬を記念館近くの
大阪府立布施高等学校在籍時代に見かけていれば、
年齢は少なくとも麻宮と同じか少し上の世代になる)
なお、
第19回太宰治賞受賞はこの時期になるので、
退社という不名誉名誉逆転したと理解したい。
去年までの4旬「32歳海辰」は、DNA「
」の半会で忙しない10年運天冲殺
夫の転勤の都合で、名古屋から静岡へ。
昨年(17年/灯酉)は、本人のDNA「石」の
屈辱妥協支合と、
10年運という環境(海が灯に遭遇し木)がDNA「
」の改善半会になり、
ついに東京に居をもとめ、夫が転職を実現した。
今年(18年/山戌)の主導DNA「鳳」年から始まる
5旬「42歳宝卯」は、DNA「
」の干合。
10年運天冲殺明けだが、地道に才能を活かした創作活動に励めば
DNA「司」で
あらゆるものを引き寄せるばかりか、
天干の「
」が干合で「」になり、水性天干一気に様変わり
しかも
地支は、もとより年支「辰」と月支と日支「申」の半会で、
水性一気化しているので、生年冲殺でもあり、
仕事に邁進すれば天干も地支も水性となり、全身水性一気格入りは、
習得本能の権化となり、現在の道をゆらぐことなく極めれば
地道ながら
名前が売れる上がりを迎えるだろう。
このとき
私的面で夫が犠牲になり沈みこむことに
耐えることが可能になれば、そして宿命が冷えることを補うために、
感謝と奉仕も忘れぬように、才能強化する木性方向を強めていければ
撃沈することなく、輝くことも可能であろう。
売れるか否かは高いところに行けるか否か。
もっとも楽しみであり、
試される時期になる。
とはいえ、
順調なら24年(木辰)または25年(草巳)に
直木賞作家となってもおかしくない。
この後は6旬「52歳鉄寅」が、DNA「
」の天剋地冲。
感謝と奉仕が存分であるか、
より試される時期で、
自己のため身内のためだけに使えば、急降下。
さらに
世のため人のための投資や博愛
仕事を通じて出来るようになれば、今度は
究極のあがりを迎え、
とてつもない売れっ子にもなるだろう。
7旬「62歳畑丑」は、DNA「
調」の偏り
活動分野が限定され、特に若い女性子供に向けての発信
8旬「72歳山子」の
主導DNA」の半会で、
本格的自己確立とはいえ、さすがに年齢から言えば、
息切れも懸念されるが、表現力に対し、
晩年ながら
苦悩を続け研磨していくようならば、
変剋律も加味して、
もうひとつ上のステージも用意されている。

さて、麻宮の親世代とも思える主人公(45-0926/山戌)にも触れる。
調」主導で、女性らしい細かなものに「調」×2は哲学的
「牽」×2は
栄誉なので監督志向。
無鉄砲なところもあり、(主人公の)面影あり。
総エネルギー152点は、秋の「山」とはいえ小高い丘なみも、
金性96点は
卓越した表現力だし、
水性ゼロ(DNA禄/司なし)は、
配偶者成分皆無家庭的な運なし
さらに年支+月支「酉」に日支「戌」の害は、
表裏ありというよりは、悲惨な状況なので、
窮屈な因縁持ちで、親の結婚に血の濁りを象徴
父親は大学で薬学を学んでいた三男坊で、母親とは相思相愛も道ならぬ恋。
戦争にいったまま帰ってこなかったことの証明だし、
シベリヤ抑留で復員が遅くなったことで明るい逆転も用意し、
母親と父親との再会(主人公が初めて父親に遭遇)は、
碧のありえない水性の60年に一度の干合支合年(63年/雨卯)で、
宿命の害切れにもなるので、これは麻宮の物の見事な手腕で、絶妙な味付け
三人の
進化中の猿みたいな同級生男子に
突き飛ばされて怪我を負わされたりもするし、
女性の担任教師に「父なし子」と差別された過去も納得するが、
これを不名誉で終わらせないのは、「4歳陽戌/14歳灯亥」の守護神火性強化で、
言葉の暴力であり少女の尊厳を傷つける発言である。
もはや戦後ではないと経済面で言われて久しいが
庶民の生活にはまだ戦争の影は色濃く残っている。
いたいけな少女に救いの手が伸べられんこと、
当記者は強く願う
」という周囲の応援があり、逆転できたのだし、
個人的生活の充実を求めねば、
変人奇人としては成功できた素地はあったものだが、
苦しみをものともせず実現するには、相当努力のいる誕生日だったと思う。
また、誕生日だけをみれば、
のちの
伊勢台風(59-0926/宝亥)に合致する月日であるのも、
何かが符合するものを感じる。
母親が胃潰瘍で倒れるのは、
母親成分の「灯」が害中にあり、
どこか
体調が優れないものの、幸運が重なり立ち直り、
女中から給仕の仕事を経て事務員の仕事をみつけ、夜間中学にも通うのも
学びの姿勢が火性になっているので納得するし、
籠の鳥みたいとはいえ、その
母親が恩人から長屋と土地を受け継ぐのは、
ある意味
ありがた迷惑的僥倖か。
父親に「
17年も僕はなにをしていていたのだ」と言わせたのも、
弱視の父親が、赤と緑を見分けられないのも、
守護神火性が目を司りながらも害中にあり、
母親「灯」の
配偶者成分が「雨」で宿命にないことも、
両親の悲哀を物語っているが、それを乗りこえさせるのが文学だ。
主人公は、映画会社で雑用という苦難を経験し
6年で助監督の末席、30歳で脚本をだし、
監督の独立にしたがい30代半ばでさらにチャンス。
大須を舞台にしたドキュメンタリー映画をものにするのが、
78年(山午)あたりなら、大半会年ということになり、
我が国が庶民の時代に入り、
映画よりテレビが隆盛を極めるようになるというのは皮肉だが、
微かながら、
日本の映画界に活力が残っていた落日の時期を、
季節外れのつつじの色に似せた麻宮は、
やはり秋の夕陽らしく、
美しいものに目がないということか。

さて、麻宮の名前が世間に認知されだしたのは、
敬語で旅す四人の男であり、
13年(雨巳)のDNA「牽」の
名誉が形になる支合年で、夢の真っ只中
とはいえ辛抱した甲斐があり、
16年(陽申)の冲殺年干支「陽辰」の大半会を伴う律音年の
人生の折り返し地点に書籍化され、今作につなげたもの。
人生の折り返し地点は、それまで不遇ならば、
生年冲殺でもあり、ひとつのことに集中すれば、
その
後は上昇するばかりなので、今がある。
他には深い感謝と奉仕を濃厚にしていくだけで、
私的面で満足せず
今回なら
世話になった大須の街にどれだけ恩返しができるか。

また、難点言えば、才能にあたる木性が16点しかなく、
酷使すれば、原因不明の咳もでる。
肺は金性の領域で、才能の木性が金性に剋されている状態
ご本人は稲やら杉などの植物のアレルギーとして処理したいようだが、
むしろ
真逆僅かな木性を大事に使えという自然界からの暗示であり、
ただでさえ、
金性の猫二匹と同居しており、木性が弱りきっているので、
このまま
猫を大切にするなら、よほど多量の木性摂取が望まれる。
また、木性は野菜であり果物になるが、冷たいままだと水性に変化しやすく、
を存分に使いスープや味噌汁などので温めていくのが王道

そして今年(18年/山戌)は主導DNA」で、自分自身を再確認するもので、
豊かな発信がテーマになるが、これを趣味や遊興に使い過ぎずに、
冷静で客観的見地にたった自身の宣伝に徹底的に使ってほしい。
そして、成功ということだけを考えれば、
の存在は干合する「宝」が宿命にないので「鉄」になり、
これは地支「申」内で、どうしても
自分が格上の存在。
なので夫をたてて行くという気持ちになるよりも、
夫が仕事を失うようなことになれば、夫にいわゆる
妻の役割を担ってもらい
マネージャーなり秘書的役割に徹してもらえば安泰ということか、
それを忘れると来年(19年/畑亥)は、DNA「調」の害で、
自分が何らかに偏った災禍を受けかねない。
それは夫が直接的原因かどうかはともかく、遠因には違いないのだから。
それさえ乗りこえれば、
麻宮は大物になるに違いなく、大いに期待したい。

なお、この生年月日は、男女の違いこそあれ(後天運が異なる)、
直木賞作家の
志茂景樹(40-0325/灯卯)の次男で、
俳優を経て芸能事務所経営時には多額の負債を抱えながら、
一念発起して飛び込んだ
タクシー業界で、ドライバーとして大成功を収め、
15年(草未)には、
武蔵野市議会議員に初当選した
タクシー運手になって人生大逆転!」の著書もある
田大と同一である☆
麻宮ゆり子76-0812
陽陽海
申申辰-2
貫貫鳳鳳玉(鳳主導)
木性(16)火性(54)土性(54)金性(56)水性(56)/総合236
辰巳生年冲殺/天冲殺(22歳雨巳/32歳海辰)
干合水性天干一気(42歳宝卯)/天剋地冲(52歳鉄寅)
主導DNA(72歳山子)/変剋律(72歳山子/82歳灯亥/92歳陽戌)
真性火性天干一気/地支半会水性一気格/木性脆弱
-2歳草未/12歳木午/22歳雨巳/32歳海辰/42歳宝卯/52歳鉄寅/62歳畑丑/72歳山子〜
03(陽)●BE
主人公(碧)○45-0926
草草灯
戌酉酉+4
牽牽貫調調(調主導)
木性(14)火性(24)土性(18)金性(96)水性(00)/総合152
辰巳天冲殺/初旬条件あり(日干支と律音的)
変剋律(4歳陽戌/14歳灯亥/24歳山子)/主導DNA(54歳宝卯)
年支+月支VS日支害(表裏・悲惨)/害切れ(54歳宝卯)
木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/金性過多/水性ゼロ(配偶者成分皆無)
+4歳陽戌/14歳灯亥/24歳山子/34歳畑丑/44歳鉄寅/54歳宝卯/64歳海辰/74歳雨巳〜
05(山)●BE
top●BE
 
■2018年06月11日(月)木戌
カレー沢薫女って何だ?に何もない魔術
カレー沢薫//女って何だ?○BE
○一人称は「俺」。SNSでは「自虐の神」と崇められ、エゴサーチに励み
時に読者とも絡み、更新されるたび大反響の声多数(本当か・・・)。
OL兼漫画家・コラムニストの
カレー沢薫(82-1122/畑酉)が、
16年(陽申)のDNA「玉」の守護神年から
WEBマガジン「キノノキ」に連載していた、
編集担当から出されるお題に答える連載エッセイ
って何だ?が、04月24日(陽戌)の守護神害日に、書籍化した。

同書のテーマは「女が苦手な女」。
イオングループが住民の娯楽を支えているという
地域に居住しているため、意識して
意識高い系テーマを避け
猫はカワイイ、おキャット様!おキャット様!」とお茶を濁してきた著者に、
担当編集は「
いつもは会社員をしている」という特性を活かし
会社内の人、そこで起こった出来事を書いてください
みたいな注文をだしながら、編集のだすお題に
お約束の脱線をしつつ、
体裁を整えたものである。
第一部の「
女図鑑」では、「サバサバ系」「ゆるふわ系
サブカル系」「キラキラ系」「意識高い系」「自分探し系
残念な女」「干物女」「スピリチュアルな女」など23項目の
類型化されている
○○女子を検証し、
第二部「
女の生き方」では、「女友達の作り方」「女ににとっての年齢問題
ママ友」「嫁姑」「ウザい親戚との付き合い」など12項目を
およそ本人が
積極的に興味があるとは思えないやる気のない筆致で、
時に
担当が捏造したような現象にも、懸命に向き合ったふりをしたもので、
女としての今を戦うサバイバルガイド」になっているそうだが、
時間を持て余している人には向いており、
表面的にはそれらしく
楽しく見せているが、
内容希薄のガッカリ本であることは間違いないが、
それを確認する価値はないとも言えない
微妙さだ。

山口県宇部市出身で、現在も最寄りのスタバまで、
車で1時間半という山口県内に在住し、
山口県周南市YICキャリアデザイン専門学校を卒業後、
就職した謎の会社は8ヶ月で退社、メンタルヘルスに通いながら1年間は無職。
その後、08年(山子)の1年間は派遣で運送会社の事務職。
派遣切りに遭遇しながらも、
09年(畑丑)から、今年(18年/山戌)05月(灯巳)までは、
月給12万5千円の事務職についていたものの、
副業の激務に耐えかね本業でポカをやりすぎたようで、
ついに
無職放免(笑)となり、文筆関連職に専念したカレー沢は、
DNA「
」主導で、原則来た仕事は断らない
他人のものは自分のもの自分のものは当然自分のものという、
一度手にしたものは決して手放さない性癖で、担当だけでも18人はいる(笑)。
判りやすい言葉を使えば、「
ケチ」。
「司+石」は、
日常生活に精神的潤いを求めず
本人も自認するように、意識は高くない
「司+鳳」は、個人主義者で
他者と冷静に関わらず
「司+司」は、
本当の心の奥底を見せず表面的なことばかり。
所謂ところの
希望なり未来計画というものを持たず
「司」×2と
一見地味なのに、
「鳳」×2があるため
遊興に溺れる
「畑+司+亥月」は、
中身は激しく
「戌」年生まれ「畑酉」は、
正直者なので、私生活を垂れ流す(笑)。
伴星は「龍」で、
常に変化を求める。
これはゲームの課金で「FGOの土方さんに17万使った」など。
洩星は「石」で、共同。
編集ありき編集頼り
導星は「司」で、
自分の意志で終わる

宿命の特長は、初冬午後十時頃海沿いの特別にあつらえた
人工的な集会所なり、作物の種みたいなものの貯蔵庫
総エネルギー202点は、それなりも、金性84点は
石ころだらけというか、
使用するか否か不明の器具多数
緩くだらけており、
猫好きだが、面倒なので飼育せず
テレビ見ない新聞読まない外に出ない誰とも会話しない
歯医者通いで総額150万円も、宿命の偏り。
また、自身の土性は26点しかないのに、塩水が56点は、
木性18点火性18点を遥かに上回り、
作物を僅かな火で炙り塩漬けにしている。
そして、それだけなら
貧相で見栄えもしないのだが、
年支「戌」VS日支「酉」の
という自家中毒持ちが、
言葉にならない
癖になる魅力を発する。
残念というか惜しいとかではすまされない、
薄汚れているばかりか表裏ありの持続できず。
ところが
漫画や文章で遊ぶことを覚え、表の顔で一般事務を行いながら、
裏の顔でとてつもない活動をすることに味をしめ
なんとかバランスをとっている。
一応、日支「酉」年支「戌」月支「亥」の
変則方三位があるため、ほころびも最小限に抑えているのだろう。
守護神であり創造力の「灯」が害中の年支「戌」内にあるため、
歪んだものをつくりだし、発信する。
なお、寅卯天冲殺ながら、本来の母親成分は「陽」でも、
宿命にないため前記「灯」が母親で、この火性は身弱で18点で、
害中で
毒親とは言わぬが頼りにならず。
この母親の配偶者成分「海」は56点で、父親にしても害がらみ。
親の結婚が、本人の異常性をもたらせたのは間違いない。
年干支の「海戌」は、旧い場所
旧い家系が似合うも、言動粗野
その気になると、とてつもないものに挑戦する。
月干支の「宝亥」は、肉体的には
虚弱ゼロから何かを産みだす
天性のひらめきあり。
そして日干支の「畑酉」は、親や家に守られながら、
外見は派手で手を替え品を替え趣向をこらすが、
あれこれ言っているようで、実は
さしたる内容なし
干支番号構成は、59-48-46で北方のみの限定領域。
暗い場所での夜なべ仕事が似合う

後天運は、初旬「5歳鉄戌」が、DNA「調」の
宿命害持ちとはいえ、さらに内側に毒をもられた姿は、
汚染された土壌で作物の生育には適さず同情を禁じ得ないが、
役目役割意識が根底から揺らぎ私生活が華にならず
暗く成育しづらい仕事や異性を意味するが、
多くは
自堕落になりかねないが、開き直り徹底すれば
この人のように、
歪んだ感性で生き延びる糧を得られるのだろう。
とはいえ希有も
希有。地道に生きようとすればするほど、くすむばかり。
害なので
女性的感性は否定され
その正体が冷たい「鉄」なので、
温かみのない」になる。
2旬「15歳畑酉」は、DNA「
」の律音。
守りであり、好きなことに興じて、前進はなし。
強くなって攻めることもできたが、
内側が強くなったとみる。
なので相手(後述)を当時の仕事先同僚に紹介してもらう。
3旬「25歳山申」は、宿命害軽減の日支「酉」と年支「戌」に連なる方三位。
DNA「
」を妥協とみれば結婚だし、
仲間作り狡猾ととらえれば運良く仕事にありつく
(友人なら)「必要のないものをリスクを冒して」という
発想になるだろうが、友人はいなくても死にはしないが、
編集者との交流は楽しいはずである。
いくら増やしても、悪いものではないという発想は、
仕事を少しでも受けたいという
ケチの権化だからか。
現在の4旬「35歳灯未」は、DNA「
」の守護神改良改革で、
定時仕事を辞めて、
虚業にシフト
忌み神年干「海」が「木」になれば当初は気合いを入れて、
良い仕事もするだろうが、
慣れきってしまえば日干支「畑酉」との干合支害が効いて、
年干は「山」になり
埋没なり妥協。
そうならねば
夫が変わりゆくことになるので、
ゲームに没頭することなく仕事が出来ればいいが、それこそ編集者の腕次第。
存外定時仕事があったからこそ、漫画その他も上手くいっていたのに、
なくなった途端に
だらしない自分まるだしに気づくかも。
5旬「45歳陽午」は、DNA「
」の旧いものに縁がでて、
当初は救いがでる見込みも、その気になって方向性を変更したり、
若い人につられて妙な世界に足を踏みこめば
月干「宝」との干合で、10年運は「海」月干は「雨」にと、
忌み神だらけの
強欲か、感謝なく生きることに困るか。
6旬「55歳草巳」は、DNA「
」で有り得ないほどの多忙なら良いが、
危険なことばかりに手を出せば、安っぽくなる。
7旬「65歳木辰」は、DNA「
」で、最高級の栄誉を手にするかもと思えば、
これまでの薄汚れた世界になれきってしまっていると、
害切れで、
本性があらわにされ恥をかく
8旬「75歳雨卯」は、DNA「
」の害切れ天剋地冲10年運天冲殺
欲深きことがたたって、全部崩壊したり、
溜め込んでいたものが流れだし、何もかも失いかねない時機。
この晩年を考えれば、日頃から真面目に過ごし、
世のため人のために奉仕活動が出来ていれば良いが、
それがなかなかできず、できても持続出来ないのだから、
なるようにしかならないというものだろう。

さて、カレー沢は05年(草酉)のDNA「車」年に、
結婚願望」を叶え安定的老後」を実現するために、
当時の同僚に頼み込み
農協勤務男性(79-0810/畑酉)を紹介され、
交際することになる。木性脆弱のカレー沢なので、
干合して「山」になってしまう「木」年より「草」年が刺激になったようで、
そちら方面の欲もけっこうあったろう。
とはいえ、共通干に共通干支まであるとはいっても、
日干支同士が律音(同一)では、
感動も発展もありはしない
しかも結婚は、10年(鉄寅)の
二人の条件なし天冲殺の夢の中で、
明けて13年(雨巳)には、
家まで建ててしまうのだから、
もはや
この世のものではなく不穏の坩堝

本書では「子供には興味がないし作りもしない」と明言しているが、
感動のない相手ではその気にもならず無理だろうし、
子供みたいな方向性の作品をせっせと創造しているのだから、
本能的に回避しているのかもしれない。
なお、
カレー沢の生年月日元女優・歌手の法子と同一
椎名は
結婚し子供もいるが、
(干合支害持ちが子供をつくったがために)
夫は若いのに、椎名の
害の犠牲で癌に倒れている
また、
のほうは女性なら作家の葉月と同じだが、
後天運の廻りが異なり、男性で言えば
BUMP OF CHICKENのドラマーのと全く同一
この
二人の結婚は確認されていないが、
夫と升は現在「31歳山辰」の主導DNA「石」の妥協だけあって、
カレー沢が2階で夫が1階の家庭内別居中らしいが、
夫の次旬「41歳灯卯」は守護神10年運天冲殺対冲で
刺激ある幸運
人として面白いのは、カレー沢の毒ありの宿命だが、
運格夫のほうが次元が高くなるので、
ある程度の収入のある男を確保」とか発言をせずに、
カレー沢が、
強欲を廃し歩み寄り感謝や奉仕を濃厚にする人生に向かえば、
存外、
薔薇色とまではいかずとも安定的上昇が可能となり、
仕事の質も上がる可能性も捨てきれないが、
あっさり終わりにすれば、
失速なきにしもあらず
なにしろ、
今の活躍は夫の艱難辛苦によるところもあるからね。
わかってる? わかってるんだろうな〜凄い☆
カレー沢薫82-1122
宝海灯
酉亥戌-5
司鳳鳳司石(司主導)
木性(18)火性(18)土性(26)金性(84)水性(56)/総合202
寅卯天冲殺/天冲殺(75歳雨卯/85歳海寅)/害(5歳鉄戌)
律音(15歳畑酉)/方三位(25歳山申)/干合支合(65歳木辰)
天剋地冲(75歳雨卯)/変則方三位
年支VS日支害(表裏)/害切れ(65歳木辰/75歳雨卯)
木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/金性過多/水性過多
-5歳鉄戌/15歳畑酉/25歳山申/35歳灯未/45歳陽午/55歳草巳/65歳木辰/75歳雨卯〜
06(畑)BE●
農協職員の夫79-0810
海畑草
酉申未-1
貫司鳳石龍(石主導)
木性(10)火性(26)土性(92)金性(64)水性(44)/総合236
寅卯天冲殺/天冲殺(41歳灯卯/51歳陽寅)/変則方三位(11歳鉄午)
大半会(21歳畑巳)/主導DNA(31歳山辰)/変則方三位
木性脆弱/火性脆弱/土性過多/金性過多
-1歳宝未/11歳鉄午/21歳畑巳/31歳山辰/41歳灯卯/51歳陽寅/61歳草丑/71歳木子〜
06(畑)BE●
top●BE
 
■2018年06月18日(月)宝巳
桜井鈴茂できそこないの世界でおれたちはにの出来損ない
桜井鈴茂//できそこないの世界でおれたちは○BE
○大学卒業後もバンド活動をしていたが程なく頓挫。
郵便局員、バイク便ライダー、大学事務員、祇園のスナックのボーイ、
小料理屋店長、水道メーター検診員、コンビニ店員などの職を転々。
02年(海午)の才能が輝いたDNA「石」年には、
ルヤで第13回朝日新人文学賞を受賞し、
フリーター小説」の勝者的扱いをうけ、
なぜか「
明るい敗残者」として評価されてきた桜井鈴茂(68-0423/雨亥)が、
「小説すばる」に昨年(17年/灯酉)連載をしていた
「アレルヤをもう一度」を大幅に加筆修正した
できそこないの世界でれたちはが、
04月22日(木申)のDNA「調」の害日に上梓された。

主人公は、パンク歌手として世に蔓延る嘘や欺瞞と闘った日々も今は昔
40歳代半ばとなり、
必死に働かないと餓死しそうな
日雇い労働者の変形ヴァージョンみたいなフリーランスコピーライターが、
11歳になる息子養育費の支払いに四苦八苦する毎日を送りながら、
繁華街に近いアーバンエリア(四谷三丁目)に暮らし、
たまに座骨神経痛や原因不明の腹痛に見舞われるも、
両親も健在で、ステディな恋人はいないけれど、
飲みに行ったり、互いがそういう気分になったら・・・
という女友達はいるという表面的には
優雅な暮らしをしている
ある日、かつての相棒の「ドラム」から久々に電話がかかってきて、
彼が所属する
堕落したバンドが紅白歌合戦に出場することを告げられてから、
(紅白に出たらロックンロールもお終いで、
ボブディランノーベル文学賞を受賞して堕落したのと同じだそうだ)
昔の仲間偶然再会したり、消息をたずねるようになり、
感動的な時が動きだすようになる。
代々木上原に住む
ジャズをかけない下北沢ジャズバー女店主
パラグアイにとんずらしたはずが葛飾区青砥にいた元コールガール
理解不明な
レーゾンデートルをふりかざす前科者おかまバー経営者など、
どこかハミダシ者で、個性豊かな仲間たちと繰り広げる、
愛と笑いと涙が(中年にしては)あふれ出す
未熟さと決別できずに
出来損ないで半端なままの、
大人であることを忘れてしまいそうな
永遠の青春小説だ。

北海道当別町出身、明治学院大学社会学部社会学科を卒業。
音楽活動ほか職歴多数経験後、
同志社大学大学院商学研究科を中退。
88年(山辰)〜90年(鉄午)の横浜市内を皮切りに、
東京都大田区(〜91年/宝未)、東京都三鷹市(〜93年/雨酉)、
東京都武蔵野市吉祥寺(〜96年/陽子)、
北海道札幌市中央区(〜98年/山寅)、京都府京都市内(〜01年/宝巳)、
神奈川県川崎市宮前区(〜11年/宝卯)、
さらに、
東京都武蔵野市吉祥寺に舞い戻るという流浪を繰り返し、
現在は
東京都目黒区鷹番にノンアルコール飲料カフェを運営し、
東京都練馬区内に居住している桜井は、DNA「」主導で、役割意識があり、
それなりの
権威も認めるという自己愛の象徴者でもある。
「牽+玉」は、
王道を行こうとするクセに脇道にもそれたがる
思いつきは良くも、なかなか実績に結びつかず
「牽+石」は、
気配り上手で、長いものにも巻かれやすい。
才能はこの「」で、人付き合いの巧さ
自分が
濁るのも承知で、仲間のためならひと肌脱いだりも出来る。
どんなに忙しくても、
友人知人のつながりを大事にして、
なるべく
嫌われぬようにしている。
「牽+牽」は、
無駄とわかっていても、気持ちがあれば動くし、
結果を考えずにとにかくやってみる。
そうこうしているうちに、なんとか格好もついてしまう妙。
「牽+司」は、常に
保身を意識。
逃げ道がないと心配なので、自分を客観的に見ておく。
「雨+牽+辰月」は、
子供っぽい自尊心で、
結婚して相手の親に気に入られ婿入りもする。
離婚しても険悪にはなりにくい利点あり。
「申」年生まれ「雨亥」は
現実的でないことばかりが頭に浮かぶ。
伴星は「貫」で、根本的には変わる気持ちなし。
洩星は「司」で、努力や
廻り道の積み重ね
導星は「石」で、誰かと共に終わる。
それが友人知人、友達のようなパートナー。

宿命の特長は、晩春午前十時頃の陽光が降りそそぐ山間の川だが、
年干支「山申」VS日干支「雨亥」の
干合支害が、
究極の表裏で、朝令暮改どころか、同じようなことをしていても、
気づいたら、実際は全く違うような流れになっている。
飽きやすく不安定で、ひとつのことを続けられない性分。
表向きは素晴らしい景観なのに、川底は腐っていて、
曲がりくねりながら、目的地が全く読めない、その時の気分で移ろい、
その場の乗りで、
予測不能の動きばかりをする。
都合が悪いことがあれば、笑って誤魔化す
風呂上がりのコアラのような目をするという表現は言い得て妙なり。
」にとって「」は異性を表す。
つまり、なかなか
相性の良い相手には出会えず
どこか
不良品みたいな異性に縁あり。自分が欠陥品なのにね。
嫌いじゃない愛しているの間には、険しい山脈が連なっているであり、
「山」もふくめたいわゆる自然は大好きなのだが、
おいそれと踏み込めないともいえる。
刺激はあるが、なんとなくもの足りない発泡飲料みたい。
年支「申」VS月支「辰」の半会は、
一見前向きな好人物なので、
常に、
人と接している時は笑顔営業センスもあるだろう。
才能の「石」は、これにも通じる。
誰も見ていないところでは、険しい意地悪な顔になる。
長時間
集中することは、心も身体も病むが、
これは年干「山」と日干「雨」が干合すると、
年干が「陽」に日干が「灯」になり、
これに月干の「陽」を加えると、火性の天干一気が成立するものの、
年支の「申」と日支の「亥」の害はそのままのため、
集中すると
火砕流のような勢いになっても、
バランスが悪くて、
近くに居たら質の悪い火傷をする。
自暴自棄自業自得になりやすいのは、自分で知り得ているはずなので、
しょぼくも自己鎮火することも可能だが、
虫の居所が悪いとマッチポンプを繰り返し消耗する。
総エネルギー204点中水性90点は、
目上剋しの子丑天冲殺でもあり、
それなり身強扱いともいえるが、
見かけ倒しの感もあり。
父親は農協職員で、母親は保健所職員という、
一見真っ当な組み合わせだが、内実は異なるものがあったのだろう。
「雨」の母親成分は年支「申」内の「鉄」。
これが害中にあるため、おかしさの源流は母親にあり。
父親は月支「辰」内にあるが、
それぞれ地支内のため、親を飛び超えることは間違いない。
年干支の「山申」は、
屈強な砦で先天的な色気あり。
究極の救いがあるため、安心感を与えるも何かをするものではない。
月干支の「陽辰」は、表面的には温厚も内面に柔らかな棘を持ち、
何度失敗しても立ち直る、
執念深さあり。
そして日干支の「雨亥」は、自己の領域に周囲を引き込む手練れ。
頭は良いが心がそこまで強くなく、人目につかぬところで技を披露し、
本気さをあまり見せないようにする。
干支番号構成は、45-53-60でほぼ北方の限られた領域は、
どこまで行っても、音楽なら音楽からは離れられない。

後天運は、初旬「4歳灯巳」が、DNA「」の天剋地冲で、
何かの拍子に有り得ないような扱いをうけ、
宿命の究極の害毒が切れて、個人生活の何かを犠牲にすれば、
成功する可能性を秘める
成功運型になる。
電話をガチャンと切ってといいたいが、
今ならスマホだからピッっと切ってという具合である。
また、
何をしても目立ってしまうターボ運(子丑天冲殺廻り)が、
ほぼ生涯廻るため、
信用がおけないのに、すぐに中心人物にされたり、
騒動に巻き込まれやすいような感じとなる。
2旬「14歳山午」は、
主導DNA」で自己確立
他力的なことで変化するので、異性への関心が物事のきっかけ。
高校までの道のりが遠く、その時間を利用して読書にも縁ができた。
むろん格好をつけるために、上京もするし、
同様の理由により、音楽からも離れないが、
宿命内天干一気は破格となり、流れを変えたとも見える。
3旬「24歳畑未」は、DNA「
」の半会で、危険な道行き。
何かから逃れるように、何をやっても落ち着かず。
4旬「34歳鉄申」は、DNA「
」の
害持ちらしく妙な発想をもとに作家デビュー
現在の5旬「44歳宝酉」は、DNA「
」の改善。
月干「陽」が干合され進み行く方向性の変化に、
同様に宿命内天干一気の破格は、一般に受け入れやすくなり、
宿命内の干合火性天干一気の威力は薄れ、
才能にあたる塩水が増量するため、若い時を振り返ったり、
集中するより肩肘をはらない狡猾さで生き延びようとする。
今後は6旬「54歳海戌」が、
才能強化のDNA「」も、
周囲に振りまわされすぎると、
かえって器用貧乏のような薄さが目立ちかねない様相。
なんでもありという汽水域での賑わいも立ち位置は微妙だろう。
7旬「64歳雨亥」は、DNA「
」の律音で集中力。
一般社会に見せる顔の変化で、地味ながら食い扶持が変わる。
宿命内の干合火性天干一気が薄れるので、通俗的にも見えかねない。
8旬「74歳木子」は、DNA「
調」の10年運天冲殺
限られた流域で目立っていた頃と違い、
一点集中型とはいえ、善し悪し別にして、注目のされかたが変わるが、
いくら晩年に向けて威力を増す子丑天冲殺とはいっても、
それなりのトシヨリなので、
どれだけ余力が残っているかだが、
害毒が体内に回りきっておらず、排出が上手ならば、
年支「申」と月支「辰」のからむ
三合会局もあり、
独特な世界を構築できなくもないだろう。

さて、最後はかつての仲間の十歳の息子が、
重篤ではないものの脳に腫瘍があることを知らされ、
その手術が迫り元気づけるために、およそ20年ぶりに、仲間が集まり、
サークル活動の延長みたいなバンド活動に興じる
そして、それと同時にかつて結婚していた女性の妹が
オーストラリア人と結婚しており、
その男(といっても主人公と二人で悪さをした過去あり)が
故郷のブリスベン近郊で、叔父の残したパブを改装して
カフェをやることになり、妹夫婦にその娘、元妻に自分の息子ばかりか、
元義理の両親までが向こうに
移住するという話が舞いこみ
主人公にも同行の誘いがくるという仰天話がもちあがる。
今までは
月に一度は会っていた息子にもう会えないのか、
いやなんで彼が労働力として期待されるのかという
意外な方向に流れるのは、宿命そのまま
先が見えちゃう」から移住という選択肢が見えてくるのも同様。
ここに例の手術がせまり、成功の確率八割、
たとえ成功しても視力を失う可能性が七割という事態になり、
三ヶ月でバンドを完成させることになる。
バンド名は「
Wandering Cattle」。そう「さまよう牛たち」。
悲しげだけど、どこか牧歌的とぼけたユーモア
はぐれた野郎ども みたいな意味があり、
どこか
自由を求めている右往左往しているものどもだ。
究極の害毒持ちらしいファンタジーではないか。
ラストシーンは、そのバンドが上野公園の屋外ステージの
動物愛護団体かなにかのチャリティーコンサートの一部として
演奏を成功させながら、その先はそれこそ神のみぞしる
天にまします我らの父よありがとうございますみたいな
先が見えない終わり方なのだが、ゴロウという名の自分の息子は
本当にいるのかよという不思議な後味
実際、一昨年(18年)の「陽申」
毒重なりには、練馬に引っ越し
猫二匹と妻を待ち煙草を吸い酒を飲む生活だが、
子丑天冲殺のわりには自分が子供みたいな人で子供がいない
ろくでもない時に引越するからまたCMにつられて
そうだ、京都に行こう」になってしまうのだろうね。
現在
続いているかもどうかもわからない妻とのかかわり
「34歳鉄申」始まりだが、
養ってくれているばかりか、
新婚旅行を文章に書いてとか言われ作家になる後押しされたわけだから、
少しは
恩義に感じているかは疑問も疑問
ちゃんと頑張り続けていると、出来そうもなかったこともできたりする。
深刻なことでもちょっと距離をおいてみれば、
どうってことでもないと思えるみたいな・・・
」と、害持ちらしい処世術は、
たしかに
野人の(62-0115/雨丑)あたりよりは
マイルドすぎて売れないのかもしれぬのだが、
この本みたいに、さすが
オーストラリアに行ってしまうほどの
度胸も必要性も感じない
。だって、それは逃げることだから
桜井の逃げは、せいぜい練馬から、
居心地の良い都内を気分転換のために流浪することで、
あとは、「
尻すぼみの人生に決着つけるため」に、
どんな言い訳をするのかミモノである。
毒があるから、気を抜いて感じさせないようにする。
ポンコツだけど、見事だけどね☆
桜井鈴茂68-0423
陽山陽
亥辰申+4
牽司石牽玉(牽主導)
木性(33)火性(15)土性(45)金性(21)水性(90)/総合204
子丑天冲殺/天冲殺(74歳木子/84歳草丑)
初旬条件あり(日干支を天剋地冲)/ターボ運(〜73歳)
主導DNA(14歳山午)/害(34歳鉄申)/律音(64歳雨亥)
三合会局(74歳木子)
干合火性天干一気/天干一気破格(14歳山午/44歳宝酉/64歳雨亥)
年干支VS日干支干合支害(究極の表裏)/害切れ(4歳灯巳)
木性脆弱/火性脆弱/金性脆弱/水性過多
+4歳灯巳/14歳山午/24歳畑未/34歳鉄申/44歳宝酉/54歳海戌/64歳雨亥/74歳木子〜
10(雨)●BE
top●BE
 
■2018年06月19日(火)海午
イタリアの小さな村へ アルベルゴ・ディフーゾのおもてなしが羨ましい
森まゆみ//イタリアの小さな村へ○BE
○新鮮な魚介類を楽しめる漁村、中世から続く歴史の深い村、
険しい山々に囲まれた絶景の限界集落たち、
村内に点在する客室やバールを行ききして、
暮らすように滞在できる20のイタリアの村を紹介。
多少の不便さはありそうだけど、身近で本物のイタリアに出会える予感。
過疎化の解決策として我が国も見習いたい
新しい旅のスタイルを、イタリアに憧れ現地で結婚し、
住みついたしまった
(73-XXXX)と
地域雑誌「
谷中・津・千駄木」を創刊した
作家の
森ま(54-0710/灯卯)が、
イタリア小さな村へを、05月30日(海戌)に刊行した。

東京都文京区出身。早稲田大学政治経済学部を卒業した森は、
」主導で頑固者。
「貫+鳳」は、人生ゆっくり。
「貫+龍」は、忍耐力あり。
「貫+玉」は、メッセージ性あり。
「貫+禄」は、悪者ぶる(笑)。
「灯+貫+未月」は、用心深いがここ一番で冒険。
「午」年生まれ「灯卯」は不動。
最大級の特長は水性ゼロ(DNA車/牽なし)で、
枠にとらわれず配偶者成分も皆無なので離婚もしたが、
その気になって探究心を発揮すると意義ある発見も可能。
現在の「61歳木子」はDNA「玉」で落ち着いた学び。
今後「71歳雨亥」からは、ありえない水性と
ターボ運(子丑天冲殺廻り)で面白い活躍をしてくれるはず。

ところで、「アルベルゴ・ディフーゾ」とは分散した宿という意味。
マニュアルどおりに接客し
余計なことには介入しない高級ホテルにあるスタイルは、
個性豊かなイタリア人には向いていない。
もともとあった「ロカンダ」と呼ばれる食事処をかねた宿の発展。
しかし旧いだけではなく、各部屋にはバス・トイレ、
電話、冷蔵庫、Wi-Fiなどが備わっている快適さに、
地元の伝統料理が楽しめるが、名も無い建築家や職人がつくった旧い住宅を
その土地の文化的資産として利用できるもの。
車が運転できないと行きづらいが、
憧れのそしてぞんざいなイタリア車に乗れると思えば笑えるし、
クレジットカード決済しか受け付けないなどのルールはあるが、
カンツオーネの国の先人が築いたものが不便であろうと
取り壊さなくても景観のために残したいという
イタリア人のアイデンティティーは尊敬に値する。
著者が在住するナポリの丘の上を疾走するのも希望するが、
こんなイタリアなら、お金と時間がいつか一緒にやってきて、
なおかつ怖くて飛行機に搭乗したくない気持ちさえなくなれば
一度は暮らすように訪れたいと願う☆
森まゆみ○54-0710
宝木海
卯未午-1
玉禄龍貫鳳(貫主導)
木性(71)火性(75)土性(50)金性(13)水性(00)/総合209
戌亥天冲殺/天冲殺(71歳雨亥/81歳海戌)
方三位(11歳畑巳)/律音(31歳灯卯)
三合会局(71歳雨亥)/ターボ運(71歳〜)
木性過多/火性過多/金性脆弱/水性ゼロ(野人・配偶者成分皆無)
-1歳鉄午/11歳畑巳/21歳山辰/31歳灯卯/41歳陽寅/51歳草丑/61歳木子/71歳雨亥〜
 
■2018年06月21日(木)木申
野田秀樹藤田陽子に第三子男児誕生の先行き不穏○
野田秀樹○BE
○長崎県西彼杵郡崎戸町(現西海市崎戸町)出身で、
一浪後に入学した東京大学在学中の76年(陽辰)の
DNA「調」年の害年に「劇団夢の遊眠社」を結成。
92年(海申)のDNA「玉」年には同劇団を解散し、
一年間のロンドン留学を経て、
不純事実婚を5年続けるも破局
劇作家・演出家で、多摩美術大学教授で東京芸術劇場芸術監督の
秀樹(55-1220/草卯)が、05年(草酉)の納音に結婚した
奈良県出身で99年(畑卯)デビューの
女優で歌手の
藤田(80-0610/木寅)が、
子女児(09-0601/灯丑)第二子女児(14-XXXX)に続き、
第三子男児(18-0614/灯丑)を出産し「朱夏」と名付けられたそうだ。

25歳の歳の差がある二人には共通干支がなく、
「龍」冲殺主導で落ち着きなしの野田は生月冲殺なのに、
自己発揮しまくりの感があるが、
条件なし天冲殺の条件なし天冲殺日の第一子も今回の第三子も
藤田にとっては守護神方向の冲殺範囲をもたれており、
共通干すらなく、いったいどんな家庭生活なんだか。
野田「
このたび、還暦を過ぎた私によもやの
第三子である男児が誕生いたしました。
私めの三番目の子供ごときに、関心はないと思いますが、一応ご報告です。
受け取るお祝いのコトバは『元気だねえ』と
『大変だねえ』の二種類に分かれると思います。
『元気だねえ』には『ありがとうございます』、
そして『大変だねえ』には『余計なお世話だ』です。
若い頃、思いもしなかった『長生き』だけが、
人生の目標になりました。まだまだ馬車馬のごとく頑張ります…。
あ、そういう意味ではなくて
」とした。

とはいえ木性の金性ゼロ(DNA車/牽なし)は、生月冲殺以上に無責任。
さらには、来年(19年/畑亥)の三合会局年から始まる
「64歳宝巳」は、ありえない危険。
その後の「74歳鉄辰」は、有り得ない干合支害を考えれば
悠長にもしていられまい。
妻の藤田が次旬「42歳灯丑」から初旬条件のない40年にもわたる
10年運天冲殺に入ることからも、相当危険な環境であることは変わらない。
また、野田は第一子とは共通干支がなかったが、
この第三子とは月干支が納音同士ながら共通干あり。
とはいっても、第一子も第三子も
木性ゼロ(DNA龍/玉なし)の親縁なしどころか、
頭の中身は空っぽであるうえに、二人には第二子の次女がいるのだが、
どこをどう調べても生年月日が出てこない。
長女の有り得ない害年に誕生した次女は可哀想なんだが、
救いがあるのか不明だが、案外最もまともなのかもしれないね〜☆
野田秀樹○55-1220
山草灯
卯子未-4
貫司貫龍貫(龍冲殺主導)
木性(84)火性(15)土性(33)金性(00)水性(25)/総合157
子丑生月冲殺/三合会局(4歳灯亥)/納音(24歳草酉)/主導DNA半会(44歳雨未)
干合支害(74歳鉄辰)/年支VS月支害/害切れ(54歳海午)
木性過多/火性脆弱/土性脆弱/金性ゼロ(配偶者成分皆無)/水性脆弱
-4歳灯亥/14歳陽戌/24歳草酉/34歳木申/44歳雨未/54歳海午/64歳宝巳/74歳鉄辰〜
02(草)●BE
藤田陽子●80-0610
海鉄海
寅午申-2
車龍禄司禄(司主導)
木性(28)火性(45)土性(70)金性(38)水性(32)/総合213
子丑天冲殺/天冲殺(42歳灯丑/52歳陽子/62歳草亥/72歳木戌)/害(2歳宝巳)
主導DNA(22歳畑卯)/大半会(72歳木戌)/年干支VS日干支天剋地冲
木性脆弱/土性過多/金性脆弱/水性脆弱
-2歳宝巳/12歳鉄辰/22歳畑卯/32歳山寅/42歳灯丑/52歳陽子/62歳草亥/72歳木戌〜
01(木)BE●
第一子女児●09-0601
畑畑海
丑巳丑※+1
鳳鳳鳳石鳳(石主導)
木性(00)火性(45)土性(111)金性(47)水性(46)/総合249
申酉天冲殺/天冲殺(21歳海申/31歳雨酉/41歳木戌/51歳草亥)/害(1歳鉄午)
天剋地冲(11歳宝未)/三合会局(31歳雨酉)/主導DNA(61歳陽子)/律音(71歳灯丑)
木性ゼロ/土性過多
+1歳鉄午/11歳宝未/21歳海申/31歳雨酉/41歳木戌/51歳草亥/61歳陽子/71歳灯丑〜
04(灯)BE
第三子男児(野田朱夏)●18-0614
山山海
丑午戌※+8
調調車鳳禄(鳳主導)
木性(00)火性(66)土性(113)金性(40)水性(19)/総合238
申酉天冲殺/天冲殺(18歳鉄申/28歳宝酉)/初旬条件あり(日干支と納音的)
主導DNA(8歳畑未)/ターボ運(〜57歳)/干合火性天干一気(48歳雨亥)
三合会局(78歳陽寅)/年干支VS月干支大半会
月支VS日支害/害切れ(8歳畑未/58歳木子)
木性ゼロ/火性過多/土性過多/金性過多/水性脆弱
+8歳畑未/18歳鉄申/28歳宝酉/38歳海戌/48歳雨亥/58歳木子/68歳草丑/78歳陽寅〜
04(灯)BE
 
■2018年06月23日(土)陽戌
青山美智子木曜日にはココアをにおける恐怖の戦闘力
村井理子//兄の終い○BE
○03年(雨未)のDNA「調」年の変則方三位年に、
「ママにハンドクラップ!」で、
第28回パレットノベル大賞佳作受賞。
短編小説
「街灯り向こうに」は、
09年(畑丑)の60年に一度の主導DNA「玉」の天冲殺年には、
映画化もされた
青山美智子(70-0609/鉄申)が、
15年(草未)の有り得ない干合年より16年(陽申)の守護神年まで
豪州シドニーの情報誌「ジャパラリア」に連載していた
「十二色のパステル」を加筆改稿した
曜日にはココアをを、
守護神年だった昨年(17年/灯酉)の09月09日(畑亥)の
主導DNA「玉」の害毒日に刊行しているので解説する。

NHK朝の連続テレビ小説ひよのタイトルバックを制作した
田中達也(81-XXXX)が装画を担当した同作は、
東京シドニー舞台となっており、
20代に2年間豪州で暮らした作家のシドニーでの経験が反映された
1話完結の短編12話から成っており、通して読むと全話が繋がっており
いずれも、
ココアを飲んだ時のような心温まる物語を狙っている。
まるで舞台劇のような様相の「
マーブルカフェ」は、
川沿いの桜並木がちょうど終わるあたりに
大木から隠れるようにたっている設定で、
あたかも目黒川あたりから少しだけそれた
静かな住宅街の片隅
の幼稚園も近所にありそうで、
テーブル席が3つと5人ほどが座れるカウンター席からなる
満席にもならないが、からっぽにもなることのないカフェ
チェーン店をリストラにあった若者自らをマスターと呼ばれる男から、
(喫茶店でコーヒーを淹れることが夢だったが)
夢はかなったところから現実だから。
俺、夢が好きなの。だからもういいんだ
」と
一目会うなり信用されて任されているものだ。
表題作は、
必ず木曜日にきて、いつも同じ席で手紙を書く女性
そして、
頼むのは、決まってココア
若者は、その女性を「
ココアさん」と密かに呼んでいる。
ある木曜日。ココアさんはいつものようにやってきたのだが、
どこか様子が違い、手紙を書かずに俯いている。
心配していると、ココアさんは、ぽろりと涙をこぼしたのだった。
主夫の旦那の代わりに、初めて息子のお弁当を作ったキャリアウーマン
厳しいお局先生のいる幼稚園で働く新米先生
誰にも認められなくても、
自分の好きな絵を描き続ける女の子
銀行を辞めて、
シドニーにサンドイッチ屋を開業した男性
人知れず頑張っている人たちを応援する、
カフェで起きた出来事がチェーンのようにつながった
一杯のココアから始まる物語の奥底に隠されている成分をさらけだしたい。

愛知県瀬戸市出身で、一時千葉県銚子市を経て、
中京大学卒業も豊田キャンパスというだけで学部は不明。
90年(鉄午)に編集プロダクションにアルバイト勤務し、
雑誌
「ぴあ」の原稿を書き、大学卒業後、渡豪。
2年間シドニーの日系新聞社で働き、
95年(草亥)の
ありえない干合支害年に帰国後に上京
「主婦と生活社」「扶桑社」「KKベストセラーズ」など、
数社で
雑誌編集者として勤務
静岡県島田市川根本町あたりの大井川鉄道沿線お茶農家が実家で
バーテンダーからホテル勤務という経歴の
00年(鉄辰)の
大半会年に結婚したあとは、フリーで活動。
06年(陽戌)には、
神奈川県横浜市都筑区から
夕陽が好き」という理由で神奈川県横浜市戸塚区戸塚町
西向き5階の建物に居住している青山は、DNA「」主導で、
気分転換不得手で、相手に合わせることで力を抜く
性懲りも無く同じことを繰り返す性癖。
「玉+石」は、空気を読んで
それらしいメッセージを発信する。
クセはないし、それこそ幼稚園の先生みたいなものなので、
カレーライスとハヤシライスを半々にだされても、
周囲は文句のひとつも言えない(笑)。
「玉+龍」は、心で感じたこととは違う気持ちになりやすく、
誤解されやすい側面ありも、それすら曲げない。
お客様が書いている手紙に、
うっかりも何もココアをこぼしてはいけないだろう。
たとえ「
見て、ココアのハート!」とかフォローされても。
「玉+貫」は、10年20年先を見通せない反面、
その場限りをつくろうことには長ける
まるで
深入りしてはならないカフェの従業員のようだ。
「玉+鳳」は、
自分のことは棚上げして他人をあれこれ評する。
才能は、この「」で遊び半分表現力
何をやっても趣味の域を脱せないため、極めるまでにはいかずが、
発信力才能だから、あれもこれも食い散らかさず
「玉」主導らしく
書くことに専念したほうが、迫力増す
「鉄+玉+午月」は、
クセのある放浪癖
頭は良いのに試験に弱くも、芸術志向は強い。
「戌」年生まれ「鉄申」は、
非現実性の極み。
辞めちゃおうか、幼稚園。行ってみようか、オーストラリア。」なんて
軽く逃避するものだから、結局は持続せず箔が付いたように見えて、
信頼感なしであり、現実的ではないので、半ばファンタジー
伴星は「司」で、
波の少ない人生が望まれるのに出来ておらず。
洩星は「玉」で、
身内の助け
導星は「鳳」で、最後の
心の楽しみでぐだぐだかも。

宿命の特長は、仲夏正午頃回送電車
しかも年干と日干が同じ「鉄」なので
両天秤だが、
表向きの
形態は似ていても、上り下りとも、
臨時ホームのような場所で、意図的に運行休止中なのは
木性ゼロ(DNA禄/司なし)で乗客なしのため。
その「
」がないからこそ、「曜日にこだわった
」だから電車にしたが、本来は武装した戦車であったり、
(いつでも
戦闘準備はできている〜)鉄筋打ちっぱなしのカフェでもいい。
客もいたりいなかったり、たまに
物好きや訳ありが集うが、
そこで出されるものは、
木性の裏付けのない
熱いように感じる火性のホットな飲み物
でも、
気づいたら冷めてしまうのは、火性の燃料の木性がまるでなく
(だからこそ
植物好きで、ターコイズの色も好む)
実は
冷ややかで温かさはなく暖かみも見かけ倒し
強欲で強気な子丑天冲殺らしい(誉めてます)。
ないものねだりは、方向は異性でもあり、
それこそ
偏った感覚で選びそうだから、失敗もつきもの。
どこか
頼りなさげな若い男漁りをやめられない。
総エネルギー262点と目上剋しの子丑天冲殺は、
うち金性104点という
剛気な塊で、年下好き子供好きで、
配偶者も若さ狙いか、仮に年上でも、強くはない男なのだろう。
女性が全てをリードしていくというより、
働く女性にとって、配偶者や恋人が、下の立場になる図式
とはいえ、配偶者成分の
木性皆無で、
そんな異性も
実際は存在しないものだから、
はかなくて希薄で、結婚はしているのだろうが、
どこか頼りなく、
男は面倒をみてやらねばならない生き物と考えている。
なので
青山の実生活も腕力頼みのところがあり
真っ当に働く男にはなりにくく、夫婦
そろって持続力なしなのは、
いささか心配(そういう傾向があるというだけで、実際は不明)。
年干支の「鉄戌」は、
野暮ったいのに目立ちたがり屋
それなりに
強気なので、外国にまで出っ張っていくが、
周囲が退くくらいなので怖い物知らず幼稚園のお局さまの存在。
月干支の「海午」は、たとえて
戦場の花嫁
常に
忙しなく働き異性を異性とも思わず仕事好き
言うなれば
ココアさんの席を占領していたキャリアウーマン
そして日干支の「鉄申」は、
マニュアル頼りお師匠さまで、
少人数を指導する
骨のある人英国の魔女と思えば間違いなし。
干支番号構成は、47-19-57と西方南方北方で少々極端。

後天運は、初旬「1歳宝巳」は、DNA「」の刑と支合。
争いながらもまとめあげる学級委員の質とはいっても、
これといった
初旬稼働条件はなく強さだけで親は大変
2旬「11歳鉄辰」は、DNA「
」の大半会。
年干支「鉄戌」の納音は、
親の世界が現実的崩壊で、
さらに
楽ではなかったが、本人は剛気に存在感を示した。
3旬「21歳畑卯」は、
主導DNA」の自己確立
ここで愛知県を極めるなり、
古都の京都や奈良に居場所をみつければ
とっくの昔に大物になっていただろうが、
いまこの小説のネタになったという事実はともかく、
旧さにしみていきたいのに、そこが全くもって残念。
行ってみようかオーストラリアという軽さは致命的
とはいえ一応向こうで
日系紙の記者となったのは、
母国を思うという意味では正解
では
不正解は何かと言えば、ダメでしょ2年で帰ってきちゃ
強いからこそ通用しても、
10年やらないから中途半端
帰国しても、善し悪し別に、
まるで便利屋ではないの(笑)。
力があるから、
出版社を渡り歩き
実態のない占い稼業まで手を染めても本格化ではないもの。
とはいっても、
書く方向に間違いなし
なお、相手は不明出会いも不明も
(成分なしだから間違えやすい相手)、この最後に結婚。
4旬「31歳山寅」は、DNA「
」の改善の対冲。
もし海外へ行くならここなのに、
落ち着かず
色々なものに手をだししっちゃかめっちゃか
出産も経験しているが、いわゆる母親の優しさとは
一風異なる、
有り得ないベタ可愛がり(笑)。
現在の5旬「41歳灯丑」は、DNA「
」の名誉の10年運天冲殺で、
突如仕事の質があがりこの本もだせた
すごい力をもっているのに埋もれちゃってるヤツを
引っ張りだして、世の中に伝えたり広めたりすることだから。
好きなんだよな。夢が現実になる一歩前の感じ
」と
マスターに言わせているが、自分も
表に出る気満々
とはいえ、似合っていない占いモドキもおさらばしないと
せっかくの先生と呼ばれる
栄誉も遠のきかねない。
今後は6旬「51歳陽子」が、
元気なDNA「」の
半会の
10年運天冲殺で、ひたすら仕事仕事で息つく暇もなし
7旬「61歳草亥」は、ありえない木性成分のDNA「
」の
干合強欲10年運天冲殺で、異性やお金の裏切り
感謝や奉仕が必要なのに、さも当然の稼ぎと思えば大堕落
むろん
家庭崩壊やら、子の叛乱若い男にチョッカイだして失敗
自然界の声に耳を傾けねば、
病魔も避けられず
8旬「71歳木戌」は、DNA「
」の強権発動10年運天冲殺で、
さらに
懲りずに強欲になるのか、反省して多大な財
こぞって
寄付できるようなら救いもあり。

さて、青山の配偶者成分は皆無だが、結婚はしている。
どこで知り合ったかも不明も、そもそも存在しない成分の木性方向だから、
それこそ
無限大で何でもあり。気弱で生活力はさほどないか、
年下である可能性もあり。だからだろう。
わかりやすい
相生年に誕生したとはいえ、
一粒種と思われる
男児(03-0922/山戌)とは共通干なし
とはいえ、年干「雨」と日干「山」が干合すれば、日干は「陽」になるので、
これが月干「宝」と二次干合をおこせば、
日干は「海」に月干は「雨」になるため、もとからある年干「雨」をいれて、
変則干合水性天干一気が成立する。
つまり、
親なり後天的に仕事や勉強に専念すれば、
あるいは
異性に目を奪われ悩みが増大すれば、
自分の次元があがり、それと共に
進み行く方向が変化をきたせば
目上を理詰めで追い込むようになり、厄介な存在
そもそも「山戌」が
家族を思う気持ちがなかなか伝わりづらく
守備本能が異様に強いところに、自身に出生の秘密があったり、
親の結婚が尋常でないことを示し
(
共通干支なしや害毒天冲殺がらみ以上に、不倫略奪など)
血脈は真っ直ぐとはいえない。
さらには月支「酉」VS日支「戌」の
害持ちは、
どことなく体調が上がらぬ病気を内包しやすく、
動きが鈍い」であることからも、
どこにも問題がない場合も
比較的鈍重なのは否めない
それが
愛嬌といえば愛嬌にもなるが、
不満が溜まりやすく陰気になりやすいので、
そこは
親として、あまり干渉せずにいたい
また「調」主導で、「調」×2で
哲学的
繊細少女趣味的であることを踏まえて、
無理に
男性的であることを強要しないのが好ましい

さて、植物には人を助ける効能があり、魔法がある
それは
青山にとっては、感謝や奉仕になるが、
この人の
文章はおっかないほど愛に満ちている
しかし、
裏をかえせばそれが怖い
精霊や宇宙とつながるアロマセラピー愛好家といいながら、
強い意志のもとに、砲丸投げをやっているようなものだから、
それこそ
魔女なみの妖気を発揮されても困るので近づきたくはない(笑)。
また、「
ひとめぼれ」ではなく「ひとこえぼれ」は、土性過多の証拠
やはり、
頭は良いのだが、現実味に欠ける
お熱いので、お気をつけてください」というココアも、
木性がないものだから、瞬間だけで、うっかりしたら一気に冷める
熱いといっても裏付けはないから、信じてその気になって
二階に上がって、気づいたら
梯子はなくなってしまう
それも
悪気がないから困ったものだね☆
青山美智子70-0609
海鉄海
申午戌-1
貫鳳龍玉石(玉主導)
木性(00)火性(48)土性(66)金性(104)水性(44)/総合262
子丑天冲殺/天冲殺(41歳灯丑/51歳陽子/61歳草亥/71歳木戌)
大半会(11歳鉄辰)/主導DNA(21歳畑卯)
三合会局(31歳山寅)/干合支害(61歳草亥)
木性ゼロ(配偶者成分皆無)/土性過多/金性過多
-1歳宝巳/11歳鉄辰/21歳畑卯/31歳山寅/41歳灯丑/51歳陽子/61歳草亥/71歳木戌〜
07(鉄)●BE
第一子男児(恒太郎)03-0922
宝雨灯
戌酉未-6
司調貫調石(調主導)
木性(12)火性(50)土性(55)金性(87)水性(17)/総合221
辰巳天冲殺/天冲殺(46歳陽辰/56歳草卯)/方三位(6歳鉄申)
ターボ運(〜75歳)/大半会(26歳山午)/干合火性天干一気(46歳陽辰)
変則干合水性天干一気/天干一気破格(26歳山午/76歳雨丑)
干合水性天干一気(76歳雨丑)
月支VS日支害/害切れ(46歳陽辰/56歳草卯)
木性脆弱/金性過多/水性脆弱
-6歳鉄申/16歳畑未/26歳山午/36歳灯巳/46歳陽辰/56歳草卯/66歳木寅/76歳雨丑〜
05(山)●BE
top●BE
 
■2018年06月25日(月)山子
本城雅人傍流の記者に逆転あり
本城雅人//傍流の記者○BE
○09年(畑丑)の主導DNA「司」の干合年にノーバィノウズが、
第16回松本清張賞の最終候補作となり、受賞は逃したものの、
同作で小説家デビューした
本城雅人(65-0619/木辰)。
10年(鉄寅)のDNA「車」の天冲殺年には、
同作で第1回
サムライジャパン野球文学賞大賞受賞
デビュー作からスポーツをテーマにした小説を得意としており、
その他競馬や警察に新聞記者の現場等を題材とした作品もあり。
17年(灯酉)の干合木性天干一気年に、
ミッドナイ・ジャーナルで、第38回吉川英治文学新人賞受賞
同作はDNA「禄」の天剋地冲年(18年/山戌)を迎えた
03月30日(宝酉)のDNA「牽」の支合日に、
竹野(71-0102/灯亥)主演で、TV東京系でドラマ化もされた。
ここでは、16年(陽申)から17年(灯酉)にかけて「小説新潮」に連載された
「敗者の行進」「逆転の仮説」「疲弊部隊」「選抜の基準」
「人事の風」「記憶の固執」の六本(六人の男の話)を加筆訂正し、
書き下ろしのプロローグとエピローグを加えた
傍 流 記 者が、04月25日(灯亥)の
月干干合を伴う干合木性天干一気日に上梓されたので解説する。

格好つけるな嘘をつくな強がるな
おまえも本当は、部長になりたいんだろう?
優秀な記者ばかりがそろった黄金世代
舞台はどちらかというと
政権寄り新聞社
社会部130人のうちデスクになれるのは6人だけ。
社会部長になれるのはひとりだけだった。
編集局には600人の部員がいるが、部長が何人いようと、
局長になれるのは一人だけだ。
生き残っているのは得意分野が違う四十歳をこえた五人に、
先を見越して
秘書から人事部長になった男。
部下の転職や妻との関係、
苦悩の種に惑いながら出世レースは佳境を迎えるが、
会社が倒れかねない大スキャンダルの火の粉が男たちを襲う。
組織を守るか、己を守るか、それとも正義をとるか。勝つのは、誰だ
自らの経験と更なる取材で、リアリティを極限までアップデート。
火傷するほど熱い、記者たちの人生を賭けた闘いを見よ!
2021年(宝丑)に彼らの真価が問われた。
ちょっと
格好付けすぎかな〜という側面を見せながらも、
人生に
真面目に挑む、乙な話。

神奈川県出身で、現在は神奈川県川崎市宮前区在住。
明治学院大学経済学部を卒業し(浪人か留年している)
産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局に配属され、
宮崎勤連続幼女誘拐殺人事件を体験。
一年先輩に同い歳の
星野(65-0713/山辰)がいて、
教えを請うたのち、
サンケイスポーツで記者となり、現場の舞台裏を学んだ。
簡単には見えない隠されたものを自分が知りたい
書きたいという欲求を、積み上げて行った本城は、
DNA「
」主導で、真面目一徹
かつては自転車で1時間かけて都内事務所まで通っていたのは、
そこに記者として死ぬ気で向かい合っていた頃を忘れない。
とはいえ、
駆け引きは得手ではなく、早くから出世は考えていない
しかし、真実を報道する、正しいことを伝える。
自分の役割はわきまえている
なので、
生半可ではない記者の世界が克明に描写されている。
「司+車」は、よく働く組織人でありながらも、
猪突猛進
仕事を前にしたら
私的なことは封印できる記者の鑑
「司+禄」は、
現場最優先主義。先を読むより人と人を介して仕事をする。
時には自制心がかけ、
功名に走る。また、金銭物質に対する執着が薄く
大義あればつぎ込むことが可能。
「司+石」は、個人生活は質素も
仲間が大切
才能はこの「」で、協調性和合性の政治力。
作家にならなかったら、
地域に根ざした政治家に向く
「司+龍」は、用心深い出処進退で、業界や会社という何か
枠を設けて、
そのなかでの活動することに長けている。
「木+司+午月」は、あまり執筆熱心になると病むことがあり、
地道に過ごしても、何かがきっかけで
中年以降に信用を失うお試しに遭遇する可能性あり。
「巳」年生まれ「木辰」は、
スケールの大きい人生である。
伴星は「車」で、単独行動。記者としても作家としても
迎合せず
家庭があろうと、執筆のための事務所は必要。
洩星は「司」で、
努力の積み重ね。
導星は「石」で、
共同で終了する。

宿命の特長は、仲夏正午ころの海沿いの林
防風林ともいえるが、下草もかなりあるので、
そこまで使い物になるかどうかは微妙。
とはいえ、張り込みにつかう程度には繁っており、
まるで役にたたぬわけでもない。
そうはいっても、総エネルギー268点中、
木性66点火性64点土性97点と立派だが、その逆に金性22点は、
出世には向かず
水性19点は無から何かをつくりだすのではなく、
新聞記者などの
現場の経験を役立てる
年干支の「草巳」は、堅物の
完璧主義者だが、
色香に迷う素質があるので注意が必要。
月干支の「海午」は、
従軍記者あるいは従軍衛生兵。
戦火の下で休まることはない
そして日干支の「木辰」は、
出しゃばり目立ちたがり
信用できる人で、渋い集中力が魅力。
味方も多いが敵もいる。裏切りには注意したい。
干支番号構成は、42-19-41で西方と南方を結ぶ
極めて広くはない世界で、得意分野に絞った展開が望まれる。

後天運は初旬「4歳宝巳」が、DNA「」の役割意識が濃厚になるものの、
これといった動きはなく、
律儀さが強調されたが、ルールありきのスポーツ。
2旬「14歳鉄辰」は、DNA「
」の刑。
よりサッカーに打ち込んだのだろうか。本質は動き。だからスポーツ。
とはいえ、年干「草」が干合で「宝」になると
干合年干「宝」→月干「海」→日干「木」と相生関係になるため、
学びの姿勢に目覚め、記者への道を歩む。
87年(灯卯)が条件なし天冲殺+害年だったため、
すんなりと社会に出られず、
一年間遅れをとった模様
3旬「24歳畑卯」は、
主導DNA」の10年運天冲殺害で、
自分が何をしたいかに目覚めて、
作家を目指すようになるが、
すぐには結論がだせず、記者の目を通して、あちこちで
修行
胃が痛くなる思いをしながらも、地道に頑張る。
4旬「34歳山寅」は、DNA「
」の感謝に奉仕の10年運天冲殺
自分の願望を満たすために、精一杯立場をフルに活かして、
目立つように励み、様々なものに挑戦するといいつつ、
置き土産のような仕事で会社に尽くす
現在の5旬「44歳灯丑」は、DNA「
調」の独創的な世界観の達成
20年間の10年運天冲殺という修行から明けて解き放たれた弓矢のごとく、
年支「巳」の半会で、世界が拡がり、月干「海」の進み行く方向の変化で、
「海」が「木」になれば、
干合木性天干一気となり、
集中力が増し権威ある受賞は逃したとしても、
作家としての道を認められる
来年(19年/畑亥)の主導DNA「司」の干合年から始まる
6旬「54歳陽子」は、DNA「
」の発信力の大きな変化。
ゆるくひろく、これまでの立場にとらわれることなく、
豊かな気持ちを、人々に伝えるが、
遊びが過ぎれば大火傷もありえる。
7旬「64歳草亥」は、DNA「
」の特別条件付10年運天冲殺
仲間を集めて何か異様なことをすれば、格段に世界が動く。
政治的な動きや何らかの集団のまとめ役。
8旬「74歳木戌」は、DNA「
」の特別条件付10年運天冲殺納音
失う物は何もないとか開き直って、最後の力を振り絞る。

世の中がひっくり返ったかのような大騒ぎになる。
そうした予期せぬスクープをしたい
」とか
今の新聞は社会への影響力が全くなくなった
自分がやらされて嫌だったことは、後輩にも押しつけたくはない

簡単なことだ。人事には従う。それが組織だよ。
ドラフト一位で入った野球選手が全員一流なるわけではない。
組織は一人では戦えない。だから理想をいうなら、
全員がなんらかの役職についていればいいだ
」に
彩られる
本城の言葉ひとつひとつに真剣味があるのは
熟成しつつある「木」の渋さで、全編お見事としか言えぬ構成力と筆致は、
とても、30歳すぎから作家を志したとは思えないほど、
鍛えられているのは、
努力して、己を良質な材木へと製材してきたからか。
まず
記者として本物になってから転じたため、
読者を上手に騙してやろう」なんて二心がないのも魅力のひとつ。

本城が作家を目指したのは
社費でニューヨークに2年間ほど留学。
そこで9.11を経験して、01年(宝巳)に帰国したら、
インターネットが普及して新聞の速報性がなくなってきた。
もうひとつは、96年(陽子)の地下鉄サリン事件の影響から、
駅からごみ箱がなくなったおかげで、
スポーツ新聞が一気に売れなくなってしまった。
特に駅売りは家には持って帰りにくいページもあるので、
買われなくなったんです。
それで、やっぱり次の道を考えなくてはいけないなと思ったんです。

という10年運天冲殺中の胸騒ぎの中。
とはいえ年支「巳」は害のため、簡単にはいかなかった。

僕は46歳でデビューできたんですけれど、
3年間くらい新人賞に応募していた時期があるんですが、
デビューしてすぐに辞めました。
この世界を甘く見ていてすぐ一人前になれると勘違いしていました。
編集者に『辞めた』って言ったら「『えっ』って驚かれました(笑)。

その
潔さというか、自ら追い込む姿が功を奏したのだが、
燃えたのだと理解すればいいだろうが、
早くはないデビューも前述集中力がでた10年間だったから。
ただし、物を書くというキャリアはあっても、
作家としての実績は10年間もない。
64歳以降には、それこそ胸騒ぎのような動きもあるが、
来年(19年/畑亥)の主導DNA干合年から始まる
「54歳陽子」は忌み神で最も気が抜け、「司」主導の
真面目人間が試される時
乗りこえていけるだろうか。自然界は甘くない。
官僚みたいに、夜討ち朝駆けをして、裏で情を通じるなんてマネはできない。
本城は作家としてばかりか人間として試される。
その時は才能であり良き仲間であった
誰かの裏切りに遭うことだけは覚悟してもらいたい。

また、妻や一人息子と足並みが揃うかといえば、
総エネルギー268点中配偶者成分の土性は97点と弱くないが、
その土性が産みだす金性は22点であり、これが息子とすれば、
自身の木性は剋される。
環境は火性(54歳陽子)で、自分も周囲も気が抜けている所に、
金性とは対峙するという
何らかの危機が迫っているはずだ。
なまじ組織におらず、自由人の作家だと脆いが乗りこえれば本物になるはず。
そんな本城は、07月18日(宝亥)のDNA「牽」日の
第159回
直木賞にノミネートされている。
湊か(73-0119/草卯)以外には、充分勝負になるはずなので、
あとはご本人の感謝次第ではないだろうか☆
本城雅人65-0619
海草雨
辰午巳-4
石龍禄司車(司主導)
木性(66)火性(64)土性(97)金性(22)水性(19)/総合268
寅卯天冲殺/天冲殺(24歳畑卯/34歳山寅/64歳草亥/74歳木戌)
変則方三位主導DNA干合支害(24歳畑卯)
干合木性天干一気(44歳灯丑)/納音(74歳木戌)/変則方三位
土性過多/金性脆弱/水性脆弱
-4歳宝巳/14歳鉄辰/24歳畑卯/34歳山寅/44歳灯丑/54歳陽子/64歳草亥/74歳木戌〜
01(木)BE●
top●BE
 
 
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 8 年/ 山 戌
18年01月分 18年02月分 18年03月分 18年04月分 18年05月分 18年06月分
18年07月分 18年08月分 18年09月分 18年10月分 18年11月分 18年12月分
コラム総合目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜)
さ く い ん
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